JPH07103452A - 粉粒体混合流体の分配装置 - Google Patents

粉粒体混合流体の分配装置

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JPH07103452A
JPH07103452A JP25160993A JP25160993A JPH07103452A JP H07103452 A JPH07103452 A JP H07103452A JP 25160993 A JP25160993 A JP 25160993A JP 25160993 A JP25160993 A JP 25160993A JP H07103452 A JPH07103452 A JP H07103452A
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JP
Japan
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granular body
branch pipes
fluid
flow
pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25160993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kinoshita
正昭 木下
Miyuki Yamaguchi
幸 山口
Shigeru Takahara
茂 高原
Kunihisa Fujiwara
邦久 藤原
Yasufumi Norimatsu
康文 則松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒混合流体を複数の分岐管へ分配する装置
において、流体輸送される粉粒体の流量、又は粉粒体と
流体の流量を容易に制御することができるようにする。 【構成】 配管3より複数の分岐管4,5へ流体輸送さ
れる粉粒体と流体を分配する装置において、配管3に曲
管部8を設け、その曲管部8の外径側内面に続く内面に
流れに対する角度が可変な第1の分配板10を設け、同
分配板10の入口部の流路面積を可変とし、慣性力によ
って曲管部8の外径側に集まった粉粒体の各分岐管4,
5へ分配される流量を制御するようにした。また、曲管
部8の内径側内面に続く内面に流れに対する角度が可変
な第2の分配板13を設け、同分配板13の入口面積を
可変とし、粉粒体を分離した流体の各分岐管4,5へ分
配される流量を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭ボイラに適用され
る給炭機等に用いられる粉粒体混合流体の分配装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の粉粒体混合流体の分配装
置の1例を示す。1はボイラのバーナであり、同バーナ
1には高濃度の粉炭が供給される。2もボイラのバーナ
であるが、同バーナ2には低濃度の粉炭が供給される。
3は供給元管であり、管内を微粉炭が空気に混合された
状態で搬送されている。この従来の装置では、バーナ
1,2に石炭の濃度に差をつけて供給するために、元管
3の曲管6の曲率と供給元管3から分岐してバーナ1,
2にそれぞれ接続された分岐管4,5の断面積7A,7
Bとに差をつけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の装置で
は、供給元管3内の風量・石炭濃度、及び分岐管4,5
内の石炭濃度比については、限られた特定の条件以外で
は所定の効果を得ることが困難であった。
【0004】本発明は、粉粒体を流体輸送する配管内の
条件が変化しても、これに接続された複数の分岐管内の
粉粒体の流量、又は粉粒体と流体の流量を容易に制御す
ることができる粉粒体混合流体の分配装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明は、粉粒体を流体輸送する配管に曲管部
を設け、同曲管部の後方において前記配管に流れ方向に
対して横方向に分岐する複数の分岐管を接続した粉粒体
混合流体の分配装置において、前記曲管部の外径側内面
に続く配管内面に流れを前記分岐管の各々に分配する1
体以上の分配板を設け、同分配板の流れ方向に対する角
度を可変にしたことを特徴とする。
【0006】(2) また本発明は、前記(1)の粉粒
体混合流体の分配装置において、配管の曲管部の内径側
内面に続く配管内面に流れを前記分岐管の各々に分配す
る1体以上の他の分配板を設け、同他の分配板の流れ方
向に対する角度を可変にしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記(1)の本発明では、粉粒体を含む流体の
流れは、配管の曲管部内で粉粒体は慣性力により外径側
に集まる。曲管部の外径側内面に続く配管内面に設けら
れた分配板によって、この外径側に集まった粉粒体は複
数の分岐管に分配される。しかも、各分配板の流れに対
する角度は可変であるために、この角度を変えることに
よって分配板の入口部での流路面積が変わり、これにほ
ぼ比例して前記外径側に集まった粉粒体の流量も変わる
ことになる。従って、複数の分岐管の各々へ分配される
粉粒体の流量を容易に制御することができる。
【0008】前記(2)の本発明では、前記(1)の本
発明の作用に加えて次の作用を奏する。即ち、配管の曲
管部において粉粒体が前記のように外径側に集まること
によって、曲管部の内径側には粉粒体が分離されて主と
して流体のみが通る。ここに、流れに対する角度が可変
な他の分配板を設けているために、この角度を変えるこ
とによって、この他の分配板の入口部での流路面積が変
わり、これにほぼ比例して流体の流量も変わることにな
り、複数の分岐管へ分配される粉粒体の流量を制御する
ことができる。従って、複数の分岐管の各々へ分配され
る粉粒体と流体の流量をそれぞれ独立に、かつ、容易に
制御することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図5によっ
て説明する。3は微粉炭を含む空気を供給する円管状の
供給元管であり、図1に示すようにほぼ垂直に立上って
いる。その上端部にほぼ90°の偏角をなす曲管部8が
接続されていて、曲管部8の後方(下流)側の水平をな
す部分には、円管より四角断面に連続的に形状変化させ
た四角断面部9が連接されている。四角断面部9の後部
には空気の流れ方向に対して左右に分岐する2本の分岐
管4,5が接続されている。
【0010】四角断面部9の内部において、曲管部8の
外径側に接続された内面の中央部に第1の分配板10
が、回転軸11により矢印12に示すように旋回可能な
状態で取付けられていて、空気の流れ方向に対する第1
の分配板10の角度を変えることができるようになって
いる。また、曲管部8の内部において、曲管部8の内径
側に接続された内面の中央部に、第2の分配板13が、
回転軸14により矢印15に示すように旋回可能な状態
で取付けられていて、空気の流れ方向に対する第2の分
配板13の角度を変えることができるようになってい
る。これらの分配板10,13は、図2に示すように、
それぞれ各々軸11,14を中心として空気流れに対す
る角度を任意に設定可能であって、角度を変えることに
より、分配板10,13は、四角断面部9に対して分配
板先端部の左右の入口部の面積比を変えると共に近傍の
流れを偏流することができる。16は供給元管3内を空
気に混合して移動する微粉炭の粒子を示す。
【0011】本実施例では、図3及び図4に示すよう
に、曲管部8において微粉炭の粒子16は空気との比重
差により、曲管部8の形状に応じた割合で曲管部8の外
径面近傍(上方の部分)に濃集して流れる。曲管部8か
ら四角断面部9にかけては断面は連続的に変化している
ため、微粉炭の粒子16は、濃集した状態で四角断面部
9の上方の部分に入る。
【0012】第1の分配板10が、図2に示すように空
気流れ方向に対して角度をなしている場合には、同分配
板10の入口部の開口幅は、図5に示すように、a,b
(a≠b)となる。したがって、微粉炭の粒子16は左
右の分岐管4,5に異なる比率で分配される。
【0013】一方、曲管部8の内径面(下方の部分)に
おいては、微粉炭の粒子16が前記のように曲管部8の
外径側へ濃集して流れるために、図3及び図4に示すよ
うに、微粉炭の粒子16の混入が希薄になった空気が流
れる。第2の分配板13が空気の流れ方向に対して角度
をなしている場合には、前記と同様に同分配板13の入
口部の左右の開口面積が不等になり、空気の流量を左右
の分岐管4,5に異なる比率で分配する。
【0014】以上の通り、第1の分配板10と第2の分
配板13は、それぞれ微粉炭の粒子16と空気の流量を
(風量)を左右の分岐管4,5に分配する作用を有し、
その分配の比率は分配板10,13の空気流れに対する
角度によって調整することができる。
【0015】従って、前記分配板10,13の空気流れ
に対する角度を適宜の値に設定することによって、各分
岐管4,5内を流れる微粉炭の粒子と空気の流量、従っ
て、微粉体の粒子16の濃度を調整することができる。
【0016】なお、前記実施例は、微粉体と空気の混合
流体を扱うものであるが、本発明は、他の粉粒体と空
気、又は微粉体と液体の混合流体について広く適用する
ことができる。また、各分岐管へ分配する粉粒体の濃度
を調整する目的以外にも、各分岐管へ分配する粉粒体の
比重や形状の比率を変える目的にも適用することができ
る。
【0017】また更に、前記実施例では、第1及び第2
の分岐管をそれぞれ2本設けているが、分岐管を3本以
上にした場合には、これに対応してそれぞれの分岐管を
2本以上とすることはいう迄もない。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明では、粉粒
体を流体輸送する配管の曲管部において粉粒体の一部を
曲管部の外径側へ分離濃集させ、これを分配板によって
複数の分岐管へ分配する。しかも、分配板の流れ方向に
対する角度が可変となっているために、分配板の入口部
での流路面積を変えることができ、これによって、各分
岐管へ分配される粉粒体の流量を、容易に、かつ、確度
高く制御することができる。
【0019】請求項2に記載された本発明では、以上に
加えて、主として流体が流れる配管の曲管部の内径側へ
設けられた他の分配板によって、流体を複数の分岐管へ
分配する。しかも、他の分配板の流れ方向に対する角度
が可変となっているために、他の分配板の入口部での流
路面積を変えることができ、これによって、各分岐管へ
分配される流体の流量を容易に制御することができる。
従って、各分岐管へ分配される粉粒体と流体の流量を、
それぞれ独立に、かつ、容易に確度高く制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】同実施例の横断面図である。
【図3】同実施例の作用説明図である。
【図4】同実施例の曲管部の断面図である。
【図5】同実施例の四角断面図の断面図である。
【図6】従来の粉粒体混合流体の分配装置の1例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1,2 バーナ 3 供給元管 4,5 分岐管 6 曲管部 8 曲管部 9 四角断面部 10 第1の分配板 11 第1の分配板の回転軸 13 第2の分配板 14 第2の分配板回転軸 16 微粉炭の粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 邦久 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 則松 康文 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を流体輸送する配管に曲管部を設
    け、同曲管部の後方において前記配管に流れ方向に対し
    て横方向に分岐する複数の分岐管を接続した粉粒体混合
    流体の分配装置において、前記曲管部の外径側内面に続
    く配管内面に流れを前記分岐管の各々に分配する1体以
    上の分配板を設け、同分配板の流れ方向に対する角度を
    可変にしたことを特徴とする粉粒体混合流体の分配装
    置。
  2. 【請求項2】 配管の曲管部の内径側内面に続く配管内
    面に流れを前記分岐管の各々に分配する1体以上の他の
    分配板を設け、同他の分配板の流れ方向に対する角度を
    可変にしたことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体混
    合流体の分配装置。
JP25160993A 1993-10-07 1993-10-07 粉粒体混合流体の分配装置 Withdrawn JPH07103452A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003048643A1 (fr) * 2001-12-03 2003-06-12 Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha Dispositif de distribution de carburant pour conduites d'alimentation en carburant et procede pour faire fonctionner ce dispositif de distribution
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Effective date: 20001226