JPH0699426A - 石のスラブの厚さを低減するための機械およびその方法 - Google Patents

石のスラブの厚さを低減するための機械およびその方法

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JPH0699426A
JPH0699426A JP26475691A JP26475691A JPH0699426A JP H0699426 A JPH0699426 A JP H0699426A JP 26475691 A JP26475691 A JP 26475691A JP 26475691 A JP26475691 A JP 26475691A JP H0699426 A JPH0699426 A JP H0699426A
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slab
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C Bataria Gino
ジノ・シー・バタリア
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 石のスラブを容易にその厚さを低減する。 【構成】 1対のモータで駆動される組のディスクの形
状をしたのこ刃を含む。のこ刃の各々の組12,14は
別個の平行な車軸18,24上に取付けられる。のこ刃
はすべて均一の直径である。各組ののこ刃はスペーサリ
ングによって分離される。のこ刃の組12,14は平行
な平面にあるように取付けられ、かつ他の組の刃との同
平面状の整列からずれる。石のスラブは、コンベアベル
ト36によって前進させられる。第1の組の刃12は、
多数の平行なチャネルをスラブの上方向に面する表面に
切断して、第1の組ののこ刃の間の隙間に対応する畝を
残す。これらの畝はのこぎりがそれらを過ぎて前進する
につれて、第2の組ののこ刃14の刃によって切り離さ
れ、それによってスラブの厚さを低減しかつ平坦な上部
表面を有するとともにかつ全体にわたって均一な厚さを
有するスラブを残す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】この発明は石のスラブの厚さを所望の寸
法に低減するための方法および機械に関する。
【0003】
【先行技術の説明】大理石および花崗岩のような石のス
ラブは、テーブルの上面、台、彫刻の台座ならびに他の
装飾的および構造的目的のために使用するために機械加
工されかつ研磨される。石のスラブをかかる応用にふさ
わしくするために、平滑で均質な膨張性のある表面を作
り出すようにその厚さを低減し、それからその表面を研
磨することによって石のスラブを加工することがしばし
ば必要である。こうして表面はきれいで魅力のある光沢
を示す。
【0004】説明された型の修飾的および構造的物品の
ために使用されるスラブの中には、均一なスラブの厚さ
および平滑な表面面積を達成するように研削することに
よってこれまでは厚さを低減されてきたものもある。か
かる手順において、カーボランダムのような研磨材から
形成される研削表面を有する砥石車または砥石ローラ
が、それを横切って仕上げられるべき石のスラブが通さ
れる水平ベルト上に回転するように取付けられる。一つ
のかかる先行技術システムにおいて、複数個の砥石車が
別個の垂直軸について回転するように支持ベッド上に取
付けられる。ホィールの環状の研削表面はカーボランダ
ムまたは何か他の研磨材料で上塗りされる。これらの研
削表面は仕上げられるべきスラブに押しつけられる。使
用される数個の砥石車は、スラブがその下の直線経路の
中を通るとき、各砥石車が石のスラブから帯状の材料を
研削するように千鳥状のパターンに配置される。集合的
に、砥石車はそれによってスラブの全表面を覆う。
【0005】説明された型の従来の研削機械および研削
プロセスは極端に時間がかかるものである。石のスラブ
の表面から材料を研削するために要求される時間は、研
削されるべき材料の深さと共に増加する。これらの先行
の研削システムはまた、研削することのできる石の深さ
にも制限される。たとえば、かかる従来のシステムは4
フィート×8フィートの花崗岩スラブの1インチの厚さ
の約4分の1を研削することに制限され、この大きさは
産業界で典型的な大きさである。従来のシステムを使っ
て従来の方法に従ってかかるスラブの厚さを4分の1イ
ンチ低減するには、およそ4時間または5時間必要とす
る。この時間の間常に機械に気をつけていなければなら
ない。したがって、通常の作業シフトの間に厚さを低減
できる石のスラブの数は非常に制限され、それによって
この態様で石のスラブを仕上げるための価格の実質的な
要因となる。
【0006】
【発明の概要】1つの広い局面において、この発明は石
のスラブの厚さを所望の寸法に低減するための機械であ
ると考えてもよい。この機械は第1および第2の共通車
軸上にそれぞれ取付けられた第1および第2の組ののこ
ぎりディスク、所望の寸法に等しい均一な分離距離によ
ってのこぎりディスクのお互いから分離された平坦な支
持ベッドおよび第1および第2の組ののこぎりディスク
を順に駆動するための手段からなる。
【0007】第1の組ののこぎりディスクはすべて共通
の直径を有し、かつ第1の共通車軸上の相互に平行な整
列平面で同軸的に取付けられてお互いからの軸分離の隙
間を規定する。同様に、第2の組ののこぎりディスクは
共通の直径を有し、かつ第1の組ののこぎりディスクの
整列平面に平行である相互に平行な整列平面において同
軸的に取付けられる。第2の組ののこぎりディスクは第
1の共通車軸に平行に配向される第2の共通車軸上に取
付けられる。第2の組ののこぎりディスクもまたお互い
からの軸分離の隙間を規定する。そのうえ、第2の組の
のこぎりディスクは、第1の組ののこ刃の間の軸分離の
隙間と同平面の関係にあるように、第1の組ののこぎり
ディスクからのこぎりディスクの整列平面に垂直な方向
にずれている。
【0008】この発明の機械では、2つの組ののこ刃
は、異なるが相互に平行な平面にあるように同平面状で
はなくお互いからずれている。機械加工されるべき石の
スラブが平坦な支持ベッドを横切って通されるとき、第
1の組ののこ刃は各々、チャネルを石のスラブに切断し
てその下の石の厚さをスラブの最終的な所望の寸法に等
しくする。これらのチャネルはお互いに平行で、かつ畝
を介在させることによってお互いから分離している。こ
の畝は第1の組ののこ刃の軸分離の隙間と幅において対
応する。石のスラブが前に出されるとき、これらの畝は
第2の組ののこぎりディスクによって切り離される。第
2の組ののこ刃はその下の石の厚さを第1の組の刃と同
じにするので、その結果石のスラブは全体にわたって均
一の厚さに低減される。
【0009】この発明の機械は好ましくは、石のスラブ
を支持ベッド上でのこぎりディスクの整列平面に平行な
方向に進ませるための手段からなる。この接続におい
て、平坦な支持ベッドは第1および第2の組ののこぎり
ディスクの真下に水平に配置されるエンドレスなコンベ
アベルトからなり、コンベアベルトはのこぎりディスク
の配向平面に垂直な軸に沿って整列された1対の水平に
配向されたドラム上にループを形成する。石のスラブを
進ませる機能は、このドラムの一方または双方のモータ
によって行なわれることが可能である。
【0010】この発明の機械は好ましくはまた、のこぎ
りディスクと支持ベッドとの間の分離距離を調整するた
めの手段からなる。この機能はコンベアベルトの上部表
面上に水平に配置されるのこぎりディスク車軸を支持す
る往復台と、また往復台の高さを変えるための手段とに
よって行なわれ得る。
【0011】石のスラブは厚さを最大1インチの約2分
の1の深さ分好ましくは低減されるが、この発明に従っ
て切り離されることが可能な石の深さには、のこぎりデ
ィスクの直径によって課される制限以外には何の制限も
ない。つまり、より大きな直径ののこぎりディスクはよ
り小さな直径ののこぎりディスクより深くまで石を切り
取ることが可能である、なぜなら切り口はのこぎりディ
スクの半径より必ず小さくなければならないからであ
る。この発明は石を研削するというよりはむしろ切断す
ることを含むので、切り取られる石の深さが小さかろう
が大きかろうが、石のスラブを所望の寸法に低減するた
めに要求される時間に大きな違いはない。
【0012】好ましくは環状のスペーサリングは車軸の
周りおよびその上の隣接するのこぎりディスクの間に配
置される。環状リングの外径は好ましくはその間にそれ
らが配置されるのこ刃の直径の約2分の1である。これ
らのスペーサリングは隣接するのこぎりディスクの間の
隙間の幅が適切に規定されかつ均一であることを確実に
する。また、環状リングはのこぎりディスクを横方向に
安定させる際に助けとなり、各のこぎりディスクが特定
の整列平面内にあることを確実にする。
【0013】各組ののこぎりディスクののこぎりディス
クは、好ましくはそれらが取付けられる共通車軸と共に
回転するようにキーで締められる。この態様で、各組の
のこぎりディスクののこぎりディスクはお互いに縦に一
列に並んで回転する。また、各組ののこぎりディスクの
各々は同一の直径でなければならず、両方の組ののこぎ
りディスクは好ましくは同様に同一の直径を有する。
【0014】他の広い局面において、この発明は別個の
平行な軸について回転するように2つの組に分けられた
複数個の相互に平行なのこぎりディスクを使用して石の
スラブの厚さを低減する方法であると考えてもよく、各
組の刃は他の組のディスクと整列された分離の隙間によ
ってお互いから分離される。軸に平行に延在し、かつの
こ刃と支持ベッドとの間に所望のスラブの厚さに等しい
均一な距離を規定する平坦な支持ベッドもまた使用され
る。
【0015】この発明の方法は、それぞれの軸について
のこぎりディスクの組を回転させるステップと、のこぎ
りディスクと支持ベッドとの間の均一の距離よりも大き
な最初の幅の石のスラブをのこぎりディスクおよび支持
ベッドの双方に平行な前進方向に通過させるステップと
からなる。これは第1の組ののこぎりディスクの間の分
離の隙間によって残された畝を介在させることによって
お互いから分離される石のスラブの中の第1の組のチャ
ネルを規定する。石のスラブはそれから第2の組ののこ
ぎりディスクを過ぎて同じ移動方向に通され、スラブか
ら介在する畝を取り除きスラブを所望のスラブの厚さに
等しい均一の厚さに低減する。この発明に従って2つの
ずれる組ののこぎりディスクを使用することによって、
所望のスラブの厚さは、石のスラブを支持ベッドと第1
および第2の組の刃との間を僅か1回だけ通過させるこ
とによって達成されることが可能である。
【0016】この発明は添付の図面を参照してよりはっ
きりかつより特定的に説明され得る。
【0017】
【実施例の説明および方法の実現化例】図1から図3は
石のスラブの厚さを均一な所望の寸法に低減するための
機械10を示す。機械10は第1の組ののこ刃12およ
び第2の組ののこ刃14からなる。第1の組ののこ刃1
2の個々ののこ刃16は相互に平行な平面状のディスク
として形成され、各々が限定されている厚さ、典型的に
はその周辺の切れ刃で約8分の3インチの厚さを与える
幅を有する。のこぎりディスク16の周辺の端縁には産
業用の切断ダイヤモンドが先端についている。のこぎり
ディスク16は石のスラブを異なった幅または長さに切
断する目的のために産業界で使用される型である。ディ
スク16はすべて8インチの外径を有し、キーによって
第1の共通車軸18上に取付けられるとともにロックさ
れる。外径で4インチある環状のスペーサリング20
は、その上の隣接するのこぎりディスク16の間の車軸
18上に配置されて、のこぎりディスク16の間の分離
の隙間を規定する。のこぎりディスク16はその間の環
状のスペーサリング20と共に車軸18上に螺合される
1対の締付ナット21の間に締めつけられる。
【0018】同様に、第2の組ののこ刃14にはのこぎ
りディスク16と同一の大きさおよび構成をもつ相互に
平行な平面状ののこぎりディスク22が形成される。の
こぎりディスク22は同様に第2の共通車軸26上に取
付けられるとともにそれにロックされる。付加的な環状
スペーサリング20は隣接するのこ刃22の間の車軸2
4上に配置されてのこ刃22の間の分離の隙間を規定す
る。のこ刃22およびスペーサリング20は、車軸24
のねじ切り部分上に螺合される締付ナット25によって
車軸24上の所定位置に締めつけられる。
【0019】図4に例示されるように、第2ののこ刃の
組14ののこ刃22は、第1ののこ刃の組12ののこ刃
16の間の分離の隙間と同平面状の関係に整列される。
第2ののこ刃の組14ののこ刃22は、それらが整列さ
れるのこ刃16の間の分離の隙間と少なくとも同じ厚さ
である。のこ刃22はのこ刃16の整列平面に平行では
あるがそれからずれる平面にある。このずれは典型的に
は約8分の3インチである。
【0020】機械10は車軸18および24に平行に延
在する平坦な支持ベッド26からさらになる。平坦な支
持ベッド26は、図3に例示されるように、のこ刃16
および22の各々から等距離である。支持ベッド26と
のこ刃16および22との間の距離は、仕上げられた石
のスラブの均一な所望の寸法を規定する。
【0021】機械10はのこ刃16および22を順に駆
動させるための手段からもまたなる。この手段は電動機
28および30ならびにベルト駆動32および34の形
で設けられる。ベルト駆動32および34は従来のV−
ベルトおよび滑車から形成される。ベルト駆動32は、
図3に見られるように、モータ28が時計回りの方向に
車軸16を回すように車軸18に結合される。同様に、
ベルト駆動34は、図3に見られるように、モータ30
が車軸24を時計回りの方向に回転させるように車軸2
4に結合される。
【0022】支持ベッド26は、6フィートの幅があっ
てかつ機械10の両端部に約10フィート離れて位置づ
けられた1対の円筒状の電動化されたドラム38および
40の周りで延在してループになるエンドレスなコンベ
アベルト36から形成される。ドラム38および40は
図3に見られるようにコンベアベルト36を逆時計回り
ループで駆動する。エンドレスなコンベアベルト36が
移動するにつれて、その上方向に面する表面42は水平
に配置され、のこ刃16および22のそれぞれの第1の
組12および第2の組14の真下を通過する。コンベア
ベルト36の上方向に面する表面42とのこ刃16およ
び22との垂直距離は、この発明の切断動作から生じる
石のスラブの寸法であり、この距離が所望の寸法に較正
されなければならない。
【0023】機械10は支持ベッド26の一方側上の1
対の直立の支持柱44と、支持ベッド26の反対側上の
1対の類似の直立の支持柱46とからさらになる。往復
台48が設けられ、往復台48は上部の開いたフレーム
ワークプラットホーム50およびそれに固定された下部
の車軸支持フレームワーク52を有する。上部プラット
ホーム50は駆動モータ28および30を支持する一方
で、下部フレームワーク52は水平に配置された平坦な
支持ベッド26上の水平に配置された車軸18および2
4を支持する。
【0024】往復台48は平坦な支持ベッド26上の柱
44および46上に水平な配置で取付けられ、それに対
して垂直に可動である。縦に一列に並んで動作されるス
テッパモータ54は、機械のオペレータの制御下で細か
く増分してプラットホーム48を持ち上げまたは低くす
る。ステッパモータ54は高さ調整手段を形成して往復
台48を柱44および46に沿って垂直方向に動かす。
ステッパモータ54は往復台48の高さを支持ベッド2
6上で調整するための手段を設ける。それによってステ
ッパモータ54は機械のオペレータがコンベアベルト3
6の平坦な上部表面42からのこ刃16および22の分
離を正確に較正することを許容し、かつそれによって石
のスラブが機械10から出るときに石のスラブの厚さを
厳密に較正するとともに測定する。ステッパモータ54
はウォーム駆動システムを介して、または細かい位置決
め調整制御のできる他のいかなる位置決め機構を介して
プラットホーム48を持ち上げかつ低くする。
【0025】この発明の方法に従って石のスラブの厚さ
を低減するために、ステッパモータ54はプラットホー
ム48を持ち上げまたは低くするために動作され、望ま
しいスラブの厚さを規定するように支持ベッド26から
ののこ刃ディスク16および22の距離を調整する。た
とえば、ステッパモータ54はオペレータの制御下で動
作されて、のこ刃16およびのこ刃22の双方の間のコ
ンベアベルト36の平坦な上部表面42からの分離の垂
直距離が、1インチの2分の1に等しいようにプラット
ホーム48を持ち上げまたは低くする。
【0026】1インチの2分の1の寸法が所望のスラブ
の厚さとして一旦確立されたら、図4に描かれる石のス
ラブ56のような平坦な石のスラブは、平坦な支持ベッ
ド26に隣接する位置にもたらされなければならない。
支持ローラテーブル58は機械10の入口端部に設けら
れ得る一方で、他の支持ローラテーブル60はその放出
端部に設けられ得る。テーブル58および60には、す
べてが水平平面に配置されて電動化されたドラム38お
よび40の回転軸に平行な軸について回転する複数個の
ローラ62が備えられる。ローラ62は機械10を通り
抜けるスラブ56の前進を容易にする。一旦石のスラブ
56が機械10から出て受取ローラテーブル60上にの
れば、それは通常は自動化された石研磨機械に直接送ら
れる。
【0027】石のスラブ56は幅4フィート、長さ8フ
ィートおよび厚さは初めは1インチの4分の3の花崗岩
のスラブであってもよい。スラブ56の最初の断面は図
5に例示される。典型的にはスラブ56の上表面64
は、一般には平坦ではあるが、依然として示されるよう
に僅かにきめが粗くなっている。スラブ56の下表面6
3はコンベアベルト36の上向きに面した表面42の頂
上に位置を占める。
【0028】一旦石のスラブ56がローラテーブル58
の頂上の位置にもたらされたら、それは機械10の入口
でコンベアベルト36上に手動で押される。花崗岩スラ
ブ56の前縁がコンベアベルト36の上部表面42の頂
上にあるとき、電動化されたドラム38および40内の
モータは、石のスラブ56を支持ベッド26とのこ刃1
6および22との間に押しつけるための手段として機能
する。石のスラブ56は、図1および図4に例示される
ように、のこ刃16および22ならびに支持ベッド26
の双方に平行な方向66に押しつけられる。
【0029】石のスラブ56が第1ののこ刃の組12の
刃ディスク16に接近するにつれて、刃ディスク16は
石のスラブ56の上部表面64にかみ合う。石のスラブ
56が方向矢印66によって示される方向に前進するに
つれて、平行なのこ刃ディスク16は石を切り離しかつ
石のスラブ56の上部表面64に平行な溝またはチャネ
ル68を規定する。往復台48が前に述べられたように
支持ベッド26に対して調整された状態で、チャネル6
8は深さが1インチの4分の1である。チャネル68
は、隣接するのこ刃ディスク16の間の分離の隙間に対
応する場所で切断されないままになっている石のスラブ
56の上部表面64の最初の材料の畝70を介在させる
ことによってお互いから分離される。のこぎりディスク
の組12および14の間の石のスラブ56の部分は、図
6に例示されるような断面を有する。
【0030】石のスラブ56が第2ののこ刃の組14の
のこ刃ディスク22に接近するにつれて、のこ刃ディス
ク22は畝70にかみ合い始める。のこ刃ディスク22
の周辺切れ刃の幅は、のこ刃16の周辺切れ刃の間の分
離の隙間と少なくとも同じ大きさであるのでその結果、
石のスラブ56が車軸24の下を通過するとき、畝70
は完全に切り離されて石のスラブ56の全上部表面6
4′を平滑でかつ均質にする。石のスラブ56が機械1
0から放出されて受取ローラテーブル60上に通過する
ときの石のスラブ56の断面は図6に例示される。石の
スラブ56の下側63とその仕上げられた上方向に面す
る表面64′との間の石のスラブ56の低減された厚さ
は、説明された例において、1インチの2分の1であ
る。
【0031】従来の技術の研削システムと対照的に、石
のスラブ56の全体の広がりは、公称の厚さが1インチ
の4分の3である図5のプロファイルから厚さが均一で
かつ1インチの2分の1の寸法を有する図7のプロファ
イルへと、僅か10分ないし15分で厚さを低減するこ
とが可能である。これは従来の機械および技術を使って
同じ結果を達成するために要求されるであろう少なくと
も4時間または5時間という時間と対照して際立ってい
る。さらに、材料の1インチの4分の1より大幅に、こ
の発明に従って、もし望まれれば、スラブ56の上部表
面から切り取ることが可能である。実際に、刃16およ
び22は1インチの8分の3、1インチの2分の1およ
びさらに多くの量の石の材料をスラブの上部表面から切
り離すように設定されることが可能である。そのうえ、
これらのより大きい切断深さはスラブが機械10を通過
するために要求される時間を何ら大幅に増加させること
なしに実行され得る、なぜならこの発明ののこ引き動作
の速度は、切り口の深さと共に大きくは変化しないから
である。
【0032】この発明の他の利点は、個々ののこ刃16
および22は、もしそれらののこ刃のいずれかが欠陥に
なれば、容易に取り替えることが可能であるということ
である。欠陥のあるのこ刃を取り替えるために、止めナ
ット21または25の一方が緩められ、露出したのこ刃
16または22が、欠陥のあるのこ刃が露出されるまで
車軸18または24から縦方向に引かれる。そののこ刃
はそれから取り外されて取り替えられる。欠陥のあるの
こ刃に接近する目的で予め引かれたのこ刃は、車軸18
に沿ってその所定位置に縦方向に戻して詰められる。止
めナット21または25はそれから取り替えられて再び
締められる。機械10はそれから再び動作可能である。
【0033】疑いもなく、この発明の様々な変形および
修正が石のスラブの加工、切断、仕上げおよび研磨に慣
れている者には容易に明らかになるであろう。したがっ
て、この発明の範囲は描写された機械の特定の実施例ま
たはここに述べられた方法の実現化例に制限されるもの
として解釈されるべきではなく、むしろ前掲の特許請求
の範囲に規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って石のスラブの厚さを均一な所
望の寸法に低減するための機械の斜視図である。
【図2】図1の機械の端面図である。
【図3】図1の機械の側面図である。
【図4】図3の線4−4に沿って切り取られた上面細部
の図である。
【図5】図4の線5−5に沿って切り取られた横断面図
である。
【図6】図4の線6−6に沿って切り取られた横断面図
である。
【図7】図4の線7−7に沿って切り取られた横断面図
である。
【符号の説明】
10 機械 12 第1の組ののこ刃 14 第2の組ののこ刃 18 車軸 20 スペーサリング 24 車軸 28 電動機 30 電動機 36 コンベアベルト 44 支持柱 38 ドラム 40 ドラム 48 往復台

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石のスラブの厚さを所望の寸法に低減す
    るための機械であって、 共通車軸上に相互に平行な整列平面で同軸的に取付けら
    れてお互いからの分離の隙間を規定するすべてが共通の
    直径を有する第1の組ののこぎりディスクと、 前記第1の共通車軸に平行に配向される第2の共通車軸
    上で前記第1の組の前記のこぎりディスクの前記整列平
    面に平行な相互に平行な整列平面で同軸的に取付けられ
    る共通の直径を有する第2の組ののこぎりディスクとを
    含み、前記第2の組の前記のこぎりディスクはお互いか
    らの軸分離の隙間を規定し、かつ第2の組の前記のこぎ
    りディスクは、前記第1の組の前記のこぎりディスクの
    間の軸分離の前記隙間と同平面状の関係にあるように、
    前記第1の組の前記のこぎりディスクから前記のこぎり
    ディスク整列平面に垂直な方向にずれ、さらに前記所望
    の寸法に等しい分離の均一の距離によって前記のこぎり
    ディスクの各々から分離された平坦な支持ベッドと、さ
    らに前記第1および第2の組ののこぎりディスクを順に
    駆動するための手段とを含む、機械。
  2. 【請求項2】 前記支持ベッド上の石のスラブを前記の
    こぎりディスクの整列平面に平行な方向に進ませるため
    の手段をさらに含む、請求項1に記載の機械。
  3. 【請求項3】 前記平坦な支持ベッドは前記第1および
    第2の組ののこぎりディスクの下に水平に配置されたエ
    ンドレスなコンベアベルトからなる、請求項1に記載の
    機械。
  4. 【請求項4】 のこぎりディスクの各組の前記のこぎり
    ディスクはそれらがその上に取付けられる共通車軸と共
    に回転するようにキーで締められ、のこぎりディスクの
    各組の前記のこぎりディスクはお互いに縦に一列に並ん
    で回転する、請求項1に記載の機械。
  5. 【請求項5】 前記車軸の周りにおよびその上の隣接す
    るのこぎりディスクの間に配置された環状のスペーサリ
    ングをさらに含む、請求項4に記載の機械。
  6. 【請求項6】 前記のこぎりディスクと前記支持ベッド
    との間の前記分離距離を調整するための手段をさらに含
    む、請求項1に記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記平坦な支持ベッドおよび前記車軸は
    すべて水平に配置され、前記平坦な支持ベッドの両側上
    の直立の支持柱、前記平坦な支持ベッド上の前記柱上に
    水平な配置で取付けられかつそれに対して垂直に可動な
    往復台および前記往復台を前記柱に沿って垂直な方向に
    動かしかつ前記支持ベッド上の前記往復台の高さを調整
    するための高さ調整手段をさらに含み、前記第1および
    第2の車軸ならびに前記第1および第2の組ののこぎり
    ディスクを順に駆動させるための前記手段は前記往復台
    上に取付けられる、請求項1に記載の機械。
  8. 【請求項8】 石のスラブの厚さを均一な所望の寸法に
    低減するための機械であって、 回転するように第1の共通車軸上に取付けられた均一の
    直径の相互に平行な平面状ディスクとして形成され、か
    つその間に分離の隙間を規定する第1の組ののこ刃と、 その間に分離の隙間をもって第2の共通軸上に回転する
    ように取付けられた均一の直径の相互に平行な平面状の
    ディスクとして形成され、かつ前記第1の組の前記のこ
    刃の間の前記分離の隙間と同平面状の関係に整列された
    第2の組ののこ刃とを含み、前記第2の組の前記のこ刃
    はそれらが整列される前記分離の隙間と少なくとも同じ
    厚さであり、さらに前記車軸に平行でかつ前記のこ刃の
    各々から等距離の平坦な支持ベッドとを含み、前記支持
    ベッドと前記のこ刃との間の距離は前記均一で所望の寸
    法を規定し、さらに前記のこ刃を順に駆動するための手
    段を含む、機械。
  9. 【請求項9】 前記支持ベッドと前記のこ刃との間の石
    のスラブを前記のこ刃と前記支持ベッドとの双方に平行
    な方向に押しつけるための手段をさらに含む、請求項8
    に記載の機械。
  10. 【請求項10】 前記平坦な支持ベッドは水平に配置さ
    れた上部表面を有するエンドレスなコンベアベルトから
    なり、かつ前記石のスラブを押しつけるための前記手段
    は前記コンベアベルトを駆動するモータからなる、請求
    項9に記載の機械。
  11. 【請求項11】 前記コンベアベルトの前記上部表面上
    に水平に配置された前記車軸を支持する往復台と、前記
    往復台の高さを変えるための手段とをさらに含む、請求
    項10に記載の機械。
  12. 【請求項12】 前記のこ刃はそれぞれの車軸にロック
    されかつそれぞれの車軸と共に回転し、さらにその上の
    隣接するのこ刃の間の前記車軸上に配置された環状のス
    ペーサリングを含んでそれらの間に前記分離の隙間を規
    定する、請求項8に記載の機械。
  13. 【請求項13】 前記環状リングの外径はそれらが間に
    配置される前記のこ刃の直径の約2分の1である、請求
    項12に記載の機械。
  14. 【請求項14】 別個の平行な軸について回転するよう
    に2つの組に分けられた複数個の相互に平行なのこぎり
    ディスクを使用する石のスラブの厚さを低減するための
    方法であって、各組の刃はお互いの組のディスクと整列
    された分離の隙間によってお互いから分離され、かつ前
    記のこぎりディスクと前記支持ベッドとの間の所望され
    たスラブの厚さに等しい均一な距離を規定するために前
    記軸に平行に延在する平坦な支持ベッドを用いるもので
    あり、 前記のこぎりディスクの組をそれぞれの軸について回転
    させるステップと、 前記のこぎりディスクと前記支持ベッドとの間の前記均
    一な距離より大きい最初の厚さの石のスラブを前記のこ
    ぎりディスクと前記支持ベッドとの双方に平行な前進方
    向に通過させて、前記第1の組の前記のこぎりディスク
    の間の前記分離の隙間によって残された畝を介在させる
    ことによってお互いから分離された前記石のスラブの中
    にチャネルを規定するステップと、さらに、 前記第2の組の前記のこぎりディスクを過ぎる前記移動
    方向に前記石のスラブを通過させて、そこから前記介在
    する畝を取り除きかつ前記スラブを前記所望されたスラ
    ブの厚さに等しい均一な厚さに低減するステップとを含
    む、方法。
  15. 【請求項15】 前記石のスラブを前記支持ベッドと前
    記第1および第2の組の刃との間をただ1回だけ通過さ
    せて前記所望されたスラブの厚さを達成するステップを
    さらに含む、請求項15に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記支持ベッドからの前記のこぎりデ
    ィスクの距離を調整して前記所望されたスラブの厚さを
    選択するステップをさらに含む、請求項14に記載の方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBG20110008A1 (it) * 2011-03-25 2011-06-24 Semea Sas Massetti di cubetti multipli calibrati in pietra naturale
KR101475015B1 (ko) * 2013-07-10 2014-12-22 맹장원 대리석 슬라이서
CN108927903A (zh) * 2018-08-06 2018-12-04 李政 超薄石材定厚切割生产线及超薄石材定厚切割方法
CN111873192A (zh) * 2020-09-05 2020-11-03 苏子泷 塔式多组片组合刀轮、切石机及工作方法

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