JPH07135651A - 映像通信システム - Google Patents

映像通信システム

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Publication number
JPH07135651A
JPH07135651A JP28082593A JP28082593A JPH07135651A JP H07135651 A JPH07135651 A JP H07135651A JP 28082593 A JP28082593 A JP 28082593A JP 28082593 A JP28082593 A JP 28082593A JP H07135651 A JPH07135651 A JP H07135651A
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JP
Japan
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video
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JP28082593A
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English (en)
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Koichi Emura
恒一 江村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信映像のうち注目する領域を高精細に得る
ことで経済的な映像通信を実現する。 【構成】 注目領域検出装置14は視線位置データ10
3から注目領域データ104を検出し伝送路16を介し
相手局へ送信する。映像符号化制御装置19は、映像伝
送装置15が受信した注目領域データ107と伝送路か
ら検出した輻輳程度データ108から入力される旧符号
化パラメータを再生成し、新符号化パラメータ110と
して映像符号化装置17へ入力する。映像符号化装置1
7は入力される新符号化パラメータ110を用いて映像
信号106を映像データ105へ符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮した映像データを
あらゆる種類の伝送路を介して通信する映像通信システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像通信システムは、伝送路の利
用効率を最も重視し映像の内容と品質を考慮せずに、伝
送路の帯域幅に送信できるビットレートで映像全体を高
効率圧縮し通信している。受信する映像の注目する部分
を鮮明に得ようとする場合には伝送路の帯域幅を大きく
するしかなく、また伝送路において輻輳の発生する場合
には通信が出来なくなるか映像全体の品質が落ちること
になる。
【0003】以下図5を参照しながら、従来の映像通信
システムにおける映像符号化制御の一例について説明す
る。
【0004】図5は従来の映像通信システムにおける映
像符号化制御の構成を示すブロック図である。図5で5
1は復号化された映像を表示する映像表示装置、52は
受信した映像データを復号化する映像復号化装置、53
は符号化された映像データを送受信する映像伝送装置、
54は映像伝送装置53が送信または受信するデータを
伝送する伝送路、55は送信する映像を符号化する映像
符号化装置、56は送信する映像を入力する映像入力装
置、501は映像復号化装置52によって復号化された
映像信号、502は映像伝送装置53によって受信され
た映像データ、503は映像符号化装置55によって符
号化された映像データ、504は映像入力装置56によ
って入力された映像信号である。
【0005】以上のように構成された従来の映像通信シ
ステムについて、以下にその動作を説明する。映像入力
装置56から入力された映像信号504は、あらかじめ
予約されている伝送路54の使用帯域に送信可能なビッ
トレートになるように映像符号化装置55で映像データ
503へ符号化され、映像伝送装置53から伝送路54
へ送信される。映像伝送装置53が受信した映像データ
502は映像復号化装置52で映像信号501へ復号化
され映像表示装置51に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の映像通信システムでは、一度予約した伝送路
の使用帯域を変更しない間は受信映像の注目する領域を
精細に伝送することは困難であり、満足する映像の精細
度を得るためには必要以上の伝送路の使用帯域の予約ま
たは変更が伴い、得る映像の品質に対し伝送路の有効利
用の観点から無駄が多くなる。
【0007】また伝送路に輻輳が生じた場合、実時間で
の伝送路の使用帯域変更が不可能なシステムでは映像の
伝送自体が出来なくなり、実時間での伝送路の使用帯域
変更が可能なシステムにおいても伝送ビットレートの減
少によって得られる映像全体の品質が劣化するか、少な
くとも受信者の注目する映像領域の品質は保証されない
という課題を有していた。
【0008】本発明は上記課題を解決し、受信者の注目
する映像領域を精細に伝送することにより伝送路の効果
的利用及び経済的映像通信を可能とし、また伝送路の輻
輳に対し受信映像の品質を極端に落とすことなく実時間
で対応することを可能とする映像通信システムを提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の本発明の映像通信システムは映像を入力する
映像入力装置と、入力された映像信号を符号化する映像
符号化装置と、映像伝送装置から得る注目領域データや
輻輳程度データから符号化パラメータを再生成する映像
符号化制御装置と、符号化された映像データと注目領域
データを伝送路へ送受信する映像伝送装置と、受信した
映像データを復号化する映像復号化装置と、復号化され
た映像データを表示する映像表示装置と、表示された映
像に対し注目する視線を入力する視線入力装置と、捕ら
えた視線の位置データから映像の注目領域を検出する注
目領域検出装置を備えている。
【0010】また第2の本発明は、映像伝送装置に伝送
路の輻輳程度を検出する手段を備え、映像伝送装置から
得る輻輳程度データからも符号化パラメータの生成が可
能な映像符号化制御装置を備えている。
【0011】また第3の本発明の映像通信システムは第
1の映像通信システムの伝送路と映像伝送装置以外の装
置を備えている。
【0012】
【作用】第1の本発明は、上記の構成によって、自局で
は映像表示装置に表示された受信映像を見ると同時に視
線入力装置へ入力された視線から検出した注目領域デー
タを相手局へ送信し、相手局では自局から送られてきた
注目領域データと映像符号化装置から得られる現在の符
号化パラメータを基に送信映像の注目領域がより精細に
なるように新しい符号化パラメータを再生成し、再生成
された符号化パラメータによって符号化された映像デー
タが相手局から自局へ送信されることにより、自局が受
信映像の中から自局の注目する領域の品質を重視した映
像を見ることができる。
【0013】また第2の本発明は、映像伝送装置が伝送
路の輻輳を検出し、その程度によって注目する映像領域
の品質を急激に劣化させることなく、伝送路の使用帯域
を増減しながら映像通信することができる。
【0014】また双方の局に送信系と受信系の2つを兼
ね備えたシステムを考えた場合、自局が自局の入力映像
を表示し、注目する視線から検出した映像領域を高品質
符号化した映像データを相手局へ送信することも同様に
可能である。
【0015】第3の本発明は、上記の構成によって、映
像表示装置に表示された映像を見ると同時に視線入力装
置へ入力された視線から検出した注目領域データと映像
符号化装置から得られる現在の符号化パラメータを基
に、表示映像の注目領域または非注目領域またはその両
方に特殊効果を施す新しい符号化パラメータを再生成
し、再生成された符号化パラメータによって符号化され
た映像データを復号化し表示することで、表示映像を見
る行為によって実時間で表示映像に特殊効果をかけるこ
とができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下第1の本発明の映像通信システムの一
実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は第1の本発明の映像通信システムの
構成を示すブロック図である。図1で11は復号化され
た映像を表示するテレビやコンピュータディスプレイ等
の映像表示装置、12は受信した入力映像データを復号
化する映像復号化装置、13は映像表示装置11に表示
される映像を見る視線を入力する視線入力装置、14は
入力された視線の位置から注目領域を検出する注目領域
検出装置、15は映像データと注目領域データを送受信
する映像伝送装置、16は映像伝送装置15が送信また
は受信するデータを伝送する伝送路、17は送信する映
像を符号化する映像符号化装置、18は送信する映像を
入力する映像入力装置、19は映像符号化装置17にお
ける符号化パラメータを制御する映像符号化制御装置、
101は映像復号化装置12によって復号化された映像
信号、102は映像伝送装置15によって受信された映
像データ、103は視線入力装置13から入力された視
線位置データ、104は注目領域検出装置14によって
検出された注目領域データ、105は映像符号化装置1
7によって符号化された映像データ、106は映像入力
装置18から入力された映像信号、107は注目領域検
出装置14の出力で映像伝送装置15によって受信され
た注目領域データ、108は映像伝送装置15が検出す
る伝送路16の輻輳程度データ、109は映像符号化装
置17によって生成される旧符号化パラメータ、110
は映像符号化制御装置19が再生成する新符号化パラメ
ータである。
【0018】図2は映像表示装置11の表示映像におけ
る注目領域の例図である。図2で21は第1の注目領
域、22は第2の注目領域、23は非注目領域、24は
映像符号化制御装置19で再生成する新符号化パラメー
タ110の再生成手段を説明する画素領域である。
【0019】図3は映像符号化制御装置19で再生成す
る新符号化パラメータ110の再生成手段を説明する説
明図である。図3で31は画素領域24の各画素に画素
値を表示した4×4画素の元画素領域、32は注目領域
データ107を基に元画素領域31と空間的に同等の画
素領域の非注目領域23及び第2の注目領域22に含ま
れる画素にそれぞれ2及び1/2の重み付け値を表した
重み付けマトリックス、33は従来の量子化マトリック
スである旧符号化パラメータ、34は本発明における新
符号化パラメータ再生成手段によって再生成された量子
化マトリックスである新符号化パラメータ、35は元画
素領域31の各画素値を新符号化パラメータ34の各量
子化ステップで割り小数点以下を四捨五入した量子化後
の画素領域、36は量子化後の画素領域35の各画素値
に新符号化パラメータ34の各量子化ステップをかけた
逆量子化後の画素領域、37は元画素領域31の各画素
値と逆量子化後の画素領域36の各画素値の差分を表す
量子化誤差画素領域である。
【0020】以上のように構成された第1の本発明の映
像通信システムついて、以下にその動作を説明する。自
局は、映像伝送装置15で受信した映像データ102を
映像復号化装置12で映像信号101へ復号化し映像表
示装置11に表示する。映像表示装置11に表示された
映像を見ながら、その視線を眼球運動測定装置などを用
いて視線入力装置13に入力し視線位置データ103と
して注目領域検出装置14へ入力する。
【0021】注目領域検出装置14は、入力された視線
位置データ103から第1の注目領域21及び第2の注
目領域22そして非注目領域23の3領域を示す注目領
域データ104を実時間で検出し映像伝送装置15から
伝送路16を介し相手局へ送信する。相手局は、映像入
力装置18から入力された映像信号106を基に映像符
号化装置17で伝送路16の使用帯域に送信可能なビッ
トレートになるように映像信号の符号化パラメータを生
成し旧符号化パラメータ109として映像符号化制御装
置19に入力する。
【0022】映像符号化制御装置19は、映像伝送装置
15が自局から受信した注目領域データ107を基に新
符号化パラメータ110を再生成する手段を用いて第1
の注目領域21に最大の重み付け、第2の注目領域22
に中間の重み付け、非注目領域23には最小の重み付け
を施し、映像伝送装置15が検出した伝送路16の輻輳
程度データ108を基に映像全体のビットレートの上限
を変化させ、新符号化パラメータ110を出力する。
【0023】映像符号化装置17は映像符号化制御装置
19で再生成された新符号化パラメータ110を使用し
入力される映像信号106を符号化し映像データ105
として映像伝送装置15から伝送路を介し自局へ送信す
る。
【0024】次に新符号化パラメータ110を再生成す
る手段を説明する。非注目領域23と第2の注目領域2
2を8画素ずつ持つ4×4画素の画素領域24に各画素
値を表したものが元画素領域31である。
【0025】また旧符号化パラメータ33は、映像符号
化装置17で元画素領域31の各画素値と目標符号化量
から生成されるかまたはあらかじめ決められたデフォル
ト値である。映像符号化制御装置19で、注目領域デー
タ107を基に元画素領域31と空間的に同等の画素領
域の非注目領域33及び第2の注目領域32にそれぞれ
2及び1/2の重み付け値を表した重み付けマトリック
ス32を作成し、旧符号化パラメータ33の各量子化ス
テップに重み付けマトリックス32の各重み付け値をか
けることで旧符号化パラメータから新符号化パラメータ
34を再生成する。
【0026】映像符号化装置17では、元画素領域31
の各画素値を新符号化パラメータ34の各量子化ステッ
プでわり小数点以下を四捨五入することで量子化後の画
素領域35を作成し、量子化後の画素領域35と新符号
化パラメータ34を映像データ105として送信する。
【0027】受信した映像データ102は映像復号化装
置12において量子化後の画素領域35と新符号化パラ
メータ34に分けられ、量子化後の画素領域35と新符
号化パラメータ34をかけて逆量子化後の画素領域36
を再生する。
【0028】また逆量子化後の画素領域36の各画素値
と元画素領域31の各画素値の差分をとった量子化誤差
画素領域37をみれば、第2の注目領域22が非注目領
域23に比べて画素の誤差値が小さく精細に符号化され
ていることが分かる。
【0029】さらに量子化誤差画素領域37の各量子化
誤差値を符号化し逆量子化後の画素領域36の各画素値
と足しあわせればさらに精細な符号化制御が可能とな
る。
【0030】以上のように本実施例によれば、自局は自
局の注目する映像領域の品質を重視した映像を相手局か
ら受信することが出来、伝送路の輻輳に対して注目領域
の品質を極端に落とさずに実時間で対応し、伝送路の有
効かつ経済的利用が可能となる映像通信が行えるもので
ある。
【0031】なお、第1の本発明の実施例において注目
領域を3つの領域にしたが、1つ以上の任意の領域を注
目領域とすることも可能であり、注目領域の位置と大き
さも実施例に示した限りではない。また、送信系と受信
系の双方の機能を兼ね備えること及び、自局に表示した
自局の映像の注目領域を検出し自局の映像符号化制御装
置を制御することも可能である。
【0032】また、輻輳程度データのみによる映像符号
化制御、注目領域データのみによる映像符号化制御、輻
輳程度データと注目領域データの両方による映像符号化
制御と映像符号化制御を行わない場合及びそれらのあら
ゆる組み合わせも考えられる。また、視線入力において
眼球運動測定装置を用いたがマウス、キーボードその他
の入力装置でも可能である。
【0033】また、新符号化パラメータの再生成手段の
説明において画素領域の画素数、画素値、旧符号化パラ
メータの量子化ステップ、新符号化パラメータの量子化
ステップ、重み付けマトリックスの重み付け値は実施例
に示した限りではなく、実施例以外の新符号化パラメー
タの再生成手段も考えられる。さらに映像として動画を
例としたが、静止画であってもよい。
【0034】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図4は本発明の第
2の実施例における映像通信システムの構成を示すブロ
ック図である。図4で41は復号化された映像を表示す
るテレビやコンピュータディスプレイ等の映像表示装
置、42は符号化された映像データを復号化する映像復
号化装置、43は映像表示装置41に表示される映像を
見る視線を入力する視線入力装置、44は入力された視
線の位置から注目領域を検出する注目領域検出装置、4
5は表示映像を符号化する映像符号化装置、46は表示
映像を入力する映像入力装置、47は映像符号化装置4
5における符号化パラメータを制御する映像符号化制御
装置、401は映像復号化装置42によって復号化され
た映像信号、402は映像符号化装置45によって符号
化された映像データ、403は視線入力装置43から入
力された視線位置データ、404は注目領域検出装置4
4によって検出された注目領域データ、405は映像入
力装置46から入力された映像信号、406は映像符号
化装置45によって生成される旧符号化パラメータ、4
07は映像符号化制御装置47が再生成する新符号化パ
ラメータである。
【0035】以上のように構成された映像通信システム
ついて、以下にその動作を実施例1で用いた注目領域で
ある図2を用いて説明する。映像表示装置41は映像復
号化装置42が復号化した映像信号401を表示する。
表示される映像を見ながら、その視線を視線入力装置4
3に入力し視線位置データ4203として注目領域検出
装置44へ入力する。注目領域検出装置44は、入力さ
れた視線位置データ403から第1の注目領域21及び
第2の注目領域22そして非注目領域23の3領域を示
す注目領域データ404を実時間で検出し映像符号化制
御装置47へ入力する。
【0036】映像符号化装置45は、映像入力装置46
から入力された映像信号405を基に映像信号の符号化
パラメータを生成し旧符号化パラメータ406として映
像符号化制御装置47に入力する。映像符号化制御装置
47は、注目領域検出装置44から入力された注目領域
データ404を基に第1の注目領域21に最大の重み付
け、第2の注目領域22に中間の重み付け、非注目領域
23には最小の重み付けを施し、新符号化パラメータ4
07を出力する。
【0037】映像符号化装置45は映像符号化制御装置
47で再生成された新符号化パラメータ407を使用し
入力される映像信号405を符号化し映像データ402
として映像復号化装置42に入力する。映像復号化装置
42は入力された映像データ402を復号化し映像デー
タ401として映像表示装置に入力する。
【0038】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例の構成から伝送路及び映像伝送装置を外すことによ
って、表示映像に表示映像を見る行為を以て特殊効果を
かけることが可能となる。例として、テレビゲームに応
用すればゲームに参加する人が見ている部分を精細にす
るだけでなく、ぼかしたりモザイク処理をかけたり場合
によって処理を切り換えたりする新しいゲームアプリケ
ーションが可能となり、モンタージュに応用すれば数人
の容疑者の静止画像の中から目撃者の注目する部分だけ
を取り出し電子的に足しあわせ補間することで犯人の予
測画像が作成できる。
【0039】なお、本実施例において注目領域を3つの
領域にしたが、1つ以上の任意の領域を注目領域とする
ことも可能であり、注目領域の位置と大きさ及び各注目
領域の重み付けも実施例に示した限りではない。また、
映像符号化制御を行わない場合や行わない場合との組み
合わせの動作も考えられる。さらに映像として動画を例
としたが、静止画であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1に、
視線入力装置と注目領域検出装置と映像符号化制御装置
を設けることにより、実時間で注目領域の品質を重視し
た受信映像を見ること及び伝送路の輻輳に対し全体の使
用帯域を増減させつつ受信映像の注目領域の品質を極端
に落とさずに映像通信を行うことができ、伝送路の有効
利用及び経済的な映像通信を実現できる。
【0041】また第2に、視線入力装置と注目領域検出
装置と映像符号化制御装置を設けることにより、表示映
像を見る行為によって、その注目領域または非注目領域
またはその両方に実時間で特殊効果をかけることがで
き、娯楽的または芸術的または心理的映像通信を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像通信システ
ムの実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の表示映像における注目領域例図
【図3】本発明の新符号化パラメータの再生成手段を説
明する概念図
【図4】本発明の第2の実施例における映像通信システ
ムの構成を示すブロック図
【図5】従来の映像通信システムの構成を示すブロック
【符号の説明】
11 映像表示装置 12 映像復号化装置 13 視線入力装置 14 注目領域検出装置 15 映像伝送装置 16 伝送路 17 映像符号化装置 18 映像入力装置 19 映像符号化制御装置 101 映像信号 102 映像データ 103 視線位置データ 104 注目領域データ 105 映像データ 106 映像信号 107 注目領域データ 108 輻輳程度データ 109 旧符号化パラメータ 110 新符号化パラメータ 21 第1の注目領域 22 第2の注目領域 23 非注目領域 24 画素領域 31 元画素領域 32 重み付けマトリックス 33 旧符号化パラメータ 34 新符号化パラメータ 35 量子化後の画素領域 36 逆量子化後の画素領域 37 量子化誤差画素領域 41 映像表示装置 42 映像復号化装置 43 視線入力装置 44 注目領域検出装置 45 映像符号化装置 46 映像入力装置 47 映像符号化制御装置 401 映像信号 402 映像データ 403 視線位置データ 404 注目領域データ 405 映像信号 406 旧符号化パラメータ 407 新符号化パラメータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データと注目領域データを送受信す
    る映像伝送装置と、受信した映像データを復号化する映
    像復号化装置と、復号化された映像を表示する映像表示
    装置と、前記映像表示装置に表示される映像を見る視線
    の位置を捕らえる視線入力装置と、入力された視線の位
    置から注目する映像領域を検出する注目領域検出装置
    と、送信する映像を入力する映像入力装置と、入力され
    た送信映像を符号化する映像符号化装置と、映像符号化
    における符号化パラメータを制御する映像符号化制御装
    置を備え、前記映像符号化制御装置が前記映像伝送装置
    から得る注目領域データと前記映像符号化装置から得る
    現在の符号化パラメータから新しい符号化パラメータを
    再生成する映像通信システム。
  2. 【請求項2】 映像伝送装置に伝送路の輻輳程度を検出
    する手段を備え、映像符号化制御装置が前記映像伝送装
    置から得る輻輳程度データと注目領域データ及び映像符
    号化装置から得る現在の符号化パラメータから、新しい
    符号化パラメータを再生成し前記映像符号化装置を制御
    することを特徴とする請求項1記載の映像通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 符号化した映像データを復号化する映像
    復号化装置と、復号化された映像を表示する映像表示装
    置と、前記映像表示装置に表示される映像を見る視線の
    位置を捕らえる視線入力装置と、入力された視線の位置
    から注目する映像領域を検出する注目領域検出装置と、
    表示する映像を入力する映像入力装置と、入力された映
    像を符号化する映像符号化装置と、映像符号化における
    符号化パラメータを制御する映像符号化制御装置を備
    え、前記映像符号化制御装置が前記注目領域検出装置か
    ら得る注目領域データと前記映像符号化装置から得る現
    在の符号化パラメータから新しい符号化パラメータを再
    生成する映像通信システム。
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Cited By (7)

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