JPH07124133A - 磁気計測装置 - Google Patents
磁気計測装置Info
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- JPH07124133A JPH07124133A JP5278589A JP27858993A JPH07124133A JP H07124133 A JPH07124133 A JP H07124133A JP 5278589 A JP5278589 A JP 5278589A JP 27858993 A JP27858993 A JP 27858993A JP H07124133 A JPH07124133 A JP H07124133A
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Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】断層撮像装置における撮像の際に、位置合わせ
のためにマーカーを必要とせず、マルチチャネルSQUID
システムにより推定された信号源の位置を生体内の解剖
学的位置に正確に同定することができる磁気計測装置を
提供する。 【構成】頭部表面の形状に沿って配置される複数個の磁
界発生コイル10及び頭部内の信号源により発生する磁
界を計測するためのマルチチャネルSQUIDセンサ1と、
磁界発生コイル10により磁界を発生させることができ
る磁界発生制御部5と、マルチチャネルSQUIDセンサ1
を用いた計測結果に基づいてマルチチャネルSQUIDセン
サ1の座標系での磁界発生コイル群4及び頭部内の信号
源の位置を推定して、マルチチャネルSQUIDセンサ1の
座標系での磁界発生コイル群4の位置又はそれらの位置
から得られる頭部表面の形状と、断層撮像装置6により
得られる頭部形状とを重ね合わせることができるデータ
処理・制御部3とから構成される。
のためにマーカーを必要とせず、マルチチャネルSQUID
システムにより推定された信号源の位置を生体内の解剖
学的位置に正確に同定することができる磁気計測装置を
提供する。 【構成】頭部表面の形状に沿って配置される複数個の磁
界発生コイル10及び頭部内の信号源により発生する磁
界を計測するためのマルチチャネルSQUIDセンサ1と、
磁界発生コイル10により磁界を発生させることができ
る磁界発生制御部5と、マルチチャネルSQUIDセンサ1
を用いた計測結果に基づいてマルチチャネルSQUIDセン
サ1の座標系での磁界発生コイル群4及び頭部内の信号
源の位置を推定して、マルチチャネルSQUIDセンサ1の
座標系での磁界発生コイル群4の位置又はそれらの位置
から得られる頭部表面の形状と、断層撮像装置6により
得られる頭部形状とを重ね合わせることができるデータ
処理・制御部3とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体等から発生する磁
界を計測し、生体の活動部位等を推定する磁気計測装置
に関するものである。
界を計測し、生体の活動部位等を推定する磁気計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、脳や心臓など生体から発生す
る微弱な磁界を高感度の磁気センサで計測することによ
り生体内の活動部位(信号源)の位置を求めることは、
脳機能の解明や、脳や心臓の臨床医療に応用されてい
る。
る微弱な磁界を高感度の磁気センサで計測することによ
り生体内の活動部位(信号源)の位置を求めることは、
脳機能の解明や、脳や心臓の臨床医療に応用されてい
る。
【0003】特に、脳研究における脳内画像解析装置の
一つとして最近、SQUID(超伝導量子干渉磁束計、Super
conducting Quantum Interference Device)を用いて、
MEG(脳磁図、Magnetoencephalography)を計測するMEG
システム(神経磁気計測装置)が注目されている。
一つとして最近、SQUID(超伝導量子干渉磁束計、Super
conducting Quantum Interference Device)を用いて、
MEG(脳磁図、Magnetoencephalography)を計測するMEG
システム(神経磁気計測装置)が注目されている。
【0004】元来、脳内画像解析装置としては、大別し
て脳の形を計測するタイプのものと、脳の機能を測るタ
イプのものに分けられる。前者のうち、MRI装置は脳の
組織の撮影に向き、CT装置は骨格の撮影に向く。一方、
後者のうち、PET装置は代謝機能を測るために用いら
れ、脳波計や上述したMEGシステムは神経活動を計測す
るのに用いられる。
て脳の形を計測するタイプのものと、脳の機能を測るタ
イプのものに分けられる。前者のうち、MRI装置は脳の
組織の撮影に向き、CT装置は骨格の撮影に向く。一方、
後者のうち、PET装置は代謝機能を測るために用いら
れ、脳波計や上述したMEGシステムは神経活動を計測す
るのに用いられる。
【0005】その脳波計は、電位を計測するのに対し、
SQUIDセンサは、生体内の信号発生源(以下、信号源と
よぶ)より発生する磁界を計測する。磁界は、電位に比
べ頭蓋骨や脳組織の影響を受けにくいため、高精度に信
号源の位置等を特定することができ、脳活動の局在的な
変化を捕らえることができる。
SQUIDセンサは、生体内の信号発生源(以下、信号源と
よぶ)より発生する磁界を計測する。磁界は、電位に比
べ頭蓋骨や脳組織の影響を受けにくいため、高精度に信
号源の位置等を特定することができ、脳活動の局在的な
変化を捕らえることができる。
【0006】以下、MEGシステムの原理を、図5を参照
しながら簡単に説明する。
しながら簡単に説明する。
【0007】すなわち、図5において、101は脳活動
電流、102は脳磁界、103はSQUIDセンサ、104
は液体ヘリウムである。
電流、102は脳磁界、103はSQUIDセンサ、104
は液体ヘリウムである。
【0008】人はものを考えたり、外部から刺激を受け
ると、大脳の神経細胞が興奮し脳の中に電流が流れる。
このような脳活動電流101が流れると「右ねじの法
則」に基づく脳磁界102が発生する。この脳磁界を計
測するのが上記のSQUIDセンサ103であり、全体のシ
ステムをMEGシステムと呼ぶ。尚、脳磁界は非常に微弱
で地磁気の数億分の一であり、液体ヘリウム温度での超
伝導現象を利用した上記SQUIDという超高感度の磁気セ
ンサでしか検出できないため、液体ヘリウム104を満
たした容器内にSQUIDセンサ103が配設されている。
ると、大脳の神経細胞が興奮し脳の中に電流が流れる。
このような脳活動電流101が流れると「右ねじの法
則」に基づく脳磁界102が発生する。この脳磁界を計
測するのが上記のSQUIDセンサ103であり、全体のシ
ステムをMEGシステムと呼ぶ。尚、脳磁界は非常に微弱
で地磁気の数億分の一であり、液体ヘリウム温度での超
伝導現象を利用した上記SQUIDという超高感度の磁気セ
ンサでしか検出できないため、液体ヘリウム104を満
たした容器内にSQUIDセンサ103が配設されている。
【0009】上記のような構成において、計測された脳
磁界から、脳内の電気生理的活動部位と対応する信号源
の推定を行うには、導電率の均一な導体球モデルにおけ
る体積電流の影響等を考慮したGrynspan-Geselowitzの
方程式等を用い逆問題解析を行うことが一般的な手法と
して用いられており、これにより電流の発生源の位置を
SQUIDセンサ103の座標系において特定できる。又、
複数の信号源を同時に推定することも可能である。
磁界から、脳内の電気生理的活動部位と対応する信号源
の推定を行うには、導電率の均一な導体球モデルにおけ
る体積電流の影響等を考慮したGrynspan-Geselowitzの
方程式等を用い逆問題解析を行うことが一般的な手法と
して用いられており、これにより電流の発生源の位置を
SQUIDセンサ103の座標系において特定できる。又、
複数の信号源を同時に推定することも可能である。
【0010】このようにして、脳の活動部位がわかれ
ば、脳の機能が正常に働いているか否か、あるいはどこ
に異常があるか等を診断できる。尚、複数のSQUIDセン
サ103を用いたMEGシステムが実用化され、マルチチ
ャネルSQUIDシステムともよばれる。
ば、脳の機能が正常に働いているか否か、あるいはどこ
に異常があるか等を診断できる。尚、複数のSQUIDセン
サ103を用いたMEGシステムが実用化され、マルチチ
ャネルSQUIDシステムともよばれる。
【0011】以上のようにして、マルチチャネルSQUID
システムで計測されたデータから推定された信号源が、
生体内の、解剖学的な意味で、何処にあるかを見つける
(以後同定という)ためには、上記のMRI装置などの断
層撮像装置から得られる断層像が必要となる。
システムで計測されたデータから推定された信号源が、
生体内の、解剖学的な意味で、何処にあるかを見つける
(以後同定という)ためには、上記のMRI装置などの断
層撮像装置から得られる断層像が必要となる。
【0012】さらに、正確な位置同定のためにはマルチ
チャネルSQUIDシステムと断層撮像装置(MRI装置)の各
々の座標系の相対的な位置関係を求めなければならな
い。
チャネルSQUIDシステムと断層撮像装置(MRI装置)の各
々の座標系の相対的な位置関係を求めなければならな
い。
【0013】従来、マルチチャネルSQUIDシステムの座
標系と断層撮像装置の座標系の位置合わせは、外部マー
カー法が使われており、それは、頭皮上の両側の「耳の
前」の点及び「鼻根」の点の3点について、マルチチャ
ネルSQUIDシステム及びMRI装置で着目することにより、
座標変換行列を求めるものである。
標系と断層撮像装置の座標系の位置合わせは、外部マー
カー法が使われており、それは、頭皮上の両側の「耳の
前」の点及び「鼻根」の点の3点について、マルチチャ
ネルSQUIDシステム及びMRI装置で着目することにより、
座標変換行列を求めるものである。
【0014】すなわち、脳磁界を計測する際、被験者の
頭部の上記3点に磁気発生コイルを取付け、マルチチャ
ネルSQUIDシステムによりその3点の磁気発生コイルの
位置を計測する(The positioning problem in biomagn
etic measurements:a solution for arrays of superco
nducting sensors, S.N.Erne et al., IEEETransaction
on Magnetics, vol. MAG-23, No. 20, 1987)。あるい
はマルチチャネルSQUIDシステムの代わりに、上記3点
に取付ける磁気発生コイルの磁界を他の磁気測定手段で
計測し、磁気発生コイルの位置を推定する方法( Magne
teiclocalization of neuroral activity in the human
brain, T. Yamamoto et al., New York Univ., Proc.
Natl. Acad. Sci. USA )もある。他方、断層像撮像の
際に、被験者の頭部の同じ3点位置に断層撮像装置で検
出可能なマーカー(例えば、肝油マーカー)を取付け、
断層像から高輝度値を示すマーカー位置を検出すること
により、マルチチャネルSQUIDセンサと断層撮像装置の
位置関係を求める。 このようにして、マルチチャネル
SQUIDセンサ及びMRI装置の各々の座標系における上記3
点の参照点の位置から、例えば、マルチチャネルSQUID
センサの座標系からMRI装置の座標系への座標変換行列
が求まり、マルチチャネルSQUIDセンサの座標系のSQUID
センサや、信号源の位置は、MRI装置の座標系に変換さ
れて、MRI装置の座標系で、マルチチャネルSQUIDセンサ
や、そのシステムで推定された信号源の位置を、MRI装
置から得られる断層像の解剖学的位置に合成し、表示等
を行う。
頭部の上記3点に磁気発生コイルを取付け、マルチチャ
ネルSQUIDシステムによりその3点の磁気発生コイルの
位置を計測する(The positioning problem in biomagn
etic measurements:a solution for arrays of superco
nducting sensors, S.N.Erne et al., IEEETransaction
on Magnetics, vol. MAG-23, No. 20, 1987)。あるい
はマルチチャネルSQUIDシステムの代わりに、上記3点
に取付ける磁気発生コイルの磁界を他の磁気測定手段で
計測し、磁気発生コイルの位置を推定する方法( Magne
teiclocalization of neuroral activity in the human
brain, T. Yamamoto et al., New York Univ., Proc.
Natl. Acad. Sci. USA )もある。他方、断層像撮像の
際に、被験者の頭部の同じ3点位置に断層撮像装置で検
出可能なマーカー(例えば、肝油マーカー)を取付け、
断層像から高輝度値を示すマーカー位置を検出すること
により、マルチチャネルSQUIDセンサと断層撮像装置の
位置関係を求める。 このようにして、マルチチャネル
SQUIDセンサ及びMRI装置の各々の座標系における上記3
点の参照点の位置から、例えば、マルチチャネルSQUID
センサの座標系からMRI装置の座標系への座標変換行列
が求まり、マルチチャネルSQUIDセンサの座標系のSQUID
センサや、信号源の位置は、MRI装置の座標系に変換さ
れて、MRI装置の座標系で、マルチチャネルSQUIDセンサ
や、そのシステムで推定された信号源の位置を、MRI装
置から得られる断層像の解剖学的位置に合成し、表示等
を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、マルチチャネルSQUIDセンサシステム
及び断層撮像装置(MRI装置)において、マルチチャネ
ルSQUIDセンサと断層撮像装置の相互の座標系の位置関
係を求めるために、磁気発生コイルやマーカーを各々生
体の同じ位置に取り付ける際、あるいは断層像からマー
カーの位置を検出する際に人為的な誤差が発生しやすい
ため、同じ生体における磁気発生コイルとマーカーの位
置合わせの精度が低く、マルチチャネルSQUIDシステム
により推定された信号源の位置を生体内の解剖学的位置
に正確に同定することができないという課題があった。
ような構成では、マルチチャネルSQUIDセンサシステム
及び断層撮像装置(MRI装置)において、マルチチャネ
ルSQUIDセンサと断層撮像装置の相互の座標系の位置関
係を求めるために、磁気発生コイルやマーカーを各々生
体の同じ位置に取り付ける際、あるいは断層像からマー
カーの位置を検出する際に人為的な誤差が発生しやすい
ため、同じ生体における磁気発生コイルとマーカーの位
置合わせの精度が低く、マルチチャネルSQUIDシステム
により推定された信号源の位置を生体内の解剖学的位置
に正確に同定することができないという課題があった。
【0016】また、位置合わせの3点は、三次元位置合
わせに必要な最低の測定点数であり、位置合わせ精度を
向上するためには測定点数を増やす方法も提案されてい
るが(マルチチャネルSQUIDとMRIによるMEGマッピング
法、政清史晃他、情報処理学会第45回平成4年度後期
全国大会)、多数の測定点に位置する磁気発生コイルと
マーカーの対応付けがかえって煩雑になるという問題が
あった。
わせに必要な最低の測定点数であり、位置合わせ精度を
向上するためには測定点数を増やす方法も提案されてい
るが(マルチチャネルSQUIDとMRIによるMEGマッピング
法、政清史晃他、情報処理学会第45回平成4年度後期
全国大会)、多数の測定点に位置する磁気発生コイルと
マーカーの対応付けがかえって煩雑になるという問題が
あった。
【0017】また、この方法では、MRI装置の撮像時に
は位置合わせのためにマーカーを用いたデータ計測が必
要であり、マーカーを用いることなく既に撮像済みのMR
I装置のデータは、上記のような合成表示等の処理には
利用できないという欠点があった。
は位置合わせのためにマーカーを用いたデータ計測が必
要であり、マーカーを用いることなく既に撮像済みのMR
I装置のデータは、上記のような合成表示等の処理には
利用できないという欠点があった。
【0018】本発明は、従来の生体磁気計測装置のこの
ような課題を考慮し、断層撮像装置における撮像の際
に、位置合わせのためにマーカーを必要とせず、マルチ
チャネルSQUIDシステムにより推定された信号源の位置
を生体内の解剖学的位置に正確に同定することができる
磁気計測装置を提供することを目的とする。
ような課題を考慮し、断層撮像装置における撮像の際
に、位置合わせのためにマーカーを必要とせず、マルチ
チャネルSQUIDシステムにより推定された信号源の位置
を生体内の解剖学的位置に正確に同定することができる
磁気計測装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、計
測対象の形状に実質的に沿って配置される複数個の形状
測定用信号源及び計測対象内の特定信号源により発生す
る磁界を計測するための磁界計測用センサと、形状測定
用信号源により磁界を発生させることができる磁界発生
手段と、その磁界計測用センサを用いた計測結果に基づ
いて磁界計測用センサの座標系での形状測定用信号源及
び特定信号源の少なくとも位置を推定するための磁気計
測手段と、磁気計測手段を用いて推定した、磁界計測用
センサの座標系での形状測定用信号源の位置又はそれら
の位置から得られる計測対象の形状と、断層撮像装置に
より得られる計測対象の形状とを重ね合わせることがで
きる形状照合手段とを備えた磁気計測装置である。
測対象の形状に実質的に沿って配置される複数個の形状
測定用信号源及び計測対象内の特定信号源により発生す
る磁界を計測するための磁界計測用センサと、形状測定
用信号源により磁界を発生させることができる磁界発生
手段と、その磁界計測用センサを用いた計測結果に基づ
いて磁界計測用センサの座標系での形状測定用信号源及
び特定信号源の少なくとも位置を推定するための磁気計
測手段と、磁気計測手段を用いて推定した、磁界計測用
センサの座標系での形状測定用信号源の位置又はそれら
の位置から得られる計測対象の形状と、断層撮像装置に
より得られる計測対象の形状とを重ね合わせることがで
きる形状照合手段とを備えた磁気計測装置である。
【0020】請求項2の本発明は、上記計測対象は、生
体である磁気計測装置である。
体である磁気計測装置である。
【0021】請求項3の本発明は、上記形状測定用信号
源は、計測対象の表面に沿うことができる伸縮自在のネ
ット状の装着体に装着された複数の磁界発生コイルであ
る磁気計測装置である。
源は、計測対象の表面に沿うことができる伸縮自在のネ
ット状の装着体に装着された複数の磁界発生コイルであ
る磁気計測装置である。
【0022】請求項4の本発明は、上記複数の磁界発生
コイルは、その一部が計測対象の表面に直接固定でき
て、しかもその直接固定されていない他の磁界発生コイ
ルと分離可能である磁気計測装置である。
コイルは、その一部が計測対象の表面に直接固定でき
て、しかもその直接固定されていない他の磁界発生コイ
ルと分離可能である磁気計測装置である。
【0023】
【作用】本発明では、磁界発生手段が形状測定用信号源
により磁界を発生させると、磁界計測用センサは、計測
対象の形状に実質的に沿って配置される複数個の形状測
定用信号源及び計測対象内の特定信号源により発生する
磁界を計測する。磁気計測手段は、その磁界計測用セン
サを用いた計測結果に基づいて磁界計測用センサの座標
系での形状測定用信号源及び特定信号源の少なくとも位
置を推定する。形状照合手段は、磁気計測手段を用いて
推定した、磁界計測用センサの座標系での形状測定用信
号源の位置又はそれらの位置から得られる計測対象の形
状と、断層撮像装置により得られる計測対象の形状とを
重ね合わせる。
により磁界を発生させると、磁界計測用センサは、計測
対象の形状に実質的に沿って配置される複数個の形状測
定用信号源及び計測対象内の特定信号源により発生する
磁界を計測する。磁気計測手段は、その磁界計測用セン
サを用いた計測結果に基づいて磁界計測用センサの座標
系での形状測定用信号源及び特定信号源の少なくとも位
置を推定する。形状照合手段は、磁気計測手段を用いて
推定した、磁界計測用センサの座標系での形状測定用信
号源の位置又はそれらの位置から得られる計測対象の形
状と、断層撮像装置により得られる計測対象の形状とを
重ね合わせる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0025】図1は、本実施例における生体磁気計測装
置の構成を説明するための構成図であり、同図を用いて
その構成を説明する。
置の構成を説明するための構成図であり、同図を用いて
その構成を説明する。
【0026】すなわち、同図において、1は信号源から
の磁界を計測する、本発明の磁界計測用センサとしての
マルチチャネルSQUIDセンサであり、2はマルチチャネ
ルSQUIDセンサ1で計測したデータを収集するデータ収
集部であり、3は後述する外部装置の断層撮像装置6か
らのデータとマルチチャネルSQUIDセンサ1からのデー
タとの合成等やマルチチャネルSQUIDセンサ1を用いた
計測結果に基づいて信号源の推定(信号源の位置、方向
及び大きさ等の推定)等を行うデータ処理・制御部であ
り、4は被験者の頭部表面の頭部形状を検出するための
信号源となる、本発明の形状測定用信号源としての磁界
発生コイル群であり、5は磁界発生コイル群4の動作等
を制御する、本発明の磁界発生手段としての磁界発生制
御部であり、7は上記合成結果等を表示する表示部であ
り、8は各種データをプリンター等により記録するため
の記録部である。尚、6は被験者の頭部断層像を撮影す
る外部装置としての断層撮像装置である。又、データ処
理・制御部3は、本発明における磁気計測手段と形状照
合手段とを含む。
の磁界を計測する、本発明の磁界計測用センサとしての
マルチチャネルSQUIDセンサであり、2はマルチチャネ
ルSQUIDセンサ1で計測したデータを収集するデータ収
集部であり、3は後述する外部装置の断層撮像装置6か
らのデータとマルチチャネルSQUIDセンサ1からのデー
タとの合成等やマルチチャネルSQUIDセンサ1を用いた
計測結果に基づいて信号源の推定(信号源の位置、方向
及び大きさ等の推定)等を行うデータ処理・制御部であ
り、4は被験者の頭部表面の頭部形状を検出するための
信号源となる、本発明の形状測定用信号源としての磁界
発生コイル群であり、5は磁界発生コイル群4の動作等
を制御する、本発明の磁界発生手段としての磁界発生制
御部であり、7は上記合成結果等を表示する表示部であ
り、8は各種データをプリンター等により記録するため
の記録部である。尚、6は被験者の頭部断層像を撮影す
る外部装置としての断層撮像装置である。又、データ処
理・制御部3は、本発明における磁気計測手段と形状照
合手段とを含む。
【0027】ここで、図3に磁界発生コイル群4の一例
を示し、その構成を説明する。
を示し、その構成を説明する。
【0028】すなわち、同図において、10は磁界発生
コイル群4を構成する一つの磁界発生コイル、11は複
数の磁界発生コイル10を装着したゴム製の伸縮自在の
ネット状の装着部、12はネット状の装着部11のネッ
ト部分の交差部である。
コイル群4を構成する一つの磁界発生コイル、11は複
数の磁界発生コイル10を装着したゴム製の伸縮自在の
ネット状の装着部、12はネット状の装着部11のネッ
ト部分の交差部である。
【0029】磁界発生コイル10の数は、被験者の頭部
の形状が十分再現できるだけの数にする必要があり、2
5個程度としているが、より精度を向上させるために
は、個数を増やしてもよい。又、磁界発生コイル10を
半球形状に伸縮する伸縮自在のネット状の装着部11上
の交差部12に配置して磁界発生コイル群4とし、頭部
に装着時各磁界発生コイル10が頭部表面に密着すると
共に、ゴム製の装着部11による滑り防止の効果も持た
せている。磁界発生コイル10は同心円上に一様に配置
する。
の形状が十分再現できるだけの数にする必要があり、2
5個程度としているが、より精度を向上させるために
は、個数を増やしてもよい。又、磁界発生コイル10を
半球形状に伸縮する伸縮自在のネット状の装着部11上
の交差部12に配置して磁界発生コイル群4とし、頭部
に装着時各磁界発生コイル10が頭部表面に密着すると
共に、ゴム製の装着部11による滑り防止の効果も持た
せている。磁界発生コイル10は同心円上に一様に配置
する。
【0030】次に、本実施例の生体磁気計測装置に関す
る動作を図2に示すフローチャートを参照しながら説明
する。
る動作を図2に示すフローチャートを参照しながら説明
する。
【0031】「ステップ21」として、被験者の頭部表
面の頭部形状を十分検出できる場所に磁界発生コイル1
0を有したネット状の装着部11を設置する。頭部に装
着時各磁界発生コイル10が頭部表面に密着するように
する。
面の頭部形状を十分検出できる場所に磁界発生コイル1
0を有したネット状の装着部11を設置する。頭部に装
着時各磁界発生コイル10が頭部表面に密着するように
する。
【0032】「ステップ22」として、データ処理・制
御部3は、磁界発生コイル10の、マルチチャネルSQUI
Dセンサ1の座標系における位置を推定する。
御部3は、磁界発生コイル10の、マルチチャネルSQUI
Dセンサ1の座標系における位置を推定する。
【0033】すなわち、データ処理・制御部3による命
令に従い磁界発生制御部5から磁界発生コイル群4の各
磁界発生コイル10に逐次電流を流し磁界を発生させ、
マルチチャネルSQUIDセンサ1で順次それらの磁界を計
測し、計測データはデータ収集装置2を介してデータ処
理・制御部3に転送され、従来と同様の逆問題解析法に
より各磁界発生コイル10の、マルチチャネルSQUIDセ
ンサ1の座標系における位置を推定する。これにより、
被験者の頭部表面の頭部形状に沿った離散的な複数の磁
界発生コイル10の位置データがマルチチャネルSQUID
センサ1の座標系において得られ、このことから頭部表
面の頭部形状も推定できる。尚、脳磁界を測定する際
は、被験者の頭部が移動することもあるので、所定の時
間間隔で定期的に磁界発生コイル群4の位置をも計測し
ておく必要がある。又、磁界発生コイル10の位置推定
に関しては前記参考文献(The positioning problem in
biomagnetic measurements:a solution for arrays of
superconductingsensors, S.N.Erne et al., IEEE Tran
saction on Magnetics, vol. MAG-23,No. 20, 1987)に
詳しい。
令に従い磁界発生制御部5から磁界発生コイル群4の各
磁界発生コイル10に逐次電流を流し磁界を発生させ、
マルチチャネルSQUIDセンサ1で順次それらの磁界を計
測し、計測データはデータ収集装置2を介してデータ処
理・制御部3に転送され、従来と同様の逆問題解析法に
より各磁界発生コイル10の、マルチチャネルSQUIDセ
ンサ1の座標系における位置を推定する。これにより、
被験者の頭部表面の頭部形状に沿った離散的な複数の磁
界発生コイル10の位置データがマルチチャネルSQUID
センサ1の座標系において得られ、このことから頭部表
面の頭部形状も推定できる。尚、脳磁界を測定する際
は、被験者の頭部が移動することもあるので、所定の時
間間隔で定期的に磁界発生コイル群4の位置をも計測し
ておく必要がある。又、磁界発生コイル10の位置推定
に関しては前記参考文献(The positioning problem in
biomagnetic measurements:a solution for arrays of
superconductingsensors, S.N.Erne et al., IEEE Tran
saction on Magnetics, vol. MAG-23,No. 20, 1987)に
詳しい。
【0034】「ステップ23」として、断層撮像装置6
を用いて同じ被験者の頭部の断層像を撮像する。断層像
の枚数は頭部の輪郭を再現できるよう十分な枚数が必要
であり、通常128枚程度が望ましいが、適宜変更する
ことができる。
を用いて同じ被験者の頭部の断層像を撮像する。断層像
の枚数は頭部の輪郭を再現できるよう十分な枚数が必要
であり、通常128枚程度が望ましいが、適宜変更する
ことができる。
【0035】「ステップ24」として、データ処理・制
御部3は、ステップ23で得られた断層像から頭部表面
形状モデルを作成する。
御部3は、ステップ23で得られた断層像から頭部表面
形状モデルを作成する。
【0036】表面形状モデルの作成は文献(医用三次元
画像処理の技法と応用、BME Vol. 3No. 8 1989)に詳し
い。表面形状モデルはワイヤフレームモデルを使うのが
望ましいが、サーフェスモデルなどの他のモデルを使う
こともできる。ここで、頭部表面形状モデルは断層撮像
装置6の座標系で表される。
画像処理の技法と応用、BME Vol. 3No. 8 1989)に詳し
い。表面形状モデルはワイヤフレームモデルを使うのが
望ましいが、サーフェスモデルなどの他のモデルを使う
こともできる。ここで、頭部表面形状モデルは断層撮像
装置6の座標系で表される。
【0037】「ステップ25」として、データ処理・制
御部3は、ステップ22で得られた磁界発生コイル10
の各々の位置とステップ24で得られた頭部表面形状モ
デルとを相互に重ね合わせる等して、相互の位置の差が
最小になるような相対位置を求め、マルチチャネルSQUI
Dセンサ1と断層撮像装置6の相互の座標系の相対的な
位置関係を得る。
御部3は、ステップ22で得られた磁界発生コイル10
の各々の位置とステップ24で得られた頭部表面形状モ
デルとを相互に重ね合わせる等して、相互の位置の差が
最小になるような相対位置を求め、マルチチャネルSQUI
Dセンサ1と断層撮像装置6の相互の座標系の相対的な
位置関係を得る。
【0038】こうした手法としては、例えばHead-Hat法
を使う(Accurate three-dimensional registration of
CT, PET and/or MR images of the brain,Charles A.
Pelizzari et al., Journal of Computer Assisted Tom
ography,Vol. 13, No. 1, p20-26, 1989)。ここでは、
マルチチャネルSQUIDセンサ1の座標系から断層撮像装
置6の座標系への座標変換行列を仮定し、磁界発生コイ
ル群4の位置をその座標変換行列を用いてステップ24
で求めた頭部表面形状モデルと同じ座標系に変換し、各
磁界発生コイル10の位置と頭部表面形状モデルとの距
離の二乗誤差の和が最小となる座標変換行列を求める。
Head-Hat法は断層像同士の位置合わせを行う手法である
が、ここではSQUIDセンサ1で計測した、頭部形状に沿
うように配置された磁界発生コイル群4の位置を主に使
うものとする。尚、本実施例では、頭部形状に沿うよう
に配置された各磁界発生コイル10の数は被験者の頭部
の形状が十分再現できる程度の数にしてあるので頭部表
面の頭部形状も推定できるので重ね合わせの精度向上の
ため頭部形状も併せて利用する。但し、従来とは異な
り、相互に予め定められた特定の点同士を個々に対応さ
せる必要はない。
を使う(Accurate three-dimensional registration of
CT, PET and/or MR images of the brain,Charles A.
Pelizzari et al., Journal of Computer Assisted Tom
ography,Vol. 13, No. 1, p20-26, 1989)。ここでは、
マルチチャネルSQUIDセンサ1の座標系から断層撮像装
置6の座標系への座標変換行列を仮定し、磁界発生コイ
ル群4の位置をその座標変換行列を用いてステップ24
で求めた頭部表面形状モデルと同じ座標系に変換し、各
磁界発生コイル10の位置と頭部表面形状モデルとの距
離の二乗誤差の和が最小となる座標変換行列を求める。
Head-Hat法は断層像同士の位置合わせを行う手法である
が、ここではSQUIDセンサ1で計測した、頭部形状に沿
うように配置された磁界発生コイル群4の位置を主に使
うものとする。尚、本実施例では、頭部形状に沿うよう
に配置された各磁界発生コイル10の数は被験者の頭部
の形状が十分再現できる程度の数にしてあるので頭部表
面の頭部形状も推定できるので重ね合わせの精度向上の
ため頭部形状も併せて利用する。但し、従来とは異な
り、相互に予め定められた特定の点同士を個々に対応さ
せる必要はない。
【0039】「ステップ26」として、表示部7は、ス
テップ25で得られた結果を基に、断層像上に脳磁界の
計測結果から得られた信号源の位置表示を合成して表示
部7に表示する。尚、上記計測結果等各種データは、記
録部8から出力できる。
テップ25で得られた結果を基に、断層像上に脳磁界の
計測結果から得られた信号源の位置表示を合成して表示
部7に表示する。尚、上記計測結果等各種データは、記
録部8から出力できる。
【0040】測定中の頭部のマルチチャネルSQUIDセン
サ1に対する位置をモニターするためには、脳磁界測定
前、測定後および測定中のある一定時間毎に磁界発生コ
イル群4の位置を計測し、ステップ22で述べたように
再度位置合わせを行う。
サ1に対する位置をモニターするためには、脳磁界測定
前、測定後および測定中のある一定時間毎に磁界発生コ
イル群4の位置を計測し、ステップ22で述べたように
再度位置合わせを行う。
【0041】以上のようにして、マルチチャネルSQUID
センサ1の座標系と断層撮像装置6の座標系の位置関係
が得られるため、被験者の頭部に磁界発生コイル10を
有した装着部11を装着したまま、その磁気発生コイル
10の磁気発生の合間に、脳磁界を計測し、その脳磁界
の計測結果から信号源を推定し、信号源の位置を断層撮
像装置6で得られた断層像上に正確に投影でき、信号源
の位置同定が正確に行える。
センサ1の座標系と断層撮像装置6の座標系の位置関係
が得られるため、被験者の頭部に磁界発生コイル10を
有した装着部11を装着したまま、その磁気発生コイル
10の磁気発生の合間に、脳磁界を計測し、その脳磁界
の計測結果から信号源を推定し、信号源の位置を断層撮
像装置6で得られた断層像上に正確に投影でき、信号源
の位置同定が正確に行える。
【0042】又、以上のような方法では、被験者の頭部
の形状で位置合わせを行うため、従来のように人為的な
誤差が発生することなく、しかも、特別なマーカー(例
えば肝油マーカー等)を被験者の頭部に付けずに既に撮
像した以前の断層像をも使うことができる。
の形状で位置合わせを行うため、従来のように人為的な
誤差が発生することなく、しかも、特別なマーカー(例
えば肝油マーカー等)を被験者の頭部に付けずに既に撮
像した以前の断層像をも使うことができる。
【0043】尚、数十個の磁界発生コイルを被験者に装
着したまま脳磁界を計測することが被験者に苦痛を与え
被験者の頭部から磁気ノイズ等を発生する場合は、次の
方法を取る。
着したまま脳磁界を計測することが被験者に苦痛を与え
被験者の頭部から磁気ノイズ等を発生する場合は、次の
方法を取る。
【0044】すなわち、まず最初に数十個の磁界発生コ
イルを頭部に装着し、マルチチャネルSQUIDセンサ等を
用いて磁界発生コイルの位置を計測し、次にそれらの磁
界発生コイルの内、少なくとも3個の磁界発生コイルを
初期の位置から移動させずに被験者の頭部に残し、それ
以外の他の磁界発生コイルを取り外し、脳磁界計測を行
うことにより被験者の負担を和らげることができる。少
なくとも3個の磁界発生コイルは、同一直線上に存在し
ないよう配置し、かつ、顔の動きに対して位置変化しに
くい場所を選ぶ必要がある。例えば、鼻根と両耳の前部
の点である。これら3点の位置と取り外した他の磁界発
生コイルの位置関係は予め計測して得られているため、
脳磁界の測定中はこれら3点の位置を定期的に測定する
ことにより変化する可能性のある頭部の位置を検出でき
て、頭部の形状の位置データの更新をすることができ
る。
イルを頭部に装着し、マルチチャネルSQUIDセンサ等を
用いて磁界発生コイルの位置を計測し、次にそれらの磁
界発生コイルの内、少なくとも3個の磁界発生コイルを
初期の位置から移動させずに被験者の頭部に残し、それ
以外の他の磁界発生コイルを取り外し、脳磁界計測を行
うことにより被験者の負担を和らげることができる。少
なくとも3個の磁界発生コイルは、同一直線上に存在し
ないよう配置し、かつ、顔の動きに対して位置変化しに
くい場所を選ぶ必要がある。例えば、鼻根と両耳の前部
の点である。これら3点の位置と取り外した他の磁界発
生コイルの位置関係は予め計測して得られているため、
脳磁界の測定中はこれら3点の位置を定期的に測定する
ことにより変化する可能性のある頭部の位置を検出でき
て、頭部の形状の位置データの更新をすることができ
る。
【0045】又、磁界発生コイル群4の内、3個の磁界
発生コイル10ー1は、例えば、頭部表面に生理接着剤
等で固着させる(図4参照)等して、測定中でも他の磁
界発生コイル10ー2だけを取り外しやすいようにする
ために、それら他の磁界発生コイル10ー2が配置され
ている頭部表面の位置とは別の位置に配置するようにも
してよい。ここで、図4は、本実施例にかかる磁界発生
コイル群を二分割した例を示す説明図であり、同図
(a)は、生体磁気計測の前の状態を示し、同図(b)
は、生体磁気計測中の状態を示す。
発生コイル10ー1は、例えば、頭部表面に生理接着剤
等で固着させる(図4参照)等して、測定中でも他の磁
界発生コイル10ー2だけを取り外しやすいようにする
ために、それら他の磁界発生コイル10ー2が配置され
ている頭部表面の位置とは別の位置に配置するようにも
してよい。ここで、図4は、本実施例にかかる磁界発生
コイル群を二分割した例を示す説明図であり、同図
(a)は、生体磁気計測の前の状態を示し、同図(b)
は、生体磁気計測中の状態を示す。
【0046】又、上記実施例では、磁界発生コイルは、
同心円上に一様に配置する場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、頭部表面の曲率変化の大きい部分
には磁界発生コイルを密に設置し、曲率変化の小さい部
分は磁界コイルを疎に設置する等、自由に配置を変える
ようにしてももちろんよい。
同心円上に一様に配置する場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、頭部表面の曲率変化の大きい部分
には磁界発生コイルを密に設置し、曲率変化の小さい部
分は磁界コイルを疎に設置する等、自由に配置を変える
ようにしてももちろんよい。
【0047】又、上記実施例では、磁界発生コイルは、
伸縮自在のネット状の装着部に装着されている場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えば他の伸縮性物体
や水泳キャップのようなゴム状の物体等に装着する等、
要するに計測しようとする対象物の形状に実質的に沿う
ものでさえありさえすればどのようなものでもよいし、
どのような形状のものに装着してもよい。
伸縮自在のネット状の装着部に装着されている場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えば他の伸縮性物体
や水泳キャップのようなゴム状の物体等に装着する等、
要するに計測しようとする対象物の形状に実質的に沿う
ものでさえありさえすればどのようなものでもよいし、
どのような形状のものに装着してもよい。
【0048】又、上記実施例では、装着部は、伸縮自在
のネット状のもので頭に覆いかぶせるようにして装着す
る場合について説明したが、これに限らず略平面的な形
状の計測対象に対しても装着できるように吸着部等を有
していてももちろんよい。
のネット状のもので頭に覆いかぶせるようにして装着す
る場合について説明したが、これに限らず略平面的な形
状の計測対象に対しても装着できるように吸着部等を有
していてももちろんよい。
【0049】又、本発明の、計測対象の形状に実質的に
沿って配置される複数個の形状測定用信号源として、上
記実施例では、頭部表面に直接配置される磁界発生コイ
ル群4を用いる場合について説明したが、これに限ら
ず、要するに計測対象の形状が推定可能でさえあれば、
計測対象と複数個の形状測定用信号源との配置関係は問
わない。
沿って配置される複数個の形状測定用信号源として、上
記実施例では、頭部表面に直接配置される磁界発生コイ
ル群4を用いる場合について説明したが、これに限ら
ず、要するに計測対象の形状が推定可能でさえあれば、
計測対象と複数個の形状測定用信号源との配置関係は問
わない。
【0050】又、本発明の、計測対象は、上記実施例で
は、生体としての頭部であるとして説明したが、これに
限らず、例えば、被験者は脳死状態であってもよいし、
あるいは元々生命を有していないものであってもよく、
要するに磁界を発生する信号源を有するものでありさえ
すればどのようなものでもよい。
は、生体としての頭部であるとして説明したが、これに
限らず、例えば、被験者は脳死状態であってもよいし、
あるいは元々生命を有していないものであってもよく、
要するに磁界を発生する信号源を有するものでありさえ
すればどのようなものでもよい。
【0051】又、上記実施例では、磁界発生コイルとし
ては、25個程度とし、より精度を向上させるために
は、更に個数を増やしてもよいとして説明したが、これ
に限らず、例えば計測対象の形状として例えば頭部の形
状の特徴を最もよく表すことのできるような3点の位置
を選んでその場所に3個の磁界発生コイルを装着するよ
うにしてももちろんよい。このようにした場合、上記実
施例の場合に比べて多少位置合わせの精度は低下するも
のの、特別なマーカー(例えば肝油マーカー等)を被験
者の頭部に付けずに既に撮像してしまった以前の断層像
をも使うことができることは、もちろんである。このよ
うな場合、更に、精度を向上させる方法として、比較的
典型的な種類の頭部の形状をデータベースをして、予め
用意しておけば、頭部の形状の特徴を最もよく表すこと
のできるような3点の位置を選ぶことにより、それら3
点に装着された磁界発生コイルの位置に基づいて、例え
ば上記データベースに予め格納されている頭部形状デー
タから最もよく適合する頭部形状データを選び出して、
それを上記位置合わせに利用する等の方法をとってもも
ちろんよい。
ては、25個程度とし、より精度を向上させるために
は、更に個数を増やしてもよいとして説明したが、これ
に限らず、例えば計測対象の形状として例えば頭部の形
状の特徴を最もよく表すことのできるような3点の位置
を選んでその場所に3個の磁界発生コイルを装着するよ
うにしてももちろんよい。このようにした場合、上記実
施例の場合に比べて多少位置合わせの精度は低下するも
のの、特別なマーカー(例えば肝油マーカー等)を被験
者の頭部に付けずに既に撮像してしまった以前の断層像
をも使うことができることは、もちろんである。このよ
うな場合、更に、精度を向上させる方法として、比較的
典型的な種類の頭部の形状をデータベースをして、予め
用意しておけば、頭部の形状の特徴を最もよく表すこと
のできるような3点の位置を選ぶことにより、それら3
点に装着された磁界発生コイルの位置に基づいて、例え
ば上記データベースに予め格納されている頭部形状デー
タから最もよく適合する頭部形状データを選び出して、
それを上記位置合わせに利用する等の方法をとってもも
ちろんよい。
【0052】又、本発明は、ハードウェア的に、各構成
部を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフトウ
ェア的に実現するようにしてもよい。
部を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフトウ
ェア的に実現するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
請求項1の本発明は、磁気計測手段により推定された信
号源の位置を計測対象内の位置に正確に同定することが
できるという長所を有する。
請求項1の本発明は、磁気計測手段により推定された信
号源の位置を計測対象内の位置に正確に同定することが
できるという長所を有する。
【0054】又、請求項2の本発明は、上記効果に加え
て、磁気計測手段により推定された信号源の位置を生体
内の解剖学的位置に正確に同定することができるという
長所を有する。
て、磁気計測手段により推定された信号源の位置を生体
内の解剖学的位置に正確に同定することができるという
長所を有する。
【0055】又、請求項3の本発明は、上記効果に加え
て、計測対象への形状測定用信号源の取り付け、あるい
は取り外しが容易に行えるという長所を有する。
て、計測対象への形状測定用信号源の取り付け、あるい
は取り外しが容易に行えるという長所を有する。
【0056】又、請求項4の本発明は、上記効果に加え
て、形状測定用信号源の分離が行えるという長所を有す
る。
て、形状測定用信号源の分離が行えるという長所を有す
る。
【図1】本発明の一実施例にかかる全体システムを示す
ブロック図
ブロック図
【図2】本発明の一実施例にかかる全体システム処理・
動作のフローチャート
動作のフローチャート
【図3】本発明の一実施例にかかる磁界発生コイル群の
一例を示す説明図
一例を示す説明図
【図4】(a)本発明の一実施例にかかる磁界発生コイ
ル群を二分割した例で、生体磁気計測の前の状態を示す
説明図 (b)本発明の一実施例にかかる磁界発生コイル群を二
分割した例で、生体磁気計測中の状態を示す説明図
ル群を二分割した例で、生体磁気計測の前の状態を示す
説明図 (b)本発明の一実施例にかかる磁界発生コイル群を二
分割した例で、生体磁気計測中の状態を示す説明図
【図5】従来のMEGシステムの原理を示す説明図
1 マルチチャネルSQUIDセンサ 2 データ収集部 3 データ処理・制御部 4 磁界発生コイル群 5 磁界発生制御部 6 断層撮像装置 7 表示部 8 記録部 10 磁界発生コイル 11 装着部 12 交差部 101 脳活動電流 102 脳磁界 103 SQUIDセンサ 104 液体ヘリウム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貞広 佳史 大阪市西区千代崎3丁目2番95号 株式会 社オージス総研内 (72)発明者 筒井 秀行 大阪市西区千代崎3丁目2番95号 株式会 社オージス総研内
Claims (4)
- 【請求項1】 計測対象の形状に実質的に沿って配置さ
れる複数個の形状測定用信号源及び前記計測対象内の特
定信号源により発生する磁界を計測するための磁界計測
用センサと、前記形状測定用信号源により磁界を発生さ
せることができる磁界発生手段と、その磁界計測用セン
サを用いた計測結果に基づいて前記磁界計測用センサの
座標系での前記形状測定用信号源及び前記特定信号源の
少なくとも位置を推定するための磁気計測手段と、前記
磁気計測手段を用いて推定した、前記磁界計測用センサ
の座標系での前記形状測定用信号源の位置又はそれらの
位置から得られる前記計測対象の形状と、断層撮像装置
により得られる前記計測対象の形状とを重ね合わせるこ
とができる形状照合手段とを備えたことを特徴とする磁
気計測装置。 - 【請求項2】 前記計測対象は、生体であることを特徴
とする請求項1記載の磁気計測装置。 - 【請求項3】 前記形状測定用信号源は、前記計測対象
の表面に沿うことができる伸縮自在のネット状の装着体
に装着された複数の磁界発生コイルであることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の磁気計測装置。 - 【請求項4】 前記複数の磁界発生コイルは、その一部
が前記計測対象の表面に直接固定できて、しかもその直
接固定されていない他の磁界発生コイルと分離可能であ
ることを特徴とする請求項3記載の磁気計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278589A JPH07124133A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278589A JPH07124133A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07124133A true JPH07124133A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17599373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278589A Pending JPH07124133A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07124133A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006026066A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Yokogawa Electric Corp | 画像重ね合せ装置 |
| JP2020054788A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 株式会社リコー | 生体情報計測システムおよび生体情報計測用プログラム |
| US11612345B2 (en) | 2018-03-15 | 2023-03-28 | Ricoh Company, Ltd. | Input device, measurement system, and computer-readable medium |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5278589A patent/JPH07124133A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11612345B2 (en) | 2018-03-15 | 2023-03-28 | Ricoh Company, Ltd. | Input device, measurement system, and computer-readable medium |
| JP2020054788A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 株式会社リコー | 生体情報計測システムおよび生体情報計測用プログラム |
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