JPH0713306Y2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JPH0713306Y2
JPH0713306Y2 JP1989142307U JP14230789U JPH0713306Y2 JP H0713306 Y2 JPH0713306 Y2 JP H0713306Y2 JP 1989142307 U JP1989142307 U JP 1989142307U JP 14230789 U JP14230789 U JP 14230789U JP H0713306 Y2 JPH0713306 Y2 JP H0713306Y2
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JP
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display
wireless communication
communication device
belt
user
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昇 春本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無線通信機に関し、特にディスプレイを有する
無線通信機に関する。
〔従来の技術〕 操作部の占有する面積を極力小さくして、無線通信機の
小型・軽量化を実現するために無線通信機の動作状態を
表示するディスプレイは必要不可欠のものとなってい
る。
一方、携帯用無線通信機には携行し易くするために使用
者のベルト等に装着し得るようになっているものがあ
る。
例えば、第7図、第8図に示すように無線通信機10はそ
の動作状態を表示するためのディスプレイ1を本体天面
6に備えるとともに、使用者のベルトに装着するための
装着手段3を備えている。すなわち、弾性金属板の後端
30をU字状に折り曲げる一方、中央部を無線通信機の本
体後面5と平行にしたベルト保持部33とし、さらに上記
弾性金属板の先端部分をV字状に屈曲させ、該V字の屈
曲部が本体後面5と接して圧着部32を形成し、更に、上
記後端30を、ビス38で本体後面5の上部に固定したベル
トサスペンダー3aがベルト装着手段3として設けられ
る。これによって使用者のズボン等のベルトの上方より
該ベルトサスペンダー3aの先端のベルト導入端31を挿入
して、上記ベルト保持部33と上記圧着部32と本体後面5
でベルトを把持して、無線通信機10を使用者のベルトに
装着、携行することができる。このとき使用者Pは本体
天面6にアンテナ8、操作部9とともに設けられたディ
スプレイ1を見ることができるので操作部9での操作を
容易にすることが出来る。
〔本考案の解決すべき課題〕
ところでこうした本体天面6にディスプレイ1が設けら
れた無線通信機の場合、第8図に示すようにスピーカー
やマイクのある本体前面7側に使用者Pの視点が存在す
ることを前提にディスプレイ1の設計がなされているた
めに、前述したベルトサスペンダー3a等の装着手段3を
使って無線通信機10を装着した状態ではディスプレイ1
の表示像4Aは使用者Pの眼には倒立して表示されること
になる。
特に小さい文字の場合にはディスプレイの視認性が劣
り、さらに図示のように表示像4Aに数字を含む場合等に
は誤読すら生じるおそれがあり、いかに視認性に優れる
ディスプレイを設計・製作しても的確に通信機の動作状
態を把握することが難しいという問題が生じる。
上記の事情に鑑みて本考案では、無線通信機を使用者の
ベルトに装着しても、視認性に優れたディスプレイを有
する無線通信機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、本体天面にディ
スプレイを備えるとともに、使用者のベルトに装着する
装着手段を備えた無線通信機において、上記無線通信機
の本体が使用者のベルトに装着されたことを検知する装
着検知手段と、該装着検知手段からの検知信号によっ
て、上記ディスプレイに表示される表示像を、非装着時
の表示像に対して180°反転させる表示反転手段とを備
えた無線通信機を提供するものである。
〔作用〕
ディスプレイが本体天面に設けられた無線通信機におい
て、該無線通信機が使用者のベルトに装着されると同時
に検知手段によって、検知信号を出力して、文字や記号
等、ディスプレイに表示される表示像が使用者のベルト
に装着されない状態での表示像に対して180°反転する
ことによって、使用者から見て表示像が正立して、視認
性や可読性が向上する。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示すものであ
って、第1図はベルトサスペンダー3aを外した状態の本
体裏面5の分解斜視図であり、第2図(a)は無線通信
機10をベルトBに装着していない状態の平面図、第2図
(b)は同状態の要部側面図であり、第3図(a)は無
線通信機10をベルトBに装着した状態の平面図、第3図
(b)は同じく要部側面図である。
上記第1図においてベルトサスペンダー3aの構成は従来
品と同様なのでここでは詳述を避ける。
一方、無線通信機10の本体後面5の中央の、ベルトサス
ペンダー3a中央のベルト保持部33との空隙に頂部2bを突
出させ、図示しないバネ等の手段で第2図(a)中の上
方に付勢されている装着検知手段2としての検知スイッ
チ2aを設ける。通常の交信時、すなわち使用者のベルト
に装着されない状態では、第2図(b)に示すように上
記検知スイッチ2aの頂部2bは押されていないので、該検
知スイッチ2aはOFF状態にあり、第6図(a)に示すよ
うにCPU21は操作部9から入力される各周波数、レベル
等の動作状態を表す状態信号Ssに従って、ディスプレイ
1に表示像4Aを表示するよう制御する表示信号Scを出力
する。
次に、第3図(a)に示すようにベルトサスペンダー3a
でベルトBに無線通信機10が装着された状態になると、
第3図(b)に示すように頂部2bがベルトB表面に圧迫
されて検知スイッチ2aが第3図(a)中、下方に押し下
げられON状態になって、第6図(b)に示すように、検
知信号S4が上記CPU21に入力されると、該CPU21にプログ
ラムとして組み込まれている反転手段20は、上記表示信
号Scによって制御されていた表示像4Aを180°反転させ
て表示像4Bを表示するよう制御する表示信号Sc′がCPU2
1からディスプレイ1に出力される。
尚、第2図(a)および第3図(a)に示した表示像4
a、4cは3桁のLCD表示のセグメントを共通に使用して交
信周波数などの数値(図中は"126")を表示する。また
表示像4b、4dは無線通信機10の動作状態を示し(図中は
受信状態を示す"RX"を表示)、互いに180°回転対称を
なしてディスプレイ1に配置されてCPU21から出力され
る表示信号Sc、Sc′によってそれぞれ制御されて表示さ
れる。
さらに、本考案における動作状態の表示方法は上記実施
例に限られるものではなく、ドット方式のLCD表示やLED
を使用することも可能である。
本考案の第2の実施例として、第4図(a)に示すよう
に、ベルトサスペンダー3aの圧着部32の先端に端子60を
設け、該先端と当接する本体後面5上に端子61を設け
て、使用者のベルトBに無線通信機10が装着されると、
第4図(b)に示すように上記端子60と端子61は離れて
不図示の検知スイッチがON状態となるような装着検知手
段2によって、検知信号Sdが出力され、以下は上記第1
の実施例と同じ動作を行って、表示像4Aが180°反転し
た表示像4Bがディスプレイ1に表示される。
更に本考案の第3の実施例として、第5図(a)に示す
ように、圧着部32の先端に磁石70を配置して、該磁石70
と当接する本体後面5上にリード端子71を設け、第5図
(b)に示すようにベルトBに装着時には磁石70とリー
ド端子71の距離が広がって、リード端子71を通過する電
流が途絶えることによって、不図示の検知スイッチがON
状態となるような装着検知手段によって、検知信号Sd
発振され、以下は上記第1、第2の実施例と同じ動作を
行って、表示像4Aがそれぞれ180°反転した表示像4Bが
ディスプレイ1に表示される。
上記実施例で開示したように、本考案によるとベルトに
無線通信機が装着されると、自動的に表示像の方向が変
更して、無線通信機のディスプレイに表示された文字・
記号の誤読も少ない無線通信機が得られる。
尚、無線通信機を使用者のベルトに装着したことを検知
する装着検知手段やディスプレイの表示手段等も上記実
施例に限らず、本考案の趣旨を逸脱することのない範囲
で種々の応用が可能であることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
使用者のベルトに装着時と非装着時とで表示像が自動的
に180°反転するようにした本考案の無線通信機は表示
の誤読もなく、ディスプレイの視認性を向上させるとい
う意味でレイアウトやデザインで工夫を凝らすよりもよ
り本質的な役割を果たすものである。
従って、自動的に表示像が180°反転する本考案による
無線通信機のディスプレイは視認性・可読性が向上し、
表示された文字・記号の誤読も少ない無線通信機が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の本体裏面の分解斜視図、第2図(a)
(b)は同じく平面図と要部側面図、第3図(a)
(b)は上記無線通信機をベルトBに装着した状態を示
す平面図と要部側面図、第4図(a)(b)は本考案に
よる第2の実施例の装着検知手段を示す要部側面図、第
5図(a)(b)は本考案による第3の実施例の装着検
知手段を示す要部側面図、第6図は本考案の電気的構成
を示す概念図、第7図は従来の無線通信機の本体後面斜
視図、第8図は従来の無線通信機をベルトに装着した状
態を示す図。 図中、 1…ディスプレイ、2…装着検知手段、3…装着手段、
4A、4B…表示像、6…本体天面、10…無線通信機、20…
表示反転手段、Sd…検知信号、B…ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体天面(6)にディスプレイ(1)を備
    えるとともに、使用者のベルト(B)に装着する装着手
    段(3)を備えた無線通信機(10)において、 上記無線通信機(10)の本体が使用者のベルト(B)に
    装着されたことを検知する装着検知手段(2)と、該装
    着検知手段(2)からの検知信号(Sd)によって、上記デ
    ィスプレイ(1)に表示される表示像(4B)を、非装着
    時の表示像(4A)に対して180°反転させる表示反転手
    段(20)とを備えたことを特徴とする無線通信機。
JP1989142307U 1989-12-08 1989-12-08 無線通信機 Expired - Lifetime JPH0713306Y2 (ja)

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JP1989142307U JPH0713306Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 無線通信機

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JP1989142307U JPH0713306Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 無線通信機

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JPH0380915U JPH0380915U (ja) 1991-08-19
JPH0713306Y2 true JPH0713306Y2 (ja) 1995-03-29

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