JPH07114624B2 - 麺類製造装置の安全装置 - Google Patents

麺類製造装置の安全装置

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JPH07114624B2
JPH07114624B2 JP1293709A JP29370989A JPH07114624B2 JP H07114624 B2 JPH07114624 B2 JP H07114624B2 JP 1293709 A JP1293709 A JP 1293709A JP 29370989 A JP29370989 A JP 29370989A JP H07114624 B2 JPH07114624 B2 JP H07114624B2
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rolling roll
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rolling
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electric motor
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俊弘 ▲吉▼利
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Yamato Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電動モータで回転駆動される圧延ロールを
用いて麺類の圧延を行なう麺類製造装置の安全装置に関
する。
(従来の技術) 従来から、電動モータで回転駆動される圧延ロールを用
いて麺類を圧延する,いわゆるロール圧延式麺類製造装
置は広く使用されている。
ところで、この種の麺類製造装置においては、麺帯を挟
み込んで麺帯を圧延する,圧延ロールへの麺帯の入口
は、麺帯の圧延作業を行なう必要から開放状態となって
いる。
(発明が解決しようとする課題) このように圧延ロールの入口が開放されていると、麺帯
を圧延ロールの間に供給する等の圧延作業は行いやすい
が、麺類製造装置の運転中には圧延ロールが回転状態の
まま露出しているので、作業者等が不用意に圧延ロール
に触れると手先等が圧延ロールに挟まれる事故につなが
るおそれがある。
この発明は、このような事情に基づいてなされたもの
で、麺類製造装置での製造作業に支障を与えず、作業者
等の安全性の向上を図ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、この発明は、電動モータで
駆動される圧延ロールを有する麺類製造装置において、
圧延ロールの入口側には揺動可能のガード部材を設置す
るとともに、このガード部材の開閉を検出する検知手段
を設け、前記ガード部材の開放状態を検出した前記検知
手段からの信号に基づいて圧延ロールを駆動する電動モ
ータへの電力を供給を遮断するとともに、該ガード部材
の閉止状態を検出した前記検知手段からの信号に基づい
て圧延ロールを駆動する電動モータへの電力の供給を許
容する制御手段を設け、かつ、前記ガード部材は揺動可
能に設置した枠部材と,その枠部材の対向する2辺間を
間隔をおいて連結する複数の連結部材からなるものと
し、当該連結部材の延在方向を前記圧延ロールの回転軸
方向と概ね平行に設置してあることを特徴とする麺類製
造装置の安全装置である。
(作用) この発明によれば、圧延ロールの入口側にガード部材が
設置され、このガード部材が開放状態にあるとき圧延ロ
ールは駆動モータで駆動されず、ガード部材が閉止状態
にある場合にのみ圧延ロールが駆動モータで駆動される
から、作業者等が回転中の圧延ロールに不用意に触れる
ことが防止され、安全性の向上を図ることができる。
そして、作業者が行なうべき製造作業はガード部材を開
放することによって行なうことができ、この際圧延ロー
ルが停止した状態となるので、作業中の安全性も向上す
るものである。
さらに、ガード部材が揺動可能に設置した枠部材と,そ
の枠部材の対向する2辺間を間隔をおいて連結する複数
の連結部材からなり、当該連結部材の延在方向を前記圧
延ロールの回転軸方向と概ね平行に設置してあるので、
圧延ロールの入口側に投入されたそぼろ状の麺生地を圧
延ロールの軸方向にならす等の作業は、連結部材の間に
形成された間隙を通じて従来と同様に行なうことがで
き、麺類の製造作業に支障を与えることもない。
(実施例) 以下、図面に示す一実施例によりこの発明を説明する。
第1図は、麺類製造装置1の要部を示し、麺類製造装置
1は、軸上に予めロール巻きされた麺帯からなる原料G
を圧延ロール部3に供給する原料供給部2と、一対の圧
延ロール4,5を並設して構成した圧延ロール部3と、こ
の圧延ロール部3で圧延加工された麺帯Pを移送するベ
ルトコンベヤからなる移送装置6と、この移送装置6で
送られてきた麺帯Pを軸上にロール巻きして巻き取る巻
き取り部7(第2図参照)とを有するものである。
この実施例の麺類製造装置1において、圧延ロール部3
は次のように構成されている。
すなわち、圧延ロール部3は、2本の圧延ロール4,5が
フレーム8に回転可能に支持されて平行に設置されてお
り、これらの圧延ロール4,5の間の間隙寸法は圧延され
る麺帯Pの仕上げ厚さに対応して設定されている。
なお、図において、O1,O2はそれぞれ圧延ロール4,5の回
転軸を示す。
そして、これらの圧延ロール4,5の同側となる一端には
平歯車11,12が設置されており、これらの平歯車11,12は
互いに噛合し、一方の圧延ロール4の他端部にはプーリ
13が固定されている。
このように構成された一対の圧延ロール4,5には、交流
電動モータからなる駆動モータ14の出力がプーリ15のお
よびベルト16を介して前記プーリ13に伝達され、この圧
延ロール4の回転にともなって、圧延ロール5が回転駆
動される。
これらの圧延ロール4,5は図中に矢印で示すように各圧
延ロール4,5の上面が互いに近寄る方向に駆動され、こ
れらの圧延ロール4,5が互いに隣接する部分で上面側の
位置が、原料Gの供給側の入口17(第2図参照)となっ
ている。
このように構成された一対の圧延ロール4,5の入口17の
上部には、ガード部材21が設置されている。
このガード部材21は格子状に形成されており、この連結
部材22の間隙はここから手Hを挿入しても手先は前記圧
延ロール4,5には接触しない程度の寸法である(第2図
参照)。
そして、このガード部材21は、圧延ロール4の上方位置
で、前記圧延ロール4,5の回転軸O1,O2の軸方向と平行に
設置された枢軸23によって一端がフレーム8に枢支され
ており、図示するようにこのガード部材21の他端側(圧
延ロール5の上方側端部)が上下して開閉可能に構成さ
れている。
このガード部材21は前記枢軸23の両端部にそれぞれ基端
側を取り付けた2本の枠部材21aを有し、これらの間に
渡って前記枢軸23,すなわち前記回転軸O1,O2と概ね平行
に複数本の連結部材22が間隔をおいて設置されたもので
ある。
そして、前記枢軸23はこのガード部材21と一体に形成さ
れており、ガード部材21の開閉動作にともなって枢軸23
も同時に回転変位するようになっている。
この枢軸23の一端には、一部が切り欠かれた円板からな
るカム24が固定されており、このカム24の周面に、接触
子25を臨ませてリミットスイッチ26が配置されている。
このリミットスイッチ26は、この発明でいう検知手段に
該当するものである。
そして、前記ガード部材21の開閉動作にともなってカム
24が回動変位することによって、このリミットスイッチ
26の接触子25は押圧操作され、このリミットスイッチ26
が検出した信号は駆動モータ14の後述する電源制御装置
27に入力されるようになっている。なお、リミットスイ
ッチ26に代えて近接スイッチを用いても同様に構成する
ことができる。
前記駆動モータ14は、第3図に示すように交流電源29に
電源制御装置27を介して接続されており、この電源制御
装置27には前記リミットスイッチ26から延びる信号線28
が接続されている。
この電源制御装置27は、この発明でいう制御手段に該当
するもので、通常麺類製造装置1の運転および停止を行
なうメインスイッチ31と、第2のスイッチ32とを、交流
電源29からの電源回路33に直列に設置してある。
この第2のスイッチ32は、信号線28上に設置されたリレ
ー34への通電によって、接点を閉じ、リレー34に通電さ
れない場合には接点を開放する,いわゆるリレー常開接
点で構成されている。
したがって、前記リミットスイッチ26がガード部材21の
閉止の信号を発している場合はリレー34に通電され、第
2のスイッチ32を閉止状態に保ち、前記リミットスイッ
チ26がガード部材21の開放の信号を発している場合には
リレー34への通電が行なわれないので第2のスイッチ32
を開放状態に保つものである。
このため、前記ガード部材21が開放状態である場合に
は、駆動モータ14には電力が供給されず圧延ロール4,5
は駆動されない。
また、前記ガード部材21が閉止状態である場合には、駆
動モータ14に電力が供給され、運転の可能な状態とな
る。
なお、このような機能を有する電源制御装置27は、この
他公知のリレーシーケンス技術やマイクロコンピュータ
技術によって種々容易に構成することもできる。
以上説明したように、この実施例によれば、圧延ロール
4,5の入口17に設置したガード部材21を閉止しなけれ
ば、圧延ロール4,5が駆動モータ14により駆動されない
ので、作業者が不用意に回転中の圧延ロール4,5に触れ
ることがなく、安全性の向上が図られている。
そして、麺帯Pの圧延作業中に圧延ロール4,5に対して
作業を行なう必要がある場合、前記ガード部材21を開放
するか、あるいは、格子22の隙間から作業用具を挿入し
て行なうことになる。
したがって、ガード部材21を開放して作業を行なう場合
には、ガード部材21の開放により圧延ロール4,5の駆動
が停止されるので、回転中の圧延ロール4,5に触れるこ
とがない。
また、連結部材22の隙間から作業を行なう場合には、手
Hが届かないので、作業用具を必ず用いることになり、
手Hが回転中の圧延ロール4,5に触れることがない。
さらに、この実施例において、ガード部材21を前記した
ように枠部材21a間を圧延ロール4,5の回転軸O1,O2方向
に延在させた連結部材22により連結して格子状としてあ
るので、連結部材22間の間隙の形状が圧延ロール4,5の
回転軸O1,O2方向に長いものとなっている。
したがって、例えば、ミキサ等で混合されたそぼろ状の
麺生地を圧延ロール4,5の入口に供給した場合には、前
記連結部材22の間の間隙から作業用具を挿入してそぼろ
状の麺生地を圧延ロール4,5の回転軸O1,O2方向にならす
等の作業が従来と同様に容易かつ効率よく行なうことが
できる。
そのうえ、圧延ロール4,5への麺生地の供給状態も前記
連結部材22の間から直接目視確認することができ従来と
同様の圧延作業を行なううえでの支障は全くない。
以上説明した実施例は、一対の圧延ロール4,5を用いた
麺類製造装置に関するものであるが、この発明はこれに
限らず、多数の対をなす圧延ロールを有する麺類製造装
置にも同様に実施することができるのはいうまでもな
い。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、圧延ロールの
入口側にガード部材が設置され、このガード部材が開放
状態にあるとき圧延ロールは駆動モータで駆動されず、
ガード部材が閉止状態にある場合にのみ圧延ロールが駆
動モータで駆動されるから、作業者等が回転中の圧延ロ
ールに不用意に触れることが防止され、安全性の向上を
図ることができる。
そして、作業者が行なうべき製造作業はガード部材を開
放することによって行なうことができ、この際圧延ロー
ルが停止した状態となるので、製造作業中の安全性も向
上するものである。
さらに、ガード部材が揺動可能に設置した枠部材と,そ
の枠部材の対向する2辺間を間隔をおいて連結する複数
の連結部材からなり、当該連結部材の延在方向を前記圧
延ロールの回転軸方向と概ね平行に設置してあるので、
圧延ロールの入口側に投入されたそぼろ状の麺生地を圧
延ロールの軸方向にならす等の作業は、連結部材の間に
形成された間隙を通じて従来と同様に行なうことがで
き、麺類の製造作業に支障を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関し、第1図は麺類製造装置
の要部斜視図、第2図は麺帯の圧延状態の説明図、第3
図は麺類製造装置の駆動系の構成説明図、第4図は電源
制御装置の説明図である。 G;原料、P;麺帯、H;手、O1,O2;回転軸、 1;麺類製造装置、 4,5;圧延ロール、 14;電動モータ(駆動モータ)、 17;入口、 21;ガード部材、21a;枠部材、22;連結部材、 26;検知手段(リミットスイッチ)、 27;制御手段(電源制御装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータで駆動される圧延ロールを有す
    る麺類製造装置において、 圧延ロールの入口側には揺動可能のガード部材を設置す
    るとともに、このガード部材の開閉を検出する検知手段
    を設け、 前記ガード部材の開放状態を検出した前記検知手段から
    の信号に基づいて圧延ロールを駆動する電動モータへの
    電力を供給を遮断するとともに、該ガード部材の閉止状
    態を検出した前記検知手段からの信号に基づいて圧延ロ
    ールを駆動する電動モータへの電力の供給を許容する制
    御手段を設け、かつ、前記ガード部材は揺動可能に設置
    した枠部材と,その枠部材の対向する2辺間を間隔をお
    いて連結する複数の連結部材からなるものとし、当該連
    結部材の延在方向を前記圧延ロールの回転軸方向と概ね
    平行に設置してあることを特徴とする麺類製造装置の安
    全装置。
JP1293709A 1989-11-10 1989-11-10 麺類製造装置の安全装置 Expired - Lifetime JPH07114624B2 (ja)

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