JPH07137088A - 表示フィルムを一体化した合成樹脂製品 - Google Patents

表示フィルムを一体化した合成樹脂製品

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JPH07137088A
JPH07137088A JP29185893A JP29185893A JPH07137088A JP H07137088 A JPH07137088 A JP H07137088A JP 29185893 A JP29185893 A JP 29185893A JP 29185893 A JP29185893 A JP 29185893A JP H07137088 A JPH07137088 A JP H07137088A
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Katsutoshi Sato
勝俊 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に表示フィルムを一体的に融着成形され
たものであっても、その継目や境界に応力が集中するの
を防止することができ、結果として薄いものとしても折
目や破断が生じない合成樹脂製品を提供すること。 【構成】 商品説明等の表示を施した表示フィルム11
を、合成樹脂材料からなる基材12の表示面に一体的に
成形した合成樹脂製品であって、表示フィルム11の継
目線あるいは基材12との境界線に、一箇所以上の分散
線を有する分散部13を形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂材料によって
成形される合成樹脂製品に関し、特にその表示面に商品
説明等の表示を施した表示フィルムを、例えばイン・モ
ールド成形法によって一体的に成形するために、予め表
示フィルムを金型内に挿入して一体的に射出成形する合
成樹脂製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、合成樹脂を材料として
種々の製品が生産されてきているが、例えば食品等を包
装するための包装用容器としてのトレーやカップ等も合
成樹脂を材料として大量に生産されている。これらの包
装用容器は、通常は使い捨てられるものであるから、ゴ
ミ処理等のことも考慮して、非常に薄くかつ全体として
同一の材料によって形成する傾向にある。
【0003】一方、以上のような包装用容器に対して
は、これに収納される食品等の商品説明や製造者表示等
をすることが義務付けられているため、表示ラベル等の
表示物を付加、若しくは表示印刷することがなされてい
る。この表示物の容器に対する付加は、当然容器の表示
面になされなければならないが、出願人が特公昭45−
37870号公報等において既に提案してきているよう
に、合成樹脂材料により容器を成形する際に表示物であ
る表示フィルムを金型内に挿入して一体的に射出成形す
ることによって行われている。
【0004】ところで、このような合成樹脂製の包装用
容器に対して食品等の内容物を充填して製品とする際に
は、容器を1個1個取り出してこれを充填装置の所定箇
所に配置しなければならないが、この配置作業は機械に
よって自動的に行われるようになってきている。
【0005】つまり、各包装用容器の取り出し時におい
て、各容器に対しては機械的につかみ取り出すことによ
る圧力が加えられることになるが、容器それ自体は前述
したように薄くなっており、しかもその表示面に表示フ
ィルムが一体化されていることによって、次のような折
目あるいは破断の問題が生じてきているのである。
【0006】すなわち、従来の包装用容器においては、
図7の(イ)の表示フィルムの継目線を示す要部正面図
に示すように、表示フィルムの継目が単純な直線となっ
ているため、図7の(イ)の左右方向からつかみ取るた
めの外力が加えられたとすると、図7の(ロ)に示した
ように、この直線状の継目に応力が集中することにな
る。そうすると、包装用容器それ自体の厚みが前述した
ように薄くなっていることもあって、この表示フィルム
の継目において、容器にもとの形状に弾性復帰できない
折目が生じたり、場合によってはこの折目を中心にして
破断が生じてしまうのである。
【0007】また、表示フィルムを表示面に一体化した
包装用容器においては、図7の(イ)に示したように、
表示フィルムの継目線が完全に一致する場合だけでな
く、図7の(ハ)に示すように、表示フィルムの継目に
基材が浸透し得る隙間が形成されること、あるいは図7
の(ニ)に示すように、表示フィルムの端部が部分的に
重なり合うことがある。このような場合にも、表示フィ
ルムの継目線にて浸透した基材の部分、あるいは下側に
て重なった表示フィルムの端部に、外力による応力がそ
れぞれ部分的に集中して、この部分で弾性復帰できない
折目が生じたり、場合によってはこの折目を中心にして
破断が生じてしまうのである。
【0008】包装用容器について折目ができると、この
折目をもとにして容器形状が変形してしまうため、容器
開口部での閉蓋作業に伴う、例えばヒートシールを行う
際、容器変形による開口部のシール面が位置ズレをおこ
し、シール効果を不完全にするばかりか、商品価値が著
しく低下するものである。この折目やこれに基づく破断
が生ずるのは、容器を形成している材料の物性、容器の
梱包状態、取り出し使用方法にも起因する。
【0009】このように、合成樹脂製品における折目や
破断は、上述した場合に限らず、箱詰め作業、運搬時、
あるいは陳列のための取り出し時等において加えられる
外力によって生じ得るものであり、これらにより商品価
値を著しく低下させてしまうものであることは前述した
通りである。
【0010】以上の問題は、図1に示したような形状の
包装用容器だけに限らず、図2に示したような板状の製
品についても生じ得るものである。つまり、製品が、上
述した包装用容器の蓋体であったり、あるいは表示フィ
ルムによってデザイン上の工夫をした仕切板や区画板等
であったり、かつ表示フィルムが本体(基材)内に一体
的に融着成形されるものであって、その継目あるいは境
目が直線状であると、その部分において商品価値を低下
させる折目や破断が生じ易くなってしまうのである。
【0011】そこで、本発明者は、上述した問題が生じ
ないようにするにはどうしたらよいかについて種々検討
を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な実状に鑑みてなされたもので、その解決しようとする
課題は、表示フィルムを有した合成樹脂製品についての
折目や破断の発生である。
【0013】そして、本発明の目的とするところは、表
示面に表示フィルムを一体的に融着成形されたものであ
っても、その継目や境界に応力が集中するのを防止する
ことができ、結果として薄いものとしても折目や破断が
生じない合成樹脂製品を簡単な構造によって提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、実施例において使用する
符号を付して説明すると、「商品説明等の表示を施した
表示フィルム11を、合成樹脂材料からなる基材12の
表示面に一体的に成形した合成樹脂製品であって、表示
フィルム11の継目線あるいは基材12との境界線に、
一箇所以上の分散線13aを有する分散部13を形成し
たことを特徴とする合成樹脂製品10」である。
【0015】すなわち、本発明は、対象物が図1に示す
ような曲面部を有するものであっても、図2に示すよう
な平板状のものであっても、その基材12の表示面に表
示フィルム11を一体的にイン・モールド成形した合成
樹脂製品10において、表示フィルム11の継目線(図
1に示したものの場合)、あるいは表示フィルム11と
基材12との境界線(図2に示したものの場合)に、少
なくとも一箇所以上の分散線13aを有する分散部13
を積極的に形成すことにより、従来の直線状の継目線あ
るいは境界線部分において集中していた応力を、各分散
部13における分散線13aにて分散させるようにした
ものである。このように応力分散を行うようにした合成
樹脂製品10では、表示フィルム11の継目線または境
界線において基材12の折目や破断は生じないのであ
る。
【0016】表示フィルム11の継目線あるいは境界線
部分において形成した分散部13は、継目線等における
応力を分散させるものであるから、図5の(イ)におい
て例示するように一つであってもよいし、図5の(ロ)
〜(ニ)に示すように複数のものであってもよいもので
ある。
【0017】なお、この合成樹脂製品10は、「商品説
明等の表示を施した表示フィルム11を、合成樹脂材料
からなる基材12の表示面に一体的に成形した合成樹脂
製品10の成形方法であって、表示フィルム11の継目
線あるいは基材12との境界線となる部分に分散部13
を形成してから、この表示フィルム11を成形型20の
キャビティ21内に位置決めして、この表示フィルム1
1の裏面側に基材12となるべき合成樹脂材料を供給す
ることにより、表示フィルム11を基材12の表示面側
に一体化して合成樹脂製品10とする成形方法」という
成形方法によって成形されるものである。
【0018】
【発明の作用】以上のように構成した合成樹脂製品10
の作用について説明すると、この合成樹脂製品10にお
いては、表示フィルム11の継目線、または表示フィル
ム11と基材12との境界線部分のスパンSが、図4に
示したように、分散部13の段差分に拡大されることに
なる。つまり、継目が直線状となっている従来の合成樹
脂製品10においては、図7の(イ)に示すように、継
目線または境界線部分のスパンは0(ゼロ)であるが、
本発明に係る合成樹脂製品10ではある一定の範囲、つ
まり加えられる外力に対して分散線13aが存在してい
る範囲内に広がったものとなっているのである。
【0019】ここで、図5の(イ)〜(ニ)に示したも
のの左右両側に、図示した部分を曲げようとした力が働
いても、この力はスパンSの範囲内にある継目線(また
は境界線)部分に分散されてしまうから、曲げ力はこの
合成樹脂製品10に局所的に加わることはないのであ
る。つまり、この合成樹脂製品10に曲げ力が加えられ
たとしても、この合成樹脂製品10における表示フィル
ム11の継目線または境界線部分において折目や破断は
生じないのである。
【0020】図5に示したものは、図1に示したような
所謂深ものであるカップの側面に、本発明の主要構成部
を適用した例を示すものであり、このようなカップ状の
合成樹脂製品10について、前述したような方向以外か
らの力が加わることはまれであるものである。つまり、
このようなカップ状の合成樹脂製品10を持ち上げたり
移動したりする場合には、機械的であれ人的であれ、そ
の側面部に力を加えるのが普通なのであるから、前述し
たような方向からの力以外は殆どかかることはないので
ある。逆に、図5に示したように左右方向から曲げ力が
加えられたとしても、合成樹脂製品10の形状それ自体
がこの力に対して十分耐えられるものであるから、表示
フィルム11の継目線あるいは境界線部分での折目や破
断の発生は殆ど生じないのである。
【0021】これに対して、合成樹脂製品10が図2に
示したような平板状のものであれば、表示フィルム11
の全ての継目線あるいは境界線部分に分散部13を形成
しておくことにより、平板状の合成樹脂製品10に対し
て、これを折り曲げるような力がどのような方向から加
わったとしても、図5を例にして説明したように応力分
散がなされるのであり、当該平板状の合成樹脂製品10
についても、表示フィルム11の継目線部分等において
折目や破断は生じないのである。
【0022】そして、この合成樹脂製品10の成形方法
においては、図6に示すように、予じめ分散部13を形
成した表示フィルム11を、成形型20のキャビティ2
1内に配置して基材12となる合成樹脂材料を射出する
という、イン・モールド法による射出成形によって合成
樹脂製品10の成形を行うのであるから、成形型20に
よる従来の成形方法を全く変更することなく、前述した
ような作用を有する合成樹脂製品10を成形し得るので
ある。
【0023】
【実施例】次に、各請求項に係る発明を、図面に示した
実施例に従って説明するが、請求項2に係る成形方法を
加味しながら請求項1に係る合成樹脂製品10を説明す
ることにより、両発明を同時並行的に説明していく。
【0024】図1に示した合成樹脂製品10は、ポリス
チレン製のカップであり、この合成樹脂製品10の側面
全体には、合成樹脂製品10の基材12と同質の合成樹
脂からなる表示フィルム11が一体的に成形してある。
この表示フィルム11は、商品名、その製造者及び販売
者、成分、注意書等の種々な表示、そして模様を予め印
刷等の手段によって付したものであり、名称通りのフィ
ルム状のものとして形成したものである。
【0025】この表示フィルム11は、カップ状の合成
樹脂製品10の側壁表示面に一体化されるものであるか
ら、略扇形状のものであるが、その両端縁が突き合わさ
れた状態で合成樹脂製品10を構成している基材12の
表示面に一体化されるものである。そして、この表示フ
ィルム11の互いに突き合わされるべき端縁には、図1
及び図3に示すように、互いに入れ込み合わされる分散
部13が形成してあるのである。つまり、表示フィルム
11の両端縁に位置している分散部13は、当該表示フ
ィルム11が基材12の表示面に一体化されたとき、表
示フィルム11の表面に大きな隙間を形成することな
く、互いに入れ違いとなって基材12の表面を完全に覆
うものである。
【0026】各分散部13は、上記作用の項で述べたよ
うに、表示フィルム11の継目線のスパンSを増大させ
て合成樹脂製品10に加えられる応力の集中を回避する
ためのものであるから、図5の(イ)に示すように、表
示フィルム11の各端縁に1個づつ設けて実施してもよ
い。また、合成樹脂製品10が図1に示したようなカッ
プ状のものである場合には、図5の(ロ)に示すよう
に、表示フィルム11の各端縁に山形形状の分散部13
を交互に形成し、かつこの分散部13の分散線13aの
角度を、(カップを机上に置いたときの)水平線に対し
て45゜程度となるようにするとよい。何故なら、カッ
プ状の合成樹脂製品10をつかむ場合には、その両面に
おいて行うのが自然であり、側面にて加えられる力を各
分散部13の45゜の分散線13aにおいて分散させる
のが有利だからである。さらに、各分散部13は、図5
の(ハ)に示すように、互い違いの角形突起をして形成
して実施してもよく、図5の(ニ)に示すように、波形
形状のものとして実施してもよいものである。
【0027】これらの各分散部13は、成形型20のキ
ャビティ21内の所定位置に表示フィルム11を配置す
る場合にも有利なものである。つまり、表示フィルム1
1の突き合わされるべき両端縁が直線状のものである
と、そのキャビティ21に対する位置決めが行いにくい
のであるが、各分散部13の内の適宜なものを位置決め
用のものとすることにより、表示フィルム11のキャビ
ティ21内に対する位置決めを容易に行えるものであ
る。
【0028】つまり、この合成樹脂製品10は、図6に
示したような成形型20を使用して成形されるのである
が、上述した分散部13を有するものとして予め裁断し
ておいた表示フィルム11を、所謂メス型内に位置決め
して収納しておき、このメス型とその中に挿入されたオ
ス型との間に形成されるキャビティ21に、基材12と
なる合成樹脂材料を注入することにより一体的に成形さ
れるのである。なお、表示フィルム11のメス型側に対
する保持は、静電気を利用したり、あるいはメス型に形
成した吸引口から空気を吸引することによりバキューム
保持して行われるものであり、この従来の成形型20そ
のもの、あるいはこれに付随する各種装置には何等の変
更も加えられないものである。
【0029】また、この実施例の合成樹脂製品10を構
成している基材12の材料としては、この合成樹脂製品
10の内容物となるものの光による変化を防止するため
に、また内容物のイメージを合成樹脂製品10の色で表
現するために、白く着色した一般用ポリスチレンを使用
している。そして、このポリスチレンからなる基材12
との成形融着を良好にするために、表示フィルム11の
材料としては、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステ
ル、紙、あるいはアルミ箔等を採用しているものであ
る。また、この表示フィルム11の裏面には、基材12
との一体化を良好にするために、予め接着剤を塗布して
おくことも行われるものである。なお、基材12として
は、他にポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリカーボネイト等の射出成形可能な材料が考えら
れる。
【0030】図2には、本発明を適用した平板状の合成
樹脂製品10が示してあり、この合成樹脂製品10は、
例えば図1に示した合成樹脂製品10の蓋体をして形成
したり、あるいは種々な敷板や区画板等として使用され
るものである。そして、この合成樹脂製品10の表示フ
ィルム11の表示面には、模様や表示等を付した表示フ
ィルム11が一体成形してあるものであり、この表示フ
ィルム11の基材12との境界線部分には、分散部13
が形成してあるのである。
【0031】図2に示した実施例では、複数の表示フィ
ルム11を基材12の表示面に一体的に成形したもので
あるが、各表示フィルム11の継目線部分には互いに入
り込む分散部13が形成してあり、表示フィルム11の
基材12との境界線部分にも分散部13が形成してある
ものである。各分散部13には、加えられた外力を分散
するための分散線13aが少なくとも一箇所形成してあ
る。つまり、この合成樹脂製品10における表示フィル
ム11は、その周縁の全てに分散部13が形成してある
のであり、これらの分散部13の分散線13aによっ
て、基材12に加られる力を局所的に集中しないように
応力分散するものである。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した通り、第一請求項の発明に
係る合成樹脂製品10によれば、表示フィルム11の継
目線あるいは境界線部分に分散部13を形成したから、
この分散部13によって基材12に加えられた力を分散
させることができて、表示フィルム11の継目線あるい
は境界線部分において折目や破断が生じないようにする
ことができるのであり、基材12の厚さをさらに薄くす
ることができ、製品10の剛性を確保することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合成樹脂製品の斜視図である。
【図2】同合成樹脂製品の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の要部を拡大して示した部分正面図であ
る。
【図4】図3の1−1線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
【図5】本発明に係る合成樹脂製品における表示フィル
ムの継目線部分の他の実施例を示す要部拡大正面図であ
る。
【図6】本発明の成形方法を説明するための成形型の断
面図である。
【図7】従来の合成樹脂製品を示すもので、(イ)は要
部正面図、(ロ)はその部分拡大断面図、(ハ)及び
(ニ)は他の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 合成樹脂製品 11 表示フィルム 12 基材 13 分散部 13a 分散線 20 成形型 21 キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品説明等の表示を施した表示フィルム
    を、合成樹脂材料からなる基材の表示面に一体的に成形
    した合成樹脂製品であって、 前記表示フィルムの継目線あるいは前記基材との境界線
    に、一箇所以上の分散線を有する分散部を形成したこと
    を特徴とする合成樹脂製品。
JP29185893A 1993-11-22 1993-11-22 表示フィルムを一体化した合成樹脂製品 Expired - Fee Related JPH08417B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076315A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベル方式プラスチック容器
DE102017107675A1 (de) * 2017-04-10 2018-10-11 Saier Verpackungstechnik Gmbh & Co. Kg Behälter aus Kunststoff mit In-Mould-Label
DE102019112086B3 (de) * 2019-05-09 2020-08-06 Saier Verpackungstechnik Gmbh & Co. Kg Behälter mit einem von einer Hülle umgebenen Kern
BE1027667B1 (nl) * 2019-10-15 2021-05-10 Deca Packaging Group Verkort Deca Nv Pot of kuip met in-mould label

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JPH08417B2 (ja) 1996-01-10

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