JPH0712700A - 水分計用搬送装置 - Google Patents

水分計用搬送装置

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JPH0712700A
JPH0712700A JP15743193A JP15743193A JPH0712700A JP H0712700 A JPH0712700 A JP H0712700A JP 15743193 A JP15743193 A JP 15743193A JP 15743193 A JP15743193 A JP 15743193A JP H0712700 A JPH0712700 A JP H0712700A
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JP
Japan
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carrier
rack
heating
moisture
moisture meter
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JP15743193A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Suai
嘉尚 須合
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A&D Holon Holdings Co Ltd
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A&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成,制御が簡単な水分計用搬送装置の提
供。 【構成】 装置20は、キャリア22と、移動機構24とを有
している。キャリア22は、フレーム22a と、前後ローラ
22b,c と、容器22d とを有している。前ローラ22b は、
永久磁石から構成されている。移動機構24は、非加熱ゾ
ーンの外周に設置された吸引アーム24a と、加熱管12a
の長手軸方向に沿って延びるレール24b と、ラック24c
と、ピニオン24d と、モータとを有している。アーム24
a は、略Y字形に形成された取付板24f と、その先端側
内面に固着されたマグネット片24gとを備えていて、取
付板24f の基部内面側にレール24b とラック24c とが挿
入され、取付板24f の基部がラック24c に固設されてい
る。レール24b の上面側には、キャリア22の移動ストロ
ークに対応して、吸引アーム24a の位置を検出する一対
のリミットスイッチ24i が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水分計用搬送装置に
関し、被測定物を加熱して、被測定物中の水分を気化さ
せ、この気化した水分を捕集,計量することで被測定物
中の水分量を測定する水分計用のものであって、特に、
被測定物を加熱部内で非接触状態で移動させる搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固化または液体中の水分量を測定する手
段として、KF法(カールフィッシャー法)が知られて
いる。このKF法は、高精度の水分定量法として、広く
用いられており、各分野における標準法となっている。
KF法は、ヨウ素,二酸化硫黄,ピリジン,メタノール
を成分とするカールフィッシャー試薬(KF試薬)が、
水と定量的に反応することを利用する方法である。この
方法では、試薬の力価(H2 0/ml)を標準物質で標
定しておき、被測定物中に試薬を滴下し、力価を標定し
たKF試薬の平衡滴下量を測定することにより、被測定
物中の水分量を知ることができる。
【0003】しかしながら、このよう水分量の測定方法
には、取扱に相当な熟練を要し、特殊な試薬やガラス容
器などが必要になるという欠点があった。そこで、近
時、被測定物を加熱して、被測定物中の水分を気化さ
せ、この気化した水分を捕集,計量することで被測定物
中の水分量を測定する水分計が提案されている。ところ
が、このような水分計においても、以下に説明する技術
的課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述した水
分計計では、通常、加熱ゾーンと非加熱ゾーンが設けら
れた加熱部内に被測定物を挿入し、密閉した加熱部内に
外部からキャリアガスを導入しながら、被測定物を加熱
し、被測定物から離脱した気化水分をキャリアガスに携
行させて、その後、気化水分の捕集,計量が行われる。
【0005】ところで、このような構成の水分計では、
測定に先立って、加熱部内の空気をキャリアガスに置換
する必要があるが、この場合に、測定能率を考慮する
と、加熱部の非加熱ゾーンに被測定物を位置させた状態
で密閉し、加熱部内の空気を置換させながら、被測定物
を加熱ゾーンに移動させることが望ましい。ところが、
このような状態で被測定物を移動させようとすると、加
熱温度との関係で加熱部内に移動機構を設置することが
難しいので、外部から被測定物を非接触状態で移動させ
ることになるが、例えば、無線による遠隔制御では、構
成および制御が複雑になり、簡単な構成でしかも制御が
簡単な搬送装置が希求されていた。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、構
成および制御が簡単な水分計用搬送装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、外部からキャリアガスを導入する気体導
入部と、この気体導入部からのキャリアガスを導入し
て、密閉状態で被測定物を加熱する加熱部と、この加熱
部から導出されるキャリアガスから気化水分を捕集する
水分収集部と、前記水分収集部の増加重量を検出する電
子天秤ユニットとを備えた水分計用の搬送装置におい
て、前記被測定物を載置収納して、前記加熱部内に設置
されるキャリアと、このキャリアの移動機構とを備え、
前記キャリアは、前後方向に設けられ、少なくとも一方
が磁石で構成された一対のローラを有し、前記移動機構
は、前記加熱部の長手軸方向に沿って、その外周に設置
されたガイドレールと、このガイドレールに移動自在に
支持された可撓性ラックと、このラックに固設され、前
記加熱部の外周に位置し、前記磁石で構成されたローラ
を吸引する吸引アームと、前記ラックと噛合するピニオ
ンと、このピニオンを回転駆動するモータとを有するこ
とを特徴とする。
【0008】前記ラックは、そのギア面が下方になるよ
うに前記ガイドレールに装着することができる。また、
前記吸引アームは、先端側が前記加熱部の外周に位置
し、基部が前記ラックに固設される略Y字形に形成さ
れ、前記先端側に前記ローラを吸引する磁石片を固設す
ることができる。
【0009】
【作用】上記構成の水分計用搬送装置によれば、被測定
物を載置収納して、加熱部内に設置されるキャリアと、
このキャリアの移動機構とを備え、前記キャリアは、前
後方向に設けられ、少なくとも一方が磁石で構成された
一対のローラを有し、前記移動機構は、加熱部の長手軸
方向に沿って、その外周に設置されたガイドレールと、
このガイドレールに移動自在に支持された可撓性ラック
と、このラックに固設され、前記加熱部の外周に位置
し、前記磁石で構成されたローラを吸引する吸引アーム
と、前記ラックと噛合するピニオンと、このピニオンを
回転駆動するモータとを有しているので、ピニオンをモ
ータで回転駆動すると、ラックが加熱部の長手軸方向に
設けられたガイドレールに沿って移動し、このラックの
移動に伴って、吸引アームが移動する。
【0010】このとき、吸引アームは、加熱部内に設置
されたキャリアの磁石で構成されたローラを吸引してい
るので、吸引アームの移動に伴ってキャリアが非接触状
態で移動する。請求項2の構成によれば、ラックは、そ
のギア面が下方になるようにガイドレールに装着されて
いるので、ギア面にゴミなどの異物が付着し、円滑な作
動を阻害することが回避される。請求項3の構成によれ
ば、吸引アームは、先端側が加熱部の外周に位置し、基
部がラックに固設される略Y字形に形成され、前記先端
側に前記ローラを吸引する磁石片を固設しているので、
キャリアの磁石と移動機構の磁石片とを近接配置するこ
とが可能になる。
【0011】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1から図6は、本発明に
かかる水分計用搬送装置の一実施例を示している。図1
は、本発明の搬送装置が適用される水分計の流体系の経
路および機能ブロック図であって、同図に示す水分計
は、キャリアガスAを生成する気体導入部10と、この
気体導入部10からのキャリアガスAを導入して被測定
物Xを加熱する加熱部12と、この加熱部12から導出
されるキャリアガスBから気化水分を捕集する水分収集
部14と、前記水分収集部14の増加重量を検出する公
知の電磁平衡式天秤ユニット16とを備えている。
【0012】そして、水分収集部14の前段に前記キャ
リアガスB中の気化水分以外の気化物を吸着除去するフ
ィルター18が設けられている。気体導入部10は、空
気ポンプ10aと、この空気ポンプ10aから供給され
る空気と、外部から供給される乾燥した窒素N2 (He
などの不活性ガスであってもよい)とを切替える電磁バ
ルブ10bと、この電磁バルブ10bから送出される混
合または単独気体Cを乾燥して、キャリアガスAを生成
するデシケータユニット10cと、加熱部12に供給す
るキャリアガスAの流量を制御するニードルバルブ10
dと、加熱部12に供給するキャリアガスAの流量を検
出するフローセンサ10eとから構成されている。
【0013】図2は、加熱部12および搬送装置20の
断面図である。同図に示す加熱部12は、一端が開口し
た円筒状の加熱管12aを有していて、この加熱管12
aは、複数の支持板12bにより支持されている。ま
た、加熱管12aには、その長手軸方向を略2等分する
ようにして、加熱ゾーンaと非加熱ゾーンbとが設けら
れていて、加熱ゾーンaに相当する部分に、その外周を
被うようにして面状のヒータ12cが捲回固定されてい
る。
【0014】さらに、加熱管12aの開口端には、角形
の扉受け板12dが固設され、扉受け板12dの下端に
は、加熱管12aの開口端を開閉する扉12eが螺着さ
れている。そして、扉12eの内面には、加熱管12a
の開口端に当接する耐熱製クッション材12fと、この
クッション材12fの表面を被う耐熱性であって、か
つ、非通気性のカバー12gが貼着されている。
【0015】加熱管12aの加熱ゾーンaの後端側に
は、気体導入部10のフローセンサ10eと連通するキ
ャリアガスAの導入口12hが設けられているととも
に、加熱管12aの非加熱ゾーンbの略中央には、加熱
管12aを貫通する透孔12iが穿設されており、この
透孔12iにフィルター18が固設されており、加熱部
12から導出されるキャリアガスBが、フィルター18
内に導かれる。
【0016】被測定物Xは、扉12eを開けた状態で、
まず、加熱管12aの非加熱ゾーンbに導入され、扉1
2eで閉塞した後に、加熱ゾーンaに搬送装置20で移
送され、ここでヒータ12cにより熱が加えられる。搬
送装置20は、キャリア22と、キャリア22の移動機
構24とから構成されている。キャリア22の詳細を図
3に示している。同図に示すキャリア22は、略長方形
に形成されたフレーム22aと、このフレーム22aの
短辺側に回転可能に支持された一対の前後ローラ22
b,22cと、前記フレーム22aに外周部が係止さ
れ、被測定物Xを載置収納する耐熱性容器22dとから
構成されている。
【0017】キャリア22のフレーム22aと後ローラ
22cは、非磁性材であるステンレスで構成され、前ロ
ーラ22bは、永久磁石から構成されている。なお、後
ローラ22cは、必ずしも永久磁石で構成する必要はな
いが、永久磁石であってもよい。図2および図4,5に
は、このように構成されたキャリア22の移動機構24
を示している。同図に示す移動機構24は、加熱管12
aの非加熱ゾーンbの外周に設置された吸引アーム24
aと、加熱管12aの下方にあって、その長手軸方向に
沿って延びる略逆凹形断面のガイドレール24bと、ガ
イドレール24bの下面側に移動自在に嵌合された可撓
性のラック24cと、このラック24cに噛合するピニ
オン24dと、ピニオン24dを回転駆動するギアード
モータ24eとを有している。
【0018】ラック24cは、この実施例では、そのギ
ア面が下方になるようにガイドレール24bに装着され
ている。吸引アーム24aは、略Y字形に形成された取
付板24fと、取付板24fの先端側内面に固着された
マグネット片24gとを備えていて、取付板24fの基
部内面側にガイドレール24bとラック24cとが挿入
され、取付板24fの基部がラック24cに固設されて
いる。ガイドレール24bは、加熱部12の外周を被う
上下ケース26,28の、下ケース28上に複数の固定
具24hにより支持されている。
【0019】また、ガイドレール24bの上面側には、
キャリア22の移動ストロークに対応して、吸引アーム
24aの位置を検出する一対のリミットスイッチ24i
が設置されている。なお、図2において、符号30で示
した部材は、加熱管12aの外周に捲回されたヒータ1
2cの外周を被う保護筒である。フィルター18は、上
端が開口した中空筒状のホルダー18aと、このホルダ
ー18aの下端中央に突設された中空筒状の挿入部18
bと、ホルダー18a内にに充填される吸着剤(図示省
略)と、ホルダー18aの上端に螺着されるキャップ1
8cとを有している。このように構成されたフィルター
18は、挿入部18bを加熱管12aの上部に穿設され
た透孔12i内に挿入し、溶接などにより固設すること
により取り付けられる。
【0020】そして、キャップ18cに設けられた突起
部18dにコネクタ32を接続することにより、チュー
ブ34を介してフィルター18と水分収集部14とが連
通接続される。なお、フィルター18内に充填される吸
着剤は、被測定物Xを加熱した際に、発生する気化水分
以外の気化物を吸着除去するものであって、例えば、有
機物や無機物などによって適宜選択され、例えば、活性
炭が好適に用いられる。
【0021】図6は、水分収集部14の詳細を示してい
る。同図に示す水分収集部14は、上記チューブ34の
一端が接続されるセル台14aと、気化水分を吸着する
吸着剤14b、例えば、ゼオライトが充填されるセル本
体14cとを有している。セル台14aには、その側面
にチューブ34の装着用のコネクタ部14dが固設さ
れ、内部に下端が閉塞された孔部14eが設けられてい
る。
【0022】また、セル台14aの下端面には、下方に
突出する筒状突起14fが一体に形成されていて、この
筒状突起14fは、その下端が電磁平衡式の電子天秤ユ
ニット16の荷重伝達軸16aの上端に当接され、水分
収集部14の荷重が電子天秤ユニット16に伝達され
る。セル本体14cは、上下端が開口した略中空円筒状
のものであって、セル台14aの孔部14e内に、複数
段に設置されたパッキン14gを介在させて挿入される
細径の挿入部14hが、下端に一体に形成されている。
セル本体14cの内部には、吸着剤14bの脱落防止用
メッシュ14iが挿入され、上端側には、パッキン14
jを保持したキャップ14kが装着される。キャツプ1
4kには、その上端側に水平方向を指向して、対称に配
置された複数の排出口14lが設けられている。
【0023】次に、上記構成の水分計により被測定物X
の水分量を測定する際の操作について説明する。被測定
物Xの水分量の測定では、まず、被測定物Xをキャリア
22の容器22d内に収納し、扉12eを開けた状態
で、まず、加熱管12aの非加熱ゾーンbに導入し、扉
12eで閉塞した後に、気体導入部10からキャリアガ
スAを加熱管12a内に導入しながら移動機構24が始
動される。移動機構24のギアードモータ24eを駆動
すると、ピニオン24dに噛合したラック24cが加熱
管12aの加熱ゾーンa側に移動する。
【0024】この移動に伴って吸引アーム24aも加熱
管12aの加熱ゾーンa側に移動するが、このときマグ
ネット片24gがキャリア22の前ローラ22bを吸引
しているので、吸引アーム24aの移動に伴って、キャ
リア22も加熱管12aの加熱ゾーンa側に移動する。
そして、キャリア22が完全に加熱ゾーンa内に移動す
ると、これをリミットスイッチ24iで検出して、ギア
ードモータ24eの回転駆動が停止される。
【0025】なお、被測定物Xの加熱が終了した場合に
は、上記と逆の操作が行われ、扉12eを開くことによ
り、燃焼した被測定物Xの残渣を加熱管12a内から取
り出すことができる。そして、加熱管12a内の空気が
キャリアガスAで完全に置換されたならば、加熱部12
のヒータ12cに通電して、非測定物Xが加熱される。
【0026】加熱により被測定物Xから気化して離脱し
た水分および水分以外の気化物は、キャリアガスAに携
行され、透孔12iからキャリアガスBとして導出され
る。このようにして導出されたキャリアガスBは、フィ
ルター18内に導入され、キャリアガスBに携行されて
いる気化水分以外の気化物は、フィルター18内に充填
されている吸着剤に吸着されて、キャリアガスBから除
去される。
【0027】そして、気化水分以外の気化物が除去され
たキャリアガスは、次に、水分収集部14内に導入さ
れ、セル14c内に充填されている吸着剤14bにより
気化水分が吸着保持され、この吸着剤14bが気化水分
を吸着保持することにより増加した重量を電子天秤ユニ
ット16で検出することにより、被測定物Xの水分量が
求められる。
【0028】さて、以上のように構成された水分計用の
搬送装置20では、非接触で加熱管12aの外部からキ
ャリア22を移動させることができるとともに、吸引ア
ーム24aが固設されたラック24cを、ピニオン24
dを回転駆動することにより移動させ、このラック24
cの移動に伴って磁石の吸引力を利用してキャリア22
を移動させる構成なので、制御および構造も簡単にな
る。
【0029】また、ラック24cは、そのギア面が下方
になるようにガイドレール24bに装着されているの
で、ギア面にゴミなどの異物が付着し、円滑な作動を阻
害することが回避される。さらに、吸引アーム24a
は、先端側が加熱部の外周に位置し、基部がラックに固
設される略Y字形に形成され、先端側に前ローラ22b
を吸引するマグネット片24gを固設しているので、キ
ャリア22の磁石と移動機構24のマグネット片24g
とを近接配置することが可能になり、磁石間に発生する
磁力線の影響範囲を狭くすることができるとともに、マ
グネット片24gに希土類磁石を採用することなどによ
り、比較的小さいものでキャリア22を円滑に移動すこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる水分計用搬送装置によれば、構成および
制御が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置が適用される水分計の機能構
成ブロック図である。
【図2】同水分計の要部断面図である。
【図3】本発明の搬送装置のキャリアの一例を示す斜視
図である。
【図4】本発明の搬送装置の移動機構の一例を示す要部
斜視図である。
【図5】図5の断面図である。
【図6】図1に示した水分計の水分収集部の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 気体導入部 10c デシケータユニット 10e フローセンサ 12 加熱部 12a 加熱管 12c ヒータ 12h 導入口 14 水分収集部 16 電子天秤ユニット 18 フィルター 20 搬送装置 22 キャリア 22b 前ローラ 22c 後ローラ 24 移動機構 24a 吸引アーム 24b ガイドレール 24c ラック 24d ピニオン 24e モータ A キャリアガス B キャリアガス C 混合気体 X 被測定物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアガスを生成する気体導入部と、
    この気体導入部からキャリアガスを導入して、密閉状態
    で被測定物を加熱する加熱部と、この加熱部から導出さ
    れるキャリアガスから気化水分を捕集する水分収集部
    と、前記水分収集部の増加重量を検出する電子天秤ユニ
    ットとを備えた水分計用の搬送装置において、 前記被測定物を載置収納して、前記加熱部内に設置され
    るキャリアと、このキャリアの移動機構とを備え、 前記キャリアは、前後方向に設けられ、少なくとも一方
    が磁石で構成された一対のローラを有し、 前記移動機構は、前記加熱部の長手軸方向に沿って、そ
    の外周に設置されたガイドレールと、このガイドレール
    に移動自在に支持された可撓性ラックと、このラックに
    固設され、前記加熱部の外周に位置し、前記磁石で構成
    されたローラを吸引する吸引アームと、前記ラックと噛
    合するピニオンと、このピニオンを回転駆動するモータ
    とを有することを特徴とする水分計用搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ラックは、そのギア面が下方になる
    ように前記ガイドレールに装着されていることを特徴と
    する請求項1記載の水分計用搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記吸引アームは、先端側が前記加熱部
    の外周に位置し、基部が前記ラックに固設される略Y字
    形に形成され、前記先端側に前記ローラを吸引する磁石
    片が固設されていることを特徴とする請求項2記載の水
    分計用搬送装置。
JP15743193A 1993-06-28 1993-06-28 水分計用搬送装置 Withdrawn JPH0712700A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7419010B2 (en) 2005-03-15 2008-09-02 Hideo Yoshida Seal breaking apparatus of gas cylinder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7419010B2 (en) 2005-03-15 2008-09-02 Hideo Yoshida Seal breaking apparatus of gas cylinder

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