JPH07120108A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07120108A
JPH07120108A JP26605893A JP26605893A JPH07120108A JP H07120108 A JPH07120108 A JP H07120108A JP 26605893 A JP26605893 A JP 26605893A JP 26605893 A JP26605893 A JP 26605893A JP H07120108 A JPH07120108 A JP H07120108A
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JP
Japan
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accumulator
refrigerant
compressor
refrigerator
pipe
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Pending
Application number
JP26605893A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuko Yoshinaga
悦子 吉永
Makoto Ashida
誠 芦田
Katsutoshi Shinohara
克利 篠原
Noboru Fujishima
昇 藤島
Yoshihiko Kenmori
仁彦 権守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH07120108A publication Critical patent/JPH07120108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、密閉形往復動圧縮機を搭載した動作
冷媒HFC134aとするものにおいて、その目的は圧
縮機始動時に冷媒流入音及び、冷媒沸騰音の異音等の発
生しない冷蔵庫を提供することにある。 【構成】冷媒HFC134aを作動流体とし、密閉形往
復動圧縮機により冷媒を循環させる冷凍サイクルに於い
て、蒸発器の冷却管出口部に第一のアキュームレータを
配設するとともに、該第一のアキュームレータと圧縮機
吸入側パイプの間に第二のアキュームレータを配設した
冷蔵庫。 【効果】圧縮機始動時に冷媒流入音及び、冷媒沸騰音の
異音等の発生を防ぐことが出来、静穏性に優れた冷蔵庫
を提供することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形往復動圧縮機の
作動流体として、冷媒HFC134aを使用した冷蔵庫
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の構造を、特開昭63−65271
号公報を引用し、図2〜図5により説明すると、1は、
冷蔵庫本体で、外箱2と内箱3及び内箱3と外箱2の間
に充項した断熱材4とより構成されている。5は、中仕
切り壁で内箱3を冷凍室6と冷蔵室7に区画形成する。
前記冷凍室6、冷蔵室7の壁面には上下方向に蛇行した
冷蔵室7の冷却管8と冷凍室6の冷却管9が夫々具備し
ている。前記冷却管8、冷却管9は連結して温度の異な
る一個の冷却器を構成している。10はアキュームレー
タであり、吸入管11の直前に配設している。アキュー
ムレータ10内には上方の吸入管11の入口部24、下
方には冷凍室6の冷却管9の出口部22で間隔をあけ、
配設されている。出口管22には油戻し穴23を設けて
いる。13は圧縮機12の運転、停止を制御する感温部
で、冷蔵庫の冷却管8の温度を検知して制御している。
そして、感温部13により温度調節装置14が動作して
圧縮機12は停止する。圧縮機12が停止すると同時
に、冷蔵室7の除霜用ヒータ15が通電し、冷蔵室7の
内箱面16の除霜を行う。圧縮機12が停止すると冷凍
室6の冷却管9の比較的低温度の冷媒が冷蔵室冷却管8
に多く逆流するが、冷凍室冷却管9の一部の冷媒はアキ
ュームレータ10内に導かれ、液冷媒として管内に溜ま
る。該アキュームレータ10は前述したアキュームレー
タの中に溜まった液冷媒が圧縮機12始動的に直接圧縮
機12内部に吸入した場合、機械部のオイル潤滑性がそ
こなわれるのは勿論、液冷媒が冷凍機油内に流入し冷媒
が沸騰し異音が発生するのを防止する目的からアキュー
ムレータ10内上方に有した吸入管11の入口部24と
前記アキュームレータ10内に溜った液冷媒の液面間距
離を十分に有している。一方、現在地球上の大気へ放出
される冷媒、特にCFC11,CFC12,CFC11
3,CFC114,CFC115等はその冷媒の持つ特
有の性質からオゾン層を破壊し、地球表面に到達する紫
外線量が増加するため、人類の医学上及び環境上の問題
になっている。そこで、1996年以降に新規生産冷蔵
庫には上述したCFCの使用が禁止される為、CFC1
2の代替冷媒としてオゾン層破壊係数の低いHFC13
4aの検討が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記した冷蔵庫
の冷凍サイクルに単に、代替冷媒、HFC134aを入
れ替えた場合、HFC134aは、CFC12よりも比
容積が大きい為に同一冷媒封入量では過飽和による液化
量が多くなり、アキュームレータ10内滞留液冷媒量が
多くなる。従って、前述したアキュームレータ10内上
方に有した吸入管11と前記アキュームレータ10内に
溜った液冷媒の液面間距離が減少し、圧縮機12始動時
に該液冷媒が、吸入管11を通り、圧縮機12内に流入
して冷媒流入音及び、冷媒沸騰音等の異音が発生し、冷
蔵庫使用者の快適性を損ない、不快感を与えるという問
題があった。該問題を解決するために、蒸発器の冷却管
出口部に配設したアキュームレータ10の容積を大きく
し前記アキュームレータ10内上方に有した吸入管11
の入口部24とアキュームレータ10内に溜った液冷媒
の液面間距離を確保する場合、アキュームレータ10の
収納スペースが大きくなり庫内の無効スペースが拡大
し、冷蔵庫の内容積効率が低下してしまうという問題が
あった。又、従来の冷媒CFC12を使用した冷蔵庫の
冷凍サイクルの修理が必要になり冷媒CFC12が品薄
になった場合、冷媒にHFC134aを使用し、圧縮
機、冷凍機油をHFC134a用に交換する事が考えら
れるが、前述した問題点については解決出来ない。本発
明は上記問題点を鑑み、従来の蒸発器を使用しても、液
冷媒の圧縮機への流入による異音発生を防止出来る構造
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めの手段として、第一の発明によれば、HFC134a
冷媒使用冷凍サイクルに、密閉形往復動圧縮機を有する
ものにおいて、蒸発器の冷却管出口部より接続された第
一のアキュームレータと、前記アキュームレータと圧縮
機吸入側パイプの間に第二のアキュームレータを配設し
たものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、CFC12の代替冷媒にHC
F134aを用いた冷蔵庫用冷凍サイクルにおいて、比
容積等の特性差から従来のアキュームレータで気液分離
出来ず、圧縮機側に流出した液冷媒を、第二のアキュー
ムレータで気液分離が出来、ガス冷媒のみを圧縮機に戻
すことが可能であり、異音の発生を防ぐことが出来る。
又、CFC全廃後、従来の冷媒CFC12を用いた冷凍
サイクルで構成された冷蔵庫を、冷媒HFC134aを
用いて修理(レトロフィット)する際に於ても、アキュ
ームレータ内容積を拡大したような特殊な蒸発器の取付
けは不要であり、第二のアキュームレータを、第一のア
キュームレータと圧縮機吸入側パイプの間に取り付ける
ことによりCFC12使用時と同一の性能が確保出来る
ものである。又、前記第二のアキュームレータを機械室
に設置することにより、機械室に配設された吸入管を切
断し、該切断箇所に第二のアキュームレータ装着するだ
けで、CFC12使用冷凍サイクルと同一機能が得ら
れ、又、比較的温度の高い機械室に設置されている為、
第二のアキュームレータの外表面温度を高めることが出
来、液冷媒のガス化促進が可能となる。
【0006】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1,図6〜図8に
示す。
【0007】尚、箱体構成等については、従来と同一構
造であり、説明は省略し、冷凍サイクル構成について以
下説明する。
【0008】10は、蒸発器の冷却管9出口部に接続し
た第一のアキュームレータであり、該第一のアキューム
レータは従来構造と同一である。又、17は前記第一の
アキュームレータ10の出口側に接続された吸入管11
に接続する第二のアキュームレータであり、銅管の上下
をスピニング加工等により縮管し、上部側に吸入管11
を挿入し、下部側には圧縮機12に接続する冷媒出口管
を挿入している。該冷媒出口管18の第二のアキューム
レータ17に挿入されている先端は、第二のアキューム
レータ外壁に向けて曲げられているとともに、第二のア
キュームレータ17下部側に油戻し穴19を一体に有し
ている。かかる構成によれば、CFC12の代替冷媒に
HFC134aを用いた冷蔵庫用冷凍サイクルにおいて
も、比容積等の特性差から第一のアキュームレータ10
で気液分離出来ず、第二のアキュームレータ17側に液
冷媒が流出しても、該液冷媒は前記した通り冷媒入口管
21と冷媒出口管18が対向していないので、第二のア
キュームレータ17内の下側内壁に衝突した後、ガス化
した冷媒だけが冷媒出口管18を通り、圧縮機12側に
流出する。又、冷凍サイクル内を循環し、冷凍機油を含
んだ冷媒が該第二のアキュームレータ17内に流入する
ことにより、第二のアキュームレータ内に持ち込まれた
冷凍機油は、冷媒出口管18に有した油戻し穴19より
圧縮機12側に流入し、圧縮機12内の油量が不足する
ことはない。又、前記した通り、第二のアキュームレー
タ17により、ガス化した冷媒のみが圧縮機12側に流
出するものであるから、液冷媒が圧縮機12内に流入し
冷媒流入音及び、冷媒沸騰音等の異音発生を防止するこ
とが出来る。
【0009】図7,図8は、第二のアキュームレータを
機械室に配設した実施例である。図7は、機械室20内
に冷却管9出口部に有した第一のキュームレータ10と
圧縮機12の間に第二のアキュームレータ17を配設し
た図である。本構成によれば、例えば、冷媒にCFC1
2を用いた冷凍サイクルで構成された冷蔵庫を、冷媒H
FC134aを用いて修理(レトロフィット)する必要
が生じた場合に於いても、機械室20に配管された吸入
管11を切断し、該切断箇所に第二のアキュームレータ
17を装着するだけでCFC12使用冷凍サイクルと同
一の機能が得られる。又、第二のアキュームレータ17
を比較的温度の高い機械室20内に設置することによ
り、第二のアキュームレータ17の外表面温度を高める
ことが出来、液冷媒のガス化促進が可能である。図8
は、第二のアキュームレータ25に接続される冷媒入口
管21及び、冷媒出口管26を少なくとも、冷媒入口管
21の延長投影部位にラップしない範囲に冷媒出口管2
6を配設された実施例であり、機能は、前記図6に示し
たアキュームレータと同一であるが、冷媒出口管26の
曲げ加工が不要であるとともに、アキュームレータ25
への挿入も容易で、安価なキュームレータが得られる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明の如く、本発明によれば、冷
媒HFC134aを作動流体とし、密閉形往復動圧縮機
により冷媒を循環させる冷凍サイクルに於いて、蒸発器
の冷却管出口部に第一のアキュームレータを配設すると
ともに、該第一のアキュームレータの吸入管と圧縮機の
間に第二のアキュームレータを配設したものであるか
ら、第一のアキュームレータで気液分離出来ない冷媒
を、第二のアキュームレータによりガス化し、ガス冷媒
のみを圧縮機に戻すことにより、圧縮機始動時に生じる
冷媒流入音及び、冷媒沸騰音の異音等を防止することが
出来る。
【0011】さらに、第二のアキュームレータを機械室
内に配設したものであるから、CFC全廃後、例えば、
冷媒にCFC12を用いた冷凍サイクルで構成された冷
蔵庫を、冷媒HFC134aを用いて修理(レトロフィ
ット)する際、機械室に配設された吸入管を切断し、該
切断箇所に第二のアキュームレータを装着するだけで、
CFC12使用冷凍サイクルと同一機能が得られる。
又、第二のアキュームレータを比較的温度の高い機械室
に設置したものであり、液冷媒のガス化促進が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第二のアキュームレータを配設した時
の内箱を背面側から見た斜視図である。
【図2】従来の冷蔵庫の断面図である。
【図3】従来の冷蔵庫の内箱を背面側から見た斜視図で
ある。
【図4】従来配設されている第一のアキュームレータの
断面図である。
【図5】従来の機械室を示す図である。
【図6】本発明の第二のアキュームレータの断面図であ
る。
【図7】本発明の第二のアキュームレータを配設した時
の機械室を示す図である。
【図8】 本発明の第二のアキュームレータの断面図で
ある。
【符号の説明】
1…冷蔵庫の本体、 2…外箱、 3…内箱、 4…断熱材、 5…中仕切り壁、 6…冷凍室、 7…冷蔵室、 8…冷蔵室の冷却管、 9…冷凍室の冷却管、 10…第一のアキュームレータ、 11…吸入管、 12…圧縮機、 13…感温部、 14…温度調節装置、 15…除霜用ヒータ、 16…冷蔵室の内箱面、 17…第二のアキュームレータ、 18…冷媒出口管、 19…油戻し穴、 20…機械室、 21…冷媒入口管、 22…冷却管出口部、 23…油戻し穴、 24…吸入管の入口部、 25…第二のアキュームレータ、 26…冷媒出口管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤島 昇 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 権守 仁彦 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所リビング機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒HFC134aを作動流体とし、密閉
    形往復動圧縮機により冷媒を循環させる冷凍サイクルに
    於いて、蒸発器の冷却管出口部に第一のアキュームレー
    タを配設するとともに、該第一のアキュームレータと圧
    縮機吸入側パイプの間に第二のアキュームレータを配設
    した事を特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】第二のアキュームレータを機械室内に配設
    した事を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
JP26605893A 1993-10-25 1993-10-25 冷蔵庫 Pending JPH07120108A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020041251A (ko) * 2000-11-27 2002-06-01 구자홍 직냉식냉장고
KR100578364B1 (ko) * 2000-11-27 2006-05-11 주식회사 엘지이아이 직냉식냉장고
WO2008132815A1 (ja) 2007-04-20 2008-11-06 Panasonic Corporation 冷蔵庫および除菌装置
CN104034115A (zh) * 2013-03-08 2014-09-10 海尔集团公司 直冷冰箱
JP2015183933A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 大日本印刷株式会社 除霜装置付き冷凍庫

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