JPH0710370B2 - 多液ポンプの硬化剤吐出チェック装置 - Google Patents

多液ポンプの硬化剤吐出チェック装置

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JPH0710370B2
JPH0710370B2 JP28708888A JP28708888A JPH0710370B2 JP H0710370 B2 JPH0710370 B2 JP H0710370B2 JP 28708888 A JP28708888 A JP 28708888A JP 28708888 A JP28708888 A JP 28708888A JP H0710370 B2 JPH0710370 B2 JP H0710370B2
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和幸 沼田
弘 羽生田
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岩田塗装機工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は主剤と硬化剤の2液塗料を用いる多液ポンプの
硬化剤吐出チェック装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、2液塗料で塗装、即ち、主剤と硬化剤を混合し
て反応硬化により塗膜を形成する場合、硬化剤が出ない
状態で塗装をすると、被塗物に塗られた塗料は乾燥せ
ず、数多くの不良を出すものである。また、硬化剤の配
分が異る場合も塗膜性能が異なり品質が不安定となる。
更に、主剤が出ない場合は、目視判断により十分確認さ
れるが、硬化剤が出ない場合、特に硬化剤の混合割合が
少ないときはスプレー中に判断することは不可能であ
る。従って、硬化剤の吐出チェックがより重要なことと
なる。
従来、吐出チェック手段として、流量計を利用するが、
塗料用としてはコリオリ式質量流量計以外ではトラブル
が多く、信頼性に欠ける。しかし、コリオリ式質量流量
計は非常に高価であり、従って、実際には吐出チェック
をせずに使用しているのが実態である。
又、圧送ポンプの吐出流量を吐出圧力によって代表特性
値として把握し確認する方法も一部使われる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、ここで一番問題となる点は、吐出量チェックが
確実に行なわれず、このため信頼性に欠けること、ま
た、流量計そのものが高価であり採用しがたいこと、圧
力計による確認では作業者に圧力変化がわからないこと
(操作位置で常に圧力計を見る状態になっていない。こ
のため、操作中に圧力計を見、その状態を確認し得な
い)等である。
本発明は上記実情に鑑み、定量吐出するポンプ(ギヤポ
ンプ)を用い複数のポンプを同一の駆動源(エアーモー
タ)により駆動し、この吐出通路に設けた圧力スイッチ
で吐出チェックをし、上記課題を解決した多液ポンプの
硬化剤吐出チェック装置を提供することを目的としたも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、エアーモータによって同時に駆動される複数
のポンプと、ダイアフラムで仕切られた一方の室を前記
夫々のポンプの吐出通路と連通させた液圧室とし、他方
の室を調整空気圧力室とし、前記ダイアフラムと連動し
て作動するリミットバルブを設けた圧力スイッチと、前
記エアーモータへの駆動空気の供給を制御する駆動バル
ブを設けた多液ポンプの硬化剤吐出チェック装置におい
て、前記各々のリミットバルブを直列に接続するととも
に、一方のリミットバルブの供給側のエアー源と他方の
リミットバルブの出口側を前記駆動に接続し、駆動バル
ブのパイロットエアーとしての制御エアーを連通させ、
調整空気圧力より液圧が低くなった時、前記リミットバ
ルブを閉じてパイロットエアーの供給を停止して前記駆
動をバルブ閉じ、前記エアーモータの駆動を停止すると
ともに、少なくとも一方の前記圧力スイッチの液圧室側
に連動して作動する警報用開閉バルブを設け、該警報用
開閉バルブの供給側にエアー源を、出口側に警報手段を
配設したものである。
〈作用〉 上記のような構成のため、2液塗料(主剤、硬化剤)の
塗装に当って、主剤用ポンプと硬化剤ポンプの複数のポ
ンプを単一のエアーモータ(同一駆動源)の作動によっ
て駆動する。この各ポンプの駆動によって夫々連設のダ
イアフラムが作動し主剤塗料と硬化剤塗料をスプレーガ
ンに供給し、所定の塗装を行なう。この場合、吐出の有
無の確認は吐出通路に設けた圧力スイッチにて行なう。
この圧力スイッチは、少なくとも硬化剤側に付けたダイ
アフラム形で、一方を液圧、他方に調整圧力を導入し、
液圧側の正規の圧力より低下した時、空気圧力の方が高
くなってダイアフラムを押し、その変化量によって警報
用開閉バルブを開いて警報手段となる笛、ブザー等を作
動させる。即ち、ダイアフラムの動きと一体に作動する
開閉弁は2つ設けられ、一方の開閉弁のリミットバルブ
を閉止し駆動用エアーを遮断する。他方は、警報用開閉
バルブを解放し圧縮空気を通過させて出口側に取付けた
笛を鳴らす。この音によって吐出量、特に硬化剤の量の
吐出不足を知らせ、直ちに作業の停止をさせることがで
きる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例の図面について説明すれば、次の
通りである。
1はエアーモータで、該エアーモータ1に適宜の駆動ギ
ヤ2を介してギヤポンプよりなる主剤用ポンプ3と硬化
剤用ポンプ4を並列に配設する。このポンプ3の吐出通
路3aとポンプ4の吐出通路4aに主剤用圧力スイッチ5と
硬化剤用圧力スイッチ6を取付ける。この圧力スイッチ
5,6は、夫々ダイアフラム7によって一方を前記ポンプ
3又は4の吐出側に臨む液圧室8と、他方を夫々調整空
気圧力室9とし、且つ該各調整空気圧力室9の背部には
開閉弁のリミットバルブ10を備えた構成としてなる。
11は前記圧力スイッチ5,6より引出した流出通路3b,4bに
夫々逆止弁12を介し接続するミキサー13の先端の塗料ホ
ース14に取付けたスプレーガンで、該スプレーガン11の
一端に取付けるエアーホース15は、霧化空気用減圧弁16
を介しエアー源17に接続している。一方、前記エアーモ
ータ1の基端はルブリケータ18、駆動バルブ9、減圧弁
20を介しエアー源17に接続してなる。21は前記圧力スイ
ッチ5,6のダイアフラムの調整空気圧力室9,9の供給側に
取付けた空気調整用減圧弁で、該減圧弁21の供給側をエ
アー源17に導いてなる。22は洗浄用ポンプ、その供給側
はエアー源17に接続する。このポンプ22の吸込側に洗浄
液槽23に臨む洗浄液ホース24を接続し、且つ、前記ポン
プ22の吐出側でエアーと合流させたのち前記ミキサー13
の入口側に接続し、スプレーガン11側に洗浄液を流す構
成となっている。25は硬化剤用圧力スイッチ6の液圧室
8の圧力で作動する警報用開閉バルブ26に接続した笛、
ブザー等よりなる警報手段である。27、28、29は圧力
計、30はコック、31、32は主剤塗料槽33に臨む塗料ホー
スと硬化剤塗料槽34に臨む塗料ホースで、該塗料ホース
31、32の先端を前記ポンプ3、4に導く。35はエアーモ
ータ1の先端に取付けた消音器である。
次に、硬化剤吐出チェック装置について説明すると、先
ずエアー源17より減圧弁20により調圧された空気を駆動
バルブ19、ルブリケータ18を介しエアーモータ1に送り
込み、該エアーモータ1を駆動する。この場合、駆動バ
ルブ19は各ギヤポンプ3、4の吐出通路3a,3b側に設け
た圧力スイッチ5、6からの制御エアーが送られている
時のみエアーモータ1に駆動エアーを送る作動をする。
但し、このギヤポンプ3、4はエアーモータ1による駆
動ギヤ2によって必要な回転数が与えられ、両ポンプ
3、4が同時に駆動し、ポンプの性能(大きさ)と上記
回転比率とによって安比率で安定した吐出をするよう構
成されている。
また、この主剤と硬化剤の比率を一定に保つことは、塗
膜性能を維持する上で絶対条件である。
ここにおいて、圧力スイッチ5、6は、夫々ダイアフラ
ム7の液圧室8と調整空気圧力室9の圧力のバランスに
よって往復移動する。また、このダイアフラム7と共動
してリミットバルブ10が作動する。この場合、一方のリ
ミットバルブ10の供給側はエアー源17と接続され、この
一方のリミットバルブ10の出口側は、他方のリミットバ
ルブ10の供給側に直列に接続されるとともに、他方のリ
ミットバルブ10の出口側は前記駆動バルブ19に接続さ
れ、前記駆動バルブ19の制御エアーとして用いるものと
なる。また、このリミットバルブ10、10の開閉動作は、
液圧側と空気圧力側とのバランスによって行なわれ、調
整圧力によって送り込まれた空気圧力側よりも液圧側、
即ちポンプの吐出圧力が低下すると、リミットバルブ1
0、10が閉じ、制御エアーを遮断し駆動バルブ19を閉
じ、エアーモータ1を停止する。
更に、硬化剤側のポンプ4の吐出側に設けた圧力スイッ
チ6には、液圧側にもダイアフラム7と共動する開閉バ
ルブ26が配されているため、硬化剤の吐出量不足等によ
り液圧側の圧力が低くなった場合、該開閉バルブ26が解
放し、これに連設の警報手段25を作動すると同時に、前
記調整空気圧力室側のリミットバルブ10を閉じ、前述の
ようにエアーモータ1を停止し、ポンプ3、4も止め
る。また、この空気圧力室側の両リミットバルブ10、10
は前述のように直列に制御エアーが接続されているの
で、一方の圧力スイッチ5又は6が作動すればポンプが
停止する。
このように、圧力スイッチ5、6を通過した主剤塗料と
硬化剤塗料は逆止弁12、12を通りミキサー13に送り込ま
れて混合され、スプレーガン11に流入し、別途に導く霧
化エアーとで噴霧される。また、逆止弁12からスプレー
ガン11に至る混合液の通路部には洗浄液が、ポンプ22の
駆動により必要に応じ送り込まれるものである。
〈発明の効果〉 上述のように、本発明の多液ポンプの硬化剤吐出チェッ
ク装置は、複数のポンプを同一駆動源(エアーモータ)
により駆動し、吐出有無の確認をポンプの吐出通路に設
けた圧力スイッチで行なうようにし、且つこの圧力スイ
ッチは少なくとも硬化剤に設けたダイヤフラム形で、一
方を液圧室、他方を調整空気圧力室とし、液圧側に正規
の圧力が掛かっている時は、駆動バルブに駆動用制御エ
アーを送りエアーモータを駆動する。ここに、液圧側が
低圧となったときエアーモータを停止するとともに、別
の警報用開閉バルブを開いて警報を発する構成としたこ
とにより、硬化剤の吐出チェックを音で判別でき、離れ
た作業場所でも異常を知ることができる。流量計なしで
吐出確認でき、安価な装置を提供し得る。また、ギヤポ
ンプに付けることにより信頼性が高くなり、この点から
も塗装品質の安定、向上がはかれる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は系統図、
第2図は圧力スイッチ部の要部切欠正面図である。 1……エアーモータ 3、4……ポンプ 5、6……圧力スイッチ 7……ダイアフラム 8……液圧室 9……調整空気圧力室 10……リミットバルブ 11……スプレーガン 19……駆動バルブ 25……警報手段 26……警報用開閉バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアーモータによって同時に駆動される複
    数のポンプと、ダイアフラムで仕切られた一方の室を前
    記夫々のポンプの吐出通路と連通させた液圧室とし、他
    方の室を調整空気圧力室とし、前記ダイアフラムと連動
    して作動するリミットバルブを設けた圧力スイッチと、
    前記エアーモータへの駆動空気の供給を制御する駆動バ
    ルブを設けた多液ポンプの硬化剤吐出チェック装置にお
    いて、前記各々のリミットバルブを直列に接続するとと
    もに、一方のリミットバルブの供給側をエアー源と他方
    のリミットバルブの出口側を前記駆動バルブに接続し、
    駆動バルブのパイロットエアーとしての制御エアーを連
    通させ、調整空気圧力より液圧が低くなった時、前記リ
    ミットバルブを閉じてパイロットエアーの供給を停止し
    て前記駆動バルブを閉じ、前記エアーモータの駆動を停
    止するとともに、少なくとも一方の前記圧力スイッチの
    液圧室側に連動して作動する警報用開閉バルブを設け、
    該警報用開閉バルブの供給側にエアー源を、出口側に警
    報手段を配設したことを特徴とする多液ポンプの硬化剤
    吐出チェック装置。
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