JPH07116185A - 大腿骨遠位部表面形成方法並びにこれに使用する装置 - Google Patents

大腿骨遠位部表面形成方法並びにこれに使用する装置

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JPH07116185A JP5259914A JP25991493A JPH07116185A JP H07116185 A JPH07116185 A JP H07116185A JP 5259914 A JP5259914 A JP 5259914A JP 25991493 A JP25991493 A JP 25991493A JP H07116185 A JPH07116185 A JP H07116185A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の大腿骨の遠位面を形成するための方法
及び装置の提供。 【構成】 大腿骨と膝との間に装着する人工装具の移植
前に大腿骨遠位部に平らな表面を形成するための方法及
び装置は、大腿骨の両顆状突起を露呈するための開口部
を持つ大腿骨プレートを有する。大腿骨プレートを大腿
骨遠位部上で整合するのに中央孔を有する案内体を使用
する。この案内体は、大腿骨プレートに取り外し自在に
固定され、骨髄内ロッドがこの開口部を通して大腿骨の
骨髄管内に配置される。骨髄管と整合させた後、大腿骨
プレートを大腿骨にピン止めし、ロッド及び案内体を取
り外す。次いで、各顆状突起の夫々と各々隣接した二つ
のボアを持つ研削案内体を大腿骨プレート上に配置し、
端部研削装置を使用して顆状突起のうちの少なくとも一
方を研削して平らな表面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の大腿骨の遠位面
を形成するための方法及び装置に関する。更に詳細に
は、大腿骨遠位部に装着する人工装具を受入れるため、
大腿骨の表面を形成するのに使用するための一組の器具
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】外科医が大腿骨遠位部−膝人工装具を人
間の大腿骨に取り付けることができるようにする種々の
種類の器具及び方法が開発されてきた。このような人工
装具は、病後又は歩行能力を損なう他の傷病的原因の
後、患者の歩行能力を回復することを目的として取り付
けられるため、人工装具に代えた本来の顆状突起とでき
るだけ似せるように人工装具が大腿骨に取り付けられて
いるということが重要である。
【0003】適正に整合させた、大腿骨遠位部に装着す
る人工装具を受入れるため、大腿骨の長い中央軸線を、
大腿骨遠位部の表面を形成する方法を決定する上で、案
内体として使用することが一般に行われてきた。大腿骨
の長い中央軸線を案内体として使用することによって、
大腿骨遠位部に先ず最初に平らな遠位切断部を形成し、
次いで、案内体を取り外し、別の器具が遠位部の平らな
表面を基準として使用する。これを基準とすることによ
り前側を切断し後側を切断し、これに続いて前側及び後
側の面取り面を切除する。
【0004】このような方法は、米国特許第4,474,177
号及び第4,721,104 号に示されている。米国特許第4,47
4,177 号は、大腿骨遠位部に平らな表面を形成するのに
用いられる高平部平坦器の割り送りに角度をなした整合
案内体を使用する大腿骨遠位部を形成するための一連の
器具に関する。米国特許第4,721,104 号は、大腿骨遠位
部の顆状突起内領域を形成するための外科装置に関す
る。
【0005】米国特許第5,047,032 号は、平らな大腿骨
遠位部表面をつくりだすように設計された外科器具に関
する。表面の形成にくり抜き機又は側フライスを使用す
る。大腿骨遠位部の形成と関連した別の特許が米国特許
第4,787,383 であり、この特許では、大腿骨に平らな切
断部を形成するのに鋸を用いる。鋸案内体もまた開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大腿
骨遠位部の内側及び外側の顆状突起に平らな表面を形成
するための、簡単な設計の装置を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、簡単に実施できその
ため手術時間を短縮する、上記装置の使用方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び他の目
的は、大腿骨の内側及び外側の顆状突起のうちの少なく
とも一方を含む大腿骨遠位部の平らな表面を研削するた
めの装置によって達成される。この装置は、先ず最初に
大腿骨の骨髄管内に延びる骨髄内ロッドを使用すること
によって位置決めされる。案内ロッドは案内ブロックを
整合させ、この案内ブロックは、全体に長円形の開口部
を持つリング状大腿骨プレートを整合させる。開口部
は、プレートを大腿骨に固定したとき内側及び外側の両
方の顆状突起を露呈する。ドリルピンでプレートを大腿
骨遠位部の内側及び外側の表面に固定する。大腿骨ブッ
シュ案内ブロックは大腿骨プレートの全体に長円形の開
口部内に嵌まる。案内ブロックの中央孔は大腿骨プレー
トの面に対して垂直な方向から横方向に約8°の角度を
なしている。ひとたび大腿骨プレートを整合させると、
案内ブロック、ブッシュ、及びロッドを取り外し、一対
の円筒形の内側及び外側の案内ボアを内側及び外側の顆
状突起と隣接して有する研削案内ブロックを大腿骨遠位
部上に配置する。大腿骨プレートを大腿骨にしっかりと
固定し、骨髄内ロッドを保持する大腿骨ブッシュ及び案
内ブロックを大腿骨から取り外した後、研削案内ブロッ
クを大腿骨プレートの長円形の開口部に挿入する。遠位
端研削案内体は、大腿骨プレートの長円形の開口部内に
ぴったりと受入れられる全体に長円形の形状を有する。
前記内側又は外側の顆状突起を研削するため、円筒形の
端部研削カッタを内側及び外側のボアのうちの少なくと
も一方に挿入する。端部研削カッタの底面には、平らな
表面を切断するように整合した少なくとも二つのブレー
ドが設けられている。人工装具を顆状突起のうちの一方
だけに移植する場合には、単一顆状突起−膝交換で顆状
突起を一つだけ研削する必要がある。
【0009】研削案内ブロックは、顆状突起を予め決定
された深さまで研削できるようにするため、遠位部研削
カッタのフランジと係合するための周囲リムを有する。
この深さは、リング状スペーサを遠位部研削カッタのフ
ランジと研削案内ブロックの開口部を取り囲む研削案内
ブロックのリムとの間に配置することによって変化させ
ることができる。
【0010】本発明のこれらの及び他の目的及び利点
は、本発明の一実施例を開示した以下の実施例から明ら
かになるであろう。添付図面は単なる例示であって本発
明を定義するものではないということは理解されよう。
【0011】添付図面では、幾つかの図面に亘って同じ
参照番号で同じ要素を示す。
【0012】
【実施例】図1を参照すると、大腿骨遠位部プレート1
0が示してあり、このプレートは、好ましい実施例では
長さ方向軸線14を持つ楕円形リング形状の本体12で
ある。本体12は、上面15、下面17、及び壁13の
形態の内面を有する。本体12は、長さ方向軸線14上
に中心を持つ一対のフランジ16をその各端部に有し、
これらのフランジは、好ましい実施例では、ねじ18で
本体12に連結されている。
【0013】図2でわかるように、好ましい実施例で
は、リング形状本体12の長さ方向軸線14に沿った長
さは、大腿骨遠位部60の内側顆62及び外側顆64の
両方を収容するように選択されている。かくして、軸線
14に沿ったフランジ16間の距離は、各フランジ16
の下面20が大腿骨遠位部の顆状突起の遠位面を越えて
近位方向に延びるのに十分である。フランジ16には一
対のピン孔22が形成され、これらの孔は、以下に詳細
に説明するピン66を受入れるようになっている。好ま
しい実施例では、孔22は大腿骨60の近位端に向かっ
て内方に角度をなしている。本体12の上面15を含む
平面に垂直方向に延びる軸線38が、両フランジ16の
中間で軸線14に沿って配置されている。
【0014】再び図1、及び図2を参照すると、これら
の図には大腿骨ブッシュ案内ブロック24が示してあ
り、このブロックは、このブロックに停止面を形成する
フランジ27を有する。全体に長円形形状の壁26がブ
ロック24のフランジ27の停止面から近位方向に延び
る。壁26は、リング12の内面13内に摺動自在に受
入れられるように形成されている。フランジ27の下面
が大腿骨プレート10の上面15と係合し、プレート内
での案内ブロックの進入を制限する。更に、大腿骨ブッ
シュ案内ブロック24は軸線38と同軸の中央ボア28
を有し、このボアは、骨髄内ロッドブッシュ32の円筒
形の端部30を受入れるような大きさである。ブッシュ
32は骨髄内案内ロッド40を受入れるためのボア34
を有する。骨髄内ロッドブッシュ32のボア34は、大
腿骨ブッシュ案内ブロック24内のボア28から角度的
に食い違った長さ方向軸線36に沿って延びている。好
ましい実施例では、この食い違いは、5°、7°、又は
9°である。
【0015】好ましい実施例では、骨髄内ロッドブッシ
ュ32は、大腿骨ブッシュ案内ブロックとは別体につく
られており、そのため、軸線38に関する軸線36の角
度が1°又は2°づつ変化する一連のブッシュ32によ
って、軸線36と軸線38との間の角度を5°から9°
まで変化させることができる。
【0016】図3を参照すると、この図には遠位部研削
ブロック44及び上文中で説明した大腿骨遠位部プレー
ト10が示してある。研削案内体44は、ブッシュ案内
ブロック24と同様の方法で大腿骨遠位部プレート10
と協働した状態で示してある。プレート10のリング1
2の内面13は、遠位部研削案内体44の近位方向に延
びる壁42を受入れる。案内ブロック24と同様に、研
削案内体44は、大腿骨プレート10の表面15と係合
する停止面41を有する。遠位部研削案内体44は、一
対のボア46及び48の夫々を有し、これらのボアは、
軸線38と平行な長さ方向軸線51及び53を有する。
好ましい実施例では、ボア46及び48の軸線51及び
53は、大腿骨遠位部プレート10の軸線14を含む平
面に関して食い違っている。この食い違いの理由を以下
に更に詳細に説明する。両ボア46及び48の直径は、
図3及び図4に示す遠位端研削カッタ50を受入れるよ
うな大きさになっている。端部研削カッタ50は、研削
面52及び適当な回転動力源に連結されるようになった
駆動シャフト54を含む。ボア46又は48のいずれか
に挿入したとき、駆動シャフト54の軸線は軸線51、
53と整合する。表面52が案内体44の壁42の下面
43を越えて延びる深さを調節する(即ちフランジ55
を案内体44の表面47から間隔を隔てる)ため、スペ
ーサ80が設けられているのがよい。
【0017】図4、及び図5を参照すると、表面52
は、大腿骨遠位部の顆状突起を研削して平らな表面を形
成するため、好ましくは三つのブレード58を含むとい
うことがわかる。二つのブレード、又は三つ以上のブレ
ード58を使用してもよい。
【0018】図6を参照すると、本発明の大腿骨プレー
トは、研削カッタ50がその最終的な位置で大腿骨遠位
部60に取り付けられている。図6は、顆状突起62及
び64を含む大腿骨遠位部60を大腿骨プレート10が
四つのピン66でその上に保持された状態で示す。スペ
ーサ80は、案内体44の表面47上の所定位置に示し
てある。スペーサ80の厚さは、好ましい実施例では、
1mmである。端部研削装置50で形成した顆状突起の平
らに研削した部分の深さを調節するため、一つ又はそれ
以上のスペーサを使用することができる。
【0019】大腿骨60の内側顆62及び外側顆64を
本発明の装置で研削することによって大腿骨遠位部表面
を準備する方法を以下に説明する。先ず最初に適当な角
度をつけた案内ブッシュ32がボア28に取り付けられ
た大腿骨ブッシュ案内ブロック24をその壁26が本体
12の表面13に摺動自在に受入れられた状態で大腿骨
遠位部プレート10に配置する。好ましい実施例では、
案内ブロック24を大腿骨プレート10に係止するのに
蝶ねじ70を使用する。更に、軸線36と軸線38との
間の角度の食い違いは5°乃至9°の任意の角度でよ
く、一連のブッシュ32を使用することによって角度の
食い違いを5°、7°、又は9°にすることができる。
【0020】ブッシュ32、ブッシュ案内ブロック2
4、及び大腿骨遠位部プレート10を組み立てた後、骨
髄内ロッド40を案内ブッシュ32のボア34を通して
大腿骨60の髄管76内に通す。大腿骨遠位部プレート
10、案内ブッシュ24、及び案内体32からなる組立
体を、顆状突起62、64と接触するまでロッド40上
で遠位方向に前進させる。次いで、プレート10の表面
13の後壁72が大腿骨の内側顆62及び外側顆64の
前面を含む平面と平行になるように大腿骨遠位部プレー
ト10を回転させる。その後、ドリルピン66をフラン
ジ16の四つの孔22全てに通し、顆状突起の側部に打
ち込む。好ましい実施例では、孔22は、研削が行われ
る遠位領域の遠方でピン66が顆状突起の側部と接触す
るように、大腿骨60の近位端に向かって角度をなして
いる。
【0021】大腿骨プレート10をピン66で一度固定
すると、大腿骨ブッシュ案内ブロック24、骨髄内ロッ
ド案内ブッシュ32、及び骨髄内ロッド40を外す。手
術のこの時点で遠位部研削案内体44を大腿骨遠位プレ
ート内に配置し、前側に位置決めされた蝶ねじ70でこ
のプレート内に係止する。次いで、遠位端研削装置50
を研削案内体44の円形のボア46又は48に挿入す
る。端部研削装置50はフランジ55を有し、このフラ
ンジは研削案内体44の表面47と接触し、顆状突起6
2又は64内への切断面52の切り込み深さを決定す
る。好ましい実施例では、研削案内体は顆状突起を遠位
方向に10mm切り込み、その時、フランジ55が表面4
7と接触し、これによって切り込み深さを制限する。切
り込み深さを制限するのに円筒形のスペーサ80を使用
するのがよい。例えば、厚さが1mmのスペーサ80を、
フランジ55と案内体44の表面47との間に挿入する
と、顆状突起への表面52の切り込み深さが9mmに制限
される。
【0022】円形の孔46及び48は、長さ方向軸線1
4を含む平面に関して中心がずれており、大腿骨プレー
ト10の表面15が構成する平面に対して垂直である
(即ち、これらの孔は、大腿骨を通る内側から外側への
平面に関して前後方向に食い違っている。)。これによ
って、外科医は研削案内体を軸線38及び大腿骨の長さ
方向軸線を中心に180°回転させることができ、大腿
骨遠位部の顆状突起に大きな平らな表面を形成する必要
がある場合、前後平面内で余分な骨を削ることができ
る。円形のボア46及び48が前後方向で食い違ってい
るため、顆状突起に全体に楕円形の切断部を形成するこ
とができる。
【0023】上述のシステムを使用することによって、
極めて正確な平らな骨切断部を内側顆62及び外側顆6
4の両方に形成することができる。大腿骨と膝との間に
装着する人工装具要素の移植を行うため大腿骨遠位部の
形成を行うのに使用される多くの膝器具システム及び外
科的方法と同様に、全ての他の骨切断部を大腿骨上のこ
の第1の平らな遠位面から順次除去する。これらの他の
切断部は、本発明の器具を使用した後、任意の周知の方
法でつくられるものと考えられる。
【0024】本発明の一実施例を説明したが、本発明の
精神及び範囲から逸脱することなく多くの変形及び変更
を行うことができるということは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブッシュブロック及びその整合のためのブッシ
ュを含む本発明の大腿骨遠位部プレートの分解斜視図で
ある。
【図2】大腿骨遠位部と整合し且つこれに連結された図
1に示す大腿骨遠位部プレートを示す正面図である。
【図3】大腿骨遠位部プレートに挿入される前の本発明
の端部研削装置及び研削案内体の分解斜視図である。
【図4】図3の端部研削装置の正面図である。
【図5】図4の端部研削装置の切断面の下面図である。
【図6】大腿骨上に取り付けられた、図3の構成要素が
配置された、大腿骨遠位部プレートの正面図である。
【符号の説明】
10 大腿骨遠位部プレート 12 リング形状本体 16 フランジ 18 ねじ 24 大腿骨ブッシュ案内ブロック 32 骨髄内ロッド案内ブッシュ 38 軸線 40 骨髄内案内ロッド 44 遠位部研削案内体 46、48 ボア 50 遠位端研削装置 60 大腿骨遠位部 62 大腿骨内側顆 64 大腿骨外側顆 66 ピン 76 骨髄管 80 スペーサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨髄管(76)を有する大腿骨(60)
    の内側顆状突起(62)及び外側顆状突起(64)のう
    ちの少なくとも一方に平らな大腿骨遠位部表面を形成す
    るための方法において、 内側及び外側の顆状突起(62、64)の両方を露呈す
    る開口部(13)を備えた大腿骨プレート(10)を大
    腿骨遠位部(60)上に適正に整合した状態で固定する
    工程と、 端部研削装置(50)を受入れるため、前記大腿骨遠位
    部の顆状突起と隣接して位置決めされた少なくとも一つ
    の開口部(46、48)を有する研削案内ブロック(4
    4)を前記大腿骨プレート(10)に固定する工程と、 端部研削装置(50)を前記研削案内ブロック(44)
    の前記少なくとも一つの開口部(46、48)に挿入す
    る工程と、 前記端部研削装置(50)を回転駆動することによっ
    て、隣接した顆状突起(62、64)を予め決定された
    深さまで研削する工程とを有する方法。
  2. 【請求項2】 骨髄内ロッド(40)を骨髄管に挿入す
    ることによって、前記大腿骨プレート(10)を大腿骨
    遠位部に固定する前に前記大腿骨プレート(10)を大
    腿骨遠位部上で整合させる工程と、前記骨髄内ロッド
    (40)と摺動自在に係合する開口部(34)及び前記
    大腿骨プレートを前記骨髄管に関して位置決めするため
    前記大腿骨プレートの前記開口部(13)と係合するた
    めの外面(26)を有する、前記ロッドを案内するため
    の手段(32)を配置する工程とを更に有する、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記大腿骨プレートの内側及び外側のボ
    ア(22)を通して大腿骨遠位部の内側及び外側の顆状
    突起の夫々の内側及び外側にドリルピン(66)を挿入
    することによって、前記大腿骨プレート(10)を前記
    大腿骨遠位部(60)に固定する工程を更に有する、請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記研削の前記予め決定された深さは、
    前記端部研削装置及び前記研削案内ブロック上に形成さ
    れた係合停止面(55、47)間にスペーサ(80)を
    挿入したりこの間から取り出したりすることによって調
    節することができる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 骨髄管(76)を有する大腿骨(60)
    の内側及び外側の顆状突起を含む大腿骨遠位部表面を研
    削するための装置において、 大腿骨遠位部に固定したとき内側及び外側の顆状突起
    (62、64)の両方を露呈する全体に長円形の開口部
    (13)を有する大腿骨プレート(10)と、 前記大腿骨プレート(10)を前記大腿骨遠位部(6
    0)に固定するための手段と、 前記大腿骨プレートの前記全体に長円形の開口部内に受
    入れられるように該開口部と同形状の外面(42)と、
    内側及び外側の顆状突起の夫々と隣接した一対の円筒形
    の内側案内ボア及び外側案内ボア(46、48)とを有
    する、前記大腿骨プレートに連結された研削案内ブロッ
    ク(44)と、 前記内側又は外側の顆状突起を研削するため、前記案内
    ブロックの前記内側ボア及び外側ボアのうちの少なくと
    も一方に挿入するための円筒形端部研削カッタ(50)
    とを有する、装置。
  6. 【請求項6】 前記研削案内ブロック(44)は、前記
    顆状突起を予め決定された深さまで研削できるようにす
    るため、前記円筒形端部研削装置の横方向に延びる案内
    面(55)と係合するための停止面(47)を有する、
    大腿骨遠位部表面を研削するための請求項5に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 前記顆状突起の前記予め決定された研削
    深さを変化させるため、前記端部研削装置の前記案内面
    (55)と前記研削案内ブロックの前記停止面(47)
    との間に挿入するための少なくとも一つのスペーサ(8
    0)を更に有する、大腿骨遠位部表面を研削するための
    請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記研削案内ブロックの前記内側案内ボ
    ア及び外側案内ボア(46、48)は円形であり、両案
    内ボアは前記大腿骨遠位部の内側及び外側の顆状突起を
    二分する内側から外側への軸線に関して互いに食い違っ
    ており、最初の切断部を形成するのに使用された、各顆
    状突起と隣接した案内ボアを相互交換することによって
    各顆状突起上に全体に楕円形の平らな表面を研削で形成
    することができる、大腿骨遠位部表面を研削するための
    請求項5に記載の装置。
  9. 【請求項9】 骨髄管(76)を有する大腿骨(60)
    の内側及び外側の顆状突起(62、64)を含む大腿骨
    遠位部表面を形成するための方法において、 内側及び外側の顆状突起を露呈するような大きさの開口
    部(13)を画成する内側壁、外側壁、前側壁、及び後
    側壁を有する大腿骨プレート(10)を配置する工程
    と、 前記大腿骨プレートの前記開口部と通じた中央孔を有
    し、前記大腿骨プレートに取り外し自在に取り付けられ
    た案内体(32)を配置する工程と、 前記案内体(32)の孔を通して骨髄内案内ロッド(4
    0)を配置する工程と、 大腿骨に取り付けられた前記大腿骨プレート及び前記案
    内体(32)で前記案内ロッド(40)を大腿骨(6
    0)の骨髄管(76)に挿入する工程と、 前記大腿骨プレートを摺動させて大腿骨遠位部と接触さ
    せる工程と、 前記大腿骨プレートの後側壁が、前記顆状突起(62、
    64)が構成する後面を含む平面と平行になるように大
    腿骨プレートを回転させる工程と、 前記大腿骨プレートの前記内側壁及び外側壁を貫通した
    ボア(22)を通してピン(66)を配置することによ
    って、前記案内体(32)を備えた前記大腿骨プレート
    を顆状突起の内側面及び外側面上に取り付ける工程と、 前記取り付け工程の後、前記骨髄内ロッド及び前記案内
    体を前記大腿骨プレートから取り外す工程と、 端部研削装置を案内するための、少なくとも一つの顆状
    突起を露呈する少なくとも一つの案内ボアを有する研削
    案内体(44)を前記大腿骨プレートの開口部に挿入し
    てこれに取り外し自在に連結する工程と、 端部研削装置(50)を前記少なくとも一つの案内ボア
    に挿入し前記少なくとも一つの顆状突起を予め決定され
    た深さまで研削する工程とを有する、方法。
  10. 【請求項10】 スペーサ(80)を前記端部研削装置
    (50)及び前記研削案内ブロック(44)に形成され
    た係合停止面(47、55)間に挿入したりこの間から
    取り出したりすることによって前記研削の前記予め決定
    された深さを調節することができる、請求項9に記載の
    方法。
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