JPH0711281U - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JPH0711281U
JPH0711281U JP3935693U JP3935693U JPH0711281U JP H0711281 U JPH0711281 U JP H0711281U JP 3935693 U JP3935693 U JP 3935693U JP 3935693 U JP3935693 U JP 3935693U JP H0711281 U JPH0711281 U JP H0711281U
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JP
Japan
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trigger
switch
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reverse rotation
groove
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保久 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な制御回路を必要とせずに、逆転時の印
加電圧を正転時の印加電圧よりも小さくすることができ
るようにする。 【構成】 スイッチ本体19にはトリガ19aがスイッ
チ本体19に対して遠近方向に移動可能に設けられてい
る。トリガ19aにはトリガ19aの移動方向に長い正
転用溝19bが形成されている。トリガ19aには正転
用溝19bに対して平行で、かつ正転用溝19bよりも
短かい逆転用溝19cが形成されている。スイッチ本体
19には切替レバー20が揺動可能に設けられている。
切替レバー20にはピン20aが突設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動工具に係り、特にトリガの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、穿孔用の工具として電動ドリルが広く知られている。 この電動ドリルに使用される駆動モータは、モータ効率の向上および整流花火 を小さくしてブラシの耐久性の向上等を目的として、ブラシの設置位置をシフト している。しかし、ブラシ位置をシフトすると逆転使用ができないために、結果 的に正逆回転可能な電動モータにあっては進み角を0゜にして、ブラシ位置をシ フトさせていない。そのため整流花火が大きくなり、ブラシの寿命が短かくなる 。
【0003】 また、この正逆回転可能な電動モータを使用した場合には、図5に示すような スイッチ101のトリガ101aが使用される。このトリガ101aには、トリ ガ101aの移動方向(図中左右方向)に長い正転用溝101bと逆転用溝10 1cとが平行に、ほぼ同じ長さで形成されている。また、スイッチ101には切 替レバー102が揺動可能に設けられており、この切替レバー102にはピン1 02aが突設され、正転用溝101b又は逆転用溝101cに選択的に係合しう るように構成されている。ここで、通常逆転操作にはドリル刃が食い込んだ際に 、ドリル刃を抜くために使用するものであり、大きなトルクは必要としない。
【0004】 しかし、上述の場合、正転用溝101bと逆転用溝101cとは同じ長さであ り、逆転時も正転時と同じ電圧が印加されることとなる。このため、逆転時にも 大きな整流火花が生じ、ブラシの耐久性が低下することとなる。
【0005】 そこで、従来図6に示すよう正転用速度制御回路201と逆転用速度制御回路 202と選択的に使用可能とし、逆転時には正転時よりも小さい電圧が印加され るようにしたものが提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のような回路を使用すると、制御回路が複雑となり、しかもコ ストの高騰を招来するといった問題点がある。
【0007】 本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、複雑な制御回路を 必要とせず、コストの高騰を招くことなく、逆転時の印加電圧を正転時の印加電 圧よりも小さくすることのできる電動工具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は駆動装置のON、OFFを行なうスイッチと、このスイッチに対して 遠近方向に移動可能なトリガと、上記スイッチに揺動可能に設けられるとともに 、上記駆動装置の回転方向の切替えを行なう切替レバーとを有する電動工具にお いて、上記切替レバーの上記トリガに対向する側にはピンが突設され、上記トリ ガにはこのトリガの移動方向に長く、正転時に上記ピンが係合する正転時用溝と 、逆転時に上記ピンが係合する逆転時用溝とが形成され、この逆転時用溝は上記 正転時用溝よりも短かいことを特徴とする。
【0009】
【作用】
正転方向に駆動装置を回転させる場合には、切替レバーのピンが正転時用溝に 係合しうる位置に、切替レバーを操作しておく。この状態でトリガを移動させる が、このトリガの移動距離は正転時用溝の長さ分だけ移動可能である。また、逆 転方向に駆動装置を回転させる場合には、切替レバーのピンが逆転時用溝に係合 しうる位置に、切替レバーを操作しておく。この状態でトリガを移動させるが、 このトリガの移動距離は逆転時用溝の長さ分だけ移動可能である。このとき、こ の逆転時用溝の長さは正転時用溝の長さよりも短かく形成されているために、正 転時の印加電圧よりも逆転時の印加電圧の方が小さい。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案における電動工具の部分断面図である。図中符号1は工具本体の ケーシングであり、このケーシング1内の図中左方には駆動装置であるモータ2 が設けられている。このモータ2のモータ軸2aにはピニオン3が固定されてお り、このピニオン3には遊星歯車4が噛合されている。さらに、この遊星歯車4 は内歯歯車5に噛合されている。また、遊星歯車4にはピン6を介してキャリア 7が設けられている。このキャリア7にはシャフト8が挿着され、このシャフト 8は軸受9に軸支されている。また、このシャフト8の図中右方には工具を取付 けるためのビットホルダ10が配設されている。このビットホルダ10と軸受9 との間にはシャフト8の回転力をビットホルダ10に伝達させるインパクト機構 が構成されている。すなわち、シャフト8の先端部にはカム溝8aが形成されて いる。また、シャフト8にはばね17によって図1中常時右方に押圧されている ハンマ18が嵌め込まれており、このハンマ18に形成されたカム溝18bと上 記シャフト8のカム溝8aとにスチールボール16が係合されている。また、ハ ンマ18の図中右側には爪部18aが形成されており、ビットホルダ10の爪部 10aに係脱可能に構成されている。一方、モータ2の図中右方には放熱ブロッ ク12が設けられており、この放熱ブロック12にはモータ2の回転数を制御す る電力制御素子13が設けられている。また、ケーシング1内中央部にはスイッ チ本体19が設けられており、このスイッチ本体19にはトリガ19aがスイッ チ本体19に対して遠近方向に移動可能に設けられている。
【0011】 図2はこの電動工具のスイッチ機構の拡大図である。トリガ19aには、トリ ガ19aの移動方向(図中左右方向)に長い正転用溝19bが形成されている。 さらに、トリガ19aには正転用溝19bに対して平行で、かつ正転用溝19b よりも短かい逆転用溝19cが形成されている。また、スイッチ本体19には切 替レバー20が揺動可能に設けられている。そして、この切替レバー20にはピ ン20aが突設されており、上記正転用溝19bおよび逆転用溝19cに係合し うるように構成されている。図3はスイッチ部の回路図である。ここで、スイッ チ19、速度制御回路21、コイル22、切替スイッチ23、電機子24が環状 に構成されている。そして、切替スイッチ23によって電機子24に流れる電流 方向が替えられ回転方向が正転、逆転されるようになされている。
【0012】 このように構成されたスイッチ機構を備えた電動工具の作用について説明する 。まず、ドリルを正回転させる場合には、図2において、切替レバー20を矢印 A方向に揺動させてピン20aが正転用溝19bに係合可能な状態とする。そし て、トリガ19aを図2中右方に移動せしめる。このトリガ19aの位置は速度 制御回路21と連動してモータに印加される電圧の導通角θ1 (図4(a))が 制御され、ドリルの回転数が制御される。このとき、この導通角θ1 は最大18 0゜まで制御可能であり、トリガ19aが十分に引かれた位置で導通角θ1 が1 80゜になるように設定されている。トリガ19aの位置を調節しながら、所望 の回転数で穿孔作業を行う。
【0013】 次に、ドリルを逆回転させる場合には、図2において、切替レバー20を矢印 B方向に揺動させてピン20aが逆転用溝19cに係合可能な状態とする。そし て、トリガ19aを図2中右方に移動せしめる。このトリガ19aの位置は速度 制御回路21と連動してモータに印加される電圧の導通角θ2 (図4(b))が 制御され、ドリルの回転数が制御される。このとき、トリガ19aの最大引込み 量は逆転用溝19cが正転用溝19bより短かいことから、正転時よりも小さく なる。そのため、印加電圧を小さくすることができ、逆転時の整流火花を小さく することができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したことにより、複雑な制御回路を使用せずに逆転 時の印加電圧を正転時の印加電圧よりも小さくすることができ、整流火花を小さ くでき、ひいてはブラシの耐久性を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における電動工具の部分断面図である。
【図2】本考案における電動工具のスイッチ機構の拡大
図である。
【図3】本考案における電動工具のスイッチ機構の回路
図である。
【図4】本考案における電動工具の印加電圧の波形図で
ある。
【図5】従来の電動工具のスイッチ機構の拡大図であ
る。
【図6】従来の電動工具のスイッチ機構の回路図であ
る。
【符号の説明】
2…モータ(駆動装置) 19…スイッチ本体 19a…トリガ 19b…正転用溝 19c…逆転用溝 20…切替レバー 20a…ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置のON、OFFを行なうスイッ
    チと、このスイッチに対して遠近方向に移動可能なトリ
    ガと、上記スイッチに揺動可能に設けられるとともに、
    上記駆動装置の回転方向の切替えを行なう切替レバーと
    を有する電動工具において、上記切替レバーの上記トリ
    ガに対向する側にはピンが突設され、上記トリガにはこ
    のトリガの移動方向に長く、正転時に上記ピンが係合す
    る正転時用溝と、逆転時に上記ピンが係合する逆転時用
    溝とが形成され、この逆転時用溝は上記正転時用溝より
    も短かいことを特徴とする電動工具。
JP1993039356U 1993-07-19 1993-07-19 電動工具 Expired - Lifetime JP2596294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993039356U JP2596294Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 電動工具

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JP1993039356U JP2596294Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 電動工具

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JPH0711281U true JPH0711281U (ja) 1995-02-21
JP2596294Y2 JP2596294Y2 (ja) 1999-06-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0358225U (ja) * 1989-10-11 1991-06-06
JP2020082281A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 ダイハツ工業株式会社 回転工具及びこれに設けられる係合部材
CN114094774A (zh) * 2021-11-24 2022-02-25 浙江意达电器有限公司 一种电机与开关的接线电路及其工作方法

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