JPH0712574B2 - 停止切断機能付き揺動形フライングシヤ - Google Patents

停止切断機能付き揺動形フライングシヤ

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JPH0712574B2
JPH0712574B2 JP15784886A JP15784886A JPH0712574B2 JP H0712574 B2 JPH0712574 B2 JP H0712574B2 JP 15784886 A JP15784886 A JP 15784886A JP 15784886 A JP15784886 A JP 15784886A JP H0712574 B2 JPH0712574 B2 JP H0712574B2
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光生 佐竹
幸雄 大竹
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続的にストリツプを処理する精整設備などに
使用される揺動形フライングシヤに係り、特に、走間切
断と停止切断を容易に切り変えるのに好適な、揺動形フ
ライングシヤに関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭56−52121号公報に記載のよう
に、主クランク軸と揺動クランク軸に位相変換装置を設
け、主クランク軸に対する揺動クランク軸の位相を、二
段階にセツト可能とすることにより、走間切断と停止切
断を切り変え可能としていた。
特開昭56−52121号公報では、(1)揺動クランク軸は
主クランク軸より歯車列を介して連結されており、走間
切断・停止切断のいずれにおいても揺動軸は回転する。
(2)揺動軸はクランク軸となつており回転によりクラ
ンク運動をし、走間切断・停止切断のいずれにも、上・
下刃物台の運動は基本的な揺動になる。(3)走間切断
より停止切断への切り変えには、揺動軸クランク位置の
位相変換機構を採用しており、さらに、このための駆動
装置を備えている。(4)揺動軸を回転させるための歯
車列の採用。などが基本構成となつていた。
しかし、前述の公知例では、(1)揺動クランク軸の回
転を必要としない方法。(2)揺動クランク軸のクラン
ク運動を必要としない方法。(3)揺動軸クランクの位
相変換を必要としない方法。(4)歯車列に代る簡便な
動力伝達方法。などについては言及されていなかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、揺動クランク軸に回転・クランク運動
をさせることなく、主クランク軸と揺動クランク軸の関
係において、位相変換装置を必要とせず歯車列に変わる
簡便な動力伝達方法などについては言及されていなかつ
た。
本発明は従来技術の公知例とは別個の独自の技術として
考案されたものではあるが、従来技術と比較してみる
と、主クランク軸に揺動クランク軸に関連する新たなク
ランクを設け、揺動クランク軸ではクランクを廃止して
動力伝達軸とし、主クランク軸と揺動クランク軸の関連
では歯車列で廃止してリンク・レバー機構とし、更に、
揺動クランク軸の一端に動力着脱機構を設け揺動クラン
ク軸の揺動を固定することを可能にした。
本発明の目的は、連続的にストリツプを処理する精整設
備などに使用される揺動形フライングシヤにおいて、上
記機構を採用し、フライングカツトとストツプカツトの
切り変えを簡便で容易にした、揺動形フライングシヤを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上・下刃物台を揺動させる機構において、上
・下刃物台を上下させるクランク軸の一部に上刃物台ク
ランク位置と同一方向の位相を持つクランクR3を設け、
このクランクよりリンク・レバーを介した揺動軸を配置
し、さらに、この揺動軸よりリンクを介して上刃物台に
連結したリンク機構を採用したことにより、揺動軸を回
転させることなく揺動させるのみで上下刃物台を揺動さ
せうる機構とした。
揺動軸とレバーの一部にギヤークラツチなどの動力伝達
及び遮断装置を設け、フライングカツト時には動力伝達
方向にクラツチを係合させ、ストツプカツト時には動力
遮断方向にクラツチを係合させる機構を採用し、フライ
ングカツトとストツプカツトの切り変えを簡便に行なえ
うるようにした。
さらに、揺動軸の一部にギヤクラツチなどによる揺動軸
固定装置を設け、フライングカツト時には、クラツチ解
除、ストツプカツト時には、クラツチを固定させる機構
を採用したことにより、フライングカツトとストツプカ
ツトの切り変えを確実にし、ストツプカツト時には揺動
軸は回転も揺動もしないようにした。
本実施例によれば、 1) フライングカツト,ストツプカツトのいずれに
も、揺動軸の回転・クランク運動を必要とせず、 2) フライングカツトとストツプカツトの切り変えに
位相変換装置を必要とせず、 3) ストツプカツト時には、揺動軸を駆動せずに固定
した、 4) クランク軸から揺動軸への動力伝達に歯車列に代
わる簡便な機構を採用した、 停止切断機能を備えた、揺動形フライングシヤを提供す
ることが出来る。
〔作用〕
以下、本発明の特長について説明する。
1) 上・下刃物台を揺動させる機構において、上・下
刃物台を上下させるクランク軸の一部にクランクR3を設
け、このクランクによりリンク・レバーを介して揺動軸
を配置する。さらに、この揺動軸をレバー・リンクを介
して上刃物台に連結したこと、これにより、クランク軸
を回転させることにより、揺動軸を回転させることなく
揺動させるのみで、上・下刃物台を揺動させる機構とし
たこと。
2) 揺動軸とレバーの一部に、ギヤークラツチなどの
動力伝達および遮断装置を設け、フライングカツト時に
は動力伝達方向にクラツチを係合させ、ストツプカツト
時には、動力遮断方向にクラツチを係合させる装置とし
た。これにより、フライングカツト時には、従来と同様
に上・下刃物台を揺動軸を介して揺動させる。ストツプ
カツト時には、上・下刃物台は揺動軸とは無関係に揺動
させることなく、上・下させうる。これによりフライン
グカツトとストツプカツトの切り換えが簡便に行なえ
る。
3) さらに、揺動軸の一部にギヤクラツチなどによる
揺動軸固定装置を設け、フライングカツト時にはクラツ
チ解除、ストツプカツト時にはクラツチを固定させる機
構とした。これにより、フライングカツトとストツプカ
ツトの切換えを確実にし、ストツプカツト時には、揺動
軸は回転も揺動もしないようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図により説
明する。
第1図で、揺動形フライングシヤは、上刃物3を装着し
た上刃物台1、下刃物4を装着した下刃物台2、全体を
軸支するベース5、上・下刃物台1,2を上・下させるク
ランク軸6、上・下刃物台1,2を揺動させる機構の一部
をなす揺動軸9、クランク軸6と揺動軸9を接続するリ
ンク7,レバー8、揺動軸9と上刃物台1を接続するレバ
ー10,リンク11などからなり、クランク軸6・揺動軸9
はベース5上に軸支してある。クランク軸6の一部に
は、上刃物台1と係合するクランクR1,下刃物台2と係
合するクランクR2が形成してある。クランク軸6と揺動
軸9との関連において、レバー8の一部にクラツチA12
を揺動軸9に軸支し、クラツチB13を揺動軸9に固着
し、シフターリングA14をクラツチA・B12・13に係合し
てある。揺動軸9の軸端部にはクラツチC15を固着し、
さらに、クラツチD16をクラツチC15と独立し、ベース5
上に設置し、シフターリングB17をクラツチC・D15・16
に係合してある。
本図はフライングカツトの状態を示した図である。クラ
ンク軸6を駆動回転させることにより、上刃物台1は下
降および上昇、下刃物台2は上昇および下降の運動を連
続する。また、リンク7,レバー8,レバー10,リンク11の
長さを適切に設定することにより、クランク軸6の回転
はクラツチA12,シフターリングA14,クラツチB13を介し
て上刃物台1に伝達され、上刃物台1は揺動運動をす
る。
第2図では、リンク7とクランク軸6との係合は、クラ
ンクR3を設けて連結してある。クランクR3はフライング
シヤを揺動させるためのもので、ストリツプの速度と切
断長さから決まるものである。
第3図,第4図は、フライングカツトの状態を示した図
で、シフタリングA14は、レバー18,油圧シリンダA19を
作動させることにより、クラツチA・B12・13に係合す
る。シフターリングB17は、レバー20,油圧シリンダB21
を作動させることにより、クラツチC・D15・16に係合
するようにしてある。フライングカツト時には、シフタ
ーリングA14は、クラツチA・B12・13に直接係合させ、
シフターリングB17はクラツチD16に直接係合させてお
く。このようにすると、図示しないクランク軸6の動力
は、リンク7,レバー8,クラツチA12,シフターリングA14,
クラツチB13を介して揺動軸9に伝達され、さらに、フ
ライングシヤ本体を揺動させることになる。この時動力
はクラツチD16側へ伝達されないのは、当然である。次
にストツプカツトの状態を説明する。この時、シフタリ
ングA14は、クラツチD13に係合させ、シフタリングB17
はクラツチC15に係合させる。このようにするとクラン
ク軸6の動力は、レバー8,クラツチAが揺動軸9に軸支
してあるため、揺動軸9に伝達されない。シフターリン
グB17をクラツチC15に係合させるのは、揺動軸9が回転
すると、フライングシヤに揺動変位を与えることによ
り、回転させないようにするためである。
第5図,第6図では、クランク軸6を矢印Nの方向に回
転させると、クランクR3には速度v1が発生する。速度v1
はリンク機構の関係で、レバー8の速度v2,レバー10の
速度v3,上刃物台1の速度v4と伝達される。この結果、
フライングシヤ−本体は揺動運動する。第6図はストツ
プカツトの状態であるがレバー8と揺動軸9との縁が切
れているため、クランク軸6を矢印Nを方向に回して
も、クランクR3の速度v1は上刃物台1に伝達されない。
この結果、フライングシヤ−本体は揺動せず、クランク
R1・R2の上・下運動のみとなり、ストツプカツトが可能
となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1)フライングカツト・ストツプカツ
トのいずれも、揺動軸の回転・クランク運動を必要とせ
ず、2)フライングカツトとストツプカツトの切断パタ
ーンの切り変えにおいて、位相変換装置を用いず、3)
ストツプカツト時に、揺動軸は駆動せず固定でき、4)
クランク軸から揺動軸への動力伝達に歯車列に代わる機
構とした、構造が簡素で経済性の向上した、停止切断機
能を備えた揺動形フライングシヤを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は第1図の
側面図、第3図は本発明の一実施例の詳細説明図、第4
図は第3図の側面図、第5図は本発明のフライングカツ
トの原理図、第6図は本発明のストツプカツトの原理図
である。 1……上刃物台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園山 光吉 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭56−52121(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する位置に位相差をもたせたクランク
    軸により、刃物を内蔵した上刃物台及び下刃物台をそれ
    ぞれ上・下させ、かつ、前記上・下刃物台を揺動させる
    揺動機構を備え、上・下刃物を接触及び回避させること
    により切断を行なう揺動形フライングシヤにおいて、 前記クランク軸の一部に前記上刃物台のクランク位置と
    同一方向の位相をもつクランクを設け、前記クランクよ
    りリンク・レバーを介した揺動軸の一部にギヤークラツ
    チなどの動力伝達及び遮断装置を設け、前記揺動軸を固
    定することにより走間切断から停止切断への切断パター
    ンの変更を可能にしたことを特徴とする停止切断機能付
    き揺動形フライングシヤ。
JP15784886A 1986-07-07 1986-07-07 停止切断機能付き揺動形フライングシヤ Expired - Lifetime JPH0712574B2 (ja)

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JPS6316918A JPS6316918A (ja) 1988-01-23
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JP2013022618A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Kobe Steel Ltd 条鋼圧延設備における圧延材のコブリング処理方法

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