JPH07127369A - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

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Publication number
JPH07127369A
JPH07127369A JP27517693A JP27517693A JPH07127369A JP H07127369 A JPH07127369 A JP H07127369A JP 27517693 A JP27517693 A JP 27517693A JP 27517693 A JP27517693 A JP 27517693A JP H07127369 A JPH07127369 A JP H07127369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
microwave
hollow
small holes
drills
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27517693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiwamu Arikawa
究 有川
Sei Matsunaga
聖 松永
Osamu Kawabata
理 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH07127369A publication Critical patent/JPH07127369A/ja
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の軽量化並びに寿命の延長を可能とする
ことで掘削能力の向上を図った掘削装置を提供する。 【構成】 中空形状をなす装置本体11と、この装置本
体11に前端部に装着されて切羽21を穿孔する中空ド
リル14と、小孔22内に中空ドリル14の先端部から
水23を供給する給水管16と、小孔22内に供給され
た水23に対してスリット17からマイクロ波24を照
射する導波管18とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岩盤の掘削やコンクリ
ート構造物の解体、掘削を行う掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の岩盤掘削装置のカッタヘッ
ドの概略を示す。同図に示すように、中空形状をなす装
置本体101の前端部には回転軸102によってカッタ
ヘッド103が回転自在に支持されており、このカッタ
ヘッド103の前面には多数のカッタビット104が取
付けられている。
【0003】従って、この掘削装置によって岩盤を掘削
するには、装置本体101を推進させながら図示しない
駆動モータによって回転軸102を回転させると、カッ
タヘッド103の前面に取付けられた多数のカッタビッ
ト104によって切羽105が切削されていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の岩盤の
掘削装置にあっては、固い岩盤を掘削するときにはカッ
タビット104が大きな掘削力を必要とするため、回転
軸102に大きな回転力や押付力を掘削反力として作用
させなければならない。そのため、カッタビット104
が早期に磨耗して頻繁に交換しなければならず、施工能
力が著しく低下してしまうという問題があった。また、
従来の岩盤の掘削装置は装置自体が巨大化して制御性が
悪く、自動化及び無人化が困難であると共に周辺部への
振動や荷重の伝達が大きくなり、且つ、安全性の面では
不十分であった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、装置の軽量化並びに寿命の延長を可能とするこ
とで掘削能力の向上を図った掘削装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の掘削装置は、中空形状をなす装置本体と、
該装置本体に前端部に装着された穿孔機と、該穿孔機に
よって形成された孔内に水を供給する給水器と、該孔内
に供給された水に対してマイクロ波を照射するマイクロ
波照射器とを具えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】装置本体の推進に伴って前端部に装着された穿
孔機によって孔を形成し、この形成された孔内に給水器
によって水を供給し、マイクロ波照射器によってこの孔
内に供給された水に対してマイクロ波を照射すると、孔
内の水が蒸発、気化することで膨張し、その膨張力によ
って岩盤等が粉砕、掘削される。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1に本発明の一実施例に係る掘削装置の
正面視、図2に図1のII−II断面、図3に図1のIII−I
II断面を示す。
【0010】本実施例の掘削装置において、図1乃至図
3に示すように、中空形状をなす装置本体11の前端部
には回転軸12によってカッタヘッド13が回転自在に
支持されている。このカッタヘッド13は放射状をな
し、その前面には多数の中空ドリル14が取付けられ、
この多数の中空ドリル14はそれぞれ駆動モータ15に
よって回転駆動することができるようになっている。そ
して、この多数の中空ドリル14には給水管16を介し
て図示しない給水源が連結されており、各中空ドリル1
4の先端部から前方に水を噴射することができるように
なっている。
【0011】また、カッタヘッド13の前面には中空ド
リル14と並んで多数のスリット17が形成され、この
多数のスリット17はそれぞれカッタヘッド13の内部
で連通すると共に回転軸12内に形成された導波管18
を介して図示しないマイクロ波発射器に連結されてお
り、各スリット17からから前方にマイクロ波を照射す
ることができるようになっている。
【0012】而して、本実施例の掘削装置によって岩盤
を掘削するには、装置本体11を推進させることで回転
軸12を前方に移動させ、まず、駆動モータ15によっ
てカッタヘッド13の前面に取付けられた多数の中空ド
リル14によって切羽21を切削していく。すると、こ
の中空ドリル14によって小孔22が形成され、次に、
給水源により給水管を介して各中空ドリル14の先端部
から水23を噴射し、この形成された小孔22内に水2
3を供給する。そして、マイクロ波照射器により導波管
18を介して各スリット17からマイクロ波24を発射
し、この小孔22内の水23に対してマイクロ波を照射
する。すると、小孔22内の水23が瞬時に蒸発、気化
することで膨張し、その膨張力によって切羽21の岩盤
が粉砕、掘削される。
【0013】なお、マイクロ波照射器により導波管18
を介して各スリット17から発射されるマイクロ波24
は、大きな出力が得られることと水への給水特性に優れ
ることを考慮し、2.45GHz が妥当であると考えられ
る。
【0014】このように本実施例の岩盤掘削機にあって
は、岩盤に中空ドリル14によって小孔22を形成して
この小孔22内に水23を供給し、スリット17からマ
イクロ波24を発射して小孔22内の水を蒸発、気化さ
せることで、その膨張力によって岩盤等を粉砕するよう
にしたので、回転軸12に大きな押付力を与える必要も
なくなって従来使用していたカッタビット等の早期摩耗
を防止することができる。また、水の膨張力によって岩
盤等を粉砕するようにしたので、回転軸12に大きな回
転力を与える必要もなく、駆動モータ等の出力アップに
伴う大型化も防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の掘削装置によれば、中空形状をなす装置本
体の前端部に穿孔機を装着すると共にその穿孔機によっ
て形成された孔内に水を供給する給水器と孔内に供給さ
れた水に対してマイクロ波を照射するマイクロ波照射器
とを設けたので、穿孔機の切削刃の早期摩耗を防止する
ことで装置の寿命の延長を可能とすることができると共
に掘削能力の向上を図ることができ、また、回転軸の回
転駆動モータ等の出力アップに伴う大型化を防止するこ
とで装置の軽量化を図ることができ、且つ、騒音や振動
等を低減して安全性の向上を図ることができる。その結
果、装置の制御性に優れ、自動化や無人化施工が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る掘削装置の正面図であ
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】従来の岩盤掘削装置のカッタヘッドの概略断面
図である。
【符号の説明】
11 装置本体 12 回転軸 13 カッタヘッド 14 中空ドリル 15 駆動モータ 16 給水管 17 スリット 18 導波管 21 切羽 22 小孔 23 水 24 マイクロ波

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空形状をなす装置本体と、該装置本体に
    前端部に装着された穿孔機と、該穿孔機によって形成さ
    れた孔内に水を供給する給水器と、該孔内に供給された
    水に対してマイクロ波を照射するマイクロ波照射器とを
    具えたことを特徴とする掘削装置。
JP27517693A 1993-11-04 1993-11-04 掘削装置 Withdrawn JPH07127369A (ja)

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JP27517693A JPH07127369A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 掘削装置

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JPH07127369A true JPH07127369A (ja) 1995-05-16

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106979016A (zh) * 2017-05-26 2017-07-25 东北大学 一种微波预裂式硬岩隧道掘进机刀盘
CN111101960A (zh) * 2019-12-17 2020-05-05 中国铁建重工集团股份有限公司 一种硬岩隧道掘进机及其刀盘
CN112196551A (zh) * 2020-03-04 2021-01-08 中铁工程装备集团有限公司 一种利用微波和液氮射流破岩的无滚刀硬岩掘进机
CN112196565A (zh) * 2020-03-04 2021-01-08 中铁工程装备集团有限公司 一种利用微波和高压风射流破岩的无滚刀硬岩掘进机
WO2022236908A1 (zh) * 2021-05-13 2022-11-17 盾构及掘进技术国家重点实验室 微波加热与高压水切割联合辅助破岩的硬岩隧道掘进机

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