JPH07130242A - 断路器 - Google Patents
断路器Info
- Publication number
- JPH07130242A JPH07130242A JP33405893A JP33405893A JPH07130242A JP H07130242 A JPH07130242 A JP H07130242A JP 33405893 A JP33405893 A JP 33405893A JP 33405893 A JP33405893 A JP 33405893A JP H07130242 A JPH07130242 A JP H07130242A
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- disconnector
- contact
- fixed
- contactor
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Abstract
り、断路器の開閉に必要な空間を小さくする。 【構成】主回路に介装される端子13A、13Bと、こ
の端子にそれぞれ導電接続されたギャップを介して両側
に配される固定接触子16A、16Bと、この固定接触
子間のギャップ中央に配され回動することによって両端
がそれぞれ固定接触子と接離する回転接触子17と、こ
の回転接触子の回転中心に配された開閉軸18と、この
開閉軸と一体に形成された操作レバー19とにより構成
される。
Description
器に関する。
消弧が行われるもので、3KVないし6KVの高圧回路に用
いられる。図10は従来の断路器の構成を示す側面図で
ある。取付ベース1に端子3A、3Bが絶縁碍子2を介
して固定されている。この端子3A、3Bにそれぞれ受
入側接触子4、支点側接触子5がボルト止めされ、可動
プレード7が支点接触子5のヒンジ6に連結されてい
る。また、可動プレード7はプルバー11を介してレバ
ー10に連結されている。レバー10および操作レバー
8は開閉軸9と一体に構成されている。開閉軸9は取付
けベース1に回転自由に支持されている。
主回路に接続され、可動プレード7を斜めに開くことに
よって主回路を開路するものである。図10は、可動プ
レード7が受入側接触子4と咬み合わさった状態、すな
わち、断路器が投入状態の図である。端子3A、3B間
が可動プレード7を介して通電される。開閉軸9を支点
にして操作レバー8を反時計方向に回動させると、レバ
ー10を介してプルバー11が左方に押し出される。そ
れによって、可動プレード7もヒンジ6を支点にして反
時計方向に回動し、7Aの位置に来る。可動プレード7
が位置7Aにある状態が断路器の遮断状態である。ま
た、遮断状態において、操作レバー8を時計方向に回動
させると、上記と逆の経過をたどり投入状態に戻る。
たような従来の装置は断路器の開閉に必要な空間が大き
いという問題があった。すなわち、従来の断路器の高さ
寸法Aは図10のように断路器を遮断した時が最大とな
り、投入時の約2倍の寸法になる。断路器を配電盤に収
納するときは、このA寸法にさらに絶縁寸法を加える必
要があるので配電盤そのものが大形してしまうという問
題があった。
さを低くすることにより、断路器の開閉に必要な空間を
小さくすることにある。
めに、この発明によれば、主回路に介装される2つの端
子と、この端子にそれぞれ導電接続されギャップを介し
て配される両側の固定接触子と、この固定接触子間の前
記ギャップ中央に配され回動することによって両端が固
定接触子のそれぞれと接離する回転接触子と、この回転
接触子の回転中心に配された開閉軸と、この開閉軸と一
体に形成された操作レバーとにより構成されたものとす
るとよい。
数に分割され、この固定接触子のそれぞれが回転接触子
と接離するものとする、あるいは、固定接触子を支える
ホルダが端子に固定され、このホルダと固定接触子との
間に圧縮スプリングが介装されたものとする、あるい
は、ホルダが端子の側面にボルト止めされるとともにホ
ルダの端部が端子に形成された溝に嵌合されてなるもの
とする、あるいは、開閉軸が回転接触子の軸中心を貫通
する絶縁体よりなるものとするとよい。
固定支持するとともに、開閉軸を回動自由に支持する共
通の絶縁性の支持フレームが配されたものとするとよ
い。また、かかる構成において、支持フレームが2つの
端子の固定位置の間にスリットを備え、このスリットは
2つの端を結ぶ直線に直交する方向に形成されてなるも
のとする、あるいは、端子が支持フレームに形成された
凹み部に嵌合されてなるものとするとよい。
ギャップを介して回転接触子を設け、この回転接触子を
回動させることによって固定接触子と回転接触子とを接
離させる構成とした。回転接触子の両端がそれぞれ両端
の固定接触子と接している状態が投入状態であり、この
投入状態から回転接触子が固定接触子から離れ、90度
回動した状態が遮断状態である。回転接触子は投入時に
固定接触子と咬み合わされるのではなく、固定接触子の
ギャップ間に介装されて固定接触子同士が短絡されるの
で、回転接触子の最大長さはそのギャップ長に等しい。
この断路器の最大高さも、やはり遮断状態であるが、回
転接触子が中央の開閉軸を中心にして回動するだけでな
く、投入状態に対して遮断時の高さの増加は回転接触子
の最大長さの半分以下になる。そのために、断路器の最
大高さが大幅に低くなり、断路器の開閉に必要な空間が
小さくなる。
分割することにより、固定接触子と回転接触子との接触
面積を確実に保護することができる。また、固定接触子
とホルダとの間に圧縮スプリングを介したことにより、
固定接触子と回転接触子又は、固定接触子と端子との導
電に必要な接触圧を確実に与えることができる。
止めにて行う。端子に溝を形成し、この溝にホルダの端
部を嵌合させることによってホルダの位置決めができ、
かつ端子の長さも短縮できる。また、開閉軸を絶縁体よ
り形成することにより主回路の電圧が支持フレームの外
側に露出しなくなり、安全性が増す。
する支持フレームが配されたことにより、固定接触子と
回転接触子とを正確な位置に配置することができ、ギャ
ップの寸法が確実に確保される。かかる構成において、
支持フレームがスリットを備えたことにより、2つの端
子間の沿面絶縁距離が増し絶縁の信頼性を高めることが
できる。
部を設けたことにより、端子の位置決めができ組立てが
容易になる。
図1はこの発明の実施例にかかる断路器の構成を示す側
面図である。取付けベース12に端子13A、13bが
絶縁体の支持フレーム14を介してボルト止めされてい
る。この端子13A、13Bにそれぞれホルダ15A、
15Bがボルト止めされている。このホルダ15A、1
5Bは、固定接触子16A、16Bをそれぞれ端子13
A、13Bに導電接触させた状態で支持している。固定
接触子16A、16Bの間には回転接触子17が介装さ
れ、固定接触子16A、16Bが両端から回転接触子1
7と導電接触している。開閉軸18が支持フレーム14
に回動自由に支持されるとともに、回転接触子17と操
作レバー19と一体に構成されている。
が主回路に接続され、回転接触子17を回動することに
よって主回路を開閉するものである。図1は、回転接触
子17の両端が固定接触子16A、16Bの両者に接触
している状態、すなわち、断路器が投入状態の図であ
る。端子13A,13B間が固定接触子16A、16B
および回転接触子17を介して通電される。操作レバー
19を開閉軸18を支点にして反時計方向(矢印B方
向)に回動させると、回転接触子17も反時計方向に回
動し断路器が遮断される。
す側面図である。回転接触子17が90度回動し、固定
接触子16A、16Bとの間にギャップ20が形成され
る。その他の構成は図1と同じである。このギャップ2
0の介装によって、端子13A、13Bが断路される。
図3は図1のC矢視図である。回転接触子17を開閉軸
18が貫通し、ピン21に差し込むことによって互いに
固定されている。操作レバー19は開閉軸18の右側に
取り付けられ、支持フレーム12の外側で回動操作でき
るようになっている。固定接触子16A、16Bはそれ
ぞれ5つに分割されるとともに、その突出部が22ホル
ダ15A、15B側に設けられた穴に嵌挿されることに
よって支持されている。すなわち、図1より判るよう
に、ホルダ15A、15Bは固定接触子16A、16B
を包み込むような金具であり、端子13A、13Bにボ
ルト23、34を介して固定されるとともに、突出部2
2を穴に嵌挿させることによって固定接触子16A、1
6Bが外れないように支持する。なお、端子13A、1
3Bに設けられた4個の端子穴35は、図示されていな
い主回路導体へ接続するためのボルト穴である。
定接触子16A、16Bとホルダ15A、15Bとの間
には圧縮スプリング24、25が介装され、固定接触子
側に設けられた穴に嵌挿されている。また、固定接触子
17と開閉軸18とをピン穴21Aが貫通しており、図
示されていないピンが差し込まれている。図4の圧縮ス
プリング24は固定接触子16A、16Bと端子13
A、13Bとの接触圧を与えるためのものであり、ま
た、圧縮スプリング25は固定接触子16A、16Bと
回転接触子17との接触圧を与えるためのものである。
接触圧を常時与えることによって導電性を確保する。
度に固定接触子16A、16Bと擦り合うので、回転接
触子17の両端は円弧状に形成されるとともに、固定接
触子16A、16B側も円弧状に形成されている。圧縮
スプリング25は接触子同士が擦り合うときの緩衝の役
目も担っている。突出部22の嵌まるホルダ15A、1
5B側の穴も突出部22より大き目に形成され、固定接
触子16A、16Bが図4の上下方向に動きやすいよう
になっている。
断状態では位置17Aのところに来ることは前述した。
この断路器の遮断時における高さの増加は、僅か10%
程度にすぎない。その理由は回転接触子17の長さが図
5における従来の装置の可動ブレード7に対して大幅に
短くなったことと、回転接触子17の半分以上は決して
高さ方向(図の左方)には出っ張らないためである。
16Bが複数に分割されているのは接触子同士の接触面
積を確実に確保するためである。固定接触子16A、1
6Bが分割されていないと、接触子同士が異なった角度
でその接触面を擦り合った場合、局部的に接触するだけ
になって接触子同士の大きな接触面積は全く得られなく
なる。固定接触子16A、16Bを分割してそれぞれ小
さなものにし、各々が確実に回転接触子17を接触させ
た方が導電性確保のための信頼性は向上する。
り形成することにより、主回路の電圧が支持フレーム1
2の外側に露出しなくなり、そのために安全性が増す。
また、図2において、支持フレーム14が端子13A、
13Bを固定支持するとともに、開閉軸18を回動自由
に支持している。このように、支持フレーム14に共通
に支持させることにより、端子13A、13B及びび開
閉軸18の位置が正確に決まるので、接触子16A、1
6Bと回転接触子17も必然的に正確な位置に配され
る。これによって、ギャップ20の寸法調整が容易にな
るとともに接触子同士の接触が確実になる。
断路器の構成を示す側面図である。支持フレーム40に
スリット30が形成されている。その他の構成は図1と
同じである。なお、図5の装置において、裏面側のもう
一つの支持フレーム40についても同じスリット30が
形成されている。スリット30は、端子13A、13B
の中間に図の左右方向に配され、端子13A、13Bの
沿面絶縁距離F(一点鎖線)を増やしている。距離F
は、端子13A、13Bの最短距離Eに対して約30%
長くなっており、絶縁の信頼性を高めている。
かかる断路器の構成を示す平面図である。支持フレーム
41に凹み部41が設けられ、この凹み部に端子13
A、13Bが嵌合している。その他の構成は図3と同じ
である。図7は図6のH矢視図である。支持フレーム4
1の内側の凹み部41Aに端子13Bを嵌め込むことに
よって端子13Bの位置決めができ、組立が容易にな
る。
かかる断路器の構成を示す平面図である。端子32A、
32Bに溝33が形成され、この溝33にホルダ31
A、31Bの端部が嵌合されている。図9は、図8のG
−G断面図である。図4の構成と異なる個所は、ホルダ
31A、31Bの端部が端子32A、32Bの表面から
垂直に溝33に嵌入している点だけである。図4の装置
では、ホルダ15A、15Bの端部が折り曲げられた後
にボルト止めされていた。
すように端子31a、31Bの側面にボルト23だけで
行うことができる。溝33にホルダ31A、31Bの端
部を嵌合させることによって組立の際のホルダ31A、
31Bの位置決めができる。図4の装置で使用されてい
たボルト34は不用になるので、その分だけ端子13
A、13Bの長さ(図4の上下方向)を短くすることが
できる。その結果、装置全体の長さが縮小される。ま
た、ホルダ31A、31Bの折り曲げ加工も減るので安
価になる。
中間にギャップを介して回転接触子を設け、この回転接
触子を回動させることによって固定接触子と回転接触子
とを接離させる構成とした。これにより、断路器遮断時
の最大高さが投入時より10%程度しか増大しなくなっ
た。したがって、断路器の開閉に必要な空間が小さくな
り、それを収納する配電盤も小形で済むようになった。
分割したことにより、接触子同士の接触の信頼性が向上
した。また、固定接触子とホルダとの間に圧縮スプリン
グを介したことにより、固定接触子と回転接触子又は端
子との接触の信頼性が向上した。また、ホルダを端子に
形成された溝に嵌合させたことにより、装置全体の長さ
が短縮されるとともにホルダの折り曲げ加工も減り安価
になった。
より、断路器の安全性が向上した。かかる構成におい
て、支持フレームに端子と開閉軸とを共通して支持させ
たことにより、ギャップの寸法調整が容易になるととも
に接触子同士の接触が確実になった。また、支持フレー
ムにスリットを設けたことにより、絶縁の信頼性が向上
した。
部を設けたことにより、端子の組立てが容易になった。
側面図
を示す側面図
の構成を示す平面図
の構成を示す平面図
B:端子、14,40,41:支持フレーム、15A,
15A,31A,31B:ホルダ、16A,16B:固
定接触子、17:回転接触子、18:開閉軸、19:操
作レバー、20:ギャップ、21:ピン、21A:ピン
穴、22:突出部、23,34:ボルト、24,2
5,: 圧縮スプリング、30:スリット、41A:凹
み部、33:溝、35:端子穴
Claims (8)
- 【請求項1】主回路に介装される2つの端子と、この端
子にそれぞれ導電接続されギャップを介して配される両
側の固定接触子と、この固定接触子間の前記ギャップ中
央に配され回動することによって両端が固定接触子のそ
れぞれと接離する回転接触子と、この回転接触子の回転
中心に配された開閉軸と、この開閉軸と一体に形成され
た操作レバーとにより構成されたことを特徴とする断路
器。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、固定接触子
が複数に分割され、この固定接触子のそれぞれが回転接
触子と接離することを特徴とする断路器。 - 【請求項3】請求項1または2記載のものにおいて、固
定接触子を支えるホルダが端子に固定され、このホルダ
と固定接触子との間に圧縮スプリングが介装されたこと
を特徴とする断路器。 - 【請求項4】請求項3記載のものにおいて、ホルダが端
子の側面にボルト止めされるとともにホルダの端部が端
子に形成された溝に嵌合されてなることを特徴とする断
路器。 - 【請求項5】請求項1ないし4の何れかに記載のものに
おいて、開閉軸が回転接触子の軸中心を貫通する絶縁体
よりなることを特徴とする断路器。 - 【請求項6】請求項1ないし5の何れかに記載のものに
おいて、2つの端子を固定支持するとともに、開閉軸を
回動自由に支持する共通の絶縁性の支持フレームが配さ
れたことを特徴とする断路器。 - 【請求項7】請求項6記載のものにおいて、支持フレー
ムが2つの端子の固定位置の間にスリットを備え、この
スリットは2つの端を結ぶ直線に直交する方向に形成さ
れてなることを特徴とする断路器。 - 【請求項8】請求項6または7記載のものにおいて、端
子が支持フレームに形成された凹み部に嵌合されてなる
ことを特徴とする断路器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05334058A JP3132620B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-12-28 | 断路器 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7725993 | 1993-04-05 | ||
JP22484493 | 1993-09-10 | ||
JP5-224844 | 1993-09-10 | ||
JP5-77259 | 1993-09-10 | ||
JP05334058A JP3132620B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-12-28 | 断路器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130242A true JPH07130242A (ja) | 1995-05-19 |
JP3132620B2 JP3132620B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=27302380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05334058A Expired - Fee Related JP3132620B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-12-28 | 断路器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132620B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP05334058A patent/JP3132620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3132620B2 (ja) | 2001-02-05 |
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