JPH07139983A - 発熱抵抗体式流量計 - Google Patents

発熱抵抗体式流量計

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JPH07139983A
JPH07139983A JP5285200A JP28520093A JPH07139983A JP H07139983 A JPH07139983 A JP H07139983A JP 5285200 A JP5285200 A JP 5285200A JP 28520093 A JP28520093 A JP 28520093A JP H07139983 A JPH07139983 A JP H07139983A
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JP
Japan
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resistor
current
heating resistor
voltage
air temperature
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Application number
JP5285200A
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English (en)
Inventor
Masuo Akamatsu
培雄 赤松
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気温度検出抵抗体を経由して電子回路に侵
入するノイズ信号を除去することができるようにした発
熱抵抗体式流量計の対ノイズ性を向上させる。 【構成】 空気温度検出抵抗体2に電流を供給する手段
を、発熱抵抗体1の加熱制御電流を検出する電流検出抵
抗3の電圧を入力とするボルテージホロワ回路により構
成する。ボルテージホロワ回路の出力トランジスタ6の
出力する電流を出力トランジスタ6の電流供給側端子か
ら空気温度検出抵抗体2及び空気温度特性調整抵抗4に
通電し、空気温度検出抵抗体2のもう一方の端子を発熱
抵抗体1に加熱制御電流を供給するパワートランジスタ
9に接続する。発熱抵抗体1の電圧を分圧して得る電圧
と空気温度検出抵抗体2及び空気温度特性調整抵抗4の
和の電圧とを等しくするようにもう一つの演算増幅器8
を用いてパワートランジスタ9を制御することにより発
熱抵抗体の定温度制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流量を計測する
ための発熱抵抗体式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】流体、例えば空気の流量を計測するため
の発熱抵抗体式流量計として、自動車用内燃機関におけ
る発熱抵抗体式流量計がある。流路中たとえば、自動車
の吸気管中に発熱抵抗体を置き、この抵抗体の発生熱量
と流速の関係から流速を電気的に計測する技術は例えば
米国特許3747577号により既に公知であり、今日
広く一般に使用されている。図7にその一般的な原理構
成図を示す。図において71は直流電源であり、トラン
ジスタ72のコレクタおよびエミッタ、抵抗体(発熱抵
抗体)73、抵抗(電流検出抵抗)74を通り電流を供
給する。抵抗(空気温度特性調整抵抗)75、空気温度
検出抵抗体76および抵抗体77の直列回路は、トラン
ジスタ72のエミッタと直流電源71の陰極の間に接続
される。抵抗体73と74、および抵抗体76と77の
接続点はそれぞれ増幅器78の正相、逆相入力となり、
増幅器78の出力はトランジスタ72のベースと接続さ
れる。抵抗体73,76は空気中に置かれる。抵抗体7
3〜77の抵抗値をそれぞれR73〜R77であらわす。図
7においては、抵抗76の抵抗値は抵抗73の抵抗値よ
り大きく設定されている。これは、抵抗76は空気温度を
測定することを目的とするため、電流値が大きいと自己
加熱により空気温度よりも高くなり、測定誤差が生じる
ためである。また、大きく設定しておくと、空気温度が
一定のときに、抵抗73を一定温度に保持するために、
抵抗73に流す電流を制御する際に、回路からわかるよ
うに抵抗76を流れる電流の変化を小さくすることがで
きるからである。このブリッジ回路の平衡条件は、 R73・R77=R74・(R75+R76) である。ところで流体中の発熱体の発熱量と流速との関
係は、 Q=I2R73=(C1+C2√u)・ΔT C1,C2:流体の温度T3で決まる定数 u:流速 I:R73に流れる電流 ΔT:T3−T6 T3:抵抗体R73の温度 T6:抵抗体R76の温度(空気温度に相当する) であることが広く知られている。すなわち発生熱量は、
発熱体と周囲との温度差ΔTが一定状態にあるとき、流
速の平方根の1次関数となる。従って、空気温度が一定
のときは、抵抗R76は一定であるため(自己加熱が無視
できるため)、上記のブリッジ回路の平衡条件が成立す
ることより、抵抗R73も一定に制御され、上記の温度差
ΔTが一定状態になる。この時、上式より、電流Iと流
速uは、1対1に対応するため、電流Iを測定すれば、
流速、すなわち流量が求まる。このように発熱抵抗体は
一定温度すなわち、一定抵抗値に制御されることが必要
である。なお、実際の計測においては、空気温度T6が
変化するため、T6が変化しても、同じ流量のときは同
じ電流値が得られるように回路が構成されなければなら
ない。そのための技術として、抵抗75の値を適当に選
んで、計測したい空気温度範囲において、同じ流量のと
きは同じ電流値が得られるようにする技術が特開昭55
−50121号公報に開示されている。図7の技術を改
良した従来の技術として、図8に示す特公昭61−16
026号公報に記載のものがある。これは、空気温度検
出抵抗体76の抵抗値が発熱抵抗体73の抵抗値に比べ
てあまり差のないものを使いたいという要請がある場合
に、演算増幅器82を用いて空気温度検出抵抗体76の
電圧を増幅するように定温度制御回路を構成することに
より上記要請を満たそうとしたものである。ここでは、
演算増幅器82により増幅された出力電圧と発熱抵抗体
73の電圧とを比較して定温度制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図8の従来技術
は、空気温度検出抵抗体76が演算増幅器82の帰還回
路を構成する。そのため、空気通路に設置された空気温
度検出抵抗体76を経由して電子回路に侵入するノイズ
信号を除去するためのフィルタ回路やコンデンサ等を空
気温度検出抵抗体76に接続すると、例えば、83,8
4のポイントにノイズをバイパスするためのコンデンサ
を接続すると、演算増幅器76の位相余裕度を悪化さ
せ、発振しやすくなるという問題が有った。本発明の目
的は、空気温度検出抵抗体の抵抗値が発熱抵抗体の抵抗
値に比べて十分大きくない場合においても流量の測定が
適正にでき、且つ空気温度検出抵抗体を経由して電子回
路に侵入するノイズ信号に対し対策を施しやすい発熱抵
抗体式流量計を提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決する為
に、流体の流路中に設置された発熱抵抗体と、上記発熱
抵抗体の温度を流体温度により決まる温度に制御する定
温度制御回路とを備え、上記定温度制御回路は、流体の
流路中に設置される流体温度検出抵抗体と、上記流体温
度検出抵抗体に直列に接続され、流体の温度が変化した
としても同一の流量に対して同一の流量信号を出力する
ための流体温度特性調整抵抗と、上記発熱抵抗体を上記
決められた温度に制御するように上記発熱抵抗体に電流
を供給する第1の電流供給手段とを有する発熱抵抗体式
流量計であって、上記発熱抵抗体に流れる第1の電流を
検出する第1の検出手段と、上記流体温度検出抵抗体に
流れる第2の電流を検出する第2の検出手段と、上記流
体温度特性調整抵抗体と上記第2の検出手段との間に設
けられ、上記第1の電流と第2の電流に基づいて、上記
流体温度検出抵抗体に、上記発熱抵抗体に流れる第1の
電流に比例する様に、上記第2の電流を供給する第2の
電流供給手段と、上記発熱抵抗体の両端の電圧に比例し
た検知電圧を出力する電圧出力手段と、上記検知電圧
と、上記流体温度検出抵抗体及び上記流体温度特性調整
抵抗を合わせたものの両端の電圧とを等しくする手段と
を有し、上記発熱抵抗体の定温度制御を行うこととした
ものである。
【0005】
【作用】空気温度検出抵抗体を発熱抵抗体の定温度制御
回路に用いる事により、温度依存抵抗素子である発熱抵
抗体の温度を測定空気温度に対して適切な値に制御す
る。そのために発熱抵抗体の抵抗値が空気温度検出抵抗
体と空気温度特性調整抵抗の抵抗値の和に比例するよう
に定温度制御回路を構成する。このために、発熱抵抗体
の加熱電流に比例する電流を空気温度検出抵抗体及び空
気温度特性調整抵抗に通電する。その手段として、発熱
抵抗体に流れる電流を検出する第1の検出手段の出力を
入力とする第2の電流供給手段の出力部の電流供給側の
電流を空気温度検出抵抗体及び空気温度特性調整抵抗に
通電する。さらに、発熱抵抗体の電圧に比例した電圧と
空気温度検出抵抗体及び空気温度特性調整抵抗の和の電
圧とを等しくする制御を行って、発熱抵抗体の定温度制
御を行う。この様に構成することにより、空気温度検出
抵抗体は、演算回路の帰還回路を構成しなくなるので、
空気温度検出抵抗体にフィルタ回路等を付加することが
できる。この結果、空気温度検出抵抗体から電子回路に
侵入するノイズ信号を除去することができるので発熱抵
抗体式流量計の対ノイズ性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。定温度型発熱抵抗体式空気流量計は空気通路中に
設置された発熱抵抗体1と発熱抵抗体1に直列に接続し
た電流検出抵抗3と定温度制御回路10と出力特性調整回
路20より成り、温度依存抵抗である発熱抵抗体1を一定
の抵抗値即ち一定の温度となる様に定温度制御回路10に
より電流を供給し、その制御に要した電流を電流検出抵
抗3により検出し空気流量信号VQとする。空気温度検
出抵抗体2は空気通路中に設置され定温度制御回路10の
一部を構成して空気温度の変化に伴いその抵抗値が変化
し定温度制御回路10の制御目標温度を変化させ、空気温
度変化による空気流量信号VQの変化を補正する。VB
バッテリー電圧、VREFは基準電圧である。抵抗41,
42,43,44,45,46は定温度制御回路10の
入力オフセット電圧を調整し流量計の応答性を設定す
る。出力特性調整回路20は、空気流量信号VQをゼロ・
スパン調整して所望の流量計出力VOUTを得るためのも
のである。ゼロ・スパン調整とは、空気流量信号V
Qは、そのままでは、流量が0のときに、0でない出力
を出す、すなわち、バイアス分を有するために、バイア
ス分をカットして増幅し、信号を調整することをいう。
定温度制御回路10は、空気温度検出抵抗体2に演算増幅
器5、トランジスタ6及び抵抗7を用いて空気流量信号
Qに比例した電流を供給する。さらに、抵抗11、12に
よって発熱抵抗体1の電圧を分圧して得る電圧と、空気
温度検出抵抗体2及び空気温度特性調整抵抗4の電圧の
和とを等しくするように、もう一つの演算増幅器8を用
いて、発熱抵抗体1に加熱電流を供給するパワートラン
ジスタ9を制御する。こうして発熱抵抗体1の定温度制
御を行う。演算増幅器5はトランジスタ6と共にボルテ
ージホロワ回路を構成し抵抗7の電圧を電流検出抵抗の
電圧VQに等しくする様に働く。このとき抵抗7の電流
はトランジスタ6のエミッタ電流であり、発熱抵抗体1
の加熱電流IHに比例するこのため、トランジスタ6の
電流増幅率hFEが充分高いとするとトランジスタのエミ
ッタ電流とコレクタ電流は等しいと見なせる。従って、
トランジスタ6のコレクタとパワートランジスタ9のエ
ミッタの間に接続された空気温度検出抵抗体2及び空気
温度特性調整抵抗4に流れる電流ICWは発熱抵抗体1の
加熱電流IHに比例するので次式で表される。 ICW=(R3/R7)×IH (1) 演算増幅器8は発熱抵抗体1の電圧を抵抗11,12に
よって分圧した電圧と空気温度検出抵抗体2及び空気温
度特性調整抵抗4の電圧を等しくするように働くので次
式が成立する。 RH×IH×R11/(R11+R12)=ICW×(R4+RC) (2) よって発熱抵抗体1の抵抗値RHは空気温度検出抵抗体
2の抵抗値RCと各抵抗nの抵抗値Rnを用いて次式で
表される値に定温度制御される。 RH=(R3/R7)×(1+R12/R11)×(RC+R4) (3) 上式が成立するように発熱抵抗体1を加熱制御するのに
要した電流IHを電流検出抵抗3により検出した電圧が
空気流量信号VQであるので、 VQ=IH×R3 (4) となる。図1の回路構成において発熱抵抗体1と空気温
度検出抵抗体2は空気通路内に設置されているため電磁
ノイズ等の侵入経路となり易くバイパスコンデンサ等の
フィルタ回路を用いて演算増幅器へのノイズ信号の侵入
を防止する必要がある。発熱抵抗体1より演算増幅器5
に侵入するノイズ信号は抵抗41,42およびコンデン
サ16、17により除去し、発熱抵抗体1と空気温度検出抵
抗体2より演算増幅器8に侵入するノイズ信号は抵抗4
7,48およびコンデンサ13、14、15により除去する。
本実施例では、空気温度検出抵抗体2が演算増幅器5の
帰還回路を構成しないので空気温度検出抵抗体2より侵
入するノイズ信号を除去する為にコンデンサ13を接続
しても演算増幅器5の位相余裕度を悪化させることがな
い。本発明の別の一実施例を図2を用いて説明する。図
2は図1の実施例を基に、空気温度検出抵抗体2に電流
を供給するトランジスタに電界効果トランジスタ26を用
いたものである。図2の実施例では、電界効果トランジ
スタ26のゲート電流は無視できるのでドレイン電流とソ
ース電流は等しくなり空気温度検出抵抗体2及び空気温
度特性調整抵抗4に供給する電流をより高精度に保つ効
果がある。本発明の別の一実施例を図3を用いて説明す
る。図3は図1の実施例を基に、空気温度検出抵抗体2
に電流を供給するトランジスタ6のコレクタ・エミッタ
間に抵抗27を付加しトランジスタ6のコレクタ電流を軽
減させ更にトランジスタ6のコレクタに抵抗28を直列に
設けてイグニッションサージ等による過電流からトラン
ジスタ6を保護する効果を持たせたものである。本発明
の別の一実施例を図4を用いて説明する。図4は図3の
実施例を基に、空気温度検出抵抗体2に電流を供給する
トランジスタ31をダーリントン構成にせずトランジス
タ31のベース電流による電流変換誤差をトランジスタ
33,34,35,36を用いて補正する様にしたもの
である。これにより発熱抵抗体1の設定温度をより精度
よく保つと同時にトランジスタ31のコレクタ・エミッ
タ間飽和電圧を図3の実施例より小さくできるのでより
広い動作電圧範囲を確保することができる様にしたもの
である。本発明の別の一実施例を図5を用いて説明す
る。図5は図4の実施例を基に、トランジスタ31のベ
ース電流を補正するトランジスタ36のコレクタをトラ
ンジスタ31のコレクタに接続することによりトランジ
スタ36のコレクタ−エミッタ間が飽和し難い様にした
ものである。この様に構成することにより定温度制御回
路10の動作電圧が低い場合に於いてもトランジスタ3
1及び36が飽和しにくいので、より広い動作電圧範囲
に於いて発熱抵抗体式空気流量計の測定精度を向上させ
ることができる。本発明の別の一実施例を図6を用いて
説明する。図6は図4の実施例を基に、トランジスタ3
1のベース電流を補正する回路をトランジスタ35,3
6,37,38,39,36を用いて構成したもので、
トランジスタ37,38,39からなるカレントミラー
回路により得た2つの等しい電流を用いてトランジスタ
31のベース電流とその補正電流を供給する様にしたも
のである。この様な構成にすることにより図4の実施例
と同様な効果がある。
【0007】
【発明の効果】本発明を実施する事により、空気温度検
出抵抗体はボルテージホロワ回路の帰還回路を構成しな
いので、空気温度検出抵抗体にフィルタ回路を付加する
ことができ、空気温度検出抵抗体を経由して電子回路に
侵入するノイズ信号を除去することが可能になり、発熱
抵抗体式流量計の対ノイズ性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の一実施例の
ブロック図
【図2】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の別の一実施
例のブロック図
【図3】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の別の一実施
例のブロック図
【図4】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の別の一実施
例のブロック図
【図5】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の別の一実施
例のブロック図
【図6】本発明に係る発熱抵抗体式流量計の別の一実施
例のブロック図
【図7】従来技術に係る発熱抵抗体式流量計のブロック
図。
【図8】従来技術に係る発熱抵抗体式流量計のブロック
図。
【符号の説明】
1…発熱抵抗体、2…空気温度検出抵抗体、3…電流検
出抵抗、4…空気温度特性調整抵抗、10…定温度制御回
路、20…出力特性調整回路、5、8…演算増幅器、6,
26,31,32,33,34,35,36,37,3
8,39…トランジスタ、13、14、15、16、17…ノイズ
対策コンデンサ、13,14,15,16,17…ノイ
ズ対策コンデンサ、9…パワートランジスタ、VREF
基準電圧、VQ…空気流量計検出信号、VOUT…出力信
号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流路中に設置された発熱抵抗体と、 上記発熱抵抗体の温度を流体温度により決まる温度に制
    御する定温度制御回路とを備え、 上記定温度制御回路は、流体の流路中に設置される流体
    温度検出抵抗体と、上記流体温度検出抵抗体に直列に接
    続され、流体の温度が変化したとしても同一の流量に対
    して同一の流量信号を出力するための流体温度特性調整
    抵抗と、上記発熱抵抗体を上記決められた温度に制御す
    るように、上記発熱抵抗体に電流を供給する第1の電流
    供給手段とを有する発熱抵抗体式流量計であって、 上記発熱抵抗体に流れる第1の電流を検出する第1の検
    出手段と、 上記流体温度検出抵抗体に流れる第2の電流を検出する
    第2の検出手段と、 上記流体温度特性調整抵抗体と上記第2の検出手段との
    間に設けられ、上記第1の電流と第2の電流に基づい
    て、上記流体温度検出抵抗体に、上記発熱抵抗体に流れ
    る第1の電流に比例する様に、上記第2の電流を供給す
    る第2の電流供給手段と、 上記発熱抵抗体の両端の電圧に比例した検知電圧を出力
    する電圧出力手段と、 上記検知電圧と、上記流体温度検出抵抗体及び上記流体
    温度特性調整抵抗を合わせたものの両端の電圧とを等し
    くする手段とを有し、 上記発熱抵抗体の定温度制御を行うことを特徴とする発
    熱抵抗体式流量計。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発熱抵抗体式流量計におい
    て、 上記第1の検出手段は、上記発熱抵抗体に直列に接続さ
    れた抵抗であり、第1の電流に比例する電圧を出力し、 上記第2の電流供給手段は、上記出力された電圧を入力
    とするボルテ−ジホロワ回路であり、 上記ボルテージホロワ回路は、出力部として出力トラン
    ジスタを有し、 上記出力トランジスタの電流供給側端子と、上記流体温
    度検出抵抗体及び上記流体温度特性調整抵抗を合わせた
    ものの片方の端子とを接続し、 上記流体温度検出抵抗体及び上記流体温度特性調整抵抗
    を合わせたもののもう一方の端子を上記第1の電流供給
    手段に接続したことを特徴とする発熱抵抗体式流量計。
  3. 【請求項3】請求項2記載の発熱抵抗体式流量計におい
    て、 上記出力トランジスタは、ダ−リントントランジスタで
    あることを特徴とする発熱抵抗体式流量計。
  4. 【請求項4】請求項2記載の発熱抵抗体式流量計におい
    て、 上記出力トランジスタは、電界効果トランジスタである
    ことを特徴とする発熱抵抗体式流量計。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4記載の発熱抵抗体式
    流量計において、 上記出力トランジスタの電流供給側端子と電流出力側端
    子との間に抵抗を並列接続したことを特徴とする発熱抵
    抗体式流量計。
  6. 【請求項6】請求項2または3記載の発熱抵抗体式流量
    計において、 上記出力トランジスタは、バイポーラトランジスタであ
    り、 上記出力トランジスタのベース電流によるコレクタ電流
    とエミッタ電流の誤差を、ベース電流と等しい電流を上
    記出力トランジスタのエミッタ電流から差し引くことに
    より補正するためのカレントミラー回路を有することを
    特徴とする発熱抵抗体式流量計。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    発熱抵抗体式流量計において、 上記定温度制御回路は、同一シリコン基板上に形成され
    ていることを特徴とする発熱抵抗体式流量計。
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