JPH0711203U - 旋盤のローダ装置 - Google Patents

旋盤のローダ装置

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Publication number
JPH0711203U
JPH0711203U JP4036593U JP4036593U JPH0711203U JP H0711203 U JPH0711203 U JP H0711203U JP 4036593 U JP4036593 U JP 4036593U JP 4036593 U JP4036593 U JP 4036593U JP H0711203 U JPH0711203 U JP H0711203U
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JP
Japan
Prior art keywords
chuck
spur gear
loader
work
lathe
Prior art date
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Pending
Application number
JP4036593U
Other languages
English (en)
Inventor
孝啓 中辻
Original Assignee
村田機械株式会社
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Publication date
Application filed by 村田機械株式会社 filed Critical 村田機械株式会社
Priority to JP4036593U priority Critical patent/JPH0711203U/ja
Publication of JPH0711203U publication Critical patent/JPH0711203U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローダ装置の二つのチャックの位置を変更す
るために、互いに噛合した二つのベベルギアを用いずに
平歯車を用いて、製造コストの低減化とローダヘッドの
コンパクト化を図る。 【構成】 旋盤にワークを搬送・排出するためのローダ
装置を付設した構成において、ローダヘッドに設けたチ
ャックの回転位置変更機構を、回転駆動するピン22よ
りなる揺動部材と、該揺動部材に係合する二つのピン2
9・29よりなる係合部材、及び、該係合部材を設けた
平歯車24と、該平歯車24に噛合しチャック11e・
11eを設けた平歯車25とを組み合わせて、揺動部材
を駆動することによりチャック11eを90度位置変更
するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旋盤に設けたワークを把持するスピンドルチャックとワーク供給部 或いは搬出部との間でワークを把持して搬送するローダ装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から旋盤にローダ装置を付設して、スピンドルチャックにワークを供給し たり、排出させたりする技術は公知となっており、このローダ装置がガントーリ ローダの場合、ローダヘッドをX軸、Y軸、Z軸方向に摺動可能に設けて、該ロ ーダヘッドの下部には垂直方向に対して45度の回転面を設けて、先端にチャッ クを配置し、該チャックはその回転により90度方向を変更して、水平方向又は 垂直方向に位置変更できるようにしていたのである。即ち、ローダヘッドは図4 に示すように、支持体35先端に回転面36を設け、該回転面36に互いに90 度の角度を有するチャック37・37を配置し、ローダヘッド内にはベベルギア 38・39を配置して噛合し、支持体35側のベベルギア38を回転することに より、ヘッド側のベベルギア39が回転されて、チャック37・37の位置を水 平方向から下向き、又はその逆にチャック37・37の面を変更可能に構成して いたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のローダヘッドでは二つのチャックの位置を変更するために 、互いに噛合した二つのベベルギアを用いており、該ベベルギアの製造コストは 比較的高く、また、ワークやチャック等を清掃するために、支持体からチャック 部まで清掃用のエアーを導くように、ベベルギアの軸心には配管が設けられてお り、そのために軸が太くなり、ローダヘッドのコンパクト化が難しく、製作コス トも高くなっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、該課題を解決するために、旋盤 にワークを搬送・排出するためのローダ装置を付設した構成において、ローダヘ ッドに設けたチャックの回転位置変更機構を、回転駆動するピン22よりなる揺 動部材と、該揺動部材に係合する二つのピン29・29よりなる係合部材、及び 、該係合部材を設けた平歯車24と、該平歯車24に噛合しチャック11e・1 1eを設けた平歯車25とを組み合わせて、揺動部材を駆動することによりチャ ック11eを90度位置変更するように構成したものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、ワークフィーダ14からワークをつか み主軸のチャック4に把持させる時や、チャック4からコンベア15へワークを 載せる時等において、チャック11eの位置を変更する場合、回動駆動軸21を 駆動して、ピン22を揺動させると、該ピン22に係合したピン29・29が回 動されて、大径の平歯車24も回転され、該平歯車24に噛合した小径の平歯車 25が90度回転されて、チャック11eが垂直方向から水平方向に、或いはそ の逆方向に位置が変更されるのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の技術を図面に示す一実施例について説明すると、図1は本考案に 係るローダ装置を装備した旋盤の全体斜視図、図2はローダヘッドの側面断面図 、図3は同じく平面断面図である。
【0007】 本実施例は二軸旋盤にローダ装置を装備したものであって、ベース1上にベッ ド2を載置固定し、該ベッド2中央上にヘッドストック3・3を載置し、該ヘッ ドストック3・3に主軸を横架してその主軸先端にスピンドルチャック4・4を 固設して突出し、該スピンドルチャック4の爪にてワークを把持できるようにし ている。前記ヘッドストック3・3の後部に主軸を回転駆動する主軸モーター5 ・5が配設されている。
【0008】 前記ヘッドストック3・3側方にはタレットスライド6・6がそれぞれレール 上を左右摺動可能に配設され、該タレットスライド6・6前面には前後摺動及び 回転可能にタレット7・7が突出され、該タレット7・7の周面に放射状に数種 の切削工具が付設され、タレット7を回転することによりワークの加工に必要な 切削工具を選択してスピンドルチャック方向に位置固定させ、タレットスライド 6の左右摺動とタレット7の前後摺動により、主軸を回転させながらワークの切 削加工を行うのである。
【0009】 このワークをスピンドルチャック4に供給したり排出したりするためにローダ 装置11が設けられており、前記ベース1両側よりローダフレーム10が立設さ れ、該ローダフレーム10上にレール10a・10aが横設され、該レール10 a・10a上に直交座標型のローダ装置11が配設され、また、ローダフレーム 10中央前面の前記スピンドルチャック4・4上方に反転チャック9・9が配設 され、一方の反転チャック9にワークがチャックされると水平方向に回転しても う一方の反転チャック9と対向してワークの受渡しが行われ、他方の反転チャッ ク9に把持されてワークが反転されるようにしている。そして、前記ローダフレ ーム10の一側にワークを供給するワークフィーダ14と加工後の製品を搬出す るコンベア15が配設され、他側に制御盤16が配設されて、該制御盤16にて 主軸の回転数や切削工具の送り、工具の選択、ワークのセット・反転・取出やロ ーダ装置11の制御が行われるのである。
【0010】 前記ローダ装置11は基台11aが前記レール10a・10a上を左右に走行 可能とし、該基台11a上には摺動体11bが前後に摺動可能に設けられ、該摺 動体11bの前端には昇降ロッド11cが上下摺動可能に設けられ、該昇降ロッ ド11c下端に本考案のローダヘッド11dが設けられ、該ローダヘッド11d には互いに直角方向に向くチャック11e・11eが設けられ、回転させること により互いに位置を変更できるようにしているのである。
【0011】 即ち、その位置変更機構は、図2、図3に示すように、ヘッドカバー20の上 端が前記昇降ロッド11c下端に固設され、該昇降ロッド11cの軸心には回動 駆動軸21が挿入されて、その先端をヘッドカバー20内に臨ませて、揺動部材 としてピン22を固定したボス23が回動駆動軸21先端に固設されている。そ して、前記ヘッドカバー20下部は垂直方向に対して45度の下面20aを形成 し、該下面20aに大径の平歯車24と小径の平歯車25を噛合させてベアリン グ26・27を介してそれぞれ回転自在に枢支し、該平歯車24の上面には係合 部材として二本のピン29・29が平行に立設されて前記ピン22を係合するよ うにし、小径の平歯車25下面にはチャック取付体30を固設して、該チャック 取付体30に互いに90度の角度を有するようにチャック11e・11eを設け ている。そして、前記大径の平歯車24と小径の平歯車25の歯数は本実施例で は2:1として回動駆動軸21の小さな回転角でチャック11e・11eを大き く回転して位置変更できるようにしている。そして、前記小径の平歯車25の軸 には貫通孔25aが開口されて、清掃用のエア配管31を通すようにしている。
【0012】 このような構成によって、ワークフィーダ14からワークをつかみ主軸のチャ ック4に把持させる時や、チャック4からコンベア15へ載せる時等において、 チャック11eの位置を変更する場合、回動駆動軸21を駆動して、ピン22を 回転させると、該ピン22に係合したピン29・29が回動されて、大径の平歯 車24も回転され、該平歯車24に噛合した小径の平歯車25が回転されて、チ ャック11eが垂直方向から水平方向に90度回転され、或いはその逆方向に回 転されて位置が変更されるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 係合部材と揺動部材と平ギアを用いるので、ベベルギアを用いるよりもコスト低 減化が図れ、揺動部材と係合部材は一側に偏った位置に配されるので、従来のよ うに回動駆動軸や二つのベベルギアの軸心にエア配管を通さなくても一つの平歯 車の軸心のみ通すだけでよく、構成を簡単にし清掃用のエア配管の設置空間の確 保がし易く、コンパクト化を図ることができたのである。また、係合部材を用い ているため、ベベルギアに比べて噛み合い代の調整精度が高くなくて済み、製造 コストを低減することができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るローダ装置を装備した旋盤の全体
斜視図である。
【図2】ローダヘッドの側面断面図である。
【図3】同じく平面断面図である。
【図4】従来のローダヘッド側面図である。
【符号の説明】
4 スピンドルチャック 11 ローダ装置 11d ローダヘッド 11e チャック 22・29 ピン 24 平歯車 25 平歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤にワークを搬送・排出するためのロ
    ーダ装置を付設した構成において、ローダヘッドに設け
    たチャックの回転位置変更機構を、揺動部材と、該揺動
    部材に係合する係合部材、及び、該係合部材を設けた平
    歯車と、該平歯車に噛合しチャックを設けた平歯車とに
    より構成した旋盤のローダ装置。
JP4036593U 1993-07-23 1993-07-23 旋盤のローダ装置 Pending JPH0711203U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036593U JPH0711203U (ja) 1993-07-23 1993-07-23 旋盤のローダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036593U JPH0711203U (ja) 1993-07-23 1993-07-23 旋盤のローダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711203U true JPH0711203U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12578620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4036593U Pending JPH0711203U (ja) 1993-07-23 1993-07-23 旋盤のローダ装置

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JP (1) JPH0711203U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014184520A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Fuji Mach Mfg Co Ltd 工作機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014184520A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Fuji Mach Mfg Co Ltd 工作機械

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