JPH07134231A - 非金属型直埋用光ファイバケーブル - Google Patents
非金属型直埋用光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH07134231A JPH07134231A JP5278388A JP27838893A JPH07134231A JP H07134231 A JPH07134231 A JP H07134231A JP 5278388 A JP5278388 A JP 5278388A JP 27838893 A JP27838893 A JP 27838893A JP H07134231 A JPH07134231 A JP H07134231A
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- Japan
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- optical fiber
- fiber cable
- plastic sheath
- tape layer
- water
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- G02—OPTICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4479—Manufacturing methods of optical cables
- G02B6/4486—Protective covering
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- G—PHYSICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/443—Protective covering
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- G—PHYSICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/44384—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
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Abstract
(57)【要約】
【目的】機械的保護に金属材料を用いずに所要の耐外
圧、耐衝撃性を満足できるように改良された、非金属型
直埋用光ファイバケーブルを提供すること。 【構成】光ファイバケーブルコア1の外周に、内部プラ
スチックシース2′、吸水性テープ層6、外部プラスチ
ックシース4を順次施してなり、内部プラスチックシー
スには、その外面において円周方向でギャップ7を有し
つつ並列突出し且つケーブル長手方向に沿って連続する
多数の凸部21を有しており、各凸部の突端が傾倒可能
にして吸水性テープ層の内面に接したもので、外部プラ
スチックシースに受ける外圧或いは衝撃をかかる凸部の
ギャップ分の傾倒状態の変化により吸収緩和させ、ま
た、内外のプラスチックシース間へ浸入する水分を吸水
性テープ層により吸収させ、走水防止を実現させるもの
である。
圧、耐衝撃性を満足できるように改良された、非金属型
直埋用光ファイバケーブルを提供すること。 【構成】光ファイバケーブルコア1の外周に、内部プラ
スチックシース2′、吸水性テープ層6、外部プラスチ
ックシース4を順次施してなり、内部プラスチックシー
スには、その外面において円周方向でギャップ7を有し
つつ並列突出し且つケーブル長手方向に沿って連続する
多数の凸部21を有しており、各凸部の突端が傾倒可能
にして吸水性テープ層の内面に接したもので、外部プラ
スチックシースに受ける外圧或いは衝撃をかかる凸部の
ギャップ分の傾倒状態の変化により吸収緩和させ、ま
た、内外のプラスチックシース間へ浸入する水分を吸水
性テープ層により吸収させ、走水防止を実現させるもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直埋用光ファイバケー
ブルに関し、より具体的には、光ファイバケーブルコア
の外周でプラスチックシースとともに設ける機械的保護
層を非金属部材で形成した、非金属型直埋用光ファイバ
ケーブルに関する。
ブルに関し、より具体的には、光ファイバケーブルコア
の外周でプラスチックシースとともに設ける機械的保護
層を非金属部材で形成した、非金属型直埋用光ファイバ
ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルは、特性を維持する
上で物理的な外圧や瞬間的な衝撃を受けないようにする
ことが肝要であり、特に、地中等に直接埋設されるいわ
ゆる直埋用においては、外圧等に対する機械的保護が絶
対に必要となる。
上で物理的な外圧や瞬間的な衝撃を受けないようにする
ことが肝要であり、特に、地中等に直接埋設されるいわ
ゆる直埋用においては、外圧等に対する機械的保護が絶
対に必要となる。
【0003】ところで、機械的保護手段を備えた直埋用
光ファイバケーブルは従来から提案されており、図4、
図5はその代表例である。図4の例では、光ファイバケ
ーブルコア1の外側に施すプラスチックシースを内外二
重とし、内部プラスチックシース2と外部プラスチック
シース4との間に金属テープ層3を設けた構造としてな
り、一方、図5の例では、上記と同様に内外二重にされ
た内部プラスチックシース2と外部プラスチックシース
4との間に鉄線がい装5を設けた構造としてなるもので
ある。鉄線がい装に代えて波付鋼管がい装とする場合も
あった。
光ファイバケーブルは従来から提案されており、図4、
図5はその代表例である。図4の例では、光ファイバケ
ーブルコア1の外側に施すプラスチックシースを内外二
重とし、内部プラスチックシース2と外部プラスチック
シース4との間に金属テープ層3を設けた構造としてな
り、一方、図5の例では、上記と同様に内外二重にされ
た内部プラスチックシース2と外部プラスチックシース
4との間に鉄線がい装5を設けた構造としてなるもので
ある。鉄線がい装に代えて波付鋼管がい装とする場合も
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバケーブルで
は、光ファイバ自体が絶縁体であって誘導等の電気的な
影響を受けないという理由から、高電圧電力ケーブルの
制御通信用として電力ケーブルに近接して布設するケー
スが少なくない。ところが、上記のように金属テープ層
や鉄線がい装あるいは波付け鋼管がい装が施されている
と、これらの部分に電気的な誘導が生じ、そのままでは
感電や地絡による火花が発生したりして危険であるため
に、金属部分を有するが故の電気的接地工事と特別な付
帯装置が必要となり、経済的負担が増すのは必定であ
る。のみならず、金属による機械的保護が加わることに
よって重量が増し、光ファイバの持つ軽量化の利点が損
なわれることとなるのである。
は、光ファイバ自体が絶縁体であって誘導等の電気的な
影響を受けないという理由から、高電圧電力ケーブルの
制御通信用として電力ケーブルに近接して布設するケー
スが少なくない。ところが、上記のように金属テープ層
や鉄線がい装あるいは波付け鋼管がい装が施されている
と、これらの部分に電気的な誘導が生じ、そのままでは
感電や地絡による火花が発生したりして危険であるため
に、金属部分を有するが故の電気的接地工事と特別な付
帯装置が必要となり、経済的負担が増すのは必定であ
る。のみならず、金属による機械的保護が加わることに
よって重量が増し、光ファイバの持つ軽量化の利点が損
なわれることとなるのである。
【0005】また、上記のようにプラスチックシースを
内外二重にすると、それらの間に水が浸入し厳寒期には
浸入した水分が凍結膨張してプラスチックシースの破壊
を引き起こす恐れがあり、また、金属性がい装の腐食を
進行させるといった問題をはらんでいた。
内外二重にすると、それらの間に水が浸入し厳寒期には
浸入した水分が凍結膨張してプラスチックシースの破壊
を引き起こす恐れがあり、また、金属性がい装の腐食を
進行させるといった問題をはらんでいた。
【0006】本発明は、上述した従来技術の現状を打破
するため、機械的保護に金属材料を用いずに所要の耐外
圧、耐衝撃性を満足できるように改良された、非金属型
直埋用光ファイバケーブルを提供しようとするものであ
り、その点を本発明の目的とする。
するため、機械的保護に金属材料を用いずに所要の耐外
圧、耐衝撃性を満足できるように改良された、非金属型
直埋用光ファイバケーブルを提供しようとするものであ
り、その点を本発明の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用】本発明により提供
する非金属型直埋用光ファイバケーブルは、光ファイバ
ケーブルコアの外周に、内部プラスチックシース、吸水
性テープ層、外部プラスチックシースを順次施してな
り、当該内部プラスチックシースには、その外面におい
て円周方向でギャップを有しつつ並列突出し且つケーブ
ル長手方向に沿って連続する多数の凸部を有しており、
各凸部の突端が傾倒可能にして吸水性テープ層の内面に
接したもので、外部プラスチックシースに受ける外圧或
いは衝撃をかかる凸部のギャップ分の傾倒状態の変化に
より吸収緩和させ、また、内外のプラスチックシース間
へ浸入する水分を吸水性テープ層により吸収させ、走水
防止を実現させるものである。
する非金属型直埋用光ファイバケーブルは、光ファイバ
ケーブルコアの外周に、内部プラスチックシース、吸水
性テープ層、外部プラスチックシースを順次施してな
り、当該内部プラスチックシースには、その外面におい
て円周方向でギャップを有しつつ並列突出し且つケーブ
ル長手方向に沿って連続する多数の凸部を有しており、
各凸部の突端が傾倒可能にして吸水性テープ層の内面に
接したもので、外部プラスチックシースに受ける外圧或
いは衝撃をかかる凸部のギャップ分の傾倒状態の変化に
より吸収緩和させ、また、内外のプラスチックシース間
へ浸入する水分を吸水性テープ層により吸収させ、走水
防止を実現させるものである。
【0008】各凸部は傾倒変化を容易にするため、凸部
自身が予め傾斜したものであると良い。その場合、凸部
が突端側に向けて先細りにすると傾倒変化がさらに容易
になる。凸部が上記のように傾斜する代わりに突端に傾
斜面を有したものであっても同様の作用を得ることがで
きる。隣り合う凸部相互間のギャップは空隙のままとし
ても良いが、必要によりジェリー状のコンパウンドを充
填させることによって、走水防止をさらに確実なものと
することができる。
自身が予め傾斜したものであると良い。その場合、凸部
が突端側に向けて先細りにすると傾倒変化がさらに容易
になる。凸部が上記のように傾斜する代わりに突端に傾
斜面を有したものであっても同様の作用を得ることがで
きる。隣り合う凸部相互間のギャップは空隙のままとし
ても良いが、必要によりジェリー状のコンパウンドを充
填させることによって、走水防止をさらに確実なものと
することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の非金属型直埋用光ファイバ
ケーブルの好ましい実施例を横断面で示したものであ
る。1は光ファイバケーブルコア、2′は内部プラスチ
ックシース、4は外部プラスチックシースであり、そし
て、6が吸水性テープ層、21がかかる内部プラスチッ
クシースの外面に有せしめられた凸部である。
ケーブルの好ましい実施例を横断面で示したものであ
る。1は光ファイバケーブルコア、2′は内部プラスチ
ックシース、4は外部プラスチックシースであり、そし
て、6が吸水性テープ層、21がかかる内部プラスチッ
クシースの外面に有せしめられた凸部である。
【0010】しかして、内部プラスチックシース2′
は、横断面からみて円盤鋸歯状で、外面において円周方
向でギャップ7を有しつつ並列突出し且つケーブル長手
方向(紙面の表裏方向)に沿って連続する多数の凸部2
1,21・・・を有したものである。各凸部21は、そ
れ自身が曲がった状態に傾斜しつつ先端に向けて先細り
となるように形状付けたことによって、外部からの圧力
で一方側へ容易に倒れるようになっている。このような
形状の内部プラスチックシース2′は、その横断面形状
に一致した押し出し口を有するダイスを用いた押出機に
より容易に得ることができる。このような内部プラスチ
ックシース2′は、通常のポリエチレンでも良いが、凸
部21の弾性強度等を考慮して高密度ポリエチレンなど
の高強靱性プラスチック材料で成形されているとなお良
い。
は、横断面からみて円盤鋸歯状で、外面において円周方
向でギャップ7を有しつつ並列突出し且つケーブル長手
方向(紙面の表裏方向)に沿って連続する多数の凸部2
1,21・・・を有したものである。各凸部21は、そ
れ自身が曲がった状態に傾斜しつつ先端に向けて先細り
となるように形状付けたことによって、外部からの圧力
で一方側へ容易に倒れるようになっている。このような
形状の内部プラスチックシース2′は、その横断面形状
に一致した押し出し口を有するダイスを用いた押出機に
より容易に得ることができる。このような内部プラスチ
ックシース2′は、通常のポリエチレンでも良いが、凸
部21の弾性強度等を考慮して高密度ポリエチレンなど
の高強靱性プラスチック材料で成形されているとなお良
い。
【0011】吸水性テープ層6は、かかる内部プラスチ
ックシース2′の多数の凸部21,21・・・の突端に
接触しつつ円筒状の層となるように設けられる。従っ
て、吸水性テープ層6の内面に各凸部21の突端が傾倒
可能に接する。また、吸水性テープ層6の内面が隣り合
う突起相互間のギャップ7に露呈しており、ギャップ7
に浸入する水分に対して接触できるようにしている。吸
水性テープ層6は、一般に入手し易い吸水性材料を用い
れば良い。
ックシース2′の多数の凸部21,21・・・の突端に
接触しつつ円筒状の層となるように設けられる。従っ
て、吸水性テープ層6の内面に各凸部21の突端が傾倒
可能に接する。また、吸水性テープ層6の内面が隣り合
う突起相互間のギャップ7に露呈しており、ギャップ7
に浸入する水分に対して接触できるようにしている。吸
水性テープ層6は、一般に入手し易い吸水性材料を用い
れば良い。
【0012】外部プラスチックシース4は、通常のプラ
スチックシースと同様の要領で形成すれば良い。
スチックシースと同様の要領で形成すれば良い。
【0013】前述のような構造とした本実施例の非金属
型光ファイバケーブルにおいて、外部から圧力が加わる
かまたは瞬間的な衝撃が加わった場合には、そのときの
外圧または衝撃力は、先ず外部プラスチックシース4に
加わり、次に吸水性テープ層6を介して内部プラスチッ
クシース2′の凸部21の突端に加わる。すると、凸部
21が突端側から決められた方向(図面上右方向)に押
し倒され、その凸部傾倒変化はギャップ7部分で吸収さ
れ、ひいては、内部プラスチックシース2′の内側へは
外部からの力が全く作用しないかまたは殆ど作用しなく
なる。また、外部プラスチックシース4が外傷を受けた
等の理由で外部プラスチックシース4と内部プラスチッ
クシース2′との間に水が浸入した場合には、吸水性テ
ープ層6に水が接触してこれを吸収するので、シースを
内外二重にすることでありがちなケーブル長手方向への
走水を最小限に食い止めることができる。
型光ファイバケーブルにおいて、外部から圧力が加わる
かまたは瞬間的な衝撃が加わった場合には、そのときの
外圧または衝撃力は、先ず外部プラスチックシース4に
加わり、次に吸水性テープ層6を介して内部プラスチッ
クシース2′の凸部21の突端に加わる。すると、凸部
21が突端側から決められた方向(図面上右方向)に押
し倒され、その凸部傾倒変化はギャップ7部分で吸収さ
れ、ひいては、内部プラスチックシース2′の内側へは
外部からの力が全く作用しないかまたは殆ど作用しなく
なる。また、外部プラスチックシース4が外傷を受けた
等の理由で外部プラスチックシース4と内部プラスチッ
クシース2′との間に水が浸入した場合には、吸水性テ
ープ層6に水が接触してこれを吸収するので、シースを
内外二重にすることでありがちなケーブル長手方向への
走水を最小限に食い止めることができる。
【0014】内部プラスチックシース外周の凸部21
は、吸水性テープ層6の内面に傾倒可能に接していれば
良いので、その形状は本実施例のものにこだわらず、例
えば図2に示すような変形例であっても良い。(イ)の
例における凸部22は、不等片三角形状にして斜めにさ
れ直線的な傾斜面23によって先細り形状としてある。
(ロ)の例における凸部24は、一定の厚みをもって直
角に突出し突端において傾斜面25を形成したものであ
る。(ハ)は一定の厚みをもって斜めに突出させること
で傾斜面27を有せしめたものである。この例では突端
を直角に切断せず7に斜めにカットした恰好をとってい
る。
は、吸水性テープ層6の内面に傾倒可能に接していれば
良いので、その形状は本実施例のものにこだわらず、例
えば図2に示すような変形例であっても良い。(イ)の
例における凸部22は、不等片三角形状にして斜めにさ
れ直線的な傾斜面23によって先細り形状としてある。
(ロ)の例における凸部24は、一定の厚みをもって直
角に突出し突端において傾斜面25を形成したものであ
る。(ハ)は一定の厚みをもって斜めに突出させること
で傾斜面27を有せしめたものである。この例では突端
を直角に切断せず7に斜めにカットした恰好をとってい
る。
【0015】図3は、本発明の非金属型直埋用光ファイ
バケーブルの別な実施例を横断面で示したものである。
図1と同一部分にはそれに付された符号を用いているの
で、図1に関する説明を参照されたい。本実施例におい
て図1のものと異なるのは、隣り合う凸部21相互間の
ギャップがジェリー状のコンパウンド入りとした点であ
る。このようにコンパウンドでギャップつまり空隙を埋
めると、内部プラスチックシース2′と外部プラスチッ
クシース4との間の走水をより確実に防止することがで
きる。また、コンパウンドは、ジェリー状であるので、
凸部21の傾倒変化に対して容易に変形し、本来の目的
である耐外圧、耐衝撃性をそのまま維持できる。
バケーブルの別な実施例を横断面で示したものである。
図1と同一部分にはそれに付された符号を用いているの
で、図1に関する説明を参照されたい。本実施例におい
て図1のものと異なるのは、隣り合う凸部21相互間の
ギャップがジェリー状のコンパウンド入りとした点であ
る。このようにコンパウンドでギャップつまり空隙を埋
めると、内部プラスチックシース2′と外部プラスチッ
クシース4との間の走水をより確実に防止することがで
きる。また、コンパウンドは、ジェリー状であるので、
凸部21の傾倒変化に対して容易に変形し、本来の目的
である耐外圧、耐衝撃性をそのまま維持できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したような本発明の非金属型直
埋用光ファイバケーブルによれば、非金属構造であるに
もかかわらず、内部プラスチックシースにおける独自の
凸部による傾倒変化にて外部からの圧力や衝撃を緩和す
るようにできたものであるから、地中等のように外圧や
衝撃が不可避的に加わる条件下において直に埋設して使
用できる光ファイバケーブルを非金属型で提供するとい
う所期の目的が達成される。また、シースを内外二重に
することでありがちなケーブル長手方向への走水を最小
限に食い止めることができる。なおまた、金属がい装等
を使用しないで全てプラスチックの押し出しにより被覆
できるので軽量且つ安価で製造も容易であり、而も高電
圧ケーブルに近接して布設されても誘導等の電気的影響
を全く受けないので接地工事の必要もなくなる等、これ
を実施して得られる効果はまことに大きなものがある。
埋用光ファイバケーブルによれば、非金属構造であるに
もかかわらず、内部プラスチックシースにおける独自の
凸部による傾倒変化にて外部からの圧力や衝撃を緩和す
るようにできたものであるから、地中等のように外圧や
衝撃が不可避的に加わる条件下において直に埋設して使
用できる光ファイバケーブルを非金属型で提供するとい
う所期の目的が達成される。また、シースを内外二重に
することでありがちなケーブル長手方向への走水を最小
限に食い止めることができる。なおまた、金属がい装等
を使用しないで全てプラスチックの押し出しにより被覆
できるので軽量且つ安価で製造も容易であり、而も高電
圧ケーブルに近接して布設されても誘導等の電気的影響
を全く受けないので接地工事の必要もなくなる等、これ
を実施して得られる効果はまことに大きなものがある。
【図1】本発明にかかる非金属型直埋用光ファイバケー
ブルの実施例を一部省略して示す横断面図。
ブルの実施例を一部省略して示す横断面図。
【図2】(イ)(ロ)(ハ)ともに本発明にかかる非金
属型直埋用光ファイバケーブルにおける内部プラスチッ
クシースの凸部の変形例を示す説明図。
属型直埋用光ファイバケーブルにおける内部プラスチッ
クシースの凸部の変形例を示す説明図。
【図3】本発明にかかる非金属型直埋用光ファイバケー
ブルの別な実施例を一部省略して示す横断面図。
ブルの別な実施例を一部省略して示す横断面図。
【図4】従来の直埋用光ファイバケーブルの例を示す横
断面図。
断面図。
【図5】従来の直埋用光ファイバケーブルのその他の例
を一部省略して示す横断面図。
を一部省略して示す横断面図。
1 光ファイバケーブルコア 2′ 内部プラスチックシース 4 外部プラスチックシース 6 吸水性テープ層 7 ギャップ(空隙) 21,22,24,26 凸部 23,25,27 傾斜面 8 ギャップ(ジェリー状のコンパウンド入り)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 昭 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内
Claims (6)
- 【請求項1】光ファイバケーブルコアの外周に、内部プ
ラスチックシース、吸水性テープ層、外部プラスチック
シースを順次施してなり、当該内部プラスチックシース
には、その外面において円周方向でギャップを有しつつ
並列突出し且つケーブル長手方向に沿って連続する多数
の凸部を有しており、各凸部の突端が傾倒可能にして吸
水性テープ層の内面に接していることを特徴とする非金
属型直埋用光ファイバケーブル。 - 【請求項2】各凸部自身が予め傾斜した、請求項1記載
の非金属型直埋用光ファイバケーブル。 - 【請求項3】各凸部が突端側に向けて先細りである、請
求項2記載の非金属型直埋用光ファイバケーブル。 - 【請求項4】各凸部の突端に傾斜面を有した、請求項1
記載の非金属型直埋用光ファイバケーブル。 - 【請求項5】隣り合う凸部相互間のギャップが空隙とさ
れた、請求項1乃至4の何れか1項記載の光ファイバケ
ーブル。 - 【請求項6】隣り合う凸部相互間のギャップにジェリー
状のコンパウンドが充填された、請求項1乃至4何れか
1項記載の非金属型直埋用光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5278388A JPH07134231A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 非金属型直埋用光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5278388A JPH07134231A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 非金属型直埋用光ファイバケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134231A true JPH07134231A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17596654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5278388A Pending JPH07134231A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 非金属型直埋用光ファイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134231A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011020A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバケーブル |
CN104977682A (zh) * | 2015-07-20 | 2015-10-14 | 成都亨通兆业精密机械有限公司 | 一种防啮齿类动物撕咬的光缆 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5278388A patent/JPH07134231A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011020A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバケーブル |
CN104977682A (zh) * | 2015-07-20 | 2015-10-14 | 成都亨通兆业精密机械有限公司 | 一种防啮齿类动物撕咬的光缆 |
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