JPH07123867A - 植物ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用可能な地上面積を最適化し及び／又は装
飾目的のために、複数の垂直レベルに載置された容器内
で、植物を成長させることができる植物ホルダーを提供
することを目的とする。 【構成】 植物ホルダーは、リザーバ４を含むベース２
に固定され、垂直方向に延びる支柱６と、該支柱６に沿
って異なるレベルにて載置される複数の水平方向に延び
る容器８とを備える。ベース２内のポンプ１０により、
リザーバ４内の水を最上部の容器８までくみ上げ、各容
器８の過剰の水をドレイン開口２８から、回転可能に支
柱６に載置される複数の水採集リング２４を介して、下
に重ねられる容器８の上部端部入口開口４１に向けて排
水する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、植物ホルダーに関し、
特に、装飾目的及び／又は植物を成長させるために利用
可能な地上面積を最大とするために、植物を垂直に保持
するためのホルダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、温室、庭等の植物を成長させる
ために利用可能な地上面積を十分に活用するために、植
物を複数の異なるレベルにて成長させる提案が成されて
いる。この目的のために開発された一つの技術は、植物
成長培地で満たされ、且つ植物の茎を適応させるために
種々のレベルにて貫通する複数の壁を有する垂直なパイ
プを含んでいる。ゆえに、植物の根は、パイプ内に位置
し、パイプ内の植物成長培地、水及び肥料により養わ
れ、こうして植物の茎及び茎に実る果実は、パイプの外
側に成長する。しかしながら、水平な土壌面積が十分に
は得られず、さらに、低いレベルで土壌が過度に圧縮さ
れるので、この技術は不十分であることがわかってい
る。

【０００３】米国特許第５，１３６，８０７号明細書に
記述される別の装置では、積み重ねられた複数の容器を
含んでいる。該装置では、それぞれの容器は上に重ねら
れる容器を支持しているが、容器の側壁の間に植物を成
長させるためのスペースを取ることができる。しかしな
がら、かような装置では、植物成長のために利用可能で
あり、且つ上に重ねられる容器の重さにより過度の圧縮
が与えられることがない水平土壌面積を制限する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、利用
可能な地上面積を最適化し及び／又は装飾目的のため
に、複数の垂直レベルにて植物を成長させることができ
る植物ホルダーを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、水平表
面上に支持されるベースと、該ベースに固定されており
且つ垂直方向に延びる支柱と、該垂直方向に延びる支柱
に異なるレベルにて載置されており且つ各容器がある量
の植物成長培地を受け入れる、かような複数の水平方向
に延びる容器と、リザーバからの水を支柱に載置される
最上部の容器に汲み上げるためのポンプと、を備える植
物ホルダーが提供される。

【０００６】本発明の好ましい実施態様において、各容
器は、容器内の過剰の水を支柱において下に重ねられる
容器に排水するためのドレイン開口を含有する。

【０００７】好ましい実施態様のさらなる特徴によれ
ば、支柱は、さらに、複数の水採集部材を含み、該部材
のそれぞれは、容器のドレイン開口の下で且つ下に重ね
られる容器の上部に配置されており、上に重ねられる容
器から下に重ねられる容器に水を向ける。加えて、水採
集部材のそれぞれは、支柱に回転可能に載置されてお
り、それぞれ上に重ねられる容器及び下に重ねられる容
器の位置に従って支柱の位置を予めセットすることがで
きる。

【０００８】さらに、好ましい実施態様において、水採
集部材のそれぞれは、支柱に回転可能に載置されてもよ
い水採集リングを備える。該リングは、上部端部及び下
部壁を有する。該上部端部は、上に重ねられる容器から
の排水を受け入れるための水入口開口を周縁の少なくと
も一部に備えて形成されており、該下部壁は、下に重ね
られる容器に水を向けるための出口開口を備えて形成さ
れている。該下部壁は、出口開口へ水を向けるためのス
ロープを備えて形成されている。

【０００９】好ましい実施態様のさらなる特徴によれ
ば、各容器は、その下部端部に水採集リングを受け入れ
るためのステップを備えて形成されている。該ステップ
は、上部壁を含有し、該上部壁は、容器の底壁から上方
向に離隔されており、且つそれぞれの水採集リング内の
水入口開口と整合するドレイン開口を備えて形成されて
いる。かような構成は、各容器を片持状態に安定して支
持する目的だけでなく、容器からの過剰の水を容器の底
壁のわずかに上から排水し、水の供給が終了する際に、
植物に水を供給するために、その容器内にいくらかの過
剰の水を残すこともできる。

【００１０】好ましい実施態様のさらなる特徴によれ
ば、支柱はさらに、各容器を支柱に片持状態に載置する
ための載置手段を含有する。該載置手段は、支柱に固定
される各容器用のリングと、片持状態に容器を載置する
ためのそれぞれの載置リングと係合可能な各容器に具備
される延長部と、を備える。各容器は、支柱を受け入れ
且つ部分的に包囲するための腔を備えて形成される側壁
を含有する。延長部は、支柱を広げるため、側壁の上部
端部にて備えられ、且つ容器を支柱に片持状態に側部で
載置するため、それぞれの載置リングと係合する垂下フ
ランジを備えて形成されている。

【００１１】

【実施例】本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の記
述により明かとなるであろう。

【００１２】図１及び図２に示される植物ホルダーは、
温室若しくは裏庭の地面、部屋の床、建物のポーチもし
くは屋根等の適当な水平表面上に支持されるべきベース
２を含む。該ベース２は、概して円筒形状にて示されて
いるが、例えば長方形等の所望の形状にすることもでき
る。また、金属、プラスチック、セラミック等の適当な
材料で製造することができる。さらに、水の供給を保持
するためのリザーバ４を有して形成され、該水には所望
により肥料または他の添加物が加えられてもよい。

【００１３】好ましくは、ベース２は、過剰の蒸発を防
ぐためにカバー５を装備する。好ましくは、カバー５
は、植物成長培地を保持するに適当な概してドーナツ形
状の環状のくぼみで形成される。この場合、追加の植物
をカバー５内で成長させることもできる。

【００１４】垂直方向に延びる支柱６は、ベースの中心
にて、ベース２に固定される。支柱６は中空の円筒形状
であるが、長方形もしくは他の多角形状とすることもで
きる。該支柱は、複数の容器８を異なるレベルにて載置
するために使用されるので、金属もしくはプラスチック
から作られた頑強な構造である。各容器８は、片持状態
で支柱６に載置される。各容器８は、垂直な支柱６の周
縁の一部、例えば周縁のおよそ１／２、にのみ延び、支
柱に側部で載置され、支柱の異なる垂直レベルに容器を
側方からあてがうことができる。

【００１５】各容器８は、植物成長培地で満たされ、ベ
ース２内のリザーバ４（図２）からの水（及び所望によ
り肥料もしくは他の添加物）が供給される。この目的の
ために、図示された植物ホルダーは、ポンプ１０を含
む。該ポンプ１０は、リザーバ４内の水に沈められても
よく、賦活される際には、中心の支柱６を貫通して延び
る水送り管１２を介して、該送り管１２の対向端部に連
結するノズル１４まで水を汲み上げる。該ノズルは、支
柱６の頂部に配置され、支柱により支持されている最上
部の容器８の上に重ねられる。以下にさらに詳述される
ように、各容器８は、ドレインを含む。該ドレインは、
容器内の過剰の水を下に重ねられる容器に排水する。支
柱の最下部の容器のドレインは、水をリザーバ４内に排
水する。

【００１６】支柱６に容器８を片持状態に載置するため
に、支柱は、異なる垂直レベルにて固定されている複数
の載置リング１６を設けている。容器８のそれぞれは、
支柱６のそれぞれの部分を受け入れ且つ部分的に包囲す
るための半円筒状の腔１８（図５）を備えて形成される
側壁を含む。各容器８の上部端部は、さらに一対の延長
部２０を具備して形成される。該延長部２０は、支柱６
を広げ、それぞれの載置リング１６の外部表面と係合す
る垂下フランジ２２を終了させる。かような配置は、各
容器８を垂直支柱６に、利便な状態で側部で載置可能と
し、且つ容器を支柱から片持状態に安定に支持する。

【００１７】先に示したように、各容器８は、その過剰
の水を下に重ねられる容器８に排水する。この目的のた
めに、垂直支柱６は、さらに、複数の水採集リング２４
を含む。該リング２４は、上に重ねられる容器からの排
水を採集するために且つ下に重ねられる容器へ排水を向
けるために、それぞれ、上に重ねられる容器のドレイン
開口の下、及び下に重ねられる容器の上部端部に配置さ
れている。

【００１８】各容器８は、その下部端部にステップ２６
を備えて形成され、該ステップ２６は水採集リング２４
を受け入れる。各ステップ２６の上方壁２６ａは、複数
のドレイン開口２８（図５）を備えて形成され、該開口
２８はそれぞれの水採集リング２４の上部開口端部の上
に重なる。

【００１９】ゆえに、水は底壁２９のわずかに上の位置
にて、各容器８から排水され、ノズル１４からの水の供
給が終了したときに、容器内の植物に水を与えることが
できるように、ある量の水が容器内に残されることがわ
かるであろう。この配置は、さらに各容器８を垂直支柱
６から片持状態に安定して支持する。

【００２０】水採集リング２４の構成は、図６及び図７
により詳細に示されている。ゆえに、円筒状支柱６を受
け入れるための内部円筒状壁３０と、採集された水を維
持するための外部円筒状壁３２と、最下部に形成された
開口３６に採集された水を向けるための傾斜する底壁３
４と、を含む。したがって、上に重ねられる容器８のド
レイン開口２８（図５）からの排水は、水採集リング２
４により採集され、下に重ねられる容器８の上部端部に
排水するための出口開口３６へと、傾斜する底壁３４に
より向けられるであろう。

【００２１】水採集リング２４は、好ましくは、図８に
て４０で示されるカバーにより被覆され、藻の成長を阻
止する。カバー４０は、拡大された入口開口を規定する
ため、水採集リング２４の周縁の大部分に延びる大きな
切り抜き４２を備えて形成される。カバー４０は、水採
集リング２４から除去可能であり、傾斜を容易にする。

【００２２】垂直支柱６は、それぞれが水採集リング２
４の一つを支持するための複数の環状リブ４４を備えて
形成される。環状リブ４４は、水採集リング２４の内部
円筒状壁３０の直径よりもわずかに大きな直径を有して
おり、したがって、それぞれの水採集リング２４の外部
円筒状壁３２により隠されるであろう。この理由によ
り、環状リブ４４は、最上部の環状リブ４４を除いて、
図２には示されていない。該最上部の環状リブ４４は、
容器８がその上にないので、水採集リング２４を受け入
れていない。

【００２３】ゆえに、水入口開口４１と上に重ねられる
容器のドレイン開口２８とを整合させるために、さらに
水出口開口３６と下に重ねられる容器８の開いている上
部端部とを整合させるために、水採集リング２４を垂直
支柱６に関していかなる角度位置にでも配置することが
できる。

【００２４】図２に特に示されているように、中心の垂
直支柱６は、複数の同様の管状区域６ａから作られてお
り、該管状区域６ａの一つが一端６ｂにて減少した直径
を有しており、所望の長さに調節可能なように該管状区
域を入れ込み関係に組み立てることができる。上に重ね
られる容器８の下部端部と共働可能な水採集リング２４
を受け入れるために、各管状区域６ａは、環状リブ４４
と一体に形成されている。また、上述したように、それ
ぞれの容器８の上部端部を片持状態に載置するために、
各管状区域６ａは載置リング１６とも一体に形成されて
いる。該管状区域は、好ましくは、一つの管状区域の減
少した直径端部６ｂが次の管状区域の対向端部に強制的
に嵌合させられるように、嵌合力により互いに取り付け
られる。ベース２は、最下部の管状区域６ａの小さい直
径の端部６ｂを強制的に受け入れさせられるために、中
心ソケット４６を備えて形成されている。支柱の最上部
の管状区域は、水送り管１２の上部端部を受け入れるた
めの開口を備えて形成された除去可能なカバー４８によ
り閉鎖されている。

【００２５】図示された植物ホルダーの組み立て及び使
用の態様は、上記の記述により明らかであろう。ゆえ
に、植物ホルダーは、適当な数の支柱の管状区域６ａを
強制的に取り付けることにより、所望の長さの中心垂直
支柱６を提供するように組み立てることができる。水採
集リング２４は、最初に、それぞれの管状区域の上部端
部にて環状リブ４４に載置され、その開口端部は、カバ
ー４０により閉鎖される。次いで、延長部２０が容器の
上部端部にて載置リング１６の上全体にわたり支柱を広
げ、次いで、容器を下方に移動させ、垂下フランジ２２
をそれぞれの載置リングの外部表面に係合させることに
より、容器８は垂直支柱６の上に重ねられる管状区域６
ａに片持状態にて載置される。次いで、この片持状態に
載置された容器を含む支柱の管状区域６ａは、下に重ね
られる管状区域６ａ内に強制的に嵌合させられ、上に重
ねられる容器のドレイン開口２８が水採集リング内の水
入口開口４２と整合した状態で、下に重ねられる区域の
水採集リング２４が上に重ねられる容器８のステップ２
６内に受け入れられる。ゆえに、上に重ねられる容器８
からの水は、開口２８を介して水採集リング２４内に排
水され、該リングの傾斜する壁３４により、下に重ねら
れる容器８の上部端部の上に重なる出口開３６に向けら
れ、下に重ねられる容器内に排水される。

【００２６】図９は、さらなる変形を示し、ここで、図
１に示された植物ホルダーは、さらなる水平方向に延び
る複数の容器を異なるレベルに載置するために、追加の
垂直方向に延びる支柱を含む。図９において、ベース
２、リザーバ４、垂直支柱６及び容器８を含む植物ホル
ダーは、図１ないし図８に関して上述されたと同じ態様
にて構成されているので、対応する要素に関して同じ参
照番号を付した。

【００２７】図９の植物ホルダーでの追加の垂直支柱
は、１０６として示され、該支柱により支持される容器
は１０８にて示されている。垂直支柱１０６は、ベース
２にもあるいはリザーバ４内にも支持されてはいない
が、水平支持表面（例えば床若しくは地面）上の平担ベ
ース１０９により支持されている。この場合、ベース２
のリザーバ４内のポンプ１０も、追加の送り管１１２を
介して、追加の垂直支柱１０６の最上部の容器１０８上
のノズル１１４まで、水をくみ上げるために用いられ
る。

【００２８】垂直支柱１０６の構築方法と、支柱１０６
への容器１０８の載置の態様及び下に重ねられる容器へ
の各容器からの排水の態様とは、水が最下部の容器１０
８から排水管１１５を介してベース２のリザーバ４に直
接排水される点を除いて、図１ないし図８に関して上述
したと同じである。

【００２９】図９は、一般のリザーバ４から水を供給さ
れる追加の垂直支柱１０６を単に一つ示しているが、１
以上の追加の支柱及び容器の１以上の垂直支柱に水を供
給する１以上のリザーバを含んでもよい。

【００３０】２つの好ましい実施態様に関して記述して
きたが、これらは単に例示に過ぎず、本発明の他の変
形、改良及び適用がなされてもよいことが理解されるで
あろう。

【００３１】

【発明の効果】前述の特徴に従う植物ホルダーは、植物
を成長させるための実質的に水平な土壌面積を提供しな
がら、同時に、低いレベルでの過度の土壌圧縮を避け、
複数の異なる垂直レベルにて植物を成長させることがで
きる。さらに、かような植物ホルダーは、利用可能なス
ペースに従って所望の数だけ容器を含むことができ、且
つ所望の際にはいつでも、迅速に且つ利便に、組み立て
たり分解したりすることができる。したがって、植物ホ
ルダーは、利用可能な地上面積を最大にするだけなく、
装飾目的のために利用することもでき、所望であれば異
なる装飾配置を提供することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明による植物ホルダーの一実施例
を示す。

【図２】図２は、図１の植物ホルダーの主要素をより詳
細に示す拡大破断図である。

【図３】図３は、図１及び図２の植物ホルダーの一つの
容器の立面図である。

【図４】図４は、図１及び図２の植物ホルダーの一つの
容器の断面図である。

【図５】図５は、図１及び図２の植物ホルダーの一つの
容器の平面図である。

【図６】図６は、図１及び図２の植物ホルダーに含まれ
る水採集リングの一つの平面図である。

【図７】図７は、図１及び図２の植物ホルダーに含まれ
る水採集リングの一つの断面図である。

【図８】図８は、図６及び図７に示される水採集リング
の上部端部を除去可能に被覆するカバーを示す平面図で
ある。

【図９】図９は、複数の植物容器の垂直支柱を含むため
に、本発明により構成される別の植物ホルダーを示す。

【符号の説明】

２：ベース ４：リザーバ ６：垂直支柱 ８：容器 １０：ポンプ １２：送り管 １４：ノズル １６：載置リング １８：腔 ２０：延長部 ２２：垂下フランジ ２４：水採集リング ２６：ステップ ２８：ドレイン開口 ３０：内部円筒状壁 ３２：外部円筒状壁 ３４：底壁 ３６：出口開口 ４０：カバー ４４：環状リブ ４６：ソケット

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水平表面上に支持されるベースと、 該ベース内に載置され、ある量の水を受け入れるリザー
   バと、 該ベースに固定され、垂直方向に延びる支柱と、 該垂直方向に延びる支柱に沿って異なるレベルにて載置
   され、それぞれがある量の植物成長培地を受け入れる複
   数の水平方向に延びる容器と、 該リザーバから、該支柱に載置された最上部の容器ま
   で、水をくみ上げるポンプと、を備える植物ホルダー。
2. 【請求項２】 前記容器のそれぞれが、支柱に載置され
   た下に重ねられる容器に、過剰の水を排水するドレイン
   開口を含むことを特徴とする請求項１の植物ホルダー。
3. 【請求項３】 前記支柱が、さらに複数の水採集部材を
   含み、該水採集部材は、ある容器のドレイン開口の下
   に、且つ下に重ねられる容器の上部端部の上に配置され
   ており、上に重ねられる容器からの水を下に重ねられる
   容器に向けることを特徴とする請求項２の植物ホルダ
   ー。
4. 【請求項４】 前記水採集部材のそれぞれが支柱上に回
   転可能に載置され、上に重ねられる容器及び下に重ねら
   れる容器のそれぞれの位置に従って、支柱上に該水採集
   部材の位置を予めセットすることができることを特徴と
   する請求項３の植物ホルダー。
5. 【請求項５】 前記水採集部材が、支柱上に回転可能に
   載置された水採集リングと下部壁とを含み、 該リングは、少なくともその周縁の一部に、上に重ねら
   れる容器からの排水を受け入れるための水入口開口を備
   えて形成されている上部端部を有しており、 該下部壁は、下に重ねられる容器に水を向けるための出
   口開口を備えて形成されている、ことを特徴とする請求
   項４の植物ホルダー。
6. 【請求項６】 前記下部壁が、前記出口開口に水を向け
   るためのスロープを備えて形成されていることを特徴と
   する請求項５の植物ホルダー。
7. 【請求項７】 前記水採集リングのそれぞれの上部端部
   が、その周縁の一部のための水入口開口を備えて形成さ
   れているカバーにより閉鎖されていることを特徴とする
   請求項５または請求項６の植物ホルダー。
8. 【請求項８】 前記容器のそれぞれが、その下方端部に
   て、前記水採集リングを受け入れるためのステップを備
   えて形成されており、該ステップは、前記容器の底部壁
   から上方向に離隔された上部壁を含有しており、且つ該
   ステップは、それぞれの水採集リング内の水入口開口と
   整合可能なドレイン開口を備えて形成されていることを
   特徴とする請求項５ないし請求項７のいずれかに記載の
   植物ホルダー。
9. 【請求項９】 前記支柱が、前記水採集部材のリングを
   支持するための環状リブを備えて形成されていることを
   特徴とする請求項５ないし請求項８のいずれかに記載の
   植物ホルダー。
10. 【請求項１０】 前記支柱が、さらに、それぞれの容器
    を片持ち状態にて、支柱に載置するための載置手段を含
    有することを特徴とする請求項１ないし請求項９のいず
    れかに記載の植物ホルダー。
11. 【請求項１１】 前記載置手段が、前記各容器のために
    支柱に固定されたリングと、前記各容器により設けら
    れ、片持状態に容器を載置するための載置リングのそれ
    ぞれと係合可能な延長部と、を備えることを特徴とする
    請求項１０の植物ホルダー。
12. 【請求項１２】 前記各容器が、前記支柱を受け入れ、
    且つ部分的に包囲するための垂直方向に延びる腔を備え
    て形成された側壁を含有しており、 前記延長部が、該側壁の上部端部に設けられて、前記支
    柱を広げるべく配置されており、前記支柱に片持状態に
    て容器を側部で載置するために、載置リングのそれぞれ
    に係合する垂下フランジを備えて形成されていることを
    特徴とする請求項１ないし請求項１１のいずれか１項に
    記載の植物ホルダー。
13. 【請求項１３】 前記支柱が前記ベースの中心に位置し
    ており、前記支柱が中空であり、且つ前記リザーバから
    支柱に載置される最上部の容器まで水を送るための送り
    管を含むことを特徴とする請求項１ないし請求項１２の
    いずれか１項に記載の植物ホルダー。
14. 【請求項１４】 前記中心の支柱が、入れ込み関係に組
    み立てられる複数の管状区域から形成されていることを
    特徴とする請求項１３の植物ホルダー。
15. 【請求項１５】 前記植物ホルダーが、さらに、 少なくとも１つの追加の垂直方向に延びる支柱であっ
    て、さらに複数の水平方向に延びる容器を該支柱に沿っ
    て異なるレベルに載置しており、該各容器はある量の植
    物成長培地を受け入れるようになっている、かような追
    加の支柱と、 前記リザーバ内のポンプから、該追加の垂直方向に延び
    る支柱内の最上部の容器まで延びる送り管であって、該
    ポンプにより該リザーバから該最上部の容器まで水をく
    み上げる送り管と、を含むことを特徴とする請求項１な
    いし請求項１４のいずれか１項に記載の植物ホルダー。
16. 【請求項１６】 前記ベースを被覆するカバーをさらに
    備えることを特徴とする請求項１の植物ホルダー。
17. 【請求項１７】 前記カバーが、ある量の植物成長培地
    を受け入れるためのくぼみを備えて形成されていること
    を特徴とする請求項１６の植物ホルダー。