JPH07136179A - カニューレ取付け方法および装置 - Google Patents

カニューレ取付け方法および装置

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JPH07136179A
JPH07136179A JP6112963A JP11296394A JPH07136179A JP H07136179 A JPH07136179 A JP H07136179A JP 6112963 A JP6112963 A JP 6112963A JP 11296394 A JP11296394 A JP 11296394A JP H07136179 A JPH07136179 A JP H07136179A
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cannula
guide rod
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patient
replacement
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JP6112963A
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Anthony A Nobles
エイ．ノーブルズ アンソニー
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Visioneering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、通路をそのまま維持するガ
イドロッドを使用して、患者から既存のカニューレを取
外し、同一通路を通して患者の体内に交換用のカニュー
レを挿入する方法および装置を提供することである。 【構成】 この方法は、先ず既存のカニューレを通して
ガイドロッド２０を患者の体内に挿入し、その既存のカ
ニューレを引出す。次ぎに交換用カニューレ５４を装嵌
された中空の套管針４０がガイドロッドの上から患者１
６の体内に挿入され、交換用カニューレ５４を体内の所
定位置に残したままガイドロッド２０および套管針４０
が取り出される。既存のカニューレの引出し時および套
管針４０の挿入時には、ガイドロッド２０は膨張可能な
アンカー２６により体内の所定位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に医学的な診察およ
び治療時に患者の体内へのアクセスを可能にするために
使用されるカニューレの分野に関する。更に詳しくは、
本発明は患者からの既存のカニューレの取外し、および
該カニューレと同じ通路を経ての交換用カニューレとの
交換に有用な方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】医師の患者の体内部位に対するアクセス
を可能にするために、中空管状カニューレを使用するこ
とが一般に知られている。カニューレは本質的に、診察
または治療されるべき部位への安定した多機能のルーメ
ンを形成する。内視鏡のような診察器具が必要に応じて
カニューレを通して挿入され、また引出されることがで
きる。同様に、外科用機器または他の治療機器が挿入さ
れ、または引出されることができ、何れも皮膚、筋肉組
織または他の介在組織に過度の外傷を与えない。カニュ
ーレは介在組織に与える外傷を最少限に抑えて体内部位
に対するアクセスを可能にするためにこれらの目的で使
用され、同様に使用されるカニューレの本数は最少限に
保持される。
【０００３】カニューレを挿入する手段は図１に示され
ており、ここではカニューレ１０は先ず最初に挿入器具
すなわち套管針１３に装嵌され、先鋭点または他の切断
縁はカニューレ１０の先端１１を超えて突出される。套
管針１３上へのカニューレ１０の装嵌は、それらを患者
１６の体内部位へ通ずるアクセス通路を確立する単一器
具に本質的に変換する。套管針１３は必要な切断縁を有
しており、この器具の適当な挿入性を助成するために所
望の剛性を備えている。これは套管針およびカニューレ
の組合体を皮膚の穴１４の中に挿入し、カニューレ１０
の先端１１が診察または治療すべき所望部位に到達する
迄患者１６の体内に挿入し続けることで達成される。
【０００４】この挿入過程は、介在組織をまわるおよび
通る套管針１３の切断縁の熟練した操作を伴う。形成さ
れる正確な通路は穴１４の位置によるだけでなく、あら
ゆる介在組織の位置、形状および状態にもよる。例え
ば、介在する筋肉組織を通して形成される通路は、医師
が選択した通路に応じて或種の筋肉繊維の間を必然的に
通過する。目標を与えられて、所要のカニューレを所要
位置に挿入することは幾つかの多少異なる通路に従うこ
とが可能である。図１に示されるように套管針１３およ
びカニューレ１０を挿入後、套管針１３はカニューレ１
０を通して患者から引出され、カニューレ１０は図２に
示されるように医師が選択した通路の所定位置に残され
る。皮膚および或量の介在組織の穴傷１４は、或程度に
わたってカニューレ１０のまわりに密着して従動する。
勿論他の介在組織または器官は、カニューレ１０が所定
位置に保持される限り、通路の邪魔にならない。カニュ
ーレ１０を通しての診察および治療が周囲組織に対する
外傷を最少限に抑えるとしても、この通路の形成が介在
組織に或程度の外傷を生じ、これが原因して付加的な通
路の形成が最少限にされてしまうことは判るであろう。
【０００５】ときどき既存のカニューレを同じ体内部位
で作用する別のカニューレと置換することが必要とな
る。これは、例えば交換用カニューレが既存のカニュー
レよりも大径で、大きな器具または付加的な器具の挿入
を可能にし、または異なる診察または治療手順を可能に
するために必要とされる。交換用カニューレはしばしば
直径以外に既存のカニューレと異なる他の特徴を示すこ
とも可能である。具合の悪いことに、既存のカニューレ
に代わる交換用のカニューレの取付けは、既存のカニュ
ーレの引出しを必要とし、その後交換用カニューレが挿
入される。
【０００６】既存のカニューレが引出されると、皮膚お
よび他の介在組織は確立された通路内へ密集し、内部器
官は通路内部へ移動する。この結果、通路の部分的また
は完全な消滅が生じ、交換用のカニューレを医師が従来
の套管針で同じ穴内に挿入することが必要となる。殆ど
の場合、交換用のカニューレが挿入された通路は最初の
カニューレの通路と同じでない。これは、介在組織に付
加的な外傷を生じることになり、おそらく術後の付加的
な痛み、または付加的な傷を負った組織を生じる。カニ
ューレの引出しおよび交換用カニューレによる元の通路
を使用する試みもまた付加的な時間を必要とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】既存のカニューレによ
るのと同じ通路を使用して既存のカニューレを別のカニ
ューレと交換できる方法および装置の提供が望まれる。
本発明の目的は、既存のカニューレを通して挿入でき、
カニューレの取外しおよび元の通路に沿った套管針の挿
入を可能にする装置を提供することである。本発明の他
の目的は、既存のカニューレを通して挿入でき且つ所定
位置にアンカーできるロッドを提供し、そのロッド上で
既存のカニューレの取外しを可能にし、元の通路を通し
て新しいカニューレを備えた套管針の挿入が続いて行え
るようにすることである。本発明の更に他の目的は、既
存のカニューレを通してガイドロッドを挿入し、該ロッ
ドを所定位置にアンカーし、既存のカニューレを取外
し、および元の通路を通して交換用カニューレを挿入す
る方法を提供することである。最後に本発明の目的は、
比較的価格効果が良く操作し易いカニューレ交換方法お
よび装置を提供することである。
【０００８】本発明は患者から既存のカニューレを引出
し、大径となし得る別のカニューレと交換する方法およ
び装置を提供する。本発明の好ましい実施例は典型的
に、先端にアンカー手段を備えた剛性の細長いガイドロ
ッドを提供する。このアンカー装置は膨張可能なバルー
ン、または或種の他の膨張可能な装置とすることができ
る。ガイドロッドはその基端上で患者から既存のカニュ
ーレを引出せるように十分に小さい直径を有する。本発
明はまた、通常のように交換用カニューレが取付けられ
て、ガイドロッド上をスライドして患者の体内に挿入で
きる中空套管針を提供する。この中空套管針は先端に切
断縁を有し、既存の入口開口および通路を広げて交換用
カニューレの挿入を可能にすることができる。
【０００９】本発明はまた、既存のカニューレの中にガ
イドロッドを挿入することからはじまり、ガイドロッド
先端が既存のカニューレ先端を超えて延在するまで新し
い装置を使用する方法を提供する。ガイドロッド先端の
アンカーバルーンはその後膨張され、あらゆる膨張チュ
ーブは取外される。既存のカニューレは次ぎに患者から
ガイドロッド基端上で引出される。その後、中空套管針
に交換用カニューレが装嵌され、ガイドロッド上から患
者の体内に挿入される。次ぎにアンカーバルーンが収縮
される。最後にガイドロッドおよび中空套管針が交換用
カニューレから引出され、交換用カニューレは患者の体
内の元の通路の所定位置に残される。
【００１０】本発明の構造および作動の両方に関する新
規な特徴は発明自体と共に、付随説明に関連した添付図
面より最もよく理解されよう。添付図面では同じ符号は
同じ部品を示している。
【００１１】
【実施例】図１に見られるように、カニューレ１０を通
して套管針１３を先ず最初に挿入し、カニューレ１０の
先端１１を通して基端１２から延在させることで中空カ
ニューレを患者１６の体内に挿入することは従来技術に
おいて周知である。套管針１３およびカニューレ１０は
次ぎに穴１４を通して患者１６の意図された治療部位内
に挿入される。套管針１３は次ぎに引出され、カニュー
レ１０を図２に示されるように患者１６の体内の所定位
置に残す。中空カニューレ１０は次ぎに患者１６の診察
または治療のために開口を形成し、 機器は基端１２を通
して挿入され、先端１１を超えて延在される。
【００１２】図３は患者の体内に挿入される前に見られ
る本発明による剛性の細長い管状ガイドロッドを示す。
ガイドロッド２０の先端２２には収縮状態で示された膨
張可能なアンカーバルーン２６が取付けられている。ア
ンカーバルーン２６と同様にガイドロッドから横方向に
多少延在すれば、また膨張できるならば、アンカーバル
ーン２６の代りに他のアンカー装置が使用できる。２つ
の代替アンカー装置は後述される。アンカーバルーン２
６はその各端部に１つずつの取付け部２７にてガイドロ
ッド２０に固定的に取付けられる。取付け部２７はまた
アンカーバルーン２６の膨張を容易にするために流体密
でもある。
【００１３】ガイドロッド２６の基端２４には固定バル
ブ２８が取付けられている。固定バルブ２８は後で説明
するようにカニューレ１０の内部孔を通されることがで
きる寸法である。固定バルブ２８は従来技術で知られて
いるように、両端を何れの方向へも流すことができ、流
れを遮断するように閉じることのできるインラインバル
ブとされることができる。固定バルブ２８には流体供給
ライン３０が取付けられ、このバルブは本発明の方法の
実施時に望まれるならば取外すことができる。流体供給
ライン３０は固定バルブ２８を経て、ガイドロッド２０
を通して下方向へ、膨張ポート３２を通して外方へ、そ
してアンカーバルーン２６の中へと膨張流体を供給す
る。アンカーバルーン２６が膨張された後、固定バルブ
２８は遮断され、供給ライン３０は取外されてアンカー
バルブ２６が膨張状態で固定されて残される。この代り
に、圧縮流体の小さなキャニスタが供給ライン３０に代
えて使用でき、このキャニスタは既存のカニューレを通
過できる程十分に直径が小さいならば所定位置に残され
ることができる。望まれるならば、固定バルブ２８はア
ンカーバルーン２６を収縮させるために作動できる。膨
張して広がらない他の代替アンカー装置が使用されるな
らば、他の適当な固定装置が固定バルブ２８として代用
できる。
【００１４】図４は交換用カニューレ５４を通して挿入
される本発明による中空交換套管針４０を示す。交換カ
ニューレ５４はその基端５８の近くにハンドル５９を有
し、先端５６に管状本体終端を有する。交換用カニュー
レ５４は既存のカニューレ１０よりも大径を有すること
ができ、または使用する医師が必要とする或種の他の特
徴を有し得る。交換套管針４０はその管状差し針部材４
２の基端４６に取付けられたハンドル４８を有する。切
断縁は差し針部材４２の先端４４に形成され、これは交
換用カニューレ５４の先端５６を超えて突出する。
【００１５】交換套管針４０を通る中空孔の内径５０
は、ガイドロッド２０およびアンカーバルーン２６の通
過を可能にする寸法である。ロックナット５２は割コレ
ット（図示せず）を備えているようなガイドロッド２０
をグリップする典型的手段である。望まれるならばばね
付勢スリツプが使用でき、またはガイドロッド２０を保
持するために締り嵌めのナイロンフィッティングが使用
でき、またはグリップ手段が全く使用されないことがで
きる。交換套管針４０および交換用カニューレ５４の間
の嵌合はスリップフィットであり、套管針４０は患者の
体内に挿入することで組織内に侵入するために必要とさ
れる切断縁および剛性を備えている。
【００１６】
【作動】本発明の装置の作動方法を説明する。図５に見
られるように、既存のカニューレ１０を異なるおそらく
大径のカニューレと交換することが望まれるならば、ガ
イドロッド２０が流体供給装置３０に取付けられ、アン
カーバルブ２６が収縮されて、ガイドロッド２０は既存
のカニューレ１０を通して患者１６の体内に挿入され
る。ガイドロッド２０はその先端２２がチャンネル既存
のカニューレ１０の先端１１を超えて突出する迄挿入さ
れる。
【００１７】図６に見られるように、ガイドロッド２０
は次ぎに供給ライン３０からガイドロッド２０を通して
下方へ、そしてポート３２を通して外方へ流体圧力を供
給することで、アンカーバルーン２６の膨張により患者
の体内の所定位置にアンカーされる。固定バルブ２８は
次ぎに遮断されてアンカーバルーン２６を膨張状態に固
定し、ガイドロッド２０を患者の体内の周囲組織に接触
させて所定位置にアンカーさせる。次ぎに、供給ライン
３０が取外される。
【００１８】図７は既存のカニューレ１０を引出した後
の患者１６の体内にの所定位置にアンカーされたガイド
ロッド２０を示す。この状態で、ガイドロッド２０は医
師がカニューレおよび套管針１３を最初に挿入して確立
した患者１６の治療部位へ通じる元の通路を維持する。
ガイドロッド２０は孔４から容易に引出せない。何故な
ら、アンカーバルーン２６が孔１４と治療部位との間の
介在組織の後方で膨張されているからである。
【００１９】ガイドロッド２０が元の通路を保持する間
に、交換用カニューレ５４を装嵌された交換套管針４０
が図８に示されるようにガイドロッド２０の上から患者
１６の体内に挿入される。望まれるならば、交換套管針
４０の先端４４の切断縁は穴１４およびガイドロッド２
０にそう既存の通路を広げる。図９に示されるように、
アンカーバルーン４０は引出され、交換用カニューレ５
４が所定位置に残される。
【００２０】図１０に見られるように、アンカーバルー
ンの代りにガイドロッド２０’は取付け部２７’の位置
でそれに取付けられた横方向に突出するアンカーバスケ
ット２６’を有することができる。アンカーバスケット
２６’は位置２７’でガイドロッド２０’に取付けら
れ、バスケットの可撓性ワイヤー２３’に取付けられた
柔軟なレッグで構成されており、これはねじロックナッ
ト２８’に取付けられている。望まれたときに、ロッキ
ングナット２８’はねじ２５’の相互作用によってガイ
ドロッド２０’からねじ外れ、図１１に示した形状とな
るように可撓性ワイヤー２３’および柔軟なアンカーバ
スケツト２６’を引張る。図１１に示されたように、バ
スケット２６’のレッグはスロット２１’を通して突出
し、ガイドロッド２０’に対して横方向に延在する。
【００２１】図１２に見られるようにアンカー装置の他
の実施例は、取付け部２７’’にてガイドロッド２
０’’に取付けられた柔軟なアンカーアーム２６’’を
有する。アンカーアーム２６’’が図１３に示されるよ
うに套管針またはカニューレによって強制されないと
き、これらは自動的にスロット２１’’を通して突出
し、ガイドロッド２０’’に対して横方向に延在する。
【００２２】ここに詳細に図示し説明したようにカニュ
ーレの交換を行うこの方法および装置は前述した目的を
得ると共に利点を与えることが完全にできるが、これら
は本発明の現在好ましいと考えられている実施例の単な
る説明のものと理解されるべきであり、また特許請求の
範囲の欄に記載された以外にここに示された構造または
設計の詳細に対する限定は全く意図されていないことが
理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術で知られている患者に挿入された套管
針に取付けられているカニューレの立面図。
【図２】従来技術で知られている套管針の引出し後に患
者の体内に残された図１のカニューレの立面図。
【図３】本発明のガイドロッドの断面図。
【図４】本発明の中空套管針および交換用カニューレの
断面図。
【図５】患者の体内に存在する既存のカニューレの中に
挿入にされた図１のガイドロッドの断面図。
【図６】アンカーバルーンが膨張された図１のガイドロ
ッドの断面図。
【図７】既存のカニューレの引出し後に患者の体内に残
された図１のガイドロッドの断面図。
【図８】図１のガイドロッドの上から患者の体内に挿入
された図４の中空套管針および交換用カニューレの断面
図。
【図９】交換用カニューレからガイドロッドおよび中空
套管針を引出して患者の体内にカニューレを残した断面
図。
【図１０】収縮させた状態のガイドロッド先端に取付け
られたアンカー装置の代替実施例の断面図。
【図１１】膨張させた状態の図１０のアンカー装置の断
面図。
【図１２】収縮させた状態のアンカー装置の第２の代替
実施例の断面図。
【図１３】膨張させた状態の図１２のアンカー装置の断
面図。
【符号の説明】
１０ 中空カニューレ １１ カニューレ先端 １２ カニューレ基端 １３ 中空套管針 １４ 穴 １６ 患者 ２０、２０’、２０’’ ガイドロッド ２１’、２１’’ スロット ２２ ガイドロッド先端 ２３’ ワイヤー ２５’ ねじ ２６ アンカーバルーン ２６’ アンカーバスケット ２６’’ アンカーアーム ２７、２７’ アンカーバルーン取付け部 ２８ 固定バルブ ３０ 流体供給ライン ３２ 膨張ポート ４０ 交換套管針 ４２ 差し針部材 ４６ 基端 ５０ 内径 ５２ ロックナット ５４ 交換用カニューレ ５８ カニューレ基端 ５９ ハンドル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 患者の体内に存在する既存のカニューレ
    に代わるカニューレを取付ける装置であって、 既存のカニューレの中空孔を通して挿入可能な細長いガ
    イドロッド、および前記ガイドロッドの基端上を同芯的
    にスライドして患者の体内に挿入されることができる寸
    法の中空套管針を含んで構成されたカニューレ取付け装
    置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の装置であって、前記ガ
    イドロッドがその前記基端上に既存のカニューレを引出
    せる形状とされたカニューレ取付け装置。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載の装置であって、前記ガ
    イドロッドがその前記基端を既存のカニューレ基端から
    突出させた状態で先端を既存のカニューレ先端を超えて
    延在できる十分な長さを有したカニューレ取付け装置。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載の装置であって、前記ガ
    イドロッドが剛性であるカニューレ取付け装置。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載の装置であって、前記ガ
    イドロッドの前記先端を患者の体内の所定位置にアンカ
    ーするためにガイドロッド先端に取付けられた膨張可能
    なアンカー手段を更に含んで構成されたカニューレ取付
    け装置。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の装置であって、前記ア
    ンカー手段が選択的に膨張可能なバルーンであるカニュ
    ーレ取付け装置。
  7. 【請求項７】 請求項５に記載の装置であって、前記ア
    ンカー手段が前記ガイドロッド自体の選択的に膨張可能
    な横方向の延長部分であるカニューレ取付け装置。
  8. 【請求項８】 請求項５に記載の装置であって、前記ア
    ンカー手段が前記ガイドロッド自体の自動的に膨張可能
    な横方向の延長部分であるカニューレ取付け装置。
  9. 【請求項９】 請求項５に記載の装置であって、前記ア
    ンカー手段を選択的に膨張および収縮させる膨張手段を
    更に含んで構成されたカニューレ取付け装置。
  10. 【請求項１０】 請求項９に記載の装置であって、膨張
    および収縮状態に前記膨張手段を選択的に固定する固定
    手段を更に含んで構成されたカニューレ取付け装置。
  11. 【請求項１１】 請求項１に記載の装置であって、前記
    ガイドロッド上にて患者の体内に挿入するために前記套
    管針に同芯的に取付け可能な交換用カニューレを更に含
    んで構成されたカニューレ取付け装置。
  12. 【請求項１２】 請求項１１に記載の装置であって、前
    記交換用カニューレが既存のカニューレよりも大径であ
    るカニューレ取付け装置。
  13. 【請求項１３】 患者の体内に存在する既存のカニュー
    レに代わる交換用カニューレを取付ける装置であって、 既存のカニューレの中空孔を通して挿入可能な細長い剛
    性のガイドロッドであって、その先端が既存のカニュー
    レ先端を超えて延在する前記ガイドロッド、 前記ガイドロッドの先端を患者の体内の所定位置にアン
    カーするためにガイドロッドの前記先端に取付けられた
    膨張可能なアンカーバルーン、 既存のカニューレを引出した後、前記ガイドロッドの基
    端上を同芯的にスライドして患者の体内に挿入されるこ
    とができる寸法の中空剛性套管針、および前記ガイドロ
    ッド上にて前記套管針と共に患者の体内に挿入できるよ
    うに前記套管針に同芯的に取付け可能な交換用カニュー
    レを含んで構成された交換用カニューレ取付け装置。
  14. 【請求項１４】 請求項１３に記載の装置であって、前
    記交換用カニューレが既存のカニューレより大径である
    交換用カニューレ取付け装置。
  15. 【請求項１５】 患者の体内に存在する既存のカニュー
    レに代わる交換用カニューレを取付ける方法であって、 患者の体内に存在する既存のカニューレの中空孔の中に
    ガイドロッドを挿入し、 既存のカニューレを前記ガイドロッドの基端上で患者か
    ら引出し、 中空套管針の外側に同芯的に交換用カニューレを取付
    け、 前記中空套管針および前記交換用カニューレを前記ガイ
    ドロッドの前記基端上で同芯的にスライドさせて患者の
    体内に挿入し、および前記交換用カニューレを通して患
    者から前記ガイドロッドおよび前記中空套管針を引出す
    諸段階を包含する交換用カニューレ取付け方法。
  16. 【請求項１６】 請求項１５に記載の方法であって、前
    記交換用カニューレが既存のカニューレよりも大径であ
    る交換用カニューレ取付け方法。
  17. 【請求項１７】 請求項１５に記載の方法であって、既
    存のカニューレ先端を超えて前記ガイドロッドの先端が
    延在するように十分な深さで前記ガイドロッドが既存の
    カニューレの中に挿入される交換用カニューレ取付け方
    法。
  18. 【請求項１８】 請求項１７に記載の方法であって、患
    者の体内の所定位置に前記ガイドロッドの前記先端をア
    ンカーするために前記ガイドロッド先端に取付けられた
    膨張可能なアンカー手段を選択的に膨張させる段階を更
    に包含する交換用カニューレ取付け方法。
  19. 【請求項１９】 患者の体内に存在する既存のカニュー
    レに代わる交換用カニューレを取付ける装置であって、 患者の体内に存在する既存のカニューレの中空孔の中に
    細長い剛性のガイドロッドをその先端が既存のカニュー
    レ先端を超えて露出するのに十分な深さで挿入し、 患者の体内の所定位置に前記ガイドロッドの前記先端を
    アンカーするために、ガイドロッド先端に取付けられた
    アンカーバルーンを膨張させ、 既存のカニューレを前記ガイドロッドの基端上で患者か
    ら引出し、 中空剛性套管針の外側に同芯的に交換用カニューレを取
    付け、 前記中空套管針および前記交換用カニューレを前記ガイ
    ドロッドの前記基端上で同芯的にスライドさせて患者の
    体内に挿入し、 前記アンカーバルーンを収縮させ、および前記交換用カ
    ニューレを通して患者から前記ガイドロッドおよび前記
    中空套管針を引出す諸段階を包含する交換用カニューレ
    取付け方法。
  20. 【請求項２０】 請求項１９に記載の方法であって、前
    記交換用カニューレが既存のカニューレよりも大径であ
    る交換用カニューレ取付け方法。
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