JPH07120322A - 光増幅器雑音指数測定装置 - Google Patents

光増幅器雑音指数測定装置

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JPH07120322A
JPH07120322A JP26931093A JP26931093A JPH07120322A JP H07120322 A JPH07120322 A JP H07120322A JP 26931093 A JP26931093 A JP 26931093A JP 26931093 A JP26931093 A JP 26931093A JP H07120322 A JPH07120322 A JP H07120322A
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JP
Japan
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noise
power
peak
memory
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP26931093A
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English (en)
Inventor
Naoko Kondou
直子 近道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光増幅器のピーク波長での雑音レベルを自動で
決定して雑音指数を算出し、測定者の違いによる測定デ
ータのばらつきをなくす。 【構成】光スペクトラムアナライザ1で光増幅器の出力
を入力しスペクトラムを測定し、測定した各n個の波長
Xと電力値Yをメモリ2に保存し、測定したピーク時の
波長Xpと電力値Ypをメモリ3に保存する。微分部4
でメモリ2の値を微分し、結果を入力し0クロス点検出
部5で0クロス点を探す。ピーク決定部6で0クロス点
を入力し0クロス点であるピーク波長Xpから左右1番
目の0クロス点波長をXl・Xrとし、雑音関数作成部
7でメモリ2の0番目の値からXlの電力値Y(0〜
l)とXrからn番目の電力値Y(r〜n)を取り出し
関数を作成し、雑音電力決定部8で同関数からXp時の
雑音電力Npを算出する。雑音指数算出部9でピーク電
力値Ypと雑音電力Npとから雑音指数を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光増幅器雑音指数測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公知例としては、YHP株式会社
の光通信計測シンポジウム’93で使用されたセミナ・
テキストMAY’93の「Optical Fiber
Amplifiers…Measurement o
f Gain and Noise Figure」に
記載されているものが知られている。
【0003】この従来の光増幅器雑音指数測定装置につ
いて図面を参照して説明する。
【0004】図3は従来例の光増幅器雑音指数測定装置
を示すブロック図、図3(a)は従来例の光増幅器雑音
指数測定装置のブロック図、図3(b)は従来例の光増
幅器雑音指数測定装置のメモリ2に入力されるスペクト
ラム図形データを示す図、図3(c)は従来例の光増幅
器雑音指数測定装置のXp±Δλ電力取り出し部15で
取り出されたスペクトラム図形データを示す図である。
【0005】従来例の光増幅器雑音指数測定装置は、光
増幅器の出力を入力しスペクトラムを測定する光スペク
トラムアナライザ1と、光スペクトラムアナライザ1で
測定した各n個の波長Xと電力値Yとを保存するメモリ
2と、メモリ2のデータを入力しYa16、Yb17を
取り出すXp±Δλ電力取り出し部15と、取り出され
たデータを入力しピーク波長での雑音電力Npを算出す
る雑音電力決定部18と、メモリ3に保存されているピ
ーク電力値Ypと雑音電力値Npとから雑音指数を算出
する雑音指数算出部9と、光スペクトラムアナライザ1
で測定したピーク時の波長Xpと電力値Ypとを保存す
るメモリ3とから構成される。
【0006】次に、この従来例の光増幅器雑音指数測定
装置の動作について図面を参照して説明する。
【0007】図3(a)において、光増幅器の出力を光
スペクトラムアナライザ1に入力しスペクトラム図形と
そのピーク値とを測定する。図3(b)に示すスペクト
ラム図形データ(波長、電力)をメモリ2に、ピーク値
(波長、電力)をメモリ3に取り込み保存する。図3
(c)に示すようにメモリ2のデータをXp±Δλ電力
取り出し部15に入力しYa16、Yb17を取り出
す。取り出されたデータを雑音電力決定部18に入力し
ピーク波長での雑音電力Npを算出する(2点の平均電
力値Np=(Ya+Yb)÷2)。雑音指数算出部9で
メモリ3に保存されているピーク電力値Ypと雑音電力
値Npとから以下の雑音指数算出方法により雑音指数を
算出する。
【0008】この雑音指数算出方法は数式1による。
【0009】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の従来雑
音電力の決定は測定者の目視に頼るか、図3に示したよ
うにピーク波長を中心として左右にΔλ波長分ずらした
波長での雑音電力の平均値をピーク波長での雑音電力と
していたが、前者の場合は測定者間の測定値のばらつき
が生じたり、後者の場合はピークの線幅に依存してその
都度Δλの値を変更する必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光増幅器雑音指
数測定装置は、光増幅器の出力信号を入力しスペクトラ
ムを測定する光スペクトラムアナライザと、光スペクト
ラムアナライザで測定したn個の波長データXとn個の
電力データYとを保存する第一のメモリと、光スペクト
ラムアナライザで測定したピーク時の波長データXpと
電力データYpとを保存する第二のメモリと、第一のメ
モリに保存されているデータを入力し微分する微分部
と、微分部にて微分されたデータを入力し0クロスとな
る点を検出する0クロス点検出部と、0クロス検出部か
らのデータを入力し0クロス点であるピーク波長Xpか
ら左に1番目の0クロス点波長をXlとしXpから右に
1番目の0クロス波長をXrとするピーク立ち上がり/
立ち下がり決定部と、第一のメモリに保存されているデ
ータのX(0)からピーク立ち上がり/立ち下がり決定
部で決められた0クロス点Xlまでの電力値Y(0〜
l)とXrからX(n)までの電力値Y(r〜n)とを
取り出し雑音電力近似関数を作成する雑音関数作成部
と、雑音関数作成部にて作成された関数に第二のメモリ
に保存されているピーク波長データXp時の雑音電力N
pを算出する雑音電力決定部と、第二のメモリに保存さ
れているピーク電力値Ypと雑音電力決定部で求められ
た雑音電力Npとから雑音指数を算出する雑音指数算出
部とを含むことを特徴としている。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明による光増幅器雑音指数測定
装置の一実施例を示すブロック図、図1(a)は本実施
例の光増幅器雑音指数測定装置のブロック図、図1
(b)は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置のメモリ
2に入力されるスペクトラム図形データを示す図、図1
(c)は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置の微分部
4で微分された値とスペクトラム図形データとの関係を
示す図、図1(d)は本実施例の光増幅器雑音指数測定
装置のOクロス点検出部5で検出された値とスペクトラ
ム図形データとの関係を示す図、図1(e)は本実施例
の光増幅器雑音指数測定装置のピーク立上り下り決定部
6で検出された値とスペクトラム図形データとの関係を
示す図、図2は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置で
雑音電力値Npを決定する過程を説明するための図、図
2(a)はスペクトラム図形データを示す図、図2
(b)はスペクトラム図形データを微分した値を示す
図、図2(c)は近似関数より求められた雑音電力値を
示す図である。
【0014】図1において、この実施例の光増幅器雑音
指数測定装置は、光増幅器の出力を入力しスペクトラム
を測定する光スペクトラムアナライザ1と、光スペクト
ラムアナライザ1で測定した各n個の波長Xと電力値Y
とを保存するメモリ2と、同じく測定したピーク時の波
長Xpと電力値Ypとを保存するメモリ3と、メモリ2
の値を微分する微分部4と、微分された値を入力し0ク
ロスとなる点を探す0クロス点検出部5と、0クロス点
を入力し0クロス点であるピーク波長Xpから左右1番
目の0クロス点波長をXl・Xrとするピーク立上り/
立下り決定部6と、メモリ2の0番目の値からXlまで
の電力値Y(0〜l)とXrからn番目までの電力値Y
(r〜n)とを取り出し関数を作成する雑音関数作成部
7と、同関数からXp時の雑音電力Npを算出する雑音
電力決定部8と、ピーク電力値Ypと雑音電力Npとか
ら雑音指数を算出する雑音指数算出部9とから構成され
る。
【0015】次に、本実施例の光増幅器雑音指数測定装
置の動作について図面を参照して説明する。
【0016】図1(a)において、光増幅器の出力を光
スペクトラムアナライザ1に入力しスペクトラム図形と
そのピーク値を測定する。図1(b)および図2(a)
に示すスペクトラム図形データ(波長、電力)をメモリ
2に、ピーク値(波長、電力)をメモリ3に取り込み保
存する。図1(c)に示すようにメモリ2のデータを微
分部4に入力し微分する。図1(d)に示すように微分
されたデータを0クロス点検出部5に入力し0クロスと
なる点を検出する。検出された0クロスデータをピーク
立ち上がり/立ち下がり決定部6に入力する。図1
(e)に示すようにピーク立ち上がり/立ち下がり決定
部6ではピーク波長Xpを中心に左側に1番目の0クロ
ス点Xl11(ピーク立ち上がり点13)とXpを中心
に右側に1番目の0クロス点Xr12(ピーク立ち下が
り点14)とを決定する。図2(b)に示すように雑音
関数作成部7ではメモリ2に保存されているデータの0
番目から0クロス点Xl11までの電力値と、Xrから
0クロス点Xr12とからn番目までの電力値から雑音
部の近似関数を作成する(最小2乗法等による)。図2
(c)に示すように雑音電力決定部8では雑音関数作成
部7で作成された近似関数にメモリ3に保存されている
ピーク時の波長Xpを代入しその時の雑音電力値Npを
決定する。雑音指数算出部9でメモリ3に保存されてい
るピーク電力値Ypと雑音電力値Npから以下の雑音指
数算出方法により雑音指数を算出する。
【0017】この雑音指数算出方法は数式1による。
【0018】
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光増幅器
雑音指数測定装置は、ピークの立ち上がり立ち下がりを
判断することにより、ピークの幅には依存することな
く、また、振動する複数の雑音電力データから関数近似
を行うことにより、2点の電力データの平均からピーク
波長雑音電力値を算出するより確度が向上し、測定デー
タのばらつきを最小限に抑えることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光増幅器雑音指数測定装置の一実
施例を示すブロック図である。図1(a)は本実施例の
光増幅器雑音指数測定装置のブロック図である。図1
(b)は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置のメモリ
2に入力されるスペクトラム図形データを示す図であ
る。図1(c)は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置
の微分部4で微分された値とスペクトラム図形データと
の関係を示す図である。図1(d)は本実施例の光増幅
器雑音指数測定装置のOクロス点検出部5で検出された
値とスペクトラム図形データとの関係を示す図である。
図1(e)は本実施例の光増幅器雑音指数測定装置のピ
ーク立上り下り決定部6で検出された値とスペクトラム
図形データとの関係を示す図である。
【図2】本実施例の光増幅器雑音指数測定装置で雑音電
力値Npを決定する過程を説明するための図である。図
2(a)はスペクトラム図形データを示す図である。図
2(b)はスペクトラム図形データを微分した値を示す
図である。図2(c)は近似関数より求められた雑音電
力値を示す図である。
【図3】従来例の光増幅器雑音指数測定装置を示すブロ
ック図である。図3(a)は従来例の光増幅器雑音指数
測定装置のブロック図である。図3(b)は従来例の光
増幅器雑音指数測定装置のメモリ2に入力されるスペク
トラム図形データを示す図である。図3(c)は従来例
の光増幅器雑音指数測定装置のXp±Δλ電力取り出し
部15で取り出されたスペクトラム図形データを示す図
である。
【符号の説明】
1 光スペクトラムアナライザ 2,3 メモリ 4 微分部 5 0クロス点検出部 6 ピーク立ち上がり/立ち下がり決定部 7 雑音関数作成部 8,18 雑音電力決定部 9 雑音指数算出部 10,11,12 0クロス点 13 ピーク立ち上がり点 14 ピーク立ち下がり点 15 ピーク波長±Δλ電力取り出し部 16,17 ピーク波長±Δλ時電力値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)光増幅器の出力信号を入力しスペク
    トラムを測定する光スペクトラムアナライザと、(B)
    前記光スペクトラムアナライザで測定したn個の波長デ
    ータXとn個の電力データYとを保存する第一のメモリ
    と、(C)前記光スペクトラムアナライザで測定したピ
    ーク時の波長データXpと電力データYpとを保存する
    第二のメモリと、(D)前記第一のメモリに保存されて
    いるデータを入力し微分する微分部と、(E)前記微分
    部にて微分されたデータを入力し0クロスとなる点を検
    出する0クロス点検出部と、(F)前記0クロス検出部
    からのデータを入力し0クロス点であるピーク波長Xp
    から左に1番目の0クロス点波長をXlとしXpから右
    に1番目の0クロス波長をXrとするピーク立ち上がり
    /立ち下がり決定部と、(G)前記第一のメモリに保存
    されているデータのX(0)から前記ピーク立ち上がり
    /立ち下がり決定部で決められた0クロス点Xlまでの
    電力値Y(0〜l)とXrからX(n)までの電力値Y
    (r〜n)とを取り出し雑音電力近似関数を作成する雑
    音関数作成部と、(H)前記雑音関数作成部にて作成さ
    れた関数に前記第二のメモリに保存されているピーク波
    長データXp時の雑音電力Npを算出する雑音電力決定
    部と、(I)前記第二のメモリに保存されているピーク
    電力値Ypと前記雑音電力決定部で求められた雑音電力
    Npとから雑音指数を算出する雑音指数算出部と、 を含むことを特徴とする光増幅器雑音指数測定装置。
JP26931093A 1993-10-28 1993-10-28 光増幅器雑音指数測定装置 Pending JPH07120322A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051953A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Shimadzu Corp ピーク判定方法
JPH05133841A (ja) * 1991-11-15 1993-05-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 雑音指数の測定方法及び装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970401