JPH07117869B2 - 抵抗膜方式タブレット - Google Patents
抵抗膜方式タブレットInfo
- Publication number
- JPH07117869B2 JPH07117869B2 JP13306893A JP13306893A JPH07117869B2 JP H07117869 B2 JPH07117869 B2 JP H07117869B2 JP 13306893 A JP13306893 A JP 13306893A JP 13306893 A JP13306893 A JP 13306893A JP H07117869 B2 JPH07117869 B2 JP H07117869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance film
- type tablet
- film type
- resistive film
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗膜方式タブレット
に関し、特に一定間隔を有して対向する二枚の抵抗膜シ
ートを押圧することにより当該押圧点の座標を検出する
抵抗膜方式タブレットに関する。
に関し、特に一定間隔を有して対向する二枚の抵抗膜シ
ートを押圧することにより当該押圧点の座標を検出する
抵抗膜方式タブレットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の抵抗膜方式タブレットと
しては、米国特許第3911215号に記載のものがあ
る。図2に示すように、この従来技術では、タブレット
は抵抗膜シート1の表面上に樹脂の半球状スペーサ3を
設け、抵抗膜シート1と抵抗膜シート2の間に空隙を設
けた構成となっている。そして、この抵抗膜シート1,
2は、両端に図示していない一様な電極帯が設けられて
おり、前記電極帯が直行するように配置されている。こ
の構成において、ペンで入力面を押すと、その圧力で抵
抗膜1が変形し、抵抗膜シート1,2が導通するが、こ
の抵抗値を求める事により接触点の座標(X,Y)を知
る事ができる。
しては、米国特許第3911215号に記載のものがあ
る。図2に示すように、この従来技術では、タブレット
は抵抗膜シート1の表面上に樹脂の半球状スペーサ3を
設け、抵抗膜シート1と抵抗膜シート2の間に空隙を設
けた構成となっている。そして、この抵抗膜シート1,
2は、両端に図示していない一様な電極帯が設けられて
おり、前記電極帯が直行するように配置されている。こ
の構成において、ペンで入力面を押すと、その圧力で抵
抗膜1が変形し、抵抗膜シート1,2が導通するが、こ
の抵抗値を求める事により接触点の座標(X,Y)を知
る事ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の抵抗膜方式
タブレットでは、ペンをもっている手の側面が抵抗膜シ
ート上に置かれて入力されることが多い。このとき、手
の側面が抵抗膜シートを1,2を接触することがあり、
これによって誤入力が行われることがある。
タブレットでは、ペンをもっている手の側面が抵抗膜シ
ート上に置かれて入力されることが多い。このとき、手
の側面が抵抗膜シートを1,2を接触することがあり、
これによって誤入力が行われることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、本発明の抵抗膜方式タブレットは、抵抗膜シー
トにはさまれているスペーサの形状を鋭角な形状に変更
し、手の側面など広く圧力がかかった時にスペーサが横
に広がるようになる手段を有している。
るため、本発明の抵抗膜方式タブレットは、抵抗膜シー
トにはさまれているスペーサの形状を鋭角な形状に変更
し、手の側面など広く圧力がかかった時にスペーサが横
に広がるようになる手段を有している。
【0005】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すタブレット
の断面図である。図1において、本実施例のタブレット
は、上側の抵抗膜シート1とガラス基板4上にある抵抗
膜シート2と八面体のスペーサ6とで構成されている。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すタブレット
の断面図である。図1において、本実施例のタブレット
は、上側の抵抗膜シート1とガラス基板4上にある抵抗
膜シート2と八面体のスペーサ6とで構成されている。
【0006】この八面体の1つの頂点は、抵抗膜シート
1に貼付されており、この頂点と対向する頂点は、抵抗
膜シート2に貼付されている。また、このスペーサ6の
抵抗膜シート1,2と垂直平方向の断面図である四角形
の各辺は、抵抗膜シートと鋭角をなしている。
1に貼付されており、この頂点と対向する頂点は、抵抗
膜シート2に貼付されている。また、このスペーサ6の
抵抗膜シート1,2と垂直平方向の断面図である四角形
の各辺は、抵抗膜シートと鋭角をなしている。
【0007】図3に矢印で示すように、手の側面などに
より抵抗膜シート1に単位面積当りの圧力が小さい力が
広範囲に加えられると、スペーサ6が横に伸びるように
変形し、抵抗膜シート1もこのスペーサ6の変形になら
って変形する。この結果、抵抗膜シート1と2は、少々
の力では接触しない。
より抵抗膜シート1に単位面積当りの圧力が小さい力が
広範囲に加えられると、スペーサ6が横に伸びるように
変形し、抵抗膜シート1もこのスペーサ6の変形になら
って変形する。この結果、抵抗膜シート1と2は、少々
の力では接触しない。
【0008】また、ペン入力のように単位面積当りの圧
力が大であり、かつ小面積の力が加えられた場合には、
従来どおり座標入力が可能である。
力が大であり、かつ小面積の力が加えられた場合には、
従来どおり座標入力が可能である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抵抗膜方
式タブレットは、抵抗膜シートの間にあるスペーサの形
状を八面体としたため、手つきなどによる誤入力の危険
を緩和することができる。
式タブレットは、抵抗膜シートの間にあるスペーサの形
状を八面体としたため、手つきなどによる誤入力の危険
を緩和することができる。
【図1】本発明の一実施例の抵抗膜方式タブレットの全
体構成を示す断面図である。
体構成を示す断面図である。
【図2】従来の抵抗膜方式タブレットの全体構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の効果を説明するための図である。
1 抵抗膜シート 2 抵抗膜シート 3 スペーサ 4 ガラス基板 6 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 2枚の抵抗膜シートの内側にスペーサが
設けられた抵抗膜方式タブレットにおいて、前記スペー
サの形状は八面体であり、この八面体の頂点の1つが前
記2枚の抵抗膜シートの一方に貼付されていることを特
徴とする抵抗膜方式タブレット。 - 【請求項2】 前記八面体の抵抗膜シートと垂直方向の
断面である四角形は、抵抗膜シートに平行な方向・対角
線が、他の対角線よりも長いことを特徴とする請求項1
記載の抵抗膜方式タブレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13306893A JPH07117869B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 抵抗膜方式タブレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13306893A JPH07117869B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 抵抗膜方式タブレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348391A JPH06348391A (ja) | 1994-12-22 |
JPH07117869B2 true JPH07117869B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=15096093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13306893A Expired - Fee Related JPH07117869B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 抵抗膜方式タブレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117869B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7609178B2 (en) * | 2006-04-20 | 2009-10-27 | Pressure Profile Systems, Inc. | Reconfigurable tactile sensor input device |
JP5349642B2 (ja) | 2012-04-27 | 2013-11-20 | 株式会社東芝 | 電子機器、制御方法およびプログラム |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP13306893A patent/JPH07117869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06348391A (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |