JPH07118632B2 - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH07118632B2 JPH07118632B2 JP14733086A JP14733086A JPH07118632B2 JP H07118632 B2 JPH07118632 B2 JP H07118632B2 JP 14733086 A JP14733086 A JP 14733086A JP 14733086 A JP14733086 A JP 14733086A JP H07118632 B2 JPH07118632 B2 JP H07118632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable
- antenna
- winding
- tuning circuit
- antenna tuning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数のアンテナ同調回路を有するラジオ受信
機に関するものである。
機に関するものである。
従来の技術 従来、複数のアンテナ同調回路を有するラジオ受信機
は、各々単独でフェライトアンテナとバリコンを備えて
アンテナ同調回路を構成しており、その一例について第
２図に基づいて説明する。
は、各々単独でフェライトアンテナとバリコンを備えて
アンテナ同調回路を構成しており、その一例について第
２図に基づいて説明する。
第２図は従来のラジオ受信機におけるアンテナ同調回路
部の回路図であり、１は第１のフェライトアンテナ、２
は第１のバリコン、３はトラッキング調整用の第１のト
リマーコンデンサであり、以上の部品で第１のアンテナ
同調回路を構成する。４は第２のフェライトアンテナ、
５は第２のバリコン、６はトラッキング調整用第２のト
リマーコンデンサであり、以上の部品で第２のアンテナ
同調回路を構成する。７は高周波増幅用FET、８は第１
のアンテナ同調回路と第２のアンテナ同調回路の切換え
スイッチである。
部の回路図であり、１は第１のフェライトアンテナ、２
は第１のバリコン、３はトラッキング調整用の第１のト
リマーコンデンサであり、以上の部品で第１のアンテナ
同調回路を構成する。４は第２のフェライトアンテナ、
５は第２のバリコン、６はトラッキング調整用第２のト
リマーコンデンサであり、以上の部品で第２のアンテナ
同調回路を構成する。７は高周波増幅用FET、８は第１
のアンテナ同調回路と第２のアンテナ同調回路の切換え
スイッチである。
以上のように構成されたラジオ受信機のアンテナ同調回
路について、以下その動作を説明する。
路について、以下その動作を説明する。
まず、図示状態では切換えスイッチ８を介して接続され
た第１のフェライトアンテナ１と第１のバリコン２と第
１のトリマーコンデンサ３によって構成された第１のア
ンテナ同調回路が動作状態にあり、第１のフェライトア
ンテナ１の２次巻線により受信周波数帯域の低い周波数
の同調をとり、第１のトリマーコンデンサ３により高い
周波数の同調をとって、フェライトアンテナ１で受信し
た信号は高周波増幅用FET7で増幅される。また第２のア
ンテナ同調回路は、切換スイッチ８の切換えにより、第
１のアンテナ同調回路で説明した動作と同様に動作す
る。
た第１のフェライトアンテナ１と第１のバリコン２と第
１のトリマーコンデンサ３によって構成された第１のア
ンテナ同調回路が動作状態にあり、第１のフェライトア
ンテナ１の２次巻線により受信周波数帯域の低い周波数
の同調をとり、第１のトリマーコンデンサ３により高い
周波数の同調をとって、フェライトアンテナ１で受信し
た信号は高周波増幅用FET7で増幅される。また第２のア
ンテナ同調回路は、切換スイッチ８の切換えにより、第
１のアンテナ同調回路で説明した動作と同様に動作す
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように、アンテナ同調回路を構成す
るためにフェライトアンテナを２本と、バリコンを２個
有するということは、小型のラジオ受信機においては、
かぎられたスペースの中で部品を配置しなければなら
ず、その配置構成が非常に困難であるという問題点を有
していた。
るためにフェライトアンテナを２本と、バリコンを２個
有するということは、小型のラジオ受信機においては、
かぎられたスペースの中で部品を配置しなければなら
ず、その配置構成が非常に困難であるという問題点を有
していた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑み、２つのアンテ
ナ同調回路を有しながら１本のフェライトアンテナで構
成でき、有効スペースを確保できるラジオ受信機を提供
するものである。
ナ同調回路を有しながら１本のフェライトアンテナで構
成でき、有効スペースを確保できるラジオ受信機を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のラジオ受信機は、
第１の可変巻線と第２の可変巻線を有する１本のフェラ
イトアンテナを備え、これと切換えスイッチを介して接
続される第１のバリコンと第２のバリコンとの組合せに
よって第１の同調回路と第２の同調回路を構成したもの
である。
第１の可変巻線と第２の可変巻線を有する１本のフェラ
イトアンテナを備え、これと切換えスイッチを介して接
続される第１のバリコンと第２のバリコンとの組合せに
よって第１の同調回路と第２の同調回路を構成したもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって、１本のフェライトアン
テナのみでこれに有する第１の可変巻線と第２の可変巻
線がそれぞれ構成する第１のアンテナ同調回路と第２の
アンテナ同調回路を切換えスイッチの切換えによって切
換えることができることとなる。
テナのみでこれに有する第１の可変巻線と第２の可変巻
線がそれぞれ構成する第１のアンテナ同調回路と第２の
アンテナ同調回路を切換えスイッチの切換えによって切
換えることができることとなる。
実施例 以下、本発明の実施例のラジオ受信機のアンテナ同調回
路について説明する。
路について説明する。
第１図は本発明の実施例を示す回路図である。第７図に
おいて、９はフェライトアンテナであり、固定巻線L
0と、第１の可変巻線L1及び第２の可変巻線L2を有す
る。２は第１のバリコン、３はトラッキング調整用第１
のトリマーコンデンサ、４は第２のバリコン、５はトラ
ッキング調整用第２のトリマーコンデンサである。ここ
で、上記フェライトアンテナ９の第１の可変巻線L1と第
１のバリコン２及び第１のトリマーコンデンサ３によっ
て第１のアンテナ同調回路を、又フェライトアンテナ９
の第２の可変巻線L2と第２のバリコン４及び第２のトリ
マーコンデンサ５によって第２のアンテナ同調回路をそ
れぞれ構成する。７は高周波増幅用FETであり、上記フ
ェライトアンテナ９の固定巻線L0の一部より取り出され
た出力を増幅するものである。８は上記第１及び第２の
アンテナ同調回路切換スイッチであり、その固定端子の
一方は上記第１の可変巻線L1に、他方は第２の可変巻線
L2に接続し、可動端子は固定巻線L0に接続している。
おいて、９はフェライトアンテナであり、固定巻線L
0と、第１の可変巻線L1及び第２の可変巻線L2を有す
る。２は第１のバリコン、３はトラッキング調整用第１
のトリマーコンデンサ、４は第２のバリコン、５はトラ
ッキング調整用第２のトリマーコンデンサである。ここ
で、上記フェライトアンテナ９の第１の可変巻線L1と第
１のバリコン２及び第１のトリマーコンデンサ３によっ
て第１のアンテナ同調回路を、又フェライトアンテナ９
の第２の可変巻線L2と第２のバリコン４及び第２のトリ
マーコンデンサ５によって第２のアンテナ同調回路をそ
れぞれ構成する。７は高周波増幅用FETであり、上記フ
ェライトアンテナ９の固定巻線L0の一部より取り出され
た出力を増幅するものである。８は上記第１及び第２の
アンテナ同調回路切換スイッチであり、その固定端子の
一方は上記第１の可変巻線L1に、他方は第２の可変巻線
L2に接続し、可動端子は固定巻線L0に接続している。
以上のように構成された本実施例のアンテナ同調回路に
ついて以下その動作を説明する。
ついて以下その動作を説明する。
まず、切換スイッチ８が図示状態では、第１の可変巻線
L1を介して接続された第１のバリコン２と、第１のトリ
マーコンデンサ３によって構成される第１のアンテナ同
調回路が動作状態であり、フェライトアンテナ９は第１
の可変巻線L1と固定巻線L0とによって、受信周波数帯域
の低い周波数の同調をとり、第１のトリマーコンデンサ
３により高い周波数の同調をとるものであり、フェライ
トアンテナ９で受信した信号は高周波増幅用FET7で増幅
される。
L1を介して接続された第１のバリコン２と、第１のトリ
マーコンデンサ３によって構成される第１のアンテナ同
調回路が動作状態であり、フェライトアンテナ９は第１
の可変巻線L1と固定巻線L0とによって、受信周波数帯域
の低い周波数の同調をとり、第１のトリマーコンデンサ
３により高い周波数の同調をとるものであり、フェライ
トアンテナ９で受信した信号は高周波増幅用FET7で増幅
される。
また、切換スイッチ８を切換えることにより、この切換
スイッチ８に第２の可変巻線L2を介して接続された第２
のバリコン４と、第２のトリマーコンデンサ５より構成
された第２のアンテナ同調回路が動作状態であり、フェ
ライトアンテナ９の第２の可変巻線L2により受信周波数
帯域の低い周波数の同調をとり、第２のトリマーコンデ
ンサ５により高い周波数の同調をとって、上記と同様に
高周波増幅用FET7で増幅される。
スイッチ８に第２の可変巻線L2を介して接続された第２
のバリコン４と、第２のトリマーコンデンサ５より構成
された第２のアンテナ同調回路が動作状態であり、フェ
ライトアンテナ９の第２の可変巻線L2により受信周波数
帯域の低い周波数の同調をとり、第２のトリマーコンデ
ンサ５により高い周波数の同調をとって、上記と同様に
高周波増幅用FET7で増幅される。
発明の効果 以上のように本発明は、第１の可変巻線と第２の可変巻
線を有する１本のフェライトアンテナを備えてその切換
スイッチを設け、２つのアンテナ同調回路を切換え構成
するようにしたので、２つのアンテナ同調回路に対し１
本のフェライトアンテナで対応できるものであり、従っ
てプリント基板上で、部品の有効スペースを確保できる
とともに、コストダウンにも寄与し、極めて有効な発明
である。
線を有する１本のフェライトアンテナを備えてその切換
スイッチを設け、２つのアンテナ同調回路を切換え構成
するようにしたので、２つのアンテナ同調回路に対し１
本のフェライトアンテナで対応できるものであり、従っ
てプリント基板上で、部品の有効スペースを確保できる
とともに、コストダウンにも寄与し、極めて有効な発明
である。
第１図は本発明の実施例におけるラジオ受信機のアンテ
ナ同調回路を示す回路図、第２図は従来のラジオ受信機
のアンテナ同調回路図である。 L1……第１の可変巻線、L2……第２の可変巻線、２……
第１のバリコン、４……第２のバリコン、９……フェラ
イトアンテナ。
ナ同調回路を示す回路図、第２図は従来のラジオ受信機
のアンテナ同調回路図である。 L1……第１の可変巻線、L2……第２の可変巻線、２……
第１のバリコン、４……第２のバリコン、９……フェラ
イトアンテナ。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の可変巻線と第２の可変巻線を有する
１本のフェライトアンテナを備えるとともに、上記第１
の可変巻線と接続される第１のバリコンと、上記第２の
可変巻線と接続される第２のバリコンとを備え、上記第
１の可変巻線と第１のバリコンからなる第１の同調回路
と第２の可変巻線と第２のバリコンからなる第２の同調
回路とを切換える切換スイッチを備えたことを特徴とす
るラジオ受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14733086A JPH07118632B2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14733086A JPH07118632B2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS633507A JPS633507A (ja) | 1988-01-08 |
| JPH07118632B2 true JPH07118632B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=15427741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14733086A Expired - Lifetime JPH07118632B2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07118632B2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP14733086A patent/JPH07118632B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS633507A (ja) | 1988-01-08 |
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