JPH0712104U - コードレス聴診器 - Google Patents
コードレス聴診器Info
- Publication number
- JPH0712104U JPH0712104U JP4915993U JP4915993U JPH0712104U JP H0712104 U JPH0712104 U JP H0712104U JP 4915993 U JP4915993 U JP 4915993U JP 4915993 U JP4915993 U JP 4915993U JP H0712104 U JPH0712104 U JP H0712104U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stethoscope
- earphone
- receiver
- cordless
- examiner
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- Pending
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 医療に於いて、主に聴診時に診察者の外耳道
圧迫を低減させつつ、より一層の診断精度の向上を図
り、また医学教育・研究の場での有用性を高め得るもの
である。 【構成】 聴診した音を電気的に処理し送信する聴診器
ヘッド１、その電波を受け増幅・音量調節する受信器
３、イヤホン接続コード４とイヤホン５から成るものが
簡単な概念的構成となる。
圧迫を低減させつつ、より一層の診断精度の向上を図
り、また医学教育・研究の場での有用性を高め得るもの
である。 【構成】 聴診した音を電気的に処理し送信する聴診器
ヘッド１、その電波を受け増幅・音量調節する受信器
３、イヤホン接続コード４とイヤホン５から成るものが
簡単な概念的構成となる。
Description
【０００１】
本考案は、診察・診断・治療・研究等医学的分野に於いて聴診する際、必ず使 用する器具である。
【０００２】
従来、医療現場で用いられて来た聴診器としては、図３に示す如く聴診器ヘッ ドとイヤホン部がホース状コードにより連続する構造のものが知られている。
【０００３】 従来の聴診器は、構造上非常に簡素化され、診察等で有用性の高い器具である ことに過去・現在・未来を通して不変であろう。
【０００４】 しかし乍ら、聴診器ヘッドとイヤホン部が連続している為、聴診部分とイヤホ ン部との距離は極限られたものになり、被検者と診察者との距離も制限され各者 の体位・姿勢にも限界が生じる。
【０００５】 また、同時に２カ所以上の部位を聴診することは出来ない。
【０００６】 更に、聴診している間の音はその瞬間のものであり、後に同じ音が存在し或は 保存されることはない。
【０００７】 聴診される音は電気的増幅・調整を受けず聴診器ヘッドより空気の物理的振動 によりイヤホン部に伝わる為、非常に小さい音は勿論、通常音も周囲の騒音に妨 害され易い。
【０００８】 長時間連続して聴診する際、診察者はイヤホンの圧迫により自身の外耳道に炎 症を起こし易い。
【０００９】
聴診器ヘッドと受信器との連続性はコードレスとなり、電波にて結ばれること になる。
【００１０】 聴診器ヘッドは、聴診した音を電気信号として処理し電波にて送信する。
【００１１】 受信器は受信した音を増幅・調整し、音量を変化させられる。
【００１２】 複数の聴診器ヘッドからの電波を１ケの受信器にて交互に受信しても良い。
【００１３】 受信器は外部出力端子を持ち、これにイヤホンを接続するが、録音機やスピー カー等へ接続することも出来る。
【００１４】 イヤホンは小型軽量にて診察者の外耳道圧迫も少ない。
【００１５】
コードレス聴診器は、長時間連続した聴診時などに生ずる診察者の外耳道への 圧迫・不快感を低減させつつ、微細な異常音の発見などを可能にする。
【００１６】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【００１７】 請求項１に示した構造により、聴診時の被検者の体位変換及び診察者の姿勢等 を最少に留どめられ、診察がより円滑になる。
【００１８】 請求項１により、２ケ所同時徳診が可能になり、人工呼吸施行時等に於ける肺 臓呼吸音左右差の早期発見も可能となる。
【００１９】 請求項２に示す様に受信器の音量調節機能により、頭頚部・胸部・腹部等の微 細な異常音を聴取でき、診断上の精度が向上する。
【００２０】 請求項３によって診察者の外耳道圧迫の低減が図られ、また重要症例等の正常 ・異常音の記録が可能になる。
【００２１】 しかも、スピーカー等への接続と合わせて、一度に複数の医師・医学生等がそ の異常音を聞くことが出来るため、基礎・臨床の研究・教育の場に於けるこのコ ードレス聴診器の有用性は新たな可能性を実現する。
【図１】コードレス聴診器の概念図であり、点線は電波
を表し、実線はイヤホンのコードを表す。
を表し、実線はイヤホンのコードを表す。
【図２】コードレス聴診器に録音機を接続した場合、更
にスピーカーを接続した場合の概念図であり、点線は電
波を実線はイヤホンのコードを表す。
にスピーカーを接続した場合の概念図であり、点線は電
波を実線はイヤホンのコードを表す。
【図３】従来の聴診器の概念図であり、実線はホース状
のコードを表し何ら電気的配線等は組み込まれていな
い。
のコードを表し何ら電気的配線等は組み込まれていな
い。
１ コードレス聴診器ヘッド ２ 電波 ３ 受信器 ４ イヤホン接続コード ５ イヤホン ６ 録音機・スピーカー接続コード ７ 録音機または増幅機 ８ スピーカー ９ 聴診器ヘッド １０ ホース状コード １１ 金属性ホース状コード １２ プラスチックまたはゴム性イヤホン
Claims (3)
- 【請求項１】 聴診器のヘッド部分は、それより送信さ
れた電波を増幅・調整する受信器、受信器に接続された
イヤホン又はスピーカー等から切り離された構造をな
す。 - 【請求項２】 聴診器はコードレスなので、聴診器ヘッ
ドは聴診した音を電波として送信し、受信器はその電波
を増幅・調整・音量調節する機能を備える。 - 【請求項３】 受信器は外部出力端子を備え、これにイ
ヤホン又は録音機が接続される。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4915993U JPH0712104U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | コードレス聴診器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4915993U JPH0712104U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | コードレス聴診器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712104U true JPH0712104U (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=12823320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4915993U Pending JPH0712104U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | コードレス聴診器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712104U (ja) |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP4915993U patent/JPH0712104U/ja active Pending
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