JPH07140277A - 常温核融合装置 - Google Patents

常温核融合装置

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JPH07140277A
JPH07140277A JP5325772A JP32577293A JPH07140277A JP H07140277 A JPH07140277 A JP H07140277A JP 5325772 A JP5325772 A JP 5325772A JP 32577293 A JP32577293 A JP 32577293A JP H07140277 A JPH07140277 A JP H07140277A
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reactant
fusion device
cold
reaction
nuclear fusion
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Toichi Chikuma
藤一 竹間
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21BFUSION REACTORS
    • G21B3/00Low temperature nuclear fusion reactors, e.g. alleged cold fusion reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応体に吸蔵された後の核融合用物質に対し
て、遮蔽効果や共同現象を向上させることで核融合反応
を促進させることができるとともに、核融合の発生時期
や規模等を制御できる実用性の高い常温核融合装置を提
供する。 【構成】 反応容器の反応体11に吸蔵された核融合用
物質の核融合反応を外部から促進する励起手段を、反応
体の一部に密接して設ける。励起手段として、蓄電器1
2、磁束発生器13、加熱器14、超音波発生器15、
レーザ光照射装置16及び高電圧放電装置17のうちの
一つ又は2以上を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核融合用物質を、反応
容器の反応体に吸蔵させて核融合反応を生じさせる常温
核融合装置に関する。なお、本発明において反応体と
は、重水素等の核融合用物質を吸蔵して核融合反応を生
じさせる物体を総称し、単一の物質(例えば、パラジウ
ム)よりなるものと、複数の物質よりなるもの(例え
ば、セラミック)のいずれも含み、また反応体自体が電
極を構成する場合もあれば、しない場合もあるものとす
る。
【0002】
【従来の技術】電解槽内に重水を入れ、パラジウム箔を
陰極、プラチナ箔を陽極として電気分解を起こしなが
ら、陰極のパラジウムに長時間かけて重水素を吸蔵させ
たところ、常温の核融合反応によると推測される過剰の
熱が得られたとの実験結果が、1989年3月、米国ユ
タ大学の2人の化学者、マーチン・フライシュマンとB
・スタンレー・ポンズから公表された。続いて、米国ブ
リガムヤング大学の物理学者、スティーブン・E・ジョ
ーンズ等の研究グループから、電解槽内に塩類を加えた
重水を入れ、電気分解を起こしながらチタンとパラジウ
ムによる陰極に同様に重水素を吸蔵させたところ、大量
の熱の発生は観測されなかったが、核融合反応の兆候を
示す中性子を検出できたとの発表が行われた。以後、常
温核融合に関して様々の科学的論争を提起し、また種々
の実験報告がされている。その経緯については、F・D
avid・Peat著『Cold Fusion』19
89年米国Contemporary Books I
nc発行(日本語訳『常温核融合』青木薫訳、1990
年5月10日株式会社吉岡書店発行)に詳しい。
【0003】重水素が陰極のパラジウムに吸蔵されて核
融合を起こす理論は次のように解されている。重水(D
2 O)は電解槽で電離してD+ とOD- になる。そし
て、陰イオンのOD- は陽極に引き寄せられて酸素を発
生する。一方、陽イオンのD+ はパラジウムによる陰極
に引き寄せられ、電子1個を与えられて重水素原子Dと
なる。パラジウムは、その結晶構造により、水素及び重
水素を吸収して捕捉する水素吸蔵性質があるため、重水
素原子は次々にパラジウムの結晶内に押し込められる。
このとき、重水素原子の電子は放出されてパラジウムの
電子と共存する。電子を放出された重水素原子核はパラ
ジウム原子の間に入り込んで落ちつく。重水素原子核は
正の電荷をもっているため、互いに反発し合うが、パラ
ジウム内部の負の電荷をもつ電子群は自由に移動できる
ので、正の電荷をもつ重水素原子核の周りに集まる。こ
のように重水素原子核がパラジウム内に押し込められる
に従い、その周りに負の電荷をもつ電子群が集まってい
くと、重水素原子核の正の電荷が遮蔽され(遮蔽効
果)、また原子核や電子の動きが同時進行する共同現象
も加わり、重水素原子核同士の斥力を弱める。その結
果、重水素原子核同士が近づけるようになり、ついには
量子トンネル効果が起こって重水素原子核同士が核融合
する。ここで、負の電荷をもった電子の集合による遮蔽
効果が、核融合を生じさせる重要な要素であるとされて
いる。
【0004】ところが、今までの研究報告や提案された
発明を見ると、反応体である陰極への重水素の吸蔵効率
の向上に向けられたものが大部分で、吸蔵後の遮蔽効果
の向上はほとんど意図されていない。
【0005】遮蔽効果の向上を直接意図しているもので
はないが、陰極中における核融合反応を促進する方法の
一つとして、特開平4−136786号公報に開示され
た方法がある。これは、パラジウムによる陰極に、その
弾性限界を越えない程度の機械的な外力を加えること
で、微細のクラックを誘発させ、そのクラックに現れる
強い静電場により核融合反応の発生頻度を高める、とい
うものである。しかし、これでは、微細なクラックが何
時生ずるか、またその大きさや数はどの程度になるか全
く予想できないので、核融合反応の発生の時期及び規模
を全く制御できない。従って、実用的でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、反応
体に吸蔵された後の核融合用物質に対して、遮蔽効果や
共同現象を向上させることで核融合反応を促進させるこ
とができるとともに、核融合の発生時期や規模等を制御
できる産業価値の高い常温核融合装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による常温核融合装置は、反応体に吸蔵
された核融合用物質(例えば重水素原子)の核融合反応
を外部から促進する励起手段を、反応体の一部に密接し
て設けたものである。この励起手段としては、蓄電器、
磁束発生器、加熱器、超音波発生器、レーザ光照射装
置、高電圧放電装置の一つ又は2以上のものを使用する
ことができる。
【0008】励起手段を設けるに当たっては、反応体の
一部を反応容器の外部へ出し、励起手段を反応容器の外
部で反応体の一部に密接させてもよく、また反応容器を
一対設け、それらの反応体を両反応容器の外部で連結
し、その連結部分に励起手段を密接させてもよい。
【0009】反応体に吸蔵された核融合用物質が反応体
外へ逸出してしまわないように、封じ込め手段で封じ込
めるのがよい。封じ込め手段としては、磁気コイルを反
応体の周囲に設けてもよく、また反応体が陰極である場
合には、陽極を陰極の周囲にコイル状に設けて、この陽
極をもって封じ込め手段としてもよい。また、反応体に
熱が生じた場合、その熱を外部へ取り出せるように反応
体の周囲に熱交換手段を設けるとよい。この熱交換手段
に熱電変換器を設ければ、核融合が生じた熱を電気エネ
ルギーに変換して取り出すことができる。更に、反応容
器が電解槽の場合には、陰極側に生じた重水素ガス又は
軽水素ガスを外部へ放出させないために、陽極側に生じ
た酸素ガスと還元反応させる還元反応手段を電解槽に設
けるとよい。
【0010】反応体として、材質が異なる複数の吸蔵物
質線材又は板材を合わせたものを使用すれば、反応体に
応力が生じたとき、その複数の吸蔵物質線材又は板材相
互における応力の違いにより、クラックを誘発させるこ
とができる。
【0011】核融合用物質としては、重水又は重水素ガ
スに限らず、水と重水とを混合したもの、又は軽水素ガ
スと重水素ガスとを混合したものでもよい。
【0012】
【作用】蓄電器、磁束発生器、加熱器、超音波発生器、
レーザ光照射装置、高電圧放電装置の一つ又は2以上に
よる励起手段は、反応体に吸蔵された例えば重水素原子
核の核融合を促進する環境を、反応体の外部から与え
る。すなわち、蓄電器によると、負の電荷をもった電子
が反応体の外部からも与えられて重水素原子核の周りに
集まる電子群の量がそれだけ増え、重水素原子核の正の
電荷を遮蔽する遮蔽効果が向上して核融合反応の発生効
率が高まるものと予想される。また、磁束発生器による
と、その磁力により電子群が集められて遮蔽効果が向上
する。更に、加熱器によるとその熱により、また超音波
発生器によるとそれによる電磁的振動により、重水素原
子核及び電子の運動が活発になって共同現象が助長さ
れ、核融合反応の発生効率が高まるものと予想される。
レーザ光照射装置によると、レーザ光が反応体に照射さ
れてその光電効果により電子が放出され、電子の動きが
活発になって遮蔽効果が高まり、更にレーザ光のエネル
ギーによっても核融合反応が促進される。高電圧放電装
置によると、放電により反応体内部に異常電流が流れて
電子の運動が活発になり、またそれに加えて放電による
衝撃により微小クラック等を誘発することも考えられ
る。これら蓄電器、磁束発生器、加熱器、超音波発生
器、レーザ発生装置、高電圧放電装置の2以上のものを
併用すると、相乗効果を期待できる。核融合反応の時期
や規模等は、励起手段の出力や大きさ等を調整すること
により制御可能である。
【0013】反応体を例えばパラジウム、核融合用物質
を重水素とした場合、重水素原子はパラジウムの金属格
子内に吸蔵されるが、その格子の大きさは重水素原子の
大きさに比べて格段に大きいため、金属格子への吸蔵が
次々と一方的に行われなくなると、一旦吸蔵された重水
素原子が金属格子外へ逸出してしまう恐れがある。この
ような場合には、吸蔵された核融合物質を例えば磁気的
な方法で反応体内に封じ込める。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明による常温核融合装置において使
用する励起ユニット10の一例を示す。この励起ユニッ
ト10は、後述する反応容器の電極11に対してその一
部を取り囲むように配設されている。電極11は、パラ
ジウムやチタン等の水素及び重水素を吸蔵する性質を有
する金属、又は同様の性質を持つような組成としたセラ
ミックで作られている。励起ユニット10は、蓄電器1
2と磁束発生器13と加熱器14と超音波発生器15と
レーザ光照射装置16と高電圧放電装置17とを、それ
ぞれ少なくとも1個ずつ電極11の交換可能な中間部分
11aに密接させて熱交換セル18に支持し、またこの
熱交換セル18の外周部に熱電変換器19を設けたもの
である。電極11は熱交換セル18の中央部を貫通して
いる。
【0015】蓄電器12は、電極11をもって負極とす
る一方、正極12aを熱交換セル18の外側へ引き出し
て、熱交換セル18の外部から電荷を供給できるように
なっている。磁束発生器13、加熱器14、超音波発生
器15及び高電圧放電装置17も、図示していないが、
その電源端子を熱交換セル18の外側へ引き出して、熱
交換セル18の外部から給電できるようになっている。
超音波発生器15は、電極11の一部にその軸線と直角
な方向に電磁的振動を生じさせる磁気歪み振動子20
と、その振動による誘導電流を電極11に流すためにこ
の電極11に対して電気的に並列接続されたコンデンサ
21とを有する。レーザ光照射装置16は、熱交換セル
18の外部に設けられた高出力のレーザ発生器22から
のレーザ光を、光ファイバ23を通じて電極11の一部
に照射する。この場合、レーザ光を短い時間間隔のパル
ス光として電極11に照射すれば、光電効果により電子
を放出させてその動きを活発にできるばかりでなく、電
極11の原子も振動させることができ、またレーザ光の
出力エネルギーを極力高めることにより、爆縮による核
融合反応も期待でき、更に紫外線レーザ光を照射すれ
ば、電極11の分子を破壊してクラックを誘発できる。
高電圧放電装置17は、高電圧を印加される放電電極1
7aと、これと対向する電極11側の放電電極17b間
で火花放電を生じさせる。
【0016】熱交換セル18は、熱伝導率が高く、かつ
蓄電器12、磁束発生器13、加熱器14、超音波発生
器15、高電圧放電装置17及び光ファイバ23を機械
的に保護できる強度をもった材質、例えば銅で作られて
いる。この熱交換セル18は、その内部に水等の熱媒体
を還流させることができる中空構造になっており、この
熱交換セル18の入口18aから水等の熱媒体を流入し
て出口18bから排出することにより、核融合により生
じた熱を外部に取り出すことができる。熱電変換器19
は、例えば熱電対で構成され、熱を電気エネルギーに変
換して外部に取り出すことができる。
【0017】電極11の周囲には、その中間部分11a
の両側において一対の磁気コイル24が配置されてい
る。これら磁気コイル24に電流を流すと、電極11の
周囲に、その長さ方向に磁束が流れる磁界が形成される
ので、電極11内に吸蔵された重水素原子等の核融合用
物質は電極11に封じ込められる。なお、磁気コイル2
4に代えて永久磁石を用いてもよい。
【0018】図2は、このような構造の励起ユニット1
0を備えた常温核融合装置の第1例を示す。この例で
は、反応容器として重水25を入れた一つの電解槽26
が使用され、励起ユニット10はこの電解槽26の外部
に設置されている。上記電極11は、その先端部11b
のみを電解槽26内に位置させて陰極として用いられ
る。そして、この陰極とプラチナ等の金属による陽極2
7とに直流電圧又はパルス電圧を印加することにより、
重水25を電気分解できるようになっている。
【0019】図2に示した常温核融合装置の場合、陰極
11と陽極27とに直流電圧又はパルス電圧を印加する
と、重水素原子が電極11の先端部11bからこの電極
11内に吸蔵される。そして、この吸蔵された重水素原
子は、電解槽21の外部において、図1に示した蓄電器
12、磁束発生器13、加熱器14、超音波発生器1
5、レーザ光照射装置16及び高電圧放電装置17によ
りそれぞれ次のような作用を受ける。
【0020】蓄電器12は、電極11の一部を負極とし
ているので、蓄電器12から電極11に負の電荷をもっ
た電子が与えられ、電極11内の電子の量は、電極11
自体が本来有する電子に蓄電器12からの電子を加えた
ものとなり、電子量の増加により重水素原子核に対する
遮蔽効果が高まる。磁束発生器13は、その磁力により
電極11の中間部分11aに電子群を集中させてその密
度を高め、重水素原子核に対する遮蔽効果を助長する。
加熱器14は、電極11の中間部分11aを加熱して重
水素原子核及び電子の運動を活発にする。超音波発生器
15は、電極11の中間部分11aを電磁的に振動させ
て重水素原子核及び電子の運動を活発にするとともに、
電極11とコンデンサ21とによる二次誘導電流は電極
11の軸線方向に交互に流れるため、電極11内の電子
の動きが一層躍動的になる。レーザ光照射装置16は、
レーザ光を電極11の中間部分11aに照射してその光
電効果により電子を放出させ、電子の動きを活発にして
遮蔽効果を高め、更にレーザ光のエネルギーによっても
核融合反応の発生を促進する。高電圧放電装置17は、
高電圧放電により電極11の中間部分11aの内部に異
常電流を流して電子の運動を活発にし、更に放電による
衝撃により微小クラック等を誘発する。そして、このよ
うな作用が同時にかつ相乗的に起こることにより、量子
トンネル効果が生ずる確率が高まり、重水素原子核の核
融合反応が促進される。電極11の中間部分11aは交
換可能であるため、この中間部分11が核融合により破
壊されたり変形した場合には、この中間部分11aのみ
交換することで本常温核融合装置を経済的に使用でき
る。
【0021】図3は常温核融合装置の第2例を示す。こ
の例では、重水25を入れた2つの電解槽26・26が
使用され、励起ユニット10は、これら電解槽26・2
6の外部でその間に設置されている。電極11は、その
両端部11b・11bのみを両側の電解槽26・26内
にそれぞれ位置させて両電解槽の共通の陰極として用い
られる。各電解槽26内には陽極27が配置されてい
る。
【0022】この第2例の常温核融合装置の場合、図3
において、左側の電解槽26の陽極27と右側の電解槽
26内に位置している電極11の右端部11bとの間、
及び右側の電解槽26の陽極27と左側の電解槽26内
に位置している電極11の左端部11bとの間に、直流
電圧又はパルス電圧を印加すると、2つ電解槽26・2
6内において電極11の両端部11b・11bから重水
素原子が吸蔵される。その両側から吸蔵されて電子を放
出した重水素原子核は、励起ユニット10により電極1
1の中間部分11aに寄せ集められ、蓄電器12、磁束
発生器13、加熱器14、超音波発生器15、レーザ光
照射装置16及び高電圧放電装置17により上記のよう
な作用を受ける。第2例は、電極11の両側から重水素
原子を吸蔵させて電極11の中間部分11aに重水素原
子核を集めるので、核融合反応効率が第1例よりも高
い。
【0023】図4は常温核融合装置の第3例を示す。こ
の例では、励起ユニット10を、電極11と共に電解槽
26内に配置し、電極11の下部11b及び封じ込め手
段である磁気コイル24の一部を重水25中に浸漬させ
ている。また、電気分解により生じたガスが電解槽26
の外部へそのまま放出しないように、電解槽26の上部
を閉じた構造としてこの上部に着火器28又は還元剤2
9を設け、電極(陰極)11側に生じた重水素ガスと陽
極27側に生じた酸素ガスとを、着火器28又は還元剤
29により還元反応させるようにしている。この場合、
還元反応後の余った酸素ガスのみを外部へ排出するた
め、電解槽26の天井部に、ガス抜き調整弁30を有す
る通気口31を設け、また陰極11側のガスと陽極27
側のガスとを分けて電解槽26内の上部に誘導するた
め、電解槽26内に隔壁32を設けておくと良い。
【0024】図5は常温核融合装置の第4例を示す。こ
の例では、励起ユニット10を電解槽26の外部に配置
し、励起ユニット10の両側から電極11を延長させて
その両端部11b・11bを電解槽26内に突入させ、
電極11の両端部11b・11bから重水素原子を吸蔵
させるようにしたことが図4の第3例と異なる。
【0025】図6は常温核融合装置の第5例を示す。こ
の例では、重水に代えて重水素ガスを用いるため、反応
容器としてガスを密封する密封セル33が使用され、励
起ユニット10は、この密封セル33の外部に配置さ
れ、電極11は、励起ユニット10の両側から延長させ
てその両端部11b・11bを密封セル33内に位置さ
せてある。密封セル33内にはピストン34が設けら
れ、またこの密封セル33には、図示しないガスボンベ
及び真空ポンプを接続できるようになっている。
【0026】この第5例の常温核融合装置で核融合反応
を生じさせるには、密封セル27内を真空ポンプによっ
て真空状態にした後、ガスボンベから重水素ガスを密封
セル27中に注入し、この重水素ガスをピストン28で
一定の加圧状態とする。そして、電極11の中間部分1
1aが陰極、電極11の両端部11b・11bが陽極と
なるように、この電極11に電圧を印加することによ
り、電極11の両端部11b・11bから重水素原子を
吸蔵させ、励起ユニット10で電極11の中間部分11
aに重水素原子核を集めるようにして核融合反応を促進
させる。
【0027】なお、上記の実施例では、励起ユニット1
0は、蓄電器12、磁束発生器13、加熱器14、超音
波発生器15、レーザ光照射装置16及び高電圧放電装
置17の全てを備えたものを示したが、これらの全てを
備える必要はなく、その一つ又は2以上を選択して使用
しても良い。但し、その場合には、核融合反応を促進さ
せる効果の高いものを優先させるのが良い。
【0028】また、励起ユニットは図7に示すような構
造にしてもよい。この励起ユニット10Aは、図1に示
した熱交換セル18に代えて、水等の熱媒体を還流させ
ることができる熱交換パイプ18Aを用い、この熱交換
パイプ18Aの一部を電極11に沿って配置するととも
に、磁気コイル24を、これら電極11と熱交換パイプ
18Aの一部とを合わせたそれらの外周に配置したもの
である。
【0029】電極11に吸蔵された核融合用物質が電極
11から逸出するのを防止する封じ込め手段としては、
図8に示すように、電極11を陰極とした場合、陽極2
7を陰極11の周囲にコイル状に設けて、この陽極27
をもって封じ込め手段としてもよい。この場合、陽極2
7の螺旋は軸線方向に密にするのが好ましい。また、電
極11をコイル状とすれば、それ自体を封じ込め手段と
することも可能である。
【0030】更に、核融合用物質を吸蔵する反応体とし
て、図9に示すように、材質が異なる複数の吸蔵物質線
材又は板材35を撚り合わせ又は重ね合わせたものを使
用すれば、反応体に応力が生じたとき、その複数の吸蔵
物質線材又は板材35相互における応力の違いにより、
クラックを誘発させることができる。クラックの発生を
高めるために、反応体に対してその弾性限界以内の外力
を連続的又は断続的に加える加圧手段を別に設けてもよ
い。
【0031】また、核融合用物質として水と重水とを混
合したもの、又は軽水素ガスと重水素ガスとを混合した
ものを使用すれば、中性子を発生させない図10に示す
ようなモデルの核融合反応も可能になると考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明による効果は次のとおりである。 <請求項1ないし4による効果>反応体に吸蔵された後
の核融合用物質に対して、遮蔽効果や共同現象を向上さ
せて核融合反応を促進させることができるとともに、核
融合の発生時期や規模等を、励起手段の出力や大きさ等
を調整することにより制御できる。 <請求項5による効果>反応体の一部を交換可能とし、
その交換可能部分に励起手段を密接させたので、この中
間部分が核融合により破壊されたり変形した場合には、
この中間部分のみ交換することで本常温核融合装置を経
済的に使用できる。 <請求項6ないし8>反応体に吸蔵された核融合用物質
を反応体内に封じ込めて反応体外へ逸出を防止できる。 <請求項9による効果>核融合反応で生じた熱を熱交換
手段により外部に取り出すことができる。 <請求項10による効果>核融合反応で生じた熱を熱電
変換器により電気エネルギーに変換できる。
【0033】<請求項11による効果>電気分解により
生じたガスを、還元反応させて電解槽外への放出を防止
できる。 <請求項12による効果>反応体として、材質が異なる
複数の吸蔵物質線材又は板材を合わせたものを使用する
ことにより、反応体に応力が生じたとき、その複数の吸
蔵物質線材又は板材相互における応力の違いにより、ク
ラックを誘発させて核融合反応の発生効率を高めること
ができる。 <請求項13及び14による効果>核融合用物質として
水と重水とを混合したもの、又は軽水素ガスと重水素ガ
スとを混合したものを使用することにより、中性子を発
生させない核融合反応も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による常温核融合装置に使用される励起
ユニットの一例の概要構成図である。
【図2】同励起ユニットを一つの電解槽の外部に設置し
た常温核融合装置の概要構成図である。
【図3】同励起ユニットを2つの電解槽間の外部に設置
した常温核融合装置の概要構成図である。
【図4】励起ユニットを一つの密閉型電解槽の内部に設
置した常温核融合装置の概要構成図である。
【図5】励起ユニットを一つの密閉型電解槽の外部に設
置した常温核融合装置の概要構成図である。
【図6】反応容器としてガスを密封する密封セルを使用
し、この密封セルの外部に励起ユニットを設置した常温
核融合装置の概要構成図である。
【図7】励起ユニットの変形例の概要構成図である。
【図8】陽極をもって封じ込め手段とした例の電極部の
構成図である。
【図9】材質が異なる複数の吸蔵物質線材又は板材を撚
り合わせ又は重ね合わせた反応体の断面図である。
【図10】核融合用物質として水と重水とを混合したも
の、又は軽水素ガスと重水素ガスとを混合したものを使
用した場合の核融合反応のモデル図である。
【符号の説明】
10 励起ユニット 11 電極 12 蓄電器 13 磁束発生器 14 加熱器 15 超音波発生器 16 レーザ照射装置 17 高電圧放電装置 18 熱交換セル 19 熱電変換器 20 振動子 21 コンデンサ 22 レーザ発生器 23 光ファイバ 24 磁気コイル 25 重水 26 電解槽 27 陽極 28 着火器 29 還元剤 30 ガス抜き調整弁 31 通気口 32 隔壁 33 密封セル 34 ピストン 35 吸蔵物質線材又は板材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】核融合用物質を、反応容器の反応体に吸蔵
    させて核融合反応を生じさせる常温核融合装置におい
    て、前記反応体に吸蔵された核融合用物質の核融合反応
    を外部から促進する励起手段を、反応体の一部に密接し
    て設けたことを特徴とする常温核融合装置。
  2. 【請求項2】前記励起手段が、蓄電器、磁束発生器、加
    熱器、超音波発生器、レーザ光照射装置、高電圧放電装
    置のうちの一つ又は2以上である請求項1に記載の常温
    核融合装置。
  3. 【請求項3】前記反応体の一部を前記反応容器の外部へ
    出し、前記励起手段を反応容器の外部で反応体の一部に
    密接させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の常
    温核融合装置。
  4. 【請求項4】前記反応容器を一対設け、それらの反応体
    を両反応容器の外部で連結し、その連結部分に前記励起
    手段を密接させたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の常温核融合装置。
  5. 【請求項5】前記反応体の一部を交換可能とし、その交
    換可能部分に前記励起手段を密接させたことを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の常温核融合装
    置。
  6. 【請求項6】前記反応体に吸蔵された核融合用物質が反
    応体外へ逸出するのを防止する封じ込め手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の常
    温核融合装置。
  7. 【請求項7】前記封じ込め手段が磁気コイルである請求
    項6に記載の常温核融合装置。
  8. 【請求項8】前記反応体が陰極で、前記封じ込め手段が
    陰極の周囲にコイル状に設けた陽極である請求項6に記
    載の常温核融合装置。
  9. 【請求項9】前記反応体の周囲に熱交換手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の常
    温核融合装置。
  10. 【請求項10】前記熱交換手段に熱電変換器を設けたこ
    とを特徴とする請求項9に記載の常温核融合装置。
  11. 【請求項11】前記反応容器を前記反応体を陰極とする
    電解槽とし、この電解槽に、その陽極側に生じたガスと
    陰極側に生じたガスとを還元反応させる還元反応手段を
    備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
    に記載の常温核融合装置。
  12. 【請求項12】前記反応体が、材質が異なる複数の吸蔵
    物質線材又は板材を合わせたものである請求項1に記載
    の常温核融合装置。
  13. 【請求項13】前記核融合用物質が水と重水とを混合し
    たものである請求項1に記載の常温核融合装置。
  14. 【請求項14】前記核融合物質が軽水素ガスと重水素ガ
    スとを混合したものである請求項1に記載の常温核融合
    装置。
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