JPH0713806Y2 - 遠心分離機用ロータのアダプタ - Google Patents

遠心分離機用ロータのアダプタ

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JPH0713806Y2
JPH0713806Y2 JP1988073565U JP7356588U JPH0713806Y2 JP H0713806 Y2 JPH0713806 Y2 JP H0713806Y2 JP 1988073565 U JP1988073565 U JP 1988073565U JP 7356588 U JP7356588 U JP 7356588U JP H0713806 Y2 JPH0713806 Y2 JP H0713806Y2
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JP
Japan
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tube
adapter
diameter
large diameter
hole
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JP1988073565U
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JPH01179749U (ja
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實 原
雄次 長尾
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Kubota Manufacturing Corp
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Kubota Manufacturing Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は試料チューブが挿入保持され、有底の円筒状
ロータ内に収容して使用する遠心分離機用ロータのアダ
プタに関する。
「従来の技術」 この種のアダプタを使用する遠心分離機用ロータは第８
図、第９図に示すように有底の円筒体11の軸心に軸套13
が一体に形成され、軸套13にモータ14の回転軸が挿入さ
れて固定される。円筒体11の内部にはアダプタを位置決
めするための壁部15が形成されている。壁部15間にアダ
プタ16が装着される。このアダプタにはサンプルを入れ
たチューブを最初から回転軸に対して直角、すなわちチ
ューブを水平面に保持するホリゾンタルアダプタと、チ
ューブを回転軸に対して一定の角度で固定するアングル
アダプタとがある。
従来のホリゾンタルアダプタは第10図乃至第12図に示す
ようにアダプタ16の側面に横穴17が形成され、横穴17内
にチューブ18が挿入保持される。従来のアングルアダプ
タは第13図、第14図に示すようにアダプタ16の側面に斜
めの穴19が形成され、これにチューブ18が挿入保持され
る。
これらのアダプタはチューブのサイズ毎に準備されるた
め使用者はアダプタを数種類揃えなくてはならず経済的
負担が大きかった。また遠心分離しようとした時は、回
転軸を中心にして左右のバランスを取らなければならな
いが、２種類のチューブを同時に遠心分離しようとした
ときは、チューブサイズの異なるアダプタはアダプタ同
士の重さが大きく異なるので必ず同じ種類のアダプタを
使用しなければならない。しかし、使用者が時々同じ種
類のアダプタを対にして使用することを忘れて遠心分離
してしまうことがある。すると遠心力によって著しいア
ンバランスが生じ事故につながることがあった。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば、一面に大きい径のチューブに適合す
る複数の大径穴が形成され、これら大径穴の底面と対向
する他面に、前記チューブよりも細い径のチューブに適
合する小径穴が前記大径穴に連通するように形成されて
いる。
「実施例」 第１図乃至第４図はこの考案をホリゾンタルアダプタに
適用した実施例を示す。アダプタ16の側面に複数の大径
穴21が横方向に形成される。大径穴21は大きい径のチュ
ーブ22に適合するものである。これら大径穴21の底面と
対向する側面に、小径穴23が大径穴21に連通するように
それぞれ形成される。小径穴23は大きい径のチューブ22
より細い径のチューブ24に適合するものである。
大きい径のチューブ22を使用する場合は第３図に示すよ
うにチューブ22を大径穴21に挿入すればよい。細い径の
チューブ24を使用する場合はアダプタ16の前後を逆にし
て第４図に示すようにチューブ24を小径穴23に挿入すれ
ばよい。
第５図乃至第７図はこの考案をアングルアダプタに適用
した実施例を示し、アダプタ16の側面に複数の大径穴21
が斜めに形成される。この大径穴21は大きい径のチュー
ブ22に適合するものである。これら大径穴21の底面と対
向する側面に、小径穴23が大径穴21と連通するようにそ
れぞれ形成される。
小径穴23は細い径のチューブ24に適合するものである。
大きい径のチューブ24を使用する場合は第６図に示すよ
うにチューブ22を大径穴21に挿入すればよい。細い径の
チューブ24を使用する場合は第７図に示すようにアダプ
タ16を逆にして前後を逆にしてチューブ24を小径穴23に
挿入すればよい。
「考案の効果」 以上述べたように、この考案のアダプタによれば２種類
のチューブに対して使用することができ、使用者は使用
するチューブの種類の半分の数の種類のアダプタを準備
すればよい。また使用者が同じ種類のチューブに対する
アダプタを対にして使用することを忘れて遠心分離して
しまってもアダプタの重さがあまり異なっていないため
それほど大きなアンバランスとならず事故を防止するこ
とができる。
また、アダプタの同じ面に径の異なる２種の穴をほゞ同
数形成した場合に比べて、大径または小径いずれかのチ
ューブをそれぞれ２倍近く収容できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案をホリゾンタルアダプタに適用した実
施例を示す正面図、第２図は第１図の背面図、第３図は
第１図のAA線断面図、第４図は第２図のBB線断面図、第
５図はこの考案をアングルアダプタに適用した実施例を
示す正面図、第６図は第５図のアダプタに大きい径のチ
ューブを挿入した断面図、第７図は第５図のアダプタに
細い径のチューブを挿入した断面図、第８図はアダプタ
を収容するロータを示す断面図、第９図は第８図のロー
タの平面図、第10図は従来のホリゾンタルアダプタを示
す正面図、第11図は第10図の右側面図、第12図は第10図
のCC線断面図、第13図は従来のアングルアダプタを示す
正面図、第14図は第13図の断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】一面に大きい径のチューブに適合する複数
    の大径穴が形成され、 その各大径穴の底面と対向する他面に、前記チューブよ
    りも細い径のチューブに適合する小径穴が前記大径穴に
    連通するように形成されている遠心分離機用ロータのア
    ダプタ。
JP1988073565U 1988-06-01 1988-06-01 遠心分離機用ロータのアダプタ Expired - Lifetime JPH0713806Y2 (ja)

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JP1988073565U JPH0713806Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 遠心分離機用ロータのアダプタ

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JP1988073565U JPH0713806Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 遠心分離機用ロータのアダプタ

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JPH01179749U JPH01179749U (ja) 1989-12-25
JPH0713806Y2 true JPH0713806Y2 (ja) 1995-04-05

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JP1988073565U Expired - Lifetime JPH0713806Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 遠心分離機用ロータのアダプタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4061672B2 (ja) * 1997-07-23 2008-03-19 日立工機株式会社 遠心分離機用アングルロータ
JP4582842B2 (ja) * 1999-11-05 2010-11-17 トミー工業株式会社 遠心分離機用ロータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584157U (ja) * 1978-12-01 1980-06-10

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JPH01179749U (ja) 1989-12-25

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