JPH07132901A - ペースト状物質の容器への収容方法と、その容器 - Google Patents

ペースト状物質の容器への収容方法と、その容器

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JPH07132901A
JPH07132901A JP5277998A JP27799893A JPH07132901A JP H07132901 A JPH07132901 A JP H07132901A JP 5277998 A JP5277998 A JP 5277998A JP 27799893 A JP27799893 A JP 27799893A JP H07132901 A JPH07132901 A JP H07132901A
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JP
Japan
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container
wafer
substance
lid
wall
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Pending
Application number
JP5277998A
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English (en)
Inventor
Tsunetoshi Kobayashi
恒利 小林
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Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
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Publication date
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペースト状充填物を収容した容器内壁に、付
着残留する充填物のない容器への収容方法と、容器を提
供する。 【構成】 本発明は、ペースト状物質を容器に収容する
場合に、該容器内壁とペースト状物質との間にオブラー
ト層を介設し、容器に対しペースト状物質を隙間なく、
かつ移動しないように充填することを特徴とするペース
ト状物質の容器への収容方法であり、該方法における容
器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の内壁に付着し易
い、バター,マーガリン,ヨーグルト,油脂類,其他糊
状の物質(以下、ペースト状の物質とする)を容器に収
容する方法と、その容器に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のようなペースト状の物質を収容す
る容器には、合成樹脂などの硬質材料からなる容器(ハ
ードケース)が用いられている。これらの容器には、た
とえばヨーグルトの場合は、そのまま充填され、容器の
上方開口部を蓋によって密封するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ペースト状物質を
収容する容器は、その内容物を取り出し、または使い尽
したあとの底面や内側壁面に、少量の内容物が付着して
残ることは避けられない。したがって、そのまま容器を
設置又は廃棄した場合に、変質した残留物のために悪臭
や異臭を発し、衛生上,環境上好ましくなかった。ま
た、それを防止するためには洗浄せねばならず、手間が
かかった。本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、前記問題点を解消したペースト状物質の容器への収
容方法と、その容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に添い、本発明
はペースト状物質を容器に収容する場合に、該容器内壁
とペースト状物質との間にオブラート層を介設し、容器
に対しペースト状物質を隙間なく、かつ移動しないよう
に充填するペースト状物質の容器への収容方法とするこ
とによって、また、本発明は容器内壁にオブラート層を
設けたペースト状物質を収容する容器とすることによっ
て前記課題を解消した。この容器から充填物を取り出し
たあと、容器内壁には充填物が付着残留することなく綺
麗に取り除ける。
【0005】
【実施例】図1は本願の容器の一実施例を示し、1は容
器本体で、該容器本体1はたとえば合成樹脂,ガラス,
厚紙,金属などの材料からなる変形しないハードケース
である。また、多少軟かくても大きく変形しない容器で
もよい。2はオブラートの層で、該オブラート2の層は
容器1の内壁の全面に沿って配設してある。このオブラ
ート2は澱粉と寒天で精製した無味無臭かつ無害のもの
で、水が付着することによって容易に溶解するものであ
る。3は充填物で、該充填物3は、たとえばバター,マ
ーガリン,ヨーグルト,油脂及び其他の容器の表面に付
着し易いペースト状の物質である。4は容器本体1に嵌
着した蓋である。図1の状態に構成するため、次の各方
法を採用することができる。
【0006】 容器本体1と蓋4の内壁に対し、液状
のオブラートを塗布(吹き付け、刷毛塗り等を含む)し
てオブラート2の層を形成し、乾燥後、容器に空隙がな
いように充填物を収容し、蓋4を施す。 容器本体1と蓋4とを、オブラート液に浸漬後、引
きあげ乾燥してオブラート2の層を形成し、同じ要領で
この容器に充填物を収容し、蓋4を施す。 オブラートによって特定形状、たとえば底のある筒
状容器、すなわち硬質オブラートによって一定形状を維
持しうる筒状容器を成形し、これを、同形のハードケー
ス内壁に隙間がないように嵌入したあと、充填物を流し
込んで満杯とし、空隙が残らないようにして、同様に構
成した蓋をこれに嵌着し、その外側にハードケース用の
蓋を施す。以上のように構成した容器は、充填物に水分
が含まれていても、容器内部には空隙がないようにして
あるので、充填物は容器内部で移動することがない。よ
って水分によってオブラート層が溶解しても、その溶解
した層がそのまま容器内壁と充填物との間に介在する。
よって、いま、この容器の蓋を外し、充填物を取り出し
ても、そのオブラート層によって隔離された充填物が容
器内壁に付着することなく取り出すことができる。
【0007】
【発明の効果】本発明によればペースト状充填物を収容
した容器においても、その容器内壁や底面に充填物を付
着残留させることなく、綺麗に取り出すことができる。
したがって廃棄する容器に残留物があり、悪臭や異臭を
発するということもなく、洗浄する手間も省くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 オブラート 3 充填物 4 蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペースト状物質を容器に収容する場合
    に、該容器内壁とペースト状物質との間にオブラート層
    を介設し、容器に対しペースト状物質を隙間なく、かつ
    移動しないように充填することを特徴とするペースト状
    物質の容器への収容方法。
  2. 【請求項2】 容器内壁にオブラート層を設けたことを
    特徴とするペースト状物質を収容する容器。
  3. 【請求項3】 容器内壁にオブラートを塗布することに
    よってオブラート層を形成したことを特徴とする請求項
    2に記載のペースト状物質を収容する容器。
  4. 【請求項4】 液状オブラートに容器を浸漬後、乾燥し
    てオブラート層を形成したことを特徴とする請求項2に
    記載のペースト状物質を収容する容器。
  5. 【請求項5】 前記オブラート層は、前記容器に嵌設す
    る同形のオブラート容器からなることを特徴とする請求
    項2に記載のペースト状物質を収容する容器。
JP5277998A 1993-11-08 1993-11-08 ペースト状物質の容器への収容方法と、その容器 Pending JPH07132901A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159643A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 東洋製罐株式会社 粘稠内容物の充填方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159643A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 東洋製罐株式会社 粘稠内容物の充填方法
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