JPH0698466A - 通電制御装置 - Google Patents

通電制御装置

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JPH0698466A
JPH0698466A JP4480192A JP4480192A JPH0698466A JP H0698466 A JPH0698466 A JP H0698466A JP 4480192 A JP4480192 A JP 4480192A JP 4480192 A JP4480192 A JP 4480192A JP H0698466 A JPH0698466 A JP H0698466A
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JP
Japan
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load
time
energization
power
current amount
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Application number
JP4480192A
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English (en)
Inventor
Hideji Kubota
秀治 窪田
Masayoshi Okabe
正義 岡部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4480192A priority Critical patent/JPH0698466A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深夜電力料金が適用される時間に各家庭の電
化製品が一斉に給電されるような状態となっても、過電
流となってブレーカが切断されることを防止し、有効に
深夜電力を利用して電気料金を低減できるようにする。 【構成】 複数の負荷28を後回しできない第1負荷群
と後回し可能な第2負荷群とに分類し、負荷への電力供
給時間及び優先順位を通電条件設定記憶部32により記
憶する。負荷28の設定時刻になった場合、CT50に
より総電流量を検出し、特別料金条件設定部41からの
情報により特別料金となる時間から優先順位に従い所定
電流量を越えない範囲で第2負荷群の負荷28へ電力を
供給する。この際、センサ37からの情報により優先順
位上位の負荷28の温度が所定値以上である場合、所定
電流量範囲内で電力が供給され

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通電制御装置、特に時間
帯別電灯電力料金制度の適用の下に、割安な電力料金と
なる特別料金時間帯での運転比率が高まるように通電を
自動的に制御する通電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭を対象とした電力活用の
ための電力料金制度としては、単相200ボルトを使用
する蓄熱型の電気給湯器を主な負荷として深夜電力料金
制度があり、この制度を効率よく利用し、電力設備の高
効率運転に寄与できる装置が多数提案されている。
【0003】但し、この深夜電力料金制度は蓄熱型の電
気給湯器等を接続するために設けられた単相200ボル
トの専用配線が対象となっており、一般家庭の家庭電化
製品の電源となっている単相100ボルト配線は割安な
深夜電力料金制度の対象となっていなかった。
【0004】ところで、各電力会社により平成2年11
月から、従来の深夜電力料金制度と並行して、時間帯別
電灯電力料金制度が導入され、電灯料金の対象範囲が単
相100ボルトにまで広げられることとなった。この制
度においては、一般家庭電化製品の電源となる電灯回路
の単相100ボルトまで拡張されると共に、電力使用量
の計上時間帯が7時〜23時の昼間時間と、23時〜翌
朝7時の夜間時間の2つに区分され、従来の電力料金と
比較して夜間時間は大幅に安く、昼間時間は若干割り高
となるようにしている。
【0005】図5は、従来の通電制御装置の構成を示す
ブロック図である。従来の通電制御装置は、通常各家庭
電化製品の各々に個別に構成されており、例えば、図5
に示す通電制御装置は電気給湯器の電力供給を制御する
ものである。
【0006】図において、従来の通電制御装置は、電気
給湯器10のヒータ11への電力供給を開閉する開閉部
12と、開閉部12の開閉を制御する制御部13と、電
気給湯器10が貯湯するお湯の温度を検出するセンサ1
4と、制御部13への電源をON/OFFする電源スイ
ッチ15と、タイムスイッチ17から構成されている。
【0007】なお、電気給湯器10の開閉部12には商
用電源16から商用電力が供給されるようになってはい
るがタイムスイッチ17により23時〜翌朝7時の深夜
時間内のみ通電が行われるようになっている。
【0008】次に、上記の通り構成される従来の通電制
御装置の動作について説明する。まず、23時〜翌朝7
時の深夜時間内かつ電源スイッチ15がONされている
状態において、制御部13はセンサ14により電気給湯
器10が貯湯するお湯の温度を常時検出しており、お湯
の温度が所定値より低くなった場合には、開閉部12を
ONして、ヒータ11へ通電することによりお湯の焚き
あげを開始する。一方、お湯の温度が所定値より高くな
った場合には、開閉部12をOFFしてヒータ11への
通電を遮断してお湯の焚きあげを停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の通電制御装置は
以上のように構成されていたので、時間帯別電灯電力料
金制度の適用を受ける場合は各一般家庭電化製品の各々
にタイムスイッチなどの通電制御装置を設ける必要があ
った。
【0010】また、各家庭電化製品に通電制御装置を設
けることにより特別料金時間帯での運転制御を行うこと
はできるとしても、従来の通電制御装置の構成では特別
料金時間帯が開始されると同時に、各家庭電化製品が一
斉に給電されることが予想されるが、その場合は過電流
となってブレーカが切断されてしまう虞がある。そし
て、このようなブレーカの切断は特別料金時間帯の開始
後、すなわち深夜に生じることになるので、停電を感知
できない場合があり、また復旧が面倒であるので、朝ま
で回復されないことが予想される。
【0011】このようにして、従来の通電制御装置では
有効に深夜電力料金制度を利用することができないとい
う問題点があった。
【0012】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、深夜の過電流によってブレーカが
切断されてしまうことを防止し、有効に深夜電力を利用
して、電力料金を低減できる通電制御装置を得ることを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の発明に係る通電制御装置は、温度等
を検出するセンサを備えた後回しできない第1負荷群と
後回し可能な第2負荷群とに分類される負荷への電力供
給を開閉するスイッチ回路と、負荷への電力供給条件及
び各負荷の電力供給優先順位を記憶する通電条件設定記
憶部と、特別料金となる夜間時間等の有利条件を設定す
る有利条件設定部と、現在の条件状態を通電制御部へ報
知する条件通知手段と、総電流量を検出する電流量検出
手段と、条件通知手段から報知される条件と通電条件設
定記憶部に記憶される第1負荷群の負荷の電力供給条件
とが同じになった場合、電流量検出手段により総電流量
を検出し、通電条件設定記憶部に登録された優先順位に
従い所定電流量を越えない範囲で第1負荷群の負荷へ電
力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御し、また条
件通知手段から報知される条件と第2負荷群の負荷の電
力供給条件とが同じになった場合、電流量検出手段によ
り総電流量を検出し、有利条件設定部からの情報により
有利条件が満足されたときから通電条件設定記憶部に登
録された優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で負
荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御する
通電制御部とを備え、通電制御部は負荷が備えているセ
ンサからの情報により優先順位上位の負荷の温度等が所
定値以上であると判断した場合、所定電流量を越えない
範囲で電力が供給されていない優先順位下位の負荷の中
で優先順位の高い負荷から順に電力を供給するようにス
イッチ回路を閉じ制御することを特徴とする。
【0014】また、第2の発明に係る通電制御装置は、
条件として時間を用いると共に、条件通知手段として現
在の時刻を通電制御部へ報知する時計回路を備え、通電
制御部が時計回路から報知される時刻と第1負荷群の負
荷の設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段に
より総電流量を検出し、通電条件設定記憶部に登録され
た優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で第1負荷
群の負荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制
御し、また時計回路から報知される時刻と第2負荷群の
負荷の設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段
により総電流量を検出し、特別料金時間設定部からの情
報により特別料金となる時間から通電条件設定記憶部に
登録された優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で
負荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御す
ることを特徴とする。
【0015】さらに、第3の発明に係る通電制御装置
は、条件として時間を用いると共に、条件通知手段とし
て外部から電力線を介して供給される時刻信号を受信す
る受信器を備え、通電制御部が受信器により受信される
時刻と第1負荷群の負荷の設定時刻とが同じになった場
合、電流量検出手段により総電流量を検出し、通電条件
設定記憶部に登録された優先順位に従い所定電流量を越
えない範囲で第1負荷群の負荷へ電力を供給するように
スイッチ回路を閉じ制御し、また受信器により受信され
る時刻と第2負荷群の負荷の設定時刻とが同じになった
場合、電流量検出手段により総電流量を検出し、特別料
金時間設定部からの情報により特別料金となる時間から
通電条件設定記憶部に登録された優先順位に従い所定電
流量を越えない範囲で負荷へ電力を供給するようにスイ
ッチ回路を閉じ制御するようにしたものである。
【0016】
【作用】従って、本発明の通電制御装置によれば、複数
の負荷を後回しできない第1負荷群と後回し可能な第2
負荷群とに分類し、負荷への電力供給条件及び各負荷の
電力供給優先順位を通電条件設定記憶部により記憶し、
条件通知手段から報知される条件(例えば、時計回路か
ら報知される時刻、あるいは外部から電力線を介して供
給される時刻信号を受信した受信器により通知される時
刻)と通電条件設定記憶部に記憶される第1負荷群の負
荷の電力供給条件(設定時刻)とが同じになった場合、
電流量検出手段により総電流量を検出し、通電条件設定
記憶部に登録された優先順位に従い所定電流量を越えな
い範囲で第1負荷群の負荷へ電力を供給するようにスイ
ッチ回路を閉じ制御し、また条件通知手段から報知され
る条件と第2負荷群の負荷の電力供給条件とが同じにな
った場合、電流量検出手段により総電流量を検出し、有
利条件設定部からの情報により有利条件が満足されたと
きから通電条件設定記憶部に登録された優先順位に従い
所定電流量を越えない範囲で負荷へ電力を供給するよう
にスイッチ回路を閉じ制御し、この際、通電制御部によ
り負荷が備えているセンサからの情報により優先順位上
位の負荷の温度等が所定値以上であると判断した場合、
所定電流量を越えない範囲で電力が供給されていない優
先順位下位の負荷の中で優先順位の高い負荷から順に電
力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
説明する。図1は本実施例に係わる第1の通電制御装置
のブロック図である。
【0018】図1において、本実施例の第1の通電制御
装置は、商用電源21から電力計22を介して供給され
る商用電力を分電する分電盤23と、分電盤23に設け
られて許容値以上の電流が流れるのを阻止する主ブレー
カ24と、主ブレーカ24に接続されて商用電力を分電
する複数の分電ブレーカ25(Ba1〜Ban、Bb1
〜Bbn)と、この分電ブレーカ25にそれぞれ接続さ
れるコンセント26と、分電ブレーカ25内のBa1〜
BanとBb1〜Bbnとに接続されるスイッチ部とし
てのリモコンリレー27(R1〜Rn)と、このリモコ
ンリレー27に接続される負荷28(Ll〜Ln)と、
リモコンリレー27をON/OFF制御する制御部29
と、分電ブレーカ25から電気給湯器への電力供給時間
を設定入力すると共に、負荷28の優先順位を設定入力
する入力部30と、総電流量を検出する電流量検出手段
としてのCT50とから構成されている。
【0019】なお、複数の負荷28(Ll〜Ln)は、
例えば、電気ストーブ(L1)、電気給湯器(L2)等
の後回しできない第1負荷群と、食器乾燥器(L3),
衣類乾燥器(L4),ジャー炊飯器(L5)等の後回し
可能な第2負荷群とからなっている。
【0020】そして、主ブレーカ24の出力側にはCT
50が設けられており、CT50は制御部29に接続さ
れている。
【0021】次に、図2は、図1に示す第1の通電制御
装置の負荷28と制御部29の構成を詳細に示すブロッ
ク図である。
【0022】図において、本実施例の制御部29は、現
在の時刻を報知する時計回路31と、入力部30により
設定された負荷への電力供給時刻及び各負荷の電力供給
優先順位を記憶する通電条件設定記憶部32と、通電条
件設定記憶部32に接続され特別料金となる夜間時間を
設定する特別料金時間設定部41と、時計回路31及び
通電条件設定記憶部32に接続されて通電の可否を判定
する通電可否判定部42と、通電可否判定部42に接続
されてリモコンリレー27(R1〜Rn)をON/OF
F制御する通電制御部33と、通電制御部33に接続さ
れてCT50が検出した電流値によりデマンド制御する
デマンド制御部43とから構成されている。
【0023】また、本実施例の負荷28は、負荷部35
への電力供給を開閉する開閉部34と、開閉部34に接
続され開閉部34に対して開閉を指示する制御部36
と、温度などを検出するセンサ37と、センサ37に接
続される受信部39と、受信部39に接続されセンサ3
7から受信部39を介して入力される受信信号を温度に
換算する換算部47と、換算部47に接続され温度設定
部48により設定された温度とセンサ37が検出した温
度を比較する比較部49と、制御部36に接続され制御
部36に対する電源をON/OFF制御する電源スイッ
チ38とから構成されている。
【0024】そして、換算部47は制御部29の通電可
否判定部42に接続され、比較部49には制御部36が
接続されている。
【0025】次に、上記の通り構成される本実施例の第
1の通電制御装置の動作について説明する。
【0026】まず、使用者は予め入力部30により、電
気ストーブ(L1),電気給湯器(L2)等の後回しで
きない第1負荷群と、食器乾燥器(L3),衣類乾燥器
(L4),ジャー炊飯器(L5)等の後回し可能な第2
負荷群の運転時間(電力供給時間)及び電力供給優先順
位(例えば、L1,L2,L3,L4,L5の順に)を
設定し、入力部30により設定された各負荷の電力供給
時間及び電力供給優先順位は通電条件設定記憶部32に
記憶される。
【0027】それから、通電制御部33は、時計回路3
1から報知される時刻と第1負荷群の負荷(電気ストー
ブ(L1),電気給湯器(L2)等)の設定時刻とが同
じになった場合、CT50により総電流量を検出し、通
電条件設定記憶部32に登録された優先順位に従い、所
定電流値(契約アンペア値(例えば、40A))を越え
ない範囲で第1負荷群の負荷(L1,L2)へ電力を供
給するようにリモコンリレー27(R1〜Rn)を閉じ
制御し、第1負荷群の負荷(L1,L2)を運転する。
【0028】この際、第1負荷群の負荷(L1,L2)
の制御部36は、センサ37により常時温度などを検知
しており、温度などが所定値以下になっている場合、開
閉部34をONして負荷部35へ通電し、運転を行う。
【0029】また、温度などが所定値以上になると、制
御部36は開閉部34をOFFして負荷部35への通電
を停止し、運転を停止する。
【0030】一方、時計回路31から報知される時刻と
第2負荷群の負荷(食器乾燥器(L3),衣類乾燥器
(L4),ジャー炊飯器(L5)等)の設定時刻とが同
じになった場合、通電制御部33はCT50により総電
流量を検知し、特別料金時間設定部41からの情報によ
り特別料金となる夜間時間(23時)から通電条件設定
記憶部32に登録された優先順位に従い、所定電流値
(契約アンペア値(例えば、40A))を越えない範囲
で負荷(L3,L4またはL5)へ電力を供給するよう
にリモコンリレー27(R1〜Rn)を閉じ制御し、第
2負荷群の負荷(L3,L4,L5)へ電力を供給す
る。
【0031】もし、第2負荷群の負荷(L3,L4,L
5)へ電力を供給すると所定電流値40Aを越える場合
は負荷L5への電力供給を停止する。
【0032】この際、第2負荷群の負荷の制御部36
は、センサ37により常時温度などを検知しており、温
度などが所定値以下になっている場合、開閉部34をO
Nして負荷部35へ通電し、運転を行う。
【0033】また、温度などが所定値以上になると、制
御部36は開閉部34をOFFして負荷部35への通電
を停止し、運転を停止する。
【0034】この際、通電制御部33は通電可否判定部
42を介して、それぞれの負荷28が備えているセンサ
37により温度等の情報を換算部47により得ており、
優先順位上位の負荷の温度が所定値以上であると判断し
た場合、例えば、電気給湯器(L2)の温度が所定値以
上であると判断した場合、所定電流量(40A)を越え
ない範囲で電力が供給されていない優先順位下位の負荷
(例えば、衣類乾燥器(L4),ジャー炊飯器(L
5))の中で優先順位の高い負荷(衣類乾燥器(L
4))から順に電力を供給する。これにより、優先順位
上位の負荷の温度等が所定値以上の場合、電力供給待の
優先順位下位の負荷へ電力を供給して、有効に深夜電力
を利用することができる。
【0035】なお、上記第1の通電制御装置は、電力供
給条件として時間を用いると共に、条件通知手段として
現在の時刻を通電制御部へ報知する時計回路を備えるよ
うにしたものであるが、条件通知手段はそれに限られる
ものではなく、以下に示す第2の通電制御装置のように
構成することも可能である。
【0036】すなわち、図3は本実施例の第2の通電制
御装置の構成を示すブロック図であるが、図3に示す第
2の通電制御装置では、商用電源21を送電する電力線
51には、時間信号を電力線51へ出力する発信器52
が接続されており、発信器52は、例えば電力会社など
に設けられている。また、主ブレーカ24と分電ブレー
カ25(Ba1〜Ban、Bb1〜Bbn)との間には
並列に発信器52より発信された時刻信号を受信する受
信器53が接続されている。
【0037】また、図4は、図3に示す第2の通電制御
装置の負荷28と制御部29の構成を詳細に示すブロッ
ク図であるが、図4に示す第2の通電制御装置の制御部
29では、通電条件設定記憶部32に接続されて通電の
可否を判定する通電可否判定部42には受信器53が接
続されている。
【0038】そして、上記の通り構成される本実施例の
第2の通電制御装置では、電力会社などに設けられてい
る発信器52から電力線51に送信された時刻信号は、
電力計22、主ブレーカ24を介して受信器53により
受信され、通電制御部33が受信器53により受信した
時刻と第1負荷群の負荷及び第2負荷群の負荷の設定時
刻と比較して、上記第1の通電制御装置と同様の制御を
行うのである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通電制御
装置によれば、負荷が備えているセンサからの情報によ
り優先順位上位の負荷の温度等が所定値以上であると判
断した場合、所定電流量を越えない範囲で電力が供給さ
れていない優先順位下位の負荷の中で優先順位の高い負
荷から順に電力を供給するように構成したので、優先順
位に従い所定電流量を越えない範囲で負荷へ電力を供給
して、過電流となってブレーカが切断されてしまうこと
を防止し、かつ有効に深夜電力を利用して電気料金を低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る第1の通電制御装置のブロック
図である。
【図2】第1の通電制御装置の負荷28と制御部29の
構成を詳細に示すブロック図である。
【図3】本実施例に係る第2の通電制御装置のブロック
図である。
【図4】第2の通電制御装置の負荷28と制御部29の
構成を詳細に示すブロック図である。
【図5】従来の通電制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
21 商用電源 22 電力計 23 分電盤 24 主ブレーカ 25 分電ブレーカBa1〜Ban、Bb1〜Bbn 26 コンセント 27 リモコンリレーRl〜Rn 28 負荷 29 制御部 30 入力部 31 時計回路 32 通電条件設定記憶部 33 通電制御部 34 開閉部 35 負荷部 36 制御部 37 センサ 38 電源スイッチ 39 受信部 51 電力線 52 発信器 53 受信器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度等を検出するセンサを備えた複数の
    負荷への電力供給を制御する通電制御装置において、 後回しできない第1負荷群と後回し可能な第2負荷群と
    に分類される負荷への電力供給を開閉するスイッチ回路
    と、 負荷への電力供給条件及び各負荷の電力供給優先順位を
    記憶する通電条件設定記憶部と、 特別料金となる夜間時間等の有利条件を設定する有利条
    件設定部と、 現在の条件状態を通電制御部へ報知する条件通知手段
    と、 総電流量を検出する電流量検出手段と、 前記条件通知手段から報知される条件と通電条件設定記
    憶部に記憶される第1負荷群の負荷の電力供給条件とが
    同じになった場合、電流量検出手段により総電流量を検
    出し、通電条件設定記憶部に登録された優先順位に従い
    所定電流量を越えない範囲で第1負荷群の負荷へ電力を
    供給するようにスイッチ回路を閉じ制御し、また条件通
    知手段から報知される条件と第2負荷群の負荷の電力供
    給条件とが同じになった場合、電流量検出手段により総
    電流量を検出し、有利条件設定部からの情報により有利
    条件が満足されたときから通電条件設定記憶部に登録さ
    れた優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で負荷へ
    電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御する通電
    制御部と、を備え、 前記通電制御部は、負荷が備えているセンサからの情報
    により優先順位上位の負荷の温度等が所定値以上である
    と判断した場合、所定電流量を越えない範囲で電力が供
    給されていない優先順位下位の負荷の中で優先順位の高
    い負荷から順に電力を供給するようにスイッチ回路を閉
    じ制御することを特徴とする通電制御装置。
  2. 【請求項2】 後回しできない第1負荷群と後回し可能
    な第2負荷群とに分類される負荷への電力供給を開閉す
    るスイッチ回路と、 負荷への電力供給条件及び各負荷の電力供給優先順位を
    記憶する通電条件設定記憶部と、 特別料金となる夜間時間等の有利条件を設定する有利条
    件設定部と、 現在の時刻を通電制御部へ報知する時計回路と、 総電流量を検出する電流量検出手段と、 前記時計回路から報知される時刻と第1負荷群の負荷の
    設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段により
    総電流量を検出し、通電条件設定記憶部に登録された優
    先順位に従い所定電流量を越えない範囲で第1負荷群の
    負荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御
    し、また時計回路から報知される時刻と第2負荷群の負
    荷の設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段に
    より総電流量を検出し、特別料金時間設定部からの情報
    により特別料金となる時間から通電条件設定記憶部に登
    録された優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で負
    荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御する
    通電制御部と、を備え、 前記通電制御部は、負荷が備えているセンサからの情報
    により優先順位上位の負荷の温度等が所定値以上である
    と判断した場合、所定電流量を越えない範囲で電力が供
    給されていない優先順位下位の負荷の中で優先順位の高
    い負荷から順に電力を供給するようにスイッチ回路を閉
    じ制御することを特徴とする通電制御装置。
  3. 【請求項3】 後回しできない第1負荷群と後回し可能
    な第2負荷群とに分類される負荷への電力供給を開閉す
    るスイッチ回路と、 負荷への電力供給条件及び各負荷の電力供給優先順位を
    記憶する通電条件設定記憶部と、 特別料金となる夜間時間等の有利条件を設定する有利条
    件設定部と、 外部から電力線を介して供給される時刻信号を受信する
    受信器と、 総電流量を検出する電流量検出手段と、 前記受信器により受信される時刻と第1負荷群の負荷の
    設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段により
    総電流量を検出し、通電条件設定記憶部に登録された優
    先順位に従い所定電流量を越えない範囲で第1負荷群の
    負荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御
    し、また受信器により受信される時刻と第2負荷群の負
    荷の設定時刻とが同じになった場合、電流量検出手段に
    より総電流量を検出し、特別料金時間設定部からの情報
    により特別料金となる時間から通電条件設定記憶部に登
    録された優先順位に従い所定電流量を越えない範囲で負
    荷へ電力を供給するようにスイッチ回路を閉じ制御する
    通電制御部と、を備え、 前記通電制御部は、負荷が備えているセンサからの情報
    により優先順位上位の負荷の温度等が所定値以上である
    と判断した場合、所定電流量を越えない範囲で電力が供
    給されていない優先順位下位の負荷の中で優先順位の高
    い負荷から順に電力を供給するようにスイッチ回路を閉
    じ制御することを特徴とする通電制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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