JPH07122274B2 - マンホールの穿孔装置 - Google Patents

マンホールの穿孔装置

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JPH07122274B2
JPH07122274B2 JP4175995A JP17599592A JPH07122274B2 JP H07122274 B2 JPH07122274 B2 JP H07122274B2 JP 4175995 A JP4175995 A JP 4175995A JP 17599592 A JP17599592 A JP 17599592A JP H07122274 B2 JPH07122274 B2 JP H07122274B2
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JP
Japan
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manhole
rotation
amount
moving
punching
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JP4175995A
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JPH0649856A (ja
Inventor
洋二 佐藤
忠義 品田
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高村建材工業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマンホールに予め形成さ
れた流出孔に対して、該マンホールを埋設する現場の条
件に応じて流入孔を容易に穿孔することができるマンホ
ールの穿孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設されるマンホールには流入孔
と流出孔とが形成され、家庭からの汚水等を流入孔から
一旦マンホール内に導入し、このマンホールから流出孔
を介して本管に導出するのが一般的である。
【0003】ところで、前記したマンホールに形成する
流入孔や流出孔は、該マンホールを埋設する現場によっ
て、流出孔に対する流入孔の穿孔位置が様々であるた
め、流出孔と流入孔を予めマンホールの製造時に穿孔し
ておくことができなかった。
【0004】そこで、近年は予め流出孔をマンホールの
製造時に穿孔しておき、流入孔は埋設現場の状況に応じ
て後から穿孔するようになってきた。その一例として、
例えば、特公昭62−42095号公報に開示された技
術がある。
【0005】この公報に開示されている穿孔方法は、流
出管の管底高と流入管の管底高との差を示す落差と、流
出管を基点として流入管の取付位置を角度で表した流入
管き流出管に対する角度とをマンホール計算書に記載す
ると共にこれに基づいて、マンホールの表面に前記落差
と角度との罫書き線を施し、この罫書き線に基づいて穿
孔機で流入孔を穿孔する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の穿孔方法にあっては、罫書き線を計算書に基づいて
管底からの流入孔の高さと、流出孔からの角度を計測す
るための物差しや角度ゲージ等を使用してマンホールの
表面に施す方法であるので、作業者による罫書き線を施
す作業に熟練を要すると共に時間が掛るという問題があ
った。
【0007】また、前記した如き方法によって罫書き線
を施したマンホールを穿孔機にセットして穿孔を行うた
めに、罫書きと穿孔作業とが別工程となって工程数が多
いと共に罫書き線と穿孔機のビットとの位置合わせが困
難であるため、熟練を要するという問題もある。
【0008】本発明は前記した問題点を解決せんとする
ものであり、その目的とするところは、穿孔機において
管底よりの高さと流出孔からの角度を調節して流入孔の
位置決めを行った後に、連続して穿孔を行うことができ
るので、穿孔作業が極めて容易であると共に熟練を要さ
ないマンホールの穿孔装置を提供せんとするにある。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のマンホールの穿
孔装置は前記した目的を達成せんとするもので、その装
置の手段はマンホールを軸長方向に移動させる移動台
と、該移動台上に設けられ前記マンホール回転させるロ
ーラと、前記マンホールの周面上に前記軸長方向と該軸
長方向に直交する方向との間で切り換え自在に摺接して
マンホールの移動と回転に伴って回転すると共に表面
に前記移動量および回転量に対応するスケールが表示さ
れた回転輪と、前記移動台の上方に配置され前記スケー
ルによる表示が所定の値となった時に前記マンホールに
穿孔を行う穿孔機とを具備したことを特徴とするもので
ある。
【0011】また、マンホールを軸長方向に移動させる
移動台と、該移動台上に設けられ前記マンホールを回転
させるローラと、前記マンホールの前記移動の量と前記
回転の量を計測する計測装置と、該計測装置よりの出力
で前記移動量と回転量(角)とを表示する表示装置と、
前記移動台の上方に配置され前記表示装置による表示が
所定の値となった時に前記マンホールに穿孔を行う穿孔
機とを具備したことを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】次に、本発明のマンホールの穿孔方法を実施
するための装置を図と共に説明する。1は土台Aに固定
された門柱にして、上部に梁2が固定されている。3は
該梁2に固定された穿孔機にして、上下動自在にビット
3aが取付けられている。
【0013】4は前記土台Aの前記門柱1の間に敷設さ
れたレール5に対して移動可能に構成された移動台にし
て、上面の前記レール5と平行な方向にはマンホールB
を回転自在に支持するローラ6が取付けされている。な
お、前記移動台4は図示しない駆動源によって外部操作
で移動自在に形成され、また、前記ローラ6も図示しな
い駆動源によって外部操作で回転自在に形成されてい
る。
【0014】7は前記梁2に対して上下動自在に取り付
けられた計測装置にして、軸回転により前記マンホール
の軸長方向と該軸長方向に直交する方向との間で向きを
変えるように構成されており、前記移動台4のローラ6
上に載置されたマンホールBの表面に下降して接触す
る。すなわち、この計測装置7は梁2に対して上下可能
に取り付けられた軸棒7aと、この軸棒7aに対して直
角方向の2方向に固定可能に取り付けられる支持棒7b
と、該支持棒7bに形成された溝7b1に対して回転、
かつ、上下動自在に軸支された回転輪7cとより構成さ
れている。そして、この回転輪7cの表面にはマンホー
ルBの移動量と回転量に対応したスケールが両面に表示
されている。
【0015】次に、前記した回転輪7cを利用してマン
ホールBの穿孔位置を決定する方法について説明する。
先ず、マンホールBを移動台4のローラ6上に載置し、
該マンホールBの基準線(マンホールBの製作時におけ
る型枠の繋ぎ目によって形成される筋)に回転輪7cを
一致させた状態でマンホールBに当接させると共に、該
回転輪7cの角度目盛を零に合わせる。
【0016】この状態において、マンホールBをローラ
6を介して回転させると、該回転輪7cも回転し回転量
に対応した値が変化する。そして、回転輪7cのスケー
ル値が予め求めた角度(回転量)になった位置でマンホ
ールBの回転を停止する。これにより、流出孔から流入
孔までの角度(回転量)が決定される。
【0017】次に、この位置において支持棒7bを前記
状態より90度回転させ、回転輪7cの回転方向がマン
ホールBの回転方向と直交するように設定すると共に、
回転輪7cの長さ目盛を零に合わせる。この状態におい
て、マンホールBを水平方向に移動すると、該回転輪7
cが回転し移動量に対応した値が変化する。そして、回
転輪7cのスケール値が予め求めた移動量になった位置
でマンホールBの移動を停止する。これにより、流出孔
から流入孔までの落差が決定される。
【0018】このように、落差と角度(回転量)とを測
定した位置において、穿孔機3のビット3aを下降し
て、該穿孔機3を駆動することによって流入孔が開口さ
れるものである。なお、前記した回転輪7aは、マンホ
ールBの大きさおよび穿孔孔の径に応じたものに交換す
る必要がある。
【0019】次に、第2の実施例について図6と共に説
明する。本実施例にあっては、計測装置7は回転輪7c
の回転数に応じたパルス信号を送出する回転数検出回路
aを取付けたものである。そして、この回転輪7cより
の出力は、回転数検出器aに送出されて波形整形され、
回転数−長さ変換器bによって回転数から長さに変換
し、この変換した値を表示回路cを介して表示器dで表
示するものである。
【0020】次に、前記した穿孔装置を使用して流入孔
を穿孔する方法について説明する。先ず、マンホールB
を移動台4のローラ6上に載置し、該マンホールBの基
準線上に計測装置7の回転輪7cの回転方向を合わせ
る。次いで、移動台4を外部操作によって移動する。こ
の時、回転輪7cはマンホールBの表面と当接している
ので、該回転輪7cはマンホールBの軸長方向の移動に
伴って回転し、回転輪7cに設けられた公知の回転数検
出器aにより回転数に比例した電気信号が出力される。
【0021】この出力は回転数−長さ変換器bによって
長さに対応した電気信号に変換されて、表示回路cを介
して表示器dにおいて移動長さとして表示される。従っ
て、操作者はこの表示器dの値が予め求めた値と一致す
るまで移動台4を移動させ、一致した時点で移動台4の
移動を停止する。
【0022】次いで、この停止した位置において、支持
棒7bを軸棒7aに対して90度回転して固定した状態
で、ローラ6を外部操作によって回転すると、回転輪7
cも回転するので、前記したと同じ動作によってマンホ
ールBの回転量が表示器dに表示される。
【0023】従って、この表示器dで表示される回転量
と予め求めた値と一致するまだマンホールBを回転さ
せ、一致した時点でローラ6の回転を停止させる。この
停止した位置において、穿孔機3のビット3aを下降し
て、該穿孔機3を駆動することによって流入孔が開口さ
れるものである。
【0024】なお、前記した実施例にあっては、計測装
置7のマンホールBと接触する部材を回転数検出回路a
を具備した回転輪7cとしたが、計測装置7としては、
マンホールBの移動量と回転量を計測できるものであれ
ばよく、例えば、回転輪7cに代えてコンピュータに使
用するマウスを使用することも可能である。このマウス
の場合は、回転輪7cの如くマンホールBの移動と回転
に応じて90度回転する必要はない。
【0025】また、前記した実施例にあっては、マンホ
ールBの流出孔から流入孔までの角度を回転量(長さ)
として測定したが、回転角として計測することも当然可
能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記したように、マンホールを
軸長方向の移動と回転とを可能に形成し、この移動量と
回転量を計測装置で計測して、予め求めた値と計測装置
で計測した値とが一致した時点でマンホールを停止さ
せ、該停止位置において穿孔機によって流入孔を穿孔す
るようにしたので、穿孔作業が極めて容易であると共に
熟練を必要とせず、また、穿孔位置の計測と穿孔作業と
を連続して行われるので、装置が安価で作業性が良く穿
孔作業の時間短縮を計ることができる等の効果を有する
ものである。さらに、穿孔作業のための位置決めに関連
して設けたマンホール移動量と回転量を計測装置が、マ
ンホールの周面上に摺接することにより該計測装置がマ
ンホールの移動量と回転量を単一の手段で行うことが可
能になり装置の構造の簡素化に寄与し、加えてマンホー
ルの摺面に直接に摺接するので移動量と回転量の計測が
正確に行われるという効果も有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマンホールの穿孔装置の一実施例
を示す正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】本実施例の概略を示す斜視図である。
【図4】計測装置の正面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】計測装置における回路のブロック図である。
【符号の説明】
B マンホール 1 門柱 2 梁 3 穿孔機 3a ビット 4 移動台 5 レール 6 ローラ 7 計測装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールを軸長方向に移動させる移
    動台と、該移動台上に設けられ前記マンホールを回転さ
    せるローラと、前記マンホールの周面上に前記軸長方向
    と該軸長方向に直交する方向の間で切り換え自在に摺接
    してマンホールの移動と回転に伴って回転する共に表面
    に前記移動量および回転量に対応するスケールが表示さ
    れた回転輪と、前記移動台の上方に配置され前記スケー
    ルによる表示が所定の値となる時に前記マンホールに穿
    孔を行う穿孔機とを具備したことを特徴とするマンホー
    ルの穿孔装置。
  2. 【請求項2】 マンホールを軸長方向に移動させる移
    動台と、該移動台上に設けられ前記マンホールを回転さ
    せるローラと、前記マンホールの前記移動の量と前記回
    転の量を計測する計測装置と、該計測装置よりの出力で
    前記移動量と回転量(角)とを表示する表示装置と、前
    記移動台の上方に配置され前記表示装置による表示が所
    定の値となる時に前記マンホールに穿孔を行う穿孔機と
    を具備したことを特徴とするマンホールの穿孔装置。
JP4175995A 1992-06-11 1992-06-11 マンホールの穿孔装置 Expired - Lifetime JPH07122274B2 (ja)

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JPH0649856A JPH0649856A (ja) 1994-02-22
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DE602005009204D1 (de) 2004-07-09 2008-10-02 Freudenberg Carl Kg Wellendichtring
CN113107255B (zh) * 2021-04-12 2021-11-12 中国铁塔股份有限公司黑龙江省分公司 一种塔桅基建装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2759825B2 (ja) * 1989-09-18 1998-05-28 羽田ヒューム管株式会社 マンホール本体用の管の削孔装置

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JPH0649856A (ja) 1994-02-22

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