JPH07134545A - 地球儀 - Google Patents

地球儀

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JPH07134545A
JPH07134545A JP5307280A JP30728093A JPH07134545A JP H07134545 A JPH07134545 A JP H07134545A JP 5307280 A JP5307280 A JP 5307280A JP 30728093 A JP30728093 A JP 30728093A JP H07134545 A JPH07134545 A JP H07134545A
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rotation
sphere
light
earth
globe
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Motohisa Tsuzuki
幹久 続木
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B27/00Planetaria; Globes
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
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  • Educational Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地球上の昼の部分と夜の部分との移り変わ
り、つまり太陽の光の当たり方を、地球の自転と公転と
に関連付けて再現する。そして、地球儀の学習効果、イ
ンテリア品としての利用価値の向上を図る。 【構成】 透光性を有する中空の球Eを、傾けた固定軸
3に回転可能に支持する。球Eの内部に球心を通る鉛直
方向の回転軸11を設け、モータMを備える回転腕をな
す回転環17および取付け板18を回転軸11の回りに
回転可能に支持する。電球Lとその光が所定の半球以外
に当たらないように遮る遮光板Pとを回転腕に取付け
る。そして、モータMの回転を歯車列Z1〜Z3,Z
6,Z7を介して球Eに伝えるとともに、遊星歯車Z
4,Z5によって回転腕が回転軸11の回りを電球L及
び遮光板Pとともに回転するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球儀に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に地球儀は、表面に地図が描かれた
球が、地軸に模して傾けられた軸で回転可能に支持され
て構成されることが多い。使用者は球を回転させて球面
上の任意の部分を見ることができるとともに、この回転
が地球の自転を示すようになっている。この種の地球儀
の中には、地球上の昼の部分と夜の部分とを区別して示
し得るように作られたものがある。それらは、球が透光
性を持つ素材から作られており、その球の内部に電球
と、その電球の光が所定の半球以外に当たらないように
遮る遮光板とを備えている。そして、電球を点灯する
と、光が当たった半球は外から明るく見え、一方、遮光
板によって影になった半球は暗く見えるようになってい
る。つまり、球の内部から電球の光が当たっているか否
かによって昼、夜の区別をする仕組みである。
【0003】ところで、地球は、自転しつつ太陽の回り
を公転しているが、自転の軸である地軸が公転軌道面に
対して傾いているので、地球の公転軌道上の位置(季
節)によって太陽の光の当たり方は異なっている。従っ
て、上記の地球儀において、それぞれの季節に応じて昼
と夜の状態(太陽の光の当たり方)を示そうと思えば、
球の内部で電球及び遮光板の位置を変化させる必要があ
る。そのために従来の地球儀では、図5及び図6に示す
ように、球Eの内部に球Eの中心(球心)を通る鉛直方
向の軸Jを配し、その軸Jに電球L及び遮光板Pを取り
付け、さらにその軸Jを歯車Hを介して球Eの外部のつ
まみHと連結する構成が取られていた。この構成の地球
儀では、つまみHを手動で回転操作することで軸J、電
球L及び遮光板Pを回転させ、光の当たる部分を変える
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、球Eと電球L及び遮光板Pとがそれぞれ独立して動
くため、地球の自転及び公転の様子等を関連付けて理解
することは難しかった。しかも、各部材を別々に手動で
操作しなければならないため繁雑であり、長期間(例え
ば1年間)に亘る地球の昼と夜の状態の変化を連続的に
示して観察するといったことも実際上できなかった。従
って、従来の地球儀は十分な学習効果を期待できるもの
ではなく、また、人が操作しない限り外観は変化しない
ので面白みに乏しく、インテリア品として用途にも向か
ないものであった。
【0005】本発明は、これら従来の地球儀の問題点に
鑑みてなされたものであり、地球の自転及び公転の様
子、自転及び公転に伴う昼と夜の変化の様子等をそれぞ
れ関連付けて視覚的にとらえることができる地球儀を提
供することを目的とする。そして、地球儀の学習効果、
さらに、インテリア品としての利用価値の向上を図るも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る地球儀は、透光性を有する中空の球
を、その直径が地球の地軸に相当する回転の軸となるよ
うに回転可能に支持し、前記球の内部に照明手段を設け
るとともに、前記球の内部において、前記照明手段の光
が所定の略半球以外に当たらないように遮る遮光手段
を、前記直径とは別の直径を地球の公転軌道面にほぼ垂
直な軸に相当する回転の軸として回転可能に支持し、さ
らに、前記球と前記遮光手段とをそれぞれ回転させる回
転駆動手段を設けてなるものである。
【0007】この場合、透光性を有する中空の球を、そ
の直径が地球の地軸に相当する回転の軸となるように回
転可能に支持し、前記球の内部に、前記直径とは別の直
径に沿って延びる軸であって地球の公転軌道面にほぼ垂
直な軸に相当する回転軸を回転可能に設け、さらに、回
転駆動手段を備える回転腕を前記回転軸の回りに回転可
能に支持し、前記回転駆動手段の回転を前記回転軸に伝
える伝動手段と前記回転軸の回転を前記球に伝える伝動
手段とをそれぞれ設ける一方、前記回転駆動手段の回転
を回転駆動源として前記回転腕を前記回転軸の回りに回
転させる伝動手段を設け、さらに、照明手段とその照明
手段の光が所定の略半球以外に当たらないように遮る遮
光手段とを前記回転腕に取付けることが好ましい。
【0008】
【作用】上記のように構成された地球儀では、照明手段
を点灯すれば、遮光手段によって光が遮られない部分が
外部から明るく見える(昼の部分)。そして、回転駆動
手段を回転させると、球及び遮光手段がそれぞれ回転
し、球のうち明るく見える部分が刻々と変化していく。
【0009】そして、回転駆動手段を球の内部の回転軸
の回りに回転可能に支持した構成を採用した場合、回転
駆動手段を回転させると、その回転は前記伝動手段を介
して回転軸に伝えられ、さらに、その回転軸の回転は別
の伝動手段を介して前記球に伝えられる。また、前記回
転駆動手段の回転を回転駆動源として前記回転腕が前記
回転軸の回りを回転することになる。従って、回転腕に
取り付けられた照明手段及び遮光手段が前記回転軸の回
りを回転し、球のうち明るく見える部分を変化させるこ
とになる。
【0010】
【実施例】次に本発明に係る地球儀を具体化した一実施
例について図1乃至図4を参照して詳細に説明する。な
お、図1の左側及び図4の左側手前を前方、図1の手前
及び図4の右側手前を左側とする。また、地球儀の各部
材等の回転方向は北極側(上側)から見たものである。
図中1は、本例の地球儀であってその支持台2は略直方
体状に形成され、その上面の前方には筒状の固定軸3が
鉛直方向から約23.5度後方に傾けた状態で回転不能
に立設されている。
【0011】球Eは合成樹脂によって中空に形成され、
透光性を持つ一方、内部が透けて見えないようになって
いる。また、その表面には斜め上方を北として図示はし
ないが世界地図が描かれている。球Eの南極部分にはそ
の内周面において球心(中心)方向に向かって凸部4が
設けられ、その凸部4に球心方向に向かって貫通して挿
通孔5が設けられている。凸部4の上面には歯車Z7が
球Eと一体的に取着され、歯車Z7の中心の孔6が前記
挿通孔5と連通している。そして、この球Eは前記固定
軸3に回転可能に取り付けられているが、詳しくは、固
定軸3の先端が球Eの挿通孔5及び歯車Z7の孔6を貫
通し、さらに、球Eの内部にやや突出する形になってい
る。
【0012】固定軸3の先端(上端)には固定腕7の一
端部7aが回転不能に取着され、固定腕7の他端部7b
は球心の下方に延設されている。同他端部7bには鉛直
方向の貫通孔8が設けられ、その上面には上下にボス9
を有する固定部としての静止歯車Z5が回転不能に取着
されている。静止歯車Z5の中心の孔10は固定腕7の
他端部7bの貫通孔8と連通しており、両孔を貫通し
て、球心を通って鉛直方向に延びる回転軸11が回転可
能に取り付けられている。回転軸11の中央やや下には
歯車Z3が、また、下端には歯車Z6がそれぞれ回転軸
11と一体的に取着されており、歯車Z6は前記歯車Z
7と歯合している。
【0013】さらに、回転軸11の上端には軸線方向に
取付孔12が設けられており、同取付孔12には支持腕
13の一端側の取付部14が回転可能に挿入されてい
る。支持腕13は球Eの内周面に沿うように円弧状に形
成されており、その他端側には前記固定軸3の延長方向
に向けて延びる支持部15が設けられている。一方、球
Eの上部において固定軸3の延長線上には支持孔16が
設けられており、同支持孔16に前記支持腕13の支持
部15が回転可能に挿入されて球Eを支えるようになっ
ている。
【0014】回転軸11の歯車Z3の上下位置にはそれ
ぞれ筒状の回転環17が回転可能に遊嵌され、両回転環
17にはそれぞれ水平方向の取付け板18が取着されて
いる。両板18,18は連結部材(図示しない)によっ
て接続されており、回転軸11の回りを一緒に回転する
ようになっている。本例では両回転環17及び両取付け
板18によって回転腕を構成している。
【0015】上側の取付け板18の上面には回転駆動手
段としてのモータMが取付けられ、モータMの駆動軸に
は歯車Z1が取着されている。一方、下側の取付け板1
8の下面には減速機Gが取付けられ、減速機Gの入力軸
には歯車Z2が取着されている。入力軸の上端は、歯車
Z2からやや上方に突出し、上側の取付け板18の下面
に設けた筒状の支持部19によって回転可能に支持され
ている。歯車Z2は、歯車Z1と前記歯車Z3との間に
おいて両歯車Z1,Z3に歯合して配置されており、モ
ータMによる歯車Z1の回転を、歯車Z3及び減速機G
にそれぞれ伝えるようになっている。減速機Gの出力軸
には歯車Z4が取着され、歯車Z4は前記静止歯車Z5
と歯合している。なお、各歯車の歯数は、Z1,Z3,
Z5,Z6,Z7がそれぞれ120、Z2が58、Z4
が30である。また、減速機Gは、入力された回転と同
方向の回転を出力し、減速比は任意に設定できる。
【0016】前記両回転環17,17には遮光手段とし
ての遮光板Pが鉛直方向に取着され、遮光板Pのほぼ中
心には照明手段としての電球Lが取付けられている。こ
の遮光板Pは、球Eの内周面の直径よりやや小さい外径
を持つ略円盤状に形成されており、球Eの内部を半球
(半分)に仕切っている。そして、電球L及び遮光板P
は、前記取付け板18等(回転腕)が回転すると、それ
らと一緒に前記回転軸11の回りを回転するようになっ
ている。また、電球Lを点灯すると、その光が当たる半
球(図1では左側)は外から見たとき明るく光って見
え、一方、遮光板Pによって光が遮られる半球(同図右
側)は暗く見えるようになっている。
【0017】これらのモータM及び電球Lの電源として
は、本例では支持台2内部に収納した電池(図示せず)
あるいは電灯線(家庭用コンセント)を用いている。電
源から延びるリード線20は筒状の固定軸3内を通って
球Eの内部に導入され、公知のロータリー接点を介して
モータM及び電球Lのリード線21,22と接続されて
いる。このロータリー接点は、前記静止歯車Z5の上側
のボス9の上面に設けた導通リング23と下側の回転環
17の下面に設けた導通ブラシ24とからなり、導通ブ
ラシ24が回転しつつ導通リング23に接触するように
なっている。
【0018】次に、上記のように構成された本例の地球
儀1の作用について説明する。本例では、1つのモータ
Mによって球Eの回転と、電球L及び遮光板Pの回転と
の2つの動きを作っているが、まず、球Eの回転につい
て述べる。モータMによって歯車Z1が時計方向に回転
すると、歯車Z2が反時計方向に回転する。すると、歯
車Z3が時計方向に回転し、同歯車Z3と一体的に接続
された回転軸11及び歯車Z6も時計方向に回転する。
従って、歯車Z7が反時計方向に回転し、同歯車Z7と
一体的に接合された球Eも反時計方向に回転する。
【0019】一方、電球L及び遮光板Pの回転について
述べると、上記のように歯車Z1が回転すると、その回
転は歯車Z2を介して減速機Gにも伝えられる。この減
速機Gは入力及び出力の回転方向が同じなので、歯車Z
2が反時計方向に回転すると、歯車Z4も反時計方向に
回転する。歯車Z4が歯合する歯車Z5は静止歯車なの
で、結局、歯車Z4は反時計方向に自転しつつ歯車Z5
の回りを反時計方向に公転する。従って、回転腕(取付
け板18等)、電球L及び遮光板Pは、回転軸11の回
りを一体的に反時計方向に回転することになる。
【0020】このように本例では、モータMを時計方向
に駆動すると、球Eが反時計方向に回転しつつ、電球L
及び遮光板Pが反時計方向に回転する。このときのそれ
ぞれの回転数は、減速機Gの減速比を適当に設定するこ
とにより、球Eの回転366に対し、電球L及び遮光板
Pの回転1とすることができる。この回転数は、1年間
の地球の自転数(地球及び太陽間の自転数の365回と
公転による1回との合成の自転数)と、公転の回数に対
応するものである。
【0021】では、球E、電球L及び遮光板Pの回転に
ついて、地球の公転軌道上の位置と関連させて説明する
(図4参照)。地球は地軸を中心に反時計方向に自転し
ながら、太陽Sを中心に反時計方向に公転している。ま
た、本例の地球儀1では、上記のように球Eと電球L及
び遮光板Pとがそれぞれ反時計方向に回転している。
【0022】まず、地球がAの位置(北半球では春)に
あるとき、遮光板Pは前後方向に配置され、電球Lは左
側の半球(太陽S側)を照らす。次に、地球が公転して
Bの位置(夏)にきたとき、遮光板Pは90度反時計方
向に回転して左右方向に配置され、電球Lは後側の半球
(太陽S側)を照らす。Cの位置(秋)にくると、遮光
板Pは前後方向に配置され、電球Lは右側の半球(太陽
S側)を照らす。さらに、Dの位置(冬)にきたとき、
遮光板Pは左右方向に配置され、電球Lは前側の半球
(太陽S側)を照らす。その後、地球は公転軌道上を公
転し続けて再びAの位置に戻り、1年間の自転及び公転
が終了することになる。本例では、この間(A−B−C
−D−Aの状態を経過する間)に、上記のように球Eが
366回回転し、電球L及び遮光板Pが1回回転する。
つまり、本例の地球儀1は、地球の外部(宇宙空間)か
ら見た地球の1年間の変化の様子を再現できるようにな
っている。
【0023】以上詳述したように、本例の地球儀1で
は、球E、電球L及び遮光板Pを関連させて同時に回転
させるので、地球の自転及び公転の様子、自転及び公転
に伴う昼と夜の変化(太陽の光の当たり方の変化)の様
子等をそれぞれ関連付けて視覚的にとらえることができ
る。しかも、それぞれの回転数を地球の実際の自転数あ
るいは公転数と一致させているので、より現実に即した
理解を得ることができる。また、球Eの内部の回転軸1
1の回りを公転する1つのモータMによって各部材を駆
動させる構成としたので、機構部分は比較的簡易であ
り、しかも、機構部分が球Eの内部に収まるので外観も
スマートである。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内でさらに様々
の実施が可能である。例えば、回転の伝達を歯車に代え
てベルト伝動装置、チェーン伝動装置、摩擦伝動装置等
で行ってもよく、歯車の歯数、減速機の減速比等を変え
ることにより各部材の回転数及び回転方向を任意に設定
することもできる。
【0025】上記例では、モータの取付け位置を球Eの
内部の上側の取付け板18の上面としたが、上記の減速
機Gの位置(下側の取付け板18)に取付けることも可
能である。この場合、モータの回転は歯車Z2、Z3、
回転軸11、歯車Z6、Z7を介して球Eに伝わり、一
方、歯車Z4の回転によって取付け板18、遮光板P及
び電球Lが回転軸11の回りを回転する。また、モータ
を球Eの内部でなく球Eの外部(支持台2側)に配置
し、そのモータによって直接に球Eを回転させる構成と
することもできる。この場合、球Eが回転すると歯車Z
7を介して歯車Z6、回転軸11、歯車Z3に回転が伝
わり、さらに、その回転は歯車Z2を介して減速機Gに
伝わる。すると、歯車Z4が回転して静止歯車Z5の回
りを公転し、従って、取付け板18、遮光板P及び電球
Lが回転軸11の回りを回転することになる。
【0026】遮光手段として、上記例のような円盤状の
遮光板Pに代えて、球Eの内周面の直径よりやや小さい
外径をもち、中空でしかも透光性のない半球を用いても
よい。そして、その半球を、電球Lの後ろ側(ソケット
側)において、半球の外周面が球Eの内周面に沿うよう
な形で(図1の場合では、球Eの右半球の内側に位置す
るように)回転腕に固定する。電球Lを点灯するととも
に回転腕を回転させれば、その半球は電球Lの光を遮り
つつ球Eの内周面に沿って回転する。さらに、電源は、
球Eの内部に収納した電池を用いてもよいし、あるいは
太陽電池等とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
球、照明手段及び遮光手段を関連させて回転させるの
で、短期間あるいは長期間にかかわらず、地球の自転及
び公転の様子、自転及び公転に伴う昼と夜の変化の様子
等をそれぞれ関連付けて視覚的にとらえることができ
る。しかも、この回転を自動で行うので、使用者は一旦
スイッチを入れれば、各部材の操作に煩わされることな
く地球儀の変化を連続的に観察することができる。従っ
て、使用者は地球の自転及び公転について、従来の地球
儀からは得られなかった理解を得ることができ、高い学
習効果を期待できるものである。
【0028】また、1つの回転駆動手段によって各部材
を駆動させる構成としたので、比較的簡易な機構で必要
な回転を作ることができる。さらに、その回転駆動手段
を球の内部に配置した場合、機構部分が球の内部に収ま
るので外観がスマートであり、しかも、回転駆動手段及
び照明手段をオンしておけば長期に亘って外観の変化が
楽しめるので、インテリア品としての利用価値も高いも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地球儀を具体化した一実施例を示
す一部切欠き正面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】同実施例の機構部分を示す概念図である。
【図4】同実施例の各部材の動きを示す斜視図である。
【図5】従来の地球儀の構成を示す概念図である。
【図6】従来の他の地球儀の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 地球儀 11 回転軸 17 回転環(回転腕) 18 取付け板(回転腕) E 球 L 照明手段(電球) M 回転駆動手段(モータ) P 遮光手段(遮光板) Z1〜Z3 歯車(回転駆動手段の回転を前記回転軸に
伝える伝動手段) Z6,Z7 歯車(回転軸の回転を前記球に伝える伝動
手段) Z1,Z2,Z4,Z5 歯車(回転腕を回転軸の回り
に回転させる伝動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する中空の球を、その直径が
    地球の地軸に相当する回転の軸となるように回転可能に
    支持し、前記球の内部に照明手段を設けるとともに、前
    記球の内部において、前記照明手段の光が所定の略半球
    以外に当たらないように遮る遮光手段を、前記直径とは
    別の直径を地球の公転軌道面にほぼ垂直な軸に相当する
    回転の軸として回転可能に支持し、さらに、前記球と前
    記遮光手段とをそれぞれ回転させる回転駆動手段を設け
    てなることを特徴とする地球儀。
  2. 【請求項2】 透光性を有する中空の球を、その直径が
    地球の地軸に相当する回転の軸となるように回転可能に
    支持し、前記球の内部に、前記直径とは別の直径に沿っ
    て延びる軸であって地球の公転軌道面にほぼ垂直な軸に
    相当する回転軸を回転可能に設け、さらに、回転駆動手
    段を備える回転腕を前記回転軸の回りに回転可能に支持
    し、前記回転駆動手段の回転を前記回転軸に伝える伝動
    手段と前記回転軸の回転を前記球に伝える伝動手段とを
    それぞれ設ける一方、前記回転駆動手段の回転を回転駆
    動源として前記回転腕を前記回転軸の回りに回転させる
    伝動手段を設け、さらに、照明手段とその照明手段の光
    が所定の略半球以外に当たらないように遮る遮光手段と
    を前記回転腕に取付けてなることを特徴とする地球儀。
JP5307280A 1993-11-11 1993-11-11 地球儀 Pending JPH07134545A (ja)

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