JPH069902B2 - 給油ホース - Google Patents

給油ホース

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JPH069902B2
JPH069902B2 JP60088363A JP8836385A JPH069902B2 JP H069902 B2 JPH069902 B2 JP H069902B2 JP 60088363 A JP60088363 A JP 60088363A JP 8836385 A JP8836385 A JP 8836385A JP H069902 B2 JPH069902 B2 JP H069902B2
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JP
Japan
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layer
inner layer
refueling
outer layer
hose
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JP60088363A
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JPS61246053A (ja
Inventor
章人 藤冨
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TATSUNO MECATRONICS KK
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TATSUNO MECATRONICS KK
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、ガソリンスタンドやタンクローリー車で使用
される給油ホースに関する。
【従来の技術】
かかる給油ホースは、長期使用するに伴って、他の物と
の摺接に基づく摩耗や、屈曲操作に基づく疲労破壊等に
よって劣化するため、適当な時期に新しい給油ホースと
交換しなければならない。 例えば、実公昭59−12466号公報には、内層およ
び外層よりなるガス用ガム管の外周に劣化識別層を形成
し、その亀裂等より取換時期の到来を認識させる技術が
開示されている。 しかしながら、給油ホースの場合には、摩耗や疲労破壊
によるものであるから、前記公知技術のように耐用年数
を短くしたものを用いては、内層自体に何ら損傷がなく
ても外層の亀裂により取換をすれば無駄である。 給油ホースの場合は、摩耗の程度や疲労破壊の程度が問
題となるが、従来はこの点を適確に判断できなかった。 [解決しようとする課題] したがって、本発明の目的は、摩耗の程度や疲労破壊の
程度が耐用時まで目視により観察でき、もって寿命を合
理的に判断できる給油ホースを提供するにある。 [課題を解決する手段] 本発明によれば、ガソリンスタンドやタンクローリ車で
使用される給油ホースにおいて、内部に補強層(7)が
設けられているゴム又は樹脂からなる内層(8)と、そ
の内層(8)の外側に形成され、その内層(8)に対し
て異色又は異質のゴム又は樹脂等の弾性体組成物からな
る外層(9)を備え、前記補強層(7)は補強糸による
編組から成り、前記外層(9)を構成する弾性体組成物
は内層(8)に対する可塑性および圧縮歪が小さく、耐
磨耗性のよい素材で形成され、かつ外層(9)はその摩
耗消滅により給油ホースの耐用限度が判定できる肉厚に
形成され、さらに内層(8)内には周方向に螺旋状に巻
回されたワイヤ(10)が補強層(7)の内側に埋設さ
れている。 [作用効果の説明] したがって、給油ホースを使用している間に給油ホース
が他の物とこすれて、内層とは異色又は異質のゴム又は
樹脂から成る外層が摩耗し、内層が外部に露出しかける
と、その摩耗の程度が外層と内層との色の違いや質の違
いによって簡単に観察でき、それ伴って内層の疲労破壊
に基づく程度の判断基準がしやすくなる。その上、外層
の摩耗消滅により内層の耐用限度が判定できる肉厚に、
外層を形成してあるために、内層の外部露出に基づいて
給油ホース全体の寿命が判断できる。また、給油ホース
自体は補強等による編組よりなる補強層で補強されてお
り、部分的な摩耗で内層が見えても充分に使用に耐える
ことができるが、慰労破壊が進むと、その程度が観察で
き、給油ホースを寿命の限度まで使用できる。 そして、給油ホースにはワイヤが埋設されているが、充
分に強い補強層の内側に設けられているので、ワイヤが
切断することがない。このワイヤは螺旋状に巻回されて
おり補強の外層を内層に対して対摩耗性があり、かつ、
歪が小さいので、給油時の圧力によるホースの膨脹も外
層により阻止でき、ホースのふくらみによる給油量の誤
差がなく、給油ホースとして好適である。
【実施例】
次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。 第2図は、ガソリンスタンドに設置されるガソリン給油
装置(1)を示すもので、ガソリン計量機(2)に金属
製の接続管(3)を介して可撓性の給油ホース(4)を
接続し、その給油ホース(4)の遊端には給油ノズル
(5)を取付けてあり、自動車のガソリン供給口へ給油
ノズル(5)を移動して給油できる様に構成してある。
尚、(6)は、給油量を表示するカウンターである。 前記給油ホース(4)は、第1図に示すように、黒色の
ゴムホースの肉厚内中間部に補強糸による編組から成る
補強層(7)と、周方向に螺旋状に巻回するアース用の
ワイヤ(10)とを設けてある内層(8)を形成し、そ
の内層(8)の外周を覆う状態に、白色又は着色された
塩化ビニルから成る外層(9)を形成してあり、外層
(9)の摩耗によって内層(8)の黒色が露出してくる
使用期間と、内層(8)のゴムが給油操作に伴う屈曲操
作によって、疲労破壊されて耐用限度まで劣化してしま
う使用期間とが同等になる様に、外層(9)の肉厚を設
定してある。 前記外層(9)の材質は、塩化ビニル以外に、ゴムであ
っても良く、ゴムに対する可塑性並びに圧縮歪の小さい
耐摩耗性の良いサーモプラスチックエラストマー(T.
P.E)等から形成しても良く、結局、弾性体組成物で
あれば良い。 前記内層(8)の材質は、ゴム以外に樹脂から成るもの
でも良い。 前記外層(9)の摩耗状態が、内層(8)と外層(9)
との色の異なることによって観察できる様にする以外
に、質の違いによって観察できるものでも良い。 また、ワイヤはアース用のみならは、信号用として使用
できる。 [発明の効果] 以上の如く本発明によれば、下記のすぐれた効果を奏す
る。 (1)外層の摩耗を内層との色又は質の違いにより目視
により簡単に観察できる。 (2)目視により内層の疲労破壊の程度を知ることがで
き、給油ホースを寿命限度まで使用できる。 (3)給油ホースの交換時期を適確に判断できる。 (4)ワイヤが補強材の役目をし、またワイヤが切断す
るおそれがない。 (5)外層は歪が小さいので、内層の膨脹を阻止でき、
給油量の誤差や内層の疲労を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る給油ホースの実施例を示し、第1図
は給油ホース端部を示す斜視図。第2図はガソリン給油
装置の全体斜視図である。 (7)・・・補強層 (8)・・・内層 (9)・・・外層 (10)・・・ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガソリンスタンドやタンクローリ車で使用
    される給油ホースにおいて、内部に補強層(7)が設け
    られているゴム又は樹脂からなる内層(8)と、その内
    層(8)の外側に形成され、その内層(8)に対して異
    色又は異質のゴム又は樹脂等の弾性体組成物からなる外
    層(9)を備え、前記補強層(7)は補強糸による編組
    から成り、前記外層(9)を構成する弾性体組成物は内
    層(8)に対する可塑性および圧縮歪が小さく、耐磨耗
    性のよい素材で形成され、かつ外層(9)はその摩耗消
    滅により給油ホースの耐用限度が判定できる肉厚に形成
    され、さらに内層(8)内には周方向に螺旋状に巻回さ
    れたワイヤ(10)が補強層(7)の内側に埋設されて
    いることを特徴とする給油ホース。
JP60088363A 1985-04-24 1985-04-24 給油ホース Expired - Lifetime JPH069902B2 (ja)

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JP60088363A JPH069902B2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24 給油ホース

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JPS61246053A JPS61246053A (ja) 1986-11-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4735125B2 (ja) * 2005-08-17 2011-07-27 川上産業株式会社 交換の時期がわかる通い箱
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