JPH07124136A - Mrイメージング装置 - Google Patents
Mrイメージング装置Info
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- JPH07124136A JPH07124136A JP5296158A JP29615893A JPH07124136A JP H07124136 A JPH07124136 A JP H07124136A JP 5296158 A JP5296158 A JP 5296158A JP 29615893 A JP29615893 A JP 29615893A JP H07124136 A JPH07124136 A JP H07124136A
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- Japan
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- pulse
- magnetic field
- echo signals
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デュアルコントラスト高速イメージング法に
よりT2強調画像のS/N比の劣化を招くことなしにぼ
やけのないプロトン密度強調画像を得る。 【構成】 90°パルスに引き続いて4個の180°パ
ルスを加え、それぞれの180°パルスの後にそれぞれ
スピンエコー信号(第2、第4〜第6の信号)を発生さ
せるとともに、最初の180°パルスと2番目の180
°パルスとの間に加える読み出し用のGxパルスをスイ
ッチしてこの間で2つのグラジェントエコー信号(第
1、第3の信号)をも発生させるようにし、第1〜第3
の信号をプロトン密度強調画像を形成するために、第4
〜第6の信号をT2強調画像を形成するために、それぞ
れ用いる。
よりT2強調画像のS/N比の劣化を招くことなしにぼ
やけのないプロトン密度強調画像を得る。 【構成】 90°パルスに引き続いて4個の180°パ
ルスを加え、それぞれの180°パルスの後にそれぞれ
スピンエコー信号(第2、第4〜第6の信号)を発生さ
せるとともに、最初の180°パルスと2番目の180
°パルスとの間に加える読み出し用のGxパルスをスイ
ッチしてこの間で2つのグラジェントエコー信号(第
1、第3の信号)をも発生させるようにし、第1〜第3
の信号をプロトン密度強調画像を形成するために、第4
〜第6の信号をT2強調画像を形成するために、それぞ
れ用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NMR(核磁気共
鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージン
グ装置に関し、とく高速イメージング法により画像を得
るMRイメージング装置に関する。
鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージン
グ装置に関し、とく高速イメージング法により画像を得
るMRイメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MRイメージング装置におい
て、1回の繰り返し時間内に複数個のエコー信号を発生
させ、それらのエコー信号から得たデータを生データ空
間(k空間)上の異なるラインのデータとしてk空間上
に配置することによって、全体の繰り返し回数を減少さ
せて高速化を図る高速イメージング法が知られている。
また、この高速イメージング法において1回の繰り返し
時間内に発生させられる複数のエコー信号のうち前半の
エコー信号からプロトン密度強調画像を、後半のエコー
信号からT2強調画像を得るデュアルコントラスト高速
イメージング法も知られている。
て、1回の繰り返し時間内に複数個のエコー信号を発生
させ、それらのエコー信号から得たデータを生データ空
間(k空間)上の異なるラインのデータとしてk空間上
に配置することによって、全体の繰り返し回数を減少さ
せて高速化を図る高速イメージング法が知られている。
また、この高速イメージング法において1回の繰り返し
時間内に発生させられる複数のエコー信号のうち前半の
エコー信号からプロトン密度強調画像を、後半のエコー
信号からT2強調画像を得るデュアルコントラスト高速
イメージング法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデュアルコントラスト高速イメージング法の場合、
プロトン密度強調画像がぼやけるという問題がある。こ
れは、エコー信号の信号減衰関数はほぼexp(−t/
T2)形となっているため、前半(励起RFパルス直
後)のエコー信号間で信号強度差が大きくなることが原
因である。これを回避するため、エコー時間間隔を短く
することも考えられるが、そうすると、A/Dサンプリ
ングの時間間隔を短くしなければならず、周波数帯域が
広くなることにより結果としてノイズ成分が増え、とく
に後半の信号強度の弱いエコー信号から作るT2強調画
像のS/N比の劣化を招く。さらにそのような問題を招
かないように前半部分でのみエコー時間間隔を短くする
ことも考えられるが、その場合静磁場の不均一等によっ
てプライマリエコーとスティミュレイテッドエコーの信
号ピークがずれ、画像のアーティファクトの原因とな
る。
うなデュアルコントラスト高速イメージング法の場合、
プロトン密度強調画像がぼやけるという問題がある。こ
れは、エコー信号の信号減衰関数はほぼexp(−t/
T2)形となっているため、前半(励起RFパルス直
後)のエコー信号間で信号強度差が大きくなることが原
因である。これを回避するため、エコー時間間隔を短く
することも考えられるが、そうすると、A/Dサンプリ
ングの時間間隔を短くしなければならず、周波数帯域が
広くなることにより結果としてノイズ成分が増え、とく
に後半の信号強度の弱いエコー信号から作るT2強調画
像のS/N比の劣化を招く。さらにそのような問題を招
かないように前半部分でのみエコー時間間隔を短くする
ことも考えられるが、その場合静磁場の不均一等によっ
てプライマリエコーとスティミュレイテッドエコーの信
号ピークがずれ、画像のアーティファクトの原因とな
る。
【0004】この発明は、上記に鑑み、デュアルコント
ラスト高速イメージング法によりT2強調画像のS/N
比の劣化を招くことなしにぼやけのないプロトン密度強
調画像を得ることができるように改善した、MRイメー
ジング装置を提供することを目的とする。
ラスト高速イメージング法によりT2強調画像のS/N
比の劣化を招くことなしにぼやけのないプロトン密度強
調画像を得ることができるように改善した、MRイメー
ジング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
RFパルスを制御し、1個の励起パルスを加えた後順次
複数個の180゜パルスを加えることにより複数個のス
ピンエコー信号を発生させ、さらにこれに加えて、上記
の1個の励起パルス印加より始まる1回の繰り返し時間
の前半において、読み出し用傾斜磁場パルスを印加する
ことによりグラジェントエコー信号を発生させ、この前
半の各エコー信号から1つのk空間に配置される各ライ
ンのデータが、後半の各エコー信号から1つのk空間に
配置される各ラインのデータが、それぞれ収集されるよ
うに上記の位相エンコード用傾斜磁場を制御することが
特徴となっている。
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
RFパルスを制御し、1個の励起パルスを加えた後順次
複数個の180゜パルスを加えることにより複数個のス
ピンエコー信号を発生させ、さらにこれに加えて、上記
の1個の励起パルス印加より始まる1回の繰り返し時間
の前半において、読み出し用傾斜磁場パルスを印加する
ことによりグラジェントエコー信号を発生させ、この前
半の各エコー信号から1つのk空間に配置される各ライ
ンのデータが、後半の各エコー信号から1つのk空間に
配置される各ラインのデータが、それぞれ収集されるよ
うに上記の位相エンコード用傾斜磁場を制御することが
特徴となっている。
【0006】
【作用】1個の励起パルスを加えた後順次複数個の18
0゜パルスを加えることにより複数個のスピンエコー信
号が発生させられる。さらに、この1個の励起パルス印
加より始まる1回の繰り返し時間の前半においては、グ
ラジェントエコー信号を発生させるための読み出し用傾
斜磁場パルスを印加する。すると、1回の繰り返し時間
の前半において信号強度の大きい複数個のエコー信号を
短い時間間隔で得ることができる。したがって、この信
号強度の大きい複数個のエコー信号からプロトン密度強
調画像を作成することが可能となり、またこれらは短い
時間間隔で得られるため、エコー信号間で信号強度差が
大きくなることを避けることができる。1繰り返し時間
の後半では複数個のスピンエコー信号が得られるが、1
繰り返し時間の最初の励起パルスからはある程度時間が
経過しているので、それらのエコー信号に組織によるT
2緩和の差を反映させることになる。そのため、この後
半の複数個のスピンエコー信号からT2強調画像を再構
成することができる。そこで、位相エンコード用傾斜磁
場パルスを印加することによって、前半で得られる複数
個のエコー信号に、適当な位相エンコードを施してこれ
らの信号から得られたデータをk空間に配置して2次元
フーリエ変換すればプロトン密度強調画像を得ることが
でき、また後半で得られる複数個のエコー信号に、適当
な位相エンコードを施してこれらの信号から得られたデ
ータをk空間に配置して2次元フーリエ変換すればT2
強調画像を得ることができる。
0゜パルスを加えることにより複数個のスピンエコー信
号が発生させられる。さらに、この1個の励起パルス印
加より始まる1回の繰り返し時間の前半においては、グ
ラジェントエコー信号を発生させるための読み出し用傾
斜磁場パルスを印加する。すると、1回の繰り返し時間
の前半において信号強度の大きい複数個のエコー信号を
短い時間間隔で得ることができる。したがって、この信
号強度の大きい複数個のエコー信号からプロトン密度強
調画像を作成することが可能となり、またこれらは短い
時間間隔で得られるため、エコー信号間で信号強度差が
大きくなることを避けることができる。1繰り返し時間
の後半では複数個のスピンエコー信号が得られるが、1
繰り返し時間の最初の励起パルスからはある程度時間が
経過しているので、それらのエコー信号に組織によるT
2緩和の差を反映させることになる。そのため、この後
半の複数個のスピンエコー信号からT2強調画像を再構
成することができる。そこで、位相エンコード用傾斜磁
場パルスを印加することによって、前半で得られる複数
個のエコー信号に、適当な位相エンコードを施してこれ
らの信号から得られたデータをk空間に配置して2次元
フーリエ変換すればプロトン密度強調画像を得ることが
でき、また後半で得られる複数個のエコー信号に、適当
な位相エンコードを施してこれらの信号から得られたデ
ータをk空間に配置して2次元フーリエ変換すればT2
強調画像を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。この発明の一実施
例にかかるMRイメージング装置は図1に示すように構
成されている。この図1において、マグネットアセンブ
リ11には、静磁場を発生するための主マグネットと、
この静磁場に重畳する傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイ
ルが含まれる。傾斜磁場は、傾斜磁場コイルにより、
X、Y、Zの3軸方向に磁場強度がそれぞれ傾斜するも
のとして発生させられる。これら3軸方向の傾斜磁場の
1つを選択し、あるいはそれらを組み合わせて、後述の
スライス選択用傾斜磁場、読み出し(及び周波数エンコ
ード)用傾斜磁場、位相エンコード用傾斜磁場とされ
る。ここでは後述のようにZ方向の傾斜磁場Gzをスラ
イス選択用傾斜磁場とし、X方向の傾斜磁場Gxを読み
出し用傾斜磁場、Y方向の傾斜磁場Gyを位相エンコー
ド用傾斜磁場としている。
図面を参照しながら詳細に説明する。この発明の一実施
例にかかるMRイメージング装置は図1に示すように構
成されている。この図1において、マグネットアセンブ
リ11には、静磁場を発生するための主マグネットと、
この静磁場に重畳する傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイ
ルが含まれる。傾斜磁場は、傾斜磁場コイルにより、
X、Y、Zの3軸方向に磁場強度がそれぞれ傾斜するも
のとして発生させられる。これら3軸方向の傾斜磁場の
1つを選択し、あるいはそれらを組み合わせて、後述の
スライス選択用傾斜磁場、読み出し(及び周波数エンコ
ード)用傾斜磁場、位相エンコード用傾斜磁場とされ
る。ここでは後述のようにZ方向の傾斜磁場Gzをスラ
イス選択用傾斜磁場とし、X方向の傾斜磁場Gxを読み
出し用傾斜磁場、Y方向の傾斜磁場Gyを位相エンコー
ド用傾斜磁場としている。
【0008】この静磁場及び傾斜磁場が加えられる空間
には図示しない被検体が配置される。この被検体には、
励起RFパルスを被検体に照射するとともにこの被検体
で発生したNMR信号を受信するためのRFコイル12
が取り付けられている。
には図示しない被検体が配置される。この被検体には、
励起RFパルスを被検体に照射するとともにこの被検体
で発生したNMR信号を受信するためのRFコイル12
が取り付けられている。
【0009】マグネットアセンブリ11の傾斜磁場コイ
ルに加えられる傾斜磁場用電流は磁場制御回路21によ
って制御され、図2に示すような波形のパルスとされた
各傾斜磁場Gz、Gy、Gxが発生するようにされる。
RF発振回路31からのRF信号は振幅変調回路32で
振幅変調され、RF電力増幅器33を経てRFコイル1
2に加えられる。各傾斜磁場の波形及び振幅変調波形な
いしこれらのタイミングはシーケンスコントローラ52
により定められる。
ルに加えられる傾斜磁場用電流は磁場制御回路21によ
って制御され、図2に示すような波形のパルスとされた
各傾斜磁場Gz、Gy、Gxが発生するようにされる。
RF発振回路31からのRF信号は振幅変調回路32で
振幅変調され、RF電力増幅器33を経てRFコイル1
2に加えられる。各傾斜磁場の波形及び振幅変調波形な
いしこれらのタイミングはシーケンスコントローラ52
により定められる。
【0010】RFコイル12によって受信されたエコー
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のためのリファレンス
信号として上記のRF発振回路31からのRF信号が送
られている。位相検波によって得られた信号は、シーケ
ンスコントローラ52によって制御されたA/D変換器
43により所定のサンプリングタイミングでサンプルさ
れ、デジタルデータに変換される。このデータはコンピ
ュータ51に取り込まれる。コンピュータ51は、収集
したデジタルデータから画像を再構成する処理などを行
なうとともに、シーケンスコントローラ52を制御す
る。
信号は前置増幅器41を経て位相検波回路42に送られ
て位相検波される。この位相検波のためのリファレンス
信号として上記のRF発振回路31からのRF信号が送
られている。位相検波によって得られた信号は、シーケ
ンスコントローラ52によって制御されたA/D変換器
43により所定のサンプリングタイミングでサンプルさ
れ、デジタルデータに変換される。このデータはコンピ
ュータ51に取り込まれる。コンピュータ51は、収集
したデジタルデータから画像を再構成する処理などを行
なうとともに、シーケンスコントローラ52を制御す
る。
【0011】このようなMRイメージング装置におい
て、コンピュータ51及びシーケンスコントローラ52
の制御の下に図2に示すようなパルスシーケンスが行な
われる。この図2に示すパルスシーケンスは、デュアル
コントラスト高速イメージング法によるものである。ま
ず、1個の90°パルスを印加すると同時にスライス選
択用傾斜磁場Gzのパルスを加え、つぎに4個の180
°パルスをGzパルスとともに順次加えていく。この1
80°パルスの間隔は同じにする。
て、コンピュータ51及びシーケンスコントローラ52
の制御の下に図2に示すようなパルスシーケンスが行な
われる。この図2に示すパルスシーケンスは、デュアル
コントラスト高速イメージング法によるものである。ま
ず、1個の90°パルスを印加すると同時にスライス選
択用傾斜磁場Gzのパルスを加え、つぎに4個の180
°パルスをGzパルスとともに順次加えていく。この1
80°パルスの間隔は同じにする。
【0012】読み出し用のGxパルスは90°パルスと
最初の180°パルスとの間に加えた後、180°パル
スの各々の後に加え、これにより位相を揃えてエコー信
号を発生させるとともに、周波数エンコードを行なう。
最初の180°パルスと2番目の180°パルスとの間
では、このGxパルスは正負に2回スイッチすることに
より、この間で第1、第2、第3の3つのエコー信号を
発生させる。第1、第3のエコー信号はグラジェントエ
コーとなっており、第2のエコー信号はスピンエコーと
なっている。2番目の180°パルス以降では、このよ
うなGxパルスのスイッチは行なわず、単に一定の高さ
のGxパルスとし、通常のスピンエコーとなっている第
4、第5、第6のエコー信号を順次得る。
最初の180°パルスとの間に加えた後、180°パル
スの各々の後に加え、これにより位相を揃えてエコー信
号を発生させるとともに、周波数エンコードを行なう。
最初の180°パルスと2番目の180°パルスとの間
では、このGxパルスは正負に2回スイッチすることに
より、この間で第1、第2、第3の3つのエコー信号を
発生させる。第1、第3のエコー信号はグラジェントエ
コーとなっており、第2のエコー信号はスピンエコーと
なっている。2番目の180°パルス以降では、このよ
うなGxパルスのスイッチは行なわず、単に一定の高さ
のGxパルスとし、通常のスピンエコーとなっている第
4、第5、第6のエコー信号を順次得る。
【0013】この図2に示すパルスシーケンスでは、第
1、第2、第3のエコー信号で1つの画像を再構成し、
第4、第5、第6のエコー信号で他の1つの画像を再構
成する。つまり、第1、第2、第3のエコー信号から得
たデータを図3Aに示すように1つのk空間(生データ
空間)に配置し、第4、第5、第6のエコー信号から得
たデータを図3Bに示すように他の1つのk空間に配置
する。それに必要な位相エンコードを与えるため、位相
エンコード用のGyパルスを各エコー信号が発生する前
に印加する。180°パルスの直前に加えるGyパルス
はリワインド用であって、これにより180°パルス印
加時に位相をゼロに戻す。
1、第2、第3のエコー信号で1つの画像を再構成し、
第4、第5、第6のエコー信号で他の1つの画像を再構
成する。つまり、第1、第2、第3のエコー信号から得
たデータを図3Aに示すように1つのk空間(生データ
空間)に配置し、第4、第5、第6のエコー信号から得
たデータを図3Bに示すように他の1つのk空間に配置
する。それに必要な位相エンコードを与えるため、位相
エンコード用のGyパルスを各エコー信号が発生する前
に印加する。180°パルスの直前に加えるGyパルス
はリワインド用であって、これにより180°パルス印
加時に位相をゼロに戻す。
【0014】ここでは図3Aに示す領域R1の1つのラ
インのデータとなるような位相エンコードが施されるよ
うに第1のエコー信号に印加されるGyパルスの量を定
め、第2、第3のエコー信号についてもそれらが領域R
2、R3のラインのデータとなるようGyパルスの量を
定める。1繰り返し時間で領域R1の1ラインのデータ
と、領域R2の1ラインのデータと、領域R3の1ライ
ンのデータが得られることになる。繰り返し時間ごとに
各エコー信号に施す位相エンコード量を変化させること
により、各領域のすべてのラインのデータを収集する。
インのデータとなるような位相エンコードが施されるよ
うに第1のエコー信号に印加されるGyパルスの量を定
め、第2、第3のエコー信号についてもそれらが領域R
2、R3のラインのデータとなるようGyパルスの量を
定める。1繰り返し時間で領域R1の1ラインのデータ
と、領域R2の1ラインのデータと、領域R3の1ライ
ンのデータが得られることになる。繰り返し時間ごとに
各エコー信号に施す位相エンコード量を変化させること
により、各領域のすべてのラインのデータを収集する。
【0015】2番目の180°パルス以降に得られる3
つのスピンエコー信号についても同様で、1繰り返し時
間内でそれぞれ異なる位相エンコード量を施すことによ
り図3Bに示すk空間の領域R1〜R3の各々の1ライ
ンずつのデータを得るとともに、繰り返し時間ごとに位
相エンコード量を変化させて領域R1〜R3のすべてを
埋めるようなラインのデータを収集する。
つのスピンエコー信号についても同様で、1繰り返し時
間内でそれぞれ異なる位相エンコード量を施すことによ
り図3Bに示すk空間の領域R1〜R3の各々の1ライ
ンずつのデータを得るとともに、繰り返し時間ごとに位
相エンコード量を変化させて領域R1〜R3のすべてを
埋めるようなラインのデータを収集する。
【0016】そして、第1〜第3のエコー信号について
のA/Dサンプリング時間間隔は短く、第4〜第6のエ
コー信号についてのA/Dサンプリング時間間隔は長く
する。これは、第1〜第3のエコー信号が短い時間間隔
で生じるためでもあるが、この部分では信号強度が大き
いので広い周波数帯域で信号取り込みを行なってもS/
N比が悪化しないからである。これに対して、第4〜第
6のエコー信号は信号強度が弱く、広い周波数帯域でサ
ンプリングするとS/N比が悪くなる。そこで、この第
4〜第6のエコー信号についてはA/Dサンプリング時
間間隔を長くして狭い周波数帯域でサンプリングし、S
/N比が悪くならないようにしている。
のA/Dサンプリング時間間隔は短く、第4〜第6のエ
コー信号についてのA/Dサンプリング時間間隔は長く
する。これは、第1〜第3のエコー信号が短い時間間隔
で生じるためでもあるが、この部分では信号強度が大き
いので広い周波数帯域で信号取り込みを行なってもS/
N比が悪化しないからである。これに対して、第4〜第
6のエコー信号は信号強度が弱く、広い周波数帯域でサ
ンプリングするとS/N比が悪くなる。そこで、この第
4〜第6のエコー信号についてはA/Dサンプリング時
間間隔を長くして狭い周波数帯域でサンプリングし、S
/N比が悪くならないようにしている。
【0017】図3Aのk空間を埋めるように収集された
データを2次元フーリエ変換することにより得られる画
像はプロトン密度強調画像となるものであり、図3Bの
k空間を埋めるように収集されたデータを2次元フーリ
エ変換することにより得られる画像はT2強調画像とな
るものである。そのため、図3Aのk空間の中心の領域
R2に配置されるデータは、90°パルスからたとえば
約40ms以下という短い時間範囲で生じるエコー信号
から収集されたものとすべきである。このように90°
パルスから短い時間で生じるエコー信号はプロトン密度
をより反映したものとなるからである。これに対して、
図3のBのk空間の中心の領域R1に配置されるデータ
は、組織間でのT2緩和の差が大きくなるような、たと
えば90°パルスから90ms程度の時間で得られたエ
コー信号から収集されたものとすべきである。
データを2次元フーリエ変換することにより得られる画
像はプロトン密度強調画像となるものであり、図3Bの
k空間を埋めるように収集されたデータを2次元フーリ
エ変換することにより得られる画像はT2強調画像とな
るものである。そのため、図3Aのk空間の中心の領域
R2に配置されるデータは、90°パルスからたとえば
約40ms以下という短い時間範囲で生じるエコー信号
から収集されたものとすべきである。このように90°
パルスから短い時間で生じるエコー信号はプロトン密度
をより反映したものとなるからである。これに対して、
図3のBのk空間の中心の領域R1に配置されるデータ
は、組織間でのT2緩和の差が大きくなるような、たと
えば90°パルスから90ms程度の時間で得られたエ
コー信号から収集されたものとすべきである。
【0018】このようにプロトン密度強調画像は、1繰
り返し時間の前半で発生する第1、第2、第3のエコー
信号から収集したデータによって作られ、この期間では
信号強度がほぼexp(−t/T2)の関数で急激に減
衰するのであるが、上記の通り短い時間間隔で第1、第
2、第3のエコー信号を発生させているので、それらの
間の信号強度差を少なくすることができる。そのため、
プロトン密度強調画像がぼやけたものとなることを避け
ることができるとともに、信号強度が大きくてS/N比
が高いものすることができる。
り返し時間の前半で発生する第1、第2、第3のエコー
信号から収集したデータによって作られ、この期間では
信号強度がほぼexp(−t/T2)の関数で急激に減
衰するのであるが、上記の通り短い時間間隔で第1、第
2、第3のエコー信号を発生させているので、それらの
間の信号強度差を少なくすることができる。そのため、
プロトン密度強調画像がぼやけたものとなることを避け
ることができるとともに、信号強度が大きくてS/N比
が高いものすることができる。
【0019】また、T2強調画像については、上記の通
り狭い周波数帯域でサンプリングしてデータを得ている
のでS/N比が劣化することはない。さらに、180°
パルスの時間間隔をすべて同じにしているため、2番目
の180°パルス以降に静磁場の不均一が生じても、プ
ライマリエコーとスティミュレイテッドエコーの両成分
の信号ピークがずれることはなくなり、これらを画像の
アーティファクトを生じることなく取り込むことができ
る。そのため、このT2強調画像はノイズの少ないS/
N比の高い良好な画質となる。
り狭い周波数帯域でサンプリングしてデータを得ている
のでS/N比が劣化することはない。さらに、180°
パルスの時間間隔をすべて同じにしているため、2番目
の180°パルス以降に静磁場の不均一が生じても、プ
ライマリエコーとスティミュレイテッドエコーの両成分
の信号ピークがずれることはなくなり、これらを画像の
アーティファクトを生じることなく取り込むことができ
る。そのため、このT2強調画像はノイズの少ないS/
N比の高い良好な画質となる。
【0020】こうして、高速スピンエコー法によりそれ
ぞれ画質の優れたプロトン密度強調画像とT2強調画像
とを同時に得ることができる。これらの画像は同一のデ
ィスプレイ画面上の同一ウインドウ内に並べて表示する
ことなどができるが、その際、両方の画像の輝度を揃え
て見やすくしたりあるいは比較しやすくしたりするた
め、プロトン密度強調画像の生データか再構成後の画像
データの値を後処理にて定数倍して減少させ、あるいは
T2強調画像の生データか再構成後の画像データの値を
後処理にて定数倍して増大させることが望ましい。
ぞれ画質の優れたプロトン密度強調画像とT2強調画像
とを同時に得ることができる。これらの画像は同一のデ
ィスプレイ画面上の同一ウインドウ内に並べて表示する
ことなどができるが、その際、両方の画像の輝度を揃え
て見やすくしたりあるいは比較しやすくしたりするた
め、プロトン密度強調画像の生データか再構成後の画像
データの値を後処理にて定数倍して減少させ、あるいは
T2強調画像の生データか再構成後の画像データの値を
後処理にて定数倍して増大させることが望ましい。
【0021】なお、上記の実施例で最初の180°パル
スと2番目の180°パルスとの間で3つのエコー信号
を発生させているが、もちろん5つのエコー信号を発生
させてもよいし、発生させるエコー信号の数に制限があ
るわけではない。また、図4に示す第2の実施例のよう
に、1番目と2番目の180°パルスの間で3つのエコ
ー信号を、2番目と3番目の180°パルスの間で3つ
のエコー信号を発生させ、これら第1〜第6の合計6つ
のエコー信号をプロトン密度強調画像の形成に用いても
よい。この図4の場合、プロトン密度強調画像の形成に
1繰り返し時間内の6つのエコー信号を用いるのに対応
して、1繰り返し時間内の後半で6つのスピンエコー信
号を発生させ、これら第7〜第12のエコー信号をT2
強調画像の形成に用いる。この場合も、第1〜第6のエ
コー信号は短い時間間隔で発生するためサンプリング時
間間隔を短くするが、第7〜第12のエコー信号につい
ては長いサンプリング時間間隔とする。
スと2番目の180°パルスとの間で3つのエコー信号
を発生させているが、もちろん5つのエコー信号を発生
させてもよいし、発生させるエコー信号の数に制限があ
るわけではない。また、図4に示す第2の実施例のよう
に、1番目と2番目の180°パルスの間で3つのエコ
ー信号を、2番目と3番目の180°パルスの間で3つ
のエコー信号を発生させ、これら第1〜第6の合計6つ
のエコー信号をプロトン密度強調画像の形成に用いても
よい。この図4の場合、プロトン密度強調画像の形成に
1繰り返し時間内の6つのエコー信号を用いるのに対応
して、1繰り返し時間内の後半で6つのスピンエコー信
号を発生させ、これら第7〜第12のエコー信号をT2
強調画像の形成に用いる。この場合も、第1〜第6のエ
コー信号は短い時間間隔で発生するためサンプリング時
間間隔を短くするが、第7〜第12のエコー信号につい
ては長いサンプリング時間間隔とする。
【0022】この図4では、1個の90°パルスに続け
て8個の180°パルスを加え、合計12個のエコー信
号を得る。これらのエコー信号から得られるデータは図
5のA、Bのようにそれぞれk空間に配置する(そのよ
うに配置されるような位相エンコードを各エコー信号に
施す)。
て8個の180°パルスを加え、合計12個のエコー信
号を得る。これらのエコー信号から得られるデータは図
5のA、Bのようにそれぞれk空間に配置する(そのよ
うに配置されるような位相エンコードを各エコー信号に
施す)。
【0023】また、図2のように最初の180°パルス
と2番目の180°パルスとの間で3つのエコー信号を
発生させるのではなく、図6に示す第3の実施例のよう
に90°パルスと最初の180°パルスとの間で3つ
(あるいは5つ以上)のエコー信号を発生させて、これ
らをプロトン密度強調画像の形成に用いてもよい。この
図6のパルスシーケンスでは、90°パルスと最初の1
80°パルスとの間で第1、第2、第3の3つのエコー
信号を得、180°パルスは3つ加えて第4、第5、第
6の3つのスピンエコー信号を得る。第1〜第3のエコ
ー信号から得たデータは図7のAに示すようにk空間内
の各領域に割り付けプロトン密度強調画像の形成に用
い、第4〜第6のエコー信号は図7のBに示すようにk
空間内の各領域に割り付けてT2強調画像の形成に用い
る。
と2番目の180°パルスとの間で3つのエコー信号を
発生させるのではなく、図6に示す第3の実施例のよう
に90°パルスと最初の180°パルスとの間で3つ
(あるいは5つ以上)のエコー信号を発生させて、これ
らをプロトン密度強調画像の形成に用いてもよい。この
図6のパルスシーケンスでは、90°パルスと最初の1
80°パルスとの間で第1、第2、第3の3つのエコー
信号を得、180°パルスは3つ加えて第4、第5、第
6の3つのスピンエコー信号を得る。第1〜第3のエコ
ー信号から得たデータは図7のAに示すようにk空間内
の各領域に割り付けプロトン密度強調画像の形成に用
い、第4〜第6のエコー信号は図7のBに示すようにk
空間内の各領域に割り付けてT2強調画像の形成に用い
る。
【0024】その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変更をなし得ることは言うまでもない。
で種々の変更をなし得ることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】この発明のMRイメージング装置によれ
ば、デュアルコントラスト高速イメージング法におい
て、S/N比が高く且つぼやけのないプロトン密度強調
画像を得、しかも同時に、ノイズが少なくS/N比の高
い良好な画質のT2強調画像を得ることができる。
ば、デュアルコントラスト高速イメージング法におい
て、S/N比が高く且つぼやけのないプロトン密度強調
画像を得、しかも同時に、ノイズが少なくS/N比の高
い良好な画質のT2強調画像を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例にかかるMRイメージング
装置のブロック図。
装置のブロック図。
【図2】同実施例のパルスシーケンスを示すタイムチャ
ート。
ート。
【図3】同実施例における生データ空間を示す図。
【図4】第2の実施例のパルスシーケンスを示すタイム
チャート。
チャート。
【図5】第2の実施例における生データ空間を示す図。
【図6】第3の実施例のパルスシーケンスを示すタイム
チャート。
チャート。
【図7】第3の実施例における生データ空間を示す図。
11 マグネットアセンブリ 12 RFコイル 21 磁場制御回路 31 RF発振回路 32 振幅変調回路 33 RF電力増幅器 41 前置増幅器 42 位相検波回路 43 A/D変換器 51 コンピュータ 52 シーケンスコントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 被検体に対してRFパルスを加える手段
と、スライス選択用傾斜磁場パルスを印加する手段と、
位相エンコード用傾斜磁場パルスを印加する手段と、読
み出し用傾斜磁場パルスを印加する手段と、エコー信号
を受信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換
してデータを得る手段と、上記RFパルスを制御して1
個の励起パルスを加えた後順次複数個の180゜パルス
を加えて複数個のスピンエコー信号を得るとともに読み
出し用傾斜磁場パルスを加えることにより上記の1個の
励起パルス印加より始まる1回の繰り返し時間の前半に
おいてグラジェントエコー信号を発生させ、該前半の各
エコー信号から1つのk空間に配置される各ラインのデ
ータが、後半の各エコー信号から1つのk空間に配置さ
れる各ラインのデータが、それぞれ収集されるように上
記の位相エンコード用傾斜磁場を制御する手段とを有す
ることを特徴とするMRイメージング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5296158A JPH07124136A (ja) | 1993-10-31 | 1993-10-31 | Mrイメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5296158A JPH07124136A (ja) | 1993-10-31 | 1993-10-31 | Mrイメージング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07124136A true JPH07124136A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17829915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5296158A Pending JPH07124136A (ja) | 1993-10-31 | 1993-10-31 | Mrイメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07124136A (ja) |
-
1993
- 1993-10-31 JP JP5296158A patent/JPH07124136A/ja active Pending
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