JPH07106030A - コンセント - Google Patents

コンセント

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Publication number
JPH07106030A
JPH07106030A JP24826593A JP24826593A JPH07106030A JP H07106030 A JPH07106030 A JP H07106030A JP 24826593 A JP24826593 A JP 24826593A JP 24826593 A JP24826593 A JP 24826593A JP H07106030 A JPH07106030 A JP H07106030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
terminal plate
spring
terminal
electric wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24826593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Kitamura
満寿雄 北村
Hisanobu Tanaka
寿伸 田中
Toshiyuki Takii
利之 滝井
Minoru Honda
稔 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24826593A priority Critical patent/JPH07106030A/ja
Priority to CN94105673A priority patent/CN1073749C/zh
Publication of JPH07106030A publication Critical patent/JPH07106030A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結線作業が容易であるとともに取付施工の利
便が良い。 【構成】 規格化された配線器具モジュール寸法に沿っ
て形成されたハウジングと、このハウジング表面に形成
された3個1組の栓刃差し込み口14と、各栓刃差し込
み口の奥側に位置する刃受ばね2と、刃受ばねが夫々接
続された端子板3と、端子板との間で速結端子を構成す
る鎖錠ばね4とを備える。3個1組の栓刃差し込み口1
4は、2つが逆ハの字形に並び、この2つの間の中央線
上で且つ逆ハの字形の間隔が広い側に他の1つが位置し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンセント、殊に中華人
民共和国向けのコンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から提供されている中華人民共和国
向けのコンセントは、電線の接続がねじ止めであり、ま
た外形寸法について統一された規格がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このために、結線作業
に要する手間が大であり、また壁面に埋め込む場合な
ど、そのコンセントに応じた専用の取付枠が必要であっ
た。本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、
その目的とするところは結線作業が容易であるとともに
取付施工の利便が良いコンセントを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、規格
化された配線器具モジュール寸法に沿って形成されたハ
ウジングと、このハウジング表面に形成された3個1組
の栓刃差し込み口と、各栓刃差し込み口の奥側に位置す
る刃受ばねと、刃受ばねが夫々接続された端子板と、端
子板との間で速結端子を構成する鎖錠ばねとを備え、上
記3個1組の栓刃差し込み口は、2つが逆ハの字形に並
び、この2つの間の中央線上で且つ逆ハの字形の間隔が
広い側に他の1つが位置していることに特徴を有してい
る。
【0005】
【作用】本発明によれば、速結端子構造となっているた
めに結線が容易であり、また規格化された寸法であるた
めに、各種配線器具と共に汎用の取付枠を用いて施工す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このコンセントは、ボディ11とカバー12とか
らなるハウジング1と、各3個の刃受ばね2と端子板
3,端子板3との間で速結端子を構成する鎖錠ばね4、
そして速結端子からの電線の取り外し時に用いられる解
除釦5とからなる。図中10はハウジング1のボディ1
1とカバー12とを結合するための組立枠であり、コ字
形に形成されるとともに係合用突起15を備えたこの組
立枠10は、カバー12に被せられるとともに両端がか
しめられてボディ11の外壁に係止されることで、ボデ
ィ11とカバー12との結合を行う。
【0007】カバー12はその表面に3個の栓刃差し込
み孔14を有しており、カバー12の背面側に接合され
るボディ11は、その内部が2個の区画リブ16,16
によって3室に区画されている。なお、ここに示したハ
ウジング1は、配線器具における規格化された寸法にお
ける2モジュール分のサイズに形成されている。また、
3つの栓刃差し込み孔14は、2つの栓刃差し込み孔1
4,14が逆ハの字形に配置され、この両者間の中央線
上に残る1つが配置されている。ちなみにこの配置は中
華人民共和国向けである。
【0008】各栓刃差し込み孔14の奥に位置すること
になる刃受ばね2は、逆Ω字形をしており、端子板3に
おける接続片31の先端部に鋲35によって底部が固着
されている。そして各端子板3は、鎖錠ばね4と共に速
結端子を構成する端子部30と、この端子部30から一
体に延出された上記接続片31とから形成されている。
【0009】刃受ばね2が固着された各端子板3は、各
々2個の鎖錠ばね4,4と1個の解除釦5と共に、上記
ボディ11の各室に納められる。この時、中央の接地極
となる端子板3は、図3から明らかなように、他の2つ
の端子板3,3と逆の位置にくるように配設される。こ
の結果、図4に示すように、各端子板3に電線を接続す
る際に用いられるボディ11裏面の電線挿通孔18は、
3つの端子板3について、相互に最も間隔が広いところ
に位置することになり、電線挿通孔18に先端被覆を剥
いだ電線を差し込むことによる結線作業や、電線挿通孔
18に隣接する解除孔19にドライバーの先端を押し込
んで解除釦5を押すことによる結線解除の操作が容易と
なっている。
【0010】なお、ここで示した鎖錠ばね4は、端子板
3の側壁に電線を押し付けることで電線と端子板3との
電気的な接続を行うとともに、斜め方向を向いた端縁に
よって電線の抜け止めを行うものであり、1つの端子板
3について上述のように2個配設されている。一方は通
常接続用、他方は送り接続用である。また、鎖錠ばね4
の上記一端縁を押し戻すことで電線の引き抜きが可能な
状態とする解除釦5は、1つの端子板3について1個配
設され、上述の結線解除操作を行えば、解除釦5の両翼
部が2個の鎖錠ばね4,4の端縁を同時に押し戻すので
あるが、この解除釦5は、図9及び図10に示すよう
に、横方向に並んでいる一方の鎖錠ばね4の両端部と他
方の鎖錠ばね4の両端部との間に位置することになる立
ち上がり片50を有している。この立ち上がり片50
は、鎖錠ばね4の図10(a)に示す矢印方向の動きを規
制して、鎖錠ばね4と端子板3との対向面間に差し込ま
れる電線の保持を確実なものとするとともに、電線挿通
孔18から差し込む被覆を剥いだ電線の差し込み量が多
かった場合の電線先端の他の部分への回り込みを防ぐ。
【0011】ところで、中華人民共和国向けのコンセン
トは接地極を含む3極構成であり、3つの栓刃差し込み
孔14の配置は前述のように、図2に示すような配置と
なっており、また10Aタイプと15Aタイプとでは、
配置は同じであるものの、15Aタイプで用いられる栓
刃の方が幅が広く、15Aタイプのプラグは10Aタイ
プのコンセント1の栓刃差し込み孔14に差し込めない
ようになっている。これに伴って、栓刃を受ける刃受ば
ね2も10Aタイプと15Aタイプとでは、その幅も異
なる上に、長さも異なるものとなっている。刃受ばね2
のサイズが異なるということは、これを保持しているハ
ウジング1も異なる形状となるわけであり、速結端子構
造を採用するにしても、刃受ばね2のサイズが異なるた
めに、端子板3も両タイプにおいて異なるものを用いな
くてはならない。つまり、10Aタイプと15Aタイプ
とでは、実際上、全部品が異なる部品で構成されること
になり、両タイプを共に製造する場合、非常にコストが
かかることになる。
【0012】このために、図1〜図4に示した10Aタ
イプでは、カバー12については栓刃差し込み孔14の
周辺部分のみを別金型として、この部分の金型の差し替
えで10Aタイプと15Aタイプの両方を製作できるよ
うにしており、また端子板3については、その接続片3
1の栓刃差し込み方向と平行となっている部分に屈曲部
32を設けている。一方、図5〜図8に示すように、1
5Aタイプでは、端子板3として屈曲部32を形成して
いないものを用いている。刃受ばね2の長さの差を屈曲
部32の有無で吸収できるようにしているわけである。
鎖錠ばね4や解除釦5や組立枠10はそのままで共用で
きるために、10Aタイプと15Aタイプとで完全に別
部品となるのは、刃受ばね2と深さの異なるボディ11
だけとなっている。
【0013】また、このように、部品の共通化を図った
場合、10Aタイプのものに15Aタイプの端子板3及
び刃受ばね2を組み込もうとしても、その長さの関係で
組み込めないが、逆の15Aタイプのハウジング1に1
0Aタイプの端子板3及び刃受ばね2は組み込ねしまう
ことができるために、ここでは15Aタイプのものにお
けるボディ11の端子板3が配設される部分に、端子板
3の接続片31に屈曲部32があれば、この屈曲部32
に当たって端子板3の組み込みを阻止するストッパー1
3を設けてある。
【0014】図11〜図13に示すものは、2口タイプ
のものであり、配線器具の規格化された寸法における3
モジュール分のサイズとなっているハウジング1に、栓
刃差し込み口14の配置が、両口において、逆向きとな
るように、且つ中央の接地極同士が接近するようにして
設けてある。そして端子板3からは延長片36を延出し
て、ここにもう一つの刃受ばね2を設けている。両口に
おいて向きを逆にして、中央の接地極同士を近接させた
場合、図12(a)から明らかなように、3本の延長片3
6が交差することになるが、中央の接地極となる端子板
3における延長片36の長さを短くすることができると
ともに、各端子板3の配置スペースを中央付近に余裕を
もった状態でとることができる。
【0015】なお、以上で示したコンセント1は、組立
枠10における係合用突起15を利用して図14に示す
規格化された配線器具用の取付枠6に取り付けて、表面
周部をプレート7と化粧プレート8とで被覆して施工す
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明においては、速結端
子構造となっているために結線が容易であり、また規格
化された寸法であるために、各種配線器具と共に汎用の
取付枠を用いて施工することができ、取付施工をきわめ
て簡便に行えるとともに、全体コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分解斜視図である。
【図2】(a)は同上の正面図、(b)は同上の破断底面図で
ある。
【図3】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図4】(a)は同上の右側面図、(b)は同上の背面図であ
る。
【図5】他例の分解斜視図である。
【図6】(a)は同上の正面図、(b)は同上の破断底面図で
ある。
【図7】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図8】(a)は同上の右側面図、(b)は同上の背面図であ
る。
【図9】同上に用いている解除釦を示すもので、(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図で
ある。
【図10】同上の解除釦の作用を示すもので、(a)は平
面図、(b)は断面図である。
【図11】他の実施例を示す分解斜視図である。
【図12】(a)は同上のカバーを外した状態の正面図、
(b)は同上の正面図、(c)は同上の底面図である。
【図13】同上の背面図である。
【図14】施工例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 刃受ばね 3 端子板 4 鎖錠ばね 5 解除釦 14 栓刃差し込み口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 稔 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規格化された配線器具モジュール寸法に
    沿って形成されたハウジングと、このハウジング表面に
    形成された3個1組の栓刃差し込み口と、各栓刃差し込
    み口の奥側に位置する刃受ばねと、刃受ばねが夫々接続
    された端子板と、端子板との間で速結端子を構成する鎖
    錠ばねとを備え、上記3個1組の栓刃差し込み口は、2
    つが逆ハの字形に並び、この2つの間の中央線上で且つ
    逆ハの字形の間隔が広い側に他の1つが位置しているこ
    とを特徴とするコンセント。
  2. 【請求項2】 端子板における刃受ばねが先端に接続さ
    れた接続片は、刃受ばねに対する栓刃の挿入方向に伸び
    る部分に屈曲部を備えていることを特徴とする請求項1
    記載のコンセント。
  3. 【請求項3】 ハウジングは、端子板の刃受ばねが先端
    に接続された接続片における刃受ばねに対する栓刃の挿
    入方向に伸びる部分に設けられた屈曲部と当接してこの
    端子板の組み込みを阻止するストッパーを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  4. 【請求項4】 ハウジングは規格化された配線器具モジ
    ュール寸法3個分の大きさであり且つ表面に6個2組の
    栓刃差し込み口を備えるとともに、2組の栓刃差し込み
    口は逆向きに且つ中央の接地極が互いに近接する向きに
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンセ
    ント。
  5. 【請求項5】 鎖錠ばねを押圧して鎖錠ばねを端子板か
    ら離す解除釦を備えるとともに、この解除釦は一対の鎖
    錠ばねの間に位置する立ち上がり片を備えていることを
    特徴とする請求項1記載のコンセント。
JP24826593A 1993-10-04 1993-10-04 コンセント Pending JPH07106030A (ja)

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JP24826593A JPH07106030A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 コンセント
CN94105673A CN1073749C (zh) 1993-10-04 1994-05-12 插座

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JP24826593A JPH07106030A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 コンセント

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CN1101459A (zh) 1995-04-12

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020212