JPH0713586Y2 - 位置決め装置の軸合わせ構造 - Google Patents

位置決め装置の軸合わせ構造

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JPH0713586Y2
JPH0713586Y2 JP1989034097U JP3409789U JPH0713586Y2 JP H0713586 Y2 JPH0713586 Y2 JP H0713586Y2 JP 1989034097 U JP1989034097 U JP 1989034097U JP 3409789 U JP3409789 U JP 3409789U JP H0713586 Y2 JPH0713586 Y2 JP H0713586Y2
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shaft
positioning device
shaft hole
drive
alignment structure
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JP1989034097U
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JPH02124087U (ja
Inventor
清 植田
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、電動のカーテン開閉機構におい
て、その組み立てを簡単にする軸合わせ構造に関する。
(ロ)従来技術 従来、モータの駆動で開閉されるカーテンの開閉機構に
は、カーテンの開閉位置を自動的に制御するために、位
置決め装置を並設している。
この位置決め装置は、カーテンを駆動させるロープで回
動する回動体より回転量を入力し、この回転量を計数し
て前述のモータを回転制御するものであるが、前述の回
動体と、位置決め装置との連結はスプライン嵌合による
軸と軸孔とによって行われていた。
ところで、前述のカーテン開閉機構はロープを張架する
駆動プーリと、前述のロープの移動で回動する回動体と
を基台に軸受し、これらの駆動プーリ及び回動体に、モ
ータ及び位置決め装置を連結するが、モータと位置決め
装置とはこれらの取り扱いを容易にするため、一体不可
分に形成されているので、前述の連結はモータ軸と位置
決め装置の入力軸とを同時に行わなければならない。
しかし、二本の軸を同時に連結することは実際困難であ
るので、現実には先にモータの軸を駆動プーリの軸孔に
少し嵌合させた後、位置決め装置の入力軸を回動体の軸
孔に嵌合させてそれから両者を一挙に連結する連結手段
がとられている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上述の連結手段に於いて、モータ側の連結は独
立した軸と軸孔との嵌合として行うことができるため、
連結にさほどの困難性はないが、しかし、位置決め装置
側の連結は、すでに連結されているモータ側に作業が制
限されるために、軸と軸孔のスプラインの嵌合位置を合
わせることが困難となる。この嵌合を得るには、入力軸
のみを若干回転させて行うが、このとき、連結部分に入
力軸を回転させるための十分な隙間がないので、すでに
連結状態にあるモータ側の軸嵌合も外れることがしばし
ばあり、この場合最初から嵌合作業をやり直さなければ
ならないことになる。
しかも、この嵌合作業は窓枠の上部に基台を取付けられ
た高い所で行い、重量物のモータを保持しての作業であ
るため、極めて作業が困難となり、取付けの作業性が悪
い問題点を有する。
この考案は、上述のような問題点を考慮して、嵌合作業
が簡単に行える位置決め装置の軸合わせ構造の提供を目
的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、カーテンを開閉するロープの移動で回動す
る回動体と、該回動体からの出力を入力する位置決め装
置とを、軸と該軸に嵌合する軸孔とにより動力伝達可能
に接続するカーテン開閉機構に於ける位置決め装置の軸
合わせ構造であって、前記軸を、多角形に形成するとと
もに、前記軸孔を、上記軸が選択嵌合可能にすべく、軸
の多角形が有する角数の2倍以上の倍数になる多角形状
に形成した位置決め装置の軸合わせ構造であることを特
徴とする。
(ホ)作用 この考案の位置決め装置の軸合わせ構造は、多角形の軸
と軸孔との嵌合位置は、軸孔の角数が多角形の軸の角数
より2以上の倍数で形成されているので、2倍以上とな
り、嵌合の確率が倍以上に増加する。
(ヘ)考案の効果 上述のように、この考案によれば、軸が軸孔に嵌合する
確率が高いので、位置決め装置の動き(取り扱い)が駆
動装置(モータ)によって制限されても、該位置決め装
置と回動体との軸合わせが容易となり、さらに、基台が
窓枠上部に取付けられた高い所での作業であっても作業
に苦痛がなく、よって取付け作業性が改善される。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は電動式カーテン開閉機構に於ける位置決め装置の
軸合わせ構造を示し、そのカーテン開閉機構は、第3図
に於いて、窓枠2上部に架設したカーテンレール3の左
側端部に引分プーリ4を支持し、一方、このカーテンレ
ール3の右側端部に駆動プーリ5を軸支すると共に、こ
れら引分プーリ4と駆動プーリ5との間にカーテン開閉
ロープ6をループ状に張架している。
一方、上述のカーテンレール3内部に多数の各ランナ7
…を走行可能に挿入し、これら多数の各ランナ7…を左
右均等に分割する中間位置に左右一対の各先頭ランナ8,
8を走行可能に挿入して、これら各先頭ランナ8,8に上述
のカーテン開閉ロープ6の両端部をそれぞれ固定した
後、これら左右に分割した各ランナ7…及び各先頭ラン
ナ8,8に二枚の各カーテン9,9をそれぞれ吊掛けている。
前述の駆動プーリ5は、第4図及び第5図にも示すよう
に、基台10を構成するプーリボックス11内部に回転可能
に軸支しており、この基台10の左側に取付けたカーテン
レール3内を移動するロープ6を張架している。
上述の基台10内部には、上述の駆動プーリ5の他に、該
駆動プーリ5に張架し、二本が平行状態にあるロープ6
を両側から挟む二つのガイドプーリ12,12と、これらの
上面に一体形成したギヤ12aと噛合して回動する回動体1
3とを軸支している。
このような基台10の下部には、上述の駆動プーリ5を駆
動させる駆動軸14を有した駆動装置15と、これに隣接
し、上述の回動体13よりその出力を入力する回動軸16を
有する位置決め装置17とを取付ける。
上述の駆動装置15は、駆動プーリ5の軸孔5aにその駆動
軸14が連結された後、基台10の下面側に適宜の係止手段
で係止し、また位置決め装置17は駆動装置15の側面に上
下方向に摺動可能に適宜のアリ溝構造で保持し、その回
動軸16と回動体13との連結後、位置決め装置17が基台10
にボルト等で固定される。
ここで、上述の位置決め装置17とは、カウンタケース17
aに摺動可能に係合したセットボタン17bをプッシュ操作
して、カウンタケース17aに内蔵された開閉一対の各カ
ウンタ17cを任意のOPEN位置とCLOSE位置とでリセット
し、これら各カウンタ17cはそれぞれのリセット位置に
於いて上述駆動軸14を駆動する駆動モータ(図示せず)
を駆動停止して、左右の各カーテン9,9をOPEN位置とCLO
SE位置とに自動停止する機能を有する。
上述の駆動プーリ5の軸孔5aは、四角形で、その短手方
向の辺を外方への円弧状に形成している。また、これに
嵌合する駆動軸14は後述する回動軸16よりもやや長く形
成し、この軸孔5aに嵌合対応する形状に形成すると共
に、上端面の外縁の角をとって、ガイド面14aを有して
先端方向へ狭まるテーパ状に形成している。
上述の位置決め装置17の回動軸16は、第1図に示すよう
に、その横断面を正六角形に形成し、また上端面の外縁
の角を落として、ガイド面16aを形成している。
一方、回動体13の軸孔18は、第2図にも示すように、上
述回動軸16の形状である正六角形が対応する同じく正六
角形の位置に第1角群18a…を形成し、さらにこの正六
角形状を軸芯を中心に30度回転した位置に第2角群18b
…を形成して、合成12個の角18a…,18b…を内外に凹凸
のある形状に形成すると共に、その開口部縁に外方へテ
ーパ状のガイド面13aを形成している。これは、回動軸1
6の六角形の6角数に対応し、2倍数になる12角数に軸
孔18の角数を設定して形成している。
このようなカーテン開閉機構1の組み付け作業、特に駆
動軸14と回動軸16とをそれぞれ駆動プーリ5及び回動体
13の各軸孔5a,18に嵌合するには、まず、軸合わせ及び
嵌合の行いやすい駆動装置15の駆動軸14を駆動プーリ5
の軸孔5aに対して単独に軸合わせを行い、駆動装置15の
上面を基台10の下面に接合させると共に、位置決め装置
17を若干下方に押下げて、その回動軸16の上方の回動体
13の軸孔18に対向させた状態で駆動装置15を基台10に係
止する。
次いで、位置決め装置17をアリ溝構造の保持に基づいて
駆動装置15の側面を上方へ摺動させて、その回動軸16と
上方の回動体13の軸孔18との嵌合を進める。
このとき、回動軸16は正六角形に形成しているが、これ
に対する回動体13の軸孔18は、その正六角形状が嵌合す
る角を2倍数の12個に形成しているので、回動軸16を軸
孔18に対して単に直線的に嵌合しようとする場合、第2
図に見られるように、回動軸16は、軸孔18の12個の角の
うち、第1角群18a…か、あるいは第2角群18b…かのい
ずれかに嵌合する。すなわち、両群の角の角度の違いは
30度あり、回動軸16と軸孔18との形状が嵌合不能な程度
にずくことはほとんどなく、直線的な移動だけで嵌合が
可能で、作業が簡単に行える。
また、嵌合する回動軸16の上端面の外縁には、ガイド面
16aを形成しているため、回動軸16は軸孔13aに入り易く
なり、上述した前後方向の位置定めが甘かったとして
も、また回動軸16と軸孔18の位置関係が嵌合不能な程度
ずれていたとしても、嵌合しようとする力が、嵌合し易
く形成したガイド面16aを利用して、回動軸16あるいは
回動体13を極わずか回転させて、回動軸16と軸孔18の形
状が合致するようにし嵌合ができる。
その後、位置決め装置17の上面が基台10の下面に接合す
ることで、この位置決め装置17を基台10又は駆動装置15
に固定して、カーテン開閉機構1の組み付けが終了す
る。
上述のように、位置決め装置17の回動軸16と回動体13の
軸孔18との軸合わせ構造を構成すると、回動軸16と軸孔
18との軸合わせが容易となり、基台10を窓枠2上部に取
付けた後に、位置決め装置17を基台10に取付けても、そ
の作業性が良く、迅速な作業を得る。
なお、上述の実施例は回動軸16を六角形にしたが他の角
数でもよく、また軸孔18の角数を六角形の2倍としたが
他の倍数でもよく、さらに位置決め装置17は駆動装置15
に対して上下摺動可能であるが、両者は一体不可分の固
定式でもよく、この考案は上述の実施例の構成のみに限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は回動軸と回動体の斜視図、 第2図は回動軸が回動体に嵌合したときの断面図、第3
図はカーテン開閉機構を示す正面図、 第4図は基台を示す平面図、 第5図はカーテン開閉機構が組み付けられた状態を示す
断面図である。 1……カーテン開閉機構、6……ロープ 13……回動体、16……回動軸 17……位置決め装置、18……軸孔 18a……第1角群、18b……第2角群

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンを開閉するロープの移動で回動す
    る回動体と、該回動体からの出力を入力する位置決め装
    置とを、軸と該軸に嵌合する軸孔とにより動力伝達可能
    に接続するカーテン開閉機構に於ける位置決め装置の軸
    合わせ構造であって、 前記軸を、多角形に形成するとともに、 前記軸孔を、上記軸が選択嵌合可能にすべく、軸の多角
    形が有する角数の2倍以上の倍数になる多角形状に形成
    した 位置決め装置の軸合わせ構造。
JP1989034097U 1989-03-23 1989-03-23 位置決め装置の軸合わせ構造 Expired - Lifetime JPH0713586Y2 (ja)

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JPH02124087U JPH02124087U (ja) 1990-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS617386U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 ト−ソ−株式会社 カ−テン開閉装置

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JPH02124087U (ja) 1990-10-12

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