JPH07100205A - 医療用液体の供給装置 - Google Patents
医療用液体の供給装置Info
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- JPH07100205A JPH07100205A JP5269880A JP26988093A JPH07100205A JP H07100205 A JPH07100205 A JP H07100205A JP 5269880 A JP5269880 A JP 5269880A JP 26988093 A JP26988093 A JP 26988093A JP H07100205 A JPH07100205 A JP H07100205A
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- liquid
- container
- compressed air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックボトル内に滅菌状態で貯留され
ている医療用液体を、別途他の容器に移し替えること無
く、該ボトルから患者に対して直接供給するとともに、
該ボトルを高い位置に吊り下げるという看護婦にとって
困難を伴う作業も不要とすることができる作業性の高い
医療用液体の供給装置を提供する。 【構成】 プラスチックボトル16を密閉状態で収納可
能な密閉容器15と、密閉容器15内に圧縮空気を供給
するエアーポンプ、ホース22等の圧縮空気供給手段
と、該プラスチックボトル16内の医療用液体を排出す
る針28、チューブ30等の輸送手段とを設け、密閉容
器15内に供給した圧縮空気により、プラスチックボト
ル16を圧縮し、これによりプラスチックボトル16内
の医療用液体を輸送手段に対して押し出す。
ている医療用液体を、別途他の容器に移し替えること無
く、該ボトルから患者に対して直接供給するとともに、
該ボトルを高い位置に吊り下げるという看護婦にとって
困難を伴う作業も不要とすることができる作業性の高い
医療用液体の供給装置を提供する。 【構成】 プラスチックボトル16を密閉状態で収納可
能な密閉容器15と、密閉容器15内に圧縮空気を供給
するエアーポンプ、ホース22等の圧縮空気供給手段
と、該プラスチックボトル16内の医療用液体を排出す
る針28、チューブ30等の輸送手段とを設け、密閉容
器15内に供給した圧縮空気により、プラスチックボト
ル16を圧縮し、これによりプラスチックボトル16内
の医療用液体を輸送手段に対して押し出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胆嚢摘出等の手術にて
患部の消毒に使用される滅菌液、点滴に使用される栄養
剤、各種治療に使用される生理食塩水等の医療用液体を
簡易に供給できる供給装置に関する。
患部の消毒に使用される滅菌液、点滴に使用される栄養
剤、各種治療に使用される生理食塩水等の医療用液体を
簡易に供給できる供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の医療用液体の供給装置と
しては、図5及び図6に示す構成のものが知られてい
る。図5に示す医療用液体の供給装置は、滅菌液(医療
用液体)が貯留されているプラスチックボトル1を、開
口部2を下側にして一定の高さの支持装置3に吊り下
げ、このプラスチックボトル1の位置エネルギーを利用
して、下方に位置する患者に対して滅菌液を供給するよ
うにしたものである。また、この医療用液体の供給装置
では、プラスチックボトル1の開口部2を塞ぐゴム栓4
に、滅菌液輸送チューブ5の先端に設けられた針6を挿
通させることにより、これら針6及び滅菌液輸送チュー
ブ5を通じて、プラスチックボトル1内の滅菌液を手術
患者に対して直接供給するようにしている。
しては、図5及び図6に示す構成のものが知られてい
る。図5に示す医療用液体の供給装置は、滅菌液(医療
用液体)が貯留されているプラスチックボトル1を、開
口部2を下側にして一定の高さの支持装置3に吊り下
げ、このプラスチックボトル1の位置エネルギーを利用
して、下方に位置する患者に対して滅菌液を供給するよ
うにしたものである。また、この医療用液体の供給装置
では、プラスチックボトル1の開口部2を塞ぐゴム栓4
に、滅菌液輸送チューブ5の先端に設けられた針6を挿
通させることにより、これら針6及び滅菌液輸送チュー
ブ5を通じて、プラスチックボトル1内の滅菌液を手術
患者に対して直接供給するようにしている。
【0003】また、図6に示す医療用液体の供給装置
は、上部開口7が脱着自在なゴム栓8により塞がれ、そ
の内部にプラスチックボトル9から別途移された滅菌液
が貯留される滅菌液貯留専用容器10と、圧縮空気を供
給するエアーポンプ11とを有するものであって、エア
ーポンプ11から供給された圧縮空気は、空気供給管1
2を通じて滅菌液貯留専用容器10内の上部空間に導入
されるようになっている。
は、上部開口7が脱着自在なゴム栓8により塞がれ、そ
の内部にプラスチックボトル9から別途移された滅菌液
が貯留される滅菌液貯留専用容器10と、圧縮空気を供
給するエアーポンプ11とを有するものであって、エア
ーポンプ11から供給された圧縮空気は、空気供給管1
2を通じて滅菌液貯留専用容器10内の上部空間に導入
されるようになっている。
【0004】そして、この滅菌液貯留専用容器10内の
上部空間に導入された圧縮空気は、滅菌液貯留専用容器
10内を加圧し、この加圧によって滅菌液貯留専用容器
10内の滅菌液を滅菌液輸送管13に押し出し、該滅菌
液輸送管13を通じて滅菌液を手術患者に供給するよう
にしている。なお、このような医療用液体の供給装置で
は、空気輸送管12の末端部は滅菌液貯留専用容器10
内の上部に配置され、滅菌液輸送管13の起端部は滅菌
液貯留専用容器10内の底部に配置され、このような輸
送管12・13の配置により、滅菌液貯留専用容器10
内が加圧された場合にその内部の滅菌液が滅菌液輸送管
13に対して押し出されるようになっている。
上部空間に導入された圧縮空気は、滅菌液貯留専用容器
10内を加圧し、この加圧によって滅菌液貯留専用容器
10内の滅菌液を滅菌液輸送管13に押し出し、該滅菌
液輸送管13を通じて滅菌液を手術患者に供給するよう
にしている。なお、このような医療用液体の供給装置で
は、空気輸送管12の末端部は滅菌液貯留専用容器10
内の上部に配置され、滅菌液輸送管13の起端部は滅菌
液貯留専用容器10内の底部に配置され、このような輸
送管12・13の配置により、滅菌液貯留専用容器10
内が加圧された場合にその内部の滅菌液が滅菌液輸送管
13に対して押し出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
医療用液体の供給装置では、プラスチックボトル1を支
持装置3に吊り下げることにより、該プラスチックボト
ル1内の滅菌液を下方に位置する患者に対して供給する
ものであるので、例えば、プラスチックボトル1の吊下
位置が、看護婦等の作業者の身長に比べて高い場合に、
その吊下作業が困難となるという問題が生じていた。
医療用液体の供給装置では、プラスチックボトル1を支
持装置3に吊り下げることにより、該プラスチックボト
ル1内の滅菌液を下方に位置する患者に対して供給する
ものであるので、例えば、プラスチックボトル1の吊下
位置が、看護婦等の作業者の身長に比べて高い場合に、
その吊下作業が困難となるという問題が生じていた。
【0006】また、図6に示す医療用液体の供給装置で
は、図5の医療用液体の供給装置のようにプラスチック
ボトル9をそのまま使用することはできず、滅菌液貯留
専用容器10に対して、プラスチックボトル9内の滅菌
液を移して貯留させるようにしているので、滅菌液の貯
留に際しては、滅菌液貯留専用容器10を予め殺菌する
という面倒な作業が必要となり、作業能率の低下を招い
ていた。
は、図5の医療用液体の供給装置のようにプラスチック
ボトル9をそのまま使用することはできず、滅菌液貯留
専用容器10に対して、プラスチックボトル9内の滅菌
液を移して貯留させるようにしているので、滅菌液の貯
留に際しては、滅菌液貯留専用容器10を予め殺菌する
という面倒な作業が必要となり、作業能率の低下を招い
ていた。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、プラスチックボトル内に滅菌状態で貯留さ
れている医療用液体を、別途他の容器に移し替えること
無く、該ボトルから患者に対して直接供給できるととも
に、該ボトルを高い位置に吊り下げるという看護婦にと
って困難を伴う作業も不要とすることができる極めて作
業性の高い医療用液体の供給装置を提供することを目的
とする。
のであって、プラスチックボトル内に滅菌状態で貯留さ
れている医療用液体を、別途他の容器に移し替えること
無く、該ボトルから患者に対して直接供給できるととも
に、該ボトルを高い位置に吊り下げるという看護婦にと
って困難を伴う作業も不要とすることができる極めて作
業性の高い医療用液体の供給装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、プラスチックボトル内の医療用液体を供
給する医療用液体の供給装置であって、前記プラスチッ
クボトルを収納する容器本体及び該容器本体に対して脱
着自在に設けられた蓋体からなる密閉容器と、該密閉容
器に対して圧縮空気を供給し、該密閉容器内のプラスチ
ックボトルを外側から圧縮する圧縮空気供給手段と、前
記プラスチックボトル内と外部とを接続するように設け
られて、前記密閉容器内のプラスチックボトルを外側か
ら圧縮することにより押し出された医療用液体を外部に
輸送するための輸送手段とを具備するようにしている。
に本発明では、プラスチックボトル内の医療用液体を供
給する医療用液体の供給装置であって、前記プラスチッ
クボトルを収納する容器本体及び該容器本体に対して脱
着自在に設けられた蓋体からなる密閉容器と、該密閉容
器に対して圧縮空気を供給し、該密閉容器内のプラスチ
ックボトルを外側から圧縮する圧縮空気供給手段と、前
記プラスチックボトル内と外部とを接続するように設け
られて、前記密閉容器内のプラスチックボトルを外側か
ら圧縮することにより押し出された医療用液体を外部に
輸送するための輸送手段とを具備するようにしている。
【0009】
【作用】この発明によれば、蓋体を外すことにより容器
本体内にプラスチックボトルを収納し、その後、容器本
体に蓋体を取り付けて該容器本体を密閉し、この状態
で、密閉容器内に圧縮空気供給手段を通じて圧縮空気を
供給した場合には、密閉容器内のプラスチックボトルは
圧縮空気により外側から加圧され、これによってプラス
チックボトルが圧縮されて、該プラスチックボトル内の
医療用液体が輸送手段に対して押し出される。その結
果、該プラスチックボトル内の医療用液体が輸送手段を
通じて患者に直接供給される。すなわち、この発明で
は、プラスチックボトル内の医療用液体を、従来のよう
に別途、他の専用容器に移し替えること無く、患者に対
して直接供給できるので、該専用容器を滅菌するといっ
た手間も省け、また、プラスチックボトルを密閉容器内
へ取り付ける作業も蓋を脱着することにより可能である
ので、該プラスチックボトルを高い位置に吊り下げると
いう看護婦にとって困難を伴う作業も不要となる。
本体内にプラスチックボトルを収納し、その後、容器本
体に蓋体を取り付けて該容器本体を密閉し、この状態
で、密閉容器内に圧縮空気供給手段を通じて圧縮空気を
供給した場合には、密閉容器内のプラスチックボトルは
圧縮空気により外側から加圧され、これによってプラス
チックボトルが圧縮されて、該プラスチックボトル内の
医療用液体が輸送手段に対して押し出される。その結
果、該プラスチックボトル内の医療用液体が輸送手段を
通じて患者に直接供給される。すなわち、この発明で
は、プラスチックボトル内の医療用液体を、従来のよう
に別途、他の専用容器に移し替えること無く、患者に対
して直接供給できるので、該専用容器を滅菌するといっ
た手間も省け、また、プラスチックボトルを密閉容器内
へ取り付ける作業も蓋を脱着することにより可能である
ので、該プラスチックボトルを高い位置に吊り下げると
いう看護婦にとって困難を伴う作業も不要となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。まず、図1において符号15で示す
ものは、滅菌液が貯留されるプラスチックボトル16を
収納する密閉容器であって、下部側に位置する容器本体
17と、該容器本体17の上部開口にねじ18・19を
介して脱着自在に取り付けられる蓋体20とから構成さ
れている。また、密閉容器17の側部には圧縮空気導入
部21が設けられており、この圧縮空気導入部21に
は、図示しないエアーポンプからの圧縮空気が供給され
るホース22が接続されている。圧縮空気導入部21の
先端外周部には凹凸部21Aが形成されており、この凹
凸部21Aによってホース22が圧縮空気導入部21か
ら外れることを防止している。
基づいて説明する。まず、図1において符号15で示す
ものは、滅菌液が貯留されるプラスチックボトル16を
収納する密閉容器であって、下部側に位置する容器本体
17と、該容器本体17の上部開口にねじ18・19を
介して脱着自在に取り付けられる蓋体20とから構成さ
れている。また、密閉容器17の側部には圧縮空気導入
部21が設けられており、この圧縮空気導入部21に
は、図示しないエアーポンプからの圧縮空気が供給され
るホース22が接続されている。圧縮空気導入部21の
先端外周部には凹凸部21Aが形成されており、この凹
凸部21Aによってホース22が圧縮空気導入部21か
ら外れることを防止している。
【0011】また、蓋体20の中央部には孔23が形成
されており、この孔23の内周部には、蓋体20を容器
本体17に螺合させた場合に、プラスチックボトル16
の金属製キャップ27(後述する)外周面に密着される
シール部材24が取り付けられている。なお、密閉容器
15の蓋体20は、容器本体17内にプラスチックボト
ル16を収納した場合に、そのシール部材24が、該プ
ラスチックボトル16の金属製キャップ27に当接する
ように、プラスチックボトル16の高さに合わせて、容
器本体17に対する取付位置が設定されている。
されており、この孔23の内周部には、蓋体20を容器
本体17に螺合させた場合に、プラスチックボトル16
の金属製キャップ27(後述する)外周面に密着される
シール部材24が取り付けられている。なお、密閉容器
15の蓋体20は、容器本体17内にプラスチックボト
ル16を収納した場合に、そのシール部材24が、該プ
ラスチックボトル16の金属製キャップ27に当接する
ように、プラスチックボトル16の高さに合わせて、容
器本体17に対する取付位置が設定されている。
【0012】次に、密閉容器15内に収納されるプラス
チックボトル16について説明すると、このプラスチッ
クボトル16は変形可能に形成されたものであって、こ
のプラスチックボトル16の開口部25は、外部から雑
菌が混入することを防止し、かつ内部の滅菌液を無菌状
態に保つためにゴムキャップ26及び金属製キャップ2
7により二重に封がされている。なお、金属製キャップ
27は使用者が中央部27Aの摘みを引っ張ることによ
り開口されて、下側のゴムキャップ26を外部に露出さ
せるプルトップ型のものが採用されている。
チックボトル16について説明すると、このプラスチッ
クボトル16は変形可能に形成されたものであって、こ
のプラスチックボトル16の開口部25は、外部から雑
菌が混入することを防止し、かつ内部の滅菌液を無菌状
態に保つためにゴムキャップ26及び金属製キャップ2
7により二重に封がされている。なお、金属製キャップ
27は使用者が中央部27Aの摘みを引っ張ることによ
り開口されて、下側のゴムキャップ26を外部に露出さ
せるプルトップ型のものが採用されている。
【0013】また、金属製キャップ27の中央部27A
を開口した場合に露出するゴムキャップ26には、金属
製の針28が貫通されるようになっている。この針28
は、図2に詳細に示されるようにその内部に輸送路29
が形成されているものであって、その後端部はチューブ
30内に挿入されている。また、針28の後端外周部に
は凹凸部31が形成されており、この凹凸部31によっ
て、チューブ30が針28から外れることを防止してい
る。また、このチューブ30の末端は滅菌液の使用者で
ある患者(図示略)にまで至っている。
を開口した場合に露出するゴムキャップ26には、金属
製の針28が貫通されるようになっている。この針28
は、図2に詳細に示されるようにその内部に輸送路29
が形成されているものであって、その後端部はチューブ
30内に挿入されている。また、針28の後端外周部に
は凹凸部31が形成されており、この凹凸部31によっ
て、チューブ30が針28から外れることを防止してい
る。また、このチューブ30の末端は滅菌液の使用者で
ある患者(図示略)にまで至っている。
【0014】そして、以上のように構成された医療用液
体の供給装置では、まず、作業者が、蓋体20を外すこ
とにより容器本体17の中央部にプラスチックボトル1
6を収納し、その後、蓋体20のシール部材24を、プ
ラスチックボトル16の金属製キャップ27に密着させ
た状態で、該蓋体20を容器本体17に螺合させ、これ
により密閉容器17を外部と遮断した密閉状態とする。
この後、プラスチックボトル16の金属製キャップ27
を開口して、下側のゴムキャップ26を外部に露出させ
るようにし、この状態でゴムキャップ26に、チューブ
30を取り付けた金属製の針28を挿通し、更にこの針
28の先端をプラスチックボトル16の底部付近にまで
至らせるようにし、これによって前準備は完了となる。
体の供給装置では、まず、作業者が、蓋体20を外すこ
とにより容器本体17の中央部にプラスチックボトル1
6を収納し、その後、蓋体20のシール部材24を、プ
ラスチックボトル16の金属製キャップ27に密着させ
た状態で、該蓋体20を容器本体17に螺合させ、これ
により密閉容器17を外部と遮断した密閉状態とする。
この後、プラスチックボトル16の金属製キャップ27
を開口して、下側のゴムキャップ26を外部に露出させ
るようにし、この状態でゴムキャップ26に、チューブ
30を取り付けた金属製の針28を挿通し、更にこの針
28の先端をプラスチックボトル16の底部付近にまで
至らせるようにし、これによって前準備は完了となる。
【0015】そして、この状態で、密閉容器15内にホ
ース22及び圧縮空気導入部21を通じてエアーポンプ
からの圧縮空気を導入した場合には、密閉容器15内の
プラスチックボトル16は圧縮空気により外側から加圧
され、これによってプラスチックボトル16が圧縮され
て、該プラスチックボトル16内の滅菌液が、針28内
の輸送路29に対して押し出される。その結果、該プラ
スチックボトル16内の滅菌液が、針28及びチューブ
30を通じて患者に供給される。すなわち、上記医療用
液体の供給装置では、圧縮空気を利用してプラスチック
ボトル16内の滅菌液を患者に対して直接供給できるの
で、従来のようなプラスチックボトル16内の滅菌液を
他の容器に移し替える、プラスチックボトル16を高い
位置に吊り下げるという面倒な作業を省くことができ、
滅菌液を供給する際の作業能率を向上させることができ
る効果が得られる。
ース22及び圧縮空気導入部21を通じてエアーポンプ
からの圧縮空気を導入した場合には、密閉容器15内の
プラスチックボトル16は圧縮空気により外側から加圧
され、これによってプラスチックボトル16が圧縮され
て、該プラスチックボトル16内の滅菌液が、針28内
の輸送路29に対して押し出される。その結果、該プラ
スチックボトル16内の滅菌液が、針28及びチューブ
30を通じて患者に供給される。すなわち、上記医療用
液体の供給装置では、圧縮空気を利用してプラスチック
ボトル16内の滅菌液を患者に対して直接供給できるの
で、従来のようなプラスチックボトル16内の滅菌液を
他の容器に移し替える、プラスチックボトル16を高い
位置に吊り下げるという面倒な作業を省くことができ、
滅菌液を供給する際の作業能率を向上させることができ
る効果が得られる。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。なお、以下の実施例では、第1実施例と構
成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化す
る。第2実施例に示す医療用液体の供給装置が、第1実
施例と構成を異にする点は、密閉容器の構造にある。す
なわち、第1実施例の密閉容器15では、容器本体17
に対する蓋体20の取付を、容器本体17の外周面に形
成したねじ18と、蓋体20の内周面に形成したねじ1
9とを螺合させることにより行うようにしたが、第2実
施例の密閉容器32では、図3に示すように、蓋体33
の下面が接する容器本体34の上端面にシール部材35
を設け、かつ容器本体34の側部に、容器本体34に取
り付けた蓋体33を下方側に向けて押圧する複数のクラ
ンプ手段36を設けるようにしても良い。
て説明する。なお、以下の実施例では、第1実施例と構
成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化す
る。第2実施例に示す医療用液体の供給装置が、第1実
施例と構成を異にする点は、密閉容器の構造にある。す
なわち、第1実施例の密閉容器15では、容器本体17
に対する蓋体20の取付を、容器本体17の外周面に形
成したねじ18と、蓋体20の内周面に形成したねじ1
9とを螺合させることにより行うようにしたが、第2実
施例の密閉容器32では、図3に示すように、蓋体33
の下面が接する容器本体34の上端面にシール部材35
を設け、かつ容器本体34の側部に、容器本体34に取
り付けた蓋体33を下方側に向けて押圧する複数のクラ
ンプ手段36を設けるようにしても良い。
【0017】前記シール部材35は、容器本体34の上
端面の全周に亙って設けられているものであり、また、
前記クランプ手段36は、容器本体34の側部に位置す
るヒンジ37により垂直面内で回動するアーム38と、
アーム38の先端に設けられて、容器本体34に取り付
けた蓋体33の上面を押圧するローラ39と、アーム3
8を容器本体34側に向けて付勢する付勢手段(図示
略)とから構成されたものである。そして、このような
クランプ手段36によって、容器本体34に取り付けた
蓋体33を、容器本体34の上端面のシール部材35に
対して押し付けることができ、これによって密閉容器3
2を外部から遮断した密閉状態にすることができる。な
お、図3では、クランプ手段36を2組しか設けていな
いが、必要に応じて3〜4組程度設けると良い。
端面の全周に亙って設けられているものであり、また、
前記クランプ手段36は、容器本体34の側部に位置す
るヒンジ37により垂直面内で回動するアーム38と、
アーム38の先端に設けられて、容器本体34に取り付
けた蓋体33の上面を押圧するローラ39と、アーム3
8を容器本体34側に向けて付勢する付勢手段(図示
略)とから構成されたものである。そして、このような
クランプ手段36によって、容器本体34に取り付けた
蓋体33を、容器本体34の上端面のシール部材35に
対して押し付けることができ、これによって密閉容器3
2を外部から遮断した密閉状態にすることができる。な
お、図3では、クランプ手段36を2組しか設けていな
いが、必要に応じて3〜4組程度設けると良い。
【0018】次に、本発明の第3実施例を図4に基づい
て説明する。第3実施例に示す医療用液体の供給装置
が、第1、第2実施例と構成を異にする点は密閉容器の
構造にある。すなわち、第3実施例に示す密閉容器40
は、第1、第2実施例のように蓋体20・33の孔23
からプラスチックボトル16の金属製キャップ27を露
出させるものでは無く、容器本体41内にプラスチック
ボトル16を全て収納するものであり、従って、その蓋
体42には、図1、図3で示すような孔23及びシール
部材24は設けられていない。
て説明する。第3実施例に示す医療用液体の供給装置
が、第1、第2実施例と構成を異にする点は密閉容器の
構造にある。すなわち、第3実施例に示す密閉容器40
は、第1、第2実施例のように蓋体20・33の孔23
からプラスチックボトル16の金属製キャップ27を露
出させるものでは無く、容器本体41内にプラスチック
ボトル16を全て収納するものであり、従って、その蓋
体42には、図1、図3で示すような孔23及びシール
部材24は設けられていない。
【0019】また、前記容器本体41内には、開口部2
5を下側にした状態でプラスチックボトル16を支持す
る環状の支持部材43が設けられており、該支持部材4
3の下方には、針28を挿通させるための孔44が設け
られ、また、この孔44の内面には、針28との間を気
密状態に保持するためのシール部材45が設けられてい
る。なお、この針28は容器41の底部に設置された他
の支持部材(図示しない)により支持されており、その
先端部が支持部材43の穴43aに臨むようにして上を
向いている。この実施例では、プラスチックボトル16
を逆さにして支持部材43に載せれば上向きの針28が
プラスチックボトル16のゴムキャップ26に突き刺さ
るようになっており、作業能率をより一層向上できる。
なお、チューブ30の先端に挿入される針28は、プラ
スチックボトル16のゴムキャップ26を挿通させたと
きに、プラスチックボトル16の開口部25付近に位置
するような短いもので良い。
5を下側にした状態でプラスチックボトル16を支持す
る環状の支持部材43が設けられており、該支持部材4
3の下方には、針28を挿通させるための孔44が設け
られ、また、この孔44の内面には、針28との間を気
密状態に保持するためのシール部材45が設けられてい
る。なお、この針28は容器41の底部に設置された他
の支持部材(図示しない)により支持されており、その
先端部が支持部材43の穴43aに臨むようにして上を
向いている。この実施例では、プラスチックボトル16
を逆さにして支持部材43に載せれば上向きの針28が
プラスチックボトル16のゴムキャップ26に突き刺さ
るようになっており、作業能率をより一層向上できる。
なお、チューブ30の先端に挿入される針28は、プラ
スチックボトル16のゴムキャップ26を挿通させたと
きに、プラスチックボトル16の開口部25付近に位置
するような短いもので良い。
【0020】また、この第3実施例では、容器本体41
に対する蓋体42の取付を、容器本体40の外周面に形
成したねじ18と、蓋体42の内周面に形成したねじ1
9とを螺合させることにより行うようにしたが、これに
限定されず、ねじ18・19を省略し、かつ図3に示す
シール部材35及びクランプ手段36により蓋体42を
押さえるようにしても良い。
に対する蓋体42の取付を、容器本体40の外周面に形
成したねじ18と、蓋体42の内周面に形成したねじ1
9とを螺合させることにより行うようにしたが、これに
限定されず、ねじ18・19を省略し、かつ図3に示す
シール部材35及びクランプ手段36により蓋体42を
押さえるようにしても良い。
【0021】また、上記第1〜第3の実施例について、
プラスチックボトル16は内部の滅菌液の液量を把握で
きる透明容器を使用する。また、これに合わせて、これ
ら実施例の密閉容器15・32・40は全体を透明なプ
ラスチック材料によりに形成するか、あるいは側面に内
部を観察できる窓を形成するようにし、これによりプラ
スチックボトル16内の滅菌液の残りの液量を容易に確
認できるようにしても良い。また、これら実施例では、
エアーポンプからホース22に供給される圧縮空気の流
量を一定とするためにホース22の途中にレギュレータ
を設け、かつこのレギュレータによってプラスチックボ
トル16内の滅菌液の供給圧を、患者の血圧よりも高い
値に設定すると良い。また、これら実施例では、医療用
液体として滅菌液を使用したが、点滴液、生理食塩水等
であっても良いことは言うまでもない。
プラスチックボトル16は内部の滅菌液の液量を把握で
きる透明容器を使用する。また、これに合わせて、これ
ら実施例の密閉容器15・32・40は全体を透明なプ
ラスチック材料によりに形成するか、あるいは側面に内
部を観察できる窓を形成するようにし、これによりプラ
スチックボトル16内の滅菌液の残りの液量を容易に確
認できるようにしても良い。また、これら実施例では、
エアーポンプからホース22に供給される圧縮空気の流
量を一定とするためにホース22の途中にレギュレータ
を設け、かつこのレギュレータによってプラスチックボ
トル16内の滅菌液の供給圧を、患者の血圧よりも高い
値に設定すると良い。また、これら実施例では、医療用
液体として滅菌液を使用したが、点滴液、生理食塩水等
であっても良いことは言うまでもない。
【0022】さらに、医療用液体としての洗浄水は、内
視鏡を通って体内に注入されたり、内視鏡の観察窓を洗
浄することもある。この場合、洗浄水の温度が体温に比
べて低いので、洗浄水によって冷された観察窓に体内の
蒸気が結露してしまう。この場合、例えば図1に想像線
で示すように密閉容器15内に円筒形状のヒータ50を
設置し、プラスチックボトル16内の洗浄水を密閉状態
で加熱し、上記結露を防止する。
視鏡を通って体内に注入されたり、内視鏡の観察窓を洗
浄することもある。この場合、洗浄水の温度が体温に比
べて低いので、洗浄水によって冷された観察窓に体内の
蒸気が結露してしまう。この場合、例えば図1に想像線
で示すように密閉容器15内に円筒形状のヒータ50を
設置し、プラスチックボトル16内の洗浄水を密閉状態
で加熱し、上記結露を防止する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明で
は、プラスチックボトル内の医療用液体を、従来のよう
に別途、他の専用容器に移し替えること無く、患者に対
して直接供給できるので、専用容器を滅菌するといった
手間も省け、また、プラスチックボトルを密閉容器内へ
取り付ける作業も蓋を脱着することにより可能であるの
で、該プラスチックボトルを高い位置に吊り下げるとい
う看護婦にとって困難を伴う作業も不要となる。従っ
て、本発明の医療用液体の供給装置では、従来のような
手間の係る作業を全て省くことができ、医療用液体を供
給する際の作業能率を向上させることができる効果が得
られる。
は、プラスチックボトル内の医療用液体を、従来のよう
に別途、他の専用容器に移し替えること無く、患者に対
して直接供給できるので、専用容器を滅菌するといった
手間も省け、また、プラスチックボトルを密閉容器内へ
取り付ける作業も蓋を脱着することにより可能であるの
で、該プラスチックボトルを高い位置に吊り下げるとい
う看護婦にとって困難を伴う作業も不要となる。従っ
て、本発明の医療用液体の供給装置では、従来のような
手間の係る作業を全て省くことができ、医療用液体を供
給する際の作業能率を向上させることができる効果が得
られる。
【図1】本発明の第1実施例を示す正断面図。
【図2】針28とチューブ30との取付状態を示す断面
図。
図。
【図3】本発明の第2実施例を示す正断面図。
【図4】本発明の第3実施例を示す正断面図。
【図5】従来の医療溶液供給装置を示す図。
【図6】従来の医療溶液供給装置を示す図。
15 密閉容器 16 プラスチックボトル 17 容器本体 20 蓋体 21 圧縮空気導入部(圧縮空気供給手段) 22 ホース(圧縮空気供給手段) 28 針(輸送手段) 30 チューブ(輸送手段) 32 密閉容器 33 蓋体 34 容器本体 40 密閉容器 41 容器本体 42 蓋体
Claims (1)
- 【請求項1】 変形可能に形成されたプラスチックボト
ル内の医療用液体を供給する医療用液体の供給装置であ
って、 前記プラスチックボトルを収納する容器本体及び該容器
本体に対して脱着自在に設けられた蓋体からなる密閉容
器と、 該密閉容器に対して圧縮空気を供給し、該密閉容器内の
プラスチックボトルを外側から圧縮する圧縮空気供給手
段と、 前記プラスチックボトル内と外部とを接続するように設
けられて、前記密閉容器内のプラスチックボトルを外側
から圧縮することにより押し出された医療用液体を外部
に輸送するための輸送手段とを具備したことを特徴とす
る医療用液体の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269880A JPH07100205A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 医療用液体の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269880A JPH07100205A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 医療用液体の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100205A true JPH07100205A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17478499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5269880A Pending JPH07100205A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 医療用液体の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014140758A (ja) * | 2010-05-18 | 2014-08-07 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | 吸入器のための用量カウンタ、吸入器及びそのシャフト |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5269880A patent/JPH07100205A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014140758A (ja) * | 2010-05-18 | 2014-08-07 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | 吸入器のための用量カウンタ、吸入器及びそのシャフト |
US9463289B2 (en) | 2010-05-18 | 2016-10-11 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US9526850B2 (en) | 2010-05-18 | 2016-12-27 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US9526851B2 (en) | 2010-05-18 | 2016-12-27 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US9533111B2 (en) | 2010-05-18 | 2017-01-03 | Norton (Waterford) Limited | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US9731087B2 (en) | 2010-05-18 | 2017-08-15 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having a bore and shaft arrangement |
US9808587B2 (en) | 2010-05-18 | 2017-11-07 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having an anti-reverse rotation actuator |
US10022510B2 (en) | 2010-05-18 | 2018-07-17 | Ivax Pharmaeuticals Ireland | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US10022509B2 (en) | 2010-05-18 | 2018-07-17 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having a bore and shaft arrangement |
US10086156B2 (en) | 2010-05-18 | 2018-10-02 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler and method for counting doses |
US10124131B2 (en) | 2010-05-18 | 2018-11-13 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having an anti-reverse rotation actuator |
US10391267B2 (en) | 2010-05-18 | 2019-08-27 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counters for inhalers, inhalers and methods of assembly thereof |
US10561808B2 (en) | 2010-05-18 | 2020-02-18 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having an anti-reverse rotation actuator |
US10695512B2 (en) | 2010-05-18 | 2020-06-30 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having an anti-reverse rotation actuator |
US11395889B2 (en) | 2010-05-18 | 2022-07-26 | Ivax Pharmaceuticals Ireland | Dose counter for inhaler having an anti-reverse rotation actuator |
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