JPH07130448A - ホルダー回動角調整機構付コネクタハウジング保持方法及び装置 - Google Patents

ホルダー回動角調整機構付コネクタハウジング保持方法及び装置

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JPH07130448A
JPH07130448A JP29596693A JP29596693A JPH07130448A JP H07130448 A JPH07130448 A JP H07130448A JP 29596693 A JP29596693 A JP 29596693A JP 29596693 A JP29596693 A JP 29596693A JP H07130448 A JPH07130448 A JP H07130448A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタハウジングを保持したハウジングホ
ルダーを所定位置に精密に反転させるとともに、回動角
度の微調整を廉価に実施できるホルダー回動角調整機構
付コネクタハウジング保持方法及び装置を提供する。 【構成】 回動アクチュエータ2の作動により回転する
回動軸3上に異なる停止面M,Nを備えた回動盤4が嵌
合されるとともに、該停止面M,Nに対応した位置に先
端位置の調整自在な2本の突柱J,Kが設けられてい
る。回動軸3の回動前の状態では、回動盤4の停止面M
が突柱Jと当接して反転開始位置を決定し、回動軸3の
回動後の状態では、回動盤4の停止面Nが突柱Kと当接
して反転終了位置を決定する。2本の突柱J,Kの先端
位置の調整は調節ナット6,7によって容易に且つ精密
に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線付き端子がコネクタ
ハウジングに嵌挿される組付け工程におけるコネクタハ
ウジングの反転保持機構を備えたコネクタハウジングの
保持方法及び装置に関し、詳しくはコネクタハウジング
を保持するハウジングホルダーの回動角調整機構を備え
たコネクタハウジングの保持方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタハウジングに電線付き端
子を挿入して装着させる工程においては、先ずコネクタ
ハウジングがコネクタハウジング保持装置のハウジング
ホルダー内に嵌挿される。次に電線端末に圧着した所定
数の接続端子がコネクタハウジングの端子収容室に挿入
され、その後でコネクタハウジングがハウジングホルダ
ーから取り出される。
【0003】しかし、コネクタハウジングの端子収容室
が2段状に構成されている場合は、先ず一方の段の端子
収容室に接続端子が挿入され、その後ハウジングホルダ
ーを回動させてコネクタハウジングを180度反転させ
て他方の段の端子収容室が挿入可能な所定位置になって
から、接続端子が端子収容室に挿入されている。そし
て、再びハウジングホルダーを元の状態に反転させてか
らコネクタハウジングはハウジング保持装置から取り出
される。
【0004】前記端子収容室への電線付き接続端子の挿
入工程は、スプライシングロボット等によって自動処理
するのが一般的であり、このため端子収容室の位置や傾
きが適合していない場合には正常な挿入動作が実行され
ず、不都合の発生することになる。よって、端子収容室
の位置や傾きは厳密に管理されなければならず、ハウジ
ングホルダーの回動角度はとりわけ精密に調整される必
要がある。
【0005】従来、ハウジングホルダーの回動角度調整
は、例えば特開昭60一130079号公報等で開示さ
れているように、ロータリアクチュエータ等の作動に基
づいて回転し、ハウジングホルダーに螺接したギアの回
転量を調整することにより行っている。しかし、ロータ
リアクチュエータによってギアの回転量を精密に調整す
るのは精度上限度があり、ハウジングホルダーの回動角
度の精密な調整は困難であった。このため精密な角度調
整を実現すべく、ハウジングホルダーを回動させるアク
チュエータにステッピングモータを用いてパルス駆動
し、入力するパルス数を調整することによって、回動角
度を精密に調整する構成が試みられていた。
【0006】例えば、図7に示すように従来のコネクタ
ハウジング保持装置Gでは、2段の端子収容室21,2
2を備えたコネクタハウジング20がハウジングガイド
15に案内され矢印方向に進み、基台51に配設された
ハウジングホルダー11に嵌挿される。そして、ロック
シリンダー13が作動してロックレバー12がコネクタ
ハウジング20を係止する。
【0007】この係止状態では一方の端子収容室21が
上側に位置している。ここで図示しないスプライシング
ロボットが電線付き接続端子をコネクタハウジング20
の端子収容室21に挿入する。次いでパルス発生回路5
3が所定数のパルスをステッピングモータ52に送り込
むと、ステッピングモータ52は入力されたパルス数に
基づいて図示されていない回動軸を180度回動させ
る。その結果、コネクタハウジング20はハウジングホ
ルダー11とともに反転し、他方の端子収容室22が上
側に位置するようになる。ここで上記同様に図示しない
スプライシングロボットが電線付き接続端子を端子収容
室22に挿入して挿入工程が終了する。そして、再びス
テッピングモータ52によってハウジングホルダー11
を180度反転させて元の位置に復帰させてから、コネ
クタハウジング20はハウジングホルダー11から払い
出されるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコネク
タハウジング保持装置では、回動アクチュエータにステ
ッピングモータを用い、入力パルス数を調整することに
よって回動角度の微調整を行なう構成である。そのた
め、高コストのステッピングモータ並びにパルス発生回
路が必要になりコスト増につながるとともに、故障防止
のための煩雑なメンテナンスも頻繁に実施しなければな
らない。よって、余分な作業と調整のための時間ロスに
加えて、更なるコスト増を招くという不都合が生じてい
た。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解決すべく
なされたものであり、コネクタハウジングを保持したハ
ウジングホルダーを所定位置に精密に反転させるととも
に、回動角度の微調整を廉価に実施できるホルダー回動
角調整機構付コネクタハウジング保持方法及び装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、コ
ネクタハウジングを保持したハウジングホルダーが、前
記コネクタハウジングの一方側の端子収容室に所定数の
接続端子を嵌挿後、前記ハウジングホルダーに接続され
た回動軸の回転により反転して他方側の端子収容室にも
所定数の接続端子を嵌挿させてから、再び逆方向に反転
させて前記コネクタハウジングを払い出すコネクタハウ
ジングの保持方法において、前記回動軸上に停止面を備
えた回動盤が設けられるとともに、前記停止面に対応す
る位置に先端部位置の調整可能な突柱が設けられ、前記
回動盤の停止面が回動に伴って前記突柱の先端部に当接
することにより前記ハウジングホルダーの反転時の所望
回動角度が規制されることを特徴とするホルダー回動角
調整機構付コネクタハウジング保持方法により達成する
ことができる。
【0011】また、上記目的は、前記ハウジングホルダ
ーの反転前は、前記回動盤の停止面が前記突柱に当接し
て反転開始位置を決定するとともに、前記ハウジングホ
ルダーの反転後は、前記回動盤の別の停止面が前記突柱
又は別の突柱に当接して反転終了位置を決定することに
より達成される。しかも、前記突柱の先端部位置の調整
によって所望の前記反転開始位置及び前記反転終了位置
が設定される。なお、前記反転開始位置が前記コネクタ
ハウジングの一方側の端子収容室に接続端子を挿入する
ための所定位置であるとともに、前記反転終了位置が前
記コネクタハウジングの他方側の端子収容室に接続端子
を挿入するための所定位置である。
【0012】更に本発明の上記目的は、コネクタハウジ
ングを保持したハウジングホルダーが、前記コネクタハ
ウジングの一方側の端子収容室に所定数の接続端子を嵌
挿後、前記ハウジングホルダーに接続された回動軸の回
転により反転して他方側の端子収容室にも所定数の接続
端子を嵌挿させてから、再び逆方向に反転させて前記コ
ネクタハウジングを払い出すコネクタハウジングの保持
装置において、前記回動軸上に停止面を備えた回動盤が
設けられるとともに、前記停止面に対応する位置に先端
部位置の調整可能な突柱が設けられ、前記回動盤の停止
面が回動に伴って前記突柱の先端部に当接することによ
り前記ハウジングホルダーの反転時の所望回動角度が規
制されることを特徴とするホルダー回動角調整機構付コ
ネクタハウジング保持装置により達成することができ
る。
【0013】また上記目的は、前記回動盤の停止面が対
向した位置に2面設けられるとともに、前記突柱が前記
停止面の各々に対応して2本設けられていることにより
達成される。更に上記目的は、前記ハウジングホルダー
の反転前は、前記回動盤の一方の停止面が2本の突柱の
いずれか一方の突柱に当接して反転開始位置を決定する
とともに、前記ハウジングホルダーの反転後は、前記回
動盤の他方の停止面がもう片方の突柱に当接して反転終
了位置を決定することにより達成される。
【0014】
【作用】本発明に係わるコネクタハウジング保持装置に
おいては、回動軸上に停止面を備えた回動盤が設けられ
るとともに、停止面に対応する位置に先端部位置の調整
可能な突柱が設けられ、回動盤の停止面が回動に伴って
突柱の先端部に当接することによりハウジングホルダー
の反転時の所望回動角度が規制される。よって、ハウジ
ングホルダーの反転前の状態では、回動軸上の回動盤の
一方の停止面がいずれか一方の突柱に当接していること
によって反転開始位置が決定され、コネクタハウジング
の一方側の端子収容室に接続端子を挿入するための所定
位置が設定される。また、ハウジングホルダーの反転後
の状態では、回動盤の他方の停止面がもう片方の突柱に
当接することによって反転終了位置が決定され、他方側
の端子収容室に接続端子を挿入するための所定位置が設
定される。なお、2本の突柱の先端部位置を調整して、
所望の反転開始位置及び反転終了位置が任意に設定され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施例であるコネク
タハウジング保持装置の回動前の状態を示す正面図、図
2はコネクタハウジング保持装置の斜視図、図3は回動
後の状態を示す正面図、図4は図3における要部の拡大
説明図、図5は図1における側面図、図6は図3におけ
る側面図である。
【0016】本実施例に係るコネクタハウジング保持装
置の構成を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図
1は図2の矢印V方向から見た状態図がある。図1及び
図2に示すようにコネクタハウジング保持装置Hは、基
台1にハウジングホルダー11と回動アクチュエータ2
が配設され、回動アクチュエータ2の回動軸3がハウジ
ングホルダー11まで延設され、回動軸3とハウジング
ホルダー11が接続される。回動アクチュエータ2は作
動流体インレット9から流入する作動流体、例えば圧縮
空気によって作動し、回動軸3を回転させる。そして、
回動軸3の回転に伴ってハウジングホルダー11が同方
向に回動する。
【0017】ハウジングホルダー11は、上部のロック
レバー12及びロックシリンダー13、側部のハウジン
グガイド14,15、下部の前垂部19から構成されて
いる。ロックレバー12は、前端を下垂状のレバーと
し、後端に擁するロックシリンダー13が内蔵するロッ
ド13a(図5参照)を引き込んだ時にレバーを上げ、
ロッド13aを送り出した時にレバーを下げる。前端の
レバーが下がると前垂部19上に載置されたコネクタハ
ウジング20の係止突起と係合してコネクタハウジング
20がハウジングホルダー11内に固定される。なお、
コネクタハウジング20はハウジング側壁に係止突起を
備え、内部には端子収容室21,22が形成されてい
る。
【0018】一方、回動アクチュエータ2により回転す
る回動軸3には、回動軸3の回転に伴って回動する回動
盤4が嵌挿部材5によって嵌合係止されている。この回
動盤4には異なる2面の停止面M,N、並びに停止面に
連なる切欠曲面Rが設けられている。また、回動盤4上
方の回動アクチュエータ2上部には、上下位置設定自在
の2本の突柱J,Kが設けられている。この突柱J,K
には上下位置を微調整するための調節ナット6,7が設
けられている。
【0019】次に、停止面と突柱との動作につき説明す
る。図1に示すように回動前の状態においては、停止面
Mが突柱Jと当接しており回動前の位置規制をしてい
る。そして、図3に示すように180度回動後の状態に
おいては、停止面Nが突柱Kと当接しており回動後の位
置規制をしている。この構成によって回動前の位置及び
回動後の位置が自由に設定でき、よって廉価な回動アク
チュエータ2を用いて精密な回動角度の調整が可能とな
る。
【0020】次に、回動盤の面構成と突柱との位置関係
を回動後の状態に基づき説明する。図4に示すように突
柱Kの先端部の点P1,P2は、回動盤4の停止面N上
の点S1,S2と当接している。回動盤4の回動中心C
は突柱Kの軸上から直角方向に離れた位置にあるので、
回動中心Cから停止面N及び切欠曲面R上の各点までの
距離が異なる構成となる。
【0021】例えば、停止面Nの端部から切欠曲面Rに
進む各点S1,S2,S3,R4,R5に着目すると、
対応する距離d1,d2,d3,d4,d5は、d1か
らd5に向かい漸減する。従って、回動盤4がα方向に
回動して図中状態に至る場合、R5,R4,S3は突柱
K近傍を通過し、突柱Kに衝突することはない。そし
て、S1,S2がP1,P2と当接した時点で回動が終
了する。本実施例では回動盤4と突柱J,Kとの位置関
係を上記のように構成することで、円滑な回動が実現さ
れる。
【0022】よって、ハウジングホルダー11の回動角
度は、加工内容に応じて最適の角度をその都度設定する
ことが可能である。即ち、回動角度は任意に設定可能で
あるが、通常は180度の反転運動である。なお、回動
アクチュエータ2は内蔵する回動軸3を回動させる機構
であれば、その構成及び構造は問わない。例えば、空圧
モータ、油圧モータ、電動モータをはじめ、ソレノイ
ド、回動カム、ラック及びピニヨンギヤ等を適用するこ
とができる。
【0023】以下、本実施例に係るコネクタハウジング
保持装置の動作を説明する。図5は、図2に示したコネ
クタハウジング保持装置Hがコネクタハウジング20を
保持して、ロックレバー12が降りている状態をW方向
から見た側面図である。ハウジングホルダー11は回動
前の所定位置にあり、ハウジングホルダー11上に設け
られたロックシリンダー13は内蔵するロッド13aを
送り出してロックレバー12を下方に降ろしてコネクタ
ハウジング20を固定する。この状態で端子収容室21
に図示しない接続端子付き電線が嵌挿される。
【0024】このとき、回動軸3に挿着された回動盤4
は停止面Mを突柱Jの先端に当接した反転開始位置にあ
り、回動アクチュエータ2は作動していない。この反転
開始前の回動軸3或いは回動盤4の角度は、調節ナット
6を調節して突柱Jの先端位置を上下に移動させること
により調整される。そして、コネクタハウジング20の
端子収容室21への接続電線の挿入が完了すると、回動
アクチュエータ2が作動し、ハウジングホルダー11を
180度回動させる。
【0025】図6は、ハウジングホルダー11の回動後
のコネクタハウジング保持装置Hの状態を示しており、
図3に対応した側面図である。上記したように端子収容
室21への接続端子付き電線の挿入完了後、回動アクチ
ュエータ2は作動流体インレット9からの作動流体の流
入に基づいて作動し、回動軸3は回動を開始する。この
回動軸3の回動に伴いハウジングホルダー11がコネク
タハウジング20を保持した状態のまま回動する。本実
施例では回動角度は180度としており、ハウジングホ
ルダー11は上下反転状態となって停止する。よって、
コネクタハウジング20の端子収容室22が上方に配置
され、接続端子付き電線が端子収容室22に挿入され
る。
【0026】このとき、回動軸3に挿着された回動盤4
上の停止面Nは突柱Kの先端に当接した反転終了位置に
あり、回動後の回動軸3或いは回動盤4の回動角度は、
調節ナット7によって突柱Kの先端位置を上下に移動さ
せて調整される。このように本実施例ではそれぞれ異な
る突柱を2本、しかも間隔をおいて配設する構成とした
ことにより、反転開始位置及び反転終了位置をそれぞれ
独立に容易な操作で調整できるものである。
【0027】コネクタハウジング20の端子収容室22
への接続端子付き電線の挿着が完了した時点で、回動ア
クチュエータ2は弁制御によって作動流体インレット9
と作動流体アウトレット8の流体の流れ方向が逆転され
る。これにより、回動軸3が逆回動してハウジングホル
ダー11は元の反転開始位置まで回動復帰される。最後
に、基台1上に設けた払出しシリンダー10が、内蔵し
たシャフト10aを抽送することによって、図5に示す
摺動部16が押圧され、摺動移動される。これにより、
接続端子を嵌挿したコネクタハウジング20がハウジン
グホルダー11から払い出される。
【0028】上述のように本実施例のコネクタハウジン
グ保持装置Hは、コネクタハウジング20を保持したハ
ウジングホルダー11が180度反転され、しかも回動
角度の微調整を廉価に実施可能である。これは、2面の
異なる停止面M,N及び切欠曲面Rを備えた回動盤4
と、停止面M,Nに当接して回動盤4の回動角度を規制
する2本の調整可能な突柱J,Kが設けられたことによ
りハウジングホルダー11の回動角度が精密に調整され
る。
【0029】よって、コネクタハウジング20の端子収
容室の位置や傾きを精密に管理制御することができる。
そのため、端子収容室への電線付き接続端子の挿入を行
なうスプライシングロボット等に位置ズレや傾きが発生
しても、調節ナット6,7によって突柱J,Kの先端位
置が調整され最適な回動角度が容易に設定される。しか
も、廉価な回動アクチュエータが採用でき、従来のよう
な高価なステッピングモータやパルス発生回路を使用せ
ず、更には故障防止のための煩雑なメンテナンス等も不
要となる。その結果、コストの削減に加えて、煩雑な作
業と調整のための時間ロスを排除できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タハウジング保持装置においては、回動軸上に停止面を
備えた回動盤が設けられるとともに、停止面に対応する
位置に先端部位置の調整可能な突柱が設けられ、回動盤
の停止面が回動に伴って突柱の先端部に当接することに
よりハウジングホルダーの反転時の所望回動角度が規制
される。よって、ハウジングホルダーの反転開始位置及
び反転終了位置が各々独立に設定可能であり、しかも極
めて容易な調整作業により精密に設定できるため、低コ
ストで信頼性の高いコネクタハウジング保持装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコネクタハウジング保
持装置の回動前の状態を示す正面図である。
【図2】図1におけるコネクタハウジング保持装置の斜
視図である。
【図3】コネクタハウジング保持装置の回動後の状態を
示す正面図である。
【図4】図3における回動盤の要部拡大説明図である。
【図5】図1におけるコネクタハウジング保持装置の側
面図である。
【図6】図3におけるコネクタハウジング保持装置の側
面図である。
【図7】従来のコネクタハウジング保持装置の斜視図で
ある。
【符号の説明】
H コネクタハウジング保持装置 1 基台 2 回動アクチュエータ 3 回動軸 4 回動盤 6,7 調節ナット 8 作動流体アウトレット 9 作動流体インレット 10 払出しシリンダー 11 ハウジングホルダー 12 ロックレバー 13 ロックシリンダー 14,15 ハウジングガイド 20 コネクタハウジング 21,22 端子収容室 C 回動中心 J,K 突柱 M,N 停止面 R 切欠曲面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングを保持したハウジン
    グホルダーが、前記コネクタハウジングの一方側の端子
    収容室に所定数の接続端子を嵌挿後、前記ハウジングホ
    ルダーに接続された回動軸の回転により反転して他方側
    の端子収容室にも所定数の接続端子を嵌挿させてから、
    再び逆方向に反転させて前記コネクタハウジングを払い
    出すコネクタハウジングの保持方法において、 前記回動軸上に停止面を備えた回動盤が設けられるとと
    もに、前記停止面に対応する位置に先端部位置の調整可
    能な突柱が設けられ、前記回動盤の停止面が回動に伴っ
    て前記突柱の先端部に当接することにより前記ハウジン
    グホルダーの反転時の所望回動角度が規制されることを
    特徴とするホルダー回動角調整機構付コネクタハウジン
    グ保持方法。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングホルダーの反転前は、前
    記回動盤の停止面が前記突柱に当接して反転開始位置を
    決定するとともに、前記ハウジングホルダーの反転後
    は、前記回動盤の別の停止面が前記突柱又は別の突柱に
    当接して反転終了位置を決定する請求項1記載のホルダ
    ー回動角調整機構付コネクタハウジング保持方法。
  3. 【請求項3】 前記突柱の先端部位置の調整によって所
    望の前記反転開始位置及び前記反転終了位置が設定され
    る請求項2記載のホルダー回動角調整機構付コネクタハ
    ウジング保持方法。
  4. 【請求項4】 前記反転開始位置が前記コネクタハウジ
    ングの一方側の端子収容室に接続端子を挿入するための
    所定位置であるとともに、前記反転終了位置が前記コネ
    クタハウジングの他方側の端子収容室に接続端子を挿入
    するための所定位置である請求項2及び3記載のホルダ
    ー回動角調整機構付コネクタハウジング保持方法。
  5. 【請求項5】 コネクタハウジングを保持したハウジン
    グホルダーが、前記コネクタハウジングの一方側の端子
    収容室に所定数の接続端子を嵌挿後、前記ハウジングホ
    ルダーに接続された回動軸の回転により反転して他方側
    の端子収容室にも所定数の接続端子を嵌挿させてから、
    再び逆方向に反転させて前記コネクタハウジングを払い
    出すコネクタハウジングの保持装置において、 前記回動軸上に停止面を備えた回動盤が設けられるとと
    もに、前記停止面に対応する位置に先端部位置の調整可
    能な突柱が設けられ、前記回動盤の停止面が回動に伴っ
    て前記突柱の先端部に当接することにより前記ハウジン
    グホルダーの反転時の所望回動角度が規制されることを
    特徴とするホルダー回動角調整機構付コネクタハウジン
    グ保持装置。
  6. 【請求項6】 前記回動盤の停止面が対向した位置に2
    面設けられるとともに、前記突柱が前記停止面の各々に
    対応して2本設けられた請求項5記載のホルダー回動角
    調整機構付コネクタハウジング保持装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングホルダーの反転前は、前
    記回動盤の一方の停止面が2本の突柱のいずれか一方の
    突柱に当接して反転開始位置を決定するとともに、前記
    ハウジングホルダーの反転後は、前記回動盤の他方の停
    止面が他方の突柱に当接して反転終了位置を決定する請
    求項6記載のホルダー回動角調整機構付コネクタハウジ
    ング保持装置。
JP5295966A 1993-11-02 1993-11-02 ホルダー回動角調整機構付コネクタハウジング保持方法及び装置 Expired - Fee Related JP2982098B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107845936A (zh) * 2017-12-18 2018-03-27 东莞市华赢电子塑胶有限公司 全自动装端子机

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