JPH07119772A - ピストン対向型車両用ディスクブレーキ - Google Patents

ピストン対向型車両用ディスクブレーキ

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JPH07119772A
JPH07119772A JP27029193A JP27029193A JPH07119772A JP H07119772 A JPH07119772 A JP H07119772A JP 27029193 A JP27029193 A JP 27029193A JP 27029193 A JP27029193 A JP 27029193A JP H07119772 A JPH07119772 A JP H07119772A
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JP
Japan
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pipe
liquid passage
guard
caliper body
disc
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Application number
JP27029193A
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English (en)
Inventor
Masahiro Watanabe
賢浩 渡辺
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/0037Protective covers

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  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリパボディの外側に露出して取り回しされ
る液通管を、パイプガードによって、ディスクロータか
らの熱影響や、飛石等の外力から有効に守る。パイプガ
ードの取付けを利用して、パッドリテーナを簡便で低コ
ストに組付けできるようにする。 【構成】パイプガード21を、液通管15のディスク半
径方向内外面を挟んで配設される上板21a及び下板2
1bと、該液通管15の反キャリパボディ側を覆う側板
21cとの断面略U字状に形成する。側板21cを、液
通管15の全長と、該液通管15の両端に連結される連
結ボルト19及びナット20の反キャリパボディ側を覆
う長さとする。パイプガード21の取付け片21gを、
ポート13の開口面とナット20との間に挟んで共締め
固定する。パイプガード21に、4つのパッドリテーナ
21fを一体形成し、該パッドリテーナ21fを、天井
開口部9を通してトルク受け面10a,10a,10
b,10bに敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の走行車両に用いられるピストン対向型のディスクブレ
ーキであって、両作用部に対向形成された双方の液圧室
を、キャリパボディの外側に配設される液通管にて連通
した構造を持つディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】ピストン対向型の車両用ディスクブレー
キでは、液圧発生源で昇圧した作動液を、ディスクロー
タ両側の作用部の液圧室に分岐するために、キャリパボ
ディの内部に液通路を形成するか、或いはディスクロー
タを跨いでキャリパボディの外側に配設された液通管に
よって、双方の液圧室を連通し、液圧発生源から一方の
液圧室に供給された作動液を、上述の液通路または液通
管を通して、他方の液圧室へ供給するようにしている。
【0003】このうち、液通路を用いた前者のもので
は、液通路を形成する分だけキャリパボディが大きく重
いものとなり、また液通管をキャリパボディの外側に取
り回す後者のものでは、液通管がディスクロータからの
放熱によって熱せられ、液通管中の作動液を昇温させた
り、石跳ね等の外力で液通管を曲げたりする虞があるた
め、後者の問題を解消する従来技術として、例えば特公
平2−31254号公報に示されるものがある。
【0004】この技術は、ディスクロータ両側の液圧室
を連通する液通管を、キャリパボディの外側に配設し、
先端にディスクロータの外周を横切って液通管を覆う保
護部と、該液通管をディスク半径方向へ付勢する保持部
とを備えたパイプガードをキャリパボディに取付けたこ
とにより、上記問題の解決を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の構
成では、液通管がパイプガードの保護部によって補強さ
れるものの、保護部は液通管の一部を略半周ほど保持す
るのみで、液通管の大半は依然外部に晒されたままであ
るため、熱影響や外力を充分防止するものではなかっ
た。
【0006】また、制動時の摩擦パッドをディスク軸方
向へ円滑に案内するために、キャリパボディのトルク受
け面やトルク受け段部等のトルク受け部にパッドリテー
ナを用いる場合には、2枚または4枚のパッドリテーナ
と上述のパイプガードの個々の製作と取付けが必要であ
り、コスト面及び組付け作業面で不利であった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ピストン対向型の
車両用ディスクブレーキに、パイプガードとパッドリテ
ーナとを併用する場合に、液通管を熱影響や飛石等の外
力をパイプガードにて有効に防止しつつ、パッドリテー
ナを簡便で低コストに組付けすることのできる構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従い、第1
発明は、ディスクロータの両側に配設されるキャリパボ
ディの双方の作用部に、ディスクロータ側へ開口するシ
リンダ孔を対向して設け、各シリンダ孔に内挿されたピ
ストンとシリンダ孔底部との間にそれぞれ液圧室を画成
して、両作用部の液圧室を、前記ディスクロータの外側
を跨いで双方の作用部に接続される液通管にて連通し、
該液通管をパイプガードにて覆うと共に、両作用部の間
に一対の摩擦パッドをディスクロータを挟んで対向配置
し、該ディスクロータの外側を跨いで双方の作用部をつ
なぐキャリパボディのブリッジ部に、摩擦パッドを抜き
差しする天井開口部を形成して、該天井開口部のディス
ク回入及び回出側面のディスク半径方向内側に連続する
トルク受け部に、前記摩擦パッドの裏板両側部をそれぞ
れパッドリテーナを介して支承するピストン対向型車両
用ディスクブレーキにおいて、前記パイプガードを、前
記液通管のディスク半径方向内外面と、該液通管の反キ
ャリパボディ側との三方を覆う断面コ字状やU字状に形
成し、該パイプガードにて液通管を全長に亙って被覆す
ると共に、該パイプガードに前記一対のパッドリテーナ
を一体に形成し、該パッドリテーナを、前記天井開口部
を通して前記トルク受け部に敷設する。
【0009】また第2発明では、前記パイプガードに取
付け片を一体形成し、該取付け片を、前記液通管端部の
連結ボルトと前記作用部との間に介装して、連結ボルト
と一体に共締め固定する構成とする。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、パイプガードとパッドリ
テーナとが、キャリパボディへ同時に組付けされる。キ
ャリパボディの外側に取り回しされる液通管は、ディス
ク半径方向内外と反キャリパボディ側の三方がパイプガ
ードによって被覆される。また、このパイプガードをキ
ャリパボディの外面に突き当てて配設すると、液通管の
全周が被覆される。液通管は、パイプガードによって、
路面からの泥跳ねやホィールからの石跳ね、またディス
クロータからの熱影響や積雪,結氷が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】ディスクブレーキ1は、矢印A方向へ回転
するディスクロータ2と、該ディスクロータ2を跨いで
配設されるキャリパボディ3と、該キャリパボディ3の
作用部3c,3dの間に、ディスクロータ2を挟んで配
設される一対の摩擦パッド4,4とからなっている。
【0013】キャリパボディ3は、一対のキャリパ半体
3a,3bを、6本の連結ボルト5にて一体に連結した
分割型で、キャリパ半体3a,3bは、ディスクロータ
2の両側部に配設される上述の作用部3c,3dに、デ
ィスクロータ2の外側を跨いでこれらをつなぐブリッジ
部3eの半分づつを形成した形状となっている。作用部
3c,3dには、ディスクロータ2側へ開口する大小2
個づつのシリンダ孔6a,6a,6b,6bが対向して
設けられ、ディスク回出側の大径のシリンダ孔6aには
ピストン7が、またディスク回入側の小径のシリンダ孔
6bにはピストン8がそれぞれ内挿され、これらピスト
ン7,8とシリンダ孔6a,6bの底壁との間に、図示
しない液圧室が画成される。
【0014】ブリッジ部3eの中央部には、矩形の天井
開口部9が形成され、該天井開口部9のディスク半径方
向内側には、ディスクロータ2を挟んで、4つのトルク
受け面10a,10a,10b,10bが、天井開口部
9のディスク回入側面9a及びディスク回出側面9bと
面一に連設されている。摩擦パッド4は、ライニング4
aと裏板4bとからなっており、天井開口部9を貫通し
て両作用部3c,3dに掛け渡される2本のハンガーピ
ン11,11を裏板4bの上部に挿通して、トルク受け
面10a,10bの間に、ディスク軸方向へ移動可能に
吊持され、またメンテナンスや交換時には、上部の天井
開口部9を通して抜き差しされる。
【0015】作用部3c,3dのそれぞれで隣接する大
小2つの液圧室は、液通孔12にてつながれており、デ
ィスク回出側に対向する大径の2つの液圧室には、作用
部3c,3dのディスク回出側面からポート13が穿設
され、またディスク回入側に対向する小径の2つの液圧
室には、作用部3c,3dのディスク回入側面からブリ
ューダ孔14が穿設されている。ディスク回出側に開口
するポート13,13は、ディスクロータ2の外側を跨
ぎながら、作用部3c,3dのディスク回出側面に沿っ
て配設される液通管15にて連結され、また各ブリュー
ダ孔14にはブリューダスクリュ16が螺着されてい
る。
【0016】車体取付け側となる一方の作用部3cに
は、シリンダ孔両側のボス部3f,3fに、それぞれ車
体取付け孔17がディスク半径方向に貫通形成され、ま
たディスク回出側の液圧室の底壁に、昇圧した作動液を
導入するためのユニオン孔18が穿設されている。ユニ
オン孔18から作用部3cのディスク回出側の液圧室に
供給された作動液の一部は、液通孔12を通して、隣接
するディスク回入側の液圧室に送られ、また作動液の残
りの一部は、ポート13と液通管15から、他方の作用
部3dのポート13及び液通孔12を通して、作用部3
dの双方の液圧室へ供給される。
【0017】作用部3c,3dのディスク回出側に配設
される前記液通管15は、両端に連結された連結ボルト
19,19を、作用部3c,3dのそれぞれのポート1
3に螺着し、該連結ボルト19をナット20で固定して
取付けられており、液通管15の外側をパイプガード2
1が覆っている。
【0018】このパイプガード21は、液通管15のデ
ィスク半径方向内外面を挟む上板21a及び下板21b
と、該上下板21a,21bを湾曲してつなぐ反キャリ
パボディ側の側板21cとで断面略U字状に形成されて
おり、液通管15は、このパイプガード21とキャリパ
ボディ3の外面とによって、両端の連結ボルト19,1
9に亙る全周を被覆されている。
【0019】パイプガード21の側板21cは、液通管
15の全長と、該液通管15の両端に連結された連結ボ
ルト19及びナット20の反キャリパボディ側を覆う長
さで形成されている。また、パイプガード21の上板2
1aと下板21bは、連結ボルト19及びナット20の
外側と内側の部分が切り欠かれていて、液通管15を作
用部3c,3dに取付けする際に、連結ボルト19とナ
ット20へ回動工具を差し込めるようにしている。
【0020】上記パイプガード21には、ブリッジ部3
eのディスク回出側を、天井開口部9と略同幅で覆う第
1連結部21dと、該第1連結部21dから天井開口部
9の外側中央部を、ディスク周方向に跨いで配設される
第2連結部21eとが延設されており、更に第2連結部
21eの両端両側部には、天井開口部9をディスク半径
方向内側へ向かう4つのパッドリテーナ21fが折曲形
成されている。
【0021】4つのパッドリテーナ21fを備えるパイ
プガード21は、側板21cの両端に取付け片21g,
21gが内向きに折曲形成され、また各パッドリテーナ
21fの内側縁には、それぞれ取付け片21hが折曲形
成されており、パイプガード21は、前記連結ボルト1
9をポート13へ螺着する際に、取付け片21gの通孔
21iに連結ボルト19を挿通して、取付け片21gを
ポート13の開口部とナット20との間に挟み、連結ボ
ルト19のねじ込みにより作用部3c,3dへ共締め固
定される。
【0022】また各パッドリテーナ21fは、天井開口
部9のディスク回入及び回出側面9a,9bに沿ってデ
ィスク半径方向内側へ差し込まれ、ディスク回入及び回
出側面9a,9bと面一に連続するトルク受け面10
a,10a,10b,10bにそれぞれ敷設され、それ
ぞれの取付け片21hを、ロータ溝3hのディスク対向
面3iに形成された凹部3jに嵌合し、該取付け片21
hをねじ22によって、作用部3c,3dに固定され
る。
【0023】本実施例は以上のように構成されており、
液通管15は、路面からの泥跳ねが、パイプガード21
の下板21bによって、またディスクロータ2からの熱
影響が、パイプガード21の下板21bと側板21cと
によって、それぞれ防止され、更にタイヤホィールから
の石跳ねや積雪,結氷が、同じくパイプガード21の上
板21a及び側板21cによって有効に防止される。
【0024】また、トルク受け面10a,10a,10
b,10bに敷設されたパッドリテーナ21fは、裏板
4bの両側面を支承して、制動時の摩擦パッド4,4を
ディスク軸方向へ円滑に案内する。このパッドリテーナ
21fは、上述のパイプガード21に一体形成されてい
るため、パイプガード21の取付けにより、トルク受け
面10a,10a,10b,10bへ同時に敷設される
ので、2枚または4枚のパッドリテーナを用いていた従
来に較べると、部品点数と組付け工数の削減が図れ、キ
ャリパボディ3の低コスト化に寄与できる。
【0025】更に、本実施例のように、液通管15の取
付けを利用して、パイプガード21を共締め固定すれ
ば、一層の組付け工数の削減とキャリパボディ3の低コ
スト化を図ることができる。
【0026】尚、パイプガードの取付け片は、液通管の
取付けボルト及びナットで共締めせずに、作用部へ単独
で連結してもよく、この場合には、両端の取付けボルト
とナットを含めた液通管の全周を、全長に亙って被覆す
ることができる。
【0027】また、上述の実施例では、摩擦パッドをハ
ンガーピンで吊り下げるため、本発明のトルク受け部を
面状に形成して、トルク受け面と称呼したが、ハンガー
ピンに代えて、摩擦パッドの裏板両側部に耳片を突設し
たタイプでは、トルク受け部が段状のいわゆるトルク受
け段部となり、このトルク受け段部に、上述の耳片が支
承される。
【0028】
【発明の効果】本発明は、パイプガードを、キャリパボ
ディの外側に配設される液通管のディスク半径方向内外
面と、該液通管の反キャリパボディ側との三方を覆う断
面コ字状やU字状に形成し、該パイプガードにて液通管
を全長に亙って被覆することにより、液通管に対する路
面からの泥跳ねや、タイヤホィールからの石跳ねを始め
とする各種外力を防止し、同じく液通管に対するディス
クロータからの熱影響や、液通管への積雪,結氷をも有
効に防止することができる。
【0029】またこのパイプガードに、パッドリテーナ
を一体に形成し、該パッドリテーナを、天井開口部から
トルク受け部に敷設するようにしたことにより、パッド
リテーナをパイプガードと同時に取付けすることがで
き、2枚または4枚のパッドリテーナを用いていた従来
に較べると、部品点数と組付け工数の削減が図れ、キャ
リパボディの低コスト化に寄与できる。
【0030】更に、パイプガードに取付け片を一体形成
し、該取付け片を液通管端部の連結ボルトと作用部との
間に介装して、連結ボルトと一体に共締め固定すること
により、パイプガードの組付け工程を省略できるので、
キャリパボディの低コスト化を尚一層図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すディスクブレーキの一
部断面平面図
【図2】図1の正面図
【図3】図1のIII −III 断面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパボディ 3a,3b…キャリパ半体 3c,3d…作用部 3e…ブリッジ部 4…摩擦パッド 4a…ライニング 4b…裏板 6a,6b…シリンダ孔 7,8…ピストン 9…天井開口部 9a…天井開口部9のディスク回入側面 9b…天井開口部9のディスク回出側面 10a,10b…トルク受け面 11…ハンガーピン 12…液通孔 13…ポート 15…キャリパボディ3の外側に配設される液通管 18…ユニオン孔 19…連結ボルト 20…ナット 21…パイプガード 21a…液通管15のディスク半径方向外面を覆う上板 21b…液通管15のディスク半径方向内面を覆う下板 21c…液通管15の反キャリパボディ側面を覆う側板 21d…ブリッジ部3eのディスク回出側を覆って配設
される第1連結部 21e…天井開口部9をディスク周方向に跨いで配設さ
れる第2連結部 21f…トルク受け面10a,10bに敷設されるパッ
ドリテーナ 21g…パイプガード21の取付け片 21h…パッドリテーナ21fの取付け片 21i…取付け片21gの通孔 22…ねじ A…ディスクロータ2の回転方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの両側に配設されるキャ
    リパボディの双方の作用部に、ディスクロータ側へ開口
    するシリンダ孔を対向して設け、各シリンダ孔に内挿さ
    れたピストンとシリンダ孔底部との間にそれぞれ液圧室
    を画成して、両作用部の液圧室を、前記ディスクロータ
    の外側を跨いで双方の作用部に接続される液通管にて連
    通し、該液通管をパイプガードにて覆うと共に、両作用
    部の間に一対の摩擦パッドをディスクロータを挟んで対
    向配置し、該ディスクロータの外側を跨いで双方の作用
    部をつなぐキャリパボディのブリッジ部に、摩擦パッド
    を抜き差しする天井開口部を形成して、該天井開口部の
    ディスク回入及び回出側面のディスク半径方向内側に連
    続するトルク受け部に、前記摩擦パッドの裏板両側部
    を、それぞれパッドリテーナを介して支承するピストン
    対向型車両用ディスクブレーキにおいて、前記パイプガ
    ードを、前記液通管のディスク半径方向内外と、該液通
    管の反キャリパボディ側との三方を覆う断面コ字状やU
    字状に形成し、該パイプガードにて液通管を全長に亙っ
    て被覆すると共に、該パイプガードに前記一対のパッド
    リテーナを一体に形成し、該パッドリテーナを、前記天
    井開口部を通して前記トルク受け部に敷設したことを特
    徴とするピストン対向型車両用ディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記パイプガードに取付け片を一体形成
    し、該取付け片を前記液通管端部の連結ボルトと前記作
    用部との間に介装して、連結ボルトと一体に共締め固定
    したことを特徴とする請求項1記載のピストン対向型車
    両用ディスクブレーキ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048798A1 (en) * 2002-11-28 2004-06-10 Freni Brembo S.P.A. Caliper disc brake protective device and caliper disc brake

Cited By (2)

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WO2004048798A1 (en) * 2002-11-28 2004-06-10 Freni Brembo S.P.A. Caliper disc brake protective device and caliper disc brake
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