JPH07107648B2 - 物体間衝突検出装置 - Google Patents

物体間衝突検出装置

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JPH07107648B2
JPH07107648B2 JP62224232A JP22423287A JPH07107648B2 JP H07107648 B2 JPH07107648 B2 JP H07107648B2 JP 62224232 A JP62224232 A JP 62224232A JP 22423287 A JP22423287 A JP 22423287A JP H07107648 B2 JPH07107648 B2 JP H07107648B2
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憲司 嶋田
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インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • B25J9/1664Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
    • B25J9/1666Avoiding collision or forbidden zones
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • G05B19/4061Avoiding collision or forbidden zones
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明はコンピュータ・シミュレーションを用いて2
つの物体が衝突するかどうかを予め判別したり、その衝
突の位置や時刻を予め検出したりする物体間衝突検出装
置に関し、とくに高速でありながら十分な精度を実現で
きるようにしたものである。
この発明はロボットやNCマシーン等の制御に適用するこ
とができる。
なお以下の説明において衝突とは動いている物体が他の
物体とぶつかることをいい、干渉とは2つの物体が重な
りあっている状態をいう。
B.従来技術 生産の準備段階においてロボットの動作やNCマシーンの
加工過程を検証する際に形状モデルを利用したジオメト
リック・シミュレーションが有効であると認識されてい
る。このようなシミュレーションでは物体間の衝突検出
を行うことが重要である。たとえば生産ラインを止めず
にロボットに動作を教示する、いわゆるオフライン・ロ
ボット動作教示では、予めロボットと作業環境との衝突
またはロボットどうしの衝突をシミュレーションでチェ
ックすることが不可欠である。
従来の衝突検出手法はつぎの3つに大きく分類できる。
サンプリング法 この手法は、充分に小さい一定時間間隔Δtごとに移動
物体の位置、姿勢を求め、各サンプリング時の静止状態
の干渉問題を解くものである。この詳細については小沢
などの“オフラインロボット教示における高速干渉チェ
ックの一方法”(日本語)日本ロボット学会誌4巻2
号、pp5−13.1986年4月を参照されたい。
このサンプリング法はインプリメントが容易であるため
に多く用いられている。しかしサンプリングの時間間隔
Δtが大き過ぎると衝突を見逃す可能性が生じる。ま
た、Δtを小さくすると計算量が増加する。
包絡体生成法 この手法は移動物体が通過する空間をひとつの立体とし
て生成して、この立体どうしの干渉を調べるものであ
る。この包絡体生成法では包絡体を生成すること自体が
難しい。さらに、衝突の有無を知ることができても、そ
の発生時刻や発生状態が得られないという問題もある。
交点計算法 この手法は移動物体の面、稜線、頂点などの軌跡を時間
の関数として数式表現し、これらの間の方程式を解いて
交点を求めるものである。この手法の詳細についてはJ.
W.Boyseの“Interference Detection Among Solids and
Surfaces"Communication of the ACM,vol.22,No.1,pp3
−9 1979年を参照されたい。
交点計算法では純粋な回転運動や並進運動の場合には方
程式は解析的に解ける。しかし、一般的な運動の軌跡を
時間の関数として3次式で表現した場合には方程式は時
間に関して6次式、あるいは9次式になり収束計算によ
って解くために計算量が多くなってしまう。
いずれにしても3次元形状モデルを用いた移動物体間の
衝突検出において常に指摘される問題点は計算量の膨大
さである。この原因としては形状の複雑さと軌道の複雑
さの二つが考えられる。
形状の複雑さに関しては従来から考慮されてきた。計算
量を減じる最も単純な方法は正確な形状を含むような粗
い形状、例えば、包絡球、包絡直方体、包絡円柱などを
用いたラフチェックである。これは、 「衝突が起きるならば包絡形状どうしが衝突する」 という衝突が起きるための必要条件の対偶、すなわち、 「包絡形状が衝突しないならば衝突が起きない」 という衝突が起きないための十分条件を利用するもので
あり、その有効性はよく知られている。
しかし、もう一方の軌道の複雑さという観点から計算量
の増加を抑えることは、これまで提案されている手法で
は考慮されていない。そこで、この発明では、軌道に着
目して計算量の増加を抑える手法を提供する。
なおこの発明に関連する特許出願に特開昭58-22690号公
報および特開昭60-99591号公報がある。ともにサンプリ
ング法を採用するものであり、この発明のように軌道に
着目するものではない。
C.発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は少ない計算量で見逃しなく衝突を検出
でき、しかも衝突の時刻や位置も検出できる物体間衝突
検出装置を提供することを目的としている。
D.問題点を解決するための手段 この発明では、移動開始時または移動終了時における2
つの物体の間の最小距離が2つの物体のそれぞれの「最
大移動長」の和より大きいという条件が成立すれば、2
つの物体が衝突しないという原理を利用している。そし
て、その条件が満たされないときには軌道を分割し、分
割して得た小軌道について再度上述の条件をチェックす
る。このような手順を再帰的に実行して見逃しなく衝突
を検出する。また2つの物体の間の最小距離が所定の閾
値を下まわり近似的に衝突と同視しうるときには処理を
中止し、上述再帰的な手順が無限に実行されないように
している。
なお、物体の「最大移動長」とは物体の表面上の点の移
動長のうち最大のものをいうこととする。
E.実施例 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
しよう。
E1.衝突に関する判別条件 ここでは最初に、移動物体間に衝突が発生するための必
要条件を示し、さらにこの条件に基づいて衝突が発生し
ないための十分条件を導出する。
第2図に示すように、時刻ts≦t≦teにおいて物体Aと
物体Bとが移動したとき、 dmin(ts,A,B):時刻tsにおける物体間の最小距離 dmin(te,A,B):時刻teにおける物体間の最小距離 lmax(ts,te,A):ts≦t≦teにおける物体Aの最大移動
長 lmax(ts,te,B):ts≦t≦teにおける物体Bの最大移動
長 とする。ただし、物体の「最大移動長」とは物体の表面
上の全ての点の移動長のうち最大のものであることは上
述と同様である。
時刻ts≦t≦teにおいて物体Aと物体Bとが衝突する場
合には必ず以下の二つの条件が成立する。
条件P dmin(ts,A,B)≦lmax(ts,te,A)+lmax(ts,te,B) 「移動開始時刻tsにおける最小距離よりts≦t≦teにお
ける物体A,Bの最大移動長の和が長い」 条件Q dmin(te,A,B)≦lmax(ts,te,A)+lmax(ts,te,B) 「移動開始時刻teにおける最小距離よりts≦t≦teにお
ける物体A,Bの最大移動長の和が長い」 すなわち、 (衝突が起きる)→(P∧Q) であり、(P∧Q)は衝突が起きるための必要条件であ
る。この命題の対偶をとると次のように衝突が起きない
ための十分条件が導かれる。
すなわち、以下に示す判別条件が得られる。
〔衝突に関する判別条件〕
dmin(ts,A,B)>lmax(ts,te,A)+lmax(ts,te,B) または dmin(te,A,B)>lmax(ts,te,A)+lmax(ts,te,B) が成立すればts≦t≦teで衝突が起こらない。
E2.衝突検出アルゴリズム ここでは二つの物体が十分に小さい距離Dcol以内に近づ
くことを衝突と定義する。E1で導出した判別条件の判定
と軌道の2分割を再帰的に行なうことがこの発明の衝突
検出アルゴリズムにおいて最も重要な点である。
二つの移動物体A,Bが時間ts≦t≦teにおいて3次元空
間内に姿勢の変化を伴いながら独立に移動する場合を考
える。まず、ts≦t≦teに含まれる任意の時間ts≦t≦
teについて第3図のフローチャートに従って衝突に関す
る状況を調べる関数STATUS(ts,te)を定義する。この
関数は第4図の4通りの状況のうちの一つを結果の値と
して返す。
状況A:t=teで衝突が検出された 状況B:ts≦t≦teにおいて衝突は起きない 状況C:ts≦t≦teにおいて衝突の可能性あり 状況D:ts≦t≦teにおいて必ず衝突は起きている すなわち、第3図に示すようにまずdmin(ts,A,B)およ
びdmin(te,A,B)を計算するとともに時刻t=teでの物
体A,Bの干渉をチェックする(S1)。このチェックは物
体A,Bの形状データや位置データからdmin(te,A,B)を
求める際に副次的に行うことができる。つぎにステップ
S2においてt=teで干渉があると認められると、STATUS
=Dが出力され、干渉があると認められない場合にはス
テップS3に移る。ステップS3ではlmax(ts,te,A)およ
びlmax(ts,te,B)を計算し、そののち上述の衝突に関
する判別条件が成立するかどうか判別する(S4)。判別
条件が成立しない場合には、STATUS=Cが出力され、判
別条件が成立する場合にはステップS5で近似的な衝突の
有無が判別される。近似的な衝突がない場合にはSTATUS
=Bが出力され、衝突がある場合にはSTATUS=Aが出力
される。
STATUS=CまたはDが出力された場合にはステップS6で
軌道が2分割され、それぞれの軌道について手続きCOLL
ISIONが再帰的に呼び出される。STATUS=Bが出力され
た場合にはステップS7で残りの軌道があるかが判別さ
れ、ある場合にはステップS8でつぎの部分について手続
きCOLLISIONが呼び出される。残りの軌道がない場合に
は処理が終了する(S9)。またSTATUS=Aが出力された
場合も処理が終了する。(S9)。
この関数STATUS(ts,te)を用いると、手続きCOLLISION
(ts,te)をts=Ts,te=Teとして呼び出すことによって
Ts≦t≦Teにおける衝突の有無と発生時刻を得ることが
できる。なお、以下の手続き(procedure)COLLISION
(TS,te)はPASCAL風の言語で記述したものであり、日
本語で記述することは不適切である。
STATUS(ts,te)の結果が状況C、または状況Dである
場合には、時間ts≦t≦teにおいて衝突が発生する可能
性が残されるので、この時間を ts≦t≦(ts+te)/2,(ts+te)/2≦t≦te に2分割して各々の時間について再帰的に調べる。最終
的にCOLLISION(Ts,Te)の処理が終了するにはある時間
においてSTATUS(Ts,Te)が状況Aを返すか、全ての時
間において状況Bを返したときである。
なお第3図のフローチャートでdmin(te,A,B)<Dcolを
判別しているのは、Ts≦t≦Teで衝突がある場合に無限
に手続が実行されるのを抑制するためである。すなわち
衝突を含む期間は分割されることとなり、さらに分割さ
れた小期間の一方には衝突が含まれることとなり、無限
に分割が行われるのである。dmin(te,A,B)<Dcolはこ
の分割を終了する条件となる。Dcolを小さくすると精度
が高くなる反面計算量が多くなる。Dcolを大きくすると
精度が低くなるけれども計算量が少なくなる。ただし、
精度が低くなるとは、衝突していないのに近似的に衝突
していると決定してしまうという意味であり、この例で
は衝突を見逃すことはない。この点上述のサンプリング
法と異なる。
また、一連の動作中に複数の衝突が発生することもある
が、分割された二つの時間について常に前半、後半の順
序で処理することにより、最も速い時刻に発生する衝突
が検出できる。
第5図に示すような例では、実際の処理の流れは以下の
ようになる。ただし、Ts=0,Te=1とする。
0≦t≦1(第6A図) STATUS=C 衝突の可能性あり、 0≦t≦1/2,1/2≦t≦1に2分割 0≦t≦1/2(第6B図) STATUS=B 衝突の可能性なし 1/2≦t≦1(第6C図) STATUS=C 衝突の可能性あり、 1/2≦t≦3/4,3/4≦t≦1に2分割 1/2≦t≦3/4(第6D図) STATUS=D 必ず、衝突が起きている。
1/2≦t≦5/8,5/8≦t≦1に2分割 1/2≦t≦5/8(第6E図) STATUS=A t=5/8で衝突が検出される(近似的に)。
E3.最小距離および最大移動長 この発明では、物体間の最小距離と物体の最大移動長と
を求めることが主な計算処理となるので、その方法につ
いて述べる。物体の形状は多面体として表現されている
ものとする。
二つの多面体の最小距離は稜線−稜線、頂点−面の組合
せについて距離を計算し、比較することによって得られ
る。物体A,Bの面、稜線、頂点の数を各々、Fa,Ea,Va,F
b,Eb,Vbとすれば、その組合せの数はN=FaVb+VaFb+E
aEbとなり、幾何要素数の2乗のオーダーで計算量が増
加する。この形状の複雑さに起因する計算量の増加は3
次元形状モデルを用いる計算に共通の問題点である。こ
れに対してはより単純な近似形状を用いたり、向かい合
っている面の組を探して、これらに含まれる稜線、頂点
だけを計算の対象とすればよいことを考慮することによ
って組合せの数Nを減じ、計算の効率を上げることがで
きる。
つぎに、最長移動距離の算出方法を述べる。多面体で表
現された物体に属する点のなかで最も移動長が大きいの
は多面体の頂点のいづれかである。従って、頂点につい
てのみ移動距離を算出して比較すればよい。頂点の軌道
が時間の関数X(t),Y(t),Z(t)として与えられ
たとき、移動長1は次式で表わされる。
以下のような単純な運動の場合にはこの不定積分の解が
存在する。
等速度の並進運動 等角速度の回転運動 X(t)=R sin(ωt),Y(t)=R cos(ωt),Z
(t)=A1=Rω(Te−Ts) しかし、ロボットなどの複雑な動きを扱うためには、よ
り一般的な軌道の表現方法が必要となる。その一つの方
法として、時刻tをパラメータとして頂点の軌道を3次
のスプライン曲線として次式のように近似することが考
えられる。
X(t)=Axt3+Bxt2+Cxt+Dx Y(t)=Axt3+Bxt2+Cyt+Dy Z(t)=Axt3+Bzt2+Czt+Dz この場合、頂点の移動長は となる。この不定積分は一般には解けないので数値積分
を使うことになる。しかし、第7図に示すように軌道が
Bezier曲線として制御点Pによって定義されるときに
は、衝突に関する判別条件における移動長1のかわりに
制御点Pを結ぶ折れ線の長さlcontrolを用いることがで
きる。曲線の長さ1よりも折れ線の長さlcontrolのほう
が常に大きいからである。lcontrolは1よりも少ない計
算量で算出できる。
E4.アルゴリズムの評価 移動物体間の衝突検出アルゴリズムに必要な条件とし
て、以下の3点が重要である。
・見逃しがない ・衝突する時刻と状態がわかる ・計算量が少ない 特に、ロボットのオフライン教示システムのような対話
的なシステムでは少ない計算量のアルゴリズムが必要と
される。ここでは、これまで多く用いられてきたサンプ
リング法と比較しながら、本アルゴリズムの計算量につ
いて論じる。
一般に、衝突検出に限らず、3次元形状と空間内の6自
由度の運動を計算機で扱う問題は多くの計算を要するの
で、実用的な範囲まで計算量を減らすために次の2点を
満たすアルゴリズムが望ましい。
・「解の精度」に応じた計算量である ・「衝突の可能性」に応じた計算量である ただし、ここでは、「衝突の可能性」を次のように直感
的に考えることにする。
可能性が低い:「物体が互いに離れた場所で比較的小さ
い動きをする」 可能性が高い:「物体が近接した位置関係を保って比較
的小さな動きをする」 最初に「解の精度」について考える。サンプリング法で
は、得られる「解の精度」はサンプリングの時間間隔Δ
tに依存する。良い精度を得るためにはΔtを小さくす
ればよいが、計算量が多くなる。それほど精度が必要で
ない場合は、逆にΔtを大きくして計算量を減らすこと
はできるが、衝突を見逃す可能性が生じる。
これに対して、本アルゴリズムでは、「解の精度」に関
係なく、見逃しがないことが保証されている。E2で示し
たように距離Dcol以内に、物体どうしが近づいたときを
衝突として検出するのでDcolの値そのものが「解の精
度」であると考えてよい。サンプリング法と同様にDcol
を小さく設定すれば計算量が多くなり、Dcolを大きくす
れば計算量が減少する。ただし、Dcolを大きくして「解
の精度」を悪くしても衝突を見逃すことはない。
次に、「衝突の可能性」と計算量の関係について考え
る。サンプリング法と本アルゴリズムの計算量を比較し
た結果を第8図に示す。ここでは、単位となる処理の繰
返し回数I,Lを以下のように定義する。
I:サンプリング法において、単位となる処理である「物
体間の静止状態での干渉チェック」回数 L:本アルゴリズムにおいて、単位となる処理である「物
体間の最小距離と最大移動長の算出」回数 単位となる処理1回に要する計算時間を各々Ti,T1とす
ると、全体の計算量は本来、Ti・T,T1・Lとして見積も
るべきであるが、ここでは単にI,Lを全体の計算量の測
度として扱うことにする。一般にT1のほうがTiより大き
いが、オーダー的には同じと考えてよいからである。
サンプリング法において、見逃しなく十分な精度が得ら
れるような軌道の分割数をnとする。衝突が発生しない
例題に対しては軌道を最後まで調べなければならないの
で「衝突の可能性」と関係なく常にI=nとなる。ま
た、衝突が発生する例題では、検出した時点で処理する
のでIは1≦I≦nの範囲で変化し、平均的にはI=n/
2である。ただし、この場合は「衝突の可能性」に関連
してIの値が変わるわけではない。
これに対して、本アルゴリズムではLの値は「衝突の可
能性」に対応している。第8図の のような衝突の可能性が大きい例題については、最悪の
場合にサンプリング法の分割数と同じL=nの計算量が
必要となるが、 のような可能性が小さい例題については最小の場合にL
=1で処理が終わる。一般に平均的な場合のLは、軌道
の位置関係、物体の形状、衝突発生状態などの複数の要
因の組合せに依存するので、単純に見積もることはでき
ない。しかし、平均的な難しさの例題の場合に軌道の2
分割が確立1/2で起きると仮定すればL=log(n)と見
積もることができる。衝突の可能性が小さい例題になれ
ばなるほど軌道の分割がより少ない回数しか起きないの
でLは小さくなる。このように本アルゴリズムは「衝突
の可能性」に応じて処理の詳細さが決まるので必要以上
に詳しい計算をしないという点でサンプリング法よりも
優れている。
システムの概要 第1図はこの発明の実施例で採用したシステム構成を示
している。第1図において、このシステムはIBM 5080グ
ラフィック・システム1およびIBM RT-PCパーソナルコ
ンピュータ2からなっている。パーソナルコンピュータ
2はデータ・ベース3および干渉検出部4をなすもので
あり、干渉検出部4はソフトウェアとして実現されてい
る。この図においては干渉検出部4の構成の理解を助け
るために諸機能をブロックで表わしている。もちろん各
ブロックをハードウェアで実現してもよい。
最小距離計算部5、最大移動長計算部6、衝突有無判別
部7、終了条件判別部8はそれぞれ第3図のステップS
1、S3、S4、S2に対応している。このシステムにおける
動作は以上の説明から十分明らかであるので説明を繰り
返さない。
F.発明の効果 この発明により、衝突に関する判別条件の判定と軌道の
2分割を再帰的に繰返すことによって、移動物体どうし
の衝突を見逃しなく検出する手法が提供された。
この発明では、計算量増大の原因である形状の複雑さと
軌道の複雑さのうち、従来ほとんど考慮されていなかっ
た軌道に着目することによって、効率よく衝突を検出す
ることができ、サンプリング法に比べて以下の点で優れ
ている。
・必要な「解の精度」に応じた計算量であって、精度を
粗くしても見逃しがない。
・「衝突の可能性」に応じた計算量であり、必要以上に
詳しい計算をしない。
なお、精度がそれほど要求されない場合には物体の形状
を複数の球の集合として近似してもよい。このようにす
ると最小距離および最大移動長を非常に少ない計算量で
求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のシステム構成を示す図、
第2図はこの発明の原理を説明するための図、第3図は
第1図の実施例で採用するアルゴリズムを説明するフロ
ーチャート第4図、第5図および第6A図〜第6E図は第3
図のフローチャートを説明するための図、第7図は第3
図における移動長を計算する手法を説明するための図、
第8図は第3図のアルゴリズムの計算量をサンプリング
法と比較するための図である。 1……グラフィック・システム、2……パーソナル・コ
ンピュータ、3……データベース、4……衝突検出部、
5……最小距離計算部、6……最大移動長計算部、7…
…衝突有無判別部、8……終了条件判別部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の検査期間の開始時刻及び終了時刻に
    おける2つの物体の表面の間の最小距離を求める手段
    と、 上記2つの物体のそれぞれについて上記検査期間におけ
    る物体表面上の各点の移動経路長の最大を求める手段
    と、 上記開始時刻及び終了時刻のいずれか一方の上記最小距
    離を上記2つの物体の上記最大移動経路長の和と比較
    し、この比較結果に基づいて上記2つの物体が衝突しな
    いことが保障されるかどうかを判別し、上記一方の時刻
    の上記最小距離に関しては上記検査期間に上記2つの物
    体が衝突しないことが保障されると判別されないときに
    は、上記他方の時刻の最小距離を上記2つの物体の上記
    最大移動経路長の和と比較し、この比較結果に基づいて
    上記検査期間に上記2つの物体が衝突しないことが保障
    されるかどうかを判別する判別手段とを有する物体間衝
    突検出装置。
  2. 【請求項2】上記第1判別手段は、上記開始時刻又は終
    了時刻の上記最小距離が上記2つの物体の上記最大移動
    経路長より大きいときに上記現在の検査期間で上記2つ
    の物体が衝突しないことが保障されると判別する特許請
    求の範囲第(1)項記載の物体間衝突装置。
  3. 【請求項3】2つの物体が衝突しないことが保障される
    かどうかを検査する検査期間を初期設定する手段と、 現在の検査期間の開始時刻及び終了時刻のそれぞれにお
    ける、上記2つの物体の表面の間の最小距離を求める手
    段と、 上記2つの物体のそれぞれについて、上記検査の検査期
    間における物体表面上の各点の移動経路長の最大を求め
    る手段と、 上記開始時刻及び終了時刻の上記最小距離を上記2つの
    物体の上記最大移動経路長と比較し、この比較結果に基
    づいて上記現在の検査期間に上記2つの物体が衝突しな
    いことが保障されるかどうかを判別する第1手段と、 この第1判別手段が上記現在の検査期間に上記2つの物
    体が衝突しないことが保障されないと判別したときに上
    記現在の検査期間を複数の小期間に分割し、これら小期
    間を順次新しい検査期間に設定する検査期間更新手段
    と、 上記第1判別手段が上記現在の検査期間に上記2つの物
    体が衝突しないことが保障されると判別したときに上記
    開始時刻または終了時刻の上記最小距離が所定の閾値を
    下まわるかどうかを検査し、上記いずれの最小距離が上
    記閾値を下まわるときに近似的に上記2つの物体がその
    開始時刻又は終了時刻で衝突したと判別する第2判別手
    段とを有する物体間衝突装置。
  4. 【請求項4】上記第1判別手段は、上記開始時刻又は終
    了時刻の上記最小距離が上記2つの物体の上記最大移動
    経路長より大きいときに上記現在の検査期間で上記2つ
    の物体が衝突しないことが保障されると判別する特許請
    求の範囲第(3)項記載の物体間衝突装置。
  5. 【請求項5】上記検査期間更新手段は、分割された上記
    小期間のうち初期設定された検査期間の開始時刻に近い
    ものから順に検査期間としていく特許請求の範囲第
    (3)項または第(4)項記載の物体間衝突装置。
  6. 【請求項6】上記検査期間更新手段は、上記現在の検査
    期間の終了時点において上記2つの物体が干渉するかど
    うかを検査し、干渉するときに上記第1判別手段の判別
    を行うことなく上記現在の検査期間を複数の小期間に分
    割し、これら小期間を順次新しい検査期間に設定する特
    許請求の範囲第(5)項記載の物体間衝突装置。
  7. 【請求項7】上記分割される期間の個数を2とした特許
    請求の範囲第(3)項、第(4)項、第(5)項、第
    (6)項記載の物体間衝突装置。
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