JPH0713556B2 - 高温還元粉排出装置 - Google Patents
高温還元粉排出装置Info
- Publication number
- JPH0713556B2 JPH0713556B2 JP61070899A JP7089986A JPH0713556B2 JP H0713556 B2 JPH0713556 B2 JP H0713556B2 JP 61070899 A JP61070899 A JP 61070899A JP 7089986 A JP7089986 A JP 7089986A JP H0713556 B2 JPH0713556 B2 JP H0713556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized bed
- ore
- gas
- temperature reduced
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacture Of Iron (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は流動層などで粉体を還元する装置で還元鉄粉を
排出するための高温還元粉排出装置に関するものであ
る。
排出するための高温還元粉排出装置に関するものであ
る。
（従来の技術） 流動層による還元は数多く行われているが、流動層下部
は通常排出口が狭くなっており粉鉱石の所謂棚つり現象
を起こし粉鉱石の排出が困難な場合がある。
は通常排出口が狭くなっており粉鉱石の所謂棚つり現象
を起こし粉鉱石の排出が困難な場合がある。
この棚つり現象は経験的にある種の粒度分布で多発する
ことが知られている。つまり本技術分野に於いて、流動
層による還元により生じる高温の還元鉄粉はその粒度分
布が50〜200μであり上記つり現象を生じる粒度分布で
ある。
ことが知られている。つまり本技術分野に於いて、流動
層による還元により生じる高温の還元鉄粉はその粒度分
布が50〜200μであり上記つり現象を生じる粒度分布で
ある。
粒度層による還元の例として、HIB法、FIOR法等があ
る。これらの還元方法は茶筒状の容器の下端の排出口が
狭くなっており、その先に設けられたパイプの取付け角
度を工夫して、上記棚つり現象の解消を図りながら粉鉱
石の排出を行っている。（参考技術特開昭52−145307
号） （発明が解決しようとする問題点） 本発明は流動層など筒状反応炉の下部が狭くなる様な構
造に於いて、生産された粉還元鉱がある種の粒度分布に
よっては排出口で上記棚つり現象を起こし排出が困難に
なるという問題点を解決することにある。
る。これらの還元方法は茶筒状の容器の下端の排出口が
狭くなっており、その先に設けられたパイプの取付け角
度を工夫して、上記棚つり現象の解消を図りながら粉鉱
石の排出を行っている。（参考技術特開昭52−145307
号） （発明が解決しようとする問題点） 本発明は流動層など筒状反応炉の下部が狭くなる様な構
造に於いて、生産された粉還元鉱がある種の粒度分布に
よっては排出口で上記棚つり現象を起こし排出が困難に
なるという問題点を解決することにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明は筒状反応炉の流動層下部の径を絞った構造の部
分に流動化装置により気体を導入し、排出口部の粉鉱を
流動化状態にしながら、ゲート弁、シール弁を介し、還
元鉄粉鉱石を安定に切り出すことを特徴とする高温還元
粉排出装置である。すなわち本発明は、流動層からなる
粉体の鉱石を還元する高温還元排出装置に於いて、該装
置の粉体の排出部に、周方向に複数の吹出孔を有する粉
体流動化装置を設けたことを特徴とする高温還元粉排出
装置である。
分に流動化装置により気体を導入し、排出口部の粉鉱を
流動化状態にしながら、ゲート弁、シール弁を介し、還
元鉄粉鉱石を安定に切り出すことを特徴とする高温還元
粉排出装置である。すなわち本発明は、流動層からなる
粉体の鉱石を還元する高温還元排出装置に於いて、該装
置の粉体の排出部に、周方向に複数の吹出孔を有する粉
体流動化装置を設けたことを特徴とする高温還元粉排出
装置である。
（作用） 本発明は筒状反応炉の流動層１下部の径を絞った構造の
部分にに流動化装置により気体を導入しすることによっ
て、排出口部の粉鉱が流動化状態になる。従ってこのよ
うな状態でゲート弁４、シール弁５を開放すれば、粉鉱
は排出口部で流動化しながら排出され、排出口で上記棚
つり現象を起こすことがない。
部分にに流動化装置により気体を導入しすることによっ
て、排出口部の粉鉱が流動化状態になる。従ってこのよ
うな状態でゲート弁４、シール弁５を開放すれば、粉鉱
は排出口部で流動化しながら排出され、排出口で上記棚
つり現象を起こすことがない。
なお本発明は排出口部の粉鉱を気体を導入することによ
り流動化状態に作用させ、安定に切り出すことを目的と
するものであることより、予備還元炉の排出口部のみな
らず、粉鉱石が棚つり現象を起こす各排出口部に適用出
来ることはいうまでもない。
り流動化状態に作用させ、安定に切り出すことを目的と
するものであることより、予備還元炉の排出口部のみな
らず、粉鉱石が棚つり現象を起こす各排出口部に適用出
来ることはいうまでもない。
上記気体をN2ガス等の不活性ガスを用いることにより還
元鉄粉鉱石の再酸化の防止を図ることも可能である。
元鉄粉鉱石の再酸化の防止を図ることも可能である。
（実施例） 本発明の一実施例を図面で説明する。
予備還元を行っている流動層１の下部の径を絞った構造
の部分に周方向に複数個の吹出孔よりなる流動化装置３
を設け、該流動化装置３から流動層１の部分の内部に気
体を吹き出し可能としている。又流動層１の下部の径を
絞った構造の部分の先端には、ゲート弁４、シール弁５
を介し均排圧室10に接続されている。この均排圧室10の
下端には前記流動層１の下部の径を絞った構造の部分と
同様な機構で、流動化装置７、ゲート弁８、シール弁９
が設けられている。
の部分に周方向に複数個の吹出孔よりなる流動化装置３
を設け、該流動化装置３から流動層１の部分の内部に気
体を吹き出し可能としている。又流動層１の下部の径を
絞った構造の部分の先端には、ゲート弁４、シール弁５
を介し均排圧室10に接続されている。この均排圧室10の
下端には前記流動層１の下部の径を絞った構造の部分と
同様な機構で、流動化装置７、ゲート弁８、シール弁９
が設けられている。
図中６は均排圧室内を均圧するための均圧装置であり、
11は流動層１と均排圧室10とを均排圧する為の均圧弁で
ある。
11は流動層１と均排圧室10とを均排圧する為の均圧弁で
ある。
なお前記実施例では高温の還元鉄粉２を排出する必要か
ら、流動化状態にするための気体はN2ガス等の不活性ガ
スを用いており、更にゲート弁4,8、シール弁5,9は熱変
形を防ぐために水冷構造としている。
ら、流動化状態にするための気体はN2ガス等の不活性ガ
スを用いており、更にゲート弁4,8、シール弁5,9は熱変
形を防ぐために水冷構造としている。
上述実施例に於いて、流動層１で製造された高温の還元
鉱２は下部に降下するが、径が小さくなっている為、棚
つり現象を起こし易いが流動化装置３から流動層１に気
体を複数個の吹出孔より周方向に吹き出すため還元鉱は
流動化状態となり、ゲート弁４、シール弁５から容易に
均排圧室10に入る。
鉱２は下部に降下するが、径が小さくなっている為、棚
つり現象を起こし易いが流動化装置３から流動層１に気
体を複数個の吹出孔より周方向に吹き出すため還元鉱は
流動化状態となり、ゲート弁４、シール弁５から容易に
均排圧室10に入る。
均排圧室10の圧力は還元鉱の装入、排出に合わせて流動
層１のガスにより一次均圧、N2ガス等により二次均圧さ
れる。
層１のガスにより一次均圧、N2ガス等により二次均圧さ
れる。
また均排圧室10からの還元粉の排出に当たっても、同様
の棚つり現象が生じ易いので流動層１の場合と同様の流
動化装置７を設け棚つり現象を防止している。
の棚つり現象が生じ易いので流動層１の場合と同様の流
動化装置７を設け棚つり現象を防止している。
なお流動化装置3,7の取り付け位置、並びに気体の吹出
し角度、形状並びに吹出し量については、流動層１の排
出口部の棚つり現象を起こす部分が流動化るのを主目的
とするが、特に流動化装置７の場合、均排圧室の圧力調
整用気体吹出装置としても機能させることもある。又取
り付け位置、並びに気体の吹出し角度、形状並びに吹出
し量については実施例に限るものではない。
し角度、形状並びに吹出し量については、流動層１の排
出口部の棚つり現象を起こす部分が流動化るのを主目的
とするが、特に流動化装置７の場合、均排圧室の圧力調
整用気体吹出装置としても機能させることもある。又取
り付け位置、並びに気体の吹出し角度、形状並びに吹出
し量については実施例に限るものではない。
（発明の効果） 本発明により筒状反応炉の流動層１下部の径を絞った構
造の部分に気体を導入しすることによって、排出口部の
粉鉱が流動化状態になり、排出口で棚つり現象を起こす
ことが無く、流動層、均排圧室からの還元鉄粉の排出が
容易となる為、安定した操業でかつ極めて安い費用で還
元鉄粉の切り出しが可能となる。又本発明は簡易な構造
であり機械の改造も容易であり、更に高温の還元鉄粉の
再酸化を防止する機構とすることも容易である等優れた
効果を有する。
造の部分に気体を導入しすることによって、排出口部の
粉鉱が流動化状態になり、排出口で棚つり現象を起こす
ことが無く、流動層、均排圧室からの還元鉄粉の排出が
容易となる為、安定した操業でかつ極めて安い費用で還
元鉄粉の切り出しが可能となる。又本発明は簡易な構造
であり機械の改造も容易であり、更に高温の還元鉄粉の
再酸化を防止する機構とすることも容易である等優れた
効果を有する。
図面は本発明の実施例を表した説明図である。 １は流動層、２は還元鉱、3,7は流動化装置、4,8はゲー
ト弁、5,9はシール弁、６は均圧装置、、10は均排圧
室、11は均圧弁。
ト弁、5,9はシール弁、６は均圧装置、、10は均排圧
室、11は均圧弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 伸一 東京都千代田区大手町２丁目６番３号 新 日本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−33466（ＪＰ，Ａ) 特公 昭53−3540（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】流動層からなる粉体の鉱石を還元する高温
還元粉排出装置に於いて、該装置の粉体の排出部に、周
方向に複数の吹出孔を有する粉体流動化装置を設けたこ
とを特徴とする高温還元粉排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070899A JPH0713556B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 高温還元粉排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070899A JPH0713556B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 高温還元粉排出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62228876A JPS62228876A (ja) | 1987-10-07 |
| JPH0713556B2 true JPH0713556B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=13444836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61070899A Expired - Lifetime JPH0713556B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 高温還元粉排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713556B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2629000A1 (de) * | 1976-06-28 | 1978-01-05 | Henkel Kgaa | Verwendung alkylsubstituierter 1,4-dioxane als riechstoffe, sowie diese enthaltende riechstoffkompositionen |
| JPS5433466A (en) * | 1977-08-19 | 1979-03-12 | Teijin Seiki Co Ltd | Method and apparatus for collasping grain bridge formed in hopper |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61070899A patent/JPH0713556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62228876A (ja) | 1987-10-07 |
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