JPH07128030A - 農作物用視覚検出装置 - Google Patents
農作物用視覚検出装置Info
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- JPH07128030A JPH07128030A JP30341093A JP30341093A JPH07128030A JP H07128030 A JPH07128030 A JP H07128030A JP 30341093 A JP30341093 A JP 30341093A JP 30341093 A JP30341093 A JP 30341093A JP H07128030 A JPH07128030 A JP H07128030A
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- 241000227653 Lycopersicon Species 0.000 abstract 5
- 235000003953 Solanum lycopersicum var cerasiforme Nutrition 0.000 description 23
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Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 対象物からの反射光線を受光して対象物の
識別を行う検出装置にあって、視覚認識の能率向上化を
図る。 [構成] 対象物(A)からの反射光線を受光して対
象物(A)の色及び対象物(A)までの距離を識別する
光視覚センサ(8)を備えた検出装置において、対象物
(A)を巾で識別する複数の反射光線を視覚センサ
(8)に同時に受光させる。
識別を行う検出装置にあって、視覚認識の能率向上化を
図る。 [構成] 対象物(A)からの反射光線を受光して対
象物(A)の色及び対象物(A)までの距離を識別する
光視覚センサ(8)を備えた検出装置において、対象物
(A)を巾で識別する複数の反射光線を視覚センサ
(8)に同時に受光させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばミニトマト或いは
サクランボ・リンゴなどの農作物を収穫する真空式収穫
機における農作物用視覚検出装置に関する。
サクランボ・リンゴなどの農作物を収穫する真空式収穫
機における農作物用視覚検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種視覚検出装置としては、赤色レー
ザと、近赤外レーザを用いて対象物からの反射光を受光
素子で受けて、対象物の色や、対象物までの距離を識別
するようにした手段がある。
ザと、近赤外レーザを用いて対象物からの反射光を受光
素子で受けて、対象物の色や、対象物までの距離を識別
するようにした手段がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこのような
手段の場合、通常1本ずつ発光される光線によって対象
物の走査が行われるため、対象物の識別に時間を要して
識別感度が悪かった。
手段の場合、通常1本ずつ発光される光線によって対象
物の走査が行われるため、対象物の識別に時間を要して
識別感度が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、対
象物からの反射光線を受光して対象物の色及び対象物ま
での距離を識別する光視覚センサを備えた検出装置にお
いて、対象物を巾で識別する複数の反射光線を視覚セン
サに同時に受光させることによって、対象物の識別を短
時間に正確に行わしめることを可能とさせて、視覚認識
の能率向上化を図ることができる。
象物からの反射光線を受光して対象物の色及び対象物ま
での距離を識別する光視覚センサを備えた検出装置にお
いて、対象物を巾で識別する複数の反射光線を視覚セン
サに同時に受光させることによって、対象物の識別を短
時間に正確に行わしめることを可能とさせて、視覚認識
の能率向上化を図ることができる。
【0005】また、対象物からの反射光線を受光して対
象物の色及び対象物までの距離を識別する光視覚センサ
を備えた検出装置において、透過率の異なる複数の光線
用フィルタを光視覚センサは備え、これらフィルタによ
って分割される複数の光線でもって対象物の識別を行う
ことによって、発光源から発光する1本の光線をフィル
タで多数に分割し、1本の光線で対象物の複数箇所を同
時に視覚して、対象物の識別を短時間で正確に行わしめ
ることを可能とさせるもので、極めて構造簡単な経済的
手段のもので視覚認識の能率向上化を図って、この検出
装置を用いた収穫作業を高能率なものとさせることがで
きる。
象物の色及び対象物までの距離を識別する光視覚センサ
を備えた検出装置において、透過率の異なる複数の光線
用フィルタを光視覚センサは備え、これらフィルタによ
って分割される複数の光線でもって対象物の識別を行う
ことによって、発光源から発光する1本の光線をフィル
タで多数に分割し、1本の光線で対象物の複数箇所を同
時に視覚して、対象物の識別を短時間で正確に行わしめ
ることを可能とさせるもので、極めて構造簡単な経済的
手段のもので視覚認識の能率向上化を図って、この検出
装置を用いた収穫作業を高能率なものとさせることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は視覚センサ部の説明図、図2は収穫機の全
体斜視図、図3は同正面図であり、図中(1)は走行レ
ール(2)上を走行輪(3)でもって移動する収穫機
(4)の台車、(5)は前記台車(1)の略中央に立設
させる上下動用ガイド(6)にハンド台(7)を介し支
持する真空吸引式の収穫ハンド、(8)は前記ハンド台
(7)に設置してハンド(5)前方の収穫対象物である
ミニトマト(A)を撮像する視覚センサ、(9)は前記
ハンド(5)によって吸引収穫されたミニトマト(A)
を台車(1)に搭載するコンテナ(10)に搬送する搬
送ホース、(11)は前記ガイド(6)を台車(1)の
進行方向に移動させるハンド台水平直動用モータ、(1
2)は前記ガイド(6)を下部基端の縦軸回りに回転さ
せるハンド台水平旋回用モータ、(13)は前記ハンド
台(7)をガイド(6)に沿って上下動させるハンド台
上下直動用モータ、(14)は前記ハンド(5)を収穫
目標物であるミニトマト(A)に対し前後に移動させる
ハンド前後方向移動用モータ、(15)は前記ハンド
(5)を回動支点軸(16)を中心として上下方向に移
動させるハンド上下方向回動用モータであり、前記ハン
ド(5)先端に開閉自在に取付ける吸引体(17)に真
空吸引力でもってトマト(A)を吸着させて収穫を行う
ように構成している。
する。図1は視覚センサ部の説明図、図2は収穫機の全
体斜視図、図3は同正面図であり、図中(1)は走行レ
ール(2)上を走行輪(3)でもって移動する収穫機
(4)の台車、(5)は前記台車(1)の略中央に立設
させる上下動用ガイド(6)にハンド台(7)を介し支
持する真空吸引式の収穫ハンド、(8)は前記ハンド台
(7)に設置してハンド(5)前方の収穫対象物である
ミニトマト(A)を撮像する視覚センサ、(9)は前記
ハンド(5)によって吸引収穫されたミニトマト(A)
を台車(1)に搭載するコンテナ(10)に搬送する搬
送ホース、(11)は前記ガイド(6)を台車(1)の
進行方向に移動させるハンド台水平直動用モータ、(1
2)は前記ガイド(6)を下部基端の縦軸回りに回転さ
せるハンド台水平旋回用モータ、(13)は前記ハンド
台(7)をガイド(6)に沿って上下動させるハンド台
上下直動用モータ、(14)は前記ハンド(5)を収穫
目標物であるミニトマト(A)に対し前後に移動させる
ハンド前後方向移動用モータ、(15)は前記ハンド
(5)を回動支点軸(16)を中心として上下方向に移
動させるハンド上下方向回動用モータであり、前記ハン
ド(5)先端に開閉自在に取付ける吸引体(17)に真
空吸引力でもってトマト(A)を吸着させて収穫を行う
ように構成している。
【0007】図4乃至図5にも示す如く、前記視覚セン
サ(8)は3本の赤色レーザ光を発光する3つの赤色レ
ーザ(18a)(18b)(18c)と、3本の近赤外
レーザ光を発光する3つの近赤外レーザ(19a)(1
9b)(19c)と、赤色レーザ(18a)(18b)
(18c)からの3本の赤色レーザ光を下方に透過並び
に近赤外レーザ(19a)(19b)(19c)からの
3本の近赤外レーザ光を下方に反射させる一定横巾を有
するフィルタ(20)と、該フィルタ(20)を透過及
び反射した赤色及び近赤外レーザ光をミニトマト(A)
に向け方向変換させる一定横巾を有する投光用ミラー
(21)と、ミニトマト(A)からの反射レーザ光を方
向変換させる一定横巾を有する受光用ミラー(22)
と、受光用ミラー(22)からの各3本の反射レーザ光
を対物レンズ(23)を介し各受光素子(24)に受光
する3つの受光器(25a)(25b)(25c)と、
前記投光及び受光用ミラー(21)(22)間に介設す
る遮光板(26)と、投光及び受光用ミラー(21)
(22)を連動連結する連動リンク(27)と、投光及
び受光用ミラー(21)(22)の取付角度の連動調節
を行うミラー角度調節用のステップモータ(28)と、
これらレーザ(18a)〜(18c)・(19a)〜
(19c)及び受光器(25a)〜(25c)などを有
する視覚センサ(8)を縦モータ軸(29a)を中心と
して左右に水平回動する投光方向調節用のステップモー
タ(29)とを備え、ミニトマト(A)に投光されて反
射する各3本のレーザ光の巾を持った反射光に基づい
て、ミニトマト(A)の色やミニトマト(A)までの距
離を瞬時に且つ正確に識別して、ミニトマト(A)の収
穫を行うように構成している。
サ(8)は3本の赤色レーザ光を発光する3つの赤色レ
ーザ(18a)(18b)(18c)と、3本の近赤外
レーザ光を発光する3つの近赤外レーザ(19a)(1
9b)(19c)と、赤色レーザ(18a)(18b)
(18c)からの3本の赤色レーザ光を下方に透過並び
に近赤外レーザ(19a)(19b)(19c)からの
3本の近赤外レーザ光を下方に反射させる一定横巾を有
するフィルタ(20)と、該フィルタ(20)を透過及
び反射した赤色及び近赤外レーザ光をミニトマト(A)
に向け方向変換させる一定横巾を有する投光用ミラー
(21)と、ミニトマト(A)からの反射レーザ光を方
向変換させる一定横巾を有する受光用ミラー(22)
と、受光用ミラー(22)からの各3本の反射レーザ光
を対物レンズ(23)を介し各受光素子(24)に受光
する3つの受光器(25a)(25b)(25c)と、
前記投光及び受光用ミラー(21)(22)間に介設す
る遮光板(26)と、投光及び受光用ミラー(21)
(22)を連動連結する連動リンク(27)と、投光及
び受光用ミラー(21)(22)の取付角度の連動調節
を行うミラー角度調節用のステップモータ(28)と、
これらレーザ(18a)〜(18c)・(19a)〜
(19c)及び受光器(25a)〜(25c)などを有
する視覚センサ(8)を縦モータ軸(29a)を中心と
して左右に水平回動する投光方向調節用のステップモー
タ(29)とを備え、ミニトマト(A)に投光されて反
射する各3本のレーザ光の巾を持った反射光に基づい
て、ミニトマト(A)の色やミニトマト(A)までの距
離を瞬時に且つ正確に識別して、ミニトマト(A)の収
穫を行うように構成している。
【0008】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、収穫ハンド(5)によるミニトマト(A)の収穫作
業時にあっては、横方向に巾を有する3本のレーザ光に
よってミニトマト(A)の色と、ミニトマト(A)まで
の距離を走査して、瞬時のあいだに正確に収穫に適した
ミニトマト(A)と、その距離を識別判断して、この視
覚認識での能率向上化を図って、収穫ハンド(5)によ
るミニトマト(A)の収穫作業を良好なものとさせるも
のである。
て、収穫ハンド(5)によるミニトマト(A)の収穫作
業時にあっては、横方向に巾を有する3本のレーザ光に
よってミニトマト(A)の色と、ミニトマト(A)まで
の距離を走査して、瞬時のあいだに正確に収穫に適した
ミニトマト(A)と、その距離を識別判断して、この視
覚認識での能率向上化を図って、収穫ハンド(5)によ
るミニトマト(A)の収穫作業を良好なものとさせるも
のである。
【0009】図6乃至図7は、赤色レーザであるレーザ
1(18)及びレーザ2(19)の各レーザ光を3つの
フィルタ1(20a)・フィルタ2(20b)・フィル
タ3(20c)を用いて複数に分光させて、同時に走査
するレーザ光の走査数を増加させる構成例を示すもの
で、図7に示す如く、レーザ1(18)のレーザ光(1
00%)に対し、各フィルタ1・2・3(20a)(2
0b)(20c)の透過率a%・a%・0%(反射率
(100−a)%・(100−a)%・100%)に、
またレーザ2のレーザ光(100%)に対し、各フィル
タ1・2・3(20a)(20b)(20c)の透過率
2b%・b%・0%(反射率(100−2b)%・(1
00−b)%・100%)に設定して、各フィルタ1・
2・3(20a)(20b)(20c)から透過及び反
射出光する略均等強さ(a・b≒30)の各3本の巾を
持ったレーザ光を投光用ミラー(21)を介しミニトマ
ト(A)に投光させると共に、ミニトマト(A)からの
反射光を受光用ミラー(22a)(22b)(22c)
及びレンズ(23)を介し各受光器(25a)(25
b)(25c)に入光させて、各1つのレーザ1(1
8)及びレーザ2(19)によって複数の走査光線を分
光出力させる状態とさせて、この視覚センサ(8)によ
るミニトマト(A)検出時のトータル走査時間を短縮さ
せるように構成したものである。
1(18)及びレーザ2(19)の各レーザ光を3つの
フィルタ1(20a)・フィルタ2(20b)・フィル
タ3(20c)を用いて複数に分光させて、同時に走査
するレーザ光の走査数を増加させる構成例を示すもの
で、図7に示す如く、レーザ1(18)のレーザ光(1
00%)に対し、各フィルタ1・2・3(20a)(2
0b)(20c)の透過率a%・a%・0%(反射率
(100−a)%・(100−a)%・100%)に、
またレーザ2のレーザ光(100%)に対し、各フィル
タ1・2・3(20a)(20b)(20c)の透過率
2b%・b%・0%(反射率(100−2b)%・(1
00−b)%・100%)に設定して、各フィルタ1・
2・3(20a)(20b)(20c)から透過及び反
射出光する略均等強さ(a・b≒30)の各3本の巾を
持ったレーザ光を投光用ミラー(21)を介しミニトマ
ト(A)に投光させると共に、ミニトマト(A)からの
反射光を受光用ミラー(22a)(22b)(22c)
及びレンズ(23)を介し各受光器(25a)(25
b)(25c)に入光させて、各1つのレーザ1(1
8)及びレーザ2(19)によって複数の走査光線を分
光出力させる状態とさせて、この視覚センサ(8)によ
るミニトマト(A)検出時のトータル走査時間を短縮さ
せるように構成したものである。
【0010】図8は収穫機(4)のハンド(5)を有す
る収穫部を水平制御可能に設ける構成例を示すもので、
上下動用ガイド(6)及びコンテナ(10)などを搭載
する収穫機本体(30)と、走行輪(3)及びバッテリ
ケース(31)などを有するシリンダ台(32)間の前
後左右に、4つの昇降シリンダ(33)を介設すると共
に、収穫機本体(30)の前後及び左右傾きを検出する
傾斜センサ(34)を本体(30)側に設けて、前記セ
ンサ(34)の検出に基づいて昇降シリンダ(33)を
作動制御して収穫機本体(30)を常に水平維持させ
て、この収穫作業での安定性を向上させるように構成し
たものである。
る収穫部を水平制御可能に設ける構成例を示すもので、
上下動用ガイド(6)及びコンテナ(10)などを搭載
する収穫機本体(30)と、走行輪(3)及びバッテリ
ケース(31)などを有するシリンダ台(32)間の前
後左右に、4つの昇降シリンダ(33)を介設すると共
に、収穫機本体(30)の前後及び左右傾きを検出する
傾斜センサ(34)を本体(30)側に設けて、前記セ
ンサ(34)の検出に基づいて昇降シリンダ(33)を
作動制御して収穫機本体(30)を常に水平維持させ
て、この収穫作業での安定性を向上させるように構成し
たものである。
【0011】図9乃至図11は1つの収穫機(4)にミ
ニトマト(A)の収穫などを行う作業ハンド(5)を複
数装備させる構成例を示すもので、図9のものは同一畦
で同一株のミニトマト(A)を上方と下方で分担して収
穫する上下2つの収穫ハンド(5a)(5b)を、収穫
機(4)の立設支柱(35)にそれぞれ独立動作可能に
支持させて、同時に2つ毎のミニトマト(A)の収穫を
可能とさせて作業能率の向上化を図るように構成したも
のである。
ニトマト(A)の収穫などを行う作業ハンド(5)を複
数装備させる構成例を示すもので、図9のものは同一畦
で同一株のミニトマト(A)を上方と下方で分担して収
穫する上下2つの収穫ハンド(5a)(5b)を、収穫
機(4)の立設支柱(35)にそれぞれ独立動作可能に
支持させて、同時に2つ毎のミニトマト(A)の収穫を
可能とさせて作業能率の向上化を図るように構成したも
のである。
【0012】また各収穫ハンド(5)の先端部には前記
視覚センサ(8)を補助するハンド近接用視覚センサ
(36)をそれぞれ設置していて、視覚センサ(8)で
収穫機(4)を一定距離まで近接させた以後は、各視覚
センサ(36)でもって各ハンド(5)をそれぞれ独立
に上下目標のミニトマト(A)まで近接させるように構
成したものである。
視覚センサ(8)を補助するハンド近接用視覚センサ
(36)をそれぞれ設置していて、視覚センサ(8)で
収穫機(4)を一定距離まで近接させた以後は、各視覚
センサ(36)でもって各ハンド(5)をそれぞれ独立
に上下目標のミニトマト(A)まで近接させるように構
成したものである。
【0013】図10のものは、前記支柱(35)の上方
にミニトマト(A)を収穫する収穫ハンド(5a)を装
備させると共に、支柱(35)の下方にホルモン処理や
追肥など他作業を行う別作業ハンド(5c)を装備させ
て、1つの収穫機(4)によってミニトマト(A)の収
穫作業と、ホルモン処理や追肥など管理作業とを同時に
行わしめるように構成したものである。
にミニトマト(A)を収穫する収穫ハンド(5a)を装
備させると共に、支柱(35)の下方にホルモン処理や
追肥など他作業を行う別作業ハンド(5c)を装備させ
て、1つの収穫機(4)によってミニトマト(A)の収
穫作業と、ホルモン処理や追肥など管理作業とを同時に
行わしめるように構成したものである。
【0014】図11のものは、前記支柱(35)の上下
に左右逆姿勢の収穫ハンド(5a)(5d)を装備させ
る構成例を示すもので、通路をはさんで左右両側の畦で
生育されるミニトマト(A)を左及び右畦用収穫ハンド
(5a)(5d)で2畦同時に収穫して、収穫作業での
作業能率向上化を図るように構成したものである。
に左右逆姿勢の収穫ハンド(5a)(5d)を装備させ
る構成例を示すもので、通路をはさんで左右両側の畦で
生育されるミニトマト(A)を左及び右畦用収穫ハンド
(5a)(5d)で2畦同時に収穫して、収穫作業での
作業能率向上化を図るように構成したものである。
【0015】
【発明の効果】以上実施例からも明らかなように本発明
は、対象物(A)からの反射光線を受光して対象物
(A)の色及び対象物(A)までの距離を識別する光視
覚センサ(8)を備えた検出装置において、対象物
(A)を巾で識別する複数の反射光線を視覚センサ
(8)に同時に受光させるものであるから、対象物
(A)の識別を短時間に正確に行わしめることを可能に
できて、視覚認識の能率向上化を図ることができる。
は、対象物(A)からの反射光線を受光して対象物
(A)の色及び対象物(A)までの距離を識別する光視
覚センサ(8)を備えた検出装置において、対象物
(A)を巾で識別する複数の反射光線を視覚センサ
(8)に同時に受光させるものであるから、対象物
(A)の識別を短時間に正確に行わしめることを可能に
できて、視覚認識の能率向上化を図ることができる。
【0016】また、対象物(A)からの反射光線を受光
して対象物(A)の色及び対象物(A)までの距離を識
別する光視覚センサ(8)を備えた検出装置において、
透過率の異なる複数の光線用フィルタ(20a)(20
b)(20c)を光視覚センサ(8)は備え、これらフ
ィルタ(20a)(20b)(20c)によって分割さ
れる複数の光線でもって対象物(A)の識別を行うもの
であるから、発光源から発光する1本の光線をフィルタ
(20a)(20b)(20c)で多数に分割し、1本
の光線で対象物(A)の複数箇所を同時に視覚して、対
象物(A)の識別を短時間で正確に行わしめることを可
能にでき、したがって極めて構造簡単な経済的手段のも
ので視覚認識の能率向上化を図ることができて、この検
出装置を用いた収穫作業を高能率なものとさせることが
できるなど顕著な効果を奏する。
して対象物(A)の色及び対象物(A)までの距離を識
別する光視覚センサ(8)を備えた検出装置において、
透過率の異なる複数の光線用フィルタ(20a)(20
b)(20c)を光視覚センサ(8)は備え、これらフ
ィルタ(20a)(20b)(20c)によって分割さ
れる複数の光線でもって対象物(A)の識別を行うもの
であるから、発光源から発光する1本の光線をフィルタ
(20a)(20b)(20c)で多数に分割し、1本
の光線で対象物(A)の複数箇所を同時に視覚して、対
象物(A)の識別を短時間で正確に行わしめることを可
能にでき、したがって極めて構造簡単な経済的手段のも
ので視覚認識の能率向上化を図ることができて、この検
出装置を用いた収穫作業を高能率なものとさせることが
できるなど顕著な効果を奏する。
【図1】視覚センサ部の説明図である。
【図2】収穫機の全体斜視図である。
【図3】収穫機の全体正面図である。
【図4】視覚センサ部の側面説明図である。
【図5】視覚センサ部の背面説明図である。
【図6】他の視覚センサの説明図である。
【図7】他の視覚センサにおけるフィルタの透過率を示
す表図である。
す表図である。
【図8】収穫機の昇降説明図である。
【図9】複数のハンドを有する収穫機の説明図である。
【図10】複数のハンドを有する収穫機の説明図であ
る。
る。
【図11】複数のハンドを有する収穫機の説明図であ
る。
る。
(8) 視覚センサ (20a)(20b)(20c) フィルタ (A) ミニトマト(対象物)
Claims (2)
- 【請求項1】 対象物からの反射光線を受光して対象物
の色及び対象物までの距離を識別する光視覚センサを備
えた検出装置において、対象物を巾で識別する複数の反
射光線を視覚センサに同時に受光させるように設けたこ
とを特徴とする農作物用視覚検出装置。 - 【請求項2】 対象物からの反射光線を受光して対象物
の色及び対象物までの距離を識別する光視覚センサを備
えた検出装置において、透過率の異なる複数の光線用フ
ィルタを光視覚センサは備え、これらフィルタによって
分割される複数の光線でもって対象物の識別を行うよう
に設けたことを特徴とする農作物用視覚検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30341093A JP3419856B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 農作物用視覚検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30341093A JP3419856B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 農作物用視覚検出装置 |
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ID=17920691
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JP30341093A Expired - Fee Related JP3419856B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 農作物用視覚検出装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089489A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 形状測定方法及び形状測定装置 |
KR101331989B1 (ko) * | 2012-05-11 | 2013-11-25 | 국립대학법인 울산과학기술대학교 산학협력단 | 레이저를 이용한 잔디 깎는 장치 |
JP2019045445A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | 株式会社トプコン | 測定装置 |
JP2021038993A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 分析装置、測定装置及びプログラム |
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