JPH07103023B2 - 尿素サイクル代謝異常症治療剤 - Google Patents

尿素サイクル代謝異常症治療剤

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JPH07103023B2
JPH07103023B2 JP10578987A JP10578987A JPH07103023B2 JP H07103023 B2 JPH07103023 B2 JP H07103023B2 JP 10578987 A JP10578987 A JP 10578987A JP 10578987 A JP10578987 A JP 10578987A JP H07103023 B2 JPH07103023 B2 JP H07103023B2
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一郎 松田
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オルニチントランスカルバミラーゼ(Orniti
ne transcarbamylase、OTC)欠損症に代表される尿素サ
イクル代謝異常症の治療剤に関する。
従来の技術 OTC欠損症は、尿素サイクル代謝異常症の内で最も頻度
の高い疾患であり、発作時には高アンモニア血症、嘔
吐、意識障害等のReye様症候群を呈することが知られて
いる。本症の治療としては、これまで患者の摂取蛋白を
1.0〜1.5g/kg/day程度に制限し、窒素老廃物をグリシン
と抱合させて馬尿酸として排泄させる目的で、主として
安息香酸ナトリウムが用いられ、ある程度の効果をあげ
ている。また、Reye及びReye様症候群では二次的なカル
ニチン欠損症が認められ、これがミトコンドリア障害を
助長し、更に病態の進展にも関与しているとの報告もな
されているが、OTC欠損症の病態の解明及びその治療の
ための薬剤の開発は、いまだ充分ではない。
一方、カルニチンは、1905年にグレヴィッシュ(Gulewi
tsch)、グリムベルグ(Krimberg)及びクッシャー(Ku
tscher)により、肉エキスから初めて発見された化合物
である。1947年にフラエンケル(Fraenkel)とブレウェ
ット(Blewett)は、茶色コメゴミムシダマシの発育
に、酵母又は肝臓抽出液中に含まれる未知物質(これを
「ビタミンBT」と命名した)が必須であることを発見
し、その後、1952年にカルター(Carter)らは、上記ビ
タミンBT活性を有する結晶を分離し、これがカルニチン
と同一物質であることを確認した。
またカルニチンは、現在、ヒトから微生物に至るまで広
範囲の生物に分布し、特に筋肉や膵液中に多量含有され
ることが知られており、その生理的、生化学的意義に関
しては、フリッツ(Fritz)らによる一連の研究報告が
存在している〔Fritz.I.B.et al.,J.Lipid.Res.,,279
(1963)〕。
カルニチン[(CH33N CH2CH(OH)CH2COO]は、生体
細胞に存在するミトコンドリアでの脂肪酸のβ−酸化に
おいて、活性型脂肪酸であるAcyl−Co Aのミトコンドリ
ア内への取りこみを促進させる活性を有している。即
ち、カルニチンは、Acyl−Co AをAcyl−Co Aカルニチン
トランスフェラーゼの作用を介してAcyl−カルニチンに
代え、バリヤー(Barrier)を速やかに通過させて、内
膜系でのβ−酸化に関与させ、エネルギーの産生を助け
るといわれている。従って、該カルニチンは、その生理
作用を利用して、種々の薬理効果が期待でき、従来よ
り、種々の実験によって、主として消化器の運動亢進、
消化液分泌亢進、骨発育促進作用等を有することが確認
され、脂質代謝疾患や筋ジストロフィー疾患の治療に有
効であることが明らかにされている。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、従来よりOTC欠損症に代表される尿素サ
イクル代謝異常症の治療に有効な薬剤を提供することを
目的として、鋭意研究を重ねてきた。その過程で上記カ
ルニチンを初めとしてアシルカルニチンや之等の誘導体
及び塩類が、従来之等各化合物が適用された例もなけれ
ば、之等各化合物の適用が有効であることの知られてい
る各種疾患とも関連しない、尿素サイクル代謝異常症患
者に、これを適用するときには、実に驚くべきことに、
優れた治療効果を奏し得るという新しい事実を発見し
た。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、カルニチン、アシルカルニチン並びに
之等の誘導体及び塩から選ばれる少なくとも1種を有効
成分として含有することを特徴とする尿素サイクル代謝
異常症治療剤が提供される。
本発明治療剤の有効成分とする化合物には、カルニチ
ン、アシルカルニチン、塩化カルニチン、リン酸化カル
ニチン、塩化パルミトイルカルニチン、塩化アセチルカ
ルニチン、塩化プロピオニルカルニチン等が包含され、
之等各化合物はL−体、D−体及びDL−体のいずれであ
ってもよい。特に優れた治療効果を奏し得る上記有効成
分化合物としては、カルニチン、殊にL−カルニチン及
びL−塩化カルニチンを例示することができる。これ
は、他のカルニチン誘導体等と対比して、その毒性が低
く、安全性に優れており、その投与による副作用も実質
的に認められない特徴を有しており、この点からも本発
明の尿素サイクル代謝異常症治療剤、殊にOTC欠損症治
療剤の有効成分化合物として有効である。
下記第1表に、本発明有効成分化合物について、之等の
それぞれをラット及びマウスの雌雄両性に対して、静
注、皮下及び経口経路で各々投与したときの急性毒性
(LD50値)を、リッチフィールド及びウィルコックソン
(Litchfield and Wilcoxon)の方法に従い求めた結果
を示す。
上記第1表より、試験されたカルニチン及びその誘導体
は、いずれも低毒性であり、殊にL−カルニチンは、ラ
ット及びマウスの両者に対して、いずれの投与経路にお
いても、非常に低毒性であり、本発明治療剤有効成分化
合物として特に好適であることが明らかである。
本発明の尿素サイクル代謝異常症治療剤は、通常、その
有効成分とする上記化合物と共に一般的な製剤担体を利
用して、投与方法に応じた製剤組成物の形態とされる。
上記製剤組成物は通常使用される充填剤、増量剤、結合
剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あ
るいは賦形剤を用いて常法に従い調整することができ
る。また投与方法としては、特に制限はなく、経口投
与、静脈内投与、皮下投与、腹腔内投与等の各種経路に
応じた投与方法によることができ、之等の内では、特に
経口投与によるのが好ましい。上記経口投与に適した製
剤形態としては、例えば錠剤、丸剤、散剤、液剤(ドリ
ンク剤)、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤等を例示
できる。上記において、例えば錠剤、丸剤等の固剤の形
態に成形するに際しては、担体として例えば乳糖、白
糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、カカ
オ脂、硬化植物脂、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セ
ルロース、ケイ酸、タルク等の賦形剤;水、エタノー
ル、プロパノール、単シロツプ、ブドウ糖液、デンプン
液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラ
ツク、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニル
ピロリドン、アラビアゴム、トラガント末、ゼラチン等
の結合剤;乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カン
テン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カル
シウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセ
リド、デンプン、乳糖等の崩壊剤;白糖、ステアリン、
カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;第4級アン
モニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進
剤;グリセリン、デンプン等の保湿剤;デンプン、乳
糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸
着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエ
チレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。さらに錠
剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣
錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング
錠、二重錠、多層錠等とすることができる。
また、本発明治療剤は、静脈内投与等に適した製剤形
態、例えば水溶液、乳濁液、懸濁液等と注射剤の形態と
することもできる。注射剤として調整される場合、液
剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張である
のが好ましく、これらの形態に成形するに際しては、希
釈剤として例えば水、エチルアルコール、プロピレング
リコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリ
オキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用できる。なお、
この場合等張性の溶液を調整するに充分な量の食塩、ブ
ドウ糖あるいはグリセリンを製剤中に含有せしめてもよ
く、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加
してもよい。更に必要に応じて着色剤、保存剤、香料、
風味剤、甘味剤等や他の医薬品を本発明治療剤中に含有
せしめてもよい。
投与単位形態に製剤化された本発明治療剤中に含有され
るべき有効成分化合物の量は、特に限定されず広範囲に
適宜選択されるが、通常全組成物中に20〜90重量%含有
される量とするのがよい。また、本発明治療剤の投与量
は、種々の条件、例えば患者の年齢、性別、体重、その
他の条件、疾患の危篤度等及び投与方法等に依存し、適
宜決定されるが、経口投与の場合には、有効成分化合物
の量を通常約5〜2000mg、好ましくは約5〜500mgの範
囲で含有する製剤組成物を投与すればよく、投与回数
は、1日に3回を目安として、患者の危篤度に応じて適
宜増減すればよい。
実 施 例 以下に、本発明の尿素サイクル代謝異常症治療剤の各種
製剤形態の調製のための実施例を挙げるが、本発明治療
剤はこれらの形態に限定されるものではない。
実施例1 L−カルニチン 85 重量部 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 11 重量部 軽質無水ケイ酸 3 重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.5重量部タルク 0.5重量部 合計 100 重量部 ステアリン酸マグネシウム及びタルクを除く上記各成分
を処方通り秤量し、95%エタノール(又はこれにイソプ
ロピルアルコールを添加したもの)40ml(最終混合物20
0gに対して)に添加して、よく練合する。練合物をバス
ケットスクリーン(径0.5〜1.0mm)のバスケットに通し
て造粒し、約50℃で1〜2時間乾燥後、#12〜24(メッ
シュ)の篩を用いて整粒する。次いでこれにステアリン
酸マグネシウム及びタルクを上記処方通り秤量して添加
混合する。混合物を打錠して、錠剤形態の本発明治療剤
を得る。
実施例2 結晶セルロース 25重量部 カルボキシメチルセルロース 25重量部 軽質無水ケイ酸 5重量部 マクロゴール6000 5重量部 からなる添加剤に、L−カルニチンを20〜50重量部含有
させて、顆粒、細粒、散剤形態の本発明治療剤を製造す
る。
実施例3 結晶セルロース 10 重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.4重量部 タルク 0.8重量部 からなる添加剤に、L−カルニチンを20〜50重量部含有
させて、カプセル剤形態の本発明治療剤を製造する。
実施例4 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 6 重量部 軽質無水ケイ酸 3 重量部 結晶セルロース 5 重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.5重量部 タルク 0.5重量部 からなる添加剤に、L−カルニチンを85重量部含有させ
て、錠剤(素錠、フィルムコーティング錠、糖衣錠)の
形態の本発明治療剤を製造する。
実施例5 クエン酸 2mg/ml ブドウ糖 100mg/ml からなる添加剤に、L−カルニチンを200〜500mg/ml含
有させて、充分量の滅菌精製水を加えて、10〜100mlの
アンプル、ガラスビン又は合成樹脂容器入り経口用液剤
形態の本発明治療剤を得る。
実施例6 生理食塩水又はリンゲル液に、L−カルニチンを200〜5
00mg/ml含有させて、10〜500mlのアンプル、バイアルビ
ン又は輸液用プラスチック容器入りの注射剤形態の本発
明治療剤を得る。
以下、本発明治療剤有効成分化合物につき行なった臨床
試験例を挙げる。
臨床試験例1 〔症例1〕 本症例は8カ月時に嘔吐で発症し、1歳9カ月時に生検
肝を用いた肝OTC活性測定の結果、9.0μモル/mg蛋白
(コントロールの22.5%)の値を示し、また変異酵素で
あることが確定し、OTC欠損症と診断された女児であ
る。この症例は、治療として摂取蛋白(必須アミノ酸製
剤、蛋白除去ミルクを含む)を0.8〜1.3g/kg/dayに制限
し、安息香酸ナトリウム220mg/kg/dayの投与を継続して
高アンモニア血症をコントロールしていた。
上記症例に、第1図に示すように、第1回目(2歳2カ
月)にD,L−カルニチンの50mg/kg/dayを2週間投与し、
第2回目(2歳10カ月、発作後から風邪ぎみや体調不良
のときに限って間歇的)にL−カルニチンの100mg/kg/d
ayを1カ月間投与し、第3回目は、4歳3カ月の発作時
よりL−カルニチン100mg/kg/dayを9カ月間継続投与し
た。
〔症例2〕 5歳頃から嘔吐発作出現、6歳頃から意識レベルの低下
を伴うようになり、7歳11カ月時にエピレプシーの疑い
でバルプロ酸投与を受けたため高いアンモニア血症に気
付かれ、肝生検を含む精査により、OTC部分欠損症と診
断された女児をこの症例とした。この症例は、摂取蛋白
を1.0〜1.5g/kg/dayに制限し、安息香酸ナトリウム250m
g/kg/day及びアルギニン100mg/kg/day経口投与による治
療を受けている。
本症例は、8歳11カ月時により、L−カルニチン50mg/k
g/dayの投与を開始し、現在6カ月間継続投与中であ
る。
上記各症例ともカルニチン投与前後で治療法の変更はな
い。
〈試験結果〉 上記各症例におけるカルニチン投与前及び後の血清カル
ニチン値及び血中アンモニア値を測定した結果を下記第
2表に示す。なお、血中アンモニア値の測定は酵素法に
よった。また第2表には、コントロールの同値を併記す
る。
上記第2表より、カルニチン投与後では、いずれの症例
も、血清遊離カルニチン値は有意に増加し、正常化した
ことが判る。またアシルカルニチンも増加したが、アシ
ル/遊離比には有意の変動は認められなかった。
更に、カルニチン投与後は、2例とも血中アンモニア値
は有意の低下傾向を示した。
また、症例1におけるカルニチン投与と、発作頻度、血
中アンモニア及び血清遊離カルニチンの変動を第1図に
示した。
第1図は上段に遊離カルニチン値の変動(網かけ帯は正
常値を示す)を、下段に血中アンモニア値の変動を示し
たものであり、横軸は試験時期(年度)を示す。
本症例は、冬期に上気道感染に罹患しやすく、これまで
に月に1〜2回の高アンモニア血症発作を起こしてお
り、発作時には嘔吐、意識障害、異常興奮等の症状を伴
い、入院治療を必要としたが、カルニチン投与後には、
第1図に示した通り1回の発作が認められたのみであ
り、このときの血中アンモニア値は400μg/dlを示した
ものの、いつもの発作と比べて症状は軽微(数回の嘔吐
のみ)であり、アンモニア値の改善も早かった。また、
この数カ月は発作は全く認められず、摂取蛋白量が1日
1.5g/kgと増加することがあっても、発作は誘発されて
いない。
更に、第1図に示す通り、本症例では持続的な低遊離カ
ルニチン血症があり、カルニチン投与中のみ遊離カルニ
チン値の正常化が認められる。
一方、症例2はこれまで、次第に発作頻度が増加してき
ており、最近の10カ月間に合計5回の高アンモニア血症
発作(血中アンモニア=140〜268μg/dl)をきたし、数
日間の点滴等の対症療法で軽快していたものであるが、
カルニチン投与後は、現在に至るまで6カ月間発作は全
く認められていない。
上記2例について、L−カルニチン投与前及び投与中の
血中アミノ酸には、特徴的な変動は認められず、また尿
中オロット酸の排泄量にも有意な変化は認められていな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明治療剤有効成分化合物を投与した患者
における血清中遊離カルニチン値及び血中アンモニア値
の変動を経日的に調べたグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カルニチン、アシルカルニチン並びに之等
    の誘導体及び塩から選ばれる少なくとも1種を有効成分
    として含有することを特徴とする尿素サイクル代謝異常
    症治療剤。
  2. 【請求項2】オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
    の治療のための特許請求の範囲第1項に記載の治療剤。
JP10578987A 1987-04-27 1987-04-27 尿素サイクル代謝異常症治療剤 Expired - Lifetime JPH07103023B2 (ja)

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