JPH07114785B2 - 使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents

使い捨ておむつの製造方法

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JPH07114785B2
JPH07114785B2 JP63307197A JP30719788A JPH07114785B2 JP H07114785 B2 JPH07114785 B2 JP H07114785B2 JP 63307197 A JP63307197 A JP 63307197A JP 30719788 A JP30719788 A JP 30719788A JP H07114785 B2 JPH07114785 B2 JP H07114785B2
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sheet
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Description

【発明の詳細な説明】 ○産業上の利用分野 本発明は、直立エラスチックシート(上方へ起立するサ
イドフラップ)を有する使い捨ておむつの製造方法に関
するものである。
○従来技術およびその問題点 特開昭63−112702号「使い捨ておむつ」には、股下領域
に位置して吸収パッドの側方に上方へ起立するサイドフ
ラップ(側壁部)を有する使い捨ておむつが開示されて
いる。
上記の公知の使い捨ておむつにおいては、おむつ全長に
わたって同一巾のシートを使用し股下領域で部分的に起
立させているので、直立サイドフラップの側壁を不用と
する背面領域,前面領域については材料が無駄に浪費さ
れる問題点がある。
○本発明の目的 本発明は、従来技術の上記問題点を解消すべく、直立エ
ラスチックシートを不用とする部分での素材巾を小さく
しトップシート素材を有効的に利用するとともに直立エ
ラスチックシートの製造工程を量産化して、使い捨てお
むつの製造コストの低減をはかることを目的とするもの
である。
○上記目的を達成するための手段 本発明は、トップシートを形成するための不織布を製品
横巾よりも広巾とし延出部分の端縁部を二折りして二層
部を形成し該二層部に伸長状態にある弾性部材を挿入し
且つ挿入した弾性部材を股下領域でのみ不織布に接着し
残余の前面領域および背面領域では非接着とし、トップ
シートの広巾部分の両側縁線と狹小部分の両側縁線とを
含むS状縦切断線で切断してひだ部と二層弾性部を有す
る左右一対の直立エラスチックシート素材とトップシー
ト素材とを形成し、直立エラスチック素材のひだ部を長
手方向にかつ二層弾性部を上方側へ位置させて二折状に
折曲げて二層とした直立エラスチックシート素材の下面
全面をトップシート素材の上面適所に接着し、直立エラ
スチックシート素材およびトップシート素材をバックシ
ート素材とともに所定寸法に横切断線で切断してトップ
シートおよび直立エラスチックシートを形成し、トップ
シート用の不織布を利用し股下領域以外の部分について
は直立エラスチックシートの巾を縮小し更に連続作業で
直立エラスチックシートの製造を可能とするものであ
る。
○実施例 以下図面に示す実施例にもとづいて説明する。
第1図乃至第4図は本願発明の第1実施例を示し、第1
図は、本発明により製造された使い捨ておむつを展開状
態で示す平面図であり、直立エラスチックシート1は長
手方向に全長にわたって形成された二層弾性部12と、該
二層弾性部12に連続してほぼ股下領域Bに位置する二層
のひだ部11とで構成され、二層弾性部12を上面適所に位
置させた状態で(第1実施例では、二層のひだ部11を内
側、二層弾性部12を側方寄りとし、二層弾性部12を挾小
部のトップシートの両側縁部近傍に位置させる)トップ
シート1との対向する面のすべてをトップシート2に接
着(M)されている。なお、実施例では、接着剤(ホッ
トメルト)を用いて接着したが、ヒートシール加工で熱
接着してもよい。
二層弾性部12は、その折曲片3を下側としトップシート
2と対向させ、二層部に弾性部材(実施例では、弾性
糸)4を伸長状態で挿入し、股下領域Bにおいてのみ弾
性部材4を直立エラスチックシート1の二層部に接着
(M′)して構成した。背面領域Cおよび前面領域Aに
おいては、弾性部材4は二層部と非接着とするので片方
が切断されることにより、縮小しごく短い部分4aのみが
存在することとなる。図において、5はバックシート、
6は吸収パッドである。8はトップシート2とバックシ
ート5との間に挿入した側部弾性部材である。
次に、第3図および第4図を参照して、本発明による使
い捨ておむつの製造方法を説明する。
(イ)トップシートを形成するための不織布2A′の製品
横巾lよりも広巾l′とする。
(ロ)延出部分の端縁部14を下方へ折曲げ二折りして二
層部を形成し、該二層部に伸長状態で弾性部材4を挿入
する。
(ハ)挿入した弾性部材4を股下領域Bでのみ不織布に
接着(M′)し、残余の前面領域Aおよび背面領域Cで
は非接着とすることにより、二層弾性部12を形成する。
(ニ)トップシート2の広巾部分の両側縁線S1aと挾小
部分の両側縁線S1bとを含むS状縦切断線S1で切断して
ひだ部11と二層弾性部12を有する左右一対の直立エラス
チックシート素材1Aとトップシート素材2Aとを形成す
る。
(ホ)直立エラスチックシート素材1Aのひだ部11を長手
方向に二折状に折曲げ、ひだ部11の側端部11aを二層弾
性部12の下方に位置させ、ひだ部を二層状態とする。
(ヘ)直立エラスチックシート素材1Aの下面全面に接着
剤Mを塗布する。
(ト)直立エラスチックシート素材1Aの下面(上述工程
により接着剤と塗布した面)を、ひだ部11を内側とし二
層弾性部12をトップシート素材2Aの挾小部の側縁部およ
びその延長部分に位置させて、トップシート素材2Aの上
面に接着する。
(チ)吸収パッド6を接続したバックシート素材5Aを従
来装置と同様の方法で供給する。
(リ)トップシート素材2Aに吸収パッド6およびバック
シート素材5Aとを接着して半製品を完成する。
(ヌ)つぎに、直立エラスチックシート素材1Aおよびト
ップシート素材2Aをバックシート素材5Aとともに所定寸
法に横切断線S2で切断して、直立エラスチックシート1
を有する使い捨ておむつを完成する。
なお、接着テープその他アクセサリーの取付けを行う工
程については省略する。
第5図乃至第7図は本願発明の第2実施例を示し、第5
図は、本発明により製造された使い捨ておむつを展開状
態で示す平面図であり、直立エラスチックシート1は長
手方向に全長にわたって形成された二層弾性部12と、該
二層弾性部12に連続してほぼ股下領域Bに位置する二層
のひだ部11とで構成され二層弾性部12を上面適所に位置
させた状態で(第1実施例では、二層のひだ部11を内
側、二層弾性部12を側方寄りとし、二層弾性部12を挾小
部のトップシートの両側縁部近傍に位置させる)トップ
シート1との対向する面のすべてをトップシート2に接
着(M)すること、および二層弾性部12は、二層部に弾
性部材(実施例では、弾性糸)4を伸長状態で挿入し、
股下領域Bにおいてのみ弾性部材4を直立エラスチック
シート1の二層部に接着(M′)して構成することは第
1実施例と同様である。
第1実施例と異なる点は、直立エラスチックシート1に
ついてひだ部11を外側、二層弾性部12を内側として第1
実施例とは逆とし、二層弾性部12を吸収パッドの両側縁
の近傍位置としたことである。
次に、第7図および第8図は、第1実施例を示す第3図
および第4図と同様に第2実施例による使い捨ておむつ
の製造方法を説明するものであり、工程(イ)(ハ)
(ニ)(ホ)(ヘ)(チ)(リ)(ヌ)は第1実施例と
同じであるが、工程(ロ)および(ト)を異にするもの
である。
即ち、第1実施例の工程(ロ)では下方へ折曲げるもの
であるが、第2実施例の工程(ロ′)では上方へ折曲げ
るものであり、第1実施例においては、工程(ト)にお
いては内側へ平行移動させるものであるが、第2実施例
の工程(ト′)ではクロス移動させて左右逆位置とし、
ひだ部11を外側、二層弾性部12を内側とする。なお、実
施例では、ひだ部11の端縁を挾小部のトップシート素材
2Aの側縁近傍の位置とした。
また、接着剤塗布の工程(ヘ)を工程(ト′)のあとに
配置したが、工程(ト′)の前工程としても良いことは
勿論のことである。
第9図は、本発明の他の実施例による使い捨ておむつの
断面図を示し、a図の実施例においては、直立エラスチ
ックシート1とトップシート2との接着位置を中央寄り
としその一部を吸収パッド6の上方位置とするものであ
る。b図およびc図の実施例では、前述の第1および第
2実施例とは反対に、直立エラスチックシートの二層弾
性部12の折曲片3を内側とするものである。
なお、使用状態では第10図に示す形状となり、直立エラ
スチックシート1は直立して側壁となって体液の洩出を
阻止する。
なお、本発明は、ひだ部11を二層とするので、ひだ部を
一層とする場合に比して直立エラスチックシート2によ
り形成される直立側壁は低い。即ち、トップシートを利
用して直立エラスチックシートを形成するにあたり、股
下領域Bの挾小部の両側方の切除部分の巾に比してひだ
部の巾を小さくでき直立エラスチックシートの有効高さ
を所望の寸法に選定することができる。
○発明の効果 本発明は、トップシートと直立エラスチックシートとを
同一不織布を用い、かつ有効的に利用することにより材
料コストを低減するとともに、連続作業を可能として製
造コストを低減して、直立エラスチックシートを有する
使い捨ておむつをより安価に製造することができる効果
を有する。
また、直立エラスチックシート素材をトップシート素材
に接着するにあたっては直立エラスチックシート素材の
下面(トップシート素材との対向面)の全面に接着剤を
塗布するものであるから、両シートの接着工程を簡素化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本願発明の第1実施例を示し、第
1図では第1実施例の方法で製作した使い捨ておむつを
展開して示す平面図。第2図は同じく縦断面図で、a図
は第1図I−I線による断面図、b図は第1図II−II線
による断面図、c図は第1図III−III線による断面図で
ある。 第5図乃至第8図は、本願発明の第2実施例を示し、第
5図では第2実施例の方法で製作した使い捨ておむつを
展開して示す平面図。第6図は同じく縦断面図で、a図
は第5図IV−IV線による断面図、b図は第5図V−V線
による断面図、c図は第5図VI−VI線による断面図であ
る。 第7図および第8図は第2実施例による使い捨ておむつ
の製造方法の大要を示し、第7図は平面図、第8図は断
面図である。 第9図は本発明により製造された使い捨ておむつの更に
他の実施例を示す使い捨ておむつの断面図である。 第10図は本発明により製作された使い捨ておむつの使用
状態での形状を示す斜視図である。 1……直立エラスチックーシト 2……トップシート 4……弾性部材 11……ひだ部 12……二層弾性部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップシートを形成するための不織布を製
    品横巾よりも広巾とし延出部分の端縁部を二折りして二
    層部を形成し該二層部に伸長状態にある弾性部材を挿入
    し且つ挿入した弾性部材を股下領域でのみ不織布に接着
    し残余の前面領域および背面領域では非接着とし、トッ
    プシートの広巾部分の両側縁線と狹小部分の両側縁線と
    を含むS状縦切断線で切断してひだ部と二層弾性部を有
    する左右一対の直立エラスチックシート素材とトップシ
    ート素材とを形成し、 二層弾性部を上方側へ位置させて、直立エラスチックシ
    ート素材のひだ部を長手方向に二折状に折返して、ひだ
    部を二層とし、 直立エラスチックシート素材の下面全面をトップシート
    素材の上面適所に接着し、 直立エラスチックシート素材およびトップシート素材を
    バックシート素材とともに所定寸法に横切断線で切断し
    てトップシートおよび直立エラスチックシートを形成す
    ることを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。
  2. 【請求項2】切断した直立エラスチックシート素材を内
    方へ横移動させ、直立エラスチックシートの二層弾性部
    をトップシートの挾小部分の両側縁近傍位置としひだ部
    を内側としたことを特徴とする、第1項に記載の使い捨
    ておむつの製造方法。
  3. 【請求項3】一対の切断した直立エラスチックシート素
    材を互いに反対側へクロス移動させ直立エラスチックシ
    ートの二層弾性部を吸収パッドの両側縁の近傍位置とし
    ひだ部を両側縁向きとしたことを特徴とする、第1項に
    記載の使い捨ておむつの製造方法。
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