JPH07108479A - コンピュータ制御多軸装置をプログラミングする方法 - Google Patents

コンピュータ制御多軸装置をプログラミングする方法

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JPH07108479A
JPH07108479A JP20254594A JP20254594A JPH07108479A JP H07108479 A JPH07108479 A JP H07108479A JP 20254594 A JP20254594 A JP 20254594A JP 20254594 A JP20254594 A JP 20254594A JP H07108479 A JPH07108479 A JP H07108479A
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arm
cmm
transducer
transfer housing
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JP20254594A
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English (en)
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Simon Raab
サイモン・ラーブ
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Original Assignee
Faro Technologies Inc
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
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  • Automation & Control Theory (AREA)
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  • Manipulator (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確かつ低コストで、プログラミングに時
間、及び労力を要しない三次元測定機、及びその使用方
法を提供する。 【構成】 新規な携帯可能座標測定機は、好適な実施例
においては直径が6〜8フィートの範囲の球面である、
ボリュームを正確かつ容易に測定するための、多数のジ
ョイント(6つのジョイントが好ましい)で連結され手
動で位置決めでき測定確度が2シグマ±0.005イン
チである腕を有する。測定腕に加えて、本発明では、腕
とホストコンピュータの間の電子インタフェースとして
機能する制御器(すなわち直列ボックス)を使用する。
本発明の座標測定機は多軸マシニングセンタおよびロボ
ットの工具経路をプログラミングする新規な方法におい
てとくに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願の相互参照 この出願の優先権主張の基礎を成す原米国特許出願は1
993年2月23日付けで出願された米国特許出願N
o.021949の一部継続出願である。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は全般的に三次元座標測定
機(すなわち、CMM)に関するものである。更に詳し
くいえば、本発明は、携帯可能で、確度が高く、使用が
容易である新規かつ改良した三次元CMM、及び多軸工
作機すなわちロボットの工具経路をプログラミングする
ための新規な方法へのCMMの応用に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】物理的世界におけるあらゆるものは体積
すなわち空間を占めることがわかるであろう。空間中の
位置は長さ、幅および高さで定義することができる。そ
れらの長さ、幅および高さは、技術用語では、X座標、
Y座標、Z座標としばしば呼ばれる。X、Y、Zの数は
長さの次元と幅の次元と高さの次元、すなわち三次元を
表す。三次元物体は位置と向きによって記述される。す
なわち、ある物体が存在する場所だけではなくて、その
物体が指す向きで記述される。空間中の物体の向きはそ
の物体上の3点の位置によって決定できる。向きは、空
間中の物体の整列角度によっても記述できる。X座標、
Y座標、Z座標は3つの直線定規によって最も簡単に測
定できる。いいかえると、空間の長さ、幅および高さに
沿って定規を置くと、空間中の点の位置を測定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在は、座標測定機す
なわちCMMは3本の直線定規を用いて空間中の物体を
測定している。それらの装置は通常は持ち運びができ
ず、高価で、容易に測定できる寸法または体積が限られ
る。
【0005】アメリカ合衆国フロリダ州レイク・メアリ
ー(Lake Mary)所在のFARO Techn
ologies,Inc.(本発明の譲受人)が、医学
分野用の電子ゴニオメータ型デジタル化装置シリーズの
製造に成功している。具体的には、FARO社は、ME
TRECOM(商標)として知られている骨格分析装置
と、SURGICOM(商標)として知られる、外科用
に使用されるシステムとを製造している。METREC
OMシステムおよびSURGICOMシステムで具体化
される種類の電子ゴニオメータ型装置が米国特許第46
70851号と、1990年10月2日に出願された米
国特許出願第593469号および1990年7月31
日に出願された米国特許出願第562213号の各明細
書に記載されている。それらは全て本願譲受人に譲渡さ
れ、参照することにより本願に組み込まれる。
【0006】METRECOMおよびSURGICOM
の電子ゴニオメータ型デジタル化システムは、その意図
する目的には良く適するが、部品および組立体の三次元
測定がしばしば求められる汎用工業応用にはあまり良く
適していない。したがって、工業用および関連する用途
のための改良した、正確かつ低コストのCMMに対する
需要が依然存在している。
【0007】ロボットおよび5軸マシニングセンタのよ
うなCNCすなわちコンピュータ数値制御装置の実際的
な使用における大きな制約は、典型的なロボット機能
(溶接または研磨など)または典型的な工作機械機能
(複雑な成型部品の機械加工など)、あるいはその両方
を行う前に、複雑に入り組んだ経路をプログラムするた
めに時間および労力を要することである。現在は、この
プログラミング過程は試行錯誤に基づいた慎重で正確な
段階的シミュレーションを必要とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来技術の上記問題、そ
の他の問題、及び欠点は、本発明の三次元測定機(たと
えば、電子ゴニオメータ)、およびそれを使用する方法
によって克服または軽減される。本発明によれば、新規
で、携帯可能な座標測定機が、好適な実施例において
は、直径が好ましくは6フィートから8フィートの範囲
(しかしこの範囲より広いか、狭い直径もカバーでき
る)の球面を構成するボリュームを正確かつ容易に測定
し、測定確度が好ましくは2シグマ±0.0005イン
チ(最適には2シグマ±0.001インチ)である、手
動で位置決めできるマルチジョイント(好ましくは6ジ
ョイント)測定腕を備える。この測定腕に加えて、本発
明は、腕とホストコンピュータの間の電子的インタフェ
ースとして作用する制御器(または直列ボックス)を使
用する。
【0009】本発明のCMMにおいて使用される機械的
測定腕は、複数の転送ハウジング(各転送ハウジングは
継手を含み、1つの回転自由度を定義する)と、相互に
取り付けられた延長部材とで構成され、隣接する転送ハ
ウジングは直角に配置されて、好ましくは5個または6
個の自由度を持つ可動腕から構成される。各転送ハウジ
ングは測定トランスデューサと新規な軸受構造を含む。
それらの新規な軸受構造は、対向して配置された円錐こ
ろ軸受と、高い曲げスチフネスのための、低い輪郭構造
を持つ補強スラスト軸受とで構成されるプレストレス軸
受を含む。また、各転送ハウジングは、機械的な応力に
起因する機械的過負荷に対して保護するためにビジュア
ルおよびオーディオ終端止め指示器を含む。
【0010】可動腕はベースまたはポストに取り付けら
れる。ベースまたはポストは(1)温度安定度を監視す
るための温度監視ボードと、(2)ユニバーサル符号器
選択のための符号器装着板と、(3)単位混乱を避ける
ように較正データおよび識別データを含むEEPROM
回路板と、(4)高く増幅した信号を制御器中の遠隔カ
ウンタ・ボードへ送るための符号器装着板近くに装着さ
れたプリアンプ・ボードとを含む。
【0011】従来のMETRECOMシステムにおける
ように、転送ハウジングは可変組み立て構成が行えるモ
ジュール式であり、熱膨張率(CTE)を一定なものに
するために可動腕組立体全体は1種類の材料で構成す
る。METRECOMシステムにおけるのと同様に、回
転止めによる内部配線経路とワイヤコイル空所によっ
て、多数のワイヤを完全に囲い込むことができる。また
従来のMETRECOMシステムと一貫するように、本
発明は、ユーザを快適にするためのバネによって釣り合
いを取る衝撃吸収支持機構と、手動取扱いによる高精度
測定を行えるようにするための2スイッチ(獲得/受取
り)データ・エントリ装置とを含む。また、従来のME
TRECOMシステムにおいて用いられる種類の一般化
された測定機が、三次元における可変量(たとえば、選
択したポートに取り付けた熱電対を用いて温度を三次元
で測定できる)の測定のために提供される。
【0012】マイクロプロセッサをベースにした個別制
御器ボックスを使用することは本発明の重要な特徴であ
る。というのは、その制御器ボックスによって、ホスト
コンピュータレベルの処理要求なしに特定の計算を前処
理できるからである。これは、プログラム可能な適応性
と、各種の外部ホスト(たとえば、外部コンピュータ)
との互換性とを与える知能プリプロセッサを制御器ボッ
クスに装着することによって行われる。直列ボックス
は、ホストからの通信要求を検出することによって、知
能マルチプロトコル評価と自動スイッチングも行う。た
とえば、1つの製造者からのソフトウエアで動作してい
るホストコンピュータが1つのフォームの呼び出し要求
を発生する。その呼び出し要求は制御器ボックスによっ
て自動的に検出される。制御器ボックスの更に別の特徴
は、各種の産業環境における標準化した長距離通信のた
めの直列ポート通信と、あらゆる符号器(転送ハウジン
グ内に配置されている)を同時に捕らえるための新規な
アナログ−デジタル/デジタル・カウンタ・ボードとを
含み、その結果として非常に正確な測定が行われること
になる。
【0013】CMM確度評価に対する装着の潜在的な複
雑化を避けるために、CMMのベースに位置させられて
いる基準ボールを使用することによって本発明のCMM
の効率的な現場較正が改善される。また、本発明のCM
Mは、好ましくは新規な円錐ボールバー装置を用いて、
一時的に体積確度測定プロトコルを行うための手段を含
む。
【0014】本発明の更に別の実施例によれば、成型し
た部品(多軸工作機に通常関連させられる)の研削また
は溶接(ロボットに通常関連させられる)および機械加
工のような典型的な機能の実行において、ロボットおよ
び多軸マシニングセンタを動作させるために求められる
複雑な経路をプログラミングするために新規な方法が得
られる。この方法によれば、経験を積んだ人間オペレー
タの動作すなわち経路(向きおよび方向の両方によって
定められる)を、コンピュータ制御機械において複写す
ることが望まれる。これは、本発明のCMMを用いて行
われる。本発明のCMMでは、デジタル化器端部にシミ
ュレートされた工具を有し、希望する工具経路または希
望の製作動作をエミュレートする、軽量で、取扱いが容
易な、上記受動電子ゴニオメータ装置をCMMオペレー
タは使用する。この経路または動作がエミュレートされ
るにつれて、CMMの位置および向きデータ(X、Y、
Zの向きまたはI、J、Kの向き、あるいは両方におけ
る)を累積し記憶する。それから、工業標準フォーマッ
トを用いてそのデータを、CMMを用いてエミュレート
される運動を再現するためのロボットまたはマシニング
センタなどのコンピュータ数値制御(CNC)装置に転
送される。その結果、コンピュータ制御装置が、含まれ
ている複雑さとは無関係に、あるタスクを実行するため
の正確な経路または正確な動作、あるいはその両方をそ
れに迅速かつ効率的なやり方で供給する。この方法以前
は、そのようなタスクのプログラミングはシミュレーシ
ョンおよび試行錯誤を用いる、細心かつ慎重にプログラ
ムされる段階的シーケンスを含んでいた。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0016】まず図1を参照する。本発明の三次元測定
装置は座標測定機(CMM)10を一般に含む。この座
標測定機は手動操作されるマルチジョイント腕12と、
支持ベースすなわち支持ポスト14と、制御器すなわち
直列ボックス16と、ホストコンピュータ18とで構成
される。CMM10は直列ボックス16と電子的に通信
し、直列ボックス16はホストコンピュータ18と電子
的に通信することがわかるであろう。
【0017】後で詳しく説明するように、CMM10
は、回転位置決めデータを集めて、この基礎データを直
列ボックス16へ送るトランスデューサ(たとえば、各
自由度ごとに1つのトランスデューサ)を含む。直列ボ
ックス16は、複雑な計算を扱うためのホストコンピュ
ータ18の全体的要件を軽減させ、ある種の予備的デー
タ操作を行う。図2に示すように、直列ボックス16は
ホストコンピュータ18(図2に示されているようなノ
ート型コンピュータ)の下に位置するよう設計されてい
て、データ操作ソフトウエアを含むEEPROMと、マ
イクロコンピュータ・プロセッサと、信号処理ボード
と、いくつかの指示灯20とを含む。上記のように、基
本的なトランスデューサ・データがCMM10から直列
ボックス16に送られる。それから直列ボックス16は
生のトランスデューサ・データを受けとりつつ処理し、
ホストコンピュータの問合せに希望の三次元位置または
向き情報で応答する。
【0018】好ましくは、本発明の三次元測定装置を構
成する3つの部品(たとえば、CMM10、直列ボック
ス16、およびホストコンピュータ18)の全てが、頑
丈な板または標準的な光学測定機器ねじあるいはその両
方を用いて固定された装着面に装着され、それに続い
て、図3に22で示されているような既知の標準的経緯
儀可動スタンドに取り付けられる。経緯儀スタンド22
はBrunson製の部品番号MWS750を含むこと
が好ましい。そのような可動スタンドは、延長可能な垂
直塔と共通アタッチメントおよび固定機構を有する安定
なローリング台によって特徴づけられる。図2および図
3に示すように、CMM10の支持ベース14はスタン
ド22の垂直支持部材24へねじその他の手段によって
取り付けられ、直列ボックス16とホストコンピュータ
18は、第1のジョイント28において腕30に枢着さ
れた棚26の上に支持される。腕30は第2のジョイン
ト32に枢着される。連結部材34がジョイント32
を、垂直支持部材24の頂部の上に装着されたキャップ
38に取り付けられたスイベル連結部36に相互に連結
する。
【0019】ここで図1および図4〜9を参照してCM
M10について詳しく説明する。図5に最も良く示され
ているように、CMM10はベース14を有する。この
ベースは、第1の転送ハウジング40を含む2つの転送
ハウジングの第1のセットに連結される。第1の転送ハ
ウジング40は第2の転送ハウジング42(転送ハウジ
ング40に対して横に配置されている)に連結される。
第1の延長部材44が、第3の転送ハウジング46を含
んでいる2つの転送ハウジングの第2のセットに固着さ
れる。第3の転送ハウジング46は第4の転送ハウジン
グ48に対して横に取り付けられる。第1の延長部材4
4は転送ハウジング42と46の間に垂直に位置する。
第2の延長部材50が転送ハウジング48に整列して固
着される。頑丈な延長部材50は、第5の転送ハウジン
グ52を含む2つの転送ハウジングの第3のセットに取
り付けられる。第5の転送ハウジング52は第6の転送
ハウジング54に横に取り付けられる。第5の転送ハウ
ジング54にはハンドル/プローブ組立体56が取り付
けられる。
【0020】一般に(および後で詳しく説明するよう
に)、位置検出トランスデューサは6つの転送ハウジン
グ40、42、46、48、52、54のおのおのに取
り付けられる。各転送ハウジングは軸受支えとトランス
デューサ区画で構成される。それから、45度の角度で
曲げられている取り付けねじ(図6)を用いて、それら
のトランスデューサ区画は相互に円筒形状に取り付けら
れる。ベース14のところには、腕12を標準的な垂直
構造で支持するための釣り合わされたばね装置60があ
る(図8)。
【0021】次に図6Aおよび図7を参照して転送ハウ
ジングおよびそれの内部構造について詳しく説明する。
図6Aは転送ハウジングの分解図であり、図7は、横に
向けて取り付けられた転送ハウジング(他は転送ハウジ
ング46および48)の拡大図を示すことがわかるであ
ろう。各転送ハウジングは内部キャリヤ62と外部ケー
シング64を含む。内部キャリヤ62と外部ケーシング
64の間の機械的安定性は、それぞれの円錐レース7
0、72を押し付けるように位置させられている2個の
対向して位置する(たとえば、向き合って配置されてい
る)円錐形ころ軸受66、68によって保たれる。円錐
レース70、72は外部転送ケーシング64の内部に永
久に取り付けられる。軸122がキャリヤ62から延長
してねじ74に終端する。円錐軸受66と69は焼き入
れ鋼で製作することが好ましく、レース70、72も焼
き入れ鋼で製作する。
【0022】転送ケーシング48の組立中に、ナット7
3を用いて圧縮力を加える。そのナットは雄ねじに特定
のトルクで締め付けられて、応力を予め加えられた支持
状況を提供し、通常加えられる負荷の下で軸線方向の運
動以外の運動を行わなくする結果をもたらす。手動取扱
い中には輪郭を低くすること、すなわちそのような腕を
必要とするため、およびそれに付随して全体のスチフネ
スを減少させる必要があるために、キャリヤ62とケー
シング64の間の境界部にスラスト軸受76を取り付け
ることも好ましく、実際にある用途においてはそうする
ことが求められる。スラスト軸受76は転送ハウジング
のキャリヤ62とケーシング64の間を一層機械的に補
強する。スラスト軸受76は5個の素子、すなわち、ス
ラスト調整環300と、平らな環状レース302と、こ
ろ軸受および籠304と、環状レース306と、向き合
うスラスト・カバー308とを備える。スラスト軸受7
6は一連の設定ねじ78によって調整され、高い曲げス
チフネスを提供する。トランスデューサ、(Heind
enhainからMini−Rod、部品番号450M
−03600の商品名で市販されているような符号器8
0が好ましい)、がユニバーサル装着板82に装着され
る。この装着板82は転送ケーシング内に装着される。
ユニバーサル装着板82は、トランスデューサ80の製
作の変更、したがって取り付けねじの構成の変更を装着
板82の変更によって対処できるように、部品の生じ得
る入手問題を満たすという点で重要である。装着板82
は、隅を丸められた三角形の板として図6Bに示されて
いる。図6Bはねじ部材88、90と、ピン86と、結
合器84も示す(それらについては後で全て説明す
る)。
【0023】符号器80を用いる高確度回転測定には、
符号器へ負荷が加えられないこと、転送ケーシングの軸
線と符号器の軸線との間に小さいを不一致があるにも拘
らず、転送ケーシングの運動を符号器まで正確に送るべ
きである。確度転送誤差は出版されている符号器の文献
から当業者にとっては周知である。符号器80との通信
は、RembrandtからB1004R51Rの名称
で市販されているような結合器84を介して行われる。
符号器80を転送ケーシング64に最終的に結合するた
めに延長軸86を利用する。軸86はねじ孔74にねじ
込まれた止めねじ88、90を用いて結合器84とキャ
リヤ62の端部に取り付けられる(図7参照)。本発明
の重要な特徴に従って、電子プリアンプ・ボード92が
符号器80に非常に近接して位置し、キャップ・カバー
96の内側に装着される(雄ねじ94で)。キャップ・
カバー96は雄ねじ97によって転送ケーシング64に
取り付けられる。転送ハウジング98がキャップ・カバ
ー96を雄ねじ97と100によって転送ケーシング6
4に取り付ける。転送ハウジングの環境に対する密封
は、ジョイントに設けたOリング溝102の内部に標準
のゴム製Oリング104をはめ込むことによって行われ
る。回転端部止め106(後述する)が図6Cに最も良
く示されている。この回転端部止め106は正方形の金
属ハウジングを含む。このハウジングには開口部が貫通
している。回転端部止め106はハウジングの開口部に
ねじこまれたボルト108を用いてケーシング64に取
り付けられる。長期間の使用による摩耗を防止するため
のワイヤを通すハトメが、キャリヤ62の場所110と
ケーシング62の場所112に設けられる。隣接する2
つの転送ケーシングの相対的な向きを維持するために、
位置決定ピン114が、キャリヤ62に設けられてい
る、そのピンの形に対して相補的な形を持つ受け116
により受けられる。
【0024】図7を参照する。環境上の理由およびその
他の理由で、全てのワイヤを見えないように完全に隠
し、したがって、腕12の内部に収めることが重要であ
る。図7は、相互に垂直に装着され、ワイヤが通ってい
ることを示す2つの組立てられた転送ハウジング46、
48を示す。CMM10の使用中に、符号器80からの
符号器情報がワイヤ118を介してそのプロセッサ・ボ
ード92に送られる。それからその情報は増幅されてか
ら、機械加工された通路120により腕を通される。そ
れからワイヤ118は転送ケーシング64の内部キャリ
ヤ62の軸122の通路120と、ハトメ孔124を通
る。その時にそのワイヤは、転送ハウジング46の外部
ケーシング64に機械加工された大きい空所126中に
入る。空所126によって転送ケーシングの回転中に編
組ワイヤをコイル状にすることができ、ワイヤの摩耗を
生じないように、およびワイヤの曲りを最小限にするよ
うに、空所126は構成される。しかし、ワイヤは完全
に回転する全体の性能を制限するので、不完全な球面状
溝128を形成する。その溝の内部に端部停止ねじ13
0が位置する。その端部停止ねじは完全回転を、この場
合には330度までに制限する。通過通路120とワイ
ヤをコイル状にする空所126は各転送ケーシングにお
いて引き続いて繰り返され、ベース14に設けられてい
るコネクタまでワイヤがそれ自身の経路を順次とれるよ
うにして、ワイヤが露出することがないようにする。
【0025】次に図8を参照する。アルミニウム腕およ
び各種の軸受ならびにトランスデューサの構造の結果と
して、CMM10のプローブ・ハンドル組立体56にお
ける累積重量が約10〜15ポンドになる。正常な環境
の下では、これによって使用中の疲労が非常に大きくな
り、従ってそれに対して釣り合いを取らねばならない。
携帯可能性を考慮すると、重量釣り合いおもりは装置の
総重量を大幅に増大するので、重量釣り合いおもりは好
ましくない。したがって、好適な実施例においては、プ
ラスチック・ケーシング134内に収められて、ベース
14において4転送ハウジング42に装着されて、腕1
2を持ち上げるねじりバネ132を含む釣り合いを設け
ることにより装置60を用いて釣り合いをとる。全体の
プレストレスに影響を及ぼす種々の位置にコイル状ねじ
りバネ132が装着され、従って種々の長さおよび種々
の重量の腕12で使用できる。同様に、腕12の重さ
と、後退したバネの作用とのために、腕を保管位置に再
び位置させたときに大きな衝撃荷重が生ずることがあ
る。腕を後退させた時に腕の大きな衝撃を阻止するため
に、釣り合いおもりばね装置60のプラスチック・ハウ
ジング142内にピストン衝撃吸収機134も組み込ま
れる。この結果として、衝撃荷重が吸収され、休止位置
へ徐々に緩んでいくことになる。図8は押されている状
態にある衝撃吸収機134を示し、図16〜18は完全
に延びた位置にある衝撃吸収機134を示すことがわか
るであろう。
【0026】図9Aおよび図9Bにプローブ・ハンドル
組立体56の平面図と底面図がそれぞれ示されている。
このプローブ・ハンドル組立体56は鉛筆またはピスト
ルの銃把6として保持されるようになっており、データ
収集のための2個のスイッチ(図9Aにおける物品15
0、152)と、希望によって使用する電子装置を接続
するためのコネクタ(図9Bにおける物品154)と、
各種のプローブを取り付けるためのねじこみ式装着部材
156とを有する。CMM10は手動測定装置なので、
ユーザは測定を行うことができなければならず、それか
ら測定を受け入れることができるか否かをCMM10に
ついて確認しなければならない。これは2個のスイッチ
150、152を用いて行われる。前方スイッチ150
を用いて三次元データ情報を取り、後方スイッチ152
を用いてその情報を受け入れられるかどうかを確認し、
それをホストコンピュータ18に送る。スイッチ外囲器
158(ハウジング150、152)の後方にコネクタ
154が設けられる。このコネクタは何本かの電源線
と、レーザ走査装置または接触プローブなど、いくつか
の希望の付属機器へ全体的に接続するためのアナログ−
デジタル変換器線とを有する。
【0027】各種のプローブをハンドル組立体56にね
じ込みにより取り付けることができる。図10Aには直
径1/4インチの硬いボール・プローブ158が示さ
れ、図10Bには点プローブ160が示されている。両
方のプローブ158、160は装着部材156に(雄ね
じ部材157を用いて)ねじ式に取り付けられる。その
装着部材はプローブ・ハウジング58にねじ式に取り付
けられる。装着部材156は、レンチを使用してのプロ
ーブの着脱を容易にするために複数の平らな表面も含
む。
【0028】次に図11と図12を参照して制御器すな
わち直列ボックス16について説明する。図11は制御
器すなわち直列ボックス16の前面パネル162を示
す。この前面パネル162は電源表示灯164と、誤り
状態表示灯166と、各転送ハウジング内に配置されて
いる6個のトランスデューサ(1〜6で示されている)
にそれぞれ対応する6個の表示灯20とを含む8個の表
示灯を有する。電源が投入されると、腕12へ電力が供
給されたことを電源表示灯164が表示する。その時
に、6個のトランスデューサ表示灯の全てが6個のトラ
ンスデューサのおのおのの状態を表示する。本発明の好
適な実施例においては、トランスデューサは増分デジタ
ル光学的符号器80であって、照合を必要とする。(あ
まり好適ではない実施例においては、トランスデューサ
はアナログ装置とすることができる。)したがって、起
動されると、6つのジョイント(たとえば、転送ハウジ
ング)のおのおのを回転させて、6個の表示灯が消える
時刻である基準位置を見付けなければならない。
【0029】本発明の重要な特徴によれば、使用中に、
トランスデューサのいずれかがそれの回転端部停止10
6へ2度以内から接近したとすると、その特定のトラン
スデューサに関連する表示灯が点灯し、かつ可聴音が鳴
って、ユーザーが端部停止へ接近し過ぎたこと、従って
腕の向きを現在の測定のために再調整すべきことをユー
ザーへ指示する。直列ボックス16は測定を続けるが、
そのような端部停止状態が除去されるまではデータを取
ることは許されない。この端部停止機能を必要とする典
型的な状況は、特定のトランスデューサがそれの端部停
止限界まで回転し、したがって、腕へ力を加えて測定さ
れない偏向および測定の不正確さを行わせることによっ
て、自由度が失われるような場合である。
【0030】測定中の任意の時刻に、通信および計算に
おける種々の誤りが起こることがある。それらの誤りは
誤り状態表示灯の明滅によりユーザーへ知らされ、それ
から6つのトランスデューサの表示灯の組合わせが符号
によって特定の誤り状態を指示する。前面パネル162
は、英数字誤り警告および端部停止警告を与える英数字
LCDパネルを代わりに利用できることがわかるであろ
う。
【0031】次に図12を参照する。直列ボックス16
の背面パネル168は各種の標準PCコネクタと、マイ
クロプロセッサをリセットするリセットボタン170を
含むスイッチと、空気循環用AC入力ファン172と、
標準PC ATキーボード用コネクタ174と、直列ボ
ックス16の内部動作監視VGAボード用コネクタ17
6と、CMMデータ用の各種の信号線を受けるためのコ
ネクタ178と、ホストコンピュータ18のための標準
RS232コネクタ用コネクタ180とを含む。
【0032】直列ボックス16はCMMの温度を監視
し、それの運動を記述する運動学と数学を、温度変化に
よる各種の部品の膨張収縮を記述する式に従って実時間
で修正する。この目的のために、および本発明の重要な
特徴に従って、温度監視ボード182(温度トランスデ
ューサを含む)がカバー184の内部の第2のジョイン
ト42の場所に設けられる(図4、図5参照)。CMM
10の外部は航空機級アルミニュウムで製作し、陽極酸
化することが好ましい。ステンレス鋼で製作する取り付
けねじを除き、腕12全体を同じ材料で製作することが
好ましい。腕12の膨張収縮特性を一様にし、電子的補
償を一層行いやすくするために同じ材料を全体にわたっ
て使用する。一層重要なことに、広い温度範囲にわたっ
て全ての部品の間で極端な安定性が求められるために、
部品の間に熱膨張の差が存在しないことが求められる。
先に述べたように、温度トランスデューサ182を転送
ハウジング42の所に配置することが好ましい。という
のは、その場所が最大質量の領域、従って大きい温度変
動の後で最後に安定する領域を定めるものと考えられる
からである。
【0033】次に、CMM10および直列ボックス16
の電子装置の全体のブロック図が示されている図13を
参照する。6つの符号器80が示されている。信号転送
中のノイズの混入を最少にするために、各符号器に増幅
器ボード92が接近して配置される。希望によってはポ
ート154を設けることができる。このポートは、各種
の付属機器を取り付けるためにハンドル56において利
用できる6ピン・コネクタである。測定プロセスを直列
ボックス16へ指示するための2個の制御ボタン15
0、152も示されている。
【0034】温度トランスデューサに温度回路板182
が組合わされる。その温度回路板は図13に示すように
腕12内にも配置される。本発明の更に別の重要な特徴
によれば、温度回路板182はEEPROMボードを有
する。そのEEPROMは小型のコンピュータ化した記
憶装置(電気的消去可能プログラム可能読出し専用メモ
リ)であって、腕における種々の特定の較正データおよ
び一連番号データを含むために用いられる(図19〜図
21についての説明を参照されたい)。これは本発明の
非常に重要な特徴であって、CMM10を非常に良く制
御でき、重要なことに、ソフトウエアおよび腕の不注意
による混乱を排除するものである。このことは、CMM
腕12が、別のマシンにより別々にサービスすること、
または切り換えることあるいは両方を行うことを必要と
することがある直列ボックス16に、特定の較正データ
が常駐することを必要としない自律装置であることも意
味する。
【0035】それから、腕の電子装置からの電子データ
およびパルスデータが、組合わされているアナログ−デ
ジタル変換器/デジタル計数ボード186へ送られる。
そのアナログ−デジタル変換器/デジタル計数ボード
は、112ビット・アナログ−デジタル変換器および多
チャネル16ビット・デジタル・カウンタを備えた、対
にされたセットである。アナログ−デジタル変換器/デ
ジタル計数ボード186は直列ボックスの標準バス上に
位置する。計数情報がコア・モジュール188(Amp
roから部品番号CMX−286−Q51として入手で
きるような、市販されているIntel286を含む)
と、直列ボックスにやはり常駐して、EEPROMに記
憶されているプログラムとを用いて処理される。それか
ら後続するデータが直列通信ポート189を通って送ら
れる。
【0036】マイクロプロセッサをベースとする直列ボ
ックス16は、CMM10に特有の計算の前処理を、ホ
スト・レベルの処理を必要とせずに、行うことが可能で
ある。そのようなプリプロセッサ計算の典型的な例が、
座標系変換、単位変換、中間ジグを用いることによる1
つの座標系から別の座標系への蛙跳びと、2個のボール
(ANSI B89ボールバーにおけるような)の間の
距離の計算を含む、ある証明手続きの実行と、各種のホ
ストおよびユーザー・プログラムへダウンロードするた
めに求められる特定のフォーマットでデータを出力する
こととを含む。
【0037】直列ボックスは、PC、MSDOS、Wi
ndows、Unix、Apple、VME、およびそ
の他のものを含めた各種のホスト・フォーマットと通信
するために構成される。このようにして、直列ボックス
は生のトランスデューサ・データを受けながら処理し、
ホストコンピュータの情報要求すなわちポーリングに、
希望の三次元位置情報または三次元向き情報で応答す
る。直列ボックスの言語は、シリアルポートをドライブ
し、CMM10と通信するように、マイクロプロセッサ
188中のドライバすなわちコンピュータ通信サブルー
チンがホストコンピュータの言語で書込まれるようなフ
ォームである。この機能は「知能マルチプロトコル・エ
ミュレーションおよびオートスイッチング」機能と呼ば
れ、次のように作用する。すなわち、各種のホストプロ
グラムをホストコンピュータにインストールできる。そ
れらのホストプログラムはシリアルポートを、直列ボッ
クスが応答せねばならない各種の要求でポーリングす
る。各種のポピュラーなソフトウエアに対してシリアル
ポートにおけるポーリングすなわち質問に対する応答の
ために、いくつかのプロトコルが直列ボックス中に予め
プログラムされている。ソフトウエアによるポーリング
要求が特定の応答を要求する。直列ボックスはポーリン
グ要求を受け、どのプロトコルにそれが属しているかを
定め、適切なやり方で応答する。こうすることによって
CMM10と、コンピュータ支援設計および品質管理ソ
フトウエア、たとえば、Autodesk社のAuto
Cad(登標)、Cadkey社のCADKEY(商
標)その他のCADプログラム、およびGeomet
Systems社のGEOMETと、Brown Sh
arpe社のMicromeasure IIIのよう
な品質管理プログラムなど広範囲なアプリケーション・
ソフトウエアとの間の明らかな通信を行えるようにされ
る。
【0038】次に、本発明の三次元CMMの動作につい
て説明する。電源が投入されると、直列ボックス16中
のマイクロプロセッサ188は自己検査手順を開始し
て、電力を機器ポートを介してCMM10の腕12に供
給する。マイクロプロセッサと、EEPROM182に
常駐しているソフトウエアとが、電力を最初に供給した
時に符号器80のいずれも初期化されていないことを判
定する。したがって、マイクロプロセッサ188は信号
を表示ボードへ送って表示灯20の全てを点灯させて、
参照する必要があることを表示する。それからユーザー
が腕を機械的に動かす。そうすると腕はトランスデュー
サにそれの範囲を個々に走査させる。その時には参照マ
ークがパスさせられる。参照マークがパスされると、デ
ジタル・カウンタ・ボード186がそれの場所をトラッ
プすることによって応答し、トランスデューサが参照さ
れたことを前面表示ボード20で確認し、それから表示
灯を消す。全てのトランスデューサが参照されると、C
MMはホストとの間の直列通信を設定し、以後の命令を
待つ。ハンドル56の前方ボタンまたは後方ボタンを押
すと測定プロセスを初期化する。前方ボタン150を押
すと現在のトランスデューサ指示が捕らえられる。後方
ボタン152を押すと、それらの値を三次元座標へ変換
し、シリアルポートを通ってホストコンピュータ18へ
送るようマイクロプロセッサに指示する。それから、ホ
ストコンピュータ18と直列ボックス16は相互のシリ
アルライン要求に反応し続ける。
【0039】次に図19、図20および図21を参照す
る。CMM10の組み立てに続いて、組み立てまたは機
械加工における測定されるどのような不完全も考慮する
ために、プログラム・ソフトウエアを変更することによ
って装置を最適化すなわち較正する。最初の較正は本発
明の重要な特徴であって、2段階で行う。第1の段階
は、位置、向きおよび装置のボリューム全体にわたる次
元を含む各種の次元測定を行う。それから、各ジョイン
ト軸において生ずる実際の整列の狂いを決定し、従って
腕の運動を記述する運動式を調整するために最適化ソフ
トウエア・プログラムを用いる。これの全体的な結果と
して、不完全な機械加工および不完全な組み立てが、そ
れらの不完全さの識別および装置の運動中にそれらの不
完全さを含ませることによって、完全にさせられること
になる。
【0040】図19および図20A〜20Eを参照し
て、データの量が膨大であること、およびそれらのデー
タを正確かつ容易に得られることという要求のために、
較正および試験ジグが320で示されている。ジグ32
0は大きい花崗岩の板322で構成される。この花崗岩
板へ隔てられた2つの塔324、326が取り付けられ
る。それらの塔は水平面内で360度回転できる。CM
M10は塔326へ取り付けられ、調整可能な次元試験
ジグ320が別の塔324へ装着される。ジグ320は
延長可能な垂直腕328に装置される。その腕は塔32
4の貫通開口部330の内部で垂直に移動可能である。
腕328は完全に伸ばされた位置にある様子が示されて
いる。
【0041】図19と図20を更に参照して、調整可能
な次元試験ジグ320は、24インチの棒332と、そ
れの長さに沿って位置させられる一連の孔336と、2
4インチの精密ステップ・ゲージ338(図20A〜図
20Eに詳しく示されている)とで構成される。棒33
2の上には1組の精密ボール334が設けられる。試験
ジグの種々の位置と、腕のボリュームの全ての領域とに
おける孔の位置、ステップの位置およびボールの位置を
測定するために腕332が用いられる(図29参照)。
それからこのデータを最適にする。要約すれば、この重
要な最適化手順を下記のように記述できる。物体の所定
の位置および向きを持つ標準試験ジグ320を腕10に
よって測定する。それからそのデータを、相対的な位置
の狂いと、腕の全ての主な部品の寸法とを提供するため
に作成された多変数最適化プログラムを用いて処理す
る。最適化を行った時に、腕の全体の特性を含む較正フ
ァイルを作成する。それらの全体の特性および以後のト
ランスデューサの指示を種々の運動式で組み合わせる。
そうすると絶対座標系でのX、Y、Zのそれぞれの値が
発生される。
【0042】性能を一層最適にするために、CMM10
のベース14へ取り付けられている着脱可能なマウント
194から新規な基準ボール192が横へ延長する(図
14、図15参照)。基準ボール192をベース14の
所に配置することによって、ボール92はX軸、Y軸お
よびZ軸に対応する装置の絶対原点(0,0,0)を表
す。基準ボール192の位置は既知であるから、図15
に示すように、先端部を位置させることによって本発明
は、デジタイザの先端部158の座標をCMM10の最
後のリンクに関連して決定できるようにされる。この位
置を知ることによって、CMM10は続いて測定したと
きにボールの中心位置を決定できる。一般的な意味で
は、これは、特定の用途に応じて各種のプローブを取り
付けることができ、各プローブを基準ボールに対して較
正できる。
【0043】本発明のCMMは可搬型なので、種々の環
境において取扱い方の大きな誤りや、位置決めのやり直
しを受けることがある。したがって、便利な保守スケジ
ュールに従って装置を使用する前に、ユーザーがある程
度の体積確度を決定できるようにするプロトコルを本発
明は含む。体積確度というのは、ASME ANSIB
891.1.12(1989)規格に従って、装置がそ
れの作業ボリューム中で種々の向きに位置する固定長を
装置が測定するための能力、として定義される。図16
は、第1のボールバー手法を用いてこれを行う本発明の
性能を示し、図17、図18は第2のボールバー手法を
示す。
【0044】図16は標準的なボールバー196を示
す。そのボールバー196の各端部に精密球面ボール1
98、200が設けられる。それらのボール198、2
00は2個の磁気ソケット202、204の中にそれぞ
れ装着される。ソケット202はCMM10のベース1
4に配置され、ソケット204はプローブ・ハンドル5
6の所に配置される。腕12が動くにつれて、ソケット
202、204とボール198、200は回転してこの
運動を行えるようにし、CMM10はボール200の中
心と、ハンドル56におけるソケット204と、ベース
14におけるボール198との間の固定されている距離
を測定することを求められる。もちろん、ベース14に
おけるソケット202はCMM10の0、0、0座標を
表すこと、およびそれから直列ボックス16中の較正ソ
フトウエアが0、0、0からプローブの所のボールの中
心までのベクトル長さを計算し、試験中はもちろん変化
しないこの長さを、ハンドルおよびその他のジョイント
との多数の構成および回転にわたって、ボリューム全体
を通じて絶えず測定しなければならないことを記憶され
たい。
【0045】ハンドルにおけるソケット204は、ハン
ドルにおける特定のプローブの確度を実証することを希
望する時には、不便で、決定的でないものになりがちで
あることがわかるであろう。したがって、本発明の重要
な特徴に従って、図17に206で示されているような
新規な円錐ソケット・ボールバーが用いられる。円錐ソ
ケット・ボールバー206は一端に円錐208を含み、
他端に2個のボール210、212を含む。円錐および
ボールは、曲がった部分209を有するバー207によ
って相互に連結される。バーの角度αは20度を含むこ
とが好ましい。ボール212は、バー207から横に延
びるマウント211に取り付けられる。ボール・プロー
ブ158または点プローブ160が1つの円錐ソケット
208の中に位置し、ボール210をCMM10のベー
ス14の標準磁気ソケット202中に装着できる。図1
6の較正方法におけるように、ボールおよびバーのいく
つかの位置とジョイント位置を測定し、円錐ソケット2
08とボール210との間の距離を一定に保たなければ
ならない。ユーザーが機械の離れている方の側(要素2
14によって示されている位置)に到達できないであろ
うというのがソケット202の位置決めの性質である。
そのために、図18に示すようにボール212が使用さ
れる。こうすることによって、ボール212の中心と円
錐ソケット208の中心との間の距離を測定するため
に、CMM10の反対側の離れている方の側に到達する
ように、ユーザーが円錐ボールバー206を位置させる
ことができるようにされる。
【0046】本発明に従って、多軸工作機およびロボッ
トのようなコンピュータ制御装置のための作業経路をプ
ログラミングするためにCMM10を用いる新規な方法
が得られる。先に述べたように、ロボット及び多軸工作
機の使用可能性における大きな制約は、溶接ロボットま
たは研磨ロボットによるような機能、あるいは複雑なプ
ラスチック型を機械加工することを求められる工作機に
おけるような機能を行うための努力において入り組んで
絡み合っている工具の経路をプログラムするために時間
と労力を要することである。しかし、本発明の自由度が
6個である電子ゴニオメータ装置はプローブの端部にお
けるX、Y、Z位置およびプローブのI、J、Kすなわ
ち方向余弦すなわち向きを提供する。そのようなコンピ
ュータ制御装置をプログラミングするための新規な方法
においてそれらの位置および向きの全てを使用できる。
プログラミングされている多軸装置またはロボットの機
能性を決定するのはこの位置または向きあるいは両方で
ある。回転の6番目の軸は切断機または研磨機の回転
軸、あるいはロボットの6番目の軸に装着されている固
定位置溶接グリップである。
【0047】本発明の多軸装置のプログラミングは3
軸、4軸、5軸、6軸、7軸およびそれより多い回転軸
を含むあらゆる自由度に適用されることがわかるであろ
う。たとえば、自由度を3個しか持たない座標測定機は
位置データまたは向きデータ(位置データと向きデータ
の両方ではなくて)を測定し記憶でき、かつ工具経路す
なわち製作作業手順を3軸(またはそれ以上)マシニン
グセンタまたはロボットに供給できる。少なくとも5度
の自由度を持つCMMは位置(X,Y,Z)および向き
(I,J,K)についてのデータを5軸(またはそれ以
上)のマシニングセンタまたはロボットに供給する。
【0048】本発明の方法に従って、および図22の流
れ図のステップA〜Dに概略述べられているように、ユ
ーザーは、工具経路すなわち製作作業をエミュレートす
るためにデジタイザ端部におけるシミュレートされる工
具で、本発明の取扱いが容易で、軽量の受動電子ゴニオ
メータ装置を簡単に手動操作し、CMMは製作工具の
X、Y、ZデータまたはI、J、K向きデータを所定の
速度で累積する。それから、電子ゴニオメ−タ10を用
いてエミュレートした運動を再現するために、そのデー
タは工業規格フォーマットに従って、ロボットすなわち
マシニングセンタのようなCNCすなわちコンピュータ
数値制御装置に転送される。
【0049】コンピュータ制御5軸工作機へ適用される
この方法の一例が図23A〜23Cに示されている。図
23Aには多軸マシニングセンタで複製せねばならない
複雑な部品が示されている。この例においては、複雑な
部品はうさぎチョコレートを製造するための型400で
ある。型400を複製するために、マシニングセンタを
求められている工具経路でプログラミングしなければな
らない。工具経路は位置(X,Y,Z)または向き
(I,J,K)、あるいは両方によって定められる。5
軸(またはそれ以上)マシニングセンタまたはロボット
をプログラムすることを求められたとすると、位置と向
きの両方についてのデータを必要とする。3軸マシニン
グセンタすなわちロボットをプログラムすることを求め
られたとすると、位置だけまたは向きだけの情報を必要
とする。
【0050】図23Bにおいて、CMM10は、測定腕
12の端部におけるハンドル/プローブ組立体56にお
けるコレットに取り付けられた切削工具402(または
シミュレートした切削工具)を有する。それからユーザ
ーは線404によって示されているような希望の工具経
路をシミュレートする(図22におけるブロックA)。
先に詳しく説明したように、測定腕22は工具402の
位置と向きを記録し、このデータを工業フォーマット化
したデータ・ファイルに保管(または記憶)する(図2
2のブロックB)。
【0051】次に図23Cを参照する。記憶されたデー
タ・ファイルを多軸マシニングセンタ406のマイクロ
プロセッサにロードする(図22のブロックC)。それ
から、CMM10によって最初に得た位置データおよび
向きデータに基づいて、複雑な部品(うさぎチョコレー
トの型400)を工作機408によって複製すなわちエ
ミュレートする(図22のブロックD)。
【0052】この点において、ユーザーは工具経路、ま
たは速さのような別の切断パラメータ、あるいは両方を
最適にできる。もっと多くのデータを求められたなら
ば、更に別のシミュレーション(たとえば、図22のブ
ロックA〜Cを反復できる)を行い、データを元のデー
タセットに追加できる。CMMは人間によって操作され
るから、データにはジッタ等によってひき起こされるい
くらかの誤りを含むことになる。したがって、CNC
Software社によるMASTERCAM、または
Surfware社によるSURFCAMのような既知
の平滑化または純化CAD/CAMプログラムで処理す
ることが好ましい。
【0053】図24はロボット応用に関連した本発明の
方法の例を示す。多軸ロボット用製作作業のプログラミ
ングは図22A〜図22Dまたは図23A〜図23Cに
記載されているステップと同じステップを利用する。こ
の場合には、複雑な部品の表面を研磨するというような
製作作業に使用されるロボットは、測定腕12の端部に
設けられている研磨ディスク工具410の使用によって
「シミュレーション訓練される」。位置データと向きデ
ータはCMM10によって記憶され、それからデータ・
ファイル(ロボット工業規格フォーマットの)がロボッ
ト・プロセッサにロードされ、または実行され、あるい
はロボット・プロセッサへのロードと、実行の両方が行
われる。本発明の方法にとって有用なロボット(および
機械加工)作業の別の例には切削、機械加工、つや出
し、研削、塗装、清掃および溶接が含まれる。
【0054】以上、好適な実施例について説明したが、
本発明の要旨および範囲を逸脱することなしに種々変更
および置換を行うことができる。したがって、本発明を
例によって説明したこと、その説明は本発明を限定する
ものではないことを理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】座標測定機と制御器ボックスおよびホストコン
ピュータを含む本発明の三次元測定装置の正面図であ
る。
【図2】運動可能な腕に取り付けられた直列ボックスに
装着されたホストコンピュータを示す側面図である。
【図3】経緯儀台に装着された本発明の三次元測定装置
の側面図である。
【図4】図1に示すCMMの背面図である。
【図5】図1のCMMの部分縦断面図である。
【図6A】図1のCMMにおいて用いられる転送ハウジ
ングの分解側面図である。
【図6B】図6の線6A−6Aに沿う図である。
【図6C】図6の線6B−6Bに沿う図である。
【図7】組み立てられて横に向けられた2つの転送ハウ
ジングの横断面図である。
【図8】図1のCMMに用いられる釣り合いおもりを設
けられたばねの拡大側面図である。
【図9A】図1のハンドル/プローブ組立体の平面図で
ある。
【図9B】図1のハンドル/プローブ組立体の底面図で
ある。
【図10A】ボールプローブの側面図である。
【図10B】点プローブの側面図である。
【図11】図1の制御器ボックスの拡大正面図である。
【図12】図1の制御器ボックスの拡大背面図である。
【図13】図1の三次元測定装置の電子部品のブロック
図である。
【図14】プローブ先端部較正装置を示す図1のCMM
の側面図である。
【図15】プローブ先端部の較正方法を示す概略平面図
である。
【図16】ボールバーで較正されている図1のCMMの
側面図である。
【図17】新規な円錐ボールバー装置によって較正され
た図1のCMMの側面図である。
【図18】新規な円錐ボールバー装置によって較正され
た図1のCMMの側面図である。
【図19】最適化ジグを用いて図1のCMMを最適にす
る方法を示す側面図である。
【図20A】図19のジグで用いられる精密ステップ・
ゲージの正面図である。
【図20B】図19のジグで用いられる精密ステップ・
ゲージの背面図である。
【図20C】図19のジグで用いられる精密ステップ・
ゲージの平面図である。
【図20D】図19のジグで用いられる精密ステップ・
ゲージの右側面図である。
【図20E】図19のジグで用いられる精密ステップ・
ゲージの左側面図である。
【図21】図19の装置を用いて図1のCMMを最適に
する方法を示す略図である。
【図22】本発明のCMMを用いてコンピュータ制御工
作機およびロボットをプログラミングするための方法ス
テップを示す流れ図である。
【図23A】コンピュータ制御工作機に関連して実行さ
れている図22の方法の逐次線図である。
【図23B】コンピュータ制御工作機に関連して実行さ
れている図22の方法の逐次線図である。
【図23C】コンピュータ制御工作機に関連して実行さ
れている図22の方法の逐次線図である。
【図24】コンピュータ制御ロボットに関連して実行さ
れている図22の方法の線図である。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)受動三次元座標測定機(CMM)
    の測定腕を、選択した三次元経路または三次元動作を介
    して動作させるステップと、 (2)(a)位置および(b)向きの少なくとも一方の
    三次元データをステップ(1)から発生し、そのデータ
    を記憶するステップと、 (3)前記データを多軸装置の制御器に転送するステッ
    プと、 (4)前記多軸装置に、CMMによって発生された前記
    データに基づいて、選択した経路または選択した動作を
    繰り返させるステップとを含むことを特徴とする、コン
    ピュータ制御多軸装置をプログラミングする方法。
  2. 【請求項2】 前記多軸装置が、少なくとも3本の軸を
    有する装置を備え、ステップ(2)において発生したデ
    ータが位置データまたは向きデータを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記多軸装置が少なくとも5本の軸を有
    する装置を備え、ステップ(2)において発生したデー
    タが位置データまたは向きデータを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記多軸装置が機械加工装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記多軸装置がロボットを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記製作動作が、溶接、研磨、切断、機
    械加工、つや出し、研削、塗装および清掃から成る群か
    ら選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 繰り返す経路または動作を、ステップ
    (1)〜(3)を繰り返すことによって最適にするステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ステップ(2)から発生したデータを平
    滑化するステップを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 CAD/CAMコンピュータ・プログラ
    ムを用いて前記データを平滑化することを特徴とする請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記CMMが6個の自由度を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記CMMが、 両側の第1の端部および第2の端部を有する可動腕と、 前記可動腕の前記第1の端部に取り付けられたサポート
    ベースと、 前記可動腕の前記第2の端部に取り付けられたプローブ
    と、 電子回路手段とを備え、前記腕が、選択したボリューム
    内で前記可動腕が動くことができるように、おのおの1
    つの自由度に対応する複数の継手を含み、各前記継手が
    トランスデューサ手段を収めるための回転転送ハウジン
    グを備え、前記トランスデューサが位置信号を発生し、 前記電子回路が、前記トランスデューサから前記位置信
    号を受けて、選択されたボリューム内の前記プローブの
    位置に対応するデジタル座標を供給することを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記転送ハウジングが、 それから延長する軸を有するキャリヤと、 前記キャリヤの前記軸を受けるための開口部が貫通して
    いるケーシングと、 前記開口部内の前記軸におけるころ軸受手段とを更に含
    むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記転送ハウジングが、前記位置トラ
    ンスデューサを前記キャリヤに装着するためのユニバー
    サル装着板を含むことを特徴とする請求項12に記載の
    測定装置。
  14. 【請求項14】 前記転送ハウジングが、 前記位置トランスデューサに取り付けられた結合器手段
    と、 前記トランスデューサを前記キャリヤの前記軸に連結す
    る延長軸とを含むことを特徴とする請求項12に記載の
    測定装置。
  15. 【請求項15】 前記位置トランスデューサが符号器を
    備え、前記転送ハウジングが、前記符号器の近くの位置
    にある、増幅した信号を前記可動腕の外部へ送るための
    プリアンプ回路板手段を含むことを特徴とする請求項1
    1に記載の測定装置。
  16. 【請求項16】 前記転送ハウジングが、その転送ハウ
    ジングの機械的ストレスに起因する機械的過負荷を阻止
    するための端部停止指示器を更に含むことを特徴とする
    請求項11に記載の測定装置。
  17. 【請求項17】 前記腕の温度安定性を監視するため
    の、前記腕中の温度監視手段を含むことを特徴とする請
    求項11に記載の測定装置。
  18. 【請求項18】 前記腕中に装着され、特定の腕に特有
    の較正データおよび識別データで符号化されるEEPR
    OM回路板手段を含むことを特徴とする、請求項11に
    記載の測定装置。
  19. 【請求項19】 前記電子回路手段の少なくとも一部を
    含み、かつ前記位置データをホストコンピュータへ転送
    する前に位置データを予め処理するためのマイクロプロ
    セッサ手段を含む、前記腕と通信する個別直列ボックス
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の測定装置。
  20. 【請求項20】 前記個別直列ボックスが、前記位置ト
    ランスデューサの全てからのデータを同時に捕え、かつ
    捕えた前記データを前記マイクロプロセッサ手段に転送
    するためのアナログ−デジタル/デジタル・カウンタ回
    路板手段を更に含むことを特徴とする請求項19に記載
    の測定装置。
  21. 【請求項21】 各前記回転転送ハウジングが互換可能
    なモジュラ構成であることを特徴とする請求項11に記
    載の測定装置。
  22. 【請求項22】 ほぼ一貫して熱膨張率を維持するため
    にほぼ同じ材料で前記腕を構成することを特徴とする請
    求項11に記載の測定装置。
  23. 【請求項23】 前記腕が配線を含み、前記配線が前記
    腕と一体であることを特徴とする請求項11に記載の測
    定装置。
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