JPH0711393A - 熱濃硫酸もしくは発煙硫酸に暴露される構成要素としての溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料の使用 - Google Patents
熱濃硫酸もしくは発煙硫酸に暴露される構成要素としての溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料の使用Info
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- JPH0711393A JPH0711393A JP6064373A JP6437394A JPH0711393A JP H0711393 A JPH0711393 A JP H0711393A JP 6064373 A JP6064373 A JP 6064373A JP 6437394 A JP6437394 A JP 6437394A JP H0711393 A JPH0711393 A JP H0711393A
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- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
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- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱濃硫酸もしくは発煙硫酸に暴露される構成
要素としての溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳
造材料の使用。 【構成】 鉄を基とする構成要素を、濃硫酸か、10重
量%に及ぶ発煙硫酸か、或は両方に、少なくとも200
℃からこの硫酸または発煙硫酸の沸点に及ぶ温度で暴露
する方法において、上記構成要素が、少なくとも部分的
に、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、延性加工および鋳造材料から作られている改良。
要素としての溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳
造材料の使用。 【構成】 鉄を基とする構成要素を、濃硫酸か、10重
量%に及ぶ発煙硫酸か、或は両方に、少なくとも200
℃からこの硫酸または発煙硫酸の沸点に及ぶ温度で暴露
する方法において、上記構成要素が、少なくとも部分的
に、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、延性加工および鋳造材料から作られている改良。
Description
【0001】本発明は、熱濃硫酸および0から10重量
%の発煙硫酸に暴露される構成要素としての材料の使
用、並びにこれらの材料を用いた硫酸製造に関する。
%の発煙硫酸に暴露される構成要素としての材料の使
用、並びにこれらの材料を用いた硫酸製造に関する。
【0002】文献の中には、熱濃硫酸に対して材料が示
す耐腐食性に関する数多くの情報が含まれている。
す耐腐食性に関する数多くの情報が含まれている。
【0003】硫酸鉛が示す硫酸への溶解度はこの酸濃度
と共に上昇することから、鉛およびそれの合金が用いら
れ得るH2SO4濃度は単に78%以下でありそしてその
温度は単に110℃以下である(「Ullmannの工業化学
百科事典」(Ullmanns Encyclopaedie der technischen
Chemie)、第4版、 21巻 (1982)、 157頁)。
と共に上昇することから、鉛およびそれの合金が用いら
れ得るH2SO4濃度は単に78%以下でありそしてその
温度は単に110℃以下である(「Ullmannの工業化学
百科事典」(Ullmanns Encyclopaedie der technischen
Chemie)、第4版、 21巻 (1982)、 157頁)。
【0004】68−99%の硫酸の場合、合金でない鋼
が70℃以下の温度で用いられ得るが、しかしながら、
この場合に予測される硫酸除去率は1.3mm/年に及
ぶ(G. Nelson、 Corrosion Data Survey、 Shell Develo
pment Co.、 San Francisco、1950、 ZT-102A頁)。このH
2SO4濃度範囲が99から100%になるにつれて、こ
の合金でない鋼が示す抵抗力は急激に低下する。合金で
ない鋼を用いた場合、流量を上昇させるのは避けるべき
である(Ullmann、上記引用文中;Z.f. Werkst.-Techn.
4 (1973)、 169/186頁;R.J. Borges、 Corrosion/87、 P
aper N° 23、NACE、 Houston、 Texas、 1987)。
が70℃以下の温度で用いられ得るが、しかしながら、
この場合に予測される硫酸除去率は1.3mm/年に及
ぶ(G. Nelson、 Corrosion Data Survey、 Shell Develo
pment Co.、 San Francisco、1950、 ZT-102A頁)。このH
2SO4濃度範囲が99から100%になるにつれて、こ
の合金でない鋼が示す抵抗力は急激に低下する。合金で
ない鋼を用いた場合、流量を上昇させるのは避けるべき
である(Ullmann、上記引用文中;Z.f. Werkst.-Techn.
4 (1973)、 169/186頁;R.J. Borges、 Corrosion/87、 P
aper N° 23、NACE、 Houston、 Texas、 1987)。
【0005】クロムもしくは銅合金グレードの鋳鉄は、
120℃以下において、90−99%の硫酸濃度に抵抗
力を示すが(Ullmann、上記引用文中)、しかしなが
ら、ここでも同様に腐食の流量依存性を考慮に入れる必
要がある(Z.f. Werkst.-Techn.上記引用文中)。Si
を14−18%含んでいる鉄−ケイ素鋳造材料は、幅広
い濃度および温度に渡って非常に良好な耐腐食性を示す
が(Ullmann、上記引用文中)、しかしながら、この特
別な鋳鉄が示す堅さおよび脆さは大きな欠点である(R.
J. Borges、 Corrosion/87、上記引用文中;Ullmann、第4
版、 3巻 (1973)、21頁)。材料番号1,4571に従う如き標
準的な防錆オーステナイト鋼は、85℃に及ぶ温度の濃
硫酸と一緒に用いられる。温度が上昇するにつれて、表
面除去率が急激に上昇する。単に150℃の温度で予測
され得る表面除去率は約1mm/年であり(Z.f. Werks
t.-Techn. 8 (1977)、 362/270および410/470頁)、ここ
でも腐食は顕著に流量依存性を示す。
120℃以下において、90−99%の硫酸濃度に抵抗
力を示すが(Ullmann、上記引用文中)、しかしなが
ら、ここでも同様に腐食の流量依存性を考慮に入れる必
要がある(Z.f. Werkst.-Techn.上記引用文中)。Si
を14−18%含んでいる鉄−ケイ素鋳造材料は、幅広
い濃度および温度に渡って非常に良好な耐腐食性を示す
が(Ullmann、上記引用文中)、しかしながら、この特
別な鋳鉄が示す堅さおよび脆さは大きな欠点である(R.
J. Borges、 Corrosion/87、上記引用文中;Ullmann、第4
版、 3巻 (1973)、21頁)。材料番号1,4571に従う如き標
準的な防錆オーステナイト鋼は、85℃に及ぶ温度の濃
硫酸と一緒に用いられる。温度が上昇するにつれて、表
面除去率が急激に上昇する。単に150℃の温度で予測
され得る表面除去率は約1mm/年であり(Z.f. Werks
t.-Techn. 8 (1977)、 362/270および410/470頁)、ここ
でも腐食は顕著に流量依存性を示す。
【0006】ニッケルを基とする合金の使用は有利でな
い。材料番号2,4819のNiMo16Cr15W(ハステロイ型合金
C−276)から作られているプレート熱交換器(この
熱交換器は濃硫酸を冷却する目的で用いられている)の
場合の製品温度は95℃に制限されている(N. Sridha
r、 Materials Performance、 1988年3月、 40/46頁)。
い。材料番号2,4819のNiMo16Cr15W(ハステロイ型合金
C−276)から作られているプレート熱交換器(この
熱交換器は濃硫酸を冷却する目的で用いられている)の
場合の製品温度は95℃に制限されている(N. Sridha
r、 Materials Performance、 1988年3月、 40/46頁)。
【0007】従って、合金方法を用いて硫酸抵抗力を改
良する提案が数多く存在していた。従って、Siを3.
7−4.3%含んでいる材料番号1,4361の防錆オーステ
ナイトグレード鋼X1 CrNiSi 18 15は、例
えば150および200℃の98.5%硫酸に関して、
材料番号1,4571よりも本質的に高い抵抗力を示し(Ullm
ann、 第3巻、 21頁)、腐食はほとんど流量に依存してい
ない(1986年4月7-8に行われたEsslingenにおける表題
が「ニッケル材料および特別な高合金鋼」(Nickel Mat
erials and high-alloy special steels)の会議で提供
された論文である、Z.f. Werkst. Techn. 8 (1977)、 36
2/370および410/417頁;M. Renner & R.Kirchheiner
「強力な酸化媒体内で特別な高合金防錆鋼が示す耐腐食
性」(Korrosionsbestaendigkeit von hochlegierten n
ichtrostenden Sonderstaehlen instark oxidierenden
Medien))。Si含有量を更に4.5から5.8%、好
適には5.0から5.6%に上昇させることにより、8
5%、好適には90%の熱硫酸内で示す防錆オーステナ
イト鋼の耐腐食性は特定の範囲内で上昇し得る(米国特
許第4,543,244号;ドイツ特許出願公開第33 20 527
号)。このような特別な鋼は、腐食が顕著に温度依存性
を示すことから、より高い温度で実際に用いることはほ
とんど考えられ得ない。17.5%がCrであり、1
7.5%がNiであり、5.3%がSiでありそしてそ
の残りが本質的に鉄である組成を有する、完全にオース
テナイトの防錆鋼(上に引用した文献)に関して測定し
た、98.2%硫酸における表面除去率は下記: 125℃ 0.1mm/年 135℃ 0.8mm/年 145℃ 1.6mm/年 であり、そして85℃の93.5%H2SO4における腐
食率は0.25mm/年であることが確認された。腐食
を低くする目的でプラントおよび装置の陽極保護を与え
ることも可能であるが、このような条件下でも、200
℃の93.5%H2SO4における表面除去率はまだ1.
1mm/年である。硫酸の中でこの防錆クロム−ニッケ
ル−ケイ素鋼が示す腐食に関する注目に値する流量依存
性もまた欠点であると見なされ、例えば150℃の96
%硫酸中の回転盤(直径30mm;回転速度2000分
-1)が示す表面除去率は3.7mm/年の如く高い。
良する提案が数多く存在していた。従って、Siを3.
7−4.3%含んでいる材料番号1,4361の防錆オーステ
ナイトグレード鋼X1 CrNiSi 18 15は、例
えば150および200℃の98.5%硫酸に関して、
材料番号1,4571よりも本質的に高い抵抗力を示し(Ullm
ann、 第3巻、 21頁)、腐食はほとんど流量に依存してい
ない(1986年4月7-8に行われたEsslingenにおける表題
が「ニッケル材料および特別な高合金鋼」(Nickel Mat
erials and high-alloy special steels)の会議で提供
された論文である、Z.f. Werkst. Techn. 8 (1977)、 36
2/370および410/417頁;M. Renner & R.Kirchheiner
「強力な酸化媒体内で特別な高合金防錆鋼が示す耐腐食
性」(Korrosionsbestaendigkeit von hochlegierten n
ichtrostenden Sonderstaehlen instark oxidierenden
Medien))。Si含有量を更に4.5から5.8%、好
適には5.0から5.6%に上昇させることにより、8
5%、好適には90%の熱硫酸内で示す防錆オーステナ
イト鋼の耐腐食性は特定の範囲内で上昇し得る(米国特
許第4,543,244号;ドイツ特許出願公開第33 20 527
号)。このような特別な鋼は、腐食が顕著に温度依存性
を示すことから、より高い温度で実際に用いることはほ
とんど考えられ得ない。17.5%がCrであり、1
7.5%がNiであり、5.3%がSiでありそしてそ
の残りが本質的に鉄である組成を有する、完全にオース
テナイトの防錆鋼(上に引用した文献)に関して測定し
た、98.2%硫酸における表面除去率は下記: 125℃ 0.1mm/年 135℃ 0.8mm/年 145℃ 1.6mm/年 であり、そして85℃の93.5%H2SO4における腐
食率は0.25mm/年であることが確認された。腐食
を低くする目的でプラントおよび装置の陽極保護を与え
ることも可能であるが、このような条件下でも、200
℃の93.5%H2SO4における表面除去率はまだ1.
1mm/年である。硫酸の中でこの防錆クロム−ニッケ
ル−ケイ素鋼が示す腐食に関する注目に値する流量依存
性もまた欠点であると見なされ、例えば150℃の96
%硫酸中の回転盤(直径30mm;回転速度2000分
-1)が示す表面除去率は3.7mm/年の如く高い。
【0008】Siが2−4%入っている、ニッケルを基
とする熱処理可能合金もまた、少なくとも65%の熱硫
酸を取り扱う目的で提案された(ドイツ特許第DE 21 54
126号)。しかしながら、120℃に加熱した硫酸中の
表面除去率は、実際に非常に高く約0.6mm/年であ
る。140℃に加熱した98%H2SO4における表面除
去率は0.25mm/年であると、流量敏感性を示さな
いニッケルを基とする別の硬化性合金に関して報告され
た(R. J. Borges、 Corrosion/87、 上記引用文中)。
とする熱処理可能合金もまた、少なくとも65%の熱硫
酸を取り扱う目的で提案された(ドイツ特許第DE 21 54
126号)。しかしながら、120℃に加熱した硫酸中の
表面除去率は、実際に非常に高く約0.6mm/年であ
る。140℃に加熱した98%H2SO4における表面除
去率は0.25mm/年であると、流量敏感性を示さな
いニッケルを基とする別の硬化性合金に関して報告され
た(R. J. Borges、 Corrosion/87、 上記引用文中)。
【0009】他方、Crが17%であり、Niが16%
であり、Siが3.7%でありそしてMoが2.3%で
ある防錆オーステナイト鋼は、濃度が10%未満および
80%以上の冷硫酸でのみ用いられ得る(CAFLから
の出版番号235:「Uranus、困難な腐食問題のための
防錆および耐酸性鋼」(Uranus、 rost- und Saeurebest
aendige Staehle fuer schwierige Korrosionsproblem
e)、37頁)。
であり、Siが3.7%でありそしてMoが2.3%で
ある防錆オーステナイト鋼は、濃度が10%未満および
80%以上の冷硫酸でのみ用いられ得る(CAFLから
の出版番号235:「Uranus、困難な腐食問題のための
防錆および耐酸性鋼」(Uranus、 rost- und Saeurebest
aendige Staehle fuer schwierige Korrosionsproblem
e)、37頁)。
【0010】更に、英国特許第1 534 926号には、濃硫
酸内で上昇した耐腐食性を示す防錆オーステナイトクロ
ム−ニッケル−ケイ素−銅−モリブデン鋼が記述されて
おり、これらの鋼は、以下の組成(%で表す重量部): C 最大で0.06% Si 4.1から12%(≧4.7
%;6.5から12%;7から11%;7.5から10
%) Mn 最大で4%(3%;1%;
0.5%) Cr 6から22%(6から17
%;8から15%;9から14%) Ni 10から40%(10から2
5%;12から23%;14から20%) (Mo+1/2W) 最大で1.5%(0.5から
1%) Cu 0.6から4%(≧1%;
1.5から3.5%;2から3%) N 最大で0.2%、そして Nb+Ta+Zr+V 最大で2% で特徴づけられる。
酸内で上昇した耐腐食性を示す防錆オーステナイトクロ
ム−ニッケル−ケイ素−銅−モリブデン鋼が記述されて
おり、これらの鋼は、以下の組成(%で表す重量部): C 最大で0.06% Si 4.1から12%(≧4.7
%;6.5から12%;7から11%;7.5から10
%) Mn 最大で4%(3%;1%;
0.5%) Cr 6から22%(6から17
%;8から15%;9から14%) Ni 10から40%(10から2
5%;12から23%;14から20%) (Mo+1/2W) 最大で1.5%(0.5から
1%) Cu 0.6から4%(≧1%;
1.5から3.5%;2から3%) N 最大で0.2%、そして Nb+Ta+Zr+V 最大で2% で特徴づけられる。
【0011】上記鋼は、この合金の元素であるモリブデ
ンが、この防錆オーステナイトクロム−ニッケル−ケイ
素鋼が脆くなる傾向を増大させ、これが、熱成形中、例
えばベースをプレス加工している時に重大な困難さをも
たらし得ると言った欠点を有している。更に、この合金
の元素である銅もまた、熱加工問題を増大させる(「Ul
lmannの工業化学百科事典」(Ullmanns Encyclopaedie
der technischen Chemie)、第4版、 22巻 (1982)、 56
頁)と共に、熱亀裂の生じ易さを増大させる。銅合金の
防錆オーステナイト鋼は熱硫酸内で応力腐食亀裂を受け
易いことも心に止めておく必要がある(I. Class & H G
raefen、 Werkst. u. Korros. 1964、 79/84頁;H. Gaefe
n、 Werkst. u. Korros. 1965、 876/879頁)。
ンが、この防錆オーステナイトクロム−ニッケル−ケイ
素鋼が脆くなる傾向を増大させ、これが、熱成形中、例
えばベースをプレス加工している時に重大な困難さをも
たらし得ると言った欠点を有している。更に、この合金
の元素である銅もまた、熱加工問題を増大させる(「Ul
lmannの工業化学百科事典」(Ullmanns Encyclopaedie
der technischen Chemie)、第4版、 22巻 (1982)、 56
頁)と共に、熱亀裂の生じ易さを増大させる。銅合金の
防錆オーステナイト鋼は熱硫酸内で応力腐食亀裂を受け
易いことも心に止めておく必要がある(I. Class & H G
raefen、 Werkst. u. Korros. 1964、 79/84頁;H. Gaefe
n、 Werkst. u. Korros. 1965、 876/879頁)。
【0012】最後に、ケイ素を4−6%含んでいる鉄−
クロム−ニッケル合金もまた記述されており、ここで
は、干渉性を示すデルタフェライト網状組織が全く生じ
得ないように、これのデルタフェライト含有量は5から
10%に制限されている(D. J. Chronister & T. C. S
pence、 Corrosion 85、 Paper 305、 NACE、 Boston/Mas.、
1985年3月)。デルタフェライト含有量が10%以上の
とき上記網状組織が生じると予測され得る。Siを4.
8%含んでいる、D. J. Chronister他が記述した合金で
は、110℃に加熱した95%H2SO4中の表面除去率
は最初比較的低い(0.4mm/年)が、これを長期暴
露すると急激に上昇して2.4mm/年になる。Siを
5から5.2%含んでいる合金に関して上記条件下で確
認された腐食率は0.11から0.56mm/年であっ
た。約0.1mm/年の表面除去率が観察されたのは、
Siレベルが5.6%の時のみである。この95%H2
SO4の温度を130℃にまで上昇させると、5.6%
のSi含有量の時でも表面除去率が上昇することが再び
観察され、この場合、この試験の第一段階(48時間)
では0.66mm/年であったがその第二段階では1.
24mm/年と高く、そしてSi含有量が5.9%の時
の表面除去率は0.45−0.54mm/年である。
クロム−ニッケル合金もまた記述されており、ここで
は、干渉性を示すデルタフェライト網状組織が全く生じ
得ないように、これのデルタフェライト含有量は5から
10%に制限されている(D. J. Chronister & T. C. S
pence、 Corrosion 85、 Paper 305、 NACE、 Boston/Mas.、
1985年3月)。デルタフェライト含有量が10%以上の
とき上記網状組織が生じると予測され得る。Siを4.
8%含んでいる、D. J. Chronister他が記述した合金で
は、110℃に加熱した95%H2SO4中の表面除去率
は最初比較的低い(0.4mm/年)が、これを長期暴
露すると急激に上昇して2.4mm/年になる。Siを
5から5.2%含んでいる合金に関して上記条件下で確
認された腐食率は0.11から0.56mm/年であっ
た。約0.1mm/年の表面除去率が観察されたのは、
Siレベルが5.6%の時のみである。この95%H2
SO4の温度を130℃にまで上昇させると、5.6%
のSi含有量の時でも表面除去率が上昇することが再び
観察され、この場合、この試験の第一段階(48時間)
では0.66mm/年であったがその第二段階では1.
24mm/年と高く、そしてSi含有量が5.9%の時
の表面除去率は0.45−0.54mm/年である。
【0013】ヨーロッパ特許出願公開第0 013 507号に
は、熱濃硝酸を取り扱うためのNi−Cr−Si鋼が提
案されており、これらは、Si含有量が5から7%であ
り、Cr含有量が7から16%であり、Ni含有量が1
0から19%であり、Mn含有量が10%以下であり、
そして元素であるTi、Zr、Ta、Nbの1種以上を
炭素量の4倍程度でありそして2%のみの量で含んでい
ることを特徴としており、ここで、このC含有量は0.
02%のみであってもよい。
は、熱濃硝酸を取り扱うためのNi−Cr−Si鋼が提
案されており、これらは、Si含有量が5から7%であ
り、Cr含有量が7から16%であり、Ni含有量が1
0から19%であり、Mn含有量が10%以下であり、
そして元素であるTi、Zr、Ta、Nbの1種以上を
炭素量の4倍程度でありそして2%のみの量で含んでい
ることを特徴としており、ここで、このC含有量は0.
02%のみであってもよい。
【0014】酸化を生じる酸に良好な耐腐食性を示すオ
ーステナイトNi−Cr−Si鋼がドイツ特許出願公開
第4 118 437号に記述されている。これらの鋼は、下記
の組成(%で表す重量部): C 最大で0.02重量% Ni 10から25量% Cr 8から13重量% Si 6.5から8重量% Mn+Co 0から10重量% S 最大で0.010重量% P 最大で0.025重量% で特徴づけられる。
ーステナイトNi−Cr−Si鋼がドイツ特許出願公開
第4 118 437号に記述されている。これらの鋼は、下記
の組成(%で表す重量部): C 最大で0.02重量% Ni 10から25量% Cr 8から13重量% Si 6.5から8重量% Mn+Co 0から10重量% S 最大で0.010重量% P 最大で0.025重量% で特徴づけられる。
【0015】これらの合金は、良好な硝酸抵抗力を示す
こととは別に、150℃以下の96%硫酸中で許容され
る耐腐食性を示すが、しかしながら、200℃に及ぶ温
度では、壁厚を計算するとき腐食許容差を取る必要があ
る。200℃の96%硫酸における表面除去率を低くす
るためには、Si含有量を7.5から8%にする必要が
ある。しかしながら、このような高いSi含有量では、
これらの合金の加工でかなりの問題が生じる。
こととは別に、150℃以下の96%硫酸中で許容され
る耐腐食性を示すが、しかしながら、200℃に及ぶ温
度では、壁厚を計算するとき腐食許容差を取る必要があ
る。200℃の96%硫酸における表面除去率を低くす
るためには、Si含有量を7.5から8%にする必要が
ある。しかしながら、このような高いSi含有量では、
これらの合金の加工でかなりの問題が生じる。
【0016】しかしながら、硫酸の製造および精製の両
方において、特に、より高い温度範囲に技術的興味が持
たれている。しかしながら、従来技術に従い(上記およ
びU.Heubner、 Chemische Industrie 11 (1992)、54か
ら56頁参照)、Si含有量が<7.5%の上記鋼は高い
表面除去率を示すことから、これをより高い温度範囲で
用いることは経済的に不可能である。
方において、特に、より高い温度範囲に技術的興味が持
たれている。しかしながら、従来技術に従い(上記およ
びU.Heubner、 Chemische Industrie 11 (1992)、54か
ら56頁参照)、Si含有量が<7.5%の上記鋼は高い
表面除去率を示すことから、これをより高い温度範囲で
用いることは経済的に不可能である。
【0017】>200℃の温度の濃硫酸で用いるための
オーステナイト−フェライトCr−Ni−Si鋼が提案
されているが(ヨーロッパ特許出願公開第378 998
号)、しかしながら、これらは、300℃の温度に長期
間暴露されると延性を失うと言った欠点を有している。
オーステナイト−フェライトCr−Ni−Si鋼が提案
されているが(ヨーロッパ特許出願公開第378 998
号)、しかしながら、これらは、300℃の温度に長期
間暴露されると延性を失うと言った欠点を有している。
【0018】従って、この目的は、>200℃からその
問題となる硫酸の沸点に及ぶ温度の濃硫酸の中で用いる
に適切であり、耐腐食性を示すと共に、更に、上述した
条件下で用いられる構成要素として使用可能なように成
形が容易でありそして溶接が容易であり得る材料を提供
することにある。
問題となる硫酸の沸点に及ぶ温度の濃硫酸の中で用いる
に適切であり、耐腐食性を示すと共に、更に、上述した
条件下で用いられる構成要素として使用可能なように成
形が容易でありそして溶接が容易であり得る材料を提供
することにある。
【0019】驚くべきことに、極めて特異的な材料を用
いることで上記目的を達成することができた。
いることで上記目的を達成することができた。
【0020】本発明は、濃硫酸または0から10重量%
の発煙硫酸に暴露される構成要素として、脱酸素で用い
られる元素であるマグネシウム、アルミニウムおよびカ
ルシウムを含む最小量の不可避混和物と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を含んでおりそしてその残りを鉄として含んでいるオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から作ら
れている、溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造
材料を、>200℃からこの用いる特別な硫酸/発煙硫
酸の沸点に及ぶ温度で用いることを提供するものであ
る。
の発煙硫酸に暴露される構成要素として、脱酸素で用い
られる元素であるマグネシウム、アルミニウムおよびカ
ルシウムを含む最小量の不可避混和物と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を含んでおりそしてその残りを鉄として含んでいるオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から作ら
れている、溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造
材料を、>200℃からこの用いる特別な硫酸/発煙硫
酸の沸点に及ぶ温度で用いることを提供するものであ
る。
【0021】熱濃硫酸または0から10重量%の発煙硫
酸の中にニトロシル硫酸(NOHSO4)を少量存在さ
せることは、表面除去率を低下させるに有利である。
酸の中にニトロシル硫酸(NOHSO4)を少量存在さ
せることは、表面除去率を低下させるに有利である。
【0022】熱加工性を更に改良するには、この材料
に、好適にはホウ素を0.01重量%以下の量で含有さ
せてもよく、そして希土類金属を0.25重量%の量で
含有させてもよい。
に、好適にはホウ素を0.01重量%以下の量で含有さ
せてもよく、そして希土類金属を0.25重量%の量で
含有させてもよい。
【0023】これらの用いる材料は好ましい機械的およ
び技術的特性を有している。この高いケイ素含有量にも
拘らず、これらの材料が示すノッチド衝撃強度は満足さ
れる。これらの合金は、産業的に重要な如何なる形態、
例えばシート、片、管、棒およびワイヤーなどの形態で
製造され得る。さらなる形態には、例えばポンプおよび
継ぎ手などのための鋼鋳造物が含まれる。これらのニッ
ケル−クロム−ケイ素−鉄合金は容易に溶接可能であ
り、その結果として、溶接で装置を加工することが可能
になる。この溶接用充填材は、同じ種類のものである
か、或はその代わりとして、デルタフェライトを約20
%に及ぶ量で有していてもよい。
び技術的特性を有している。この高いケイ素含有量にも
拘らず、これらの材料が示すノッチド衝撃強度は満足さ
れる。これらの合金は、産業的に重要な如何なる形態、
例えばシート、片、管、棒およびワイヤーなどの形態で
製造され得る。さらなる形態には、例えばポンプおよび
継ぎ手などのための鋼鋳造物が含まれる。これらのニッ
ケル−クロム−ケイ素−鉄合金は容易に溶接可能であ
り、その結果として、溶接で装置を加工することが可能
になる。この溶接用充填材は、同じ種類のものである
か、或はその代わりとして、デルタフェライトを約20
%に及ぶ量で有していてもよい。
【0024】用いられる材料は、85重量%以上のH2
SO4、好適には90から100重量%のH2SO4、特
に好適には95から100重量%のH2SO4、および0
から10重量%の発煙硫酸に対して大きな度合の耐腐食
性を示す。この上昇させた耐腐食性は、>200℃、好
適には370℃に及ぶ高温でも存在している。これらの
材料または構成要素は、0.1バールから10バールの
圧力で熱濃硫酸または0から10重量%の発煙硫酸に暴
露され得る。これらの材料は、上記熱濃硫酸に暴露され
る構成要素として用いられ得る。上記構成要素は、例え
ば反応容器、ポンプ、継ぎ手、配管、熱交換器などであ
る。
SO4、好適には90から100重量%のH2SO4、特
に好適には95から100重量%のH2SO4、および0
から10重量%の発煙硫酸に対して大きな度合の耐腐食
性を示す。この上昇させた耐腐食性は、>200℃、好
適には370℃に及ぶ高温でも存在している。これらの
材料または構成要素は、0.1バールから10バールの
圧力で熱濃硫酸または0から10重量%の発煙硫酸に暴
露され得る。これらの材料は、上記熱濃硫酸に暴露され
る構成要素として用いられ得る。上記構成要素は、例え
ば反応容器、ポンプ、継ぎ手、配管、熱交換器などであ
る。
【0025】上記構成要素は、鍛造とロール加工(延性
加工)か、鋳造か、ライニングか、被覆加工か、成形溶
接か、或は肉盛溶接で製造され得る。
加工)か、鋳造か、ライニングか、被覆加工か、成形溶
接か、或は肉盛溶接で製造され得る。
【0026】示した厳しい条件下における高耐腐食性
は、多くとも1mm/年、通常多くとも0.1から0.
2mm/年の表面除去率であると見なされる。
は、多くとも1mm/年、通常多くとも0.1から0.
2mm/年の表面除去率であると見なされる。
【0027】本発明はまた、二酸化硫黄を触媒酸化して
三酸化硫黄を生じさせ、この三酸化硫黄を98から10
1%の濃度で硫酸に吸収させ、ここで、吸収熱が生じる
ことでこの吸収をタワー内で行い、この中に該硫酸を2
00℃以上の温度で導入し、このタワーを出る硫酸は9
9%以上の濃度と200℃以上の温度を有しており、こ
の吸収熱を他の液体に伝達するか或は蒸気を生じさせる
ことによって熱交換器の中で消散させることによる硫酸
製造方法も提供し、この方法は、該熱硫酸に接触する該
熱交換器および任意に他の構成要素が、脱酸素で用いら
れる元素であるマグネシウム、アルミニウムおよびカル
シウムを含む最小量の不可避混和物と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から成る
ことを特徴としている。
三酸化硫黄を生じさせ、この三酸化硫黄を98から10
1%の濃度で硫酸に吸収させ、ここで、吸収熱が生じる
ことでこの吸収をタワー内で行い、この中に該硫酸を2
00℃以上の温度で導入し、このタワーを出る硫酸は9
9%以上の濃度と200℃以上の温度を有しており、こ
の吸収熱を他の液体に伝達するか或は蒸気を生じさせる
ことによって熱交換器の中で消散させることによる硫酸
製造方法も提供し、この方法は、該熱硫酸に接触する該
熱交換器および任意に他の構成要素が、脱酸素で用いら
れる元素であるマグネシウム、アルミニウムおよびカル
シウムを含む最小量の不可避混和物と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から成る
ことを特徴としている。
【0028】これらの特別な合金を用いることによっ
て、硫酸製造を行っている間に高圧蒸気を生じさせるこ
とが可能であり、従ってその吸収熱を最適に用いること
が可能になる。この硫酸は追加的に上昇させた温度で処
理され得る。
て、硫酸製造を行っている間に高圧蒸気を生じさせるこ
とが可能であり、従ってその吸収熱を最適に用いること
が可能になる。この硫酸は追加的に上昇させた温度で処
理され得る。
【0029】本発明はまた、硫酸を85から97重量%
のH2SO4に濃縮し、そして任意に冷却と一緒に、35
0℃以下の温度、好適には200℃から320℃の温度
で上記硫酸を任意に精製する方法も提供し、この方法
は、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% C 最大で0.03重量% Mn 最大で2.0重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から成
る、溶接用充填材料と一緒の延性加工および/または鋳
造材料から、全体的にもしくは部分的に製造されている
構成要素が備わっている、熱硫酸に暴露されるプラント
および装置内で、該硫酸の濃縮および任意の精製および
任意の冷却を進行させることを特徴としている。
のH2SO4に濃縮し、そして任意に冷却と一緒に、35
0℃以下の温度、好適には200℃から320℃の温度
で上記硫酸を任意に精製する方法も提供し、この方法
は、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Si >6.5から7.4重量% C 最大で0.03重量% Mn 最大で2.0重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金から成
る、溶接用充填材料と一緒の延性加工および/または鋳
造材料から、全体的にもしくは部分的に製造されている
構成要素が備わっている、熱硫酸に暴露されるプラント
および装置内で、該硫酸の濃縮および任意の精製および
任意の冷却を進行させることを特徴としている。
【0030】以下の実施例により本発明の説明を行う。
【0031】
【実施例】実施例1 下記の組成 0.005重量%の炭素 6.96重量%のケイ素 1.38重量%のマンガン 0.011重量%の燐 0.002重量%の硫黄 25.40重量%のニッケル 9.15重量%のクロム 残りは鉄、を有する、冷ロール加工した2mm厚のシー
ト材料サンプルの試験を行う。
ト材料サンプルの試験を行う。
【0032】沸騰している(320℃)96%硫酸に7
00時間暴露した後、このオーステナイト鋼が示す表面
除去率は0.15mm/年であると測定された。
00時間暴露した後、このオーステナイト鋼が示す表面
除去率は0.15mm/年であると測定された。
【0033】実施例2 NOHSO4が入っている沸騰している(320℃)9
6%硫酸に、上記組成を有する冷ロール加工した2mm
厚のシート材料サンプルを700時間に渡って暴露し
た。この暴露後、このオーステナイト鋼が示す表面除去
率は<0.1mm/年であると測定された。
6%硫酸に、上記組成を有する冷ロール加工した2mm
厚のシート材料サンプルを700時間に渡って暴露し
た。この暴露後、このオーステナイト鋼が示す表面除去
率は<0.1mm/年であると測定された。
【0034】これらのサンプルはまた容易に成形可能で
あると共に容易に溶接可能である。本明細書および実施
例は説明的であり、本発明を制限するものでないことは
理解されるであろう、そして本分野の技術者は本発明の
精神および範囲内に入る他の態様それら自身を連想する
であろう。
あると共に容易に溶接可能である。本明細書および実施
例は説明的であり、本発明を制限するものでないことは
理解されるであろう、そして本分野の技術者は本発明の
精神および範囲内に入る他の態様それら自身を連想する
であろう。
【0035】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
ある。
【0036】1.鉄を基とする構成要素を、濃硫酸か、
10重量%に及ぶ発煙硫酸か、或は両方に、少なくとも
200℃からこの硫酸または発煙硫酸の沸点に及ぶ温度
で暴露する方法において、上記構成要素が、少なくとも
部分的に、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウ
ム、アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可
避混和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、延性加工および鋳造材料から作られている改良。
10重量%に及ぶ発煙硫酸か、或は両方に、少なくとも
200℃からこの硫酸または発煙硫酸の沸点に及ぶ温度
で暴露する方法において、上記構成要素が、少なくとも
部分的に、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウ
ム、アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可
避混和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、延性加工および鋳造材料から作られている改良。
【0037】2.該合金が追加的にホウ素を0.01重
量%含んでおりそして希土類金属を0.25重量%に及
ぶ量で含んでいる第1項記載の方法。
量%含んでおりそして希土類金属を0.25重量%に及
ぶ量で含んでいる第1項記載の方法。
【0038】3.該構成要素を85重量%以上の硫酸か
或は0から10重量%の発煙硫酸に暴露する第1項記載
の方法。
或は0から10重量%の発煙硫酸に暴露する第1項記載
の方法。
【0039】4.該構成要素を濃硫酸か或は0から10
重量%の発煙硫酸に>200℃から370℃の温度で暴
露する第1項記載の方法。
重量%の発煙硫酸に>200℃から370℃の温度で暴
露する第1項記載の方法。
【0040】5.該構成要素を濃硫酸か或は0から10
重量%の発煙硫酸に0.1バールから10バールの圧力
で暴露する第1項記載の方法。
重量%の発煙硫酸に0.1バールから10バールの圧力
で暴露する第1項記載の方法。
【0041】6.該構成要素が水中ポンプである第1項
記載の方法。
記載の方法。
【0042】7.二酸化硫黄を触媒酸化して三酸化硫黄
を生じさせ、この三酸化硫黄を98から101%の濃度
で硫酸に吸収させ、ここで、吸収熱が生じることでこの
吸収をタワー内で行い、この中に該硫酸を200℃以上
の温度で導入し、このタワーを出る硫酸は99%以上の
濃度と200℃以上の温度を有しており、この吸収熱を
他の液体に伝達するか或は蒸気を生じさせることによっ
て熱交換器の中で消散させることによる硫酸製造におい
て、該熱硫酸に接触する該熱交換器および任意に他の構
成要素が、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウ
ム、アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可
避混和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金で作られ
ていることを含む改良。
を生じさせ、この三酸化硫黄を98から101%の濃度
で硫酸に吸収させ、ここで、吸収熱が生じることでこの
吸収をタワー内で行い、この中に該硫酸を200℃以上
の温度で導入し、このタワーを出る硫酸は99%以上の
濃度と200℃以上の温度を有しており、この吸収熱を
他の液体に伝達するか或は蒸気を生じさせることによっ
て熱交換器の中で消散させることによる硫酸製造におい
て、該熱硫酸に接触する該熱交換器および任意に他の構
成要素が、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウ
ム、アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可
避混和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金で作られ
ていることを含む改良。
【0043】8.該吸収熱を熱交換器内で消散させて5
バールから31バールの圧力(絶対)を有する蒸気を生
じさせる第7項記載の方法。
バールから31バールの圧力(絶対)を有する蒸気を生
じさせる第7項記載の方法。
【0044】9.該タワーを出る硫酸が>200℃から
280℃の温度を有する第7項記載の方法。
280℃の温度を有する第7項記載の方法。
【0045】10.硫酸を85から97重量%のH2S
O4に濃縮し、そして任意に冷却と一緒に、200℃か
ら350℃の温度で該硫酸を任意に精製する濃縮におい
て、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に組成 C 最大で0.03重量% Si >6.5から7.4重量% Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Mn 最大で2.0重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料
から少なくとも部分的に製造されている構成要素が備わ
っている、熱硫酸に暴露されるプラントおよび装置内
で、該硫酸の濃縮および任意の精製および任意の冷却を
行うことを含む改良。
O4に濃縮し、そして任意に冷却と一緒に、200℃か
ら350℃の温度で該硫酸を任意に精製する濃縮におい
て、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に組成 C 最大で0.03重量% Si >6.5から7.4重量% Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Mn 最大で2.0重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料
から少なくとも部分的に製造されている構成要素が備わ
っている、熱硫酸に暴露されるプラントおよび装置内
で、該硫酸の濃縮および任意の精製および任意の冷却を
行うことを含む改良。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23K 35/36 C C01B 17/69 Z (72)発明者 ステイリアノス・サバキス ドイツ51069ケルン・オーデンタラーシユ トラーセ309
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄を基とする構成要素を、濃硫酸か、1
0重量%に及ぶ発煙硫酸か、或は両方に、少なくとも2
00℃からこの硫酸または発煙硫酸の沸点に及ぶ温度で
暴露する方法において、上記構成要素が、少なくとも部
分的に、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、
アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混
和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、延性加工および鋳造材料から作られている方法。 - 【請求項2】 二酸化硫黄を触媒酸化して三酸化硫黄を
生じさせ、この三酸化硫黄を98から101%の濃度で
硫酸に吸収させ、ここで、吸収熱が生じることでこの吸
収をタワー内で行い、この中に該硫酸を200℃以上の
温度で導入し、このタワーを出る硫酸は99%以上の濃
度と200℃以上の温度を有しており、この吸収熱を他
の液体に伝達するか或は蒸気を生じさせることによって
熱交換器の中で消散させることによる硫酸製造法におい
て、該熱硫酸に接触する該熱交換器および任意に他の構
成要素が、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウ
ム、アルミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可
避混和物と一緒に組成 Ni 20から30重量% Cr 8から16重量% Si >6.5から7.4重量% Mn 最大で2.0重量% C 最大で0.03重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金で作られ
ていることを含む硫酸製造法。 - 【請求項3】 硫酸を85から97重量%のH2SO4
に濃縮し、そして任意に冷却と一緒に、200℃から3
50℃の温度で該硫酸を任意に精製する濃縮法におい
て、脱酸素で用いられる元素であるマグネシウム、アル
ミニウムおよびカルシウムを含む最小量の不可避混和物
と一緒に組成 C 最大で0.03重量% Si >6.5から7.4重量% Cr 8から16重量% Ni 20から30重量% Mn 最大で2.0重量% P 最大で0.03重量% S 最大で0.01重量% を有しておりそしてその残りを鉄として有しているオー
ステナイト鉄−ニッケル−クロム−ケイ素合金を含んで
いる、溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料
から少なくとも部分的に製造されている構成要素が備わ
っている、熱硫酸に暴露されるプラントおよび装置内
で、該硫酸の濃縮および任意の精製および任意の冷却を
行うことを含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4308151.7 | 1993-03-15 | ||
DE4308151A DE4308151C2 (de) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | Verwendung von Knet- und Gußwerkstoffen sowie Schweißzusatzwerkstoffen aus austenitischem Stahl für mit heißer konzentrierter Schwefelsäure oder Oleum beaufschlagte Bauteile |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711393A true JPH0711393A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=6482816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6064373A Pending JPH0711393A (ja) | 1993-03-15 | 1994-03-09 | 熱濃硫酸もしくは発煙硫酸に暴露される構成要素としての溶接用充填材料と一緒の延性加工および鋳造材料の使用 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0615950B1 (ja) |
JP (1) | JPH0711393A (ja) |
AT (1) | ATE159002T1 (ja) |
CA (1) | CA2118830A1 (ja) |
DE (2) | DE4308151C2 (ja) |
NO (1) | NO940897L (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19719394C1 (de) * | 1997-05-07 | 1999-01-07 | Bayer Ag | Verfahren zum Konzentrieren oder Reinigen von Schwefelsäure |
DE19807632A1 (de) * | 1998-02-23 | 1999-09-02 | Bayer Ag | Vorrichtung zum Konzentrieren und Reinigen von Schwefelsäure |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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