JPH069879A - ポリマー変性、官能化アスファルト組成物及びその製造方法 - Google Patents

ポリマー変性、官能化アスファルト組成物及びその製造方法

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JPH069879A
JPH069879A JP5040366A JP4036693A JPH069879A JP H069879 A JPH069879 A JP H069879A JP 5040366 A JP5040366 A JP 5040366A JP 4036693 A JP4036693 A JP 4036693A JP H069879 A JPH069879 A JP H069879A
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styrene
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Dennis George Peiffer
ジョージ ペイファー デニス
Daniel James Mchugh
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路舗装用のデンスグレードの(dense grade
d)及びオープングレードの(open graded) バインダーに
適した広い温度範囲の粘弾性を持ち、貯蔵安定性に優れ
たアスファルト組成物を提供する。 【構成】 スルフォン酸基を有するアスファルト;スル
フォン化されたブチルゴム、スチレン−ブタジエン鎖状
ジブロックポリマー、スチレン−ブタジエン−スチレン
鎖状もしくは放射状トリブロックポリマー、又はこれら
の混合物;及び原子価+1〜+3を有するカチオンを含
む塩基性中和剤を組み合わせて組成物を作る。ポリマー
の量は全ポリマー−アスファルト組成物の7wt%以下
で、この組成物の135℃の粘度が150〜2000c
P又は3000〜8000cPの範囲になるように選
ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デンスグレードの(den
se graded)及びオープングレードの(open graded) アス
ファルト舗装におけるバインダーとして用いるのに適し
た、改善された粘弾性を有し、貯蔵安定性を有するアス
ファルト組成物並びにそのようなアスファルト組成物を
製造する方法に関する。前記方法は、スルフォネート基
又はスルフォン酸基を含むアスファルト;スルフォン化
されたポリマー好ましくはスルフォン化されたブチルゴ
ム、スチレン−ブタジエンの鎖状ジブロックコポリマ
ー、鎖状トリブロックコポリマー、放射状トリブロック
コポリマー(以下スチレン−ブタジエンの鎖状ジブロッ
クコポリマー、鎖状トリブロックコポリマー及び放射状
トリブロックコポリマーを「スチレンブタジエン」とい
う)、エチレンプロピレンジエンモノマーをベースとす
るエラストマー(「EPDM」)及びこれらの混合物
(ここに前記ポリマーは、135℃で測定して約150
〜約2000cP又は約3000〜約8000cPの組
成物粘度を維持するに充分な全組成物中重量パーセント
の量存在する);並びに中和剤を組み合わせることを含
む。ここで用いられる「EPDM」は、ポリマー主鎖中
のエチレン及びプロピレン単位並びに主鎖に対する側鎖
の位置に通常存在するジエン成分を含むジエン含有モノ
マーを含むターポリマーを意味する。「EPDM」とい
う用語は更にASTM D−1418−64に定義され
ている。この組成物はポリマーの存在に起因して改善さ
れた粘弾性を有することに加えて高温及び低温での貯蔵
安定性を示し、デンスグレードの(dense graded)及びオ
ープングレードの(open graded) 道路舗装用途における
バインダーとして用いるのに適している。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アスフ
ァルトは、原油の蒸留の後又は原油の蒸留から調製され
る歴青質の物質である。典型的には、アスファルトは真
空蒸留塔の底から得られ、大気圧下での沸点が、一般に
少なくとも350℃である。それは疎水性であり良好な
接着性及び耐侯性を有するので、アスファルトは道路舗
装材料の接着材成分又はバインダー成分として用いう
る。そのように用いるとき、アスファルトは通常骨材
(岩石)と、典型的には骨材約95wt%に対してアス
ファルト約5wt%の割合で混合される。
【0003】しかしながら、アスファルトは温度変化と
共に大きく変化する或る物性を持つ。この故に、その物
性の範囲を延長するためにポリマーがアスファルトにし
ばしば加えられる。ポリマーは、アスファルトの高温粘
弾性を高めることによりアスファルトが暖かい気候中で
クリープを起こしたり車の跡が付いたりする傾向を減ら
しうる。そして、ポリマーは、アスファルトの低温粘弾
性を改善することにより冷たい気候中でのひび割れや剥
がれを最小にしうる。
【0004】しかしながら、全てのアスファルト及びポ
リマーが相溶性のある混合物を形成する訳ではない。
「貯蔵安定性」とは、或る特定の期間、通常は3〜5日
放置しても分離しない1つの連続相又は2つの連続相を
形成することと定義される。ポリマー変性アスファルト
の貯蔵安定性はアスファルトと特定のポリマーの相溶性
に大きく影響される。非相溶性の及び部分的に相溶性の
混合物は容易に相分離を起こす。
【0005】許容しうる程に貯蔵安定であるに充分相溶
性であり、かつ特定の用途のために必要な範囲の粘度及
び軟化点を有するポリマー変性アスファルト組成物を作
るための種々の方法が提案されてきた。例えば、あるも
のは、アスファルト−ポリマー混合物の最終的性質に影
響を与えるために適当なポリマー及び/又は他の添加物
の選択に頼る(例えば、次のものを参照のこと:米国特
許No.4600635は、ビチューメン、オイル、及び
15wt%未満の、金属カチオンで中和したアイオノマ
ーエラストマー(例えばスルホン化した、カルボキシル
化した又はホスホン化したEPDM又はブチルゴム)を
含むビチューメンベースの接着性組成物を用いている;
英国特許No.1534183は、5〜95wt%のエチ
レン/ビニルエステルコポリマーと−O−M−O−、−
O−B−O−又は−O−CRR’−O−橋で部分的に架
橋されたビチューメンとを添加している;また米国特許
No.4882373は、アスファルトを酸で変性し、続
いて酸素含有ガスと接触させ、そして熱可塑性エラスト
マー及び不飽和機能性モノマーを混合している。)。
【0006】他のものは使用前にアスファルトを酸化し
ている。ヨーロッパ特許No.38721(米国特許No.
4371641)は、ポリマー、好ましくは不飽和エラ
ストマー、例えばEPDMもしくはブチルゴム、又は熱
可塑性ポリマー及び適当な充填材を空気ブローしたアス
ファルトに加えて、アスファルトの酸化に対する安定性
を増し、紫外線に対する過敏性を減らすことにより、こ
れを屋根材料に用いるのに適当なものとすると言うこと
を教えている。本発明は空気ブローした(酸化した)ア
スファルトを用いないアスファルト組成物である。
【0007】従って、先行の文献はいずれも、本発明者
がここに開示するスルフォネート基又はスルフォン酸基
の付加により官能化されたアスファルト、スルフォン化
されたポリマー(好ましくはスチレン−ブタジエンコポ
リマー、ブチルゴム又はEPDM)及び中和剤を組み合
わせることにより製造される改善された物理的性質及び
貯蔵安定性を有するアスファルト組成物を、またこれを
製造する方法を教示せず示唆もしていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯蔵安定性を
有するアスファルト組成物に関する。この組成物はま
た、デンスグレードの(dense graded)及びオープングレ
ードの(open graded) 道路舗装用途におけるアスファル
トバインダーとして用いるのに適する範囲の粘度及び軟
化点を持つ。本発明はまた、この組成物を製造し及び使
用する方法に関し、ここに開示した方法により製造され
た製品を含む。本発明のアスファルト組成物はスルフォ
ン化アスファルト及びスルフォン化ポリマーの間の改善
された相相溶性並びに比較的大きな貯蔵安定性を示す。
より詳しくは、この組成物はスルフォネート基又はスル
フォン酸基を含むアスファルト並びにスルフォン化さ
れ、塩基で中和されたポリマー、好ましくはブチルゴ
ム、EPDM、スチレン−ブタジエンコポリマー及びこ
れらの混合物を含む。この中性混合物を製造するのに用
いられる塩基性中和剤は、原子価+1〜+3、好ましく
は+1及び+2を持つカチオンを含み、アミン、アンモ
ニア及び元素の周期律表第IA、IIA、 IIIA族、B族
から選ばれたカチオンを含む塩基並びにこれらの混合物
からなる群れから選ばれる。
【0009】このアスファルト組成物はデンスグレード
の(dense graded)及びオープングレードの(open grade
d) 道路舗装用途におけるアスファルトバインダーとし
て、特に熱混合舗装バインダーとしての用途を持ち、ま
たここに述べる発明の粘度、軟化点、及び貯蔵安定性を
有するアスファルト組成物を必要とする当業者に公知の
他の用途を持つ。
【0010】本発明の1つの態様は改善された粘弾性、
軟化点、及び貯蔵安定性を示すアスファルト組成物を作
る方法である。この方法は、塩基性中和剤;スルフォン
酸基又はスルフォネート基を含むように官能化されたア
スファルト;及びブチルゴム、水素化された又は水素化
されていない(好ましくは非水素化物)スチレン−ブタ
ジエンコポリマー例えばスチレン−ブタジエンジブロッ
クポリマー(「SB」)並びにスチレン−ブタジエン−
スチレン鎖状及び放射状トリブロックポリマー(「SB
S」)(以下これらを合わせて「スチレン−ブタジエ
ン」という)、EPDM並びにこれらの混合物からなる
群れから選ばれるポリマーを組み合わせ、ここに前記ポ
リマーはスルフォン化されており、組成物の粘度を13
5℃で測定して約150〜約2000cP又は約300
0〜約8000cPに維持するに充分な全組成物中重量
パーセントの量存在することを含む。軟化点は、デンス
グレード舗装用のバインダーについては約55℃より高
く約65℃迄の範囲が好ましく、オープングレード舗装
用のバインダーについては約60℃〜約75℃の範囲が
好ましい。
【0011】ここで用いられる材料は商業的ソースから
入手しうる。本発明で用いられるアスファルトは真空残
渣(vacuum residua)の種々のソースから入手可能であ
り、その針入度(標準規格ASTM D−5に従って測
定しうる)により分類できる。代表的には、このアスフ
ァルトは名目大気圧沸点少なくとも350℃を持ち、よ
り代表的には440℃を越える沸点を持つ。本発明方法
において、前記アスファルトはスルフォン酸基又はスル
フォネート基を含んで官能化されている。オレウム又は
硫酸をスルフォン化剤として用い、その化学量論的量を
少量づつゆっくりとアスファルトに加えるのが好まし
い。そのような方法は当業者に周知である。例えば米国
特許No.3028333、3089842及び4741
868並びにそれらの中の引用文献を参照のこと。
【0012】上述のポリマーは、非反応性溶媒に溶解
し、次いでスルフォン化剤を温度−100℃〜+100
℃で加えることによりスルフォン化しうる。スルフォン
化剤は例えば米国特許No.3642728及び3836
511に詳述されたようなどんな適当なスルフォン化剤
であってもよく、当業者に周知である。前述の方法で調
製したスルフォン化ポリマーは典型的にはポリマー10
0g当たり1〜100meqのSO3 H、好ましくは約
3〜60meq/100gポリマーを含む。望みの範囲
のスルフォン化は、アスファルト組成物に望まれる最終
的性質に依存する。ポリマーのスルフォン化は、ここで
用いられるどんなポリマーについてもアスファルトと混
合する前に行いうる。そして当業者に公知のどんな方法
によっても行いうる。例えは、スルフォン化は硫酸、オ
レウム、又はより好ましくは、アセチルスルフェートを
用いて行いうる。例えば、Organic Synrhesis, Collect
iveVol.2, p.482, John Wiley & Co., A. H. Blatt, e
d. (1966) を参照のこと。しかしながら、本発明方法に
おいて、アスファルトとポリマーの未スルフォン化混合
物の直接スルフォン化(即ち、共スルフォン化)によっ
て調製されるアスファルト組成物もある。この方法は、
ポリマーがスチレン−ブタジエン−スチレントリブロッ
クコポリマー及びスチレン−ブタジエンジブロックコポ
リマーであるとき好ましい。
【0013】スルフォネート基又はスルフォン酸基を含
むアスファルト及びスルフォン化ポリマーを組み合わせ
て当業者に公知の全ての方法を用いて混合物を製造しう
る。これら方法としては、例えば、アスファルトにとっ
てはジクロロエタン、スルフォン化ポリマーにとっては
トルエンのような適当な溶媒に攪拌しながら溶解するこ
と;又はアスファルトを約140℃〜170℃、好まし
くは160℃に加熱し、その後スルフォン化ポリマーを
高剪断混合装置を用いて現場で少しずつ加えながら攪拌
し、又は混合する。用いられる方法は前記アスファルト
とポリマーを組み合わせるに必要な時間に影響を与える
が、いづれにせよスルフォン化ポリマーをアスファルト
の全体に分布させるのに充分なものであるべきである。
時間は、選ばれた方法により0.5〜24時間にわた
る。
【0014】前記塩基性中和剤は、原子価+1〜+3を
有するカチオンを含み、アンモニア、アミン、及び周期
律表の第IA、IIA、III A族、B族からなる群れから
選ばれるカチオンを含む塩基並びにこれらの混合物から
なる群れから選びうる。好ましい塩基性中和剤は1又は
それ以上の1価又は2価のカチオン、好ましくは2価の
カチオンを含むものである。これらは、より好ましくは
Zn+2、Ca+2、Ba +2、Mg+2及びこれらの混合物、
最も好ましくはZn+2及びCa+2である。そのようなカ
チオンを含む適当な化合物は、例えば酢酸亜鉛、酸化亜
鉛又は酸化カルシウムであり、より好ましくは酸化カル
シウムである。
【0015】この塩基性中和剤は適当な溶媒例えば水/
メタノールに含有させてもよい。また現場で、例えば粉
末状にして又は他の溶解していない形で加えてもよい。
即ち、直接に加熱アスファルトに又はスルフォン化アス
ファルト−スルフォン化ポリマー混合物に加えてもよ
い。現場での添加が好ましい。このポリマーとアスファ
ルトはそれぞれ中和前にスルフォン化されていなければ
ならない。スルフォ−アスファルト及びスルフォ−ポリ
マーの中和の順序は重要ではない。本発明の範囲内で、
アスファルト及びポリマーを別々にスルフォン化し中和
した後混合してもよく、又はポリマーをスルフォン化し
中和した後スルフォン化アスファルトに加えこの混合物
を中和してもよく、又はスチレン−ブタジエンコポリマ
ーの場合には、アスファルトとポリマーの配合物をスル
フォン化剤で処理し、この混合物を中和してもよい。ス
ルフォン化アスファルト及びスルフォン化ポリマーを中
和するのに充分な中和剤を加える必要がある。一般にこ
のためには化学量論の、又はそれよりやや過剰の中和剤
が必要であろう。
【0016】全アスファルト組成物中のスルフォン化ポ
リマーの重量パーセントは得られるアスファルト組成物
の望みの物性に基づいて選択される、ゼロより大きいど
んな適当な量であってもよい。しかしながら、EPDM
及びブチルゴムについてはこの量は0wt%より大き
く、好ましくは約1〜約4wt%、より好ましくは2〜
3wt%であり、スチレンブタジエンについてはゼロよ
り大きく約7wt%迄、好ましくは約3〜5wt%であ
る。上限は、しばしば加えられるポリマーのコストによ
り、又は製品の物性により制限される。
【0017】本発明において、軟化点は相溶性及び貯蔵
安定性の尺度として用いた。もし、160℃で4日間貯
蔵したサンプルの頂部の3分の1及び底部の3分の1が
約4℃の変化の範囲内の軟化点を示せばこのアスファル
ト及びポリマーは相溶性であると判定した。しかし、軟
化点のデータを補足し相の相溶性を確証するために、ア
スファルト組成物の頂部セグメント及び底部セグメント
の光学顕微鏡写真を撮った。
【0018】アスファルトのスルフォン化量及び/又は
組成物中のスルフォン化ポリマーの量を変えることによ
りアスファルト組成物の軟化点及び粘度を調節すること
が可能である。これによって得られる組成物の物性は変
わるであろう。本発明のアスファルト組成物は、ポリマ
ーの存在によってアスファルト単独では見られない補強
性も有するであろう。加えて、この混合物の粘度を特定
の用途に許容しうる範囲に持ってくるために必要であれ
ば、このアスファルト組成物に融剤(即ち、当初のアス
ファルト)を加えてもよい。加えるべき融剤の量は出発
材料の粘度及び最終製品の粘度に依存するであろう。特
定の用途はここに開示した内容を見て日常的当業者が容
易に決定しうる。
【0019】本発明の他の態様は上述の方法により製造
されるアスファルト組成物を包含する新規なアスファル
ト混合物である。
【0020】このアスファルト組成物は、スルフォネー
ト基又はスルフォン酸基を含むアスファルト;並びにス
ルフォン化されたスチレン−ブタジエンコポリマー、例
えばスチレン−ブタジエンジブロックコポリマー、スチ
レン−ブタジエン−スチレン鎖状トリブロックコポリマ
ー、スチレン−ブタジエン−スチレン放射状トリブロッ
クコポリマー、EPDM、ブチルゴム及びこれらの混合
物を含む中性混合物からなる。ポリマーの好ましい量
は、EPDM及びブチルゴムについてはゼロより多く4
wt%迄、好ましくは2〜3wt%、スチレン−ブタジ
エンについては約2〜7wt%、好ましくは3〜7wt
%である。
【0021】この中性混合物は原子価+1〜+3、特に
+1、+2及び+3を有する塩基性中和剤のカチオンを
含む。この塩基性中和剤は、好ましくはアンモニア、ア
ミン及び周期律表第IA、IIA、III A族、B族から選
ばれるカチオンを含む塩基並びにこれらの混合物から選
ばれる。好ましいものは、1価及び2価のカチオン、よ
り好ましくは2価のカチオンである。これらの内でZn
+2及びCa+2がより好ましい。
【0022】
【実施例】以下の実施例により本発明を説明するが、こ
れらは本発明の範囲を限定しようとするものではない。
【0023】(例1)以下のデータは、許容しうる貯蔵
安定性を得るためには、ポリマー及びアスファルトの両
方がスルフォン化されていなければならないことを証明
しようとするものである。以下の配合物は、同じビチュ
ーメンから全てポリマー4wt%として調製して得たも
のである:(a)ビチューメン及びEPDM、(b)ビ
チューメン及びZn−スルフォ−EPDM、(c)EP
DM及び13meq/100gスルフォン化ビチューメ
ン、並びに(d)Zn−スルフォ−EPDM及び13m
eq/100gスルフォン化ビチューメン。160℃で
4日放置した頂部及び底部のフラクションの軟化点は次
のようである:(a)152°F及び136°F;
(b)165°F及び131°F;(c)160°F及
び142°F;(d)144°F及び140°F。軟化
点データに基づいてサンプル(d)のみが貯蔵安定性を
持っていると判定された。この貯蔵安定性は光学顕微鏡
により確認され、これはサンプル(d)のみが同様な頂
部及び底部の相を示した。他のサンプルはポリマーが頂
部相に集中していることを示した。
【0024】(例2)アスファルトの官能化(スルフォ
ン化)のための典型的な合成及びそれに引き続くポリマ
ーとの配合を次に示す:
【0025】357.4gのビチューメンを樹脂フラス
コに入れ、150℃に加熱した。5.0mlのオレウム
(硫酸中SO3 15wt%)を、スルフォン化剤とし
て、攪拌しながら滴々加えた。温度はオレウムを使って
いるうちに2〜5℃上昇した。パドルブレード及び空気
駆動モーターを用いてこの混合物を45分攪拌した。
7.15gのZn−スルフォン化EPDMを小片にして
5分かけて加え、攪拌を45分続けた。7.65gのZ
nO中和剤を加え、45分攪拌した。この製品を熱いま
ま(150℃)貯蔵容器に注入した。
【0026】 次の第1表及び第2表はアスファルト単独;中和され、
官能化された(スルフォン化された)アスファルト−ス
ルフォン化ポリマー;及び塩基性中和剤の対イオン構造
における変形を含むアスファルト及びポリマーの種々の
重量パーセントでの目標についてのデータを示す。道路
舗装材料におけるバインダーとしての使用のためには、
本発明のアスファルト組成物はデンスグレードの(dense
graded)バインダーについては135℃で測定した粘度
150〜2000cP及び125〜145°Fの軟化点
を、並びにオープングレードの(open graded) 配合物に
ついては135℃で測定した粘度3000〜8000c
P及び140°Fより大きい軟化点を持つべきである。
【0027】全ての配合物が160℃で4日放置したの
ち貯蔵安定性があると測定された。軟化点は初期と4日
経った後に測定した。この手順はASTM試験D36に
基づいている。初期に調製された混合物の粘度を第1表
及び第2表に示す。
【0028】 〔表1〕 第1表 ビチューメン: Billings 120/150 ポリマー: スルフォン化EPDM ビチュウメ ポリマ 軟化点 ンスルフォ ー 初期軟化点(a) 平均T&B(b) 135℃での ン化wt% wt% °F (℃) °F (℃) 粘度,cP(c) ZnOで中和したスルフォン化EPDM 0 0 107(42) 1 0 135(57) 122(50) 654 1 1 141(61) 131(55) 1284 1 2 140(60) 136(58) 1690 1 3 137(58) 140(60) 1750 1 4 148(64) 158(70) 2175 2 0 145(63) 129(54) 926 2 1 153(67) 136(58) 2125 2 2 152(67) 146(63) 1775 2 3 163(73) 149(65) 2320 2 4 168(76) 152(67) 11440 3 0 147(64) 129(54) 1192 3 1 147(64) 143(62) 1844 3 2 167(75) 153(67) 3270 3 3 184(84) 159(71) 15840
【0029】 〔表2〕 第1表(続き) CaOで中和したスルフォン化EPDM 1 0 140(60) 127(53) 984 1 1 147(64) 131(55) 1582 1 2 149(65) 138(59) 2565 1 3 155(68) 143(62) 3840 1 4 167(75) 154(68) 9920 2 0 165(74) 133(56) 1744 2 1 178(81) 141(61) 6490 2 2 180(82) 149(65) 10460 2 3 189(87) 161(72) 16420 2 4 181(83) 163(73) 14380 3 0 178(81) 144(62) 4880 3 1 195(91) 154(68) 26600 3 2 183(84) 165(74) 12440 3 3 200(93) 166(74) 29480 (a)ビチューメン環球装置による軟化点のためのAS
TM D36標準試験方法。 (b)平均T&Bは、サンプルの頂部3分の1及び底部
3分の1の平均軟化点を意味する。いずれの場合も頂部
及び底部の間の変化は4℃より大きくなかった。 (c)ブルックフィールドサーモセル装置を用いる未充
填アスファルトの粘度のためのASTM D4402標
準試験方法。
【0030】 〔表3〕 第2表 ビチューメン:Billings 120/150 ポリマー:Zn−スルフォン化−EPDM ビチューメンスルフォン化量:2wt%(26meq/100g)(a) ポリマ 軟化点 ー 初期軟化点(b) 平均T&B(c) 135℃での 中和剤 wt% °F (℃) °F (℃) 粘度,cP(d) ZnO なし 0 107(42) 濃H2SO4 0 138(59) 133(56) 992 0 141(61) 133(56) 1442 2 143(62) 149(65) 1804 2 163(73) 146(63) 4385 2 165(74) 145(63) 3260 (Na−スルフォン 化−EPDM)(e) 50%H2SO4 1 153(67) 136(58) 2125 2 152(67) 146(63) 1775 2 168(76) 146(63) 5690 3 163(73) 149(65) 2320 4 168(76) 152(67) 11440 オレウム 2 156(69) 153(67) 4370
【0031】 〔表4〕 第2表(続き) CaO 50%H2SO4 0 165(74) 133(56) 1744 1 178(81) 140(60) 6490 2 180(82) 149(65) 10460 3 189(87) 161(72) 16420 4 181(83) 163(73) 14380 4 182(83) 164(73) 21000 濃H2SO4 2 178(81) 147(64) 8090 (Na−スルフォン 化−EPDM)(e) (a)表中、用いた中和剤の下に示したスルフォン化
剤。 (b)ビチューメン環球装置による軟化点のためのAS
TM D36標準試験方法。 (c)平均T&Bは、サンプルの頂部3分の1及び底部
3分の1の平均軟化点を意味する。T&Bの間の変化は
4℃未満であった。 (d)ブルックフィールドサーモセル装置を用いる未充
填アスファルトの粘度のためのASTM D4402標
準試験方法。 (e)Zn−スルフォン化−EPDMの代わりにNa−
スルフォン化−EPDMを用いた。ポリマーを中和する
のに異なる対イオンを用いることができ、許容しうる粘
度を有する配合物を生ずることをデータは示している。
【0032】(例3)この例は、ポリマー−アスファル
ト混合物の直接スルフォン化及び中和によって、例1の
手順で得られるのと同様のアスファルト組成物が得られ
ることを説明しようとするものである。
【0033】(a)Baytown AC−5ビチュー
メン(372.1g)を樹脂フラスコに入れて160℃
に加熱し、11.2gのスチレン−ブタジエン−スチレ
ン放射状トリブロックコポリマーを攪拌しながら添加し
た。この混合物を、高剪断ミキサーを用いて60分間加
熱した。この配合物に、5.2mlのオレウムを滴々添
加した。1時間攪拌した後、2.75gの酸化カルシウ
ムをこの混合物に添加し、攪拌を追加の1時間続けた。
【0034】(b)他の樹脂フラスコにて、413.4
gの同じAC−5ビチューメンを160℃に加熱し、
5.8mlのオレウムを滴々添加した。45分間加熱し
た後、12.5gのZn−スルフォン化スチレン−ブタ
ジエン−スチレン放射状トリブロックコポリマーを攪拌
しながら添加した。45分後に、3.1gの酸化カルシ
ウムを添加し、この混合物を高剪断攪拌機で2時間攪拌
した。
【0035】手順(a)で得られたアスファルト組成物
は、135℃(275°F)で粘度が2690cPであ
り、160℃で4日経過後頂部及び底部のサンプルの軟
化点は、それぞれ62.7℃(145°F)であり、優
れた貯蔵安定性を示した。手順(b)で得られた製品は
135℃(275°F)で粘度2535cPであり、1
60℃で4日経過後頂部及び底部のサンプルの軟化点
は、それぞれ63.3℃(146°F)及び62.2℃
(144°F)であった。
【0036】(例4)アスファルト(AC−5)を、ス
ルフォン化しCaOで中和したポリマーと組み合わせ
た。
【0037】以下の表はポリマー0wt%及び3wt%
についての軟化点及び粘度のデータを示す。「スルフォ
ン化量(wt%)」の欄に出て来る文字「C」は、例3
aのようにアスファルトとポリマーを共スルフォン化
し、次いで中和したことを示す。他の全ては別々にスル
フォン化した。
【0038】以下の表は、全組成物の3wt%に等しい
量のスチレン−ブタジエン−スチレン放射状トリブロッ
クコポリマーとアスファルトとの中性配合物を形成する
ことにより、オープングレードのアスファルト(300
0〜8000cP)舗装用の目標に入る粘弾性を持つ本
発明のアスファルト組成物が作れること、及び適当な量
の融剤を加えることにより粘弾性を調節してデンスグレ
ードのアスファルト舗装におけるバインダー用の目標
(150〜2000cP)に入るアスファルト組成物を
作りうることを示す。軟化点は、当初に、及び4日後の
サンプルの頂部の3分の1(「T」)及び底部の3分の
1(「B」)について測定した。サンプルBは例3aに
述べた方法により調製した。サンプルDは例3bに述べ
た方法により調製した。
【0039】 〔表5〕 第3表 アスファルト:Bayonne AC−5 中和剤:CaO スルフォ 135℃ サンプ ポリマー ン化量 初期軟化点 での粘度 軟化点(°F) (wt%) (wt%) °F (℃) (cP) T B (A) 0 0 104(40) 245 − − (B) 3 2C 166(74) 6690 165 163 (C) 1.95 a * 141(61) 1628 137 131 (D) 3 2 185(85) 13240 171 172 (E) 2.25 a * 164(73) 4490 161 158 (F) 1.50 a * 134(57) 1192 137 137 a=計算値 (凡例) サンプル(A):出発アスファルト(AC−5)。 (B):サンプル(A)+3wt%SBS放射状トリブ
トック;例3aの方法で調製。 (C):サンプル(B)+35wt%融剤。 (D):サンプル(A)+3wt%SBS放射状トリブ
トックコポリマー;例3bの方法で調製。 (E):サンプル(D)+25wt%融剤。 (F):サンプル(D)+50wt%融剤。 サンプル(B)〜(F)は相溶性のある配合物を形成し
た。サンプル(D)の粘度は高かったけれども、これは
再配合してデンスグレードの又はオープングレードのバ
インダーを製造するための出発材料として適している。 * アスファルト−ポリマー混合物に追加のスルフォン
化を行わなかった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、アスファルト単独に較
べて改善された粘弾性、軟化点及び貯蔵安定性を有する
官能化されたアスファルト組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス ジョージ ペイファー アメリカ合衆国,ニュージャージー,アナ ンデール,ジョン ドライブ 33 (72)発明者 ダニエル ジェイムズ マクヒュー アメリカ合衆国,ニュージャージー,エデ ィソン,ウエスト グラント アベニュ 204

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルフォン化により官能化されているア
    スファルト;ブチルゴム、スチレン−ブタジエン−スチ
    レン鎖状トリブロックポリマー、スチレン−ブタジエン
    −スチレン放射状トリブロックポリマー、スチレン−ブ
    タジエン鎖状ジブロックポリマー、EPDM及びこれら
    の混合物からなる群れから選ばれるポリマーであってス
    ルフォン化されているもの;並びに塩基性中和剤を組み
    合わせることを含む貯蔵安定性を有するアスファルト組
    成物の製造方法。但し、ここに前記ポリマーは、約1〜
    約100meq SO3 H/100gポリマーの範囲で
    スルフォン化されており、135℃で測定して約150
    〜約2000cP又は約2000〜約8000cPの粘
    度を有し、貯蔵安定性を有する組成物を形成するに充分
    な全組成物中重量パーセントの量存在する。
  2. 【請求項2】 アスファルトとポリマーの、貯蔵安定性
    を有し、中和された混合物を含む改善された貯蔵安定性
    を有するアスファルト組成物であって、前記アスファル
    トはスルフォン化により官能化されており、前記ポリマ
    ーは、約1〜約100meq SO3 H/100gポリ
    マーの範囲でスルフォン化されており、135℃で測定
    して約150〜約2000cP又は約2000〜約80
    00cPの粘度を有し、貯蔵安定性を有する組成物を形
    成するに充分な全組成物中重量パーセントの量存在する
    もの。
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