JPH07100349A - 連続式混練装置の攪拌羽根 - Google Patents
連続式混練装置の攪拌羽根Info
- Publication number
- JPH07100349A JPH07100349A JP5278811A JP27881193A JPH07100349A JP H07100349 A JPH07100349 A JP H07100349A JP 5278811 A JP5278811 A JP 5278811A JP 27881193 A JP27881193 A JP 27881193A JP H07100349 A JPH07100349 A JP H07100349A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner peripheral
- trough
- stirring blade
- peripheral surface
- kneaded
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- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続式混練装置により鋳物砂とバインダーと
の複合材（被混練材）を混練しても、トラフ１の内周面
１Ａへの被混練材の付着堆積が避けられるとともに、万
一、付着堆積して自然硬化したとしても、自然発生的に
脱落除去させて除去作業を省略する。 【構成】 耐摩耗性部材８の先端面４Ａ、つまり攪拌羽
根４の先端面４Ａを、円筒形トラフ１の内周面１Ａの曲
率半径Ｒ１よりも僅かに小さい曲率半径Ｒ２によってな
る円弧面により膨出形成してある。
の複合材（被混練材）を混練しても、トラフ１の内周面
１Ａへの被混練材の付着堆積が避けられるとともに、万
一、付着堆積して自然硬化したとしても、自然発生的に
脱落除去させて除去作業を省略する。 【構成】 耐摩耗性部材８の先端面４Ａ、つまり攪拌羽
根４の先端面４Ａを、円筒形トラフ１の内周面１Ａの曲
率半径Ｒ１よりも僅かに小さい曲率半径Ｒ２によってな
る円弧面により膨出形成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式混練装置の攪拌
羽根に係り、特に、鋳物砂の混練に好適な連続式混練装
置の攪拌羽根に関する。
羽根に係り、特に、鋳物砂の混練に好適な連続式混練装
置の攪拌羽根に関する。
【０００２】
【従来上の技術】鋳物砂の混練に好適な連続式混練装置
として、従来より、図４および図５に示すものが知られ
ている。すなわち、この種の連続式混練装置は、円筒形
トラフ１と、この円筒形トラフ１に同軸かつ回転自在に
挿入された混練軸２を有し、混練軸２は原動機（モー
タ）３によって回転駆動される。混練軸２には、取付け
位置を混練軸２の表面に想定されるスパイラル軌跡上に
設定した多数の攪拌羽根４，４……が所定のピッチで半
径方向に放射状に延出して取付けられている。したがっ
て、円筒形トラフ１の上流側に設けた入口５から搬入し
た被混練材（たとえば鋳物砂とバインダーとの複合材）
６は、比較的高速（５００ＲＰＭ〜１８００ＲＰＭ）で
回転する混練軸２および多数の攪拌羽根４，４……によ
り円筒形トラフ１の内周面１Ａに沿って旋回しながら下
流側に向けて搬送され、その搬送過程で混練されたのち
出口７から搬出される。
として、従来より、図４および図５に示すものが知られ
ている。すなわち、この種の連続式混練装置は、円筒形
トラフ１と、この円筒形トラフ１に同軸かつ回転自在に
挿入された混練軸２を有し、混練軸２は原動機（モー
タ）３によって回転駆動される。混練軸２には、取付け
位置を混練軸２の表面に想定されるスパイラル軌跡上に
設定した多数の攪拌羽根４，４……が所定のピッチで半
径方向に放射状に延出して取付けられている。したがっ
て、円筒形トラフ１の上流側に設けた入口５から搬入し
た被混練材（たとえば鋳物砂とバインダーとの複合材）
６は、比較的高速（５００ＲＰＭ〜１８００ＲＰＭ）で
回転する混練軸２および多数の攪拌羽根４，４……によ
り円筒形トラフ１の内周面１Ａに沿って旋回しながら下
流側に向けて搬送され、その搬送過程で混練されたのち
出口７から搬出される。
【０００３】しかし、従来の攪拌羽根４，４……は、図
６に示すように、その先端面４Ａ、つまり攪拌部に取付
けられた耐摩耗性部材８の先端面４Ａが攪拌羽根４の軸
線Ｃに直交する幅寸法Ｗの比較的広い直線によって形成
されている。そのために、円筒形トラフ１の内周面１Ａ
に対する接近度が先端の両エッジ部４ａ，４ａによって
妨げられ制限されることになり、先端面４Ａと内周面１
Ａの隙間Ｌの寸法が大きくなる。
６に示すように、その先端面４Ａ、つまり攪拌部に取付
けられた耐摩耗性部材８の先端面４Ａが攪拌羽根４の軸
線Ｃに直交する幅寸法Ｗの比較的広い直線によって形成
されている。そのために、円筒形トラフ１の内周面１Ａ
に対する接近度が先端の両エッジ部４ａ，４ａによって
妨げられ制限されることになり、先端面４Ａと内周面１
Ａの隙間Ｌの寸法が大きくなる。
【０００４】一方、連続式混練装置により被混練材の混
練を継続すると、経時により円筒形トラフ１の内周面１
Ａに被混練材が付着堆積し、これが自然硬化する現象を
生じて混練効率を低下させる。したがって、自然硬化し
た付着堆積物を除去する作業が定期的に要求される。と
ころが、従来の攪拌羽根４，４……では、耐摩耗性部材
８の先端面４Ａとトラフ１の内周面１Ａの隙間Ｌの寸法
が大きいために、大きい隙間Ｌに相当して被混練材付着
堆積層の厚さが大きくなり、付着堆積物の除去作業がき
わめて煩雑になる欠点を有している。
練を継続すると、経時により円筒形トラフ１の内周面１
Ａに被混練材が付着堆積し、これが自然硬化する現象を
生じて混練効率を低下させる。したがって、自然硬化し
た付着堆積物を除去する作業が定期的に要求される。と
ころが、従来の攪拌羽根４，４……では、耐摩耗性部材
８の先端面４Ａとトラフ１の内周面１Ａの隙間Ｌの寸法
が大きいために、大きい隙間Ｌに相当して被混練材付着
堆積層の厚さが大きくなり、付着堆積物の除去作業がき
わめて煩雑になる欠点を有している。
【０００５】他方、攪拌羽根４，４……の攪拌部に取付
けられた耐摩耗性部材８によって耐摩耗性を向上させ、
攪拌羽根４，４……の延命を図ることができる。しか
し、従来は、耐摩耗性部材８を着脱不能に固着している
ので、経時により耐摩耗性部材８の摩耗値が許容値を越
えると、攪拌羽根４，４……全体の交換を余儀なくさ
れ、これがランニングコストを増大させる要因になり経
済的にきわめて不利な難点がある。
けられた耐摩耗性部材８によって耐摩耗性を向上させ、
攪拌羽根４，４……の延命を図ることができる。しか
し、従来は、耐摩耗性部材８を着脱不能に固着している
ので、経時により耐摩耗性部材８の摩耗値が許容値を越
えると、攪拌羽根４，４……全体の交換を余儀なくさ
れ、これがランニングコストを増大させる要因になり経
済的にきわめて不利な難点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、経時により円筒形トラフの内周面に層厚の大きい
被混練材が付着堆積して自然硬化するため、その除去作
業がきわめて煩雑である点と、耐摩耗性部材の摩耗によ
り攪拌羽根全体を交換しなければならない点である。
点は、経時により円筒形トラフの内周面に層厚の大きい
被混練材が付着堆積して自然硬化するため、その除去作
業がきわめて煩雑である点と、耐摩耗性部材の摩耗によ
り攪拌羽根全体を交換しなければならない点である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、円筒
形トラフの上流側に設けた入口から搬入した被混練材
を、円筒形トラフに同軸に挿入した混練軸および該混練
軸に取付けた複数の攪拌羽根の回転により該円筒形トラ
フ下流側の出口に向けて搬送しながら混練する連続式混
練装置の攪拌羽根であって、該攪拌羽根の先端面が前記
円筒形卜ラフの内周面に接近して該内周面との隙間の寸
法を縮小できる形状に形成されていることを特徴とし、
円筒形トラフの内周面に対する攪拌羽根先端面の接近度
を増大させることで、攪拌羽根先端面とトラフの内周面
との隙間の寸法を小さく設定し、トラフ内周面への被混
練材の付着堆積を避けるとともに、万一、付着堆積し自
然硬化したとしても、自然発生的に脱落除去させて除去
作業を省略する目的を達成した。
形トラフの上流側に設けた入口から搬入した被混練材
を、円筒形トラフに同軸に挿入した混練軸および該混練
軸に取付けた複数の攪拌羽根の回転により該円筒形トラ
フ下流側の出口に向けて搬送しながら混練する連続式混
練装置の攪拌羽根であって、該攪拌羽根の先端面が前記
円筒形卜ラフの内周面に接近して該内周面との隙間の寸
法を縮小できる形状に形成されていることを特徴とし、
円筒形トラフの内周面に対する攪拌羽根先端面の接近度
を増大させることで、攪拌羽根先端面とトラフの内周面
との隙間の寸法を小さく設定し、トラフ内周面への被混
練材の付着堆積を避けるとともに、万一、付着堆積し自
然硬化したとしても、自然発生的に脱落除去させて除去
作業を省略する目的を達成した。
【０００８】請求項２の発明は、先端面が前記円筒形ト
ラフの内周面に接近して、該内周面との隙間の寸法対を
縮小できる形状に形成された耐摩耗性部材が前記攪拌羽
根の攪拌部に着脱可能に取付けられていることを特徴と
し、耐摩耗性部材の交換あるいは軸線方向を反転させた
取付けによる再使用を可能にし、攪拌羽根全体の交換を
回避できるよにした。
ラフの内周面に接近して、該内周面との隙間の寸法対を
縮小できる形状に形成された耐摩耗性部材が前記攪拌羽
根の攪拌部に着脱可能に取付けられていることを特徴と
し、耐摩耗性部材の交換あるいは軸線方向を反転させた
取付けによる再使用を可能にし、攪拌羽根全体の交換を
回避できるよにした。
【０００９】
【作用】請求項１の発明によれば、攪拌羽根先端面とト
ラフの内周面との隙間の寸法が小さくなるので、トラフ
内周面への被混練材の付着堆積を避けることができる。
また、万一、被混練材が付着堆積し自然硬化したとして
も、その付着堆積層の厚さが小さいため、装置振動など
の外因によって自然発生的に脱落除去される。
ラフの内周面との隙間の寸法が小さくなるので、トラフ
内周面への被混練材の付着堆積を避けることができる。
また、万一、被混練材が付着堆積し自然硬化したとして
も、その付着堆積層の厚さが小さいため、装置振動など
の外因によって自然発生的に脱落除去される。
【００１０】請求項２の発明によれば、経時により耐摩
耗性部材の摩耗値が許容値を越えても、耐摩耗性部材を
交換あるいは軸線方向を反転させて取付けることによる
再使用が可能であるため、攪拌羽根全体の交換を回避す
ることができる。
耗性部材の摩耗値が許容値を越えても、耐摩耗性部材を
交換あるいは軸線方向を反転させて取付けることによる
再使用が可能であるため、攪拌羽根全体の交換を回避す
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は攪拌羽根の拡大正面図、図２は図１の側面
図である。なお、攪拌羽根以外の構成は前記図４および
図５の従来例と同一であるので、その説明は省略する。
図１および図２において、攪拌羽根４の攪拌部には、耐
摩耗性部材８がねじ９によって着脱可能に取付けられ、
この耐摩耗性部材８の先端面４Ａ、つまり攪拌羽根４の
先端面４Ａは円筒形トラフ１の内周面１Ａの曲率半径Ｒ
１よりも僅かに小さい曲率半径Ｒ２によってなる円弧面
により膨出形成されているとともに、耐摩耗性部材８の
後端面４Ｂも曲率半径Ｒ２によってなる円弧面により膨
出形成されている。また、攪拌羽根４の基端部には、リ
ードの小さい細目雄ねじ４Ｃが形成され、この細目雄ね
じ４Ｃを図４の混練軸２の表面に想定されるスパイラル
軌跡上に所定のピッチで設定した雌ねじ孔（図示省略）
に螺合することによって、多数の攪拌羽根４，４……が
混練軸２に取付けられる。
する。図１は攪拌羽根の拡大正面図、図２は図１の側面
図である。なお、攪拌羽根以外の構成は前記図４および
図５の従来例と同一であるので、その説明は省略する。
図１および図２において、攪拌羽根４の攪拌部には、耐
摩耗性部材８がねじ９によって着脱可能に取付けられ、
この耐摩耗性部材８の先端面４Ａ、つまり攪拌羽根４の
先端面４Ａは円筒形トラフ１の内周面１Ａの曲率半径Ｒ
１よりも僅かに小さい曲率半径Ｒ２によってなる円弧面
により膨出形成されているとともに、耐摩耗性部材８の
後端面４Ｂも曲率半径Ｒ２によってなる円弧面により膨
出形成されている。また、攪拌羽根４の基端部には、リ
ードの小さい細目雄ねじ４Ｃが形成され、この細目雄ね
じ４Ｃを図４の混練軸２の表面に想定されるスパイラル
軌跡上に所定のピッチで設定した雌ねじ孔（図示省略）
に螺合することによって、多数の攪拌羽根４，４……が
混練軸２に取付けられる。
【００１２】このような構成であれば、円筒形トラフ１
の内周面１Ａに対する耐摩耗性部材８の先端面４Ａの接
近度が増大して、耐摩耗性部材８の先端面４Ａとトラフ
１の内周面１Ａとの隙間Ｌの寸法を１ｍｍ程度の小さい
値に設定できる。したがって、連続式混練装置により被
混練材６の混練を継続しても、経時により円筒形トラフ
１の内周面１Ａに被混練材６が付着堆積し、これが自然
硬化する現象を生じることはない。しかも、万一、被混
練材６が円筒形トラフ１の内周面１Ａに付着堆積し自然
硬化したとしても、その付着堆積層の厚さが小さい（薄
い）ため、装置振動などの外因によって自然発生的に脱
落除去される。そのために、従来は定期的になされてい
た煩わしい付着堆積物の除去作業を省略することができ
る。また、基端部にリードの小さい細目雄ねじ４Ｃを形
成しているので、多数の攪拌羽根４，４……それぞれの
先端面４Ａとトラフ１の内周面１Ａとの隙間Ｌ寸法の微
細な調整が容易になり、適正な値の隙間Ｌをばらつくこ
となく確保するのに役立つ。
の内周面１Ａに対する耐摩耗性部材８の先端面４Ａの接
近度が増大して、耐摩耗性部材８の先端面４Ａとトラフ
１の内周面１Ａとの隙間Ｌの寸法を１ｍｍ程度の小さい
値に設定できる。したがって、連続式混練装置により被
混練材６の混練を継続しても、経時により円筒形トラフ
１の内周面１Ａに被混練材６が付着堆積し、これが自然
硬化する現象を生じることはない。しかも、万一、被混
練材６が円筒形トラフ１の内周面１Ａに付着堆積し自然
硬化したとしても、その付着堆積層の厚さが小さい（薄
い）ため、装置振動などの外因によって自然発生的に脱
落除去される。そのために、従来は定期的になされてい
た煩わしい付着堆積物の除去作業を省略することができ
る。また、基端部にリードの小さい細目雄ねじ４Ｃを形
成しているので、多数の攪拌羽根４，４……それぞれの
先端面４Ａとトラフ１の内周面１Ａとの隙間Ｌ寸法の微
細な調整が容易になり、適正な値の隙間Ｌをばらつくこ
となく確保するのに役立つ。
【００１３】一方、経時により耐摩耗性部材８の摩耗値
が許容値を越えても、耐摩耗性部材８を一旦取外したの
ち、軸線Ｃ方向を反転させて取付けることで再使用が可
能になるため、攪拌羽根４全体の交換するを回避するこ
とができる。したがって、ランニングコストを低減でき
るので経済的に有利である。
が許容値を越えても、耐摩耗性部材８を一旦取外したの
ち、軸線Ｃ方向を反転させて取付けることで再使用が可
能になるため、攪拌羽根４全体の交換するを回避するこ
とができる。したがって、ランニングコストを低減でき
るので経済的に有利である。
【００１４】図３は本発明の変形例を示し、前記図１お
よび図２の実施例と同一もしくは相当部分には同一符号
を付している。この変形例は、耐摩耗性部材８の先端面
４Ａ、つまり攪拌羽根４の先端面４Ａを、攪拌羽根４の
軸線Ｃに直交する幅寸法Ｗの狭い直線部４ｂと、この直
線部４ｂの両端に連続する面取り部４ｃ，４ｃによって
形成し、後端面４Ｂも同じ形状にした構造になってい
る。このような構成であれば、エッジ部４ａ，４ａが円
筒形トラフ１の内周面１Ａから離れることになる。これ
により、円筒形トラフ１の内周面１Ａに対する直線部４
ｂの接近度を増大させて、直線部４ｂとトラフ１の内周
面１Ａとの隙間Ｌの寸法を１ｍｍ程度の小さい値に設定
できる。したがって、前記図１および図２の実施例と同
様の作用・効果を期待できる。
よび図２の実施例と同一もしくは相当部分には同一符号
を付している。この変形例は、耐摩耗性部材８の先端面
４Ａ、つまり攪拌羽根４の先端面４Ａを、攪拌羽根４の
軸線Ｃに直交する幅寸法Ｗの狭い直線部４ｂと、この直
線部４ｂの両端に連続する面取り部４ｃ，４ｃによって
形成し、後端面４Ｂも同じ形状にした構造になってい
る。このような構成であれば、エッジ部４ａ，４ａが円
筒形トラフ１の内周面１Ａから離れることになる。これ
により、円筒形トラフ１の内周面１Ａに対する直線部４
ｂの接近度を増大させて、直線部４ｂとトラフ１の内周
面１Ａとの隙間Ｌの寸法を１ｍｍ程度の小さい値に設定
できる。したがって、前記図１および図２の実施例と同
様の作用・効果を期待できる。
【００１５】なお、前記実施例では、耐摩耗性部材８の
先端面４Ａと後端面４Ｂをおなじ形状にした構成で説明
しているが、後端面４Ｂを先端面４Ａと異なる形状とし
てもよい。このような構成では、経時により耐摩耗性部
材８の摩耗値が許容値を越えた場合、耐摩耗性部材８を
交換すればよい。また、ねじ９を攪拌部の背面側から耐
摩耗性部材８にねじ込んで着脱可能に取付けた構成で説
明しているが、耐摩耗性部材８側から攪拌部にねじ込ん
だねじ９により、耐摩耗性部材８を着脱可能に取付けて
もよい。
先端面４Ａと後端面４Ｂをおなじ形状にした構成で説明
しているが、後端面４Ｂを先端面４Ａと異なる形状とし
てもよい。このような構成では、経時により耐摩耗性部
材８の摩耗値が許容値を越えた場合、耐摩耗性部材８を
交換すればよい。また、ねじ９を攪拌部の背面側から耐
摩耗性部材８にねじ込んで着脱可能に取付けた構成で説
明しているが、耐摩耗性部材８側から攪拌部にねじ込ん
だねじ９により、耐摩耗性部材８を着脱可能に取付けて
もよい。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明
は、攪拌羽根先端面とトラフの内周面との隙間の寸法が
小さくなるので、トラフ内周面への被混練材の付着堆積
を避けることができる。また、万一、付着堆積し自然硬
化したとしても、その付着堆積層の厚さが小さいため、
装置振動などの外因によって自然発生的に脱落除去され
るため、定期的になされていた煩わしい付着堆積物の除
去作業を省略することができる。
は、攪拌羽根先端面とトラフの内周面との隙間の寸法が
小さくなるので、トラフ内周面への被混練材の付着堆積
を避けることができる。また、万一、付着堆積し自然硬
化したとしても、その付着堆積層の厚さが小さいため、
装置振動などの外因によって自然発生的に脱落除去され
るため、定期的になされていた煩わしい付着堆積物の除
去作業を省略することができる。
【００１７】請求項２の発明は、経時により耐摩耗性部
材の摩耗値が許容値を越えても、耐摩耗性部材を交換も
しくは軸線方向を反転させて取付けることによる再使用
が可能であるため、攪拌羽根全体の交換を回避すること
ができる。したがって、ランニングコストを低減して経
済的な有利性を確保することができる。
材の摩耗値が許容値を越えても、耐摩耗性部材を交換も
しくは軸線方向を反転させて取付けることによる再使用
が可能であるため、攪拌羽根全体の交換を回避すること
ができる。したがって、ランニングコストを低減して経
済的な有利性を確保することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す拡大正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】変形例を示す拡大正面図である。
【図４】連続式混練装置の概略縦断側面図である。
【図５】図３のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図６】従来の攪拌羽根を示す拡大正面図である。
１ 円筒形トラフ ２ 混練軸 ４ 攪拌羽根 ４Ａ 耐摩耗性部材の先端面（攪拌羽根の先端面） ５ 入口 ６ 被混練材 ７ 出口 ８ 耐摩耗性部材 Ｌ 攪拌羽根の先端面とトラフの内周面との隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒形トラフの上流側に設けた入口から
搬入した被混練材を、円筒形トラフに同軸に挿入した混
練軸および該混練軸に取付けた複数の攪拌羽根の回転に
より該円筒形トラフ下流側の出口に向けて搬送しながら
混練する連続式混練装置の攪拌羽根であって、該攪拌羽
根の先端面が前記円筒形トラフの内周面に接近して該内
周面との隙間の寸法を縮小できる形状に形成されている
ことを特徴とする連続式混練装置における攪拌羽根。 - 【請求項２】 先端面が前記円筒形トラフの内周面に接
近して、該内周面との隙間の寸法対を縮小できる形状に
形成された耐摩耗性部材が前記攪拌羽根の攪拌部に着脱
可能に取付けられていることを特徴とする請求項１記載
の連続式混練装置における攪拌羽根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278811A JPH07100349A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 連続式混練装置の攪拌羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278811A JPH07100349A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 連続式混練装置の攪拌羽根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100349A true JPH07100349A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17602499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278811A Pending JPH07100349A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 連続式混練装置の攪拌羽根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100349A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008536676A (ja) * | 2005-04-22 | 2008-09-11 | マシーネンファブリーク・グスタフ・アイリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | 取り外し可能な摩耗部材を備える混合ブレード |
| WO2017168799A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 新東工業株式会社 | 粉粒体と粘性液体の連続混練装置、システム及び連続混練方法 |
| US20210362390A1 (en) * | 2018-07-09 | 2021-11-25 | Unipres Corporation | Continuous molding method and continuous molding apparatus of press molded product |
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| JPS605968U (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-17 | 関西ペイント株式会社 | 連続式メジア型分散機 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5278811A patent/JPH07100349A/ja active Pending
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