JPH0713126A - 液晶表示駆動回路 - Google Patents

液晶表示駆動回路

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JPH0713126A
JPH0713126A JP15906793A JP15906793A JPH0713126A JP H0713126 A JPH0713126 A JP H0713126A JP 15906793 A JP15906793 A JP 15906793A JP 15906793 A JP15906793 A JP 15906793A JP H0713126 A JPH0713126 A JP H0713126A
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JP
Japan
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capacitor
sampling
liquid crystal
signal
video signal
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Application number
JP15906793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Nanzaki
崎 浩 徳 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15906793A priority Critical patent/JPH0713126A/ja
Publication of JPH0713126A publication Critical patent/JPH0713126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ビデオ信号伝送路上の信号は第1キャパシタ
34でサンプリングされ、そのデータ信号は、第1キャ
パシタ34から第2キャパシタ37へ転送され、この第
2キャパシタ37から反転アンプ36を通して液晶セル
に向けて出力される。また、各液晶セルへのデータ信号
源としてそれぞれ異なる色のビデオ信号をサンプリング
する2個のS/H回路32n+1が割当られ、各液晶セ
ルに対して切替えることにより色配列の制御を行うよう
になっている。 【効果】 5VCMOSプロセスの採用が可能になり、
またビデオ信号伝送路への色切替えスイッチは不要とな
って、その抵抗分や寄生容量が原因の周波数特性の劣化
を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示駆動回路に関す
るもので、車用ナビゲーションシステム、ハンディゲー
ム機の表示装置用に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の基本的な液晶表示装置の概
略構成を示すものであり、図7はそのデータドライバI
Cの内部構成を示すものである。
【0003】まず、図6において、9はデータドライバ
IC、10はゲートドライバIC、11はコントロール
回路であり、コントロール回路11のタイミング制御の
下でデータドライバIC9及びゲートドライバIC10
によりビデオ信号値をサンプリングし、そのサンプル値
を出力することによって液晶セルキャパシタ12及びト
ランジスタスイッチ13からなる液晶の各画素を駆動す
るものである。
【0004】コントロール回路11にはビデオ信号にお
ける1水平期間内の各画素に対応する点の値をサンプリ
ングし各画素へ出力するための制御信号が与えられ、コ
ントロール回路11は、この制御信号を元にドライバI
C9,10に内蔵されるスイッチをon/off制御す
る信号を発生する。
【0005】データドライバIC9は、図7に示すよう
に、シフトレジスタ71とレベルシフタ72と1ライン
分の画素列に対応するサンプリング/ホールド(以下、
S/Hという。)回路73nとを備えている。
【0006】シフトレジスタ71及びレベルシフタ72
はサンプリング信号qn を各S/H回路2nに順次出力
するもので、シフトレジスタ71には上記コントロール
回路11から一定周期のシフトデータ信号(リセット信
号)DとクロックCKとが入力されている。シフトレジ
スタ71は、その先頭の桁にシフトデータ信号Dが1水
平期間毎にセットされ、これをクロックCKにより1桁
ずつシフトさせるようになっている。出力qn'は各桁に
対応し、シフトデータ信号Dがいずれかの出力qn'に現
れる。シフトレジスタ71の出力qn'はレベルシフタ7
2に供給され、このレベルシフタ72により液晶セルを
駆動するに十分な振幅へ引上げられ、各S/H回路73
n向けのサンプリング信号qn を順次出力する。
【0007】S/H回路73nは、画素列のなす3原色
配列に則って、それぞれ、青色のビデオ信号VB の伝送
線、緑色のビデオ信号VG の伝送線、赤色のビデオ信号
VRの伝送線に接続されているものであり、3色のビデ
オ信号伝送線のいずれに接続され、かつサンプリングタ
イミングが異なるだけで、構成はいずれも同一である。
そのため、ここでは代表としてS/H回路731の構成
について説明する。
【0008】このS/H回路21は青色ビデオ信号伝送
線に接続されているもので、サンプリングタイミング制
御用のアナログスイッチ74とホールドキャパシタ75
とバッファアンプ76とを備えている。
【0009】キャパシタ75はアナログスイッチ74の
信号転送路を介して青色ビデオ信号伝送線に接続されて
いる。レベルシフタ72からのサンプリング信号q1 は
アナログスイッチ74の制御端子に与えられるようにな
っており、アナログスイッチ74はこのサンプリング信
号q1 によって各水平期間において1回だけonとな
り、色信号伝送線のビデオ信号値v1 ,v2 ,…がホー
ルドキャパシタ75にサンプリングされることとなる。
他のS/H回路732,733,…,73nにおいても
アナログスイッチ74が順次onとなって、各色信号伝
送線のビデオ信号がホールドキャパシタ75によりサン
プリングされる。例えば、S/H回路732においては
S/H回路731に次ぐタイミングにおいて赤色信号伝
送線上のビデオ信号VR 上の値v1',v2',…がサンプ
リングされ、S/H回路733においては緑色信号伝送
線上のビデオ信号VG 上の値v1",v2",…がサンプリ
ングされることとなる。
【0010】アンプ76は、その非反転端子にキャパシ
タ75のホールド値Vc が入力されており、反転端子と
出力端子とは短絡されて負帰還回路を形成しており、キ
ャパシタ75のホールド値Vc はこのアンプ76を通し
てQ1 として出力される。このアンプ76は、ブランキ
ング期間における出力許可信号OEのアクティブ状態の
ときにのみ出力Q1 を発生するようになっており、それ
以外のサンプリング動作期間内ではHi−Z状態とな
る。
【0011】ゲートドライバ回路10は1水平ブランキ
ング期間毎に上記出力許可信号OEと共にゲートドライ
ブ信号gm を出力するようになっており、その時のゲー
トドライブ信号gm に対応する水平ラインのトランジス
タ13のゲートが駆動され、S/H回路73nから出力
Qn によってセルキャパシタ12が充電され、アンプ7
6がHi−Z状態となった後は出力がダイナミック動作
されるようになっている。
【0012】このようにアンプ76のHi−Z状態によ
って、キャパシタ75でのサンプリング動作がセルマト
リックス側の動作とは独立して行われ、セルマトリック
ス側からの影響を受けることなしにキャパシタ75のサ
ンプリング動作が確実に行われることとなる。
【0013】このような構成の液晶表示駆動回路が一つ
の一般的に採用されているものであるが、この種の液晶
表示駆動回路では、アンプ76のHi−Z状態によっ
て、出力Qn が外部からのノイズに対して変化し易い、
液晶パネルの欠陥によるリークに弱い等の問題があり、
液晶パネルの大型化に伴い画質の劣化が心配されるもの
であった。
【0014】そこで、近年では画質の劣化要因を無くそ
うと種々の試みがなされている。
【0015】図9は、そのような課題に挑んだ一つの結
果となるデータドライバICの構成を示すものである。
【0016】この図において、91はシフトレジスタ、
92はレベルシフタであり、これらは上記シフトレジス
タ71及びレベルシフタ72と同様の機能を有するもの
であるが、ここでは1水平期間毎にシフトレジスタ91
へ入力されるデータ信号Dが反転され、これにより次述
するS/H回路本体部94A,94Bのモードを切替え
る。
【0017】93nはS/H回路であり、各S/H回路
93nは2つのS/H回路本体部94A,94Bとアン
プ95とを有し、S/H回路本体部94A,94Bの一
方がサンプリングモードであるとき、他方が出力モード
となるように切替え使用される。
【0018】すなわち、S/H回路本体部94Aはサン
プリングタイミング制御用のアナログスイッチ96Aと
ホールドキャパシタ97Aと出力タイミング制御用のア
ナログスイッチ98Aとを備えている。キャパシタ97
Aはスイッチ96Aを介して青色のビデオ信号VB の伝
送線に接続されており、スイッチ96Aがonのとき青
色のビデオ信号VB のレベルをサンプリングする。スイ
ッチ98Aは例えばスイッチ96Aがonのときoff
となるように制御される。
【0019】S/H回路本体部94Bはサンプリングタ
イミング制御用のアナログスイッチ96Bとホールドキ
ャパシタ97Bと出力タイミング制御用のアナログスイ
ッチ98Bとを備えている。キャパシタ97Bはスイッ
チ96Bを介して青色のビデオ信号伝送線に接続されて
おり、スイッチ96Bがonのとき青色のビデオ信号V
B のレベルをサンプリングする。スイッチ98Bは例え
ばスイッチ96Bがonのときoffとなるように制御
される。
【0020】レベルシフタ92の出力qn はスイッチ9
6Aに反転入力されると共に、スイッチ96Bに非反転
入力されており、これによりスイッチ96A,96Bは
相反的にon/off制御されるようになっている。前
述したようにシフトレジスタ91へのデータ信号Dは1
水平期間毎に反転されるためレベルシフタ92の出力q
n は1水平期間毎に反転することとなり、スイッチ96
A,96Bは一方がonのとき他方がoffになる。
【0021】スイッチ98Aはスイッチ96Aとは相補
的にon/off制御されるもので、例えばレベルシフ
タ92の出力qn の非反転状態によってon/off制
御される。スイッチ98Bはスイッチ96Bとは相補的
on/off制御されるもので、例えばレベルシフタ9
2の出力qn の反転状態によってon/off制御され
るものである。
【0022】よって、スイッチ96Aがonのときには
スイッチ96Bはoffとなり、キャパシタ97Aのみ
に青色のビデオ信号VB のレベルがサンプリングされ
る。この際、スイッチ98Aはoff、スイッチ98B
はonとなり、キャパシタ97Bのサンプリングレベル
のみアンプ95を介してQn として出力されるようにな
る。
【0023】逆にスイッチ96Bがonのときにはスイ
ッチ96Aはoffとなり、キャパシタ97Bのみに青
色のビデオ信号VB のレベルがサンプリングされる。こ
の際、スイッチ98Bはoff、スイッチ98Aはon
となり、キャパシタ97Aのサンプリングレベルのみア
ンプ95を介してQn として出力されることとなる。
【0024】このように、S/H回路にてキャパシタを
2個並列に配置し、一方がQn を出力している最中に他
方でサンプリングを行うことにより、液晶パネル側とサ
ンプリング動作との独立動作状態を達成し、アンプ95
のHi−Z状態を無くしているものである。
【0025】また、画質を決める重要な要素の一つであ
る解像度を上げることの工夫としてRGB3原色の配列
が三角形をなすように各色のビデオ信号VR ,VG ,V
B のサンプリングを制御するようにしたものが開発され
ている。これは一般にデルタ配列と呼ばれる。
【0026】図10は3原色配列がそのデルタ配列とさ
れた液晶表示装置の構成を示すものであり、図11はそ
のデータドライバICの内部構成を示すものである。
【0027】これらの図において、101はデータドラ
イバIC、102はゲートドライバ、103は液晶セル
であり、図示するところから明らかなように、液晶セル
103による表示色は例えば破線で示すように三角形と
なるようにQn の供給が制御されるものである。
【0028】104はそのデルタ配列の制御を行う色切
替えスイッチであり、3本の色信号伝送線はこの色切替
えスイッチ104の出力を伝送するようになっており、
各伝送線上のビデオ信号V1 ,V2 ,V3 の色が1水平
期間毎にこの色切替えスイッチ104により切替えられ
る。
【0029】データドライバIC101はシフトレジス
タ111とレベルシフタ117とS/H回路113nと
を備えている。
【0030】シフトレジスタ111はデータ信号STH
が1水平期間毎に与えられ、これをクロックCKにより
1桁ずつシフトするもので、これにより出力qn'に順次
そのデータ信号STHに相当する信号が現れる。シフト
レジスタ111の出力qn'はレベルシフタ117により
液晶セルを駆動するに十分な振幅へ引上げられる。
【0031】S/H回路113nは、kを0以上の整数
としたとき、(3+3k)番目のものがビデオ信号V1
の伝送線に接続され、(2+3k)番目のものがビデオ
信号V2 の伝送線に接続され、(1+3k)番目のもの
がビデオ信号V3 の伝送線に接続されているのが異なる
だけで、その他の構成はどれも同じである。S/H回路
113nはアナログスイッチ114とホールドキャパシ
タ115とアンプ116とから構成されており、キャパ
シタ115はスイッチ114を介して、対応するビデオ
信号伝送線に接続されており、レベルシフタ117の出
力信号qn はスイッチ114への制御信号とされてお
り、図6に示すS/H回路73nと同様に動作して出力
Qn を発生するようになっている。
【0032】このように、3原色ビデオ信号VR ,VG
,VB と3色分のビデオ信号伝送線との間に色切替え
スイッチ104を介在させ、この色切替えスイッチ10
4により各ビデオ信号伝送線への色を切替えることによ
り、3原色のデルタ配列を実現し、もって解像度の向上
を達成しているものである。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示駆動回路は画質を向上させるために各種の
工夫がなされてはいるものの問題が残されている。
【0034】まず、5VCMOSプロセスを採用できる
と低コストになるのであるが、データ信号Qn を出力す
る最終出力段のアンプの動作範囲が5VCMOSプロセ
スでは液晶表示に必要な条件に満たないため、S/H回
路では敢えて耐圧の高いプロセスを使用している。すな
わち、液晶では、その劣化を防ぐために通常動作では液
晶の両端に正負の交番電界をかける。図6(b)を参照
すると、5VCMOSプロセスを使った場合、液晶セル
の一端の共通電極Comに印加する電界の極性を1ドラ
イブ期間毎に切替えることとなる。5VCMOSの場
合、ある期間では1Vを印加し、次の期間では9Vを印
加する、というようにQn に対する電位を切替え、これ
により相対的に極性を切替えることとなる。しかし、5
VCMOSプロセスでアンプを作ってもそのような動作
範囲は得られず、高耐圧プロセスを採用するしかない。
【0035】また特に、図11に示す液晶表示駆動回路
にあっては、色切替えスイッチ104としてn個のS/
H回路を動作させるのに充分な駆動能力をもつものを必
要とするため、この色切替えスイッチの抵抗分及び寄生
容量が大きくなり、そのCRによってデータドライバの
周波数特性が制限を受けるという問題が発生し、解像度
向上効果が、期待されるほどには得られないものであっ
た。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示駆動回
路は、m本の水平ライン各々にn個の液晶セルが配置さ
れてなる液晶セルマトリックスを駆動するものにおい
て、1垂直走査期間内に上記m本の水平ライン各々に対
してゲートドライブ信号を順次出力するゲートドライブ
信号発生回路と、1水平走査期間内に上記n個の液晶セ
ル各々に対してサンプリング信号を順次出力するサンプ
リング信号発生回路と、3原色の各色のビデオ信号を伝
送する3本のビデオ信号伝送路と、上記n個の液晶セル
各々に対設され、それぞれ上記サンプリング信号に応答
して上記3本のビデオ信号伝送路のいずれか1本に流れ
るビデオ信号をサンプリングするn個のサンプリングホ
ールド回路と、このn個のサンプリングホールド回路か
らのデータ信号を上記n個の液晶セルに向けて出力する
データ信号出力回路とを備え、上記n個のサンプリング
ホールド回路各々は、第1キャパシタと、この第1キャ
パシタのデータ信号の転送を受ける第2キャパシタと、
上記ビデオ信号伝送路と第1キャパシタとの間の信号路
を開閉する第1スイッチと、上記第1キャパシタと上記
第2キャパシタとの間の信号路を開閉する第2スイッチ
と、上記第2キャパシタの両電極間を開閉する第3スイ
ッチと、非反転入力端に基準電位が印加され、かつ反転
入力端と出力端との間に上記第2キャパシタの電位が印
加され、第2キャパシタの電位を上記基準電位を境に反
転出力する反転アンプとから構成されていることを特徴
とする。
【0037】また、本発明の液晶表示駆動回路は、m本
の水平ライン各々にn個の液晶セルが配置されてなる液
晶セルマトリックスを駆動するものにおいて、1垂直走
査期間内に上記m本の水平ライン各々に対してゲートド
ライブ信号を順次出力するゲートドライブ信号発生回路
と、1水平走査期間内に上記n個の液晶セル各々に対し
てサンプリング信号を順次出力するサンプリング信号発
生回路と、3原色中の第1色のビデオ信号を伝送する第
1ビデオ信号伝送路と、上記3原色中の第2色のビデオ
信号を伝送する第2ビデオ信号伝送路と、上記3原色中
の第3色のビデオ信号を伝送する第3ビデオ信号伝送路
と、上記サンプリング信号に応答して上記第1ビデオ信
号伝送路上のビデオ信号をサンプリングする(n+1)
/3個の第1サンプリングホールド回路と、該(n+
1)/3個の第1サンプリングホールド回路各々に1個
隣接され、かつ上記サンプリング信号に応答して上記第
2ビデオ信号伝送路上のビデオ信号をサンプリングする
(n+1)/3個の第2サンプリングホールド回路と、
該(n+1)/3個の第2サンプリングホールド回路各
々に1個隣接され、かつ上記サンプリング信号に応答し
て上記第3ビデオ信号伝送路上のビデオ信号をサンプリ
ングする(n+1)/3個の第3サンプリングホールド
回路と、上記n個の液晶セル中の3k+1番目の各液晶
セルに対設され、上記第1、第2のサンプリングホール
ド回路の出力信号を1垂直期間毎に切替え出力する第1
のデータ信号出力回路と、上記n個の液晶セル中の3k
+2番目の各液晶セルに対設され、上記第2、第3のサ
ンプリングホールド回路の出力信号を1垂直期間毎に切
替え出力する第2のデータ信号出力回路と、上記n個の
液晶セル中の3k+3番目の各液晶セルに対設され、上
記第3、第1のサンプリングホールド回路の出力信号を
1垂直期間毎に切替え出力する第3のデータ信号出力回
路とを備えていることを特徴とする。
【0038】この場合もサンプリングホールド回路は、
第1キャパシタと、該第1キャパシタのデータ信号の転
送を受ける第2キャパシタと、上記ビデオ信号伝送路と
該第1キャパシタとの間の信号路を開閉する第1スイッ
チと、上記第1キャパシタと上記第2キャパシタとの間
の信号路を開閉する第2スイッチと、上記第2キャパシ
タの両電極間を開閉する第3スイッチと、非反転入力端
に基準電位が印加され、かつ反転入力端と出力端との間
に上記第2キャパシタの電位が印加され、該第2キャパ
シタの電位を上記基準電位を境に反転出力する反転アン
プとから構成されていることを特徴とする。
【0039】
【作用】本発明に係るデータ信号の出力方式によれば、
第2ビデオ信号伝送路上の信号は第1キャパシタでサン
プリングされ、そのデータ信号は、第1キャパシタから
第2キャパシタへ転送され、この第2キャパシタから反
転アンプを通して液晶セルに向けて出力されるので、5
VCMOSプロセスにより液晶表示に必要な条件を満た
すことができる。
【0040】また、本発明に係る色切替え方式によれ
ば、各液晶セルへのデータ信号源としてそれぞれ異なる
色のビデオ信号をサンプリングする2個のサンプリング
ホールド回路を設定し、各液晶セルに対して切替えるこ
とにより色配列の制御を行うようになっているので、ビ
デオ信号伝送路への色切替えスイッチは不要になり、そ
の抵抗分や寄生容量が原因の周波数特性の劣化を回避す
ることができることとなる。
【0041】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。
【0042】図1は本発明の一実施例に係るデータドラ
イバICの回路構成を示すものであり、図2はそのデー
タドライバICを含む液晶表示駆動回路の回路構成を示
すものである。
【0043】まず、図2において、9はデータドライバ
IC、10はゲートドライバIC、11はコントロール
回路であり、コントロール回路11のタイミング制御の
下でデータドライバIC9及びゲートドライバIC10
によりビデオ信号値をサンプリングし、そのサンプル値
を出力することによって液晶セルキャパシタ12及びト
ランジスタスイッチ13からなる液晶の各画素を駆動す
るものである。
【0044】コントロール回路11にはビデオ信号にお
ける1水平期間内の各画素に対応する点の値をサンプリ
ングし各画素へ出力するための制御信号が与えられ、コ
ントロール回路11は、この制御信号を元にドライバI
C9,10に内蔵されるスイッチをon/off制御す
る信号を発生する。
【0045】データドライバIC9は、図1に示すよう
に、UP/DOWNカウンタ1と、1ライン分の画素列
に対応するサンプリング/ホールド(以下、S/Hとい
う。)回路2nとを備えている。
【0046】カウンタ1はサンプリング信号qn を各S
/H回路2nに順次出力するもので、このカウンタ1に
は上記コントロール回路11から一定周期の初期値デー
タ信号(リセット信号)DとクロックCKとが入力され
ている。カウンタ1は、カウンタデータ信号Dが1水平
期間毎に入力されることでリセットされ、その1水平期
間内にクロックCKをカウントすることにより、各S/
H回路2n向けのサンプリング信号qn を順次出力す
る。
【0047】S/H回路2nは、画素列のなす3原色配
列に則って、それぞれ、青色信号VB の伝送線、緑色信
号VG の伝送線、赤色信号VR の伝送線に接続されてい
るものであり、3色のビデオ信号伝送線のいずれに接続
され、かつサンプリングタイミングが異なるだけで、構
成はいずれも同一である。そのため、ここでは代表とし
てS/H回路21の構成について説明する。
【0048】このS/H回路21は青色信号伝送線に接
続されているもので、サンプリングタイミング制御用の
アナログスイッチ3とホールドキャパシタ4とサンプル
値転送制御用のアナログスイッチ5とバッファアンプ6
とサンプル値出力用のホールドキャパシタ7と初期化制
御用のアナログスイッチ8とを備えている。
【0049】キャパシタ4はこのアナログスイッチ3の
信号転送路を介して青色信号伝送線に接続されている。
カウンタ1からのサンプリング信号qn は、このアナロ
グスイッチ3の制御端子に与えられるようになってお
り、アナログスイッチ3はこのサンプリング信号qn に
よって各水平期間において1回だけonとなり、色信号
伝送線のビデオ信号値v1 ,v2 ,…がホールドキャパ
シタ4にサンプリングされることとなる。他のS/H回
路22,23,…においてもアナログスイッチ3が順次
onとなって、各色信号伝送線のビデオ信号がホールド
キャパシタ4によりサンプリングされる。例えば、S/
H回路22においてはS/H回路21に次ぐタイミング
において赤色信号伝送線上のビデオ信号VR 上の値v1
',v2',…がサンプリングされ、S/H回路23にお
いては緑色信号伝送線上のビデオ信号VG 上の値v1",
v2",…がサンプリングされることとなる。
【0050】アナログスイッチ5はキャパシタ4,7間
に介在し、図3(d)に示すようにコントロール回路1
1からの制御信号(図示略)により水平ブランキング期
間においてonとなり、キャパシタ4のサンプル値Vc
がキャパシタ7に転送され、これによりアンプ6を通し
てそのホールド値がQ1 として出力されるようになる。
この転送タイミングは全てのS/H回路2nで共通であ
る。
【0051】アンプ6は、その反転端子にキャパシタ7
のホールド値を、非反転端子に基準値信号Vref を受
け、キャパシタ7のホールド値を基準信号Vref を境に
反転させ、これをQ1 として出力するものとされてい
る。すなわち、アンプ6の出力は、 Vref >v1 のときにはVref +Δv1 Vref <v1 のときにはVref −Δv1 となる。
【0052】ここで、液晶ではその劣化を防ぐために通
常動作では液晶の両端に正負の交番電界をかける。5V
のCMOSプロセスを使った場合、図4(a)に示すよ
うに、液晶セルキャパシタ12の一端の共通電極COM
には交番電界VCOM をかける。本実施例では、反転アン
プ6を使用するため、入力ビデオ信号vinとデータドラ
イバIC9の出力信号Qn の電圧VQnとでは極性が反転
する。したがって、VCOM の極性を通常のコモン反転駆
動とは逆にするものである。
【0053】アナログスイッチ8は、アナログスイッチ
5がonとなる同じ水平ブランキング期間内において、
コントロール回路11からの制御信号(図示略)により
このアナログスイッチ5がoffとなった後にonとな
る。これにより、キャパシタ7の値は基準信号Vref に
リセットされることとなる。
【0054】本実施例のQn 出力方式によれば、ビデオ
信号伝送路上の信号は第1キャパシタ4でサンプリング
され、そのデータ信号は、第1キャパシタ4から第2キ
ャパシタ7へ転送され、この第2キャパシタ7から反転
アンプ6を通して液晶セルに向けて出力されるので、5
VCMOSプロセスにより液晶表示に必要な条件を満た
すことができる。
【0055】図4は色切替えに係る本発明の一実施例の
回路構成を示すものである。
【0056】この図において、14はシフトレジスタ、
14´はレベルシフタ、15nはS/H回路である。シ
フトレジスタ14及びレベルシフタ14´はサンプリン
グ信号qn を各S/H回路15n+1に順次出力するも
ので、このシフトレジスタ1には図外のコントロール回
路から1水平周期毎のパルス信号STHとクロック信号
CKとが入力されている。シフトレジスタ14は、パル
ス信号STHを1水平期間毎にラッチし、クロックCK
によりこれを1ビットずるシフトさせて、各S/H回路
15n+1向けのサンプリング信号qn を順次出力す
る。
【0057】S/H回路15n+1は、画素列のなす3
原色配列に則って、それぞれ、青色信号VB の伝送線、
緑色信号VG の伝送線、赤色信号VR の伝送線に接続さ
れているものであり、3色のビデオ信号伝送線のいずれ
に接続され、かつサンプリングタイミングが異なるだけ
で、構成はいずれも同一である。
【0058】S/H回路151は青色信号伝送線に接続
されているもので、サンプリングタイミング制御用のア
ナログスイッチ16とホールドキャパシタ17とバッフ
ァアンプ18と初期化制御用のアナログスイッチ19,
20とを備えている。
【0059】キャパシタ17はこのアナログスイッチ1
6の信号転送路を介して青色信号伝送線に接続されてい
る。レベルシフタ14´からのサンプリング信号qn
は、このアナログスイッチ16の制御端子に与えられる
ようになっており、アナログスイッチ16はこのサンプ
リング信号qn によって各水平期間において1回だけo
nとなり、色信号伝送線のビデオ信号値がホールドキャ
パシタ16にサンプリングされることとなる。他のS/
H回路152,153,…においてもアナログスイッチ
16が順次onとなって、各色信号伝送線のビデオ信号
がホールドキャパシタ17によりサンプリングされる。
例えば、S/H回路152においてはS/H回路151
に次ぐタイミングにおいて赤色信号伝送線上のビデオ信
号の値がサンプリングされ、S/H回路153において
は緑色信号伝送線上のビデオ信号値がサンプリングされ
ることとなる。
【0060】アンプ18は、その非反転端子にキャパシ
タ17のホールド値が印加され、反転端子と出力端子と
は短絡されており、キャパシタ17のホールド値をQ1
として出力するものとされている。
【0061】スイッチ19,20はアンプ18の信号出
力端を開閉するもので、これによりスイッチ19は液晶
セルへ与えるデータ信号を水平ラインの始端側に隣接す
るS/H回路の出力と切替えるものであり、スイッチ2
0は液晶セル与えるデータ信号を水平ラインの終端側に
隣接するS/H回路の出力と切替えるものである。よっ
て、例えばS/H回路151のスイッチ20とS/H回
路152のスイッチ19とによって、信号Q1 がS/H
回路151の出力とS/H回路152の出力とに切替え
られる。また、S/H回路151ではスイッチ19は非
使用となり、S/H回路15n+1ではスイッチ20は
非使用となるものである。このスイッチ19,20が相
補的にon/off制御されることにより、全水平ライ
ンのうち半数のラインの色配列がRGBR…となるが、
このRGBR…という配列のラインの前後に隣接する水
平ラインの色配列はBRGB…となる。
【0062】本実施例に係る色切替え方式によれば、各
液晶セルへのデータ信号源としてそれぞれ異なる色のビ
デオ信号をサンプリングする2個のS/H回路を割当
て、各液晶セルに対して切替えることにより色配列の制
御を行うようになっているので、ビデオ信号伝送路への
色切替えスイッチは不要になり、その抵抗分や寄生容量
が原因の周波数特性の劣化を回避することができる。
【0063】図5は色切替えに係る本発明の他の実施例
の回路構成を示すもので、図4に示す回路に図1に示す
S/H回路を適用したものに相当する。
【0064】この図において、31はシフトレジスタ、
32n+1はS/H回路である。シフトレジスタ31は
サンプリング信号qn を各S/H回路32n+1に順次
出力するもので、このシフトレジスタ31には図外のコ
ントロール回路から1水平周期毎のパルス信号STHと
クロック信号CKとが入力されている。シフトレジスタ
31は、パルス信号STHを1水平期間毎にラッチし、
クロックCKによりこれを1ビットずるシフトさせて、
各S/H回路32n+1向けのサンプリング信号qn を
順次出力する。
【0065】S/H回路31n+1は、画素列のなす3
原色配列に則って、それぞれ、青色信号VB の伝送線、
緑色信号VG の伝送線、赤色信号VR の伝送線に接続さ
れているものであり、3色のビデオ信号伝送線のいずれ
に接続され、かつサンプリングタイミングが異なるだけ
で、構成はいずれも同一である。
【0066】S/H回路311は青色信号伝送線に接続
されているもので、サンプリングタイミング制御用のア
ナログスイッチ33と第1キャパシタ34と転送制御用
のアナログスイッチ35とバッファアンプ36と第2キ
ャパシタ37と初期化制御用のアナログスイッチ38と
を備えている。
【0067】キャパシタ34はこのアナログスイッチ3
3の信号転送路を介して青色信号伝送線に接続されてい
る。シフトレジスタ31からのサンプリング信号qn
は、このスイッチ33の制御端子に与えられるようにな
っており、スイッチ33はこのサンプリング信号qn に
よって各水平期間において1回だけonとなり、色信号
伝送線のビデオ信号値が第1キャパシタ34にサンプリ
ングされることとなる。他のS/H回路322,32
3,…においてもスイッチ33が順次onとなって、各
色信号伝送線のビデオ信号が第1キャパシタ34により
サンプリングされる。例えば、S/H回路322におい
てはS/H回路321に次ぐタイミングにおいて赤色信
号伝送線上のビデオ信号の値がサンプリングされ、S/
H回路323においては緑色信号伝送線上のビデオ信号
値がサンプリングされることとなる。
【0068】アンプ36の非反転端子には基準電圧Vre
f が印加され、第2キャパシタ37はアンプ36の反転
端子と出力端子との間に接続されており、アンプ36は
キャパシタ37の電位を基準電圧Vref を境に反転出力
するようになっている。スイッチ35はキャパシタ3
4,37間に挿入され、水平ブランキング期間において
onとなり、キャパシタ34のサンプル値Vc がキャパ
シタ37に転送され、これによりアンプ36を通してそ
のホールド値がQ1 として出力されるようになる。この
転送タイミングは全てのS/H回路32nで共通であ
る。
【0069】スイッチ39,40はアンプ36の信号出
力端を開閉するもので、これによりスイッチ39は液晶
セルへ与えるデータ信号を水平ラインの始端側に隣接す
るS/H回路の出力と切替えるものであり、スイッチ4
0は液晶セル与えるデータ信号を水平ラインの終端側に
隣接するS/H回路の出力と切替えるものである。よっ
て、例えばS/H回路321のスイッチ40とS/H回
路322のスイッチ39とによって、信号Q1 がS/H
回路321の出力とS/H回路322の出力とに切替え
られる。また、S/H回路321ではスイッチ39は非
使用となり、S/H回路32n+1ではスイッチ40は
非使用となるものである。このスイッチ39,40が相
補的にon/off制御されることにより、全水平ライ
ンのうち半数のラインの色配列がRGBR…となるが、
このRGBR…という配列のラインの前後に隣接する水
平ラインの色配列はBRGB…となる。
【0070】本実施例によればビデオ信号伝送路への色
切替えスイッチは不要になり、その抵抗分や寄生容量が
原因の周波数特性の劣化を回避することができると同時
に5VCMOSプロセスを採用することもできることと
なる。
【0071】本実施例の場合、スイッチ38をオンさせ
てキャパシタ37のリセットを行う際にスイッチ39,
40をオフさせることで、データ信号Qn の出力端に接
続される負荷容量CL がS/H回路32n+1から切離
されるため、リセット動作が高速になり、キャパシタ3
7への出力設定が高速になる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデータ
信号の出力方式によれば、第2ビデオ信号伝送路上の信
号は第1キャパシタでサンプリングされ、そのデータ信
号は、第1キャパシタから第2キャパシタへ転送され、
この第2キャパシタから反転アンプを通して液晶セルに
向けて出力されるので、5VCMOSプロセスにより液
晶表示に必要な条件を満たすことができる。
【0073】また、本発明に係る色切替え方式によれ
ば、各液晶セルへのデータ信号源としてそれぞれ異なる
色のビデオ信号をサンプリングする2個のサンプリング
ホールド回路を設定し、各液晶セルに対して切替えるこ
とにより色配列の制御を行うようになっているので、ビ
デオ信号伝送路への色切替えスイッチは不要になり、そ
の抵抗分や寄生容量が原因の周波数特性の劣化を回避す
ることができることとなる。これにより、EDTVやH
DTV等のより広い帯域の必要な場合にも適用可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示駆動回路の構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示す回路の動作説明用の波形図。
【図3】図1及び図7に示す回路の液晶セルの駆動状態
説明用の波形図。
【図4】本発明の他の実施例に係る液晶表示駆動回路の
構成を示すブロック図。
【図5】本発明の更に他の実施例に係る液晶表示駆動回
路の構成を示すブロック図。
【図6】従来の液晶表示装置の概略構成を示すブロック
図。
【図7】従来の液晶表示駆動回路の一例を示すブロック
図。
【図8】図7に示す回路の動作説明用の波形図。
【図9】従来の液晶表示駆動回路の他の一例を示すブロ
ック図。
【図10】従来のデルタ色配列を採用した液晶表示装置
のブロック図。
【図11】従来のデルタ色配列を採用した液晶表示装置
の液晶表示駆動回路のブロック図。
【符号の説明】
1 UP/DOWNカウンタ 2n サンプリングホールド回路 3 サンプリングタイミング制御用アナログスイッチ 4 第1キャパシタ 5 転送制御用アナログスイッチ 6 反転出力アンプ 7 第2キャパシタ 8 リセット制御用アナログスイッチ 14 シフトレジスタ 14´ レベルシフタ 15n+1 サンプリングホールド回路 16 サンプリングタイミング制御用アナログスイッチ 17 ホールドキャパシタ 18 非反転出力アンプ 19,20 色切替え制御用スイッチ 31 シフトレジスタ 32n+1 サンプリングホールド回路 33 サンプリングタイミング制御用アナログスイッチ 34 第1キャパシタ 35 転送制御用アナログスイッチ 36 反転出力アンプ 37 第2キャパシタ 38 リセット制御用アナログスイッチ 39,40 色切替え制御用アナログスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m本の水平ライン各々にn個の液晶セルが
    配置されてなる液晶セルマトリックスを駆動する液晶表
    示駆動回路において、 1垂直走査期間内に前記m本の水平ライン各々に対して
    ゲートドライブ信号を順次出力するゲートドライブ信号
    発生回路と、 1水平走査期間内に前記n個の液晶セル各々に対してサ
    ンプリング信号を順次出力するサンプリング信号発生回
    路と、 3原色の各色のビデオ信号を伝送する3本のビデオ信号
    伝送路と、 前記n個の液晶セル各々に対設され、それぞれ前記サン
    プリング信号に応答して前記3本のビデオ信号伝送路の
    いずれか1本に流れるビデオ信号をサンプリングするn
    個のサンプリングホールド回路と、 該n個のサンプリングホールド回路からのデータ信号を
    前記n個の液晶セルに向けて出力するデータ信号出力回
    路とを備え、 前記n個のサンプリングホールド回路各々は、 第1キャパシタと、 該第1キャパシタのデータ信号の転送を受ける第2キャ
    パシタと、 前記ビデオ信号伝送路と該第1キャパシタとの間の信号
    路を開閉する第1スイッチと、 前記第1キャパシタと前記第2キャパシタとの間の信号
    路を開閉する第2スイッチと、 前記第2キャパシタの両電極間を開閉する第3スイッチ
    と、 非反転入力端に基準電位が印加され、かつ反転入力端と
    出力端との間に前記第2キャパシタの電位が印加され、
    該第2キャパシタの電位を前記基準電位を境に反転出力
    する反転アンプとから構成されていることを特徴とする
    液晶表示駆動回路。
  2. 【請求項2】m本の水平ライン各々にn個の液晶セルが
    配置されてなる液晶セルマトリックスを駆動する液晶表
    示駆動回路において、 1垂直走査期間内に前記m本の水平ライン各々に対して
    ゲートドライブ信号を順次出力するゲートドライブ信号
    発生回路と、 1水平走査期間内に前記n個の液晶セル各々に対してサ
    ンプリング信号を順次出力するサンプリング信号発生回
    路と、 3原色中の第1色のビデオ信号を伝送する第1ビデオ信
    号伝送路と、 前記3原色中の第2色のビデオ信号を伝送する第2ビデ
    オ信号伝送路と、 前記3原色中の第3色のビデオ信号を伝送する第3ビデ
    オ信号伝送路と、 前記サンプリング信号に応答して前記第1ビデオ信号伝
    送路上のビデオ信号をサンプリングする(n+1)/3
    個の第1サンプリングホールド回路と、 該(n+1)/3個の第1サンプリングホールド回路各
    々に1個隣接され、かつ前記サンプリング信号に応答し
    て前記第2ビデオ信号伝送路上のビデオ信号をサンプリ
    ングする(n+1)/3個の第2サンプリングホールド
    回路と、 該(n+1)/3個の第2サンプリングホールド回路各
    々に1個隣接され、かつ前記サンプリング信号に応答し
    て前記第3ビデオ信号伝送路上のビデオ信号をサンプリ
    ングする(n+1)/3個の第3サンプリングホールド
    回路と、 前記n個の液晶セル中の3k+1番目の各液晶セルに対
    設され、前記第1、第2のサンプリングホールド回路の
    出力信号を1垂直期間毎に切替え出力する第1データ信
    号出力回路と、 前記n個の液晶セル中の3k+2番目の各液晶セルに対
    設され、前記第2、第3のサンプリングホールド回路の
    出力信号を1垂直期間毎に切替え出力する第2データ信
    号出力回路と、 前記n個の液晶セル中の3k+3番目の各液晶セルに対
    設され、前記第3、第1のサンプリングホールド回路の
    出力信号を1垂直期間毎に切替え出力する第3データ信
    号出力回路とを備えていることを特徴とする液晶表示駆
    動回路。
  3. 【請求項3】第1〜第3のサンプリングホールド回路各
    々は、 第1キャパシタと、 該第1キャパシタのデータ信号の転送を受ける第2キャ
    パシタと、 前記ビデオ信号伝送路と該第1キャパシタとの間の信号
    路を開閉する第1スイッチと、 前記第1キャパシタと前記第2キャパシタとの間の信号
    路を開閉する第2スイッチと、 前記第2キャパシタの両電極間を開閉する第3スイッチ
    と、 非反転入力端に基準電位が印加され、かつ反転入力端と
    出力端との間に前記第2キャパシタの電位が印加され、
    該第2キャパシタの電位を前記基準電位を境に反転出力
    する反転アンプとから構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の液晶表示駆動回路。
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