JPH0699776A - 自転車用キャリヤ - Google Patents
自転車用キャリヤInfo
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- JPH0699776A JPH0699776A JP27542792A JP27542792A JPH0699776A JP H0699776 A JPH0699776 A JP H0699776A JP 27542792 A JP27542792 A JP 27542792A JP 27542792 A JP27542792 A JP 27542792A JP H0699776 A JPH0699776 A JP H0699776A
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- bicycle
- carrier
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 自動車のルーフ上に自転車を持上げることな
くしかもルーフ上に固定することができるようにした自
転車用キャリヤを提供することを目的とする。 [構成] 自動車のルーフ上において横方向に延びるよ
うに取付けられる前後のキャリヤガイド11、12にそ
れぞれ上側のタイヤ受け21、22を設けるとともに、
上記のキャリヤガイド11、12によって摺動可能に支
持される前後のスライドフレーム15、16に下側のタ
イヤ受け23、24をそれぞれ取付けるようにし、上記
キャリヤガイド11、12からスライドフレーム15、
16を引出して下方へ回動させ、下側のタイヤ受け2
3、24によってスライドフレーム15、16上に自転
車を装着し、この状態でスライドフレーム15、16を
キャリヤガイド11、12内に押込むようにして自転車
を車両のルーフ上に移動させるようにしたものである。
くしかもルーフ上に固定することができるようにした自
転車用キャリヤを提供することを目的とする。 [構成] 自動車のルーフ上において横方向に延びるよ
うに取付けられる前後のキャリヤガイド11、12にそ
れぞれ上側のタイヤ受け21、22を設けるとともに、
上記のキャリヤガイド11、12によって摺動可能に支
持される前後のスライドフレーム15、16に下側のタ
イヤ受け23、24をそれぞれ取付けるようにし、上記
キャリヤガイド11、12からスライドフレーム15、
16を引出して下方へ回動させ、下側のタイヤ受け2
3、24によってスライドフレーム15、16上に自転
車を装着し、この状態でスライドフレーム15、16を
キャリヤガイド11、12内に押込むようにして自転車
を車両のルーフ上に移動させるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自転車用キャリヤに係
り、とくに車両のルーフ上に自転車を保持して運搬する
自転車用キャリヤに関する。
り、とくに車両のルーフ上に自転車を保持して運搬する
自転車用キャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術】自転車を自動車のルーフ上に設けられて
いるキャリヤによって固定して運搬し、目的地に着いた
ら上記キャリヤから自転車を外してサイクリングを楽し
むことによって、ドライブとサイクリングとを組合わせ
て楽しむことができるようになり、行動半径が広がると
ともに、レクリエーションを多様化させることが可能に
なる。
いるキャリヤによって固定して運搬し、目的地に着いた
ら上記キャリヤから自転車を外してサイクリングを楽し
むことによって、ドライブとサイクリングとを組合わせ
て楽しむことができるようになり、行動半径が広がると
ともに、レクリエーションを多様化させることが可能に
なる。
【0003】このような目的に供される従来の自転車用
キャリヤは、車両のルーフ上において自転車を逆様にし
て直立させて固定するようにしていた。自転車はゴムバ
ンド等やロープによってキャリヤの所定の位置に固定さ
れ、逆様に立った状態で保持されるようになっていた。
キャリヤは、車両のルーフ上において自転車を逆様にし
て直立させて固定するようにしていた。自転車はゴムバ
ンド等やロープによってキャリヤの所定の位置に固定さ
れ、逆様に立った状態で保持されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこような自転車
用キャリヤによれば、自転車をルーフ上に持上げて固定
しなければならず、自転車の固定および取外しの作業が
非常に面倒で、労力を要する欠点があった。また自転車
はルーフ上に逆様に直立した状態で保持されるようにし
ているために、天井や屋根の低い駐車場にそのまま入る
ことができないという問題があった。
用キャリヤによれば、自転車をルーフ上に持上げて固定
しなければならず、自転車の固定および取外しの作業が
非常に面倒で、労力を要する欠点があった。また自転車
はルーフ上に逆様に直立した状態で保持されるようにし
ているために、天井や屋根の低い駐車場にそのまま入る
ことができないという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、自転車の取付けおよび取外しの際に、
車両のルーフ上にまで持上げることなく作業ができるよ
うにするとともに、ルーフ上において自転車をほぼ横倒
しの状態で保持することができるようにした自転車用キ
ャリヤを提供することを目的とするものである。
たものであって、自転車の取付けおよび取外しの際に、
車両のルーフ上にまで持上げることなく作業ができるよ
うにするとともに、ルーフ上において自転車をほぼ横倒
しの状態で保持することができるようにした自転車用キ
ャリヤを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のルーフ
上に自転車を保持して運搬する自転車用キャリヤにおい
て、ルーフ上において車両の横方向に延びるように取付
けられる前後のキャリヤガイドと、前記前後のキャリヤ
ガイドによって摺動可能に支持され、車両の側方へ引出
して下方に回動できるようになっている前後のスライド
フレームと、前記前後のキャリヤガイドにそれぞれ取付
けられ、前後の車輪のタイヤの上部を受ける上側タイヤ
受けと、前記前後のスライドフレームまたは該前後のス
ライドフレームを連結する連結部材に取付けられ、前後
の車輪のタイヤの下部を受ける下側タイヤ受けと、をそ
れぞれ具備する自転車用キャリヤに関するものである。
上に自転車を保持して運搬する自転車用キャリヤにおい
て、ルーフ上において車両の横方向に延びるように取付
けられる前後のキャリヤガイドと、前記前後のキャリヤ
ガイドによって摺動可能に支持され、車両の側方へ引出
して下方に回動できるようになっている前後のスライド
フレームと、前記前後のキャリヤガイドにそれぞれ取付
けられ、前後の車輪のタイヤの上部を受ける上側タイヤ
受けと、前記前後のスライドフレームまたは該前後のス
ライドフレームを連結する連結部材に取付けられ、前後
の車輪のタイヤの下部を受ける下側タイヤ受けと、をそ
れぞれ具備する自転車用キャリヤに関するものである。
【0007】
【作用】前後のキャリヤガイドによって摺動可能に支持
されているスライドフレームを車両の側方へ引出すとと
もに、下方に回動させる。そして前後のスライドフレー
ムまたはそれらを連結する連結部材にそれぞれ設けられ
ている下側タイヤ受けに前後の車輪のタイヤを支持す
る。この状態で前後のスライドフレームをキャリヤガイ
ド側へ押込んでスライドフレームとともに自転車をルー
フ上に移動させる。そして前後のキャリヤガイドにそれ
ぞれ取付けられている上側タイヤ受けによって前後の車
輪のタイヤの上部を受けるようにして固定する。これに
よって自転車は車両のルーフ上においてほぼ横倒しの状
態で固定される。
されているスライドフレームを車両の側方へ引出すとと
もに、下方に回動させる。そして前後のスライドフレー
ムまたはそれらを連結する連結部材にそれぞれ設けられ
ている下側タイヤ受けに前後の車輪のタイヤを支持す
る。この状態で前後のスライドフレームをキャリヤガイ
ド側へ押込んでスライドフレームとともに自転車をルー
フ上に移動させる。そして前後のキャリヤガイドにそれ
ぞれ取付けられている上側タイヤ受けによって前後の車
輪のタイヤの上部を受けるようにして固定する。これに
よって自転車は車両のルーフ上においてほぼ横倒しの状
態で固定される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る自転車用キャ
リヤの全体の構成を示すものであって、このキャリヤは
前後のキャリヤガイド11、12を備えている。そして
これらのキャリヤガイド11、12はそれぞれブラケッ
ト13、14によって車両のルーフ上にそれぞれ固定さ
れるようになっている。またキャリヤガイド11、12
内にはそれぞれスライドフレーム15、16が摺動可能
に保持されている。スライドフレーム15、16は図2
に示すように車両の右側へ引出されるようになってお
り、しかも引出された状態で下方へ回動されるようにな
っている。そしてキャリヤガイド11、12の左端側の
部分は連結ステー17によって連結されるようになって
いる。またスライドフレーム15、16の右端あるいは
下端側の部分は連結ステー18によって連結されるよう
になっている。
リヤの全体の構成を示すものであって、このキャリヤは
前後のキャリヤガイド11、12を備えている。そして
これらのキャリヤガイド11、12はそれぞれブラケッ
ト13、14によって車両のルーフ上にそれぞれ固定さ
れるようになっている。またキャリヤガイド11、12
内にはそれぞれスライドフレーム15、16が摺動可能
に保持されている。スライドフレーム15、16は図2
に示すように車両の右側へ引出されるようになってお
り、しかも引出された状態で下方へ回動されるようにな
っている。そしてキャリヤガイド11、12の左端側の
部分は連結ステー17によって連結されるようになって
いる。またスライドフレーム15、16の右端あるいは
下端側の部分は連結ステー18によって連結されるよう
になっている。
【0009】キャリヤガイド11、12にはそれぞれ自
転車の前輪および後輪の上部を受けるタイヤ受け21、
22が取付けられている。これに対してスライドフレー
ム15、16の下端側にはそれぞれ前後のタイヤの下部
を受けるタイヤ受け23、24が取付けられている。ま
た前方のスライドフレーム15にはアーム25を介して
ハンドル固定用リング26が取付けられている。この固
定用リング26によって、バンド27を介して自転車の
ハンドルを固定するようにしている。
転車の前輪および後輪の上部を受けるタイヤ受け21、
22が取付けられている。これに対してスライドフレー
ム15、16の下端側にはそれぞれ前後のタイヤの下部
を受けるタイヤ受け23、24が取付けられている。ま
た前方のスライドフレーム15にはアーム25を介して
ハンドル固定用リング26が取付けられている。この固
定用リング26によって、バンド27を介して自転車の
ハンドルを固定するようにしている。
【0010】次にキャリヤガイド11と連結ステー17
との連結の調整機構について説明する。図5および図6
に示すように、連結ステー17はキャリヤガイド11と
直交するようにキャリヤガイド11に設けられている矩
形の開口を貫通するようになっている。そしてキャリヤ
ガイド11の下部に形成されている雌ねじ孔37に固定
用ボルト36をねじ込むことによって、キャリヤガイド
11と連結ステー17との結合を図るようにしている。
キャリヤガイド12と連結ステー17との結合構造も同
様になっている。従って前後のキャリヤガイド11、1
2間の距離を、固定用ボルト36を弛めることによって
任意に調整できる。
との連結の調整機構について説明する。図5および図6
に示すように、連結ステー17はキャリヤガイド11と
直交するようにキャリヤガイド11に設けられている矩
形の開口を貫通するようになっている。そしてキャリヤ
ガイド11の下部に形成されている雌ねじ孔37に固定
用ボルト36をねじ込むことによって、キャリヤガイド
11と連結ステー17との結合を図るようにしている。
キャリヤガイド12と連結ステー17との結合構造も同
様になっている。従って前後のキャリヤガイド11、1
2間の距離を、固定用ボルト36を弛めることによって
任意に調整できる。
【0011】キャリヤガイド11、12にそれぞれ摺動
可能に支持されているスライドフレーム15、16と右
側の連結ステー18との連結構造も図5および図6に示
す構造と同様になっている。従って前後のキャリヤガイ
ド11、12の間隔を調整する際に、スライドフレーム
15、16間の間隔をも調整することになり、このとき
に連結ステー18と前後のスライドフレーム15、16
との連結位置を調整することになる。
可能に支持されているスライドフレーム15、16と右
側の連結ステー18との連結構造も図5および図6に示
す構造と同様になっている。従って前後のキャリヤガイ
ド11、12の間隔を調整する際に、スライドフレーム
15、16間の間隔をも調整することになり、このとき
に連結ステー18と前後のスライドフレーム15、16
との連結位置を調整することになる。
【0012】次にスライドフレーム15をキャリヤガイ
ド11内において摺動可能に支持する機構について説明
する。図7〜図9に示すように、キャリヤガイド11の
背面側には横長のガイド穴40が形成されている。そし
てこのガイド穴40を、先端部にハンドル固定用リング
26を取付けたアーム25が挿通されている。またキャ
リヤガイド11の内部であって上下には、図8に示すよ
うに、ゴム製のスペーサ41が所定の間隔を隔てて取付
けられている。これらのスペーサ41が内部を摺動する
スライドフレーム15の上下の面に接触し、これによっ
てスライドフレーム15のガタつきを防止するようにし
ている。このようなスペーサ41によって、走行時にキ
ャリヤガイド11内においてスライドフレーム15がガ
タついて異音を発生するのを防止できるようになる。
ド11内において摺動可能に支持する機構について説明
する。図7〜図9に示すように、キャリヤガイド11の
背面側には横長のガイド穴40が形成されている。そし
てこのガイド穴40を、先端部にハンドル固定用リング
26を取付けたアーム25が挿通されている。またキャ
リヤガイド11の内部であって上下には、図8に示すよ
うに、ゴム製のスペーサ41が所定の間隔を隔てて取付
けられている。これらのスペーサ41が内部を摺動する
スライドフレーム15の上下の面に接触し、これによっ
てスライドフレーム15のガタつきを防止するようにし
ている。このようなスペーサ41によって、走行時にキ
ャリヤガイド11内においてスライドフレーム15がガ
タついて異音を発生するのを防止できるようになる。
【0013】次に後側のキャリヤガイド12とスライド
フレーム16との結合構造について説明すると、図10
に示すように、キャリヤガイド12にはその前後の部分
にそれぞれガイド穴40が形成されており、スライドフ
レーム16の両側にそれぞれ設けられているガイドピン
42がこれらのガイド穴40と係合するようになってい
る。ガイドピン42と係合するガイド穴40によって、
スライドフレーム16の引出し位置が規制され、あるい
はまた押込み位置が規制されるようになっている。
フレーム16との結合構造について説明すると、図10
に示すように、キャリヤガイド12にはその前後の部分
にそれぞれガイド穴40が形成されており、スライドフ
レーム16の両側にそれぞれ設けられているガイドピン
42がこれらのガイド穴40と係合するようになってい
る。ガイドピン42と係合するガイド穴40によって、
スライドフレーム16の引出し位置が規制され、あるい
はまた押込み位置が規制されるようになっている。
【0014】キャリヤガイド12の端部には、図11お
よび図12に示すように、引出されたスライドフレーム
16を下方へ回動させるときのストッパ46が設けられ
ている。ストッパ46はボルト47によって固定される
ようになっている。そしてここでは3個のボルト穴48
が設けられており、これらのボルト穴48によってスト
ッパ46の取付け位置を調整するようにしている。この
ようにストッパ46の取付け位置を調整することによっ
て、引出されたスライドフレーム16の下方への回動角
度が規制されることになる。なお前方のスライドフレー
ム15についても、その回動規制のために同様の機構が
キャリヤガイド11に設けられている。
よび図12に示すように、引出されたスライドフレーム
16を下方へ回動させるときのストッパ46が設けられ
ている。ストッパ46はボルト47によって固定される
ようになっている。そしてここでは3個のボルト穴48
が設けられており、これらのボルト穴48によってスト
ッパ46の取付け位置を調整するようにしている。この
ようにストッパ46の取付け位置を調整することによっ
て、引出されたスライドフレーム16の下方への回動角
度が規制されることになる。なお前方のスライドフレー
ム15についても、その回動規制のために同様の機構が
キャリヤガイド11に設けられている。
【0015】次にキャリヤガイド11、12に対して摺
動可能になっているスライドフレーム15、16をそれ
ぞれ収納位置で固定するための機構について説明する
と、図13〜図16に示すように、キャリヤガイド11
の先端側の側部にはフック52が設けられている。これ
に対してスライドフレーム15の先端側の側部にはフッ
ク53が設けられている。そしてこれらのフック52、
53をゴムバンド54によって連結するようにしてい
る。ゴムバンド54は図14に示すように複数の係止孔
55を備えている。自転車を装着した後にスライドフレ
ーム15を押込んだ場合には、図15のようにゴムバン
ド54の比較的離された係止孔55によってフック5
2、53が弾性的に連結されるようになっている。これ
に対して自転車を装着しない場合には、スライドフレー
ム15が完全に押込まれ、フック53がキャリヤガイド
11の端部に当設した状態でゴムバンド54によって係
止されるようになっている。
動可能になっているスライドフレーム15、16をそれ
ぞれ収納位置で固定するための機構について説明する
と、図13〜図16に示すように、キャリヤガイド11
の先端側の側部にはフック52が設けられている。これ
に対してスライドフレーム15の先端側の側部にはフッ
ク53が設けられている。そしてこれらのフック52、
53をゴムバンド54によって連結するようにしてい
る。ゴムバンド54は図14に示すように複数の係止孔
55を備えている。自転車を装着した後にスライドフレ
ーム15を押込んだ場合には、図15のようにゴムバン
ド54の比較的離された係止孔55によってフック5
2、53が弾性的に連結されるようになっている。これ
に対して自転車を装着しない場合には、スライドフレー
ム15が完全に押込まれ、フック53がキャリヤガイド
11の端部に当設した状態でゴムバンド54によって係
止されるようになっている。
【0016】次に以上のような自転車用キャリヤによつ
て自転車を自動車のルーフ上に保持するための動作を説
明する。前後のキャリヤガイド11、12によって摺動
可能に支持されているスライドフレーム15、16を図
2に示すように車両の右方へ引出すとともに、下方へ回
動させる。なおこのときのスライドフレーム15、16
の下方への回動角度は、図11および図12に示すスト
ッパ46によって規制されることになる。
て自転車を自動車のルーフ上に保持するための動作を説
明する。前後のキャリヤガイド11、12によって摺動
可能に支持されているスライドフレーム15、16を図
2に示すように車両の右方へ引出すとともに、下方へ回
動させる。なおこのときのスライドフレーム15、16
の下方への回動角度は、図11および図12に示すスト
ッパ46によって規制されることになる。
【0017】そしてスライドフレーム15、16を側方
へ引出したならば、これらのスライドフレーム15、1
6にそれぞれ取付けられている前後のタイヤ受け23、
24によって図3に示すように、自転車の前輪31と後
輪32とが支持されるスライドフレーム15、16上へ
自転車を取付ける。そしてこのときにハンドル33をバ
ンド27を介してハンドル固定用リング26に固定す
る。
へ引出したならば、これらのスライドフレーム15、1
6にそれぞれ取付けられている前後のタイヤ受け23、
24によって図3に示すように、自転車の前輪31と後
輪32とが支持されるスライドフレーム15、16上へ
自転車を取付ける。そしてこのときにハンドル33をバ
ンド27を介してハンドル固定用リング26に固定す
る。
【0018】次いで図4に示すように、連結ステー18
によって連結されているスライドフレーム15、16を
上方へ回動させた後にキャリヤガイド11、12内へ押
込むように摺動させる。キャリヤガイド11、12内へ
スライドフレーム15、16を押込むと、やがて自転車
の前輪31と後輪32のタイヤの上部がそれぞれキャリ
ヤガイド11、12に設けられているタイヤ受け21、
22によって受けられるようになり、この位置でスライ
ドフレーム15、16の挿入動作が停止する。
によって連結されているスライドフレーム15、16を
上方へ回動させた後にキャリヤガイド11、12内へ押
込むように摺動させる。キャリヤガイド11、12内へ
スライドフレーム15、16を押込むと、やがて自転車
の前輪31と後輪32のタイヤの上部がそれぞれキャリ
ヤガイド11、12に設けられているタイヤ受け21、
22によって受けられるようになり、この位置でスライ
ドフレーム15、16の挿入動作が停止する。
【0019】この状態で図15に示すように、ゴムバン
ド54によってキャリヤガイド11、12側のフック5
2とスライドフレーム15、16側のフック53とを弾
性的に連結する。すると前輪31はタイヤ受け21、2
3によって弾性的に挟着されるとともに、後輪32はタ
イヤ受け22、24によって弾性的に挟着された状態で
このキャリヤ上に固定されるようになる。しかもこのと
きにハンドル33がバンド27を介してハンドル固定用
リング26に固定されるようになる。
ド54によってキャリヤガイド11、12側のフック5
2とスライドフレーム15、16側のフック53とを弾
性的に連結する。すると前輪31はタイヤ受け21、2
3によって弾性的に挟着されるとともに、後輪32はタ
イヤ受け22、24によって弾性的に挟着された状態で
このキャリヤ上に固定されるようになる。しかもこのと
きにハンドル33がバンド27を介してハンドル固定用
リング26に固定されるようになる。
【0020】このような自転車用キャリヤによれば、ス
ライドフレーム15、16を引出して下方へ回動させた
状態で下側のタイヤ受け23、24に前輪31と後輪3
2とを載せるだけでよく、自動車のルーフ上に設けられ
ているキャリヤの上に自転車を持上げる必要がなくな
る。従って自転車の固定の作業が非常に容易になる。自
転車を取外す際にもスライドフレーム15、16を引出
して下方へ回動させた状態で行なえばよく、このために
自転車の取外しの作業も非常に容易になる。
ライドフレーム15、16を引出して下方へ回動させた
状態で下側のタイヤ受け23、24に前輪31と後輪3
2とを載せるだけでよく、自動車のルーフ上に設けられ
ているキャリヤの上に自転車を持上げる必要がなくな
る。従って自転車の固定の作業が非常に容易になる。自
転車を取外す際にもスライドフレーム15、16を引出
して下方へ回動させた状態で行なえばよく、このために
自転車の取外しの作業も非常に容易になる。
【0021】またこのような自転車用キャリヤは、図4
から明らかなように、自転車を自動車のルーフ上におい
てほぼ横倒しの状態で保持するようにしている。従って
車両のルーフ上に逆様に直立するように取付けた従来の
自転車用キャリヤに比べて、上方へ自転車が大きく出っ
ぱることがなくなる。従って天井や屋根の低い駐車場で
あっても、そのままの状態で入ることができ、自転車が
駐車場の天井や屋根に干渉することがなくなる。
から明らかなように、自転車を自動車のルーフ上におい
てほぼ横倒しの状態で保持するようにしている。従って
車両のルーフ上に逆様に直立するように取付けた従来の
自転車用キャリヤに比べて、上方へ自転車が大きく出っ
ぱることがなくなる。従って天井や屋根の低い駐車場で
あっても、そのままの状態で入ることができ、自転車が
駐車場の天井や屋根に干渉することがなくなる。
【0022】またこの自転車用キャリヤは、キャリヤガ
イド11、12間の距離を図5および図6に示す機構に
よって任意に調整できるようになっている。しかも自転
車を取付けた後に固定するためのゴムバンド54には、
図14に示すように多数の係止孔55が設けられてい
る。従ってこのような構成によれば、各種の大きさの自
転車に任意に対応することができるようになる。
イド11、12間の距離を図5および図6に示す機構に
よって任意に調整できるようになっている。しかも自転
車を取付けた後に固定するためのゴムバンド54には、
図14に示すように多数の係止孔55が設けられてい
る。従ってこのような構成によれば、各種の大きさの自
転車に任意に対応することができるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、ルーフ上におい
て車両の横方向に延びるように取付けられる前後のキャ
リヤガイドと、前後のキャリヤガイドによって摺動可能
に支持され、車両の側方へ引出して下方へ回動できるよ
うになっている前後のスライドフレームと、前後のキャ
リヤガイドにそれぞれ取付けられ、前後の車輪のタイヤ
の上部を受ける上側タイヤ受けと、前後のスライドフレ
ームまたは前後のスライドフレームを連結する連結部材
に取付けられ、前後の車輪のタイヤの下部を受ける下側
タイヤ受けとによって構成される自転車用キャリヤに関
するものである。
て車両の横方向に延びるように取付けられる前後のキャ
リヤガイドと、前後のキャリヤガイドによって摺動可能
に支持され、車両の側方へ引出して下方へ回動できるよ
うになっている前後のスライドフレームと、前後のキャ
リヤガイドにそれぞれ取付けられ、前後の車輪のタイヤ
の上部を受ける上側タイヤ受けと、前後のスライドフレ
ームまたは前後のスライドフレームを連結する連結部材
に取付けられ、前後の車輪のタイヤの下部を受ける下側
タイヤ受けとによって構成される自転車用キャリヤに関
するものである。
【0024】従ってスライドフレームを側方へ引出すと
ともに、下方へ回動させ、これらのスライドフレームま
たはそれらを連結する連結部材に設けられている下側の
タイヤ受けによって自転車の前輪と後輪とをそれぞれ支
持し、この状態でスライドフレームを上方へ回動させて
キャリヤガイドに沿って押込むことにより、車両のルー
フ上に自転車を載置することが可能になる。従って車両
のルーフ上へ自転車を持上げたり、あるいはまた車両の
ルーフ上から自転車を取外したりする必要がなくなる。
これによって自転車の固定および取外しの際の作業性が
著しく改善される。また自転車は車両のルーフ上におい
てほぼ横倒しの状態で保持されるために、車両の上方に
自転車が大きく突出することがなく、このために天井や
屋根の低い駐車場にでもそのまま入ることができるよう
になる。
ともに、下方へ回動させ、これらのスライドフレームま
たはそれらを連結する連結部材に設けられている下側の
タイヤ受けによって自転車の前輪と後輪とをそれぞれ支
持し、この状態でスライドフレームを上方へ回動させて
キャリヤガイドに沿って押込むことにより、車両のルー
フ上に自転車を載置することが可能になる。従って車両
のルーフ上へ自転車を持上げたり、あるいはまた車両の
ルーフ上から自転車を取外したりする必要がなくなる。
これによって自転車の固定および取外しの際の作業性が
著しく改善される。また自転車は車両のルーフ上におい
てほぼ横倒しの状態で保持されるために、車両の上方に
自転車が大きく突出することがなく、このために天井や
屋根の低い駐車場にでもそのまま入ることができるよう
になる。
【図1】自転車用キャリヤの全体の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】スライドフレームを側方へ引出した状態の斜視
図である。
図である。
【図3】引出されたスライドフレーム上へ自転車を載せ
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】ルーフ上へ自転車を載置した状態の斜視図であ
る。
る。
【図5】キャリヤガイドと連結ステーとの連結構造を示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図6】同要部正面図である。
【図7】キャリヤガイドの斜視図である。
【図8】キャリヤガイドの一部を破断して示す正面図で
ある。
ある。
【図9】前方のキャリヤガイドの断面図である。
【図10】後方のキャリヤガイドの断面図である。
【図11】スライドフレームの回動位置を規制するため
の構造を示す斜視図である。
の構造を示す斜視図である。
【図12】スライドフレームの回動を規制している状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図13】スライドフレームとキャリヤガイドとの連結
固定のための構造を示す正面図である。
固定のための構造を示す正面図である。
【図14】ゴムバンドの正面図である。
【図15】ゴムバンドによる固定の状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図16】ゴムバンドによる固定の状態を示す平面図で
ある。
ある。
11、12 キャリヤガイド 13、14 ブラケット 15、16 スライドフレーム 17、18 連結ステー 21〜24 タイヤ受け 25 アーム 26 ハンドル固定用リング 27 バンド 31 前輪 32 後輪 33 ハンドル 36 固定用ボルト 37 雌ねじ孔 40 ガイド穴 41 スペーサ 42 ガイドピン 46 ストッパ 47 ボルト 48 ボルト穴 49 切欠き 52、53 フック 54 ゴムバンド 55 係止孔
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のルーフ上に自転車を保持して運搬
する自転車用キャリヤにおいて、 ルーフ上において車両の横方向に延びるように取付けら
れる前後のキャリヤガイドと、 前記前後のキャリヤガイドによって摺動可能に支持さ
れ、車両の側方へ引出して下方に回動できるようになっ
ている前後のスライドフレームと、 前記前後のキャリヤガイドにそれぞれ取付けられ、前後
の車輪のタイヤの上部を受ける上側タイヤ受けと、 前記前後のスライドフレームまたは該前後のスライドフ
レームを連結する連結部材に取付けられ、前後の車輪の
タイヤの下部を受ける下側タイヤ受けと、 をそれぞれ具備する自転車用キャリヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27542792A JPH0699776A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自転車用キャリヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27542792A JPH0699776A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自転車用キャリヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0699776A true JPH0699776A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17555372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27542792A Pending JPH0699776A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自転車用キャリヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019079866A1 (pt) * | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Hodara Alberto Cesar | Suporte articulado de transporte de bicicletas para veículos |
KR102193275B1 (ko) * | 2019-08-19 | 2020-12-22 | (주)제이엠시스 | 자전거 캐리어 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP27542792A patent/JPH0699776A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019079866A1 (pt) * | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Hodara Alberto Cesar | Suporte articulado de transporte de bicicletas para veículos |
KR102193275B1 (ko) * | 2019-08-19 | 2020-12-22 | (주)제이엠시스 | 자전거 캐리어 |
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