JPH07112939A - 哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤 - Google Patents

哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤

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JPH07112939A
JPH07112939A JP5280487A JP28048793A JPH07112939A JP H07112939 A JPH07112939 A JP H07112939A JP 5280487 A JP5280487 A JP 5280487A JP 28048793 A JP28048793 A JP 28048793A JP H07112939 A JPH07112939 A JP H07112939A
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JP
Japan
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extract
poultry
migration
cell immunity
mammal
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JP5280487A
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Masaki Matsumoto
正樹 松本
Hajime Hatta
一 八田
Manabu Ninomiya
学 二宮
Busaku Kin
武祚 金
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Taiyo Kagaku KK
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Taiyo Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の免疫強化剤は動物に対する経口投与
で、その細胞性免疫機能、特に、貪食細胞の遊走能およ
び貪食能を増強させる効果を有し、安全性が高く、かつ
安価な細胞性免疫増強剤およびそれをに配合した飼料お
よび食品を提供することを目的とする。 【構成】 キラヤ皮抽出物を有効成分とする細胞性免疫
増強剤およびそれを配合した飼料および食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は哺乳動物および家禽に経
口投与し、その貪食細胞の遊走能および貪食能を活性化
せしめることにより、哺乳動物および家禽の生体防御機
能を高める細胞性免疫増強剤に関する。
【0001】
【従来の技術】哺乳動物や家禽の飼育環境あるいは生活
環境中には病原性細菌、ウイルス等の感染性病原体が蔓
延し、毎年、これら病原体による感染症で多大なる被害
を被っている。特に、衛生状態の悪い国々では、これら
感染症が頻繁に発生し、その罹患者および罹患動物はし
ばしば死に至り、これら感染症の予防および治療対策が
国家的な最優先課題としてとりあげられている。
【0002】現在、世界的に問題となっている感染症と
しては、エイズウイルスの感染により発症する後天性免
疫不全症、インフルエンザウイルスによる流行性感冒
症、ロタウイルスによる乳幼児あるいは幼弱動物の胃腸
炎等、数多くのウイルス性感染症が効果的な予防および
治療対策が確立されていない感染症としてあげられる。
【0003】また、病原性細菌による肺炎、胃腸炎、歯
周病、虫歯等の感染症は、それら細菌に対する抗生物質
や合成の抗菌剤などの化学療法剤が種々開発され、その
予防や治療に多大の効果をあげているが、近年、それら
化学療法剤に対する耐性菌の出現が問題となり、その予
防および治療効果が減少している。
【0004】近年、感染症に対する新しい予防法とし
て、哺乳動物や家禽の生体防御機能を活性化し、感染症
に対する抵抗力を付与する方法が注目されている。通
常、生体防御機能は体液性免疫機能、あるいは細胞性免
疫機能を活性化することにより高めることができる。体
液性免疫機能とは、感染症の病原体に対する特異的抗体
と補体の共同作用により、病原体を消去する生体防御機
能であり、個々の病原体に対して特異的(選択的)に作
用する。これを活性化する方法は、感染力を弱めた、あ
るいは、なくした細菌、ウイルス等の病原体を抗原とし
て調製したワクチン接種が知られている。また、細胞性
免疫機能とは、マクロファージ、好中球等の貪食細胞の
病原体消去作用を利用する生体防御機能であり、その作
用は、体液性免疫機能とは異なり、どのような病原体に
対しても非特異的に働くことを特徴とする。これを活性
化する方法としては、細胞性免疫機能活性化物質を投与
する方法があり、現在、活性化物質としてリポポリサッ
カライド、ペプチドグルカン、β−1,3−グルカン等
が知られている。
【0005】キラヤ皮抽出物は、南米のチリ、ボリビ
ア、ペルー地域に分布するシャボンの木(学名:Quilla
ja Saponaria Mol.)とよばれるバラ科の常緑喬木の樹
皮から得られた抽出物である。キラヤ皮抽出物はキラヤ
サポニン(キラヤ酸をアグリコンとするトリテルペン系
の配糖体)を含有する。キラヤサポニンは優れた界面活
性作用を有し、この作用を利用して、現在、キラヤ皮抽
出物が天然の起泡剤、乳化剤として食品に応用されてい
る。
【0006】キラヤサポニンについては、哺乳動物に対
する経口投与で、その抗体産生能力を高める作用が知ら
れ、その作用機作として腸管からの抗原蛋白質の吸収を
促進すること、また、抗体産生にかかわるB細胞やT細
胞を活性化することが報告されている(Immunobiol., 1
74, 347ー359, 1987 : Can. J. microbiol.,32, 414-4
20, 1986)。しかし、キラヤサポニンあるいはキラヤ
皮抽出物の経口投与で哺乳動物および家禽の細胞性免疫
機能、特に、貪食細胞の遊走能および貪食能を高めると
いう報告はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】化学療法剤による哺乳
動物や家禽の感染症の予防には、化学療法剤の多用によ
る多剤耐性菌の出現や、常在細菌叢に悪影響を与える危
険性が指摘されている。また、化学療法剤はウイルス性
の感染症に対しては効果がない。一方、ワクチン接種は
ウイルス性の感染症の予防に効果を有するが、それによ
り生体内に誘導される抗体には特異性があり、すべての
感染症に対して万能ではない。さらに、開発途上国にお
いてはワクチンの保存安定性やコストが問題である。
【0008】このような現状において、哺乳動物や家禽
の感染症に対して化学療法剤やワクチン接種に代わる新
しい予防および治療法の開発が望まれ、それら動物の細
胞性免疫機能を活性化する物質を利用し生体防御機能を
高め、非特異的に感染症を予防および治療する方法が期
待されている。しかし、細胞性免疫機能を活性化する物
質として、現在、公知のリポポリサッカライド、ペプチ
ドグルカン、β−1,3−グルカン等は、その安全性、
コスト、入手が容易さの面で問題があり実用性に欠け
る。
【0009】本発明は上記の実状に鑑み、哺乳動物や家
禽に対する経口投与で、それらの細胞性免疫機能、特
に、貪食細胞の遊走能および貪食能を増強させる効果を
有し、安全性が高く、かつ安価な細胞性免疫増強剤を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは安全性に着
目し、天然資源の中から、経口投与で、哺乳動物および
家禽の細胞性免疫機能を増強する物質について検討し
た。その結果、キラヤ皮抽出物をそれらの動物に経口投
与すると、その細胞性免疫機能を著しく増強することを
初めて見い出し、本発明を完成させた。即ち、本発明は
キラヤ皮抽出物を有効成分とする哺乳動物および家禽用
細胞性免疫増強剤に関する。
【0011】
【作用】本発明に用いられるキラヤ皮抽出物とは、シャ
ボンの木の樹皮の粉砕物を水あるいはエタノール、メタ
ノール、イソプロピルアルコール、ヘキサン等の有機溶
媒で抽出した抽出液、あるいはその抽出液を濃縮、乾燥
することより得られるキラヤ皮抽出物粉末をいう。現
在、キラヤ皮抽出物は食品用の乳化剤、起泡剤として利
用されている事からも、その安全性には問題はない。
【0012】本発明の哺乳動物および家禽用細胞性免疫
増強剤は有効成分としてキラヤ皮抽出物を含有する。そ
の他の成分として、哺乳動物や家禽の飼料、あるいは食
品素材として通常利用されるビタミン、ミネラル、糖
類、蛋白質、脂質等を賦形剤として含むことも可能であ
る。
【0013】本発明の哺乳動物および家禽用細胞性免疫
増強剤におけるキラヤ皮抽出物の配合量は、使用目的に
応じて適宜選択できるが、通常、0.1〜50%の配合量を
選択する。これ以下では分散性に問題が生じ、これ以上
はキラヤ皮抽出物の吸湿性が問題となり、保存性の点で
好ましくない。いずれの配合量であっても、本発明の細
胞性免疫増強剤を哺乳動物および家禽の飼料、あるいは
食品に添加し、経口投与した場合、それらの動物の体重
kgあたり、キラヤ皮抽出物粉末が0.5 mg以上経口投与さ
れるような配合量を選択すれば、その細胞性免疫増強効
果が期待できる。
【0014】本発明の哺乳動物および家禽用細胞性免疫
増強剤を飼料あるいは食品に添加し、哺乳動物あるいは
家禽に対して経口投与することにより、それらの細胞性
免疫機能、即ち、試験例にも示されるように、貪食細胞
の遊走能および貪食能が著しく活性化され、哺乳動物お
よび家禽の生体防御機能は強化され、感染症の予防効果
が期待できる。
【0015】以下に実施例および試験例を示し、本発明
をより詳細に説明する。なお、実施例および試験例に用
いたキラヤ皮抽出物はシャボンの木の樹皮粗砕物の水抽
出液を減圧濃縮した後、凍結乾燥し得られたキラヤ皮抽
出物粉末である。
【0016】
【実施例】
実施例1 キラヤ皮抽出物0.5kg、乳糖99.5kgを粉末ブレンダーで
均質混合し、哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤10
0kgを製造した。
【0017】実施例2 キラヤ皮抽出物5kg、乳糖95kgを粉末ブレンダーで均質
混合し、哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤100kg
を製造した。
【0018】実施例3 キラヤ皮抽出物50kg、乳糖50kgを粉末ブレンダーで均質
混合し、哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤100kg
を製造した。
【0019】実施例4 キラヤ皮抽出物25kg、ビタミン粉末25kg、澱粉50kgを粉
末ブレンダーで均質混合し、哺乳動物および家禽用細胞
性免疫増強剤100kgを製造した。
【0020】試験例1 キラヤ皮抽出物の経口投与後のマウス貪食細胞の遊走能
活性化時間 キラヤ皮抽出物を経口投与したマウスの貪食細胞の遊走
能活性化時間について検討した。実施例2の細胞性免疫
増強剤を蒸留水に溶解させたのちに、体重35〜40gのマ
ウスに対してゾンデを用いて強制経口投与した。キラヤ
皮抽出物の投与量は、50mg/kg体重とした。また、対照
としては蒸留水を経口投与したマウスを用いた。強制経
口投与から0、24、48、96、240時間後にマウスの脾臓
を摘出し、ミニマムエッセンシャルメディウム(MEM
ー10)培地中で、常法により細胞浮遊液を調製し、これ
をマウス貪食細胞とした。遊走因子としては大腸菌Esch
erichia coliのホルマリン死菌を湿重量10mg/mlになる
ようにMEM−10培地に懸濁して実験に用いた。マウス
貪食細胞の遊走能の測定は、ホルマリン死菌を24穴マル
チウエルの下室に300μl入れ、次にメンブレンのポア
サイズ5μmのケモタキシスチャンバーを置き、1×10
6細胞/mlの貪食細胞浮遊液を上室に200μl入れ、37℃
で3時間、5% CO2下で培養後した。上室を洗浄後、メ
ンブレンをはがし、固定後、ギムザ染色して光学顕微鏡
を用いて下室に遊走した細胞数を10視野、計数し、その
平均を遊走能として表示した。その結果を図1に示す。
キラヤ皮抽出物を経口投与したマウスの貪食細胞の遊走
能は24から96時間後まで高い値を維持した。
【0021】試験例2 マウス貪食細胞遊走能に対するキラヤ皮抽出物の有効投
与量の検討 体重40gのマウスを試験に用いた。キラヤ皮抽出物の投
与量は、0、0.5、5、50mg/kg体重とし、試験例1と
同様の方法でマウスに対して強制経口投与した。経口投
与から48時間後にマウスの脾臓を摘出し、MEMー10培
地中で、常法により細胞浮遊液を調製し、これをマウス
貪食細胞とした。遊走因子としては大腸菌Escherichia
coliのホルマリン死菌を湿重量10mg/mlになるようにM
EM−10培地に懸濁して実験に用いた。マウス貪食細胞
の遊走能の測定は、試験例1と同様の方法で行った。そ
の結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなようにキラヤ皮抽出物を
0.5mg/kg魚体重以上、経口投与することによってマウス
貪食細胞の遊走能が活性化されることが示された。
【0024】試験例3 マウス脾臓マクロファージの貪食活性に対するキラヤ皮
抽出物の有効投与量のの検討 試験には体重40gのマウスを用いた。キラヤ皮抽出物の
投与量は、0、0.5、5、50mg/kg体重とし、試験例1と
同様の方法でマウスに対して強制経口投与した。経口投
与から48時間後にマウスの脾臓を摘出し、常法により脾
臓細胞浮遊液を調製してチャンバースライドの上にのせ
た。37℃で4時間、5% CO2下で培養した後に、MEM
ー10培地でガラスに付着していない細胞を洗い流し、ガ
ラス付着細胞をマクロファージとして実験に用いた。そ
のマクロファージに、MEM−10培地で0.025%に希釈
した直径1.7μmのラテックスビーズ液を添加して、25
℃で60分間貪食させた後に、マクロファージをMEMー
10培地で洗浄し、貪食されなかったラテックスビーズを
洗い流した。さらに、固定後、ギムザ染色を施し、ラテ
ックスビーズを貪食したマクロファージの割合をマクロ
ファージの貪食率として測定した。その結果は表2に示
した。
【0025】
【表2】
【0026】表2の結果から明らかなようにキラヤ皮抽
出物を0.5mg/kg体重以上、経口投与することによって
マウスの脾臓マクロファージの貪食能が活性化されるこ
とが示された。
【0027】以上の試験結果より、キラヤ皮抽出物を動
物に対して、体重kg当たり0.5mg以上経口投与した場
合、その貪食細胞の遊走能および貪食能が活性化される
ことが示された。
【0028】試験例4 20頭の仔牛を10頭ずつ2群に分け、処方 で用いた仔牛
代用乳粉末のみを与えた群を対照群、実施例7の飼料を
与えた群を試験群として5週間飼育した。なお、試験は
自由摂餌および自由摂水で行った。そして、下痢症を示
す指標として糞便スコアを試験開始0週〜5週まで測定
した。なお、糞便スコアとは糞便の性状を数値化したも
のであり、正常便を0点、軟便1点、泥状便2点、水様
便を3点とした。この結果を表3に示した。
【0029】
【表3】
【0030】表3から明らかなように、試験群の仔牛の
糞便スコアは対照群のそれと比較して有意に低下した。
対照群の下痢症状を起こした仔牛の糞便より、大腸菌Es
cherichia coliK-99株が分離されたことより細菌性の下
痢症であることがわかった。この結果より、野外におけ
る飼育試験で本発明の免疫増強剤を配合した飼料の仔牛
下痢症抑制効果が認められた。
【0031】試験例5 実施例2の細胞性免疫増強剤配合ガムの製造 酢酸ビニールエステルガム、マイテルワックス等を含ん
だガムベース20%に砂糖47%、ブドウ糖20%、水飴10
%、ペパーミント香料1%、グリセリン1%および実施
例2の細胞免疫増強剤を1%配合して、チュウーインガ
ムを製造した。
【0032】試験例6 実施例4の細胞性免疫増強剤を配合した仔牛用飼料 脱脂粉乳を主成分とする仔牛代用乳粉末に実施例4の細
胞性免疫増強剤を1%配合してなる仔牛用飼料を製造し
た。
【0033】試験例7 実施例4の細胞性免疫増強剤を配合したブロイラー幼雛
用飼料 黄色トウモロコシ55%、大豆粕33%、コーングルテンミ
ール2%、魚粉2.5%酒粕2.5%、アルファアルファ・ミ
ール1%、第2リン酸カルシウム1.5%、石灰末1%、
食塩0.5%に実施例4の細胞性免疫増強剤を1%含んだ
ブロイラー幼雛用飼料を製造した。
【0034】
【発明の効果】以上の試験例から明かなように、キラヤ
皮抽出物は、動物に対し経口投与することにより、その
貪食細胞の遊走能及び貪食能などの細胞性免疫機能を増
強する効果を有する。キラヤ皮抽出物は乳化剤および発
泡剤としてすでに食品に添加されており、その安全性に
ついてはなんら問題がない。本発明の細胞性免疫増強剤
はキラヤ皮抽出物を有効成分とし、これを配合した飼料
を動物に経口投与、あるいはそれを配合した食品を食し
た場合、その貪食細胞の遊走能および貪食能、即ち、細
胞性免疫機能を増強する。以上の作用により、本発明の
細胞性免疫増強剤およびそれを配合した飼料および食品
は動物の生体防御能を高め、種々の感染症の予防に有効
である。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】はキラヤ皮抽出物経口投与後のマウス脾臓貪食
細胞の遊走能の変化である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 武祚 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キラヤ皮抽出物を有効成分とする哺乳動
    物および家禽用細胞性免疫増強剤。
JP5280487A 1993-10-13 1993-10-13 哺乳動物および家禽用細胞性免疫増強剤 Pending JPH07112939A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2259933A1 (es) * 2005-04-14 2006-10-16 Alfonso Iglesias Garcia Procedimiento de obtencion de un extracto rico en saponinas de killay y jaboncillo combinadas con romero, salvia y tomillo, extracto obtenido y su uso en un compuesto medicinal para el tratamiento de vacunos y equinos.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2259933A1 (es) * 2005-04-14 2006-10-16 Alfonso Iglesias Garcia Procedimiento de obtencion de un extracto rico en saponinas de killay y jaboncillo combinadas con romero, salvia y tomillo, extracto obtenido y su uso en un compuesto medicinal para el tratamiento de vacunos y equinos.

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