JPH0711983B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0711983B2 JPH0711983B2 JP62251011A JP25101187A JPH0711983B2 JP H0711983 B2 JPH0711983 B2 JP H0711983B2 JP 62251011 A JP62251011 A JP 62251011A JP 25101187 A JP25101187 A JP 25101187A JP H0711983 B2 JPH0711983 B2 JP H0711983B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating coil
- cooling
- heating
- ventilation hole
- cooling air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来の技術 従来この種の誘導加熱調理器は第３図に示すように、本
体１内に加熱コイル支持台２を設け、この加熱コイル支
持台２上に均一巻きした加熱コイル３が配設されてい
た。そして本体１内の冷却は、冷却装置４より吐出さ
れ、第３図の矢印のように流れる冷風により行われる構
成となっていた。
体１内に加熱コイル支持台２を設け、この加熱コイル支
持台２上に均一巻きした加熱コイル３が配設されてい
た。そして本体１内の冷却は、冷却装置４より吐出さ
れ、第３図の矢印のように流れる冷風により行われる構
成となっていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、第３図の矢印で示すよう
に、加熱コイル支持台２の下面から上面に向って冷却風
が流れる構成としているので、その冷却風は加熱コイル
支持台２の下面を通る間に暖められ、上面に至ったとき
には比較的温度の高い冷却風となっており、加熱コイル
３の冷却はあまり期待できないという問題があった。
に、加熱コイル支持台２の下面から上面に向って冷却風
が流れる構成としているので、その冷却風は加熱コイル
支持台２の下面を通る間に暖められ、上面に至ったとき
には比較的温度の高い冷却風となっており、加熱コイル
３の冷却はあまり期待できないという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するもので、加熱コ
イル上面の冷却効率を向上させることを目的とする。
イル上面の冷却効率を向上させることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の誘導加熱調理器
は、内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとからなる加
熱コイルおよび前記加熱コイルを支持する加熱コイル支
持台よりなる加熱コイルユニットと、前記加熱コイルを
冷却する冷却装置を備え、前記加熱コイルユニットは前
記内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとの間の巻線中
間部に形成した通気穴に前記冷却装置より吐出される冷
却風を通気可能とするものである。
は、内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとからなる加
熱コイルおよび前記加熱コイルを支持する加熱コイル支
持台よりなる加熱コイルユニットと、前記加熱コイルを
冷却する冷却装置を備え、前記加熱コイルユニットは前
記内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとの間の巻線中
間部に形成した通気穴に前記冷却装置より吐出される冷
却風を通気可能とするものである。
作 用 上記構成によれば、本体内の加熱コイルと加熱コイル支
持台よりなる加熱コイルユニットは、内周側加熱コイル
と外周側加熱コイルとの間の巻線中間部に形成した通気
穴に冷却装置より吐出される冷却風を通気可能としてい
るため、加熱コイル上面に流れる冷却風量を多くするこ
とができるとともに、内周側加熱コイルと外周側加熱コ
イルの上面に冷却風が直接当たり、加温コイル全体の冷
却を向上させることができるものである。
持台よりなる加熱コイルユニットは、内周側加熱コイル
と外周側加熱コイルとの間の巻線中間部に形成した通気
穴に冷却装置より吐出される冷却風を通気可能としてい
るため、加熱コイル上面に流れる冷却風量を多くするこ
とができるとともに、内周側加熱コイルと外周側加熱コ
イルの上面に冷却風が直接当たり、加温コイル全体の冷
却を向上させることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図および第２図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
図において、５は調理器本体であり、本体５内部には、
加熱コイル６およびこの加熱コイル６を支持する加熱コ
イル支持台７からなる加熱コイルユニットと、本体内部
を冷却する冷却装置８が備えられている。
加熱コイル６およびこの加熱コイル６を支持する加熱コ
イル支持台７からなる加熱コイルユニットと、本体内部
を冷却する冷却装置８が備えられている。
また、加熱コイル６は、内周側加熱コイル6bと外周側加
熱コイル6cとからなり、内周側加熱コイル6bと外周側加
熱コイル6cとの間の巻線中間部に通気穴6aを形成し、こ
の通気穴6aに冷却装置８から吐出する冷却風を通すよう
にし、かつ、加熱コイル支持台７には、冷却風を通過す
る通気口7aを形成しており、冷却装置８から吐出される
冷却風は、第１図中の矢印のように、加熱コイル６と、
加熱コイル支持台７からなる加熱コイルユニットの通気
穴6aを通って内周側加熱コイル6bと外周側加熱コイル6c
との上面に直接当たり、加熱コイル６全体を冷却するこ
とができる。また、通気穴6aは、開口面積を広くするこ
とができて冷却風量を多くすることができるとともに、
加熱コイル６の温度が最も高い個所に形成できるため、
加熱コイル６の冷却性能を向上させることができるので
ある。
熱コイル6cとからなり、内周側加熱コイル6bと外周側加
熱コイル6cとの間の巻線中間部に通気穴6aを形成し、こ
の通気穴6aに冷却装置８から吐出する冷却風を通すよう
にし、かつ、加熱コイル支持台７には、冷却風を通過す
る通気口7aを形成しており、冷却装置８から吐出される
冷却風は、第１図中の矢印のように、加熱コイル６と、
加熱コイル支持台７からなる加熱コイルユニットの通気
穴6aを通って内周側加熱コイル6bと外周側加熱コイル6c
との上面に直接当たり、加熱コイル６全体を冷却するこ
とができる。また、通気穴6aは、開口面積を広くするこ
とができて冷却風量を多くすることができるとともに、
加熱コイル６の温度が最も高い個所に形成できるため、
加熱コイル６の冷却性能を向上させることができるので
ある。
なお、上記実施例では、加熱コイル６の形状については
特にふれていないが、第２図に示すように加熱コイル６
は円形とし、加熱コイルの通気穴6aは、被加熱物の温度
分布を均一化するように加熱コイルと同軸のドーナツ状
の空間部とし、加熱コイル支持台７は加熱コイル６の中
心から放射状に支持部を形成し、その間に通気口7aを備
えることで本発明の効果を達成するものである。
特にふれていないが、第２図に示すように加熱コイル６
は円形とし、加熱コイルの通気穴6aは、被加熱物の温度
分布を均一化するように加熱コイルと同軸のドーナツ状
の空間部とし、加熱コイル支持台７は加熱コイル６の中
心から放射状に支持部を形成し、その間に通気口7aを備
えることで本発明の効果を達成するものである。
発明の効果 以上実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、以下の効果を奏するものである。
ば、以下の効果を奏するものである。
すなわち、内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとの間
の巻線中間部に形成した通気穴に冷却装置より吐出され
る冷却風を通気可能としているので、内周側加熱コイル
と外周側加熱コイルの上面に冷却風が直接当たり、加熱
コイル全体を冷却することができ、しかも、通気穴の開
口面積を広くすることができて、加熱コイル上面に流れ
る冷却風量を多くすることができ、加熱コイルの冷却性
能を向上することができ、さらに、通気穴は加熱コイル
の温度が最も高い個所に形成することができるため、加
熱コイルの冷却性能を一層向上することができる。
の巻線中間部に形成した通気穴に冷却装置より吐出され
る冷却風を通気可能としているので、内周側加熱コイル
と外周側加熱コイルの上面に冷却風が直接当たり、加熱
コイル全体を冷却することができ、しかも、通気穴の開
口面積を広くすることができて、加熱コイル上面に流れ
る冷却風量を多くすることができ、加熱コイルの冷却性
能を向上することができ、さらに、通気穴は加熱コイル
の温度が最も高い個所に形成することができるため、加
熱コイルの冷却性能を一層向上することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器の断面
図、第２図は同加熱コイルの外観図、第３図は従来例を
示す誘導加熱調理器の断面図である。 ６……加熱コイル、6a……通気穴、6b……内周側加熱コ
イル、6c……外周側加熱コイル、７……加熱コイル支持
台、7a……通気口、８……冷却装置。
図、第２図は同加熱コイルの外観図、第３図は従来例を
示す誘導加熱調理器の断面図である。 ６……加熱コイル、6a……通気穴、6b……内周側加熱コ
イル、6c……外周側加熱コイル、７……加熱コイル支持
台、7a……通気口、８……冷却装置。
Claims (2)
- 【請求項１】内周側加熱コイルと外周側加熱コイルとか
らなる加熱コイルおよび前記加熱コイルを支持する加熱
コイル支持台よりなる加熱コイルユニットと、前記加熱
コイルを冷却する冷却装置とを備え、前記加熱コイルユ
ニットは、前記内周側加熱コイルと外周側加熱コイルと
の間の巻線中間部に形成した通気穴に前記冷却装置より
吐出される冷却風を通気可能としてなる誘導加熱調理
器。 - 【請求項２】加熱コイルは円形状とし、加熱コイル中間
部の通気穴は、加熱コイルと同軸の相似形状としてなる
特許請求の範囲第１項記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62251011A JPH0711983B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62251011A JPH0711983B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0195484A JPH0195484A (ja) | 1989-04-13 |
| JPH0711983B2 true JPH0711983B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17216309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62251011A Expired - Lifetime JPH0711983B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711983B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5026364B2 (ja) * | 2008-07-29 | 2012-09-12 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱調理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52152147U (ja) * | 1976-05-14 | 1977-11-18 |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP62251011A patent/JPH0711983B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0195484A (ja) | 1989-04-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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